特捜9 season4 #8[解][字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

特捜9 season4 #8[解][字]

密室で殺人事件が発生!!70代の母親を殺したのは、ひきこもりの40代の娘?浅輪直樹(井ノ原快彦)は、娘の抱える闇を追いかける中で、ハリネズミの謎にたどり着く!

◇番組内容
ビル清掃員・宮川文子が密室状態の自宅で刺殺されているのが見つかり、浅輪直樹(井ノ原快彦)らが臨場する。文子には娘がいるものの家を出ており、一人暮らしとのことだった。ところが、2階から物音が…。直樹たちは、押し入れに隠れていた文子の娘・雪を発見!雪は商社に勤務していたが、退職して以来、ひきこもっていたようだ。そんな中、時折、雪が訪れていたハリネズミカフェが判明。その店では生配信もしていて…?
◇出演者
井ノ原快彦、羽田美智子、津田寛治、吹越満、田口浩正、山田裕貴、宮近海斗(Travis Japan/ジャニーズJr.)、中越典子、原沙知絵、中村梅雀 ほか
◇脚本
瀧川晃代
◇監督
豊島圭介
◇音楽
吉川清之
◇主題歌
V6『僕らは まだ』(avex trax)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】大川武宏(テレビ朝日)
【プロデューサー】神田エミイ亜希子(テレビ朝日)、丸山真哉(東映)、森田大児(東映)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/tokusou9_04/
☆Twitter
 https://twitter.com/5drama9tokusou

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)
福祉 – 音声解説

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キーワード出現数ベスト20

  1. 文子
  2. 新藤
  3. 青柳
  4. 裁判
  5. お母さん
  6. 聡美
  7. 浅輪
  8. ハリネズミ
  9. 証人
  10. 年前
  11. 矢沢
  12. 莉子
  13. 橋本
  14. 工藤
  15. パソコン
  16. ハリネズミ君
  17. 営業部
  18. 成瀬聡美
  19. 彼女
  20. バイク

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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(パトカーのサイレン)

(浅輪直樹)
あっ お疲れさまです。

(青柳 靖)
こちらが第一発見者の…?

お疲れさまです。

(新藤 亮)あっ 先輩…。

(新藤)
被害者は宮川文子さん 73歳。

尚麗ビルというところで
清掃員をしていたようです。

背中を刺されてるね。
(新藤)はい。

凶器は それ?

(佐久間 朗)はい。 多分
ここにあったものだと思います。

第一発見者は?

あっ 同じビルで働いていた
清掃員仲間の方です。

(青柳)そもそも どうして
こちらに いらしたんですかね?

…無断欠勤したんですよ。
ん?

そういうところ ものすごく
うるさい人だったのに。

ひと言 言ってやらないと
気が済まないって思って…。

(矢沢英明の声)玄関の鍵は
締まってたんですよね?

(女性の声)はい。

あの年で一人暮らしでしょ。
ちょっと心配になっちゃって。

宮川さん!

(青柳)一人暮らしって事は
こちらには

ご家族は いらっしゃらなかった
って事ですかね?

ああ 確か…
自立して出ていった娘さんが1人。

有名商社で 世界相手に
バリバリ働いてるって…。

(矢沢・青柳)ふーん。

ああ お疲れさまです。
(小宮山志保)お疲れさま。

(新藤)あっ 先輩。
この写真なんですけど…。

ん? ちょっと見せて。

こっちは被害者だね。

娘さんですかね…。

でも おかしいのよ。
えっ?

被害者の携帯に
それらしき名前がなくて。

なんでだろう?
いや…。

勝手口は?

ああ… 締まってたみたいです。
ああ そっか。

ちょっと 俺 向こう行ってくるわ。

ああ じゃあ…。
ごめんなさい ごめんなさい。

俺も…。
あっ 見て!

えっ えっ…
はい はい はい。

最後の発信
弁護士さんだって。

昨日の15時40分
「成瀬聡美」…。

あっ! さっき見た。
えっ?

ここ ここ… これだ。

「成瀬聡美法律事務所」

さっくん。
はい。

ここの窓って 鍵締まってたよね?
はい。

他に 出入りできそうな所は
ありませんでした。

そっか。 2階は?
これからです。

これ ちょっと預かっておいて。
預かります。

って事は 侵入経路は2階か?

(物音)

(物音)

(新藤)先輩 どこ行きました?
シーッ!

(宮川 雪)はっ…!

もしかして 娘さんですか?

(新藤)まさか
あなたが お母さんを?

チェックメイトだって
ハリネズミ君。

♬~

♬~

(早瀬川真澄)
刺創の幅が2センチで

深さが11センチ。

背中から心臓まで達してた。

凶器は
この裁ちばさみで間違いない。

はい。 で 死亡推定時刻が
昨夜 午後7時から9時の間。

(矢沢)ふーん。
昨日の夜って事ですか?

うん。
じゃあ あの娘が その時間に

家にいたか いなかったか
って事だよな。

娘さん 引きこもりなんだって?

(青柳)そうみたいなんだよ。
(早瀬川)いつから?

うんとね… 部屋に「入るな」って
貼り紙がしてあって

それが
2006年のカレンダーだから…。

15年前です!
(青柳)…ぐらいって事になるかな。

彼女が犯人なの?
(矢沢)いやいや

それが まだ言ってくれないので
わかんないんですよ。

手を怪我してて
警察病院にいるんだけど。

(新藤)
玄関には鍵がかかってました。

家の中には あなたしか
いなかったんですよね?

それって… 私が殺したって事?

そうなんですか?
新藤…。

いいんじゃない? それで。

夕飯に 嫌いな人参が入ってたから
殺した。

(雪)働けって うるさいから
殺した。

それでいいんじゃない?
(スプーンが落ちる音)

わかりました。
じゃあ 今日は帰ります。

ご飯 ちゃんと食べてくださいね。

スプーンは 新しいのを
持ってこさせますので。

病院食が嫌なら

今度 食べられそうなもの
用意しますから。

ミルワーム。

えっ ミルワーム…?

(成瀬聡美)
宮川文子さんが殺された…?

ええ。
そんな…。

(成瀬莉子)お母さん。
ああ… 大丈夫。

莉子 早急に明日の準備を。
わかりました。

明日って
この裁判の事ですよね?

はい。 実は 文子さんは…。

被害者の宮川文子さんは
早くに旦那さんを亡くして

その後 保険屋さんとか
デパ地下とか 地道に働いて

一人娘の雪さんを

女手一つで育て上げたそうです。

そのかいもあって 雪さんは
大手 鷺坂商事に就職。

一度は
家を出たらしいんですが…。

その6年後
鷺坂商事を退職して

家に戻って 引きこもったって事?
(新藤)はい。

で その商社 辞めた理由は?
ん? リストラ?

いや それは
まだ わかってないですね。

(国木田誠二)
お母さんの文子さんが73

娘の雪さんが43。

典型的な7040ですね。

(新藤)ん? 7040?

働かずに実家にいる40代を
70代の親が面倒を見る。

現代特有の問題ですよ。

閉鎖された空間の中で
事件が起きる事は

珍しくないですね。

じゃあ あの自供は
本当だったかもですね。

ちょっと待て。
えっ 自供してるの?

夕飯に
嫌いな人参が入ってたから

殺したそうです。
はあ?

いやいや…
お前 あれは自供じゃないよ。

でも でも でも…
凶器のはさみには

雪さんの指紋しか
付着してなかったんですよね?

家の中は 完全に密室だったし

彼女じゃないとしたら
一体 誰が?

いやいや
そうかもしれないけどさ

もうちょっと
調べてからにしようよ。

今 雪さんを犯人に決めつけるのは
よくないでしょうよ。

ああ 雪さんの怪我って
大丈夫なんですか?

ああ はい。
でも まあ 落ち着くまでは

警察病院にいてもらおうかなと
思ってます。

すごい情報 手に入れたわよ。
なんですか?

弁護士の成瀬聡美って知ってる?

(矢沢)ああ… あの テレビの
コメンテーターとして出てる

あの 人権派弁護士の?

そう。 彼女の話によれば

被害者の文子さんは とある裁判の
重要な証人だったんだって。

(青柳)なんの裁判?
パワハラによる不当解雇よ。

原告は 上司のパワハラで
うつ病に追い込まれ

不当解雇されたそうなの。

文子さんは
そのパワハラを目撃した

唯一の証人だったんだって。

えっ…
尋問前に殺されたって事ですか?

そう。 その証人尋問は
明日の朝10時から。

(青柳)明日…? それ
めちゃくちゃ怪しいじゃん。

私 明日 村瀬さんの病院に
行ってから 行ってくるね。

その裁判 俺も一緒に行きます。
本当?

で 村瀬さんはどうなの?

リハビリ
めちゃめちゃ頑張ってますよ。

(青柳)そうなんだ。 新藤 何?
村瀬にメール送るんだ?

えっ? 青柳さんが送れば
いいじゃないですか。

俺は嫌だよ!

へえ~。
新藤 村瀬にメール送るんだって。

なんなんですか? それ。

絵文字だけでもいいから
送ってあげてよ! 喜ぶから。

テンション上がるんだから もう。

じゃあ 俺らは
被害者の職場 あたるか。

ああ じゃあ
そっち お願いします。

ええ~… 先輩 俺は?
ん? ああっと 新藤は…。

ああ そうそう そうそう…
ミルワーム お願い。

ああっ それ
ネットで調べたんですけど!

芋虫みたいなやつですよ…
俺 一番嫌いなやつ…。

どうしたの?
いやいや… 正確には

生き餌用に養殖された
甲虫の幼虫だよ。

嫌です… 嫌です。
ああ さすがです!

班長。 新藤をお願いします。

了解。 明日 行こう。

もう びっくりしましたよ。
このビル 全部 関連会社でね

うちは その末端なんです。

裁判で証言するって事は
親会社の重役を売るって事なの。

もう バレたら即クビよ!

って事は 宮川さんは
正義感が強かったんですね。

正義感? いや… ないない ない!
言ったでしょ?

あの人が好きなのは
お金と 娘の自慢話だって。

えっ ちょっと。 何 見てるの?
(宮川文子)ん?

娘よ。

鷺坂商事でね
世界中 飛び回ってるの。

「鷹がトンビ」ね。

いやいや それ言うなら
「トンビが鷹」でしょ?

教養ないわね。
あんたに言われたくないわよ。

それよりね
昨日貸したお茶代150円 返して!

はーい。 フフフフ…。

ハハッ… 150円ってねえ。
ねえ~。

いや 返しましたよ。
そりゃ そうでしょうね。

まさか 引きこもりの娘さんを
養うために働いてたなんてねえ。

文子さんは クビ覚悟で

今回の証人を
引き受けたって事ですか?

なんか 他に 割のいい仕事
見つけたんじゃないの?

そういえば おととい
駅前の居酒屋で

文子さん 見かけたわよ。

あそこ バイト募集してるから。
(矢沢)えっ 何時頃ですか?

仕事終わるのが3時だから…
3時半くらい?

その居酒屋の名前は?

「あじと」です。
(青柳・矢沢)「あじと」?

(村瀬健吾)フフ…。
フフ… どうした?

ん? 今 あれなんだろ
捜査中なんだろ?

そうよ。
新藤から こんなメール来てな。

あいつは有能だよ。
ちゃんとわかってる。

フフッ…。
ん?

そうよ。 早く帰ってきてね。
みんな 待ってるから。

わかってるよ…。

(鳴き声)

(2人)うわ~! かわいい…!

ハハハ…。
かわいい…。

これがミルワームです!

うわーっ!
絶対無理! 絶対無理です!

あの… この人
来た事ありますか?

いや もう さすがに
来てないんじゃ…。

(店員)ああ!
宮川さんですね。

ありますよ。
よく来てるんですか?

1カ月に一度くらいですかね。

ずっと そこに座って
本を読んだりとか

あと たまに
ハリネズミ君が起きてくると

これ あげたりとか。

あの子ですか?

この子が 彼女のお気に入り。

その名も 「ハリネズミ君」です!

(新藤)えっ… ハリネズミの名前が
「ハリネズミ君」?

犬に 「犬君」って
言ってるみたいなものですよね!

ハハハ…! 超ウケるんですけど。
(新藤)確かに。

ハリネズミ君 おいで~。
出ておいで~。

寝てるんですよ。
えっ?

ハリネズミってね
モグラの仲間だから

基本的に夜行性で
一日20時間ぐらい寝るそうですよ。

確か あれですよね。 あの…
繊細でストレスに弱いから

一人でいるのが
好きなんですよね。

よくご存じで。
まあ…。

君も引きこもりかあ。

これ カメラですね。

「ハリネズミチャンネル」?

(店員)ああ…。

毎晩 ハリネズミの生態を
生配信してるんです。

午後7時から11時って

死亡推定時刻と重なるな。
雪さんも見てたかも…。

(裁判長)証人が亡くなったと
聞きましたが。

(聡美)はい。
宮川文子さんは 本来なら

被告 工藤氏のパワハラを
証明できる

大切な証人だったのですが…。

(裁判長)どうしますか?
双方代理人 期日を改めますか?

(弁護士)しかるべく。

裁判長。

これを 証拠品として
認めて頂けないでしょうか?

これは 亡くなる1週間前
証人の自宅で録音したものです。

パワハラを裏付ける
証人の証言です。

成瀬さん。

(聡美)刑事さん。
昨日は どうも。

あっ 同僚の浅輪といいます。

あの…
先ほどのですね ICレコーダー

お聞かせ頂く事は
できますでしょうか?

(文子の声)「掃除をしてたら

隣の部屋から
聞こえてきたんですよ」

「“死んでくれ…
今すぐ 死んでくれよ"って」

「それで 見てみたら
営業部の工藤さんが怖い顔して

土下座をする部下の人を
怒鳴ってたんですよ」

「あれは 紛れもないパワハラです」

(操作音)
以上です。

ありがとうございます。
ありがとうございます。

(聡美)これが
証拠として認められれば

必ず勝てるわ!
はい。

私は すぐに事務所に戻って

声紋鑑定の専門家を手配するから
あとは よろしく。

じゃあ。

莉子 あなたは
いつも私を助けてくれる。

自慢の娘ね!

(聡美)失礼します。

親子で弁護士さんなんですね。

はい。 私なんか
母に比べれば まだまだですが。

いやいや さすがですよ。
とっさに録音したんですか?

実は 母と文子さんが
少し もめていて…。

ん?
もめていた?

はい…。

会社を裏切るんだから

それ相当の額
出してちょうだいね。

(聡美)文子さん。 でも
これは社会正義なんですから…。

はあ? 社会正義が 私に
おまんま食べさせてくれるの?

…わかりました。

じゃあ
交通費という名目で 5万で。

10万。

その代わり
ちゃんと証言してくださいね。

(聡美)
これ 裁判の対策の書類です。

(物音)

ああ… ネズミ。

うち 築50年だから。
ハハハハ…!

あれって 本当は
引きこもりの娘さんですよね?

ご存じでしたか?

文子さんは隠してたみたいだけど
気配で なんとなく…。

(青柳)店長さんですか?

(橋本圭吾)あっ はい。
(矢沢)こういう者です。

最近 こういう方
見かけませんでしたか?

はい。 この人なら
おととい 来ましたよ。

こんにちは。

従業員募集の貼り紙を見たって…。

でも お断りしましたよ。
年が年だし。

あれ? でも 年齢は問わないって
書いてありましたけど?

最近 コンプライアンスが
うるさくて…。

橋本さん
ちょっと 手 貸してください。

はいよ!

すいません。 もう いいですか?
やる事が多いんで…。

(青柳)ああ そうですよね。
すいません お忙しいところ。

パワハラ上司の工藤には
アリバイがありました。

成瀬聡美って弁護士の可能性は?
家に出入りしてたんでしょ?

聡美さんにとって 文子さんは
大事な証人だったのよ。

殺すとは思えない。

あっ! ただね 娘の莉子さんから
変な事 聞いたの。

文子さんは 雪さんの
存在そのものを隠してたって。

あれ? パート仲間には

商社勤めだった頃の娘の事を
いまだに自慢してたって。

そういうのって

引きこもってた娘からしたら
たまんないよね。

親の過度な期待って
トラブルの原因になるからね。

夕飯に 嫌いな人参が入ってたから
殺した…。

あながち
嘘じゃないかもしれませんね。

犯行時刻の雪さんの行動が
わかりました。

(一同)えっ?

「ハリネズミチャンネル」?

かわいい…!

毎日 午後7時から11時まで
生配信してるそうですよ。

(新藤)雪さんは このチャンネルの
熱心なフォロワーで

事件当日の夜も この生配信を
見ていた可能性が高いんです。

(青柳)えっ どういう事?

あっ これは
事件の日のものなんですが

このチャンネル 生配信で
チャット機能があるんですけど

このチャットに登場する

「毒舌ハリコ」というアバターの
コメントが

雪さんのパソコンから
発信されてる事がわかったんです。

「毒舌ハリコ
今日も来ましたよ」

「ハリネズミ君
おはよっ」

「今日も
タワシだねー」

これ 毒舌ハリコの
コメントばっかりじゃない。

こんな感じで 熱心に
午後11時まで

ずっと続いてるんです。
ふーん…。

(矢沢)でも 10分もあれば
犯行可能だよね。

えっ… でも こんなテンションで
お母さん殺して

また戻ってきて
チャットに参加なんか できる?

それに 雪さん パソコンやる時
ヘッドホン使ってたわけですよね。

1階で殺人があったとしても

聞こえなかったっていう可能性も
ありますよ。

浅輪。 大事な事 忘れてないか?
えっ?

家は 密室だったんだろ?

雪さんが犯人じゃなかったら
なんで 鍵がかかってたんだよ。

ああ そこなんですよね…。

あっ ありがとうございます。
ん?

(新藤)個別のトークルームで 誰かと
会話してるものがあったので

プリントアウトしておきました。
ああ ありがとう。

「どした?」

「普通って何だよ?」

「引きこもりたくて

引きこもっている人間なんて

いないんだよ!」

「だよね」

チェックメイトだって
ハリネズミ君。

あれ? まだいたんですか?
あれ?

ああ もう… 携帯 忘れちゃって。
よし…。

あっ!
こんな所に落ちてる。 もう…。

班長。 これ お願いできます?

パソコンと ヘッドホンと。

それから

これは
私の部下からの差し入れです。

置いておきますよ。

失礼します。

(ドアの開閉音)

(パソコンの通知音)

♬~

(雪の声)
「ニセモノだろ」

おお…。

(浅輪の声)「うん ニセモノだよ」

(雪の声)
「…刑事か?」

(浅輪の声)「うん」

ああ…。

(浅輪の声)「ミルワーム 食べた?」

♬~

(雪の声)「お前が作ったのか?」

(浅輪の声)「ううん。
奥さんに作ってもらった」

ハッ…。

(浅輪の声)「ログ 読んだよ」

(浅輪の声)「引きこもりたくて
引きこもってる人間なんていない」

「生きるために
引きこもったんだよな」

(浅輪の声)
「君と ちゃんと話がしたい」

(雪)何が聞きたいんだよ?

お母さんとの生活。

起きるのは 大抵 昼頃。

母親は仕事に行ってるから
いつも一人。

でも 夕飯は一緒に食べた。

それだけは譲れないって言うから
仕方なく。

(雪)ごちそうさま。

洗っておきなさいよ。
それくらい できるでしょ?

(雪の声)部屋に戻って
パソコンやって 寝る…。

それだけ。

チャットは
毎日 午後7時から11時まで?

うん。

あの日も やってたよね?

だったら
君には アリバイがある。

そんなの どうでもいいよ。

よくないよ。

どうでもいいとか言うなよ。

親みたいな事 言うな!!

親でもないくせに。

なんで
放っておいてくれないんだよ…。

私 誰かに迷惑かけたかな?

私は 虫けらみたいだけど
ひっそりと生きてきたんだよ。

母親が死んだ時

私の人生も終わるって
覚悟してた。

だから あの日

夜中に 下に行った時…。

お母さん!?

お… 痛っ…。

お母さん…!

(雪の声)
私の人生も終わったと思ったの。

(浅輪の声)玄関の鍵をかけたのは
雪さん?

(施錠音)

誰にも気づかれたくなかった…。

私には

未来を生きる資格なんて
ないから…。

資格?

透くん…。

死んだの 私のせいで。

透くん? どういう事?

もう詰んだんだよ 私の人生…。

(雪)「だから もう構うな」

(マウスのクリック音)

(ビデオ通話が切れる音)

原田透さん 当時28歳。

15年前
雪さんの恋人だった人です。

勤めていた居酒屋で
首をつって亡くなっておりました。

もしかして
雪さんの引きこもりの原因って…。

うーん… 恐らく それが
きっかけだったと思われます。

詳しく調べてみたら
透さんのお母さんが

過労自殺として会社を訴えた裁判
それの控訴審で…。

原告の請求を棄却する。

自殺の原因は
過重労働ではなくて

恋人から別れを告げられた
ショックのほうが大きいと

判断されたんです。

一審では 過労自殺が
認められてたんですよ。

なのに 控訴審で 新たに出てきた
2人の証人によって

判決が覆ったんです。

2人の証人?
1人目の証人は

恋人の雪さん。

ごめんなさい…!

もう一人は 当時 勤めていた
居酒屋あじとの同僚

橋本圭吾さん。

おい あじとの橋本って…。

店長だ。
店長…。

あの夜 店が終わったあと
話してくれたんです。

彼女に振られたって…。

原田さん 泣いてました。

原田さんは
彼女さんに殺されたんです!

あの野郎…。
じゃあ 私は 会社側の代理人を。

ああ… ちょっと待ってください。
代理人といえば

こちら 見てください。

えっ… 成瀬聡美?

彼女さんに殺されたんです!

15年前の裁判の話を
してもらえませんか?

なんで 今さら…。

お母さんは もしかしたら
15年前の真相を

突き止めようとしたのかも
しれません。

(聡美)
透さんの携帯の記録によれば

透さんが最後に電話をかけたのは
あなたで間違いないですね?

はい。

でも あなたは
電話に出なかった。

…はい。

(聡美)なぜなら その前日
別れ話をしたからですね?

いえ。 私は
しばらく距離を置こうって

彼に…。
(聡美)でも 透さんは

あなたに別れを告げられ
絶望して 命を絶った。

違いますか?

ごめんなさい…!

(嗚咽)

(浅輪の声)
一審の判決を覆したのは

控訴審から入った
あなただったそうですね。

それで あなたは そのおかげで
一躍 有名になった。

文子さんが殺害されたのは

今回のパワハラ事件が
理由ではなくて

15年前の裁判で 雪さんが
あなたに追い込まれた事が

何か関係してるんじゃ
ないですかね。

それって…
母が犯人だって事ですか?

えっ…?
莉子!

15年前の判決を下したのは
母じゃない。 裁判官ですよ。

文子さんは お金のために
今回の証人を引き受けたんです。

母が黙っていたのは

そんな事を娘さんが知ったら
もっと苦しむと思ったから…!

莉子! もういいから。

♬~

(青柳)へえ~。
2人 子供いるんだ。

あっ…!
ハハッ… びっくりしてやんの。

今 何歳?

高2と中3です。

15年前だと 2歳と
ちょうど おなかの中ですね。

大変な時期ですね。
責任がのしかかって。

…何が言いたいんですか?

15年前にあった
この店の従業員の自殺の裁判に

あんたが関わってる事
わかっちゃったんですけど。

(矢沢)正直に話してください。

15年前の居酒屋あじとの
労働環境は ひどかった。

(橋本の声)店の営業時間は
午後5時から午前3時まで。

店が終わっても
タクシー代が出ないので

原田さんは
いつも 店で仮眠してました。

始発電車で自宅へ…。

8時頃寝ても 12時には起きないと
仕入れや準備に間に合わない。

(橋本)「もちろん タイムカードは
8時間労働で押さないと

店長に怒鳴られました」

(橋本)4時間 寝られたら
いいほうですよ。

それが毎日ですよ?

ずっと寝てないと
頭 朦朧としてくるんですよ。

何が正しいのか
何が間違ってるのか…。

それで…

あれをやらされたんです。

(矢沢の声)「あれ」?

(橋本の声)肉の産地偽装です。

原田さんは 苦しんでいました。

俺とは違って とても
正義感が強い人だったから…。

(橋本)原田さん…?

原田さん!

(矢沢)裁判の控訴審で あなたは
取引を持ちかけられたんですね?

はい。 途中から入ってきた
弁護士さんが やって来て…。

(聡美)あなたを
管理職として迎えたいって。

偽証しろって事ですか!?

奥さん 妊娠5カ月なんですって?

守らなきゃね 男なら。

(矢沢)15年前 橋本圭吾に
裁判の偽証を頼んだのは

あなたですね?

(青柳)
「橋本が話してくれましたよ」

その裁判のあとも あなたから

定期的に お金をもらってたって。
そして…。

申し訳ありませんでした!

(青柳の声)それを
文子さんに とがめられて

あなたの署名のある覚書を
渡しましたって。

わかりました。

全てをお話しします。

母が… あの成瀬聡美が

そんな事するわけ
ないじゃないですか。

莉子さん…
あなたが信じたい気持ちは

わかるけど…。
大体 証拠はあるんですか?

そんな覚書があるなら
見せて頂けませんか?

小さい頃から ずっと そうなの?

…えっ?

私は そんなに
親孝行じゃなかったから

お母さんを守る莉子さんって
すごいなって思ってたの。

そんな事より…
母は なんと言ってるんですか?

(息を吐く音)

ああ…。
どうぞ。

どうぞ。

(聡美)「確かに 私は あの日
文子さんの家に行きました」

そして… 脅されました。

(文子)
娘に真実を話してください。

雪が透くん殺したんじゃない。

あの裁判は仕組まれてたのよ。

ここに
あなたの名前も書いてあります。

よくできた偽装書類ね。

本物よ。

なんだったら
マスコミに売るわよ。

1000万 出すわ。

ただし これは あくまでも

裁判に協力してくれた
あなたに対する 私からの厚意よ。

あなた… なんにもわかってない。

はあ…。
まるで 昔の私みたいだわ。

昔のあなた?

恥ずかしいと思ってたのよ
娘が引きこもりになった事。

そりゃあ…。

でも 最近 やっとわかったの。

本当に恥ずかしいのは
見えっ張りの この私…。

親の過度な期待が 子供を
がんじがらめにしてしまったのよ。

お願い!

どうか お金を受け取って…!

裁判で証言はするわ。

だから あなたも真実を…。

私は そのまま帰りました。

だから 殺したのは
私じゃありません。

いやいや 厚意で1000万って
おかしいでしょ。

どう考えても
15年前の口止め料でしょ?

いいえ!

私も 女手一つで
娘を育ててきましたから…。

(聡美)「他人事じゃないと
思ってました」

「でも あの人
親の過度な期待が悪いって…」

子供なんて 褒めてやれば

親の期待に応えようと
必死で頑張るのに。

(聡美)「そもそも 衣食住
全部の面倒を見てあげてたら…」

自立なんて
できるわけないじゃない!

そんな甘えた子供
捨てる勇気を持つべきだったのよ。

やっぱり
成瀬聡美が犯人なのかなあ?

いや でも 証拠がないですからね。
うーん…。

はい どうぞ。
(ドアの開く音)

あれっ? 班長 新藤くん
何を仲良く聞いてるんですか?

ああ… パワハラ裁判の時の
文子さんの証言なんですけどね…。

なんか気になる事ありました?

表を走ってるバイクだと
思うんですけど

急に 音が途切れるんですよ。
えっ?

(文子の声)「“死んでくれ…
今すぐ 死んでくれよ"って」

「(バイクの走行音)」

(文子の声)「それで 見てみたら
営業部の工藤さんが…」

これって もしかして…。

ねっ?

(文子の声)「“死んでくれよ"って」
「(バイクの走行音)」

(文子の声)「それで 見てみたら
営業部の工藤さんが…」

はい
編集されてます。

一度 ここで切って

間を抜いていますね。

この部分って
復元できないのかな?

オリジナルがあれば。

ICレコーダー!
裁判所だ。

じゃあ 再生するね。

(文子の声)
「“今すぐ 死んでくれよ"って」

「(バイクの走行音)」
(文子の声)「で 見てみたら

営業部の
工藤さんが…」

「(物音)」

「(動物の鳴き声)」

んっ?
「(動物の鳴き声)」

んっ? あれっ?

この… この音
なんですかね?

ちょっ… この辺
もう一度 お願いします。

「(動物の鳴き声)」

ん?
この音 どっかで…。

ハリネズミ!
ハリネズミだ!

(上戸)ハブラシってたくさんありすぎて

どれがいいのか・・・と思っていませんか?

(歯医者)ハブラシ選びのポイントは

ズバリ ヘッドの薄さ!

《このように》
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♬~「クリニカ」

当日の8時頃ですよね?

「確か…」

(雪の声)飲んでた
ペットボトルがこぼれて

ヘッドホンが抜けちゃって…。

(足音)

「(ハリネズミの鳴き声)」

えっ… で 音が漏れちゃったと?

うん…。

「(ハリネズミの鳴き声)」

ピーピーピーピーピー。

この時間に鳴いた
ハリネズミの声が

パソコンから漏れて

これに録音されたんだよ。

はい。
という事は…。

宮川文子さんを殺害した犯人が
わかりました。

なんのお話ですか?

あなたが証拠として
裁判所に提出した

文子さんの証言データに

消去された箇所があったので
それを復元させてもらいました。

(文子の声)
「“今すぐ 死んでくれよ"って」

「(バイクの走行音)」
(文子の声)「で 見てみたら

営業部の工藤さんが…」
「(物音)」

「(ハリネズミの鳴き声)」

成瀬莉子さん この音声は

8時11分に あなたが
文子さんの家にいたという

動かぬ証拠です。

莉子… どういう事?

あの日 あなたは 夜8時頃

文子さんの家を訪れて
そして 証言を録音した。

(文子)掃除をしてたら

隣の部屋から
聞こえてきたんですよ。

「死んでくれ…
今すぐ 死んでくれよ」って。

(バイクの走行音)
(文子)で 見てみたら

営業部の工藤さんが…。
(ドアの開く音)

(足音)

「(ハリネズミの鳴き声)」

「(ハリネズミの鳴き声)」

(文子)嫌ね。 ハハッ… ネズミ!

もう… ああ やだやだ!

あっ 文子さん 今のところ
もう一度 お願いしますね。

あっ… はい。

それで 見てみたら
営業部の工藤さんが怖い顔して

土下座をする部下を
怒鳴ってたんですよ。

(浅輪の声)
その後 文子さんを殺害して…。

(莉子)ううっ…!
(刺す音)

あっ…! うっ…。

♬~

(浅輪の声)15年前の証拠の書類を
持ち去ったんですよね。

♬~

…はい。

莉子…。

なんで そんな恐ろしい事…!

刑事さん 言ってましたよね。

私が 母を守ってるって。

ええ…。

でも 違うんです。

わかってしまうんです。

母が 何を望んでいるのか

私に何をしてほしいのか…。

母がしたくない 悪の部分を
私がするように

うまく操られてきたんです。

だからって 文子さんを殺せなんて
私 頼んでない!

そうよね。
間違えたのは 私。

そうやって失敗すると
今度は捨てられるのよね。

莉子! ストップ!

お母さん…!

私にとって
あなたは太陽だった…。

なのに あんな女に
土下座までして…!

♬~

そんなあなたを
見たくなかった…。

なんて馬鹿な事してくれたのよ!

お母さん!
ちゃんと聞いてあげてください!

あなたには聞こえないんですか?
莉子さんの叫びが!

♬~

(ドアの開閉音)

(泣き声)

(泣き声)

(ノック)

ああ… 間に合った。

これ お母さんのパソコン。

えっ…。

なんか 修理出してたみたいで
俺たちも気づかなかったんだけど

お母さん
パソコン習ってたんだって。

でね この中に お母さんが作った
ファイルがあって

それ
プリントアウトしておきました。

「雪のサバイバルプラン」

「その1 ガス 電気 水道の
めいぎをかえる」

「その2 ご飯を
自分で作れるようにさせる」

自分が亡くなっても 雪さんが
一人で生きていけるように

考えてたんじゃないかな。

「どんなことあっても

わたしは 雪のみかたです」

お母さん 変わったんだよ。

雪さんの そのまんまを
受け入れようとしてた。

(雪)このマーク…。

♬~

(文子の声)
「ハ リ コ」

「げ ん き」

(雪の声)「でも
ちょっと元気ないよ

親と喧嘩して」

(文子の声)「ど し た?」

(雪の声)「自分が一番わかってる」

「頑張らなきゃいけないって」

(文子の声)
「頑張らなくてもいいよ」

(雪の声)「えっ?」

(文子の声)「そのままでいい」

(文子の声)「一人じゃないよ」

「ずっと 味方だよ」

♬~

♬~

お母さん…。

かき消されそうになっていた
ハリネズミの鳴き声

お母さんには 聞こえてたんだね。

♬~

♬~

これ 何?
(新藤)なんで あの壁に

君の足跡が残されていたのか…。
(福井 翔)いちいち

うっせえんだよ!
パルクールって なんだっけ?

(新藤)ビルとビル
飛び越えたりするやつ…。

月って
どんな感じで見えてたのかな?

特捜班 新藤亮… いきます!

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