SPドラマ「嘘から始まる恋」[解][字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

SPドラマ「嘘から始まる恋」[解][字]

主演本田翼!&町田啓太の新感覚ラブコメディー!ちょっと訳ありな「嘘」を抱えた4人の男女が織りなす極上ラブコメディーに、山本舞香、神尾楓珠ら豪華キャストが集結!

出演者
本田翼、町田啓太、山本舞香、神尾楓珠
番組内容
「嘘」で恋を信じられなくなった女、自分に「嘘」をつかないと恋を始められない男。一見、正反対な二人の恋の行方は―!?嘘から始まる真実の恋をとびっきり明るく描く新感覚ラブコメディー誕生!
監督・演出
新城毅彦
原作・脚本
杉原憲明、松田沙也

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 晴彦
  2. 田所
  3. 淳之介
  4. 莉子
  5. 東京
  6. 友里
  7. お前
  8. 一緒
  9. ナンパ
  10. ハイスペック
  11. 青森
  12. 大丈夫
  13. お言葉
  14. 自分
  15. 受信音
  16. スペック
  17. メッセージ
  18. 頑張
  19. 今度
  20. ハハハ

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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(葛西莉子)
<嘘から始まる恋なんて

私は信じない>

(鴨下淳之介)
<嘘から始まる恋だってある>

♬~

<人は嘘をつく>

マジでモデルかと思った。

え~ 絶対 嘘だよ。

<どうしても
手に入れたいものがあるなら

なおさらに嘘をつく>

嘘ばっかり。

<嘘に喜び 嘘に泣かされ

時に 騙し
時に 騙されたふりをして

人は恋に落ちて行く>

<でも 私はそんなの嫌だ>

<嘘は人を傷つけるから>

<だから 私は信じてる>

<嘘偽りのない
本物の恋があるということを>

うわぁ~ 高い。

地元 青森に私の居場所は
もうありません!

お願いします!
ここに置いてください!

(篠原友里) えっ…
ちょっと待って莉子ちゃん。

結婚するんじゃないの!?

破談です 私の幸せは
津軽の海に消えました。

マジ?

式のひと月前で破談?
フラれちゃったの…。

10年 付き合って
ようやく結婚に こぎ着た男に

いとも あっさりと…。

(正史)
莉子 俺 もう嘘はつけない

都会の女の魅力には
あらがえなかった

仙台に好きな人がいるんだ

俺 その人と結婚する

二股かけられてたの…
仙台の女と3年も前からずっと!

口では 「愛してる」とか
「好きだよ」とか

うまいことばっか言ってたくせに
全部 嘘!

もう どうしてくれるんだよ
私の人生 めちゃくちゃだよ~。

泣かないでよ! 青森にだって
他に男は いるでしょ。

バカなこと言わないで!

結婚式直前に
男に逃げられたんだよ!?

地元になんか
帰れるわけないでしょ!

分かった 分かった 分かった
落ち着いて 落ち着いて…。

私は… 仙台の泥棒猫と
嘘つきサイコパスの元カレを

見返すためにも!

この大都会 東京の男と
嘘偽りのない真実の愛を

この手に
つかまなきゃいけないの!

だから お願~い
私に知恵を授けて。

この大都会 東京でステキな男性と
出会うための知恵を

私に授けてください!
はぁ!?

だって 友里ちゃん

カリスマショップ店員
なんでしょ?

毎晩 パーティーに出歩いてる
生活なんでしょ?

毎晩ってか 週4ね?

給料 安いくせに
男にいいもの おごってもらって

舌ばっかり肥えた
都会の女なんでしょ?

それ 完全にディスってるから!
そんなことない。

そんなことあんのよ。
ねぇ お願い 後がないの。

ねぇ お願い いとこのよしみで!
ここに置いてください!

じゃあ あの…
ナンパされにでも行ってみる?

ナンパかぁ…。

えっ 知らない? 今 東京って
空前のナンパブームなんだよ。

えっ でも それ大丈夫そう?

私 これ以上 嘘つかれたり
騙されたりしたら

もう 一生
恋できない体になっちゃう。

じゃあ やめよう
やめて 青森 帰ろう。

何で 何で 何で?
えっ 何…?

お願い…
私にナンパ教えてください。

(友里の声) 男も女も
ナンパに大事なのは清潔感。

露出は効果的に
でも 安っぽいのもダメ。

かわいい…。

(友里の声) 表情が硬い!

もうナンパは始まってるの
常に見られてると思って。

声を
掛けられるのを待つんじゃ ない。

声を掛けさせるの。

(晴彦) いつまで
そうやってるつもりですか?

声を掛けなきゃ
何も始まらないでしょ。

俺から声を掛けるなんて
納得できない。

(晴彦) は?

ニューヨーク大学卒
保有資格はMBA。

大手商社 勤務
年収は手取りで1000万超え。

俺のスペックが可視化できれば
必ず女のほうから言い寄って来る。

そんなんだから いつまでたっても
独りなんですよ。

ハイスペックな俺にふさわしい
ハイスペックな女がいないだけだ。

それ 本気で言ってます?
いいから 晴彦

とっとと 声 掛けて来い。
あのね ナンパっていっても

手当り次第に 声を掛ければいい
ってもんじゃないんですよ。

いいですか?
ナンパの極意は一撃必殺。

一撃必殺?

まずは

アイコンタクト。

♬~

9時の方向に2人組。

ガン見しない!

いい? どんなにタイプでも
即OKはダメ。

簡単な女に思われたら負けだよ。

みんな 自分が簡単な女だと
思われたくないですから。

いい女ほど
すぐには乗って来ません。

だから 女の子に僕たちと一緒に
飲む口実を作ってあげるんです。

口実?

♬~

すいません ちょっと3分
3分だけ いいですか?

あの人 僕の先輩なんですけど

声 掛けて来いって
うるさいんですよ。

僕 このままだと
怒られちゃうんで

10分だけでいいんで
一緒に飲んでもらえませんか?

《さりげなく10分に増えた!》

《しかも 人助けを
口実に持って来るとは…》

《これは上級者》

《ど… どうするの?》

え~ でもなぁ 今日は女子2人で
飲むつもりだったんだけどなぁ。

《焦らして 追わせる》

《これで諦めるなら
しょせん それまでの男》

(晴彦) 《手ごわいのは
自信のある証拠》

《上物ですよ》

《大丈夫か?》

じゃあ こうしましょう。

もし あの人を気に入らなかったら
こうやって髪を触ってください。

そしたら 僕が責任を持って
おとなしく撤収させます。

え~ 何かすご~い。

《女子に安心感を与え

かつ 飲みにゲーム性を持たせる
高等テクニック》

《効いてますよ
最後に もうひと押し》

ハハ… 先輩 あんな仏頂面じゃ
みんな 怖がりますよね。

あれでも六菱商事なんですけどね。

《合格!》

怒られちゃうのも かわいそうだし
10分くらいだったらいいですよ。

うん うん。

あざっす!

こんにちは~。

どうも。

(晴彦) フォロワー1万人って
有名人なんだ。

どうりでキレイな人だと思った~。

え~
こんなの大したことないって。

あ… 何か圧倒されちゃいますね。

東京って
どごも かすこも人ばっかりで。

私 お祭りかと思っちゃいました。

あ… 淳之介さんは
東京の人ですか?

あぁ そうだけど。

そうなんだ…。

あれ? 友里?

(晴彦)
知り合いのバーあるから行く?
うん。

そこ ダーツもカラオケもあるよ。
フフフ…。

あ~!

ハズレ押し付けやがって
あいつ…。

は? 何!? それ!

そのなまりを まずどうにかしろよ
何か こう… 胸がザワザワする。

私のどごが なまってるんですか!?
全面的に なまってるだろう。

こっちは いい迷惑なんだよ。

わざわざ 男漁りに
田舎から出て来られてもさ。

あなただって
女漁りに来てるでしょ!

まぁ その様子じゃ
全然 モテなさそうですけど。

ハイスペックな俺にふさわしい
ハイスペックな女がいないだけだ。

自分のこと
ハイスペックとか言っちゃって

ただの イタいナルシストでしょ!?
それを言うなら「ナルシシスト」だ。

「ナルシスト」なんて英語は
ないんです~。

知るか!

もう帰る。

ふぅ~…。

こんばんは。

よかったら 一緒に飲みませんか?

はい。

ハァ…。

やっぱり リンゴは
青森県産に限りますよ。

青森のリンゴが一番うまい
アハハ…。

かわいい それ。
ホントですか?

浮かれやがって…。

ウフフ… ちょっと
私 お手洗い 行って来ますね。

♬~

今日は いっくらでも
飲める気がします。

はい。
はい。

(2人) カンパ~イ。

飲むな。
何で? えっ…。

お前 グラスに薬 入れたろ。

(男) はぁ? 何言ってんの?

だったら ポケットに隠してる物
見せてみろ。

えっ…。

あぁ 胃薬だよ。

ほれ。

うおっ…!
あっ あっ…。

どうなってるんだ?

どうもなってねえよ
見間違えたんだろ。

謝れよ。

嫌だ。

「嫌だ」って何だよ 謝れよ 早く。

ん?

うっ!

(嘔吐)
(男性) うわぁ!

うっ…。

あぁ…。

♬~

あっ 起きました?

あっ… 急に立ち上がんないほうが
いいですよ。

あ…。

あぁ…。

♬~

最高にカッコ悪かったですね。

うるさい。
ハハハ…。

ハァ…。

でも まぁ 助けようとしてくれた
ことには感謝してますよ。

何 カッコつけてんだ
標準語なんか しゃべっちゃって。

だから 私は なまってませんから。

フッ…。

見つかると いいですね。

ハイスペック女子。

何だ? 嫌みか。
アハハ…。

あ~ でも
あんまり「スペック スペック」

言い過ぎないほうが
いいと思いますよ。

何かコンプレックスがあるように
見えちゃいますから。

それじゃ。

お前 ちょっと待…。

あっ…。

♬~

♬~

おはよ。

おはよ。

ヤッベ! 今日 早番だ。

早番?

商社に早番なんて あるの?

えっ あぁ 俺は商社じゃないよ。

商社マンは淳之介さん。

「先輩」って言ってたよね?

そう 淳之介さんは人生の先輩。

俺 ニューヨークで
フラフラしてた時期あってさ。

そん時に淳之介さんと…。
ちょっと待って。

じゃあ 晴彦君の仕事は?

俺? あぁ
俺はカフェでバイトしてる。

よくも いけしゃあしゃあと!

帰る!

あっ 今度 うちの店 おいでよ。

おいしいよ
コーヒーくらい おごるからさ。

行くわけないでしょ!

マスコミ 商社 経営者
私 それ以外 興味ないから。

えっ?

これでも バイヤー目指してんの。

ただのカリスマショップ店員で
終わりたくないし

ナンパは
大事な人脈づくりってわけ。

ふ~ん…。
だから あんたみたいな

空っぽな人に
構ってる暇は ないの。

ごめんね じゃあ!

着替え 早っ。

はい これからは
気を付けますので…。

はい 申し訳ありませんでした。

はぁ…。

ん~!

あっ 大丈夫そう? 何かあった?

フフ…。

今度 バイヤー見習いで
イタリアに連れてってくれる

…って店長が言ってるんだけど

イタリア語の勉強しろだの
何だの うるさくてさ。

まぁ 期待してくれてんのは
ありがたいんだけどね。

カリスマは大変だ。
う~ん…。

今度こそ 本物のハイスペック
引き当てて

パ~っと銀座で
寿司でも食べたいもんですな!

あぁ~! 寿司 食べた~い!

銀座の寿司 食べたい!
もう から揚げじゃなくて…。

<しかし 「次」は
二度とやって来なかった>

<ナンパバブルが はじけたのだ>

<過熱し過ぎたナンパブームに
人が集まり過ぎ

その結果 場は荒らされ

最先端の出会いであったナンパは
急速に輝きを失って行ったのだ>

(通知音)

マッチングした。

(晴彦)
<そして アプリで出会い

リモートで恋が始まる時代が
やって来た>

(晴彦)
時代はリモートなんですよ。

ホントかよ? それ。
ホントですって。

ナンパなき今 出会いは
リモートの時代になったんです。

っていうか そんなこと言ってる
場合じゃないですよね?

もう来月でしょ
シンガポール行っちゃうの。

会社 辞めて 裸一貫
海外で起業するんでしょ?

ちゃんと支えてくれるパートナー
見つけとかないと。

リモートで
俺の魅力が伝わるか疑わしい。

その魅力 この半年間
誰にも伝わってませんから。

それとも 他に誰か
好きな人でもいます?

えっ?

ハッ…。

いないよ。

いるわけないだろ ハハ…。

じゃあ 参加してくださいよ。

主催の社長さんにも もう来るって
言っちゃってるんですから。

分かったよ。

でも リモートでゲームって
何やるんだよ?

確か 人狼ゲームとか
言ってましたよ。

村人に交じった オオカミを
あぶり出す

騙し 騙されの心理戦。

騙し 騙されねぇ…。

ちゃんと来てくださいよ。

きっと
運命の人に出会えますから。

♬~

♬~

♬~

(せき払い)

ふぅ~…。

(晴彦) めちゃくちゃ
面白くないすか? 今の話。

(田所) それないよ ハハハ…。
(晴彦) あっ 来た!

(田所) おっ。
あっ どうも。

先輩の淳之介さんです。

(田所) そろそろね
女の子 来ると思うんだけど…。

(通知音)
(田所) あっ。

(ノイズ)

ごめんなさい 遅刻しました。

えっ 友里ちゃん!?

あっ!

えっ 何? 知り合い?

すっげぇ~ これは運命だよ!

(小声で) 最悪だ…。

(晴彦) ということは…。

これか! あ~。

よいしょ あ~ すいません
これ映ってます?

あ~! あんた…!

アハ…。

あぁ~… 東京 狭い。

淳之介さんの役職は何ですか?

俺は…。

う… 占い師だ。

怪しい
めちゃくちゃ動揺してますね。

何が怪しいんだ
失礼なこと言うな。

そういうゲームじゃないですか!

(田所) いいね いいね
盛り上がって来たね~。

(晴彦) 淳之介さん
嘘つけない人だからな~。

(田所) いやぁ 分かんないよ
お芝居かもしれないし。

(メッセージの受信音)

(晴彦) 田所さんは
上手に嘘つきそうですよね。

(淳之介の声)
「リアル村人は黙ってろ」。

私! 村人じゃないですから!

(晴彦) あっ…。

莉子さん 村人じゃないとか
言っちゃったら

もうゲームにならないんだけど。
ですよね…。

私は 村人です 本当です。

(晴彦) ちょっと ちょっと
しっかりしてくださいよ。

(田所) いや これは
莉子ちゃんの作戦かもしれないよ。

場を混乱させるための…。

(莉子の声) 「リアル村人とか
言ってましたけど

私は村人じゃありませんから!」。

(莉子の声) 「青森市出身ですから
県庁所在地ですから!」。

フフフ…。

(晴彦) 莉子さん ああ見えて
嘘が上手だったりして。

淳之介さん
どうかしましたか?

ん?

え~っと 友里ちゃんは
誰が人狼だと思う?

えっ?
ちょっと 俺の話 聞いてた?

(メッセージの受信音)
聞いてるよ。

(晴彦) ホント?

(淳之介の声) 「こんなとこに
参加している所を見ると

この半年間の男漁りの成果は
ゼロってことか?」。

それは あんただって
おんなじでしょうが~!

えっ… ごめん。

ちゃんと みんなの話
聞いてたつもりだったんだけど。

フッ…。
うん だよね~ うん そうなの。

ごめんね 私
何か今日 ちょっと ハハ…。

(田所) いいね いいね~
盛り上がってるね~。

(晴彦) いや 人狼がこんなに
熱いゲームだと思いませんでしたよ。

(莉子の声) 「どうせ あんただって
フラれ続けでしょ!?」。

(田所)
こういう雰囲気は初めてだよ。

(淳之介の声) 「なにを
怒ってるんだ 短気はモテないぞ」。

(田所)
いい意味でね いい意味で。

(晴彦) ですよね~。
(田所) よ~し ほら

晴彦 どんどん進行して。

じゃあ 友里ちゃんの役職は
何ですか?

村人です ホント ホント。

怪しいな~。

私は正直に生きてますからね
あなたと違って。

ちょっと友里ちゃん 僕を信じて!

(田所)
信用されてないね 晴彦…。

(メッセージの受信音)
(晴彦の声) 「ごめんって!

騙すつもりは
なかったんだって!」。

「今度 また会わない?」。

「お~い 聞いてますか?」。

(田所)
何かお前さ 動揺してない?

あっ! お前 人狼だな?

おおかみ少年は信用できません。
(キーボードを打つ音)

ねぇ 田所さん。

おおかみ少年だし
送りおおかみだし

晴彦はリアルおおかみだな。
(メッセージの受信音)

(晴彦) あっ ひどいですよ…。

(友里の声)
「今度 改めてお会いしません?

キャリアのことで
相談があるんです」。

(晴彦) てか「送りおおかみ」って
古くないですか?

(田所) えっ 何? そうなの?
(メッセージの受信音)

(淳之介の声)
「今度の日曜 空いてるか?」。

「今度の日曜 空いてるか?」。

(田所) ん?
日曜って…。

(晴彦) 日曜に
また人狼やりたいってこと?

はっ!

(晴彦) そんなに
気に入っちゃった? 莉子さん。

あっ ううん いやいや…。

淳之介さん どうですか?
日曜 空いてます?

あれっ? 淳之介さん?

フリーズしちゃったかな?

(田所) あれ 固まっちゃった?
(晴彦) お~い!

(晴彦) Wi-Fi環境が
低スペックなんてダサいな~。

(淳之介の声) 「お前には
学習能力がないのか!?」。

(田所) おい お前 聞こえるよ。
(晴彦) 大丈夫ですって。

(メッセージの受信音)

(淳之介の声) 「誘ってるんだよ。
日曜日 空いてないか?」。

えっ!?

びっくりした…。

「えっ!?」っていうのは 今

最近 ハマってる
マスオさんのモノマネで

ちょっと 1回 やってみますね。

できるかな? 行きます。

えっ!? カツオく~ん!

ごめんなさい ちょっと今日
似てない日かもしれないです。

ハハハ…。

あぁ… モノマネね。
(メッセージの受信音)

(淳之介の声) 「好きなもの
食べさせてやるから」。

えっ!? あっ…。

練習してしまいました。

どうしよう うれし過ぎる。

夢にまで見た
銀座のお寿司屋さんなんて

しかも
ミシュランにも載ってるの~。

よかったな 夢がかなって。
フフフ…。

あ~ すいません
メニューもらってもいいですか?

うちはね
そんなもん ないんですよ。

え?

こういう店は
メニューなんか ないんだよ。

そうなんですか…。

う~ん。

あっ! フフフ…。

おいし~い!

よかったな~
大間のマグロだってよ。

さすが 青森。

(大将) あのね お客さん。

そんなに醤油つけたら
味が分かんなくなっちゃうでしょ。

あっ すいません。
最近 多いんだよ。

食べ方も知らないで
観光気分で入って来ちゃう人。

うちはね
そういう店じゃないんだから。

それじゃあ
お連れの方が気の毒だよ。

会計してくれ。
えっ。

好きなものを
好きなように食べて 何が悪い。

程度の低い店ほど 客を選ぶんだ。

行こう。

あ~… 私って

恥ずかしいくらいの
おのぼりさんだったんですね。

悪いのは向こうだ
もう気にするな。

いや~ でもね やっぱ
私に都会の女は無理なのかな~。

ん?

青森に住んでる時に
元カレにフラれたんですよ。

結婚式直前に。
は?

私 ず~っと騙されてたんですよ。

3年も
仙台の女と二股かけられて

だから 東京に来て
いい人を見つけて

元カレを… んっ! 見返してやる
って思ってたんですけど

結局 何か
誰にも相手にされなくって…。

あっ だから
何で私なんか誘ったんですか?

こんな… 低スペックな女なのに。

えっ?

低スペックなんて言うな。

自分で言ったんだぞ?
「スペック スペック」言うのは

コンプレックスがあるからだって。

ごめんなさい あの時は…。
俺は秋田出身なんだ。

えっ!?

なまってるって
上京した時 散々 笑われてな。

お前の言う通り
それがコンプレックスだった。

だから とっさに
東京出身なんて 嘘ついたんだ。

ひど~い!
また嘘つかれちゃった…。

私は もう二度と嘘をつく人とは
関わらないって決めてるんです!

ごめん 悪かった。
でも!

今回は許します
お隣さんに免じて。

ハハハ…。
フフフ…。

でも まぁ 俺は上京して
もう10年以上たつから

東京の人間といっても
過言ではないけどな。

(なまり口調で)
何言ってんですか!?
きりたんぽの国から来たくせに。

おめなら リンゴの国だが。

アハハハ…!
ハハハ…。

(メッセージの受信音)

ん?

(操作音)

えっ!?

えっ お店 辞めちゃったの?

期待してくれるのは
ありがたいんだけどさ

うちの店長 ちょっと
面倒くさい人なんだよね。

だから 辞めてやったの。

あ~… 大丈夫そう?
心配ご無用。

私には ナンパとパーティーで
培って来た人脈がありますから。

それより 莉子ちゃん どうなの?
あの変人と会ってるんでしょ?

聞いてくれる?

そんなにデートしてて何にもないの?
ない…。

キスは? 手もつないでないの?
ないの~。

真面目か!
う~…。

でも 今度のデートでね

相手のお家に行くことになったの
これ どう思う?

どうもこうも…

そういうことでしょ?
え~ やっぱり?

いい? 莉子ちゃん。
はい。

もし その変人のこと
本気なんだったら

体の関係を持つ前に
お言葉をもらわなきゃダメ。

お言葉?

告白させるの。

どうやって?

えっ… どうやって?

えっ? えっ これ全部
淳之介さんが作ったんですか?

ハイスペックな男は料理もできる。

さぁ 食えよ。
ま~た言ってらぁ。

じゃ 遠慮なく いただきま~す。

えっ どれにしよう…
じゃあ このステーキで。

おいしそうだ~。

おいし~い!
ハハハ…。

いや 完璧だなぁ
俺は 俺と付き合いたい。

何か そういうナルシスト発言にも
慣れて来ました。

それを言うなら…。

ナルシシ…。
ナルシシスト。

は~い 分かってま~す
シャンパンつぎますね。

あぁ いや 俺がつぐ…。

ハッ!

まずは 気があることを
アピールすること

一番 有効的なのは
さりげないボディータッチ

お言葉への第一歩よ

お言葉 頂きます!

あっ! 田所さん!

♪~ (クラシック)

どうだ? いい音だろ
特に低音の再現力は抜群だ。

これがハイスペックな
オーディオのサウンドだよ。

《あれから お言葉を
もらえないまま1時間が経過》

クリア過ぎると また
つまらなく聞こえるものなんだ。

だから 俺くらいになると

その時の気分によって
アンプを切り替えたりして楽しむ。

《マズいぞ
これはお言葉をもらう前に

関係を持ってしまう
流れなんじゃないのか?》

《それも まぁ ありなのか?》

《いや ダメだ…
まずはお言葉を頂かなくては》

まぁ とにかく…。
でも 淳之介さんって

すごいですよね。

ん?
だって

こんなに広い部屋に住んでて
お仕事は商社マンで

お料理も上手~。

何だよ 急に…。

だって
本当のことじゃないですか~。

そして とにかく褒める
褒めて 気分良くさせて

「あ~ この子と付き合ったら
楽しそう」って思わせる

あ~と… ほら いろんなことに
詳しいじゃないですか。

クラシックも詳しいし。

だから 何か
一緒にいたら 賢くなれそう。

お前…。

《来るか? お言葉》

勉強熱心だな 見直したぞ。

よし アンプを替えて
音色の変化を楽しんでみるか。

待ってろ 今 ビンテージの
アンプに切り替える。

ちょっと待ってください
もう音楽の話は…。

大丈夫だから… あぁ! あっ。

あっ… ごめんなさい!
悪い!

あ~… すまない。
全然 全然…。

はぁ…。

《ヤ~バ~い
お言葉じゃなくて

男女の関係のほうに
近づいてしまった!》

おい 大丈夫か?
うわぁ!

(スイッチを押す音)
え?

あっ…。
何やってんだ ほら 電気つけて…。

あぁ! えっ えっ 助けて…。
あ…!

お言葉をくだせぇ…。

は? お言葉?

私に何か言うことあるでしょ?

♬~

♬~ (チャイム)

♬~

♬~ (チャイム)

は… はい はいは~い。

まぶしっ。

ハァ…。

いや 嘘だろ?

タイミング悪過ぎんだろ! ん~!

ハァ… ん?

いたずらだったみたいだ。

シンガポール 行くんですか?

シンガポールで起業するんだ。

会社も辞めた。

もうすぐ ここを出てく。

いつ?

来週。

フッ どうして そんな大事なこと
言ってくれないんですか?

どうしてって…。

嘘はつかないでって
言いましたよね?

言いそびれただけだ。
それ 嘘と変わんないですから!

落ち着けって…
動揺させて すまなかった。

動揺?

私が動揺なんかすると
思ってるんですか?

勘違いしないでください!

私 あなたのこと
何とも思ってませんから!

あ…。

会社も辞めて

これから どうなるかも
分からないような男に

興味なんか ないってことか。
違います。

スペックに こだわってんのは
お前のほうだったんだな。

お前 フッた婚約者の気持ちが
分かったよ。

自分の幸せを他人任せにして
そんなの捨てられて当然だ。

ただ待ってるだけで幸せになんか
なれるわけないだろ。

だったら… 何なんですか?

私が
スペックにこだわってたのは

相手が あなただからでしょ?

じゃあ 何?

あなたからスペックを取ったら
何が残るんですか?

ただの
コンプレックスの塊でしょ!?

そんな人
好きになるわけないじゃん!

♬~

♬~ (ドアが閉まる音)

♬~

≪待ってください!≫

もうちょっと
話を聞いてください!

お友達の立ち上げたブランドを
紹介してほしいんです。

これでも カリスマ店員って
言われてたし

インスタのフォロワーは
1万人いるし

ちょっと話を通してもらうだけで
いいですから!

いいかげんにしろよ!
紹介なんか できるわけないだろ。

オーナーから全部 聞いたよ。

売り上げが悪くて
クビになったんだろ?

それを自分から辞めたみたいに
嘘ついて

見えっ張りにも程があるよ。

大体 インスタのフォロワーだって
お店の力だからな?

紹介してほしかったら

もっと まともに働けるように
なってから言えよ!

チッ。

(殴る音)
痛って! 痛ってぇよ…。

痛ぇ… 痛ってぇ!

お前…!

(晴彦) マズいですよ 田所さん。

暴行罪は2年以下の懲役
もしくは30万円以下の罰金

または拘留 もしくは科料。

ケガさせちゃったら傷害罪で
もっと大変なことになります。

晴彦 何だよ お前
フリーターのくせに!

僕…

弁護士の資格 持ってるんで。

は?

♬~

何? どういうこと?

あ…。

一応 これでも法学部出身だから
資格だけ取ったんだけど

弁護士として働いたことは
一度もないんだ。

カフェは? バイトじゃないの?
うん。

一度 カフェで働いてみたくて
それでバイトしてる。

意味 分かんない…。
フフ…。

田所さんの言う通りだから。

全部 嘘なんだよ。

私なんか カリスマじゃないし
バイヤーになんか なれっこない。

頑張って来たけど
結局 お店の足を引っ張ってクビ。

これが私の本当の姿。

空っぽなのは
私のほうだったってわけ。

でも 頑張ったんでしょ?

頑張れるって
すごいことだと思うよ。

何がすごいの?
私 何にもないんだよ?

俺には…。

頑張りたいものが何もないからさ。

友里ちゃん…。
来ないで!

同情なんか されたくないの。

♬~

えっ それ 全部売るの?

うん… 現金が必要なの。

あぁ…
再就職も うまく行かないし。

大丈夫そう?

大丈夫に見えますか?

ってか
莉子ちゃんこそ大丈夫なの?

あいつのこと
本気で好きだったんでしょ?

あぁ…。

青森に帰ろっかなぁ。

あんなに 帰りたくないって
言ってたのに。

ん~ だって
このまま東京にいてもさ…。

うわっ 懐かし~い!

何?

専門学校の時 課題で作って

優秀賞もらった時のワンピ。

ここから
私の夢は始まったってわけ。

どう?
うん かわいい。

そうなんだよ!

かわいいんだよ~。

(受信音)

マジか!

何?

メール来た 元カレから…。

いらっしゃいませ。

えっ 友里ちゃん。

一応 報告しようと思って。

何?

もう少し アパレル
頑張ってみることにした。

コーヒー ごちそうするよ。

私さ

今まで ハイスペックな男に

上の世界に連れて行って
もらおうとしてたんだよね。

それが近道だと思って。

だから 一生懸命 ひとの興味を
引こうと思って 嘘ついて来た。

それじゃ ダメだったんだよね。

だから もう一回

初心に帰って頑張ります。

以上。

何か

ますますキレイになっちゃったね
友里ちゃん。

キレイなのは 前からだけどね。

フフ…。

でさ

莉子ちゃんのことなんだけど…。

俺には関係ない。

いいんですか?
莉子さん 元カレと会うんですよ?

今 忙しいんだよ もう切るぞ。

(晴彦) あっ ちょっ…。

はぁ…。

仙台の女は どうなったの?

(正史) 騙されてたんだ 俺。

口では 好きだの愛してるだの
言っておきながら まさかの五股。

結婚話も即行 破談。

まったく ひどい目に遭ったよ。

見事なブーメランじゃん。

俺には都会の水が
合わなかったんだ。

フッ…。
そう思うことにしてる。

「都会の女の魅力が」とか
言ってたくせに。

言ってた。

バカだな~ 俺。

バカだよ。

どうしようもない バカ。

ハハハ…。
フフフ…。

まぁ…

バカは私も一緒か。

東京で何かあったのか?

そりゃあるでしょ いろいろ。

もう散々だよ。

一緒に 青森 帰らないか?

もう嘘は つかない。

青森 帰って 家 買って
子供 育てて

ささやかだけど

俺 お前を幸せにするために
頑張る。

だから 一緒に青森に帰ろう。

♬~

(正史) どうした? 遅れるぞ。

これで見納めかと思って。

名残惜しいのか?
全然。

なまってないのに
なまってるとか言われるし。

お寿司屋さんでも
ばかにされてさぁ。

メニューもないくせに。
最悪だなぁ それ。

自意識過剰な男ばっか。

自分のこと ハイスペックとか
言っちゃってさ。

東京の男はナルシストかぁ。
ハハ…。

そう! 仕事も料理も完璧で

あの料理 作んのに
何時間かかったんだよって感じ。

見え 張るのに
命 懸け過ぎでしょ。

で そのくせ 嘘つくのは下手で

人狼やっても すぐムキになるし

かと思えば
微妙に空気も読めないし

大体 女と一緒にいるのに

クラシックの話とか
どうでもいいだろ~!

口ベタで… 不器用で…

あれでシンガポールで起業とか…。

あぁ…。

ごめん 嘘ついた。

え?

自分の気持ちに嘘ついてた。

一緒に帰れない!

まさか お前
東京に好きなヤツがいるのか?

行かなきゃ。
何でだよ! 莉子。

最悪だって言ってたじゃないか。

東京の男なんて 自意識過剰の
ナルシストだって…。

違う! ナルシストじゃ ない。

「ナルシシスト」なの!

ごめん 荷物 送っといて…
バイバイ!

(チャイム)

(ボタンを押す音)

(チャイム)
何で…。

(コンシェルジュ)
鴨下様は今朝 退去されました。

そうですか…
ありがとうございます。

《私は嘘をついた》

《あれだけ嫌っていた嘘を
自分がついてしまった》

《ちゃんと知ってたはずなのに》

《嘘から始まる恋なんて
ないってことを》

♬~

何で…。

忘れ物に気付いて 戻って来た。
忘れ物?

お前のことだよ。
えっ えっ?

俺は嘘ばかり ついて来た。

出身も

自分の本当の気持ちも。

だから お前を傷つけてしまった。

悪かった。

好きなんだ。

俺と一緒に来てくれないか?
俺が必ず幸せにする。

あっ ごめん。

私も 嘘ついてた…。

あ… あのね…。

嫌みなくらい
料理 頑張っちゃうところも

音楽の話をして
楽しそうにするところも

不器用だし 口ベタだし

自意識過剰だけど でも…。

本当は 優しいところも

全部 好き!

私もね
淳之介さんのことが 好きなの!

だから… だから…。

う~…。

幸せに
してもらうんじゃなくって

一緒に幸せになりたい!

♬~

♬~

♬~

<オリジナルストーリーを盛り込んだ

『嘘つき達のホンネ編』の…>

やり過ぎか?
いや このくらいはありだろ。

<隠された…>

道に迷ってしまいました!
声が大きいです。

どう?
眼鏡も似合う!

晴彦のことが好き。
あれは 嘘。

俺の気持ちも
収まらないよ!

<今夜の『ガキの使い』は…>