木曜劇場・レンアイ漫画家 #10【令和版「美女と野獣」ついに佳境へ…!】[字][多][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

木曜劇場・レンアイ漫画家 #10【令和版「美女と野獣」ついに佳境へ…!】[字][多][デ]

不器用な二人の恋する初デート!初めて掴んだ幸せの境地!「幸せは作家をダメにするのか」自らの呪いに抗う清一郎だったが…加速する恋、貫かれた愛、その行方。

番組内容
ついに、付き合うことになった刈部清一郎(鈴木亮平)と久遠あいこ(吉岡里帆)。レンアイは自分とは無関係と思っていた清一郎は、仕事部屋にあいこを入れてしまう心の変化に戸惑う。だが、幸せを感じていた。
朝食で、刈部レン(岩田琉聖)から再就職の面接先を聞かれたあいこは編集プロダクションだと答える。清一郎と向後達也(片岡愛之助)を見ていて興味を持ったのだ。さらにレンが、清一郎の仕事の手伝いは終わったのかと
番組内容2
聞くと、その契約は終了したという。
そんな中、金條可憐(木南晴夏)と早瀬剛(竜星涼)が訪ねて来る。可憐は日本漫画大賞受賞のお祝いと、2人のレンアイが始まった記念だと花束を渡す。また、早瀬は、あいこのストーカーを卒業したようだった。
可憐たちが帰ると、清一郎はあいこに面接後の予定を尋ねた。午前中にネームを上げるので、保留となっていた食事に行こう、と。すると、あいこは遊園地デートを逆提案。
番組内容3
あたふたする清一郎と嬉しそうなあいこ。そんな2人の様子をレンもほほ笑ましく見ていた。
向後は読者アンケートで『銀河天使』が追い詰められていることが気になっていた。最近の『銀天』のクオリティにも不安が…。
一方、あいことデートする清一郎。至福の2人。だが、清一郎はネームを仕上げられずにいた。「まっとうな幸せは才能をダメにする」という呪いと直面する清一郎。そして、初めて原稿を落としてしまう…。
出演者
鈴木亮平 
吉岡里帆 
眞栄田郷敦 
岩田琉聖 
小西桜子 
白石隼也 
松大航也 
奥平大兼
 ・ 
竜星涼 
木南晴夏
 ・ 
片岡愛之助 


ご案内
【公式HP】
https://www.fujitv.co.jp/renaimangaka/
【公式Twitter】
https://twitter.com/renai_mangaka
【公式Instagram】
https://www.instagram.com/renai_mangaka/
スタッフ
【原作】
山崎紗也夏『レンアイ漫画家』(講談社モーニングKC刊) 
【脚本】
松田裕子 
【主題歌】
佐藤千亜妃『カタワレ』(EMI Records) 
【オープニング曲】
BiSH『ZENSHiN ZENREi』(avex trax) 
【音楽】
末廣健一郎 
【演出】
石川淳一 
【編成企画】
佐藤未郷 江花松樹 
【プロデュース】
小林宙 
【制作】
フジテレビ 
【制作著作】
共同テレビ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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  1. 刈部
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  5. 漫画
  6. フフ
  7. 銀天
  8. 大丈夫
  9. 早瀬
  10. レン君
  11. 恋愛
  12. 一緒
  13. 刈部君
  14. 頑張
  15. 清一郎
  16. ハハ
  17. 人生
  18. 駄目
  19. 二階堂
  20. 由奈

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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(清一郎)《俺は
恋愛は するものではなく

描くものだと思って 生きてきた》

《だから 恋愛漫画に
描いてきたような 行為は

わが人生において 一切
無縁だと思っていた… のだが》

何をもって 付き合うというのか
俺には 意味が よく分からな…。

(あいこ)意味は
私たちが つくりませんか?

《公道でする意味が分からないと
思っていたことを

つい していたり》

(清一郎)えっと… あれだ。

疑似恋愛の仕事は 終了だ。

というか 禁止する。

はい。

《いい年をした大人が

バカじゃないかと
思っていたようなこと

恥ずかしげもなく
やっていたり…》

《無意識に 幸せな風情を
醸し出していたり…》

《揚げ句の果てに 仕事場に
プライベートを持ち込むという

暴挙にまで 及んでいるとは》

んっ!

ハァ。

《人生とは 何が起こるか
分からないものである》

うわ!

そんなに驚かなくても。

君は 生き返ったゾンビか。

ひどっ。

心臓に悪い。 気を付けてくれ。

フフ。 意外と怖がりなんですね。

はっ? 全然。
フフ。

じゃあ 今度 一緒に
ホラー映画 見ましょう。

ああ 拒否する。
やっぱり 怖いんだ。

はっ?
ハハハ…。

《だが 意外と悪くない》

は~い 食べて 食べて~。

(レン)いただきます。
はい。

(レン)あいこさん 今日は
何の会社の面接なんですか?

編集プロダクション。
編集?

(レン)
向後さんみたいな お仕事ですか?

うん。 刈部さんと向後さん
見てたら 興味が湧いて。

あっ でも 未経験者には
難しいだろうから 駄目もとで。

まあ 誰だって 最初は素人だ。

チャレンジしてみます。

伯父さんのお仕事の お手伝いは
もう しないんですか?

あっ うん。
契約は終了した。

あいこさん
何か 失敗しちゃったんですか?

いや 失敗は… してないかな?

≪(チャイム)
んっ? 誰だろ。

は~い。
(可憐)あっ。

あ~。
(早瀬)あっ…。

イェ~イ。
えっ?

うわ!
これ 私と早瀬君からの お祝い。

えっ?
遅ればせながら

刈部先生の
日本漫画大賞 受賞と…。

刈部さん 呼んできますね。
いいの いいの。 それと

あなたたちの恋愛が始まった
記念にだから。

えっ?
察するわよ。

あの授賞式のスピーチ 聞いたら。

《俺は 愛とは無縁な人間だから

恋愛漫画を
描いてきたつもりでした》

《でも そうじゃない》

《俺にも あったんだと…》

《そう
気付かせてくれた人にも…

感謝しています》

(可憐)あ~
すてきな愛の告白だったわ。

さすがよね。
いや~。

(可憐)あいこさんのことは
褒めてないけど。

すいません。
あっ これ 早瀬さんからも?

そうそう。
あいこさんのストーカー

卒業するんですって。
えっ?

(早瀬)もう 見守ってないのに
中に入れさせてもらえないのか。

(可憐)これからは あなたたちを
遠くから応援するそうよ。

ハッ。 ハァ~。 ハハ。

はあ。 うれしいです。

(可憐)いいわね 恋愛。
私も したくなっちゃった。

ヘヘヘ…。
ちょっと いい人 いないの?

紹介しなさいよ。
いや そんな

紹介できるような人は…。
(可憐)でしょうね。

あっ… 今日 その
面接は 何時に終わるんだ?

あっ 午前中には終わるかと。

あっ…。

あっ お昼 買ってきましょうか?

あっ いや…。
あっ 残り物なら 冷蔵庫に。

そうじゃなくて こっちも
午前中には ネーム 終わる予定だ。

頑張ってください。

君は ホントに 察しが悪いな。

察するべきもの 何かありました?

食事だ。
えっ?

約束しただろ。
まだ 果たせてない…。

あっ。 あっ…。

嫌なら 別に…。
行きます!

そうか。
あっ じゃあ

食事に行く前に
どこか 遊びに行きませんか?

遊びとは?

デートしましょうよ。

まあ
どうしてもっていうんだったら

やぶさかではないけれど。
でも

映画館だと 趣味が合わないし

ピクニックって
キャラじゃないし…。

ピクニック…。

遊園地 どうですか?

はっ?
そんなの がきが行く所だろ。

大の大人が行ったって…。
待ち合わせの時間と場所

決まったら 連絡しますね。
えっ えっ?

おい。 ちょっ… あっ…。
いってまいりま~す。

もう しょうがないな。

(ドアの開閉音)
ハッ…。

≪(足音)

お付き合いを始めたんですね。

えっ? まあ… いや…。

デート 頑張ってください。

いや 別に お前
頑張るようなことはない…。

いってきます。

別に 頑張らないぞ。

しょうがないな。

♬~

(みのり)
追い上げちゃって すみません。

金條先生 筆が乗ってて
神回の連続なんで。

(向後)あのさ
正直に答えてほしいんだけど…。

はい。

最近の『銀天』って どう思う?

えっと…。

≪(女の子の泣き声)

(女性)どうしたの? やめなさい。

(女の子)あの人 怖い…。
(女性)やめなさい。

やめて。 やめなさい。

うわ!
うわ! おい!

何だ…。
おい! 暴漢かと思うだろ。

こんな怖そうな人
誰も狙いませんよ。

フフフ。
あっ。

一回 帰って 着替えてきました~。

あっ あの 堅っ苦しい格好だと
楽しめないんで。

なら 一緒に
タクシーで来れば よかった…。

ほら デートは
待ち合わせからじゃないですか。

フフ。 フフ…。

あっ でも
タクシー代 もったいないんで

次からは
電車で 一緒に行きましょう。

まあ
そうしてやっても いいけどな。

うん。 よし じゃあ 行きますか~。

コースター系は 消耗するから
まず やさしいやつからだな。

あっ カワイイ~。

フフ。 イェ~イ イェ~イ。

刈部さん ほら カワイイ。

じゃあ あれ 乗りましょう。
ああ。

えっ 遠心力!
ハハハハハ!

やめろ。
キャ~!

うわ ハハ…。
何だ これ。 おい!

限界点… 限界点だ。
楽しい! フフフ。

ぐ~って感じ。
はっ?

力… 力 入れる。
違う。 違う違う 違う違う。

こうです。 あっ ほらほらほら…。
できた。 できた~。

前… 前 行ってください。

うわ。
怖がる方が どうかしてるだろ。

≪(物音)
(清一郎・あいこ)うわ!

うわ! うわ!
うわ! ちょっ…。

あ~! うわ~!
うわ~!

あ~! う~!

(女性)ありがとうございます。
≪(ドアの開く音)

(二階堂)いらっしゃいませ。
(向後)どうも。

(レン)こんにちは。
(二階堂)あれ? 2人っすか?

(レン)はい。
伯父さんたち デートなんです。

(向後)フッ。
(二階堂)もしかして

あいこさんと?
(向後)うん。

あの刈部君が 遊園地だってさ。

うまくいったんだ。
(向後)うん。

あっ あれ? 由奈さんは?

あっ…。

すいません。 あいつの顔なんか
見たくもないって

軽蔑されても おかしくないのに
心配してもらって。

そりゃ 刈部君を苦しめたことは
許せないよ。

でも 人間ってさ
シロだクロだって

しゃくし定規で
はかれるもんじゃないっしょ。

器がでかいっす。
(向後)やだ。

イケメン過ぎちゃった?

ハハ。
(向後)ヘヘヘ。

あっ レン君 何にする?

(レン)うん…。
(向後)んっ?

オムライス。
(向後)おっ。 君は冒険しないね。

冒険した方が
イケメンでしょうか?

あれ? レン君も
色気づいてきちゃったかな?

(バイブレーターの音)

あっ るりこさんからだ。

あいこさんの お姉さんですか?

(向後)うん。 たま~に
あいこさんのことを聞かれててさ。

(向後)ふ~ん。 誕生日か…。

次は レン君と
3人で行きましょうね 遊園地。

2人で行ってくれ。
楽しかったじゃないですか。

フフフ…。

お~。

あっ 茨城に

前から行ってみたいと思ってた
滝が あるんだが。

滝?

あっ いや…。 そうか。

嫌なら 別に 1人…。
あっ 行きます 滝。

楽しみっす 滝。 フフ…。

そうか。
はい。

あ~。 すいません。 レモンサワー
お代わり お願いしま~す。

(店員)は~い。

濃いめで お願いします。

(店員)濃いめで。

もう 飲めない…。 フフフフ…。

酒癖が悪いんだった。

あれ?

んっ… 何か 体が軽い。

私 飛んでる~!
おいおい おいおい。 ちょっと。

おい ちょっと。 ちょっと… あっ。
ハハハハ…。 あっ!

おい じっとしててくれ。 ハァ。
んっ?

何か 刈部さんみたいな声が。
本人だが。

フフフフ。 ない ない。
はっ?

だって 刈部さんは
いっつも 漫画 描いてますから。

それが 不満か?

あっ?
はっ?

努力家で 天才で
めっちゃストイック。

一言で言うと 漫画バカ。

バカ?

でも 私は そういう刈部さんが…。

大好き。

もしも

刈部さんが
人生の相方だったら…。

だったら?

(いびき)

おっ おい。

だったら… いいな?

だったら うれしい? 悲しい?

つらい? 嫌だ?

だっ だったら…。

(いびき)

んっ ん~…。

(いびき)

『銀天』が 落ちた。

(早瀬)
んっ? あっ 急病だなんて

刈部さん 大丈夫かな~?

バカね。 漫画家の急病は 99%

描けなかった
ぎりぎり載せられなかった

原稿を落としたって 意味なの。

あっ よかった。
病気じゃないんですね。

(可憐)どこが いいもんですか!
(早瀬)お~…。 えっ?

(可憐)
私も 2回 経験してるけど

あのときは 自己嫌悪で
消えてしまいたかった。

そんなに?
(可憐)でも まりあさまは

『銀天』を 一度も
落としたことがなかったのよ。

連載11年で 一度もよ!

それなのに…。

(呼び出し音)

♬~

♬~

(だいすけお兄さん)
<手指の消毒ジェルで

「キレイキレイ」な手>

<携帯用で 「キレイキレイ」なおでかけ>

<ひろげよう キレイの輪>

<除菌・ウイルス除去スプレーも!>

(相葉)「ソフラン ウルトラゼロ」は

次世代の柔軟剤 嗅覚に着目

<悪臭を感じる前に ニオイをブロック>

嫌なニオイをつけても

(男性)臭くない!
「ソフラン ウルトラゼロ」

(夫)
<妻が妊娠。 わが家は自給自足を決意した>

まずは井戸だ!

<水は出なかった。
しかし僕の心には火がついた>

<牛を飼い 稲を植え…>

<鶏を飼った>

自給自足 サイコー。
(妻)はぁ…。

<石を削り 布を織り 時は流れた>

<そして ある日 力尽きた>
これだけ…。

<というわけで わが家の自給自足は

電気だけ
ということになった>

<電気を自給自足する家。 大和ハウス>

描かなかったの?
描けなかったの?

どっち?

「令和編」は 次号で終わるつもりで
構想を練ってました。

《みすずは 初めて
駄目ではない男と出会った》

《この男こそ
人生の相方だと思うに至った》

《が…》
《が?》

《やっぱり 駄目男だった》

《で また タイムスリップして
どこへ?》

《アメリカ西部開拓時代》

《フロンティア?》
《ゴールドラッシュ》

《お~ ホホ! これ?》
《これです》

(向後)
そこまでは順調だったんです。

じゃあ
ネームに入って 何か問題が?

はい。

(向後)思うように
キャラが動いてくれないと。

展開を変えればいいでしょ?

描いてる本人にも キャラを
止められないことって あるもの。

もちろん そう言ったんです。
でも 刈部君は

予定どおりの展開で
ラストへ行きたい…

なのに 行けないんだと。

信じられない。 まりあさまが…。

≪(ノック)

≪コーヒー 飲みますか?

ああ。

どうですか?
うん。 もうすぐ上がる。

そうですか。

♬~

あっ じゃあ 頑張ってください。

ああ。

(ドアの閉まる音)

♬~

(向後)刈部君には
まだ 言ってないんですが

もし 次も
落とすようなことになったら…

『銀天』は 再開未定の

休載にしようと思ってます。
(可憐)駄目よ そんなの。

ですが…。
(可憐)誰よりも 『銀天』を

描きたいのは
まりあ先生ご自身よ?

もちろん 分かってます。
ですが…

刈部君は 今まで ずっと

孤独を背負いながら
愛や恋を漫画に描くことで

バランスを取ってきたんだと
思います。

でも 今は 現実と虚構の世界との
バランスが 取れなくなっている。

その葛藤と懸命に闘って
必死で描こうとしている 彼を

私は せかしたくない。

『銀天』は どうなるの?

待ちます 彼が描けるまで。

時間は かかるかもしれませんが
いつまででも。

あなたは
それで いいかもしれないけど

読者は
そんなに待ってくれないわよ。

ハァ。

やっぱり 描けないんだ…。

《それって もしかして…》

(向後)《「まともな幸せは
作家を駄目にする」》

《これが 彼の信念なんです》

《自分自身が
幸せや達成感を得てしまったら

そこで 刈部まりあは 終わると
思ってるんじゃないかな?》

《思い違いじゃなければ
私のせいだ…》

♬~

(二階堂)もしもし。

由奈ちゃん
全然 連絡つかないから

心配してたんだよ。

(由奈)あのさ 『銀天』 大丈夫?

えっ?

描けなくなっちゃったのって
私のせいだよね?

(二階堂)それは関係ない。

ホント?

ああ。

元気なのか?

向後さんも心配してたよ。

私は
どこでだって生きていけるよ。

由奈ちゃん あのさ…。

(由奈)じゃあね。

(通話の切れる音)

≪(ノック)

あっ はい。

あっ どうしたんですか?

少し いいか?
あっ はい。

これ。

何の漫画ですか?

12年前 この原稿を持って
初めて 持ち込みしたんだ。

読んでもいいんですか?

あっ…。 えっ これって…。

実は あのころ…。

(純)《5回も告白されたらさ
もう 好きになっちゃうよね》

純から 君の話を
聞いたことがあったんだ。

(清一郎)《面白い子だな》

それで
君をモデルにして 描いたらしい。

えっ 私を?

忘れていたが 久しぶりに
これ見て 思い出して

それで 合点がいった。

えっ?

あのとき 君に…。

《えっ?》

《恋愛しろ》
《えっ?》

《死ぬ気で恋愛してみないか?》

突然 あんなこと言ったのは
君が 俺に

漫画を描くインスピレーションを
与えてくれるって

本能が覚えていたんだと思う。

信じられない。

そんな前から
つながってたなんて。

それで もしかして…。

君が言う
人生の相方っていうのは

こういうことだったり
するんじゃないか?

えっ?

♬~

あの… でも

今 漫画が描けないのは
私のせいなんじゃ…。

それは違う。 大丈夫だ。

俺は 今まで 「まともな幸せは
作家を駄目にする」っていう

呪いを
自分自身に ずっと かけてた。

でも もう
そんなもんに負けたりはしない。

刈部まりあは 天才だぞ。

フフ…。 はい。

フフ…。

♬~

あ~…。

13日 何がしたい?
えっ?

誕生日だろ?
えっ? 何で 知って…。

向後さんと お姉さんが
連絡 取り合ってるそうだ。

知らなかった。 フフ…。
ハハ…。

ただ その 昨今の…

昨今の誕生日っていうのは
どういうことをするんだ?

『銀天』の
「パリ編」と「宇宙編」でしか

描いたことがなくて。
フフフ。

フフ…。
ハハ…。

じゃあ…。

一緒にいてください。

いや… いつも いるだろ。

そうじゃなくて
何か こう もっと 特別…。

いや
それで… それが いいんです。

そうか。
はい。

じゃあ 原稿は それまでに上げる。

大丈夫だ。

(早瀬)ちょっと待って。
みすずさま!

ちょっと待って。 待ってって。

(レン)あの子
おばさ… じゃなくて

可憐さんの 犬だよね?
(麻央)うん。

早瀬さん
ストーカーやめて 暇らしくて

よく 手伝いに来てるの。
(レン)へ~。

(麻央)ねえ レン君の伯父さん
次は大丈夫だよね?

もし また描けなかったら
どうなるのかな?

終わりなんじゃない?

可憐さん よく そう言ってるよ。

(可憐)《あ~ 描けない》

《金條 可憐は
おしまいだわ~!》

《あ~!》

そんなに大変なんだ…。

(早瀬)
麻央ちゃん そろそろ行こう。

(麻央)は~い。

じゃあね レン君。
(レン)うん。

(ドアの開閉音)

何か食べますか?
いや…。

でも ずっと 何も…。

あしたの夜 何が食べたい?
えっ?

誕生日だ。
レンと3人で 食事に行こう。

いや そんな…。
漫画を優先してください。

俺が そうしたいんだ。

(山田)向後ちゃん
まあ 分かってると思うけど

刈部先生のネーム
そろそろ 間に合い限界じゃない?

あと1日だけ 待ってください。

お願いします。

どんなに頑張っても
それ以上 待てないから。

はい。 ありがとうございます。

(山田)田中! ピンチヒッターで
載せられそうな

読み切りの候補を 今すぐ 出せ!
できるのか?

(みのり)はい できます!
(山田)ぐずぐずしねえで

さっさと持ってこい!
(みのり)はい。

♬~

♬~

《お前 描けなくなるぞ》

《お前 描けなくなるぞ》

うるさい!
《描けなくなるぞ》

黙れ! 黙れ…。
《描けなくなるぞ》

黙れ! 黙れ!
《描けなくなるぞ》

黙れ! うっ!
《描けなく…》

うっ! あ~!
《描けなく…》

うっ! うっ!
《描けなく…》

う~!
《描けなくなるぞ》

≪(物音)

刈部さん?

失礼します!

刈部さん!

刈部さん。 大丈夫ですか?

刈部さん。 刈部さん。
黙れ! 俺は描ける!

刈部さん 落ち着いて。
大丈夫 大丈夫!

大丈夫ですから。 刈部さん。

(向後)しばらく
ろくに寝てなかったんでしょうね。

食事も 全然。

(向後)そうですか。

あの 『銀天』は…。

休載にしますよ。

でも 刈部さんは
描きたいって言うんじゃ…。

あいこさん

刈部君を支えてやってください。

♬~

≪(チャイム)

(可憐)『銀天』の休載 私は反対よ。

今 逃げたら
きっと 一生 描けなくなるもの。

漫画は 刈部さんの全てなのに…。

私だったら 生きていけないわね。

刈部さんが漫画を描けないのは

恋愛をしているから
なんですよね?

あなたが悪いわけじゃない。

でも あなたのせい。

先生は あなたと恋愛して

現実と虚構のバランスを
崩してしまった。

私は まりあさまに限って

そんなこと あり得ないって
思ってた。

だから あなたたちを祝福したの。

でも
まりあさまは 天才漫画家だけど

刈部 清一郎さんは
血の通った人間だったのよね。

♬~

あいこさん。
はい。

まりあ先生を返してちょうだい。

(電子音)

(レン)おかえりなさい。

どうした?

レン。

あいこさんが…。

どうしたんだ?

どうして…。

「刈部 清一郎さま」

「黙って出て行く不義理を
お許しください」

「顔を見てしまったら
決心が鈍りそうだから」

何で…。

「刈部さんと一緒にいると

私は レンアイしたく
なってしまうんです」

「でも 刈部さんは
レンアイをすると漫画が描けない」

「でも 私は

漫画を描いてる刈部さんが
好きで…」

「どうにも
うまくいかないみたいです」

「刈部さん 漫画を描いてください」

「この家で 刈部さんとレン君と
過ごした時間は

ホントに幸せでした」

♬~

♬~

≪(レン)《あいこさん?》

《ごめん。 起こしちゃったか》

《どこ行くんですか?》

《私 出ていくね》

《えっ?》

《新しい家 見つかったの》

《最初から そういう約束で
置いてもらってたでしょ》

《でも こんな急に…》

《ごめんね
びっくりさせちゃって》

《嫌です》

《レン君は もう大丈夫
一人じゃないんだから》

《でも
あいこさんも一緒がいいです》

《ごめんね》

《私に?》

《ありがとう》

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

俺は…。

漫画家だ!

《刈部さん》

《刈部さん》

《バイバイ 刈部さん》

(レン)[さらに…]