特捜9 season4 #6[解][字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

特捜9 season4 #6[解][字]

美術界の革命児とよばれる画商の遺体が見つかった!!助けを求めた少女をめぐる謎の人間関係とは?欲望渦巻くアートの世界に、浅輪直樹(井ノ原快彦)率いる特捜班が挑む!

◇番組内容
ある日、青柳靖(吹越満)は走ってきた見知らぬ少女に「助けて!」と抱きつかれてビックリ。さらに、少女に連れて行かれた一軒家には男性の遺体があり、矢沢英明(田口浩正)らも驚く展開に…。その少女は若き天才として注目を集める画家・神崎えりなで、遺体は“美術界の革命児”と呼ばれている画商だった。その後、死因は窒息死と判明。浅輪直樹(井ノ原快彦)率いる特捜班の調べで、彼に恨みを抱く人物が多いと分かるが…?
◇出演者
井ノ原快彦、羽田美智子、津田寛治、吹越満、田口浩正、山田裕貴、宮近海斗(Travis Japan/ジャニーズJr.)、中越典子、原沙知絵、中村梅雀 ほか
◇脚本
山岡潤平
◇監督
上堀内佳寿也
◇音楽
吉川清之
◇主題歌
V6『僕らは まだ』(avex trax)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】大川武宏(テレビ朝日)
【プロデューサー】神田エミイ亜希子(テレビ朝日)、丸山真哉(東映)、森田大児(東映)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/tokusou9_04/
☆Twitter
 https://twitter.com/5drama9tokusou

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)
福祉 – 音声解説

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キーワード出現数ベスト20

  1. 伊藤
  2. 青柳
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  4. 矢沢
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  6. 才能
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  8. 彼女
  9. 画家
  10. 新藤
  11. 自分
  12. 妙子
  13. カーテン
  14. パリグリーン
  15. 関係
  16. 尾上
  17. アートラボ伊藤
  18. 昨日
  19. 小鳥遊
  20. 祥子

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

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(青柳 靖)何 浮かれてるんだよ。

(矢沢英明)いやあ 久しぶりに
妙子さんの歌 聴けるなんて

もう 嬉しいな。
ああ そう。

好きなんですよ
あの… ムード歌謡?

ジャズだよ!
ああ…。

(垣内妙子)ムード歌謡じゃねえな。
(青柳)なあ。

あれ? この人
この間 テレビ出てた!

(青柳)んっ?

(荒い息)

♬~

タレントさん?
ううん。

美術界の革命児なんだって。

(矢沢)革命児ですか。
(妙子)そう。 あの… ほら

絵ってさ ものすごく高い
イメージがあるでしょ。

オークションとかで
何億っていうのもありますもんね。

それをね 安く 誰でも
楽しめるものにするんだって

なんか テレビで言ってたよ。

(荒い息)

気に入った絵が
高すぎて買えないんだったら

自分で
描いちゃえばいいんじゃねえの?

そりゃ そうですね。

(青柳)そっちのほうが
高く売れちゃったりして。

うわっ!
(妙子)あっ! ちょっ…。

(青柳)なんすか? すいません。
あの… どうしました?

青ちゃん! 誰…?
青ちゃん! 誰…?

いや 知らないよ。

(神崎えりな)助けて…。
(青柳)えっ?

た…!?

(えりな)助けて!

俺 こっち行くわ。
はい。

(青柳)大丈夫ですか?

んっ…?

(荒い息)

(矢沢)青柳さん!

(青柳)なんだよ?

♬~

(青柳)あららららら…。

美術界の革命児です。

青ちゃん! 大丈夫?

(妙子)青ちゃん!

♬~

♬~

♬~

(早瀬川真澄)あと お願いね。
はい。

ああ… お待たせ。
(小宮山志保)お疲れさま。

死因は窒息死。

窒息? 首に絞められた痕は
なかったんじゃ…?

吐瀉物がのどに詰まって
死亡してる。

嘔吐したって事?
うん。

なんで嘔吐したかは
今 血液 調べてるところ。

もう少しで結果出ると思う。
うん。

で どうなの?
んっ?

まだ バレてないの?

ああ 村瀬さんの病院?
(早瀬川)うん。

それが 全然バレないの。

(2人の笑い声)

そりゃ そうでしょうね。

あなたたち その辺の夫婦より
夫婦っぽいしね。

ええ… 何? それ。

今度 お見舞いに行くわ。
旦那様の様子をうかがいに。

だから それ やめてって!
ねえ もう。

さあ 仕事しよう。

ねえねえ ねえねえ ねえねえ。

聞いてほしい事があるんだけど…。
いい?

(矢沢)亡くなったのは
アートラボ伊藤の社長

伊藤伸雄さん 49歳です。

テーブルの上に コーヒーカップが
2つ残されていました。

誰かと会っていた可能性があると
思われます。

そのコーヒーに
ヒ素が混入されていたみたい。

伊藤さんは そのコーヒーを飲んで
急性ヒ素中毒を起こして嘔吐。

それが のどに詰まって
亡くなったそうよ。

(浅輪直樹)防犯カメラは?
(矢沢)設置されてませんでした。

(新藤 亮)ヒ素って そんな簡単に
手に入るものなんですか?

どうなんだろうね。

けど 伊藤さんの自宅に
そのヒ素が保管されてたんだって。

(国木田誠二)昔はね

木材の防腐剤として
ヒ素が使われてた。

(一同)へえ~!

はい。 えー…
第一発見者なんですが

神崎えりなさん。 同居人です。

えっ! 同居人?
うん。

じゃあ この人が
怪しいんじゃないんですか?

で 同居人 若っ!
19歳。

(新藤)49歳と19歳が同居!?

これって 2人の関係は
どういう関係なんですか?

神崎えりなさんは
アートラボ伊藤の専属の画家です。

昨日は 一日中
絵を描いていたそうです。

(物音)

(矢沢の声)で リビングの物音を
聞いて 出てきたら…。

♬~

(矢沢の声)伊藤さんの自宅を
訪ねてきた人物は

見ていないそうです。

専属の画家は他にもいますよね?
どうして彼女だけ?

(矢沢)彼女
相当 才能があったようですよ。

へえ~!
(矢沢)これ 見てください。

(矢沢)えりなさんは
施設で育っています。

その才能を見込んだ伊藤さんが
去年 施設から引き取りました。

相当 目をかけていたようですよ。

ここに 「生き別れた母との
感動の再会」って

書いてありますけど…。

うん。 でも
伊藤さんと住んでたみたいだよ。

えっ その母親は
今 どこにいるんですか?

青田町のアパート。
その近くのスナックで働いてる。

うーん… 生き別れなあ。

で 神崎えりなは
どうしてるんですか?

(矢沢)ショック状態です。
今 一応 病院に。

♬~

じゃあ 小宮山さんは 伊藤さんに
最近 変わった事がなかったか

アートラボ伊藤で
話を聞いてください。

わかった。
で 青柳さんと矢沢さんは

神崎えりなさん
落ち着いてからでいいので

ちょっと
詳しく 話 聞いてください。

了解!
了解。

俺と新藤は 伊藤さんに

恨みを持っている人がいないか
探ります。

(新藤)了解です。
よし 行きましょう!

ちょっと 班長。
何やってるんですか?

片付けてるんですよ。
えっ? 一緒にお願いします。

どうして?
「どうして?」って…。

一人じゃ
見落としがあるかもしれません。

最初から 失敗考えて
どうするんですか。

行きますよ! はい それ置いて。
いや…。

ほら 置いて 置いて!
いってきまーす!

はい いってらっしゃい。

班長! 村瀬みたいに
足 引っ張らないでくださいよ。

(一同の笑い声)
よし 行きましょう!

(村井祥子)これからだったんです。

やっと うちの事を
いろんな方面の方に知って頂いて

これから 伊藤社長の夢が
かなうところだったのに…。

「絵画を身近なものに」
という夢ですか?

それも もちろんですが

それ以上に 伊藤社長は

画家を目指す若者たちの
支援を考えていました。

若者の支援?
ええ。

現在 絵を描く事で
生活できている人は

本当に わずかしかいません。

やっぱり 厳しいんですね…。
厳しいですよね。

美大を出ても 絵画教室や
美大の予備校の講師だけでは

生活が苦しい事が多いですしね。

結局 ほとんどの人が
普通に就職してますよね。

そうなんです。

(祥子)弊社の専属画家は

名前こそありませんが
実力は確かです。

その絵をホテルやレストランに

適正な価格で販売する
ルートを作る事で

画家を目指す若者が
自分の絵で生活できるようになる。

社長は それを目指していました。

素晴らしい絵ですね。

(尾上宗輔)ありがとうございます。
それ 僕が描きました。

これは 印象派…。
印象派ですか。

実は 尾上くんの絵は
うちで一番売れてるんです。

ああ 納得ですね。

本物の19世紀フランスの
絵画のようですよ。

特に
色には こだわってますから。

班長 なんで
そんなに絵に詳しいんですか?

ああ… ちょっと 昔ね。

絵を描かれてたんですか?

いや…。

じゃあ 昔って なんですか?

ええ~? どういう感情?

ああ… まだ見てる。

こちらは
絵を買ってくださった方ですか?

あっ いえ…。

警視庁の国木田です。
小宮山です。

警察?

伊藤社長が
昨夜 遺体で見つかったの。

社長が!?

村井さんは 伊藤さんとは
ずっと一緒に会社を?

(祥子)はい。

苦しい時もありました。

でも 最初に掲げた理念を
決して曲げずに頑張ってきて

やっと ここまできたのに…。

ここ最近 伊藤さんに

何か変わった様子は
なかったですか?

(祥子)変わった様子?

何か 誰かと
トラブルを抱えていたとか。

社長の事を よく思ってない人は
多いと思います。

(尾上)村井さん
あの人じゃないですか?

(小宮山・国木田)あの人?

はい。 伊藤社長ともめてた…

小鳥遊さんです。

♬~

(小鳥遊幸哉)伊藤くんが…
そうか。

それは惜しいなあ… 実に。

あなたと伊藤さんが

神崎えりなさんを巡って
もめていたっていうのは

本当ですか?

(小鳥遊)あいつは
腐りきった コソ泥です。

ふざけるな!

この子は俺が見つけたんだ!

神崎くん こっち来なさい!

(伊藤伸雄)やめてください。

彼女は僕が引き取ります。

だまされたら駄目だ!

こいつは お前の絵を
二束三文で売り飛ばす気だぞ!

彼女は…!

僕が育てます。

黙れ! 黙れ 黙れ!

(たたく音)

お前に
そんな事できるわけがない!

神崎えりなだけじゃない。

これまでにも 多くの人材が
あいつに食い潰された。

ご自身が目をかけていた画家を
取られたから

恨んでいたんですか?

そんな底の浅い話じゃありません。

(小鳥遊)この2枚の絵を見たまえ。

一枚は2億円。

もう一枚は贋作で たったの20万。

どちらが2億の絵か
わかりますか?

いや あの 遊んでいる暇は…。

遊びじゃない!

(新藤)こっちが2億!

えっ?
えっ 違います?

俺 こっちだと思った。
(新藤)えっ?

♬~

ためすぎじゃない?

こっちが2億。

よっしゃ!

これ あの… 事件と
どういう関係があるんですかね?

(小鳥遊)私はね 刑事さん

あなたのような人を
減らしたいんです。

えっ?

あなたのように
本物を見極められない人間を

私は 心底軽蔑する。

申し訳ない。
少し言葉が過ぎました。

ただ 私たちは
これまで 一人でも多く

本物を見極められる人を
増やそうと 尽力してきました。

それなのに 伊藤は
安い絵を大量にばらまき

我々が守り 育ててきた
美術界の品位を

おとしめようとした!

到底 許せるものじゃありません。

昨夜は どちらに?

ずっと
ここで仕事をしていました。

そろそろ お引き取り願えますか?

少しは落ち着きましたか?

(えりな)はい。
ありがとうございます。

昨日の事 もう少し詳しく
教えてくれるかな。

お母さんです。

えっ?

お母さんが
伊藤さんを殺しました。

んっ? えっ?

ゆうべ お母さんが
伊藤さんを訪ねてきたんです。

(矢沢)どうして
お母さんが伊藤さんを?

お母さんは

私を伊藤さんから
引き離そうとしてました。

(伊藤)お引き取りください。
(神崎さつき)ちょっとやめてよ!

あの子は私の子です。
私が引き取ります。

(伊藤)帰ってください。

あなたは 一度
えりなを捨てたんだ!

あんたには関係ないでしょ!
えりな!

(さつき)えりな~!
(伊藤)やめてください!

聞こえてんでしょ!?

(さつき)誰が産んでやったと
思ってんのよ!?

(伊藤)帰りなさい!
(さつき)返事ぐらいしなさいよ。

私 どうしたらいいか
わからなくて…。

黙ってて ごめんなさい。

♬~

あの子の母親が
伊藤さんを殺したんですかね?

♬~
(真矢)びっくりじゃない?お肌だけじゃなく

歯ぐきもコラーゲンで出来てるんですって!

(主婦A, B)えっ!?
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(矢沢)こんにちは。

あの… こういう者です。

神崎えりなさんの
お母様ですよね?

なんですか?

アートラボ伊藤の伊藤伸雄さん
ご存じですか?

(青柳)娘さん
その伊藤さんっていう人に

利用されてたんでしょうか。

ただで 絵 描かされてた
みたいなんですけどね。

ああ やっぱりね。

そんな事だと思った~!
ああ ご存じでしたか。

(さつき)そうよ!

えりなの才能がどうとか
言ってたけど…。

全部 金のため。

もう えりなも馬鹿だから

世間知らずで
あんな男にだまされて…。

だまされて…。

そう。 金だけじゃない。
あの男 最低よ。

えりなを
いやらしい目つきで見たりして

何されてるか
わかったもんじゃない!

親として許せるわけないでしょ!

ああ… それで

昨日 伊藤さんのところに
行ったんですか。

昨日?
行かれましたよね?

えりなさんが
そう おっしゃってたんですけど。

昨日は行ってない。

では 昨夜はどちらに?

家にいた。
具合悪くて お店休んだから…。

もう いいでしょ。

へえ~ 最低ですか。

そうよ。

娘に絵の才能があるって知って
これは金になるなと思った途端

のこのこと戻ってきた
母親よりも?

何? それ。

「のこのこ」って何?

母親が娘に会いたくなるのは
当然でしょ!

あの子 小さい時
いっつも 絵 描いててね。

うまかったのよ。

あの子の才能 最初に気づいたのは
私なんだから!

じゃあ
どうして捨てたんですか?

あのままじゃ
私もあの子も野垂れ死んでた。

クソみたいな男に捕まって
借金 背負わされてね。

仕方なかったのよ。

仕方なかったとか言うな!

男と遊ぶのに
娘が邪魔になっただけだろ!

(矢沢)青柳さん!

では 昨夜 家にいた事を

証明できる方
いらっしゃいますか?

小鳥遊幸哉は 神崎えりなを
伊藤さんに奪われた事を

かなり恨んでる感じでしたよ。

神崎えりなに関して言えば

アートラボ伊藤の副社長
村井祥子さんも

あんまり
良く思ってなかったみたい。

神崎えりなを巡って

伊藤さんと口論になる事も
よくあったそうよ。

そっちもですか。

うん。 元々 アートラボ伊藤は

「絵画を身近なものに」
という理念でやっていたのに

神崎えりなだけは
特別扱いだったみたい。

彼女には 安く売るための絵を
描かせていなかった。

あの子に うちの仕事はさせない。

(祥子)えっ?

あの才能を
埋もれさせちゃ駄目だ。

必ず 世界に名前を響かせる
画家にする。

他の画家たちには
どう説明するんですか?

みんな 納得しませんよ。

伊藤さんは 会社の顔として

いろんな取引先と
パイプを作っていたのに

最近は 神崎えりなに
付きっきりになったせいで

受注が減って
経営が傾いていたみたい。

矢沢さんのほう どうでした?

神崎えりなは お母さんが殺した
と言っています。

お母さんは 昨日

伊藤さんのところには
行っていないと。

アリバイとしては弱いですよね。
(矢沢)ええ。

引き続き 聞き込みします。
うん。

(佐久間 朗)失礼します。

(新藤)おお! さっくん。
何か わかりましたか?

(佐久間)はい。 被害者が飲んだ
コーヒーに入っていた

ヒ素の量を調べたんですが
意外に少ないんです。

これで 急性ヒ素中毒を
引き起こしたとは

ちょっと考えられないんですよね。

(青柳)ええ… どういう事?

恐らくですが 以前から日常的に

ヒ素を体内に取り込んでいた
可能性が高いです。

体内にヒ素が蓄積されていて

コーヒーに含まれていたヒ素が

引き金になった
っていう事ですか?

(佐久間)はい。
ヒ素は無味無臭ですから

例えば 少量なら

料理に混ざっていても
わからないと思います。

(青柳)えっ… じゃあ
伊藤さんのところで

食事に ヒ素を入れられるのって

彼女って事かな?

神崎えりなが
ヒ素を盛ったって事ですか?

なんで この子が?

それは わかんねえけど…。

なんか そういう可能性も
出てきちゃったのかな。

うん…。

もしもし。 妙子?

うん。 青ちゃんだよ~!

ちょっと… 聞いて。

ちょっと
頼みたい事があるんだけどさ。

(チャイム)

(院内アナウンス)
「お知らせ致します」

「本日 12時15分より…」

(ノック)

(えりな)はい。

(矢沢)失礼します。
あれ? 妙子さん。

(青柳)おう。

どうして?
(妙子)えっ?

あっ… まだね
一人は怖いって言うから。

店長に相談してね

お店の寮に しばらく
泊まってもらう事にした…。

へえ~!
(えりな)ありがとうございます。

ううん。

まあ それはいいんだけどさ

あの日 君のお母さん
伊藤さんちに行ってないよね?

配送員と
同じアパートの住人から

お母さんが自宅にいた事を
聞きました。

なんで 嘘ついたのかな?

自分を捨てたお母さんの事を
困らせたかったとか?

ひょっとして

伊藤さんを殺したのは
君だったりして。

はあ!? 何 それ!

そういう可能性も出てくるの!

あの日 何があった?

物音を聞いて 部屋を出て

倒れてる伊藤さんを発見して
救急車を どうして…。

(えりな)うっ…。

(青柳)呼ばなかったのかな…?

(荒い息)
(鼓動音)

君 もしかして…。
(えりな)私 殺してない!

(看護師)うわっ! 危ない…。

(さつき)えりな?

会いたかった~。

一人で不安だったでしょ?

さあ 一緒に行こう。

(えりな)うう… うっ…。

(さつき)立ちなさい!
お母さんと一緒に来んの!

(激しい鼓動音)

伊藤 死んだんでしょ?
どこで生活すんの?

私がいなきゃ 野垂れ死ぬわよ。

お前のために言ってんだよ!
早く来なさいよ!

立ちなさいよ ほら!

早く来なさいっつってんの!

立ちなさいよ!
お母さん… お母さん!

親子でも 誘拐罪は成立しますよ。

すみません あの…

しばらく うちで泊まる事に
なってますから 大丈夫です。

またね えりな。

大丈夫?

(えりなの荒い息)

(えりな)なんなの? マジで…。

「お前のため」って… 嘘つくな!

それ 誰の事 言ってるの?

伊藤の事? お母さんの事?

自分を利用しようとした奴ら
全員の事?

期待してるよ。

(伊藤の声)彼女は 僕が育てます。

(さつきの声)会いたかった~。

返事ぐらいしなさいよ。
聞こえてんでしょ!?

お前のために言ってんだよ!

誰が産んでやったと
思ってんのよ!?

(伊藤の声)帰ってください。
(さつきの声)えりな!

うああーっ!

♬~

(えりなの叫び声)

おい 頼む。
わかった!

いいんですか?
一応 彼女 被疑者ですよね?

まあ だから…

目の届く所にいてもらったほうが
いいって事じゃない?

ええ…。

ああ お疲れさまです。

何か つかめましたか?

ああ… 伊藤さんの自宅にあった
ヒ素化合物と

伊藤さんの体内から検出された
ヒ素化合物は一致しませんでした。

つまり ヒ素は 外から
持ち込まれたものみたいですね。

そうでしたか。

何 見てるんですか?

ああ 伊藤さんも
花山賞 取ってるんですね。

伊藤さんも かつては
画家を目指していたんですね。

しかし 画家としては
生活できなかった。

美術界は 彼を認めなかった。

それもあって 自分みたいな人間が
絵で生活できるように

会社 立ち上げたんですもんね?
ええ。

ですが それは ある意味
正攻法では勝てない…

負けを認めてしまったというのが
あったんじゃないでしょうかね。

「負け」っていうのは?

神崎えりなという才能に出会って

彼女を美術界に認めさせる事で
負い目を払拭させようとした。

…じゃないかな。

まあ これは臆測です。
忘れてください。

♬~

♬~

(えりな)…なんですか?

(妙子)ごめん。 気になるね。

フフッ…。

お水 持ってくるね。

♬~

♬~

(浅輪倫子)お待たせ… えっ?

何してんのよ。

ああ ごめんごめん。 絵 見てた。

絵?
うまそう~!

本日のケーキ
ピスタチオのケーキで~す。

はーい いただきま~す。

絵に そんなに興味あったっけ?

ないよ。
えっ?

俺はよ… 2億と20万の違いが
わからねえ男だからよ。

なんで かっこつけてんのよ。

えっ? 2億と20万?

贋作が見抜けなかったのよ。

えっ? 嘘!
いやいや 俺はね

2億と20万の絵があって
20万のほう選んじゃったわけ。

でも なんか こっちのほうがさ

なんとなく こう ハートがあって
いい感じがしたんだよね。

ハハ… まあ 感性は
人それぞれだからね。

まあね… うん。
ええ~ でも 20万あったら

すっごい いいオーブン
買えるんだけどな。

まあ そうだよね。
20万っつったら立派な金額だよ。

そうだよ。

あのさ 私が 前に
フランスで修業してた時に

お店に 有名な絵の評論家が
来た事があったのよ。

へえ~。
で その時も 私

このピスタチオのケーキを作って
出そうとしたの。

そしたらさ 師匠が
「駄目だ!」って言うの。

ああ そっか。 嫌いだったんだね
ピスタチオをな。

違う。
ん?

なんと その人

野菜以外の緑のものは
食べないって。

何? それ。

でしょ?

私も 「何? それ」と思って
そのあと詳しく聞いたら

なんと 昔 美術の世界じゃ

緑は 呪われた色って
言われてたんだって。

ふ~ん… なんで?

えっ? わかんない。
ふ~ん。

ちょっと調べてみて。

俺が?
うん。 気になった。

わかった。
ごめん。

待って…。

緑… 呪われた色。

ん?

(踏切の警報音)

♬~

♬~

あれ?
ああ…。

おはようございます。 早いですね。

ちょっと 早瀬川先生に
用があってさ 行ってきた。

もしかして 伊藤さんのご遺体に
なんか気になるとこありました?

いやいや… 神崎えりな

脱臼癖あるんじゃないかなと
思ってさ。

脱臼癖?
いや ほら

ちっちゃい頃 脱臼を繰り返すと
しびれが残ったりするんだって。

もしかして… 神崎えりなって
虐待受けてたんですか?

いや… まあまあ まあまあ…。

…で どこ行くの?

佐久間のとこ。
ふーん…。

じゃあ。
おお。

♬~

浅輪さんの読みどおりでした。

カーテンには
パリグリーンと呼ばれる

緑の染料が使われていました。

♬~

ありがとう。

えりなちゃん…。

(倒れる音)

えりなちゃん!?

えりなちゃん!? 大丈夫?

(荒い息)
(妙子)ねえ どうしたの? ねえ!

(妙子)青ちゃん…。

(青柳)この子が ヒ素中毒って
どういう事だよ?

ごめんなさい…!

朝 起きたら
もう いなくなってて…。

まさか 自殺を?
ああ?

(携帯電話の振動音)
あっ…。

一体 何があったんだよ!

(矢沢)青柳さん
ヒ素中毒の原因 わかりました。

よし… 戻るぞ。
はい。

頼んだ。

(青柳)あっ…。

死ぬなよ!

♬~

あなた 伊藤さんのアトリエに
カーテンを贈ったそうですね。

(祥子)はい。
1年くらい前だったと思います。

ちょうど えりなさんが
伊藤さんのところに来た頃ですね。

何が言いたいんですか?

あのカーテンの染料には
ヒ素が含まれてました。

ヒ素?

私は ヒ素なんか知りません。

あなたが贈ったのは
このカーテンですよね?

いえ…。

私が贈ったものとは
色が違います。

♬~

(携帯電話の着信音)
あっ きた。

はい 浅輪です。

あのカーテン贈ったの
副社長じゃなかったわ。

それと…。

わかりました。
ありがとうございます!

よし 行こう!
よしっ。

♬~

あなたは 副社長の村井さんが
注文したカーテンを

会社で受け取り

それを パリグリーンを使った
カーテンにすり替えた。

ですよね?

尾上さん。

村井さん
急に 仕事が入ったみたいで…。

彼女には 明日にでも
お礼を言っておくよ。

いい色ですね。
うん。

(新藤の声)パリグリーンは
湿気を含むと

ヒ素の含まれた有毒なガスを
空気中に発散する。

19世紀頃

ヒ素は まだ危ないものだと
知られていなかった。

だから 当時の人々は

パリグリーンを使った絵や
絨毯やドレスなどから

知らない間に ヒ素を吸い込み
死に至った。

パリグリーンは 「死を呼ぶ緑」と
呼ばれていたようですね。

あなたは パリグリーンで染めた
カーテンを使って

伊藤さんや神崎えりなさんに
日常的に ヒ素を吸わせた。

少しずつですが 確かにヒ素は

伊藤さんやえりなさんの体内に
蓄積していった。

そして あの日

あなたは
伊藤さんのもとを訪れ…。

(伊藤)コーヒー入れようか。

あっ 自分が入れます。

座っててください。

(尾上)えりなさんは 部屋で?

うん。

今の時間は 集中して描くように
言ってるんだ。

(尾上)そうですか。

♬~

(伊藤)で 相談って なんだ?

(浅輪の声)あなたは
その場をやり過ごし…。

(尾上)ありがとうございました。

(浅輪の声)
伊藤さんのもとを去った。

そのあと すぐ

あなたがコーヒーに入れたヒ素が
引き金となって

伊藤さんは 急性ヒ素中毒を発症。

死亡した。

あなたは 19世紀の印象派の絵画に
傾倒されていたそうですね。

だから 色も当時と同じものに
こだわって 自分で作っていた。

ヒ素を使った緑色
パリグリーンも。

あなたの自宅から
大量のヒ素が見つかりました。

パリグリーンを作った跡や

カーテンの試作品も
見つかりました。

(尾上)僕は
本物を目指してたんですよ。

本物の芸術を。

あんなガキよりも
僕のほうが才能もあった。

なのに
僕には安い仕事ばっかさせて…

あのガキを
売り出そうとしたんだ!

あの才能を
埋もれさせちゃ駄目だ。

必ず 世界に名前を響かせる
画家にする。

(祥子)他の画家たちには
どう説明するんですか?

みんな 納得しませんよ。

世界に通用するのは
えりなだけだ。

♬~

そんな理由で
伊藤さんを殺したんですか。

…そんな理由?

それ以外に 何があるんだ!

僕には才能がある!

才能がある人間が
評価されるべきだ!

(机をたたく音)

君 才能あると思うよ。

えっ…?

でも…
人を殺すために使う才能なんて

俺は 絶対に認めない!

♬~

伊藤を殺した犯人 捕まったよ。

お母さんじゃなかった。

君は 絵描くの

今は あんまり
好きじゃないんでしょ?

そんな事はないでしょう。

お母さんから聞いたんだけど

ちっちゃい頃は
いっつも絵描いてたって。

すごく上手だったって。

お母さんに褒められるの
嬉しかったよね。

あんたに関係ない。

うん。 俺には関係ないけど
君には関係あるでしょ。

最初は 絵で有名になったら

お母さんが戻ってきてくれるかも
しれないって思ったのかな?

また
褒めてくれるかもしれないって。

違う!

けど 賞を取っても
感動の再会にはならなかった。

小鳥遊も伊藤も
君の才能に目の色変えちゃって

本当の君を見ようとせず

勝手に君の人生
決めちゃったんだよ。

君は悪くないんだよ。

君の人生は 君のものだ。

だから お母さんにも
なんにも縛られる必要ないんだよ。

自分の好きなように…。

わかってるよ! わかってるし
言われなくても そんな事。

…そうなんだって。

なら よかった うん。
矢沢 帰るぞ。

この間 青柳さん

「気に入った絵がないんなら
自分で描けばいいのに」って

言ってたんだよな…。

その気になれば なんでもできる

って事だと思うよ。 うん。

また来るかな? 青柳さん。

また来ると思うよ。
嫌になるほど。

ええ? やだ。

頑張って!

(笑い声)

(青柳)あっ。

おう お待たせ。

えりなちゃん 大丈夫だった?

うん。 もう少し時間が経てば

お母さんと向き合えるように
なるんじゃないかな。

青ちゃんは優しいね。

いやあ~…。
フフフッ…。

青柳さん これ。
彼女から。

なんだ?

えっ? これ 俺?

へえ~… いいじゃん。

ハハハハッ…!
えっ? なんで笑うの?

いやいや でも うまいですよ。
なあ?

(矢沢)早苗ちゃんのアシスタント
頼もうかな。

彼女には 俺が
こんなふうに見えてたんだな。

ごめん… ハハハハハッ!
だって これ…。

なんで笑うの?
ハハハハハッ…!

かっこいい。
だろ? ほら。

ああ おいしい!
うん!

(矢沢)うまい。
ねえ。

どっひゃあ~!
どうした?

先輩 ちょっと
これ見てください。

あの 小鳥遊さんに
見せてもらった絵…。

ああ 2億と20万の?
はい。

俺の選んだ絵のほうが
贋作だったみたいです。

えーっ! じゃあ 俺のは?

先輩のほうが2億円。

ああ… そうか やっぱりな!

なんか こう 絵から伝わる
このオーラっちゅうもんをね

受け取っちゃったよね。
いや ちょっと待ってくださいよ。

先輩 あの時 めちゃくちゃ
落ち込んでたじゃないですか。

全然 落ち込んでないよ。
何? なんの話?

いや まあ… 先輩に絵を見る目が
あったっていう話ですよ。

よせよ 恥ずかしいじゃねえか。

浅輪 絵 わかるの?
いや わかるっていうか まあ

自慢じゃないですけど
中学の時のあだ名は

浅輪画伯ですよ。
ええ? 本当?

浅輪が はく…?

ねえねえ じゃあさ 画伯さ
何か 絵描いてみて。

全然いいですよ 描きましょうか?

(新藤)あっ あっ あっ あっ
じゃあ それなら

画伯 村瀬さん描いてくださいよ。

いやあ 人はどうかな…。

じゃあさ せっかくだから
みんなで描かない?

いいですね やりましょうよ!
俺はいいよ。

村瀬の顔
じっと見てらんないもん。

まあまあ まあまあ…
描きましょうよ…。

じゃあ ください ください 紙。
はい。

まあ 確かに こう
まじまじと見る事ないですからね。

はい! 班長も。

私もですか?
ええ。

班長の絵 見たいな~。
(4人)見たいな~。

仕方ありませんねえ。

よし! じゃあ
それぞれ描いてみましょうよ。

♬~

♬~

(青柳)もう一枚ちょうだい。

自分で取ってくださいよ。

♬~

できたー!
できた!

あっ 皆さん できました?
(新藤)マジすか? マジすか?

よーし!
ジャンジャンジャン ジャーン!

いきますよ! じゃあ…。

(一同)せーの…

はい!

なんすか? これ。
何? これ。

つうか お前
なんだ 画伯じゃねえ…。

(新藤)画伯?
(矢沢)これは画伯じゃない。

うまいでしょ。
漫画だよ これ。

数学の研究グループのリーダーとして
成果を上げていたようです。

(高宮良介)あの子には
圧倒的な数学の才能がある!

(青柳)おいおい… おい!
かぶってるだろ。

(広岡 巧)ない!

遺体なんか盗んで
どうするつもり?

(吉田一輝)犯人 捕まえて。
約束する。

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