「ボクの殺意が恋をした」#7【殺意と恋の四角関係!?ついに真犯人が発覚】[解][字][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

「ボクの殺意が恋をした」#7【殺意と恋の四角関係!?ついに真犯人が発覚】[解][字][デ]

【秘密編!絡み合う嘘と秘密…嘘つきは誰なのか?】間が悪い殺し屋(中川大志)と、暗殺ターゲット(新木優子)がまさかの恋に!殺すのか…恋するのか…二人の運命は!?

出演者
男虎 柊…中川大志
葉山 葵…新木優子
八乙女流星(デスプリンス)…鈴木伸之
水瀬千景…田中みな実
風岡樹生…中尾明慶
江村隼也…永田崇人
皆川真希…小西はる
葉山京子…榊原郁恵

藤堂莉奈…松本穂香
赤坂武尊…小池徹平 

綿谷詩織…水野美紀
男虎丈一郎…藤木直人
番組内容
柊(中川大志)に撃たれそうになった葵(新木優子)は、助けに現れた流星(鈴木伸之)を千景(田中みな実)のもとへ連れて行く。
一方、柊は詩織(水野美紀)から、本物の鳴宮美月の正体を聞く。
葵は、兄の武尊(小池徹平)をSOSに殺害され、復讐のために丈一郎(藤木直人)を狙っていたと言うのだ。
葵は、彼女自身の意志でこの計画に加わり、丈一郎を殺していた。
柊は、今度こそ葵を殺さなければならないと思い詰めて…
監督・演出
【監督】宝来忠昭
原作・脚本
【脚本】三浦希紗
音楽
【音楽】大間々昂 田渕夏海
【主題歌】Vaundy「花占い」
制作
【チーフプロデューサー】岡本浩一
【プロデューサー】中間利彦 小島祥子 石田麻衣
【共同プロデューサー】三上絵里子
番組HP
【番組ホームページ】
https://www.ytv.co.jp/bokukoi/
番組公式SNS
【番組公式Twitter】@bokukoi_drama
【番組公式Instagram】@bokukoi_drama
【番組公式LINE】https://lin.ee/kniUOAg

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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  1. 柊君
  2. 千景
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(男虎 柊) 丈さんを殺したのは…。

葵ちゃんじゃないよね?

(千景) 連絡が取れないの
柊君と別れてから ずっと。

えっ?

(詩織) 今 ここで
鳴宮美月にメッセージを送って。

「品川マリンホテル跡地に
閉じ込められてる」って。

(葉山 葵) 私なの。

私が あなたの大切な人

男虎丈一郎を殺した。

丈さんを殺したヤツは
誰だろうと許さない。

殺してやる!

うわ~~‼

(銃声)

デス・プリンス!?

(八乙女流星) ハッ!

あっ!

(何かを刺す音)

柊君!?
少しの間 眠らせただけだ。

さぁ 行こう 美月。

♬~

(足音)

やっと見つけた。

あなたが
本物の鳴宮美月だったのね。

ええ そうよ。

あなたに聞きたいことがある。

≪誰か いますか?≫

(警備員) こちらに不審者がいると
連絡があったんですが…。

私有地なので
勝手に入られると困るんですよ。

警察です。

警察?
すみません。

捜査で 少し
お邪魔させていただいてました。

もう出るところですので。
(警備員) そうですか。

分かりました ご苦労さまです。

♬~

ハァ ハァ…。
ハァ ハァ…。

大丈夫か?

どうして あなたが…。

美月を助けたかった それだけだ。

一緒に来て。

鳴宮美月に会わせる。

うっ…。

うっ。

うぅ…。

うっ…。

(振動音)

ハァ ハァ…。
(振動音)

(振動音)

(操作音)

(詩織) 柊君 どうだった?

そう。

すぐに話したいことがあるの。

♬~

鳴宮美月の正体が分かった。

♬~

彼女が

本物の鳴宮美月。

じゃあ… 君は?

葉山 葵さん。

私がお願いして

鳴宮美月に…
私に成り代わってもらっていたの。

千景さんが
鳴宮美月だということは

私も つい最近 知ったばかりで。

(ボイスチェンジャー) 私 鳴宮美月

あなた 一体 誰なの!?
何で 私のことを…

あなたに
全てを話す時が来た

私は…

私が

本物の鳴宮美月

えっ?

(千景)ずっと黙っていて
ごめんなさい

千景さん?

僕としたことが
欺かれていたとは。

でも いい。

おかげで 僕は美月…
いや 葵に出会えた。

運命のいたずらぐらい許そう。

でも どうして

成り代わりなんてさせて
葵を危険な目に?

ある目的のため。

目的?

あなたに頼みたいことがある。

千景さんが

本物の鳴宮美月…。

(詩織) ええ。

そんな…。

間違いないの?

葉山 葵が証言した。

葵ちゃんも知ってたってこと?

そうよ。

ここまで来ても
まだ 葉山 葵を信じてたの?

そういうわけじゃ…。

でも

みんな ウソばっかりで…。

訳 分かんねえ。

水瀬千景を調べていて
彼女の目的が分かった。

水瀬千景の目的は

復讐よ。

♬~

復讐?

彼は?

私の恋人… だった人よ。

「だった」?

3年前に殺された。

「SOS」に。

殺されたって… どうして?

水瀬千景の恋人 赤坂武尊は
週刊誌の記者をしていた。

でも それは表向きの顔で

実は テロ組織の一員だったの。

テロ組織って

鳴宮美月が
資金提供をしてるっていう?

そう。

だから
「SOS」が赤坂武尊を罰した。

その任務を請け負ったのが
丈ちゃんよ。

恋人を殺された復讐として

丈さんを殺したってこと?

そう 逆恨みね。

もう1つ 分かったことがある。

私は 私の意志で

この計画に加わった。

どうして?

千景さんの恋人だった
赤坂武尊は…

私の実の兄だから。

兄?

でも 「赤坂」って…。

15年前に両親が離婚して
別々になって。

それで 名字も違うの。

でも 私にとっては
すごく大切で

大好きな兄だった。

それって つまり…。

(詩織) 鳴宮美月と葉山 葵は

完全なる共犯よ。

彼女は 彼女の意志で
丈ちゃんを殺したの。

銃声

(詩織) 水瀬千景と葉山 葵は
丈ちゃんだけじゃなくて

「SOS」も つぶそうとしてる。

「SOS」がなくなったら
どうなると思う?

罪のない多くの人たちの命が
危険にさらされるの。

丈ちゃんは
一つでも多くの命を守るために

鳴宮美月殺害の任務を
全うしようとしてた。

もう
あなただけに任せておけない。

新たに
「SOS」から殺し屋を派遣する。

あなたには無理。

結局

葉山 葵を
殺すことなんてできないでしょ?

それで 僕に頼みたいことって?

葵さんを守ってほしいの。

それは もちろん。

明日の夕方
葵さんのお母さんの手術がある。

手術?

あなたは彼女と一緒に
病院に行って。

分かった。

でも どうして僕に?

私たちの復讐相手は

あなたも よく知ってる人よ。

僕が知ってる?

あなたに

鳴宮美月を殺すよう
依頼した人物。

♬~

私が あなたの大切な人

男虎丈一郎を殺した

お兄ちゃんのこと
大好きだった

だから分かるよ 柊君の気持ち

会いたい人に

もう二度と会えない

つらくて 悲しい気持ち

♬~

(ドアが開く音)

(ドアが閉まる音)

千景さんは?

やることがあるからって。

そう。

手術まで まだ時間がある。

散歩にでも行かないか?

ありがとう。

でも そんな気分じゃなくて…。

あんなヤツのことは
もう忘れたほうがいい。

えっ?

男虎 柊。

信じたい気持ちは分かるが
ヤツは…。

違うの。

確かに最初は

私を殺そうとしてたなんて

信じられなかった。

ううん。

信じたくなかった。

でも

実際に 私に銃を向けた彼を見て
分かった。

こっち見るな

こっち見るなって‼

(葵の声) 私を
殺そうとしていたのは本当で。

でも その上で
ずっと葛藤してたんだって。

そのつらさも

痛いほど分かった。

葵…。

でも 私は何もしてあげられない。

私には 私のやるべきことが

やらなくちゃいけないことが
あるから。

♬~

(呼び出し音)

(音声ガイダンス)
ただ今 電話に出ることが…。

(風岡) つながらない。

(風岡) 聞こえる…。

僕の漫画編集人生
終了のホイッスルが。

確かに聞こえる。

ホイッスル

来月には 週刊誌に逆戻りか…。

ここは やはり
潔く転職したほうが…。

(江村) 風岡さんって
週刊誌にいたんすか?

まぁな。

もちろん
そこでも敏腕ぶりを発揮し

瞬く間に出世。

そして 夢だった学英館の花形
漫画編集部へと。

それなのに…。

(ドアが開く音)

千景さん! こんな 一大事に
どこ行ってたんですか?

別に どこにも行ってないけど?

千景さん!
はい?

お願いします
千景さんが描いてください。

何を?
『ハリー』ですよ。

先生の右腕である千景さんなら…。

無理よ 風岡さん 諦めて。

あぁ~~!

今は 先生から連絡が来ることを
信じるしかない。

その時にフル稼働できるように
今日はゆっくり…。

えっ! 帰っていいんすか!?

お疲れっした~
さぁ 帰りますよ 風岡さ~ん!

帰りましょ~う!

(振動音)

(操作音)

はい。

えっ 警察?

男虎さんですか?
はい。

何があったんですか?
あのですね…。

(警察官) こけし 売りたいなら

ちゃんと 営業許可
取ってもらわないと困ります。

えっ…。

♬~

こけし… 売ろうとしたの?

ない…。

(千景)ねぇ

お兄さんから
何か 預かってるもの ない?

それが 私たちの復讐の鍵に
なるかもしれない

万年筆

まさか もう向こうの手に…。

(風岡) ≪千景さん?≫

(引き出しを閉める音)

まだ帰ってなかったの?

何で先生の部屋に…。

ちょっと探し物があって。

風岡さん 先生の万年筆…。

知りませんよ。

それより

どうして 千景さんが
先生の物を探してるんですか?

やっぱり

何か隠してますよね?

何かって?

「葵ちゃん」って誰なんですか?

先生の本名じゃないんですか?

私は知らないわ。

けど そうだったとしても

漫画家なんて ほとんどの人が
ペンネームでしょ。

先生と千景さんは

秘密を共有してますよね?

何か重大な秘密を。

僕は

人生懸けて 鳴宮美月の
担当編集しているつもりです。

千景さん!

必ず話す。

だから
もう少し待っていてほしい。

ハァ~ 何で あんなこと…。

(莉奈) 労働というものに
チャレンジを…。

ハァ…。

何か ずれてるよね。

申し訳ございません。

あっ。

こちら お詫びの品です。

いや こけしは…。

受け取ってください!
いや いいって…。

私の気が収まりません!
いいって。

ハァ…。

先日のことも
ずっと謝りたかったんです。

先日って?

追い掛けて行かれた あの女性に

私とのことを
勘違いさせてしまったのではと…。

あぁ…。

いや 大丈夫だよ。

本当ですか?

彼女 怒っているように
見えたので…。

本当に
彼女のことは大丈夫だから。

もう これ以上
ご迷惑はお掛けいたしません。

でも最後に

お伝えしたいことがあったんです。

どうして 丈一郎さんは

私たちを許嫁にしたかったのか。

昔 丈一郎さんが

父に話していたのを
思い出したんです。

「自分に何かあった時に

柊が 他に頼れる場所を
つくってあげたい」と。

ご両親のいない柊君が

もし 丈一郎さんまで
失ってしまったら…。

丈一郎さんは
そんな万が一のことまで考えて

一つでも多く

柊君の居場所をつくっておいて
あげたかったのだと思います。

ハァ…。

それで 許嫁って…。

何か考え方が極端っていうか…。

丈さんって

ホント 昔から
そういうとこあんだよな。

(戸が開く音)

デス・プリンス…。

男虎 柊。

♬~

僕と 話をしよう。

話?

話だ。

何しに来た?

(ギター)♪~

何しに来たって聞いてんだよ!?

安心しろ。

君を殺すつもりはない。

殺すなら とっくに殺してる。

でも なぜ殺さないか分かるか?

(ギター)♪~

葵が望んでいないからだ。

葵?

君の死を 葵は望んでいない。

(ギターを置く音)

僕は ただ

君の意志を確認しておきたくてね。

意志?

ああ。

葵は僕が守る。

愛する人を守りたい。

それは至極
まっとうな感情だろう。

ちょっと待てよ。

はぁ? 守るって何だよ?

どうした?

君は
葵を殺すんじゃなかったのか?

ふざけんな 当然だろ。

当然?

どう当然なんだ?
丈さんを殺した犯人を

許すことはできない!

理由があったとしてもか?

関係ない。

どんな事情があっても
彼女は俺の大切な人を殺した。

彼女が
丈さんを許せなかったように

俺が彼女を許せる日は来ない
一生!

ハハハハハ…!

井の中の蛙とは
まさに君のことだな。

男虎丈一郎は死んだ。

葵を殺しても 彼は戻って来ない。

それでも 君は

殺すというんだな?

ああ。

そうか。

それなら 好きにすればいいさ。

葵は僕が守る。

僕が 幸せにする。

♬~

(テーブルをたたく音)

(ドアが開く音)

どういうつもり?

確かめたかったのさ。
何を?

ヤツが 今 何を思ってるのか
葵も気になっているんだろう。

そんなの聞かなくたって
分かってる。

大切な人を奪われたんだから
当然でしょ。

葵は どこかで油断してる。

彼が 自分を殺すわけがないって。

そんなことない。
でも 僕は知ってる。

何度も葵を殺そうとしていた彼を。
分かってる!

さっきだって
はっきりと君を殺すと…。

分かってるってば‼

許してほしいなんて思ってない。

許してくれるわけない。

そんなの
私が一番よく分かってる!

なのに 何で…。

葵…。

どうして こんなことに…。

もう…

訳 分かんない。

(泣き声)

♬~

好きだ。

僕はバカだ。

今 初めて知った。

他人の涙が
こんなに苦しいものだなんて。

好きだ 好きなんだ。

僕の正義は 君だ。

僕の全てを懸けると誓う。

君を… 守らせてくれ。

俺が守るから!

♬~

約束したろ
俺が絶対に守るって

♬~

私 知っていました。

丈一郎さんが
殺し屋さんであること。

私は 丈一郎さんのお仕事を
否定する気持ちはありません。

だから 柊君が
しようとしていることも

反対しません。

でも 柊君は 本当は…

葵さんを殺したくなんて
ないんじゃないですか?

そんなわけないだろ。

たくさんの人の命が
犠牲になるって分かってて

それを見逃すことはできない。

それが

丈さんが守りたかった正義だから。

俺が

彼女を殺さなきゃいけないんだ。

では

どうして迷ってるんですか?

同じなんだよ。

えっ?

俺が

丈さんを殺した彼女を
許せないように…

彼女も

お兄さんを殺した丈さんを
許せなかったんだって。

その気持ちは 誰よりも…。

痛いぐらいに分かるから。

葛藤してるんですね。

憎む気持ちと
共感してしまう気持ち。

そして 彼女への思いとの間で。

どうして…。

どうして 葵ちゃんなんだよ。

どうして 一番 好きな人を…。

一番 憎まなきゃいけないんだよ。

♬~

もう

柊君は 十分 苦しみました。

これ以上 苦しんでいる あなたを
見たくありません。

先ほど

柊君がやろうとしていることに
反対はしませんと言いましたが

撤回させてください。

えっ?

私は 柊君がやろうとしてること

応援します。

丈一郎さんの任務を
引き継ぐことは

あなた自身が
その場から歩き出すために

きっと必要なことなんです。

全てを手に入れることなんて
できませんから。

大切なもののために

他を失う覚悟も
時には必要なのだと思います。

あなたの
一番手前にある気持ちを

尊重してあげてください。

(振動音)

もしもし。

どちらにお出掛けですか?

こんにちは 綿谷詩織さん。

お母さん…。
(京子) 大丈夫よ。

(京子)
お母さん 葵のデビューだって
見届けてないんだから。

武尊のところに会いに行くの
もうちょっと後に取っておく。

うん 絶対だよ 待ってるから。

いってきます。

いってらっしゃい。

♬~

♬~

自分から姿を現すなんて

随分 軽率なのね。

あなたは私を殺せない。

今は まだ。

何か探してるものが
あるんでしょ?

なら聞く データは どこ?

何のこと?
とぼけないで。

あなたの恋人 赤坂武尊が
残したデータよ。

あぁ…。

あなたの秘密が詰まった
あの証拠のこと。

どこにあるの?
言うわけないでしょ。

なら 奪うまでよ。

また人を殺すの?

武尊の時みたいに。

正義のためよ。

(千景の声) 正義? どこが?

(詩織の声) あなたには
分からないでしょうね。

私は 私の正義を貫くために
必要なことをやってるだけ。

(千景の声)
そのために柊君のことも
だまして 利用してるの?

(詩織の声) あの子は自分の意志で
敵を取ると言ってくれたの。

柊君の敵は私じゃ ない
葵さんでも。

柊君の本当の敵は…

あなたでしょ?

どういうこと?

殺したでしょ?

あなたが

男虎丈一郎を。

殺したでしょ?

あなたが

男虎丈一郎を。

ウソを重ねて 柊君に私たちを
殺すよう仕向けたのは あなた。

八乙女流星に 鳴宮美月を殺すよう
依頼したのも

あなたの不正を暴こうとした
赤坂武尊を殺したのも。

そして その不正をただそうとした
男虎丈一郎を殺したのも

全部

あなたがしたことでしょ。

それが何?

葵さんは 柊君に話そうとした。

でも あなたに脅された。

これ…

あなたには
本当のことを話してもらう

本当のことって何?

私は 男虎丈一郎さんを
殺してなんかない

分かってるわよ そんなこと

その動画…

よく できてるでしょ?

でも 柊君が

あなたに直接 会って
確認するまで認めないって

しつこくて

だから 手っ取り早く

あなたにウソの片棒を
担いでもらうことにした

今 ここで

自分が男虎丈一郎を殺したって
自白しなさい

そんなこと
するわけないでしょ

お母さん…

どうして…

柊君に余計なこと言ったら
どうなるか…

分かるわね?

ごめんなさい

私なの

私が あなたの大切な人

男虎丈一郎を殺した

♬~

(千景の声)
あなたの私利私欲のために

もう これ以上の犠牲者は
出させない!

それじゃあ 武尊が浮かばれない。

復讐なんてバカなことを。

あなたも恋人の二の舞になって
犬死にするつもり?

犬死になんかじゃ ない!

武尊は…。

武尊は ちゃんと証拠を残した。

自分の命に代えて。

なら さっさと
公にすればいいじゃない。

できない理由でもあるの?

まぁ いいわ。

あなたに
もう1つ 聞きたいことがある。

他に協力者がいるんじゃないの?

楽しみにしてて。

私たちが必ず暴く。

あなたの全てを。

♬~

(千景)
男虎丈一郎を殺したのは

綿谷詩織よ

柊君は…

柊君は そんな人と一緒にいて
大丈夫なんでしょうか?

ええ 今のところは

けど
いつ 牙をむくか分からない

柊君が本当のことを
全て知ってしまえば

きっと殺される

分かりました

絶対に言いません

柊君には何も話しません

あの 母は…。

手術は 無事 成功しました。

ありがとうございます。

♬~

もう いいんじゃないか?

好きな人に誤解されたまま
憎まれ続けるのは

何より苦しいはずだ。

本当は 話してしまいたいんだろ?

男虎 柊に 全てを。

私にできることは

ウソをつき続けることだけだから。

それが 柊君のためにできる
精いっぱいだから。

それは 本当に
ヤツが望んでることなのか?

えっ?

大切な人が
一人で苦しんでるのに

自分は何も知らずに
ただ守られてるだけ。

あのバカみたいに
真っすぐ過ぎる男が

本当に それを望んでると?

お母さんのことは僕に任せてくれ。

♬~

私 行って来る。

ああ。

ありがとう。

♬~

♬~

(着信音)

柊君?

葵さん? どうして…。

あの… 柊君は?

あなたに会うと言って

たった今
飛び出して行かれました。

私に?

どこに行ったか分かりますか?

呼び出し音

はい

柊君?

葉山 葵を
品川の工場跡地に呼び出した

ええ 必ず来るわ

あなたに任せていいのね?

ああ

♬~

(男) 来ました。

分かった そっちは任せるわ。

♬~

ごめんね 柊君。

♬~

♬~ 《柊君》

♬~

(足音)

柊君!

♬~

♬~

♬~

今日で全部 終わらせる。

♬~

♬~

柊君…。

私 殺してない。

男虎丈一郎さんを

殺してない。

ふぅ…。

今更 何 言ってんだよ。

彼を殺したのは…。

危ない!

(銃声)

どうして…。

(男虎丈一郎) 会いたかったよ。

詩織ちゃん。

♬~

♬~ うっ…。

♬~

葵ちゃん…。

葵ちゃん!