[新]ハコヅメ~たたかう!交番女子~#01[解][字][デ] …のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

[新]ハコヅメ~たたかう!交番女子~#01[解][字][デ]

ワケあり元エース刑事×ひよっこ新米警官の凸凹ペアが街の平和のために駆け回る!”お巡りさん”のリアルな日常と本音がダダ漏れ!笑いあり涙ありの交番女子物語!!

出演者
戸田恵梨香、永野芽郁、三浦翔平、山田裕貴、西野七瀬、平山祐介、千原せいじ、渕野右登/ムロツヨシ ほか
番組内容
新人警官・川合(永野芽郁)は、通称「ハコヅメ」こと交番勤務に配属されるも、心身共にキツい警察の仕事に限界を感じ、交番所長の伊賀崎(ムロツヨシ)に辞職願を出すタイミングを狙っていた。そんな矢先、川合は、“パワハラ”を理由に交番に異動させられたという元エース刑事・藤(戸田恵梨香)とペアを組むよう言い渡される。早速2人はパトロールに向かうが、藤はある”気づき”から、不審な男を鮮やかに捕まえて…!?
監督・演出
【演出】南雲聖一、菅原伸太郎
原作・脚本
【原作】 『ハコヅメ ~交番女子の逆襲~』 泰三子講談社「モーニング」連載中
【脚本】 根本ノンジ
音楽
【主題歌】 「Ordinary days」milet (Sony Music Labels)
【オープニングテーマ】「YY」 ロイ-RoE-(unBORDE / Warner Music Japan)

【音楽】 井筒昭雄
制作
【チーフプロデューサー】 加藤正俊
【プロデューサー】藤森真実、田上リサ(AX-ON)
【協力プロデューサー】大平太

【制作協力】AX-ON
【製作著作】日本テレビ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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キーワード出現数ベスト20

  1. 川合
  2. 坂本
  3. 山田
  4. 警察官
  5. 通報
  6. 無線
  7. 署長
  8. 聖子
  9. 今日
  10. 牧高
  11. 刑事課
  12. サイレン
  13. 頑張
  14. 川合君
  15. ハコ長
  16. パワハラ
  17. 交番
  18. 時間
  19. 町山
  20. 藤君

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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(川合麻依) ハァ…。
《何で私 走ってるんだっけ》

《そうだ ひったくりした犯人を
追い掛けてるんだ》

《何か すごい注目 浴びてる》
(カメラのシャッター音)

ちょっ…。

こら…!

(男性) おう 曲がったよ!
あっ どうも!

《ほっといてよ~》

《もう限界なのに
ひとに見られてると

追い掛けないわけにはいかない》
(子供たち) 頑張れ! 頑張れ!

《追い付けたとしても
私で勝てるのか?》

《いや 絶対無理!
いっそ 私を殴って》

《そしたら名誉の負傷で
いろいろ許してもらえるから》

(男) どけ!

<拝啓 お父ちゃん>

<あの やたら暑かった
初夏の日のことは

今も鮮明に覚えています>
あっ!

<泣きたくなるほど情けなくて

心の底から
こう思った二十歳のあの日>

もう辞めたい…。

(パトカーのサイレン)

クソっ!

♬~

♬~ (サイレン)

♬~

うっ!

うっ! あっ…。

あぁ! ぐっ…!

<この時

私は まだ知りませんでした>

<この藤 聖子という人が

私の その後の人生を大きく変える
存在になるなんて>

♬~

(目覚まし時計のベル)
(ボタンを押す音)

<拝啓 お父ちゃん>

<寝起きが悪かった私が
こうなれたのは

塀の中で過ごした…

もとい 警察学校で過ごした
地獄の日々の賜物です>

<なぜ私が
あの10か月にも及ぶ

デッド オア アライブ生活から
逃げ出さなかったかというと

取りあえず
警察官にさえなれば…>

右よし 左よし。

<一生安泰だと
思っていたからです>

<でも それは
大いなる勘違いでした>

おはようございます!
お疲れさまです!

<これから 怒涛の24時間勤務

カッコ 場合によっては
ほぼ不眠不休

…が始まります>

副署長 おはようございます!

(吉野) 川合
お前 彼氏いなかったよな?

え? あ… はい。

(吉野) なら 休みも暇だ!

じゃあ 今度の休みは
市民マラソンの警備 強制参加で。

(エレベーターの到着音)

<交番 通称「ハコヅメ」に
配属され 2週間>

<思えば
理不尽なことの連続でした>

お待たせしました。

お捜ししていた帽子
公園の池に落ちてました。

泥だらけ。

もう いらないんで
捨ててください。

<市民のために必死に働いても
感謝されず…>

(男性) 何で俺だけ?
他にも違反してるヤツいるでしょ。

「違法捜査された」って
ネットに書き込むからな マジで。

<真面目に
仕事をしているだけで

忌み嫌われ…>

<流行りのメイクなど
覚える必要もなく

髪は手入れが楽な 黒髪おかっぱ>

<そして 装備品で出来た
一生消えないようなアザ>

<安泰どころか 一生この苦行が
続くのかと考えたところ

この結論に至りました>

もう無理…。

(伊賀崎秀一)
あっ 川合君 お待たせ。

あっ ハコ長 ちょっと お話が。

時間がない 乗って。

はい!

(エンジンの始動音)

歩行者なし 巻き込みなし。

川合君。
はい。

今まで私が
君の指導をして来たけど

今日から新しい指導員になるから。
えっ そうなんですか?

どんな方ですか?

刑事課でエースだった人。
刑事課でエース?

何で そんな人が交番に?

う~ん…
何か問題を起こしたみたいで。

えっ 問題って何ですか?

川合君 助手席でも
常に警戒は怠らないよ。

あ… はい すいません。

♬~

あ~ よかった まだ来てないね。

(鍵を開ける音)

あっ よかった よかったね。

あの… ハコ長!
問題っていうのは。

それは えっと う~ん…。
(藤 聖子)≪おはようございます≫

あっ 藤君 おはよう。

おはようございます。

川合君 この人が
今日から新しいペア長。

あっ 藤君 ここ使って
机は ここね。

ありがとうございます。
うん。

♬~

制服の乱れは 心の乱れ。

うん カッコいい。

すいません
ありがとうございます。

藤 聖子です。

川合麻依です
よろしくお願いします。

じゃあ パトロール行こっか。
はい!

いってらっしゃい。
いってきます!

あの 藤さん 質問いいですか?
うん。

ハコ長が
藤さんが異動されたのは

何か問題を起こされたって
おっしゃってたんですけど

問題って…。
あ~…。

パワハラ?

えっ!?

(ブレーキ音)

あ~あ~…。

そこの自転車
スピード出し過ぎ!

あっ 川合。

(篠原) あ~ 痛い…。
ぶつかってないですか?

大丈夫ですか?
ええ 大丈夫です。

足 ひねってないですか?
失礼しますね。

すいませんね…。

立てますか?
はい 何とか。

はい。
あっ どうも…。

あぁ よかった
おケガはないようですね。

《あれ? 藤さんって優しい?》

(篠原) ありがとうございます
ご親切に どうも じゃあ…。

じゃあ 交番 行きましょっか。

いや どこも痛めてませんし…。

いえ そうじゃなくて。

連続発生の空き巣現場に
残されてた足跡と

同じお靴を履いているなぁと
思ったら

リュックにバールっぽいものが
入ってるでしょ?

ゆっくりお話ししましょうよ。

いや~ 今日も暑くなりそう…。

ただ今 戻りました。
もう? 早くない?

部屋 使いますね。
どうぞ。

パトカー お願いします。

川合君 あれ 何?

あの人 空き巣事件の
犯人かもらしくて。

空き巣?

藤さん 靴底見ただけで
ピンと来たみたいです。

あ~ 彼女 管内の未決事件
全部 頭に入ってるから。

全部? すごっ。
すごっ。

とにかく早く刑事課に連絡して。

えっ 刑事課ですか?
早くして。

怖いから あんまり
電話したくないんですけど…。

早くして。

(北条) 何でノコノコ戻って来た。

(鈴木)
一応 例の空き巣が履いていた

靴のメーカーが判明したので
ご報告をと。

(北条) あいつを捕まえた
ご報告以外 聞きたくない‼

とっとと行け‼
(3人) はい!

(山田) ただ今 戻りました~。
(北条) おいおいおい…

何で びしょ濡れなんだ?
犯人が用水路に逃げたんっすよ。

いやいや ここで絞るな!

(源) 源 戻りました
お前 ビッチョビチョだよ ほれ。

これ 押収物です。
畑荒らしの動機は何だった?

カレーの材料を買いに行くのが
面倒くさかったと。

いろんな畑 回るほうが面倒だろ。

鮮度にこだわってたみたいですよ。

どうせなら もっとデカいもん
盗めばいいのに。

(源) 山田 農家さんが丹精込めて
作った野菜だ 謝れ。

すんません。

着替えたら
空き巣の捜査 合流してくれ。

はい。
了解。

あっ! びっくりした!
(山田) あっ 牧高じゃん 何で?

今日から うちの所属になった
藤の後釜だ。

(牧高) よろしくお願いします。
よろしく。

(山田)お~ 牧高 久しぶりじゃん。

あっ 何これ。
(牧高) 触んないでください!

あ… すいません…。

(ベル)

≪北さん 電話≫
(北条) はいはい。

(源) 牧高 お前 ラッキーだぞ。

マウンテンメスゴリラが
いなくなった今

この捜査一係は
町山署いち平和な部署だ。

それって 藤さんのことですか?

そう めっちゃくちゃ怖かったの。

あ~…。

(北条) 源 山田 町山交番行け。
(山田) ん? 交番?

こいつを確保したらしい。
誰が?

藤だとよ。

う~わ…。

あなた
相当なヤマ踏んでるでしょ。

3桁 行ってたりします?

やっぱり
お話しする気ないですか?

あの 藤さん

もうすぐ刑事課の方が引き取りに
いらっしゃるそうです。

うん。

じゃ 最後に一つだけ
お願いしてもいいですか?

川合 ちょっと。
はい? はい…。

この子 警察学校を卒業した
ばかりの新任なんですけど

まだ一回も
取り調べしたことなくて。

だから 刑事が来るまでの間

この子に
胸 貸してやってくださいよ。

藤さん 何言ってるんですか?

だって こんなチャンス
めったにないよ?

この方ね
空き巣の達人っていうか

匠っていうか レジェンドなのね
すごくない?

でも 取り調べなんて無理です。

何事も経験 ねっ。

こんな ど素人相手じゃ

伝説の大泥棒さんも
物足りないと思いますけど

どうか暇つぶしだと思って
お付き合いください。

はい 川合 座って。

はい…。

♬~

ほら 何でもいいから聞いてみな。

あ…。

えっと…。

あっ じゃあ

泥棒というお仕事を
選んだ理由は?

面接か。

すいません えっと…。

あっ じゃあ
やっぱり 泥棒する時って

ドキドキするんですか?

また変なこと聞いちゃったか…。

するよ。

え?

ドキドキするよ。

あっ ですよね!

あっ じゃあ あの 泥棒…
あっ やりがいというか

泥棒やっててよかったなみたいな
こともありますか? 逆に。

(山田) よいしょ よいしょ。

おいしょ~。

行きましょう。

お疲れさまです 刑事課っす。
すいませんね お忙しいところ。

奥に。
(山田) はい。

え~!?
それも1人で運んだんですか?

お~う! もう あの金の仏像は
クッソ重かったぜ!

すご~!

(山田)
何で こんな盛り上がってんの?

源 これ。

えっ。

勉強になりました
ありがとうございました!

(源) おいおいおい…
何で泥棒に頭下げちゃってんの。

あっ こちらの方が
いろんな話 聞かせてくれて。

姉ちゃん! 頑張れよ。

はい! ありがとうございました!
(山田) えっ? えっ?

短時間で どうやってここまで?

まぁ 山田には
あと10年かかるかな。

え~。
(源) 聖子ちゃんさぁ

もう刑事じゃないんだから
無理すんなって。

そうしたいんだけどさ
刑事課 人材不足みたいだから。

まぁね 警察学校トップだった人が
何か やらかして

交番 飛ばされちゃったからさ
人手 足んないのよ。

ってことは
同期のビリが刑事課のエース?

不安しかない。
はい もうやめましょうね。

うっ! とにかく行きますよ。

警察学校時代から こうみたいよ。

(源) あっ
お前が聖子ちゃんのペアっ子か。

あっ 川合と申します。
(源) 川合

とんでもねえヤツとペア組んだな。
(2人) とんでもない?

(源) 気を付けろよ その人

人の皮かぶった
マウンテンメスゴリラだからな。

(2人) マウンテンメスゴリラ。

じゃあ 川合
パトロール再開しよっか。

はい!
いってらっしゃい。

はい いってきます!
うん。

では
期日までに反則金のほうを…。

うるせぇ! 税金泥棒!

てめぇらなんか不祥事 起こして
路頭に迷え!

藤さん どうしたんですか?
ん?

交通事故のない 明るい未来への
願いをつぶやいてたの。

いや 今の顔 公務中に絶対
言っちゃいけないこと

口走ってましたよね?

そんなわけないでしょ
神聖な取り締まり中に。

頑張れば頑張るほど
嫌われる仕事が

「神聖」って言えるんでしょうか?

川合。

警察官の主な仕事は
サンドバッグだよ。

犯人を捕まえてる時より

サンドバッグになってる
時間のほうが ずっと長いの。

サンドバッグって 仕事ですか?

まぁ 嫌われ役も
そのうち慣れるよ。

はあ…。

(バイクの走行音)

(警笛)

そこの原付! 一時停止無視です
止まってください。

(はなをすする音)
ご迷惑お掛けして

申し訳ありませんでした…。

いえ お気を付けて
お帰りください。

すみません…。

何か…
こっちがつらくなりますね。

♬~

どうせ来るならクソ野郎。

こ~わっ! いつもそんなこと
言ってたんですか?

いいじゃん!
警察官だって人間なんだから。

せめて気持ち良く切符切りたい。

何なんだ あの人…。

ごちそうさまでした。

ハコ長。
ん?

分かりましたよ。
何が?

藤さんの異動
パワハラが原因だったみたいです。

パワハラ? あららら 大変だ。

でもパワハラにも
いろいろあるじゃないですか。

言葉系と暴力系
どっちだと思いますか?

俺は…。
何の話?

あっ いえ あの…。

お昼 終わりま~す んっ。

いただきます。

あのさ 川合。

はい。

麺類 食べてると通報入るっていう
「町山署あるある」 知らないの?

「あるある」? いえ 知りません。

でも そんなタイミング良く
通報なんて…。

(無線)本部から町山 本部から町山
忍者が出たとの通報。

通報者は田中秋雄。
忍者?

よし 川合 行くよ。
あっ はい!

(無線) 3番6号 202号室
現場へ向かえ どうぞ。

ごちそうさまでした。

(走り回る音)
(田中)ほら上から聞こえるでしょ。

(走り回る音)
忍者の足音。

いや これって 子供の足音…。
確かに。

これは伊賀忍者か 甲賀忍者か…。
え?

この忍者が
通帳と印鑑 盗んだんです。

う~ん。

じゃあ 窃盗ってことですか?
(田中) ええ。

田中さん ちょっと冷蔵庫
見せてもらってもいいですか?

冷蔵庫? はあ。

失礼しますね。

♬~

田中さん 通帳と印鑑ありました。

あれ? ホントだ。

じゃあ 忍者 捕獲して来ますね。

(田中) ありがとうございます。

川合 行こっか。
はあ…。

認知症?
うん。

部屋の感じから見たら
その可能性がある。

戻ったら ハコ長に報告しよう。

なるほど。

(無線) 本部から町山
今から自殺するとの通報。

通報者は坂本太郎。

場所は町山西1丁目15番13号。
サカモト…。

(ノック)

坂本さん いらっしゃいますか?
開けていただけます?

大丈夫ですか?

(坂本) 川合さん!

坂本さん また飲んでるでしょ。

酔うとネガティブになるから
もう飲まないって

約束しましたよね?
すいません つい。

でも 電話した時は

本当に死のうと思ったんですよ。
思わないでください。

次 酔って また通報したら
ご実家のお母さんに連絡しますよ。

待って! それだけは!
うちのお袋 超怖いんで…。

じゃあ これからは
死なない 飲まない 通報しない。

いいですか?

はい…。

ん~ また坂本さんか。

私 配属された2週間の間で
15回は行ってますよ。

そんなに?
毎回 ちょっと話したら

「もう二度としません」って
言うんです。

でも またすぐ通報して来て。

警察だって暇じゃないのに。
うん…。

よし じゃあ これで私 上がるね。
はい。

あっ そうだ
もし2人さ お腹すいたら

これ食べて。

ありがとうございます
お疲れさまでした。

あっ あの ハコ長。
ん?

ちょっと お話が。
うん。

(無線) 町山当直から町山交番…。

あっ 通報だよ じゃあ お疲れ。
はい。

(無線) 南の空にUFOのような
ものが見えたとの通報。

(3人) UFO?

(無線)
町山交番で対応願う どうぞ。

川合 行くよ。

どうしろと!?

♬~

星 キレイ。

はぁ…。

「10分ほど
南東の空を注視したが

UFOのような物体は
発見できず」。

こんなことまで
書かなきゃいけないんですか?

通報があった以上 対処して
報告しなくちゃいけないの。

(無線) 本部から町山
酔っぱらいのケンカ事案が発生。

場所は町山中央1丁目
スナック「ワスレモノ」。

現場へ向かへ どうぞ。

今度はケンカか。
夜は長いよ。

もう…。
行こう。

(サイレン)

川合。
はい! 現場どこですか?

通報じゃ ない 署に戻るよ。

じゃあ もう…。
引き継ぎしたら終了。

やっと終わった!
(ベル)

はい 町山交番。

まさか また通報じゃ…。

分かりました。
(受話器を置く音)

副署長から招集
これから通常点検だって。

え~…。

(源) クソ忙しいのに。

えっ 何で俺らまで。
知るかよ! うるせぇな。

何か いつもより
雰囲気 重いですね。

牧ちゃん 何か聞いてる?
(牧高) いえ 何も。

っていうか 私 藤さんの代わりに
刑事とか無理なんですけど。

まぁまぁ…。

いいか お前ら!

今日の通常点検は

普段以上に規律正しく行え!

なぜなら 今日は
署長のお誕生日だからだ!

《お誕生日?》

署長は 来年 退官される。

つまり 今日が最後の
バースデー通常点検となる。

署長のはなむけのためにも
しっかりとやれ!

《何それ しょうもな》

しょうもな。

(吉野)
ちなみに 今日ミスをした者は

あとで道場に来い!

俺が アレな目に遭わしてやる!

アレとは?

このご時世に
副署長の立場で言えるか!

《堂々のパワハラ宣言
もうホントに嫌だ!》

署長 入られます!
《大物俳優のスタジオ入りか》

段差あります。

(吉野) 気を付け!

署長 本職がお隣で
解説をさせていただきます。

《何の解説だよ
みんな知ってるだろ》

《さすがサボりの伊賀崎さん

あそこなら
通常点検に参加しなくて済む》

ただ今より 通常点検を受けます!

手帳!

警棒!

伸ばせ!

手錠!

《ヤ… ヤバい! 腕が!》

《何やってんの 川合》

《つった つったな 川合君
手錠を取ろうとしてるのに

手錠されたみたいな
ポーズになってる》

《取れた!》

《何で よりによって
署長の足元に》

《何 そのポーズ》

《ん? このトラブルなかった体で
進めようとしてんのか?》

《さぁ 副署長 どうする?》

手錠 拾え!

《ねえよ そんな号令》

《あっ 署長 拾っちゃった》

《あれ? これ 副署長が署長に
命令した感じになってない?》

《下克上 勃発か?》

(署長) はい。
ありがとうございます!

《「ありがとうございます」
じゃねえわ》

《ミラクルが重なり過ぎて

2~3列目は
ほぼ 顔面 壊滅状態》

《1列目だけが プレッシャーと使命感で
何とか持ちこたえているが

込み上げて来るものを
押し殺すあまり

体が痙攣を始めている》

警笛!

《クッソ トップバッター 俺か》

吹け!

《いや 負けるか
届け 俺の警察魂!》

[ うまく音が出ない ]

(空気が漏れる音)

[ うまく音が出ない ]

《あ~ ダメだ
負の連鎖が止まらない》

《藤君 全ては君に懸かっている》

(ポ~という音)

《「ポ~」って何?》

《どうやったら出るの?
その「ポ~」って音は》

《あっ わざとでしょ
絶対わざとミスしたでしょ》

以上で 通常点検を終わります!

♪~ ハッピーバースデー
トゥー ユー

(一同)♪~ ハッピーバースデー
トゥー ユー

♪~ ハッピーバースデー
ディア 署長

♪~ ハッピーバースデー
トゥー ユー

お誕生日 おめでとうございます!
(一同) おめでとうございます!

(拍手)
ありがとう!

署長にとって
節目の年ですからね。

節目? 私 まだ59だよ。

みんな 来年もよろしくね。

♬~

♬~ 《何じゃ? この組織》

♬~

もう辞める! 辞めてやる…。

あ… 出し忘れた…。

あぁ~! ぐちゃぐちゃじゃん。

破けてるし。

マジか…。

書き直しだよ。

《「一身上の都合によ~」って
なっちゃった》

《何だよ 「申し上げま~」って》

ん~。

♬~

♬~ 書けた…。

♬~

(チャイム)

(チャイム)
あっ!?

えっ! もうこんな時間!
(チャイム)

誰!?

藤さん!? 何で?

あっ! い… 今 開けます!

あれ? 何でまだスーツなの?
何で私の部屋 知ってるんですか?

だって 家 隣だから。
えっ?

いや でも 宿舎の中で
一回も会ったことないですよね。

まぁ 刑事の時は
張り込みやら捜査で

ほとんど帰ってなかったからね。
あぁ…。

それで ご用件は?

うん 女子会しようと思って。

女子会?
うん。

あっ。
お疲れ。

お疲れ。
牧高さん。

取りあえず入って
散らかってるけど。

いや ここ 私の家なんですけど。
お邪魔します。

どうぞ。

(聖子:牧高) カンパ~イ!
カンパ~イ!

いただきます。

あぁ~。

ん?

いつ緊急の呼び出しがあるか
分からないでしょ?

あっ なるほど。

でも 何か意外ですね。

警察の人も
女子会とかするんですね。

そりゃするでしょ
どんなイメージ持ってたの?

男も女も関係ない
昭和ストロングスタイルの

ゴリッゴリ体育会系かと。
誰に吹き込まれた?

その 一切アップデートされてない
ゆがみまくった情報。

でも その雰囲気 残ってません?
特に刑事課は。

まぁ あそこは特殊だからね。

私 女子校出身なんで
異動して いろいろ引きました。

女子校なんですね。
うん。

だから
男の人と話すと動悸がする。

ごめんね 牧ちゃん
私のせいでスラム街に行かせて。

でも 大丈夫
あいつら 他のお役所より

リーゼント率が高いだけで
ただの公務員だから。

(聖子の声) あんな髪形すんのは
自分をデカく 偉く見せたいだけ。

発情期のクジャクみたいなもん。
なるほど。

はぁ…。

男なんて単純だよ
考えてること 2つしかないし。

2つ? 何ですか?

食うことと エロいこと。

(においを嗅ぐ音)

今の子 めちゃくちゃ
エロいっすね!

(源) あぁ 肉だ! 肉 肉…!
肉 食うべ!

お腹 すいた!

何か原始人みたい…。

確かに。

石槍 持って
イノシシを追ってる人と同じだね。

何か ますます怖くなって来た。

牧高さん それで よく
男ばっかの職場 選びましたね。

そういえば 川合は
何で警察官になったの?

私ですか?

あれは12歳の時

晴れた春の日でした。

ブラック企業で働いていた父が
私に言ったんです。

「いいか? 麻依 公務員だ。

お前は安定した公務員に
なるんだ」って。

それで公務員試験 受けまくって
警察官しか受かりませんでした。

考えつく限りで
最も浅い志望動機 ありがとう。

だけど
お父さん 喜んだんじゃない?

はい 「でかしたぞ 麻依!」
って大喜びして

しょっちゅう
差し入れ送ってくれるんです。

ただ…。

差し入れのチョイスが…。

それ 松祭じゃん
相当いいお酒だよ。

えっ そうなんですか?
お父ちゃん お小遣い 少ないのに。

川合のために奮発したんだね。

お父さんのためにも頑張らないと。

そうですね…。

飲まないの?
あっ 私 日本酒 飲めないんで。

あっ! もしよかったら どうぞ。

えっ お父さん
ありがたく頂戴いたします。

父 まだ生きてますから。

(牧高:聖子) ≪せ~の…≫

昨日 会ったばっかの先輩の前で

よく寝れるよね。

安心してるんですよ 藤さんに。

本能的に
分かるんじゃないですか?

「この人 安全な人だ」って。

獣か。

片付け やっとく。

牧ちゃん 明日 仕事でしょ
うちら休みだから。

すいません。

じゃあ おやすみなさい。
おやすみ。

フゥ…。

♬~

(ミーちゃん) え~!
警察って そんなにブラックなの?

ミーちゃん 声がデカい!
(ミーちゃん) ごめん。

でもさ 24時間 働いた次の日も
働くって あり得なくない?

うん…。

どうしたの?

休みの日でも 呼ばれたら
行かなきゃいけないから

気になっちゃって。
気が休まる時間ないじゃん。

プライベートもゼロ。

だって
上司が隣に住んでるんだよ?

しかも その人 パワハラで
飛ばされて来たみたいで。

それ… おじさん?
ううん 女の人。

女の人でパワハラする人って
ヤバくない?

うん。

(キーボードを打つ音)

(キーボードを打つ音)

(ドアが開く音)

あれ?
おぉ。

今日 休みじゃないの?
うん。

ちょっと未決事件 整理したくて。
ふ~ん。

何か悩んでんでしょ?
え?

今 顎 触ったから。

聖子ちゃんね 警察学校の時から
悩んだら それやってるよ。

私に特殊能力 使わないでくれる?
フッ…。

悩み 当ててやろうか?

ペアっ子が
「辞めたい」って言った とか?

だから 特殊能力 使うなって。

ハハ… 別に能力じゃ ないよ。

こんぐらいの時期に
辞めたいって言ったヤツ

山ほど見て来たでしょ。
まぁね。

でも 辞めたいなら
とっとと辞めればいいと思う。

何か危険な目に遭う前に。

ふ~ん…。

でも それじゃあ
聖子ちゃんが困るんじゃない?

♬~

麻依さ
そんなとこ とっとと辞めて

オシャレして
彼氏でもつくったら?

彼氏か…。

≪お持たせ!≫

あっ!

(男性) ありがとう。
え…? 誰? 誰? 誰?

大学のサークルの先輩の翔クン!

翔クン…。
(翔クン) こんちは。

こんにちは…。

どういうこと?
麻依と約束したでしょ?

どっちか彼氏ができたら
紹介しようねって。

えっ じゃあ 彼氏?
そう!

麻依は中学 高校と一緒で
すごく仲良くて 親友なんだよ。

へぇ~。
ねっ?

ね~!

《先越された…》

どうか これを…。

どうか これを
受け取ってください。

受け取っ…。

いや~
今日も暑くなりそうだね~。

ってか もう暑いもんね~。

ハコ長! お話があります。

おっ どうした 川合君
そんな勇ましい顔して。

どうか これを…。

(無線) 本部から町山
ひったくり事案 発生。

被疑者と思われる男の特徴は
20代 金髪 ヒゲ

身長 約180cm。

現在 車で中央通りを南進中。

川合 行くよ。
えっ?

あっ はい!

(サイレン)

(山田) お~お~。
(源) よっしゃ 行くぞ 山田

鳴らせ! 鳴らせ!
痛い! ちょっと運転 荒いっす。

ぜってぇ捕まえてやる!
あぁ… 目が…。

ダメだ この人… 完全に
サイレンにあてられている!

危ねぇな!
どこのパトカーだ? あれ。

(山田) あっ… 藤先輩っす!

前のパトカー ただちに左に寄せて
通路を空けろ!

そっちこそ あおり運転やめなさい
切符切るよ。

(源) マジでどけ!
ぶつけんぞ!

ぶつけたらニュースになるから。

(山田)
終わった… 終わった 終わった!
(スキール音)

終わった…! 痛いって 体中!
(スキール音)

(無線) 本部から町山
現在 ひったくり犯が車を捨て

町山商店街に
徒歩で向かったもよう。

町山商店街には車が入れない。

だから 川合。
はい。

正面入り口から入って

男を捜して。
えっ?

(サイレン)

マジか…。

うっ…。

フゥ…。

《金髪 ヒゲで 20代
身長180cm》

《こいつじゃん!》

《ヤバい 気付かれた》

《距離は20m
もし走られたら追い付けない》

《どうしよう》

《そうだ! 野良猫に近づく感じで
行ってみよう》

こんにちは~。

《怖くないよ~》

《…って やっぱり無理か》

待って! ちょっと!
(男) どけ どけ!

《ヤバい もう苦しい》

《何か すごい注目 浴びてる》
(カメラのシャッター音)

こら…!

(男性) おう 曲がったよ!
あっ どうも!

《ほっといてよ~》

《もう限界なのに
ひとに見られてると

追い掛けないわけにはいかない》
(子供たち) 頑張れ! 頑張れ!

《追い付けたとしても
私で勝てるのか?》

《いや 絶対無理!
いっそ 私を殴って》

《そしたら 名誉の負傷で
いろいろ許してもらえるから》

あっ!

うぅ…。

もう辞めたい…。

(パトカーのサイレン)

クソっ!

♬~

♬~ (サイレン)

♬~

♬~ うっ!

♬~ うっ! あっ…。

♬~ あぁ! ぐっ…!

♬~

おい 動くな!

(源) おい 落ち着け オラ。
(男) 触んな!

時間は?
10時25分です。

(源) 10時25分
公務執行妨害 現行犯な。

あっ。
(ミーちゃん) 麻依?

(カメラのシャッター音)

≪うわ コケてんだけど≫
(カメラのシャッター音)

(カメラのシャッター音)

川合!

はい!

お疲れさん 交番戻ろっか。

はい。

♬~

「被疑者を発見時

本職の声掛けの仕方に
配慮が足りず

逃走を許してしまった。

追跡中 本職の足がもつれ
転倒してしまった。

応援を呼ぶことすら思い付かず

状況が把握できていなかった」。

♬~

何やってんだろう 私。

川合。

(無線) 町山当直から町山交番
これから自殺するとの通報。

通報者は坂本太郎。

また…。
行くよ。

はい。

(ノック)

坂本さん いらっしゃいますか?
坂本さん?

どうせ いつものですよ。
(ノック)

もう寝てるんじゃないですか?
(ノック)

坂本さん。
いったん戻りましょ。

私 報告書も書かないと。

川合。

はい。

確かに 通報内容には

いたずらや虚偽通報

くだらないものも多い。

でも それに対応する私たちは

いつだって
本気じゃなきゃダメなの。

(ガラスを割る音)

♬~

♬~ 川合 体 持ち上げて!

♬~

無線で救急呼んで。

川合!

現場より町山交番 藤。

通報者 意識なし 救急搬送 頼む!

♬~

署に戻って 報告しよう。

あなたは ここに残りなさい。

残って
坂本さんの状況を報告して。

はい。

♬~

♬~

藤君 坂本さんは?

幸い 命に別条はないそうです。

今 病院で川合が付き添ってます。

あぁ そうか よかった。

ハァ…。

あ~
川合君 ショック受けてない?

まぁ。

あの子 辞めちゃうかもね。

気付いてたんですか?

ん~ まぁ あんだけ
何か言いたそうにしてればね

気付きたくなくても…。

ただね 藤君と組めば

その… ねっ。

何とかなったりするのかなって。

フフ…。

藤君

パワハラで異動させられるような
人じゃないでしょ。

ここに来たのだって

あの事件と
何か関係があるんじゃない?

♬~

ただ今 戻りました。

坂本さんは?

さっき 意識が戻りました。

そう よかった。

お疲れさん。

お願いします。
うん。

私 警察官 辞めます。

坂本さんのこと

どうせ いつものだって
勝手に決め付けて…。

藤さんのおかげで
助けられたけど

もし 私だけだったら

もし あのまま帰っていたら

坂本さん きっと…。

そもそも私 公務員に
なりたかっただけなんです。

藤さんみたいに正義感もないし
使命感もないし

しょうもない人間なんです。

こんな人間
警察官でいる資格ありません。

≪すみません≫

≪坂本太郎の母です≫

はい。
はい。

(坂本の母)
このたびは うちのバカ息子が

大変ご迷惑をお掛けしました
申し訳ありませんでした。

いえ いえ いえ。

あの… 川合さんって方は?

この子です 川合巡査です。

あなたですか。

息子が言ってました。

(坂本の母の声) 意識が戻った時
川合さんがいてくれて

安心したって。

よかった…

(坂本の母の声) 今まで何度も

息子の所に
行ってくださったんですってね。

あの子に 「伝えてくれ」って
言われました。

「川合さん ありがとう」って。

本当に ありがとうございました。

♬~

♬~ 帰り お気を付けください。

♬~

川合。
はい。

あんた 自分のこと しょうもない
人間だって言ってたけど

警察官なんて
みんな しょうもなくて

普通の人間だよ。

でも みんな 制服着てる時は

必死に 警察官の面構えでいようと
思ってるだけ。

まぁ 川合は
その面構えすら できてないけど。

すいません。

でも それでいいんだよ。

警察官の顔をしてない
川合だからこそ

できることがある。

焦らなくていいんだよ。

ほっとしたり
ヒヤっとしたりを繰り返して

少しずつ
警察官になって行けばいいよ。

はい。

今 「はい」って言ったね。

え?

はい…。

じゃあ これ いらないね。

あ~! せっかく書いたのに!

いや えっ?

そんなシュレッダーみたいに
しなくてもいいじゃないですか!

藤さん?

ちょっと… 藤さん ひ~どっ!

ん~… よっ!

うわ~ 何が何だか分からなく
なっちゃったじゃないですか!

あっ ゴミが。
藤さん!

もう これも
ゴミになっちゃいましたよ!

え? うわ~! ひっど…。
いいペアになりそうだ。

<拝啓 お父ちゃん>

<そういうわけで
私は やけに暑かった初夏の日

結局 警察官を辞めませんでした>

どこに目付けてんだよ ブスが!

どうか 安全運転で。

なかなかでしたね。
大丈夫?

はい
「どうせ来るなら クソ野郎」

…ですよね。

(2人) どうせ来るなら クソ野郎
どうせ来るなら クソ野郎。

どうせ来るなら クソ野郎。

今日 終わったら
あんたの部屋 飲みに行っていい?

え~
昨日も飲んだじゃないですか。

いいじゃん 何飲みたい?

取りあえず ウコンですかね。

あぁ… なるほどね。

(無線) 町山捜査 佐藤から各局

町山街道沿いのコンビニで
強盗事件が発生。

<なぜ私が
続けることにしたのか?>

川合 行くよ。
えっ! また~?

<私みたいな警察官が
1人ぐらい いても

いいんじゃないかって
思えたのと

この藤 聖子という
優しいんだか

怖いんだか分からない人に

もう少し くっついて行こうと
思ったからです>

緊急車両 通過します。

<ただ 藤さんが交番に来た
本当の理由を

私は まだ知りませんでした>