[新]<木曜劇場>レンアイ漫画家 #01【鈴木亮平×吉岡里帆!ラブコメディー】[字][多][デ] …のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

[新]<木曜劇場>レンアイ漫画家 #01【鈴木亮平×吉岡里帆!ラブコメディー】[字][多][デ]

美女と野獣!?変人天才漫画家から無茶ぶり疑似恋愛ミッション!全ては漫画のネタのため!愛を知らない恋愛漫画家と愛を見つけたい迷える女子が送るラブコメディー

番組内容
久遠あいこ(吉岡里帆)が働く『あかり葬祭』では、若くして亡くなった刈部純の葬儀が営まれていた。純は、あいこの高校時代の初恋相手。あいこは先輩社員から純の忘れ形見の息子、レン(岩田琉聖)の面倒を見るよう指示される。あいこがレンにあいさつをしていると、黒のパーカーでフードを被った大柄な男がやって来る。あいこがレンに誰かと尋ねると、伯父だと答えた。純の兄、刈部清一郎(鈴木亮平)だった。
番組内容2
葬儀にそぐわないその風体に、親戚たちは変人にレンが育てられるのか?とあきれている。あいこが、そんな声を聞いているとレンがいなくなった。
高所にいるレンを見つけたあいこは、その姿に純を重ねる。あいこは高校時代に純に何回も告白して交際してもらったことなどをレンに話し、思わず涙目に。そんなあいこに、清一郎は不躾(ぶしつけ)にも「レンアイしろ!」と言い放って詰め寄る。あいこは思わず清一郎を突き飛ばして
番組内容3
しまった。
清一郎にケガをさせたことが原因で葬儀社を解雇されてしまったあいこ。職探しも難航する中、出版社の向後達也(片岡愛之助)と名乗る男は、あいこに仕事を依頼したいと持ちかけ、ある豪邸に連れて行く。そこであいこを迎えたのはなんと清一郎だった。清一郎は正体を隠して大ヒット漫画『銀河天使』の連載を続ける人気少女漫画家だという。その漫画のネタのために疑似恋愛のミッションを依頼されたあいこは…。
出演者
鈴木亮平 
吉岡里帆 
眞栄田郷敦 
岩田琉聖 
小西桜子 
白石隼也 
松大航也 
奥平大兼
 ・ 
竜星涼 
木南晴夏
 ・ 
片岡愛之助
ご案内
【公式HP】
https://www.fujitv.co.jp/renaimangaka/
スタッフ
【原作】
山崎紗也夏『レンアイ漫画家』(講談社モーニングKC刊) 
【脚本】
松田裕子 
【主題歌】
佐藤千亜妃『カタワレ』(EMI Records) 
【オープニング曲】
BiSH『ZENSHiN ZENREi』(avex trax) 
【音楽】
末廣健一郎 
【演出】
石川淳一 
【編成企画】
佐藤未郷 江花松樹 
【プロデュース】
小林宙
スタッフ2
【制作】
フジテレビ 
【制作著作】
共同テレビ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 向後
  2. 早瀬
  3. ハァ
  4. レン
  5. 恋愛
  6. 刈部君
  7. 女性
  8. 仕事
  9. 出会
  10. 大丈夫
  11. 男性
  12. フッ
  13. チャイム
  14. ラグビー
  15. レン君
  16. 二階堂
  17. フフ
  18. ホント
  19. 心頭滅却
  20. 駄目

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

全て無料!民放各局の動画視聴ができるTVer(ティーバー)!まずはココから → 民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

他にも、無料お試し期間のあるVODサービスが増えてますので、以下バナーから各社のラインナップを調べてみるのもいいかもしれませんね。





ABEMA



created by Rinker
ポニーキャニオン
¥2,750 (2021/09/28 22:29:24時点 Amazon調べ-詳細)

(あいこ)《ある日
白馬に乗った王子様が… とか

いつか 運命の出会いが…

なんて 夢見るころは
とっくに過ぎた》

《でも
一つだけ 信じていることがある》

あ~!

《頑張って生きていれば
私にも

たった一人の人生の相方が
見つかる》

(あいこ)楽し…。
(男性)うん。

《見つかる》

え~!?

《見つかる…?》

(清一郎)ハァ~。

(清一郎)見つかるはずがない。

《だが…》

《こんなことになろうとは》

(女性)
あいこちゃん あいこちゃん。

今日の住職さん 左利きだって。
セッティング よろしく。

すぐ来ちゃうからね すぐ。
あっ はい。

あと 椅子 追加だって。

人気者だったのよね~。
イケメンだし。 フフ。

よし。

(二階堂)
《初恋の人の お葬式っすか?》

《もう 10年以上
会ってなかったんだけど》

(二階堂)《久々の再会が遺影って
切な過ぎっすね》

《あっ お茶なんすけど
お弁当と同じ数で いいっすか?》

《うん》
(二階堂)《はい》

《ハァ~。 無にならなきゃ》
《何で 無?》

《ご葬儀で スタッフが
泣くわけにはいかないから》

《ハァ~。 それ きついっすね》

《心頭滅却 心頭滅却》

《心頭滅却》
《あいこさん?》

《心頭滅却》

心頭滅却。 心頭滅却。

心頭滅却。
(前田)久遠さん?

あっ はい。
(前田)ちょっと。

はい。

(前田)あんな小さいのに
かわいそうだよな。

突然の事故で 独りぼっち。

えっ お母さんは?
(前田)いないらしい。

そうなんですか。

あの子の面倒 見てあげて。

分かりました。

刈部レン君?
(レン)はい。

こんにちは。
スタッフの久遠あいこです。

困ったことがあったら
何でも聞いてください。

(レン)ありがとうございます。

≪(男性)何だ? その格好は。
≪(女性)清一郎さん

喪服に着替えなさい。
(男性)弟の葬式だぞ。

(女性)
喪服って借りられるのかしら?

(男性)本当なら お前が
喪主をやらなきゃいけないんだ。

誰?
僕の伯父さんです。

先輩のお兄さん。

顔 見に来ただけなんで。

おいおい。 清一郎君
そういうわけにはいかないだろ。

(女性)清一郎さん!

(男性)あの変人に
レン君 育てられるのかね。

(女性)
でも お金はあるらしいわよ。

あれ? えっ?

あっ。 あの 受け付けは
もう 済まされましたか?

お時間 まだ 早いようなので
あの よろしかったら…。

ハァ。

ハァ。 どこ行っちゃったんだろ。

あっ。

(はなをすする音)

レン君。

レン君のお父さんも
よく そうやって 空 見てたよ。

お父さんのこと
知ってるんですか?

うん。 高校の先輩で ちょっと。

彼女さんだったんですか?

あ~…。 何回も告白して
付き合ってもらった的な。

フフ。
そんなに何回も?

振られても
彼女と別れたって聞くと

また 告白して。
で 5回目で やっと。

《純先輩!》

《私と付き合ってください!》

(純)《フッ》

《えっ。 えっ えっ えっ えっ?
えっ? いいんですか?》

(純)《ああ。 付き合おう》

結果 長くは続かなかったけど
初恋だったから。

もしかして
お父さんの浮気が原因で?

えっ? ああ…。 ヘヘ。

いや…。
よく言ってました。

「魅力的な女性が多過ぎるのが
悪い」って。

フフ。 言いそう。

でも 憎めないんだよね。

こう 笑うと くしゃってなる顔
見てると

こっちも つい 笑っちゃって。

ヘヘ。 あの顔が もう…。

(泣き声)

(レン)あの…。

これ よかったら 使ってください。

えっ? あっ。

恋愛しろ。
えっ?

えっ? えっ えっ…。

死ぬ気で恋愛してみないか?

えっ? 何?

うわ!
返事は?

なあ。 んっ?
うわ うわ…。

やめてください!
うわ!

あっ… 痛っ。

えっ?

(女性)あっ。
(前田)おい! 久遠さん。

(女性)どういうこと?
(男性)死んだ?

(一同)大丈夫ですか?
(女性)どういうこと?

すいません。
(男性)触らない… 触らないで。

ハァ。 厳しいな~。

お待たせっす。 どうぞ。

えっ? 100円で
こんなに たくさん? いいの?

いつでも大丈夫っす。

ありがとう。 助かる。
何せ 無職だから。

えっ。 けど 首になったのって

その 変な おっさんのせい
なんすよね?

うん。 でも
ケガさせちゃったから 仕方ない。

とはいえ ムカつく! あの鬼瓦。

鬼瓦?
ごつくて いかつい

鬼瓦みたいな人だったの。 ハァ。

(由奈)この際 仕事は諦めて
結婚しちゃったら どうですか?

相手 いないし。

怖っ。

そうそう。 そんな感じ。
(由奈)怖っ。

月末か。

(向後)人間 生きてるだけで
お金 掛かりますもんね。

えっ?

久遠あいこさんですよね?
はい。

私 談央出版の向後と申します。

私に 何か?

お願いしたい お仕事が
あるんです。

仕事? えっ 私にですか?
ええ。 あなたに。

(チャイム)

(向後)向後です。

どうぞ。 依頼人が お待ちです。

何の お仕事なんですか?

後で ゆっくり ご説明します。

(向後)
依頼人の 刈部 清一郎君です。

えっ?

あっ。 もしかして
お仕事って 性的なことですか?

ハッ。 刈部君は
8頭身で 左右均整の取れた

バランスのいい顔の 女性にしか
興味がありません。

つまり
カピバラ似の不幸顔の あなたは

対象外ということですよ。 フフ。

カピバラ似の不幸顔?

あっ。 でも でも あのとき
私を口説きましたよね?

はっ? いやいや。

刈部君が あなたなんか
口説くはずないでしょ。

だって 「恋愛しろ」って。

あ~。
それは お仕事の依頼ですよ。

はっ?

絶対
誰にも言わないでくださいよ。

刈部君は漫画家なんです。

しかも
あの 『銀河天使』を描いている!

『銀河天使』?

えっ?

♬~

『銀河天使』? えっ?
(向後)えっ?

知らないはずないでしょう!
連載11年目

少女漫画の金字塔と言われている
『銀河天使』

通称 『銀天』ですよ?

すいません。
私 少女漫画は あんまり。

えっ? えっ えっ… いや あの
ホッ ホントに ご存じないと?

はい。

あっ…。 そっ… そうなんですか。

たまたま ご存じないようですから
ご説明いたしましょう。

『銀河天使』は

江戸時代の 平凡な町娘だった
ヒロインが タイムスリップして

過去や 未来 世界中
そして 宇宙で 恋をする

壮大な
SFラブストーリーなのです!

累計発行部数8, 000万部超え。

熱狂的なファンが
多く ついていて

その人気は 海を越えて
世界中に広がっている。

つまり
刈部君は天才漫画家なんです。

はあ。
その 刈部君が

あなたに 恋愛のお仕事を
依頼しているんです。

あなたは運がいい。
ラッキーガールだ。

具体的に
どういう お仕事なんですか?

刈部君が決めた設定で
恋愛をしてもらって

その過程を教えていただきます。

漫画の参考にするために。

いつも
こんなことしてるんですか?

いえいえ!
今回が初めてなんですよ。

次の舞台を
令和の東京にしたのですが

まあ 設定が普通過ぎて
天才の刈部君には

逆に
イメージが湧きづらいみたいです。

では 早速ですが
最初のミッションは…。

私 やりませんけど。

はっ?
いや… 『銀河天使』ですよ?

恋愛して お金もらうなんて
人として どうかと。

でも あなた
お金 ご入り用なんでしょう?

それと これとは 別問題なんで。

まあまあ。
ここは 一晩 ゆっくり考えて。

気持ちは変わりませんから。
失礼します。

えっ えっ 何?
ちょっ ちょっと…。

いや ちょっと ちょっ…。

ちょっと
まっ 待ってくださいよ!

あいこさ~ん!

ハァ~。

レン君?
こんにちは。

あっ。
そっか。 ここに住むんだっけ。

はい。

大丈夫? あの伯父さんと
暮らしていける?

迷惑じゃなければ 僕は。

≪(向後)あいこさ~ん!

頑張ってね。
(向後)待って あいこさん。

君 もしかして レン君?
(レン)はい。

(向後)
まだ お話が… あいこさん!

ちょっと あいこさん!

(レン)
今日から よろしくお願いします。

(向後)部屋は用意しておいたから
足りないものがあったら

僕か 家事代行で来てくれてる
おばさんに 言ってください。

(レン)ありがとうございます。

レン。
(レン)はい。

ここは 俺の自宅であり仕事場だ。

俺の仕事の邪魔をしたら
そのときは出ていってもらう。

はい。

(二階堂)
恋愛して 金もらえるなんて

最高じゃないっすか。
え~ そう?

だって 疑似恋愛なら 心も体も
売らなくていいんすよね?

そうだけど 恋愛は恋愛だし。

(二階堂)いいな。
俺が代わりにやりたいっすよ。

誰が相手でも平気?

たぶん いけますね。
え~。

私でも?

あいこさん もしかして
俺のこと 口説いてます?

全然。

な~んだ。

軽いな~。

フッ。

《私も 10年前だったら

こんなふうに
ノリで いけちゃうぐらい

いろんなことに 前のめりだった》

《でも 頑張っても
結果が出るとは限らない 現実を

身に染みて感じてるうちに》

痛いわ~。

《前へ進もうとしても

足が
すくむようになってしまった》

熱っ 熱っ。 あっち あっち。

あっち! あっつ!

《期待して がっかりするのも
疲れたし

逆に 人から
期待されることもないのは

楽だけど 寂しい》

《もうすぐ 30になるっていうのに
何とも むなしい 現実だ》

♬~

♬~

♬~

♬~

(相葉) 次世代の柔軟剤

「ソフラン ウルトラゼロ」誕生

日本初のテクノロジーで ニオイに挑みます

それは 嗅覚に着目

<悪臭を感じる前に

ニオイをブロックする>

<ニオイキャンセリング機能搭載>

では 嫌なニオイをつけて

実証します

(男性)臭くない!

「ソフラン ウルトラゼロ」

≪(チャイム)
う~ん…。

≪(チャイム)

もう!
≪(チャイム)

しつこいな。

≪(チャイム)

ったく 誰?

≪(チャイム)

えっ?
おっはようございま~す!

うわ! ちょっ…。

昨日の お返事を 伺いに来ました。
断りました…。

人の気持ちというものは
変わりやすいものですから。

変わってませんから!

じゃあ
直接 伝えてもらえますか?

あの 刈部君 やってくれると
思っちゃってますんで。

嫌ですよ! 何で わざわざ。

そんなこと…
ちょっと… あ痛っ!

(チャイム)
押し切られてしまった。

(向後)向後です。

(バイブレーターの音)

ハァ。

先 入っててください。
え~?

さっ いいから 早く。

お疲れさまです~。

はい。 いえ もう 大丈夫です。

はい。 ええ もう 「令和編」…。

(メモリーの鳴き声)

(メモリーの鳴き声)

あの 正式に お断りしに来ました。

やっぱり
私 漫画なんかのために

好きでもない人と恋愛するのは…。

漫画なんか?

えっ?

君は漫画をバカにしてるのか?

違います。
漫画は 読者の感情を揺さぶる。

笑う 泣く 怒る。 そして
時には 傷つける やいばにもなる。

だから 俺は 読者の人生を
背負う覚悟で 描いてる!

無知な君に否定される筋合いは
ない。

そんな つもりは…。
文句があるなら

対等になってから言え。
はっ?

レン お前もだ。

メモリーは 作画の役に立つ。

だから
俺は あいつの世話をしてる。

ギブ アンド テークだ。
人間関係ってのは

対等であるべきなんだ。

だから お前も
ずっと ここに いたければ

俺と対等になれ。

はい。

子供相手に
あんな言い方しなくたって。

誰が相手だろうが同じことだろ。

(レン)「対等」

「双方の間に
優劣 高下の ないこと」

「双方 同等であること」

レンが かわいそうだと思うなら
俺の仕事を受けろ。

その理由が
レンのためだというなら

結果
君もレンも 俺の役に立つんだ。

つまり 対等だ。

ちょっと よく 意味が。

ハァ。 これだから 凡人は。

そもそも
私に恋愛の仕事は無理なんで。

なぜだ?

それは…。

ちゃんとした恋愛が
できないからです。

どういうことだ?

教えろ。

えっと 私が好きになる相手には

何かしら 問題があって。
例えば?

初めて お付き合いした人は

見た目も性格も すっごく好みで
初恋の人だったけど

度を越した女好きで…。

その次の彼は
完璧主義で 束縛がきつくて

キレると 手が付けられなくなる
相手だったし…。

その次に付き合った彼は

究極に優しいけど
まったく働かない ヒモで

揚げ句の果てに
全財産 持ち逃げされちゃって…。

友達からは
ダメ男ホイホイって言われてます。

もともと 駄目な人を
好きになりがちなのか

私と付き合うから
駄目になっていくのかは

謎なんですけど。

なので 私には
漫画の参考になるような恋愛は…。

そうか。 『銀天』のヒロインも
どの時代でも

何か 問題のある男を
好きになってきた。

つまり ダメ男ホイホイだ。

ちょうどいいな。
えっ?

『銀天』の新章は 「令和編」

古代エジプトで
王子と恋をしていた

この ヒロインの みすずが
タイムスリップした先が

令和の日本だったという 設定だ。

「刈部まりあ」

女性の名前なんですね。

読者も 鬼瓦みたいな おじさんが
描いてるとは思わないですもんね。

駄目な男ばかりを
好きになってきた みすずが

初めて 駄目じゃない男を
好きになるんだ!

しかも 令和の日本で!

やっぱり 君だな。

えっ?

君しかいない。

報酬は100万。
えっ?

今すぐ 決めてくれ。
時間がないんだ。

返事は5秒以内。 5 4 3 2

1。
やります!

よし。

ブラボー。 あいこさ~ん!

よし。 よしよし…。

やった。

これが 今回のテーマだ。

(向後)いいね これ。 いいよ。
令和のリアルな普通感 あるよ。

わ~。
でも 私

丸の内の会社に
雇ってもらうような スキルが…。

ふりをしろ。
どうやって?

君は 何で
そうやって 自分で考えないんだ。

脳みそを捨てたのか?

いいね それ。
「脳みそを捨てたのか」

いいですか? まずは外見から。

服や 化粧品 交通費 食事代

これ 必要経費として
別途 お支払いいたします。

あっ 領収書は忘れずに。

はい。
あっ それから

刈部まりあが 刈部君
つまり 男ということは

秘密厳守 他言無用で
お願いしますよ。

もし 漏らしたら
訴訟になりますからね。

それを覚えといてくださいよ。

はい。
はい。 じゃあ このね 誓約書に

サインを お願いします。

今すぐに書いてくださいよ。
あっ はい。 分かりました。

あさってには決行する。
えっ?

時間ないって。

丸の内OL 丸の内OL…。

「丸の内OLの着まわし7Days」

よし。

《正直
こんな 荒唐無稽な恋愛の仕事

したいわけじゃない》

《でも…》

何が正解か
分かんなくなってきた。

《誰かから期待されるのは
久しぶりだったから…》

《頑張ってみたくなった》
あっ むずっ。

フゥ~。 フゥ~。

(山田)コウちゃ~ん。

『銀天』のネーム やっぱり
まだ 上がってないんじゃないの?

あの 「令和編」のスタートなんで
熟考を重ねていまして。

(山田)そんな悠長なこと 言ってて
ホントに間に合うの~?

巻頭カラーページ 落としたら
どうなることか。 フフフ…。

≪(可憐)そのときは 私が
もらっちゃっても いいですか?

(山田)可憐先生
お疲れさまでございます。

『アドリブ片思い』のアニメ化
おめでとうございます。

(可憐)ありがとうございます。

でも まだ 一回も
『銀天』には勝ててないから。

アンケート 不動の1位で
すいません。

(可憐)フフフ。
(向後)フフフ。

(山田)いやいや いやいや…。
刈部先生と可憐先生は

わが『少女モーニング』の
二本柱ですから。 ねっ。

(可憐)刈部先生 今度のパーティーには
いらっしゃるの?

いや~…。

一度で いいから
お会いしてみたいわ。

顔出しNGで

作家通信も いつも
「ありがとうございます」だけ。

絵柄からして そんなに
お若くはなさそうだけど。

そこは ご想像に お任せします。

巻頭カラーのピンチヒッター
いつでも お受けしますんで。

(向後)承知いたしました。

(山田)あっ 可憐先生 あの

下に 新しいカフェ
できたんですけど 行きました?

(女性)私 行きました。
(山田)あんた 行ったの?

何しに行った…。
あっ 先生。 先生 行きます?

行きましょ。 行きましょ。

何とかしないと。

(向後)
いいですか? 明日の朝8時

丸の内の ここのカフェに
行ってください。

朝活か。

(向後)ここに 丸の内で働いている
私の知り合いが 来ます。

えっ?
(向後)独身 一流企業勤務

好青年で イケメンです。
じゃあ その人と

お見合い的なことをすれば…。
甘い!

えっ?
刈部君が見たいのは

あくまでも 自然な出会いです。

向こうは
私に会いに来るつもりで 来ます。

はっ?

カフェの中にいる彼を見つけて
自然に出会ってください。

それ 自然って言わないんじゃ?

じゃあ あなた 何の仕込みもなく
丸腰で 明日の朝

丸の内のリーマンと 自然に
出会える自信が あるとでも?

すいませんでした。
よし。

ということで 今から
ラグビーの勉強をしてもらいます。

えっ どういうこと?

出会ったところで
ただの通りすがりで

終わられるわけにはいかないんで
武器を持ってもらいます。

なるほど。 お相手は
ラグビーが お好きなんですね?

ええ。 私と同じ大学の
ラグビー部出身で

ラグビーオタクと言っても
過言ではありません。

えっ? 向後さん
ラガーマンだったんですか?

何か 問題でも?
いえ。

勉強させてください。

このエンブレムは?
日本代表。

…ですが
アルゼンチン代表の愛称は?

ジャガー。
それは エンブレム!

愛称は ロス・プーマス!
あ~ 惜し~い。

全然 惜しくない! もう。
あいこさん あなたって人は。

大丈夫ですか?
あいこさん 物覚えが悪くて。

だって 片仮名ばっかりで。

早くも 弱音か。

はっ?
「対等じゃないから

文句を言うな」と 言われたので。

あいこさん。 とにかく 丸暗記でも
何でもいいから 覚えてください!

『銀天』の運命と 100万円は
あなたしだい!

はい! 次の問題 お願いします。
よし。

このプレーは?
ジャッカル。

ノックオン!
あ~!

ハァ。

♬~

(妻)どうした?
(夫)早く帰ってきてください。

シャンプーしてたら 後ろに気配が…。

そういうときあるから。

≪(猫の鳴き声)ニャーオ!

何かいる! 早く帰ってきてください!

無理だよ メキシコだし。

いつ帰ってきますか?
あした? あした? あしたとか?

No te preocupes!

え? 何ですか?
<部屋があなたを守ります>

<セキュリティ賃貸住宅 「D-room」>
おかえりなさい。

ニャーオ!
ひぃ!
ふふっ。 ただいま。

ファイト ファイト。 よし。

(向後)
《彼が 店を出なければいけない

8時半で 試合終了です》

♬~

♬~

(向後)行って 行って。

あっ。

あの人っぽい。

キャッ。

(男性)大丈夫ですか?

はい。

(男性)見してあげよっか?

見たい? いいよ。 おいで おいで。

あっ。

勘が悪過ぎる。

♬~

ラグビー?
(女性)どうしたの?

失礼しました。

チッ。 ハァ~。

♬~

《さよなら 100万円》

あら まあ。

諦めるのか?

諦めるな。

《試合 終了~》

(早瀬)すみません。
通してもらえますか?

すいません。

あっ。 ありがとうございます。

(早瀬)あっ。

ラグビー お好きなんですか?

(早瀬)あっ はい。

あっ もしかして?

私も大好きです。

ナイス トラ~イ!

うん!

♬~

(向後)いや~ ノーサイド直前での
ゴール お見事でした!

ジャッカルの精神で
トライしました。

ハハ なるほど。 さすが…。
向後さん。

ネーム できました。
早いじゃない。

あっ。
おい 触るな!

えっ?

あっ ごめんね。

刈部君 僕以外の人に
原稿 触らせないから。

そうなんですか。

それじゃ 聞かせてもらおうか。

何をですか?
経過報告です。

動画では伝わらない
リアルな状況を。

分かりました。

じゃあ 僕 奥で読んでくるから。

では 報告させていただきます。

ああ。
出会ってからの その続きを。

はい。

《向こう 座りましょうか?》
タイミング良く 外の席が空いて。

《ここで コーヒーを飲まないと
一日が始まらないんで》

《フフ》
(早瀬)《フッ》

ラグビーの話で
意外と盛り上がって。

《ぐっときちゃうな》
《分かります》

《あっ。 そろそろ 行かなきゃ》

《もっと話したかったのに
残念だな》

《あの
お名前 教えていただけますか?》

《ああ 早瀬です。 早瀬 剛》

《早瀬さん》
《あ~…》

《あっ 久遠です。 久遠あいこ》

《あいこちゃん》

(心臓の鼓動)
《はい》

いきなり 下の名前? ってとこで
ドキッと。

それで あしたの朝 また ここで
お話の続きをってことに。

あの 聞いてくれてます?

あっ。

何だ!
あっ。 いや。

もしかして 字じゃなくて 絵で
メモしてるんですか?

この方が早いからな。

すごいですね。

別に。

(向後)刈部君 最高!
「令和編」 見えたね。 いけるよ!

あいこさんのおかげで
刈部君 筆が乗ってきた。

ありがとう。
いえ。

あの~ それで 報酬の方は…。

はっ?

たかが これだけで
100万円 もらえるとでも?

違うんですか?
出会っただけで

まだ 何も始まってないじゃない。

えっ? ミッションは
1つだけじゃなかったんですか?

当たり前でしょ。
次のミッションは これだ。

マジですか?

あっ。

おはよう。
おはようございます。

(シャッター音)

あっ。 あいこちゃん
SNS やってる?

私 SNS やってなくて。

あ~。 残念。

あっ いや ラグビー仲間の
面白いコミュニティーに

招待したかったんだけど。
すいません。

職場の人間関係が面倒で。

(早瀬)あ~ 分かる 分かる。
それ あるよね。

はい。 フフ…。

《駄目だ。
誘うタイミングが つかめない》

(シャッター音)

会社 どこのビルだっけ?

サウスビルです。

あっ。 じゃあ
近くに スポーツバー ない?

あります。
ラグビーの試合も よく流してて。

だよね?
行ってみたいと思ってたんだ。

《チャ~ンス》

《「もし よかったら
今度 一緒に」》

(早瀬)もし よかったら
今度 一緒に行かない?

えっ?
迷惑かな?

いえ。 私も
お誘いしようと思ったんです。

ホントに?
はい。

楽しみだな。
今日も すっごく楽しかったから。

ヤバくないですか?

「すっごく楽しかった」ですよ?

「すごく」じゃなくて
「すっごく」ってとこが もう

きゅんしか なかったです。

小さい「つ」にか?
はい。

なるほど。 他には?
その きゅんを 報告しろ。

え~… あ~… えっと…。

あっ お店 出ようとしたとき…。

あと ベタなんですけど…。

《あっ》

《大丈夫?》
《はい》

紳士的だし
不意に来る スキンシップ系は

やっぱり。

確認させてくれ。

正確な骨と筋肉の動きが見たい。
えっ?

普段は
向後さんに やってもらってる。

ああ。
デッサンに必要ってことですか?

そうだ。 立て。
はい。

えっと…。
まず 君の体勢は?

私は こうで
向こうから こう 来ます。

早瀬が?
で 早瀬さんが…。 失礼。

こう 腕を持ちながら
こう すっと。

あっ こっちの手も持ってました。
黙れ。

えっ?
よし。

はっ? あの。

こういうことだな?
あ~ ちょっと違いますね。

これを もう少し 下というか。

うわ。
ちょっと 強い! 強いですよ。

もっと 優しい感じなんですよ。
優しい? 優しかったら…。

そんな がって
やらないじゃないですか 普通は。

やってみろ。 どのぐらいだ?
はい。 これで すっ。

これで動くのか?
これで動くんです。

これで人が動くのか?
描いてみてください。 これで…。

あ~。 サンキュー 鬼瓦~!

(二階堂)ご機嫌っすね。
何か いいこと あったんすか?

もうすぐ
報酬 もらえるんだも~ん。

(二階堂)例の お仕事っすか?
そう。

早瀬さん ホント いい人で。

早瀬。 下の名前は?
剛。

強そうな名前で
イメージとは合わないんだけど。

あいこさん
これ ヤバくないっすか?

んっ? 何が?
「僕にも春が来る予感」って。

えっ? 早瀬さんの?

あっ。

(二階堂)いいんすか?
本気にさせちゃって。

だって
あいこさんは仕事なんでしょ?

そうだよね。

♬~

(チャイム)

あっ すいません。
電話 出てくれないから。

仕事中だ。 用件を言え。

私 これ以上
早瀬さんを だませないです。

はっ?

なぜか 早瀬さん 私のこと
気に入ってくれてるみたいで。

駄目じゃない人に好かれるなんて
思ってもいなかったから

想定外で。

はっ?
だって 嘘じゃないですか。

片思いなら だましてても
ぎり 許されるかな~と

思ってたんですけど。
ハァ~…。

このミッション
終わりにして いいですか?

君はバカなのか?

あんな いい人
これ以上 だまし続けるのは…。

全ては 君しだいだろ。

えっ?

嘘も つき通せば 真実になる。

大事なのは 嘘か真実かじゃない。

気持ちってことだ。

(早瀬)ゴメス ゴメス ゴメス
行け! 行け~!

あ~!

ナイス ファイト~!

《嘘も つき通せば 真実に…》

(早瀬)今度 トップリーグの試合
見に行かない?

チケット 頑張って取るから。

あっ…。
(早瀬)アハハ…。

あっ。

《でも やっぱり
こんな 聖人君子みたいな人を

だますのは…》

早瀬さん あの。
んっ?

ごめんなさい。
えっ?


早瀬さんのこと だましてました。

どういうこと?

嘘なんです。

えっ?

丸の内OLも 偶然の出会いも。

んっ?

ラグビーだって
一夜漬けで勉強しただけで。

えっ?

(バイブレーターの音)

すいません。

(バイブレーターの音)

もしもし。
(レン)あいこさんですか?

えっ レン君? どうしたの?

伯父さんが倒れちゃって。
えっ?

どうしよう…
伯父さんが死んじゃったら。

うっ…。 うっ。

えっ?
どうしよう。 どうしよう。

レン君 落ち着いて。
大丈夫だから。

僕 また 一人になっちゃう。

うっ。

待ってて すぐ行くから。

ホントに すみませんでした。

失礼します。

(早瀬)あっ ちょっ…。

うっ…。

レン君!
(レン)あいこさん。

大丈夫ですか?

動けないだけだ。
どこが痛いんですか?

急性腰痛症。

前にも なったことがある。

もしかして
ぎっくり腰のことですか?

チッ。 うっ…。

とにかく 病院へ。

原稿とペン 持ってこい。
えっ 原稿?

ここで描く。 間に合わない。

締め切り
ちょっと 延ばしてもらえば…。

手は動くんだよ。
でも。

いいから! うっ…。

頼む。

分かりました。

机の上の原稿とペン。 そこ 左。

あと インクと消しゴムも。
はい。

邪魔だ。 お前 もう寝ろ。

はい。

失礼します。

あっ。

すごい。

これ 刈部さんが…。

≪何してるんだ!

あっ はい! 今 行きます!

あっ。

やっぱり 無茶なんじゃ。

しゃべるな。 気が散る。

すいません。

うっ…。

ハァ… ハァ…。

あっ。

くそ…。
何か 手伝えること あったら。

いや すいません。
もう 邪魔しません。

消しゴム かけてくれ。

えっ?

力が入らない。

はっ はい!

おい!
えっ?

丁寧にやれ。
はっ はい。

丁寧に。
はい。

これ 取ってくれ。
はい。

♬~

♬~

ラストだ。
はい。

♬~

♬~

回せ。
はい。

ちゃんと持て。
はい。

揺らすな。
はい。

すいません。
危ないぞ…。

はい。

完成だ。

終わった~!

うん。
ハァ。

フフ。

あっ…。

んっ?

あり…。

何か やりますか?
あ~ もういい。

大丈夫だ。
はい。

ハァ。

何があった?

えっ?
フッ。 君は すぐ 顔に出る。

あっ。
デートの報告をしろ。

すみません。

言ってしまいました
全部 嘘だったって。

はっ? 痛っ。

あの もちろん
漫画のことは言ってません。

私の設定的なことだけ。

向こうの反応は?

信じられないって顔…。

ハァ。

もう 自分が嫌になります。

こういうとこが駄目なんだって。

あっ。 すいません 自分語りを。

続けろ。
えっ?

いいから。

ハァ。

私は 自分が思ってることと
やってることが

合ってないんだって
実感したというか。

ずっと 人生の相方を
見つけたいって思ってるのに

駄目男ばっかり好きになったり

君しかいないって期待されて
うれしくなって

できもしない疑似恋愛したり。

ハァ。 フッ。

戻れ。
えっ?

あの男の所へ戻れ。

もう
早瀬さん 帰っちゃってますよ。

人生の相方かもしれないと
思ったんだろ。

でも…。
だったら 諦めるな。

嘘を真実に変えてみろ。

行け。

はい。

走れ!
はい。

(ドアの開閉音)

♬~

♬~

だよね~。

♬~

早瀬さん どうして?

あっ…。

戻ってきてくれる気がしたから。

じゃあ 嘘をついたのは

僕と出会いたいと
思ってくれたから?

はい。

だから ラグビーを勉強して
OLのふりをして 丸の内に来た?

はい。

ハァ。 そっか。

ありがとう。

えっ?

僕のために
そこまで頑張ってくれてたなんて。

そんな。 ホントに ごめんなさい。

軽蔑されても おかしくない…。

これからは
ホントのあいこちゃんを見せて。

♬~

例のゴッドハンド
30分後には来てくれるって。

すみません。
もっと早く 連絡くれれば

よかったのに。
入稿が先なんで。

にゅ? ああ…。

でも そんな体で
よく 一人で 間に合わせたね。

あっ。 いや…。

レン。
はい。

お前は… 俺の役に立った。

レンが電話をしたから
原稿が間に合った。

つまり 俺たちは… まあ…

対等だ。

いや 電話って 誰に?

あいこさんです。

あっ。

もしかして
彼女に手伝ってもらったの?

はい。

初めてだよね
僕以外の人に 原稿 触らせたの。

不測の事態だったんで。

あっ。

ハァ~。

♬~

というわけで
ありがとうございました!

嘘から始まった恋が
真実になったか。

はい。 刈部さんのおかげです。

人生の相方に出会えたんだな。

フッ。 はい。 ヘヘ。

大事なのは 嘘か真実かじゃない。
気持ちでした。

フッ。

刈部さんが
背中 押してくれなかったら

あのまま 終わってたんで
ホンットに感謝してます!

別れろ。

えっ?

別れてこい。

んっ?
チッ。

あの男と別れてこい。

え~!?

(レン)《お父さんのこと
知ってるんですか?》

《うん。 高校の先輩で ちょっと》

(レン)
《彼女さんだったんですか?》

《あ~…。 何回か告白して
付き合ってもらった的な》

(レン)《そんなに何回も?》

《振られても
彼女と別れたって聞くと

また 告白して。
で 5回目で やっと》

《あっ》

《5回も告白されたらさ
もう 好きになっちゃうよね》

《フッ》

《面白い子だな》

《結果
長くは続かなかったけど…》

《フッ》
《初恋だったから》

♬~

(レン)[さらに…]