桜の塔 #6[字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

桜の塔 #6[字]

【脚本・武藤将吾×主演・玉木宏による新たな警察エンタメ】第2部スタート!!舞台は5年後の警視庁へ-主人公・漣vs仇敵である副総監…義理の父子による下剋上の出世バトル!

◇番組内容
舞台は5年後…2021年。父を“自殺”へ追いやった千堂(椎名桔平)への復讐を誓い、虎視眈々と“その時”を待ち続けたキャリア組警察官の漣(玉木宏)。警視庁内の勢力図も様変わりし、漣にとって義父であり宿敵でもある千堂は、今や副総監の座に上り詰めていた。警視庁捜査二課長に着任した漣は政界スキャンダルを武器に、千堂を失脚させようと画策!?
《正義》と《野望》が絡み合う義理の父子による出世バトルが、ついに幕を明ける!
◇出演者
玉木宏、広末涼子、岡田健史、森崎ウィン、渡辺大知、馬場徹、井本彩花、小松和重、駒木根隆介、関智一 ・ 仲里依紗 ・ 橋本じゅん、高岡早紀、光石研、吉田鋼太郎、椎名桔平
◇脚本
武藤将吾
◇演出
星野和成
◇音楽
村松崇継

【主題歌】宮本浩次『sha・la・la・la』(ユニバーサル シグマ)
◇スタッフ
【エグゼクティブプロデューサー】内山聖子(テレビ朝日)
【プロデューサー】中川慎子(テレビ朝日)、中沢晋(オフィスクレッシェンド)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/sakuranotou/
☆Twitter
 https://twitter.com/SakuranoTou_ex
☆Instagram
 https://www.instagram.com/sakuranotou_tvasahi/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

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  1. 富樫
  2. お前
  3. 警視総監
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  5. 悪魔
  6. 上條
  7. 千堂副総監
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  13. 新垣
  14. 加森議員
  15. 加森沙代里
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  18. 今回
  19. 今日
  20. 失礼

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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(千堂大善)俺が
お前の親父を死に追いやった。

(上條 漣)どうして 親父を!

決まってんだろ。 出世のためだよ。

警視総監になるのは この俺だ。

俺とお前は同じ
サッチョウの悪魔なんだよ!

♬~

(水樹 爽)〈あれから
5年の月日が流れた…〉

〈その間
それぞれの人間模様があった〉

〈何も変わらぬ者…〉

〈変化を遂げた者…〉

〈時代に
取り残された者…〉

〈時が止まっていた者…〉

〈チャンスを
うかがう者…〉

〈戦局を傍観する者…〉

私が副総監になった以上
私のやり方でやる。

実力で昇進を勝ち取れ!

〈日に日に存在感を増す者…〉

〈その中心には あいつがいた…〉

♬~

〈漣は 警務部から異動して
公安部に3年

内閣情報調査室に2年
勤務したのち

警視庁刑事部捜査二課の課長に
着任した〉

事件解決に向けて
全力を注いでいきましょう。

〈でも…

順風満帆な警察人生の裏側で

大きな獲物を
虎視眈々と狙っていた〉

♬~

〈獰猛な牙を隠して…〉

♬~

なぜ
逮捕状を請求できないんですか。

民生党の加森沙代里議員の

受託収賄罪の証拠は
つかんでるんです。

(土門義郎)しょうがないでしょ。
上の指示なんだから。

千堂副総監ですか?

俺も君も
千堂派の人間だ。

あの人が「黒だ」と言えば

白でも黒になる事ぐらい
わかるだろ。

(新垣広海)
どうよ? 二課長の椅子は。

心地いいか?
噛み締める余裕なんてない。

今朝だって 部長に肝煎りの案件を
ふいにされたんだからな。

(新垣)正直 千堂派が
ここまで快進撃を見せるとは

思ってもみなかったよ。

(馳 道忠)派閥争いも
5年前と随分変わったよね。

千堂派は今や 東大派と双璧をなす
一大派閥だもん。

(新垣)やっぱり 次の警視総監は
千堂副総監が本命か。

それは どうかな…。

副総監から警視総監になった
ケースは 意外と少ないからね。

役職で言ったら… 東大派の
吉永警備局長のほうが本命だよ。

(新垣の声)吉永局長は

あの裏金事件から
V字回復したもんな。

それに比べて うちの薩摩派は

内部分裂でボロボロだ。

穏健派と強硬派だっけ?

強硬派の
矢上警視総監になってから

穏健派の権藤内閣情報官は

鳴りを潜めてるよね。

(新垣)内調に行って
仙人みたいになっちまって…。

「荒牧総監の次は自分だ!」って
息巻いてた頃が懐かしいよ。

権藤内閣情報官の今は
お前のほうが詳しいだろ。

内調の時
散々世話になったからな。

例の件もあるし。

あれ やっぱり本気なのか?

あとは そのカードを
いつ切るか…。

(富樫)上條さん
千堂副総監がお呼びです。

わかった。 …じゃあな。

なんか すっかり
差をつけられちまったな。

以前はライバルだったのにね。

今でもそうだよ。
…表向きはな。

(ノック)

失礼します。
(富樫)失礼します。

加森沙代里議員のサンズイを
立件しようとしてるんだって?

しばらく その件は寝かしてくれ。

どうしてですか?
金銭の授受だけでなく

彼女が商業施設の誘致を
斡旋していた証拠も揃っています。

チャンスは 国会が開かれていない
今しかありません。

わかってるよ…。

だけどな メリットよりも
デメリットのほうが大きいんだ。

デメリットというのは?
国民の政治不信だよ。

ほら… 去年から特捜が立て続けに
与党の不正を暴いてるでしょ。

そこで
うちまで政界にメスを入れたら

それこそ
国民の不満がピークに達する。

もう少し 情勢を見極めてからでも
遅くはない。

本当に
そんな事が理由なんですか?

どういう意味だ?

上條さん
今回は見送りましょう。

課に戻って 検討します。
検討じゃない。

決定だ。

この件は 私が内調にいた頃から

二課が2年がかりで
調べ上げたものです。

私の一存では決められません。

それをなんとかするのが
課長の役目でしょうが。

私のほうから担当に伝えます。

行きますよ。

♬~

(富樫)何をそんなに
むきになってるんですか。

千堂副総監の意見が覆らない事は
百も承知でしょう。

どれだけ本気か
知りたかったんだよ。

今回の立件は 副総監にとって
よほど都合が悪いらしい。

それがわかっただけでも
大きな収穫だ。

出世できなくなっても
いいんですか?

千堂副総監に切られたら
後ろ盾を失う。

それが嫌だから
優愛さんと結婚したんでしょう?

そんなふうに思ってるのか。

(富樫の声)職場のみんなが
そう思ってますよ。

5年前に あれほど逆らった相手に
飼いならされてるんですから。

俺は飼い犬か。

私の目には そう映ってます。

(牧園隆文)どうした?

また 派閥のゴタゴタか。
牧園参事官…。

(牧園)警視庁に戻って早々
君も大変だな。

でも 出世争いで
現場の足を引っ張るのだけは

勘弁してくれよ。

♬~

(カメラのシャッター音)

「キャリア組の警察官
職務中に飲酒」。

…三面記事にもならないか。

富樫に なんか言われたか?

あんたが副総監に噛みついたって
息巻いてる。

俺は 千堂副総監の飼い犬らしい。

何も知らなきゃ
そう見えるかもね。

でも 私は違う。

あの日のあんたを知ってる。

(上條の声)このままじゃ
終われない… 終わらせない。

悪魔に魂を売ってでも…
それが俺の信じた道だ。

あんたは
飼い犬のふりをしているだけ。

この5年 隠し持っていた牙を
ずっと研ぎ続けてきたんでしょ。

そうかもな。

ようやく
あるじを噛み殺す時が来た。

♬~

(ノック)
はい。

ご飯は?

ああ 済ませてきた。

♬~

(携帯電話の着信音)

♬~

(刈谷)悪いな
家にまで押しかけて。

いいよ 別に。

ギャンブルで すっちまって…。
金 貸してくれねえか?

♬~

いつも すまねえ。

ちゃんと食ってるのか?

俺の事は心配するな。

それより
ママには会ってるのか?

いや 店にも顔を出してない。

そうか…。

ママのお母さんが
病気だっていうのは知ってるよな。

先日 亡くなったらしい。

(刈谷の声)
わだかまりはあると思うけど

たまには 顔を出してやれ。

♬~

…ああ!

もう37だろ?
いつになったら結婚すんだよ。

はい マリハラ。
マリファナ?

マリッジハラスメント。

「いつ結婚するんだ」
「どうして結婚しないんだ」は

立派な嫌がらせですから。
えっ?

親子でも
ハラスメントって成立するの?

(蒲生兼人)お待たせしました。

(食器が当たる音)

(蒲生)すいません…。

何度言ったら
わかるんだよ!

その置き方じゃ チャーハンの形が
崩れちまうじゃねえか。

もう一回 やり直し。
ちょっと崩れただけじゃない。

そんなに怒らなくたって…。

いいんです!
すぐやり直します…。

優しくしてあげてよ。

うちは更生施設じゃねえんだよ。

前科があるなんて
ご近所さんに知られたらさ…。

はい モラハラ。
またかよ!

マリハラ モラハラ
セクハラ 上原

何言っても
ハラスメントじゃねえか。

上原はハラスメントじゃないから。
(富樫)こんばんは…。

(鉄朗)婿殿 聞いてよ!

もう 爽ったら
結婚しないって言うんだよ。

ご心配なく。 僕が ちゃんと
その気にさせますから。

さすが婿殿 頼りになる~。

婿殿じゃないから!

いいじゃないですか。
いずれは そうなるんだから。

(蒲生)いらっしゃいませ。

お水です。
君は…。

あっ こちら 蒲生兼人くん。
うちで働く事になったから。

蒲生って…。

違う! 俺じゃない!

計画どおりにやれば
必ず成功するって!

あの?
(蒲生)はい。

爽さんには 何から何まで
お世話になりっぱなしで…。

「爽さん」…。 俺が5年かけて
ようやく手にした名前呼びを…。

あっ こちらは…。
富樫です! 爽の彼氏です。

呼び捨てなんて10年早いから!

いいじゃないですか。
付き合ってるんだから。

恋人なんですか?

当たらずといえども
遠からずというか…。

全然遠くないです。
ど真ん中で当たってますから。

(鉄朗)ほら!
油売ってる場合じゃねえだろ。

行くぞ。
はい。

彼 大丈夫ですか?

あんたまで色眼鏡で見るの?
じゃなくて。

爽さんに
気があるみたいだから。

…んなわけないでしょ。

それより 漣と副総監の件
どうなった?

僕がフォローする事になったんで
問題ありませんよ。

僕なら 副総監の信頼を
勝ち得ているんで。

なんか どんどん キャリアが
板についてきたみたいだね。

その嫌みったらしい話し方といい
人を見下している態度といい。

失礼な。
(携帯電話の振動音)

(携帯電話の振動音)

うわっ 言ってるそばから
副総監…。

はい 富樫です。

えっ…?

(富樫)はい…!

(携帯電話の着信音)

(優愛)「おかえり」 「ただいま」

「ご飯は?」 「済ませてきた」。

昨日の会話 これだけよ。

なんか 最近
本当に冷たくて…。

気のせいじゃない?
そんな事ないの!

あっ… ごめんなさい。

私… 漣の事になると
見境なくなっちゃうんだよね。

爽さんは
私の過去 知ってるよね?

調布の事件。

ああ… うん。

5年前 漣に 一緒に償おうって
言ってもらえて

私 すごく嬉しかった…。

でも そのあと
もう大丈夫だからって

その事件には
触れなくなっちゃったの。

で そこから 私の中で
漣は絶対っていうか

依存する部分が大きくなって…。

冷たくされると不安になるし
何も言ってくれないと

過去の事
気にしちゃってるのかなって

いろいろ
考えるようになっちゃって…。

ああ… 重いよね こういうの。

ううん。

でも 漣は今
大きな事件を抱えてて

それに没頭してるだけだと思う。

だから心配しないで。

…うん。 ありがとう。

(ノック)

(円城)課長 大変です。 加森議員の
収賄の証拠が消えてます。

さっき確認したら
証拠で提出するはずだった

加森議員の領収書や口座記録

帝東商事との通信記録などの
内部資料が抜き取られてて

原本も保管庫から消えてました。

(富樫)お疲れさまです。

(富樫)どうしたんですか?
加森議員の収賄の証拠が消えた。

えっ… 本当ですか!?

何か知ってるか?

知るわけないじゃないですか。

今朝 出勤が早かったよな。
どうしてだ?

私を疑ってるんですか?

(携帯電話の振動音)

はい。

♬~

よっ!
上條捜査二課長のお出ましだ。

(妻)どうした?
(夫)早く帰ってきてください。

シャンプーしてたら 後ろに気配が…。

そういうときあるから。

≪(猫の鳴き声)ニャーオ!

何かいる! 早く帰ってきてください!

無理だよ メキシコだし。

いつ帰ってきますか?
あした? あした? あしたとか?

No te preocupes!

え? 何ですか?
<部屋があなたを守ります>

<セキュリティ賃貸住宅 「D-room」>
おかえりなさい。

ニャーオ!
ひぃ!
ふふっ。 ただいま。

よっ!
上條捜査二課長のお出ましだ。

ん? ママとは
会ってなかったのか?

5年ぶりです。

私は 向こうの席へ…。

つれない事を言うなよ。
一緒に出世を祝ってやれ。

まあ 座れ。

お待たせしました。

じゃあ
サッチョウの悪魔の栄転に…

乾杯!
(明深・志歩)乾杯。

あの 「サッチョウの悪魔」って
なんですか?

ん? 昔 俺の事を
そう呼ぶ輩がいてね。

警察庁に入庁してはいけなかった
冷酷無残な悪魔だと…。

失礼な話だろ?

だから その呼び名を
彼に譲ってやったんだよ。

例の件 証拠が消えたんだってな。

立件は見送るしかなさそうだな。

ここで そのお話は
差し控えたほうがよろしいかと。

ママは口が堅いから大丈夫だよ。
ねえ?

もちろん 口外はしませんが
少しは ご配慮頂かないと。

どこで漏れるか
わかりませんから。

あっ そう。
まあ あの件は これで終わりだ。

これ以上 深入りするな。

わかりました。

もっと気楽にやれよ!

家内が
孫の顔を見たいって言ってたぞ。

たまには
家庭を顧みるのも悪くない。

お二人とも仲がいいんですね。

そう見える?
俺は かわいがってるんだけどさ

息子のほうは
どう思っているんだか…。

私も全幅の信頼を寄せています。

クールだね 相変わらず。
ハハハハハ…。

まあ 利用価値があるから
渋々 一緒にいる…

なーんて事は
口が裂けても言えないか。

俺たちは 仮面夫婦ならぬ
仮面親子だからな。

♬~

ああ ここでいいよ。

優愛を不幸にするような
まねだけは やめてくれよ。

承知してます。

じゃあ おやすみ。
おやすみなさい。

ちょっといい?

お母さんの事
銀さんから聞いたよ。

ご愁傷さま。

ありがとう。

(志歩の声)あの人も
随分 変わっちゃったみたいね。

(上條の声)仕事を辞めて
家族とも別れたらしい。

(志歩の声)そう…。

母が亡くなって
千堂に借りはなくなった。

母の治療の手助けをしてもらって
こんな言い方も あれだけど…

私には つらい5年だった。

あなたに対しても
ひどい裏切りをして

申し訳ないと思ってる。

(志歩)千堂が 最近 よく
うちに連れてくる人。

若槻有造内閣府特命担当大臣。

あなたが追ってる事件とは
関係ないかもしれないけど…。

いや 大ありだ。
これで全部が繋がった。

でも なんで この写真を俺に?

千堂は 勇仁さん…

私の大切な人の命を奪った。

私は それに気づかず
まんまと利用された。

もう一度 信じてほしいなんて
言わない。

でも 千堂に一矢報いたいの。

これは あなたのためじゃなく
私のため。

さっきの話って

土門部長に
逮捕状の請求を却下された

汚職の件でしょ?

土門部長なら
私が なんとかできるかも。

♬~

<特別仕様車 発売中>

(主人公)もらった

マジかよ

やるね!

≪新自由SUV ROCKY ダイハツ≫

加森沙代里という
国会議員を知ってるか?

元ママタレの?

彼女が大型商業施設の誘致を
斡旋した見返りに

帝東商事から
賄賂を受け取っていた。

嘘…!

二課で この件を
2年かけて追ってたんだ。

加森議員は 合計2000万の賄賂を
受け取る予定だった。

そのうち1500万は
夫の会社を経由して

すでに振り込みが完了している。

でも その情報が
向こうに知られたのか

残る500万が

約束の期日になっても
支払われていない。

だから 近く 現金の受け渡しが
あるかもしれない。

なんで その話を?

お前に この現場を
押さえてもらいたい。

いやいや…
それは二課の仕事でしょ?

この件にまつわる証拠が
抜き取られたんだ。

今の二課じゃ
誰も信用できない。

だったら 富樫に頼めば?

富樫がやったの?

俺の見立てではな。

きっと 千堂副総監の指示だろう。

とにかく 一刻も早く
新しい証拠が欲しいんだ。

わかった。
でも 一課の私が関わると

それはそれで
問題になるんじゃ…。

だから お前に頼むんだ。

あっ そういえば この前
優愛ちゃんに会ったよ。

あんたの事で不安になってる。

ちゃんと向き合ってあげなよ。
ああ…。

じゃあ 頼んだぞ。

上條さんと
何を話してたんですか?

雑談だよ。

それより
今日から捜査で忙しくなるから

しばらく会えない。

♬~

(権藤)お前の読みどおりだったよ。

うちの有能な部下が

なかなかタイムリーな音声を
入手してくれた。

ありがとうございます。

いよいよ仕掛けるのか?

新しい証拠が出揃い次第。

いったん刀を抜いたら
もう後戻りできないぞ。

覚悟はできています。

♬~

こうして
離れた所から眺めてみると

警察キャリアの世界は

魑魅魍魎の巣窟だって事が
よくわかるよ。

警視総監になるための
出世争いに身を投じ

いつしか 国民の安全を守るという
本分さえ見失ってしまう。

ちっぽけな不毛な戦いだ。

この年になって
ようやく その事に気づいたよ。

警察人生を総括するには
まだ早いんじゃないですか?

私は 内調にいた2年間

権藤内閣情報官が 国民のために
職務を全うする姿を

目に焼きつけてきました。

父の信念を実現させるには
あなたのような警察官が

警察の頂点に立つべきだと
思ってます。

フッ… 買いかぶりすぎだよ。

今の俺に勝ち目はない。

内調の情報官も
立派な出世コースですよ。

警視庁の現体制じゃ
どうにもならんよ。

新垣長官 荒牧総監の
両雄が退官して

薩摩派は分裂し
悪名高い強硬派が台頭した。

その象徴と言えるのが
今の矢上警視総監だ。

そして その腹心に選ばれたのが
千堂だ。

噂によれば 矢上総監は

千堂に 結構な汚れ仕事を
させていたらしい。

次期総監には 千堂を
引っ張り上げるつもりだろう。

この蜜月関係が続く限り
俺の出番はない。

だったら 私が作ってみせますよ。

あなたが警視総監になる道筋を。

(矢上)警視総監になって早2年。

何度も泥水をすすって

やっと頂点に上り詰めたと
思ったら もう退官だ。

矢上総監が
着任されてからというもの

組織の風通しは
随分 良くなりました。

フフフ…。

私は 派閥争いというものに
興味がなくてね。

関心があるのは

私に従うか 従わないか
その2択だけだ。

承知しております。

君を副総監に選んだおかげで

みんなも その事を
よく理解してくれたようだ。

私は退官しても
今の力を弱めるつもりはない。

今後も院政して
組織に関わるつもりだ。

次の警視総監に求める事は
ただ一つ。

私の意見を
いかに尊重してくれるか…。

君には期待してるよ。

ご期待に沿えるよう
尽力致します。

そうか。 矢上くんからも
太鼓判をもらったか…。

となると 私の力など
必要あるまい。

そんな事はありません。

私は 警視総監になった先の事も
見据えておりますので。

なるほど…。

矢上の院政に
付き合うつもりはない。

そういう事か?
私は何も言ってません。

ところで 例の件は どうなった?

ノー プロブレム。
なんの心配もいりません。

それを聞いて安心した。

おお… これは これは
若槻大臣じゃありませんか。

ママには話を通してませんよ。

予定が空いたんで
立ち寄っただけですから。

でも まさか
このような場に遭遇するとは

思ってもみませんでしたよ。

私も この店で
彼と鉢合わせしたんだよ。

ああ… 私も
そろそろ失礼しよう。

あとは同期の桜で楽しんでくれ。
ハハ…。

いやあ 自分の分は自分で払うよ。

このご時世
なかなかうるさいからね。

(明深)ちょうだい致します。
じゃあ。

座ったらどうだ?

本当に偶然なのか?

そう言ったはずですよ。

言っておくが
やましい事は何もない。

大臣が言ったように

俺たちは たまたま
この店で会っただけだ。

そうですか。

私は てっきり
大臣に こびを売ってるものだと

勘違いしてましたよ。

だったら
自腹を切らせたりしませんよ。

本気で警視総監の座を
狙っているようですね。

ここまで
警察にしがみついてきたんだ。

狙うのは当然でしょう。

薩摩派が内部分裂を
引き起こしたのは

あなたが描いた絵だと
言われてます。

ハハハハハ…!

ええ?
自分は そんな大物じゃないよ。

前にも言ったはずですよ。

あなたは警察のトップに
ふさわしくないと。

その考えは
今でも変わりません。

サッチョウの悪魔に
我々の命は預けられない。

だったら 自分でなればいい。

大本命の吉永局長殿。

結婚記念日
覚えててくれたんだね。

しかも プロポーズしてくれた
お店まで…。

手 出して。

えっ?

今 こうして そばにいてくれて
感謝してる。

俺には優愛が必要だ。

漣…。

これから
どんなにつらい事があっても

俺を信じて ついてきてほしい。

なんか もう一回
プロポーズしてるみたいだな。

…うん。

ありがとう…。

♬~

ふざけんな コラッ!

この野郎! オラッ!

金もねえのに
散々 飲みやがって!

行くぞ。

クソ…! ああ…!

なんで 俺だけ…。

(携帯電話の振動音)

誰だ?

あなたは…!

(轟 啓一)僕 加森沙代里の

アイドル時代の
ファンだったんですよね。

本当に
汚職なんかしてるんすかねえ?

かわいい女子ほど
たくさんの選択肢があって

その分 悪い誘いもある。

だから なんの不思議もない。

でも 1週間マークしてますけど
何も出てきませんよ。

今日だって
こんな人目につく場所で

現金の受け渡しなんて
あるわけないし…。

あっ 出てきた。
あっ…。

今日は 赤ちゃんとデートかあ。

加森議員って
あんな小さい子供いたっけ?

あっ 言われてみれば…。

行くよ。
あっ はい。

(轟)加森沙代里に 子供はいますが
もう成人してます。

小さい子がいるなんて
公表してません。

♬~

そういう事か…。

どういう事ですか?

授乳室だよ。

現金を受け渡すのには
うってつけの場所。

授乳室が どうして…?

あっ… 防犯カメラがない!

そうそう。 完全なる密室…。

上着 脱いで。
えっ なんで?

いいから 早く!
えっ… あっ はい。

♬~

よーちよちよち。 いい子ですね~。

♬~

(爽の声)加森沙代里より前に
授乳室にいた女性は

帝東商事の専務の秘書だった。

抱っこひもに
現金500万を忍ばせて

授乳室で
受け渡しがされたってわけ。

よくやった。

これで 帝東商事の専務を
任意で引っ張る。

取り調べで落とせば
加森を収賄罪に持っていける。

何をやってるんですか?

富樫…。

彼女に手伝わせたんですか…。

副総監に
この件から手を引くように

言われたはずですよ。

あんた 本当に
この汚職を見過ごすつもりなの?

爽さんは黙っててください。
これは 二課の問題です。

証拠を消しといて よく言うよ。

あんたがやったんでしょ。

彼女に何を言ったんですか?

お前が千堂副総監の指示で
動いた事は わかってる。

フフッ…
プロファイリングですか。

そんな事で
勝手に犯人扱いしないでください。

相手の話に過敏になって
まくし立てるのは

嘘をついてる典型だ。

なんで そんな事…。

お前の行動を
非難するつもりはない。

でも 千堂大善に傾倒するのは
危険だ。

あなたに指図される筋合いは
ありません。

明日 副総監に
報告させて頂きます。

富樫の奴… 最低。

そうでもない。

報告するのは 明日…。

俺たちに猶予をくれたんだ。

猶予って… あと半日で
何ができるっていうの?

加森沙代里を逮捕する。

帝東商事の専務が自供しました。

これで 加森議員を
収賄罪で立件できます。

逮捕状の請求を
許可してください。

またか…。

何度言っても駄目だよ。

これをご覧になっても
お気持ちは変わりませんか?

な… なんで こんなもの…!

この画像を奥様が見たら
どう思われますかね。

逮捕状の請求をお願いします!

その際 くれぐれも
千堂副総監には内密に。

なんだと…?
そんな事できるわけないだろ!

やってもらわなきゃ
困るんですよ!

(新垣)千堂副総監を出し抜いて
立件って

お前 正気かよ?
リスクがでかすぎる。

千堂副総監の反感を買うばかりか
降格人事にもなりかねない。

だとしても構わない。

このままいけば
千堂大善は警視総監になる。

それだけは
なんとしても阻止したい。

親父さんの事があって
はやる気持ちはわかる。

でも そんな事したら
お前の将来が…。

俺の将来なんて どうでもいい。

大事なのは
警察の未来なんだよ。

俺は これまで

親父を死に追いやった警察を
憎むように

出世を求めてきた。

時には 卑劣な手段を使って
犠牲も出した。

組織を正すには
悪魔に魂を売るしかない。

そう思ったからだ。

でも 千堂大善の本性を知って
その目的が変わった。

悪魔に魂を売ってでも
果たしたいのは

自分の出世なんかじゃない。

本当の悪を倒す事だ。

警察は 人を助けるためにある。

それ以上でも
それ以下でもない…。

親父の言葉だ。

警視総監は

そんな警察の指針となるべき
存在でなきゃいけないんだ。

でも 千堂は違う。

私利私欲のために
権力を求める人間に

警察トップの座を
渡すわけにはいかない。

俺は 警察の未来をかけて
千堂大善と闘う!

♬~

(加森沙代里)何? なんなの?

(円城)加森沙代里さんですね。

帝東商事との収賄罪で
逮捕状が出ています。

触らないで…
何やってるんですか?

待って…。
動かないで!

(リポーター)
「加森沙代里容疑者を乗せた車が

警視庁に到着しました」

大臣 違うんです。 あれは
部下が勝手にやった事でして…。

申し訳ありません。 ええ。

私も 知らせを聞いたのは
逮捕のあとで…。

大臣?
(電話が切れる音)

若槻大臣?
(不通音)

クソーッ!

(ノック)
(ドアの開く音)

失礼します。

一体 何が どうなってる?

この件でしたら
昨日 証拠が出揃ったので

逮捕に踏み切りました。

そんなマニュアルの説明を聞きたくて
呼んだわけじゃないんだよ。

どうやって 土門を手なずけたか
聞いてるんだ。

私は 正当な手続きを踏んで…。
ふざけるな!

お前の策略だって事は
わかってんだよ。

いくら深夜の逮捕でも
必ず 俺の耳に入るはずだ。

それが完全に寝首をかかれた。

お前一人で
どうこうできる問題じゃない。

誰が裏で糸を引いてるんだ?

私は 自分の職務を
全うしただけです。

あくまで しらを切る気か…。

だったら

新しい証拠を手に入れるために
捜査一課を使った事は

どう説明するんだ?

何者かに 証拠を
抜き取られたあとでしたので

今回は 特例として
彼らに依頼しました。

それで 二課の連中が
納得すると思うか?

いいだろう…。

そこまで
部下が信用できないんなら

明日から 捜査共助課へ移れ。

役職は課長のままにしてやる。

だが お前が
そこから はい上がる事はない。

話は以上だ。

下がれ。

(アナウンサー)
「誘致を斡旋した見返りに…」

(リポーター)「受託収賄の疑いで
昨日 夜 逮捕され…」

下がれって言ってんだろ!

何を そんなに
いらだってるんですか?

何?

若槻大臣の機嫌を
損ねてしまったからですか?

加森議員は
元々 若槻大臣の政治塾出身です。

その後も 献身的に
サポートを受けていたようですね。

(操作音)

(若槻)「若槻だ。
例の件は なんとかなりそうだ」

(沙代里)「ありがとうございます」

「残りの500万は 受け取り次第
先生の口座に振り込みますので」

どうやら 今回の口利きも
大臣の影響が大きいようです。

そんなもの どこで手に入れた?

若槻大臣といえば
内閣府特命担当大臣の他に

警視総監を選出する
国家公安委員会の

委員長でもあります。

もし 今回の汚職が

若槻大臣まで及んでいると
わかれば

大変な事態になりますね。

お前 それを知ってて…。

ご安心ください。

もうじき開かれる
次期警視総監の選出会議までは

若槻大臣の汚職は
公には致しません。

今 大臣が
あなたを警視総監に選ぶ可能性は

限りなく低いでしょうね。

それとも すでに 最後通牒を
突きつけられましたか?

上條…

こんな事して どうなるか
わかってるのか?

破門だ。

今後 一切
千堂派の肩書を名乗るな!

わかりました。

今日まで お世話になりました。

残念だよ。

もっと賢い奴だと
思っていたんだが…。

お前を拾う奴なんて
誰もいない。

今日で お前の出世の道は
完全に絶たれたんだよ!

だったら
自分で道を切り開くまでです。

なんだと?

今日から 新しい派閥を
旗揚げさせて頂きます。

フフッ…
何を言うかと思えば…。

血迷ったか!
お前一人に何ができる?

私だけではありません。

(ノック)
(ドアの開く音)

(ドアの閉まる音)

新垣警視正と馳警視正です。

(新垣)我々は
それぞれの派閥を離れて

上條と一緒に 新しい派閥を
立ち上げる事にしました。

(馳)他にも 私たちがいた派閥から
ついてくれた同志が10名

別室で待機しています。

計13名が 本日から
改革派として名乗りを上げます。

全ては計算ずくってわけだ…。

ハッハッハッハッ…。

とんだ茶番だな。

ハッハッハッ…!

何が改革派だ。

派閥は
ままごとじゃないんだよ!

なんの後ろ盾もない
仲良しグループなんざ

俺が 即刻 潰してやる!

そう簡単にいきますかね?

あれ? もう始まっちゃった?

出番は これからですよ。

よかった~。

久しぶりの警視庁だから
迷っちゃって。

おい 権藤…
これは 一体 どういう事だ?

こいつらの旗揚げに
一肌脱いだんだよ。

改革派… いい名前だろ?

俺が 彼らの後見人だ。

まあ 薩摩穏健派の
のれん分けみたいなもんだな。

新垣元長官のジュニアもいるし
これ以上ないバックだろ。

お前が 今回の黒幕ってわけか…。
(権藤)いやいや そうじゃないよ。

俺は 上條の話に
一枚噛んだだけだ。

自分が何をしてるのか
わかってんのか?

もちろん。

悪党退治だろ?

俺は
薩摩派をやめるつもりはないし

警視総監の座を
諦めたわけでもない。

だが それを差し置いてでも
やる事がある。

警察のうみを吐き出す事だ。

上條とは
それで目的が一致してね。

正直な話 俺も この男の正体は
まだ つかみきれてない。

お前のような悪魔なのか

それとも
悪魔を装った正義漢なのか。

まあ その答えは
これから わかるだろう。

だが 万一
道を踏み外したとしても

この男には
支えてくれる仲間がいる。

新垣は ひねくれ者だが
誰よりも情に厚い 頼れる男だ。

それに加えて 物怖じせずに
物事を冷静に見極められる

頭脳明晰な馳もいる。

いいメンツが揃ったろ。

以後 お見知りおきを。

こいつらのケツは
お前が拭うって事でいいんだな?

ああ。

椅子取りゲームの行方は
若い衆に任せた。

♬~

(ドアの閉まる音)

(拍手)

面白いねえ。

この勝負 受けて立とう!

お前らが束になって
かかってこようと

俺は 必ず 目的を成し遂げる。

そうはいきませんよ。

あなたを
その椅子から引きずり下ろして

警察を あるべき姿に戻す。

それが 私の信じた道です。

♬~

上條漣は もう死んだ…。

俺は サッチョウの悪魔だ。

♬~

♬~

(新垣)若槻大臣が撃たれた!

(吉永)あり得ない事を
あんたは やったんだ!

恐らく 千堂が裏で手を引いてる。
(優愛)こんな事になってたなんて。

あんたの正義って何?
(富樫)正義を追い求めた結果です。

お前たちの野心は
はかなく散った。

(上條・千堂)
警察トップの座は渡さない。

〈これまでの放送を見るなら
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〈さらに…〉

『桜の塔 アナザーストーリー』は…。

(3人)
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