ハコヅメ~たたかう!交番女子~#09[終][解][字][デ] …のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

ハコヅメ~たたかう!交番女子~#09[終][解][字][デ]

ワケあり元エース刑事×ひよっこ新米警官の凸凹ペアが街の平和のために駆け回る!“お巡りさん”のリアルな日常と本音がダダ漏れ!笑いあり涙ありの交番女子物語、最終話!

出演者
戸田恵梨香、永野芽郁、三浦翔平、山田裕貴、西野七瀬、平山祐介、千原せいじ、渕野右登/ムロツヨシ ほか
番組内容
「ハコヅメ」笑いと涙の最終話!桜(徳永えり)ひき逃げ事件の結末は!?そして藤(戸田恵梨香)と川合(永野芽郁)、最強交番女子ペアの行く末は?
川合が作成した似顔絵によって再び動き出した桜ひき逃げ事件の捜査。しかし進展が無いまま1週間が経過…。
そんな矢先、守護天使の似顔絵に似た男が現れたという情報が。ついに事件の全貌が明らかに!そして警察官として一回り成長した川合が藤のためにとったある行動とは!?
監督・演出
【演出】 南雲聖一
原作・脚本
【原作】 『ハコヅメ ~交番女子の逆襲~』  
     泰三子
          講談社「モーニング」連載中
【脚本】 根本ノンジ
音楽
【主題歌】 
「Ordinary days」
 milet (Sony Music Labels)
【オープニングテーマ】
「YY」 ロイ-RoE-(unBORDE / Warner Music Japan)

【音楽】 井筒昭雄
制作
【チーフプロデューサー】 
 加藤正俊
【プロデューサー】  
 藤森真実
 田上リサ(AX-ON)
【協力プロデューサー】
 大平太

【制作協力】 AX-ON
【製作著作】 日本テレビ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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  13. 班長
  14. ハコ長
  15. 事故
  16. 町山捜査
  17. 年前
  18. ホント
  19. 現場
  20. 今日

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(川合麻依) <拝啓 お父ちゃん>

<やたら暑かった夏が
終わろうとしています>

<思えば この夏 今までの人生で
経験したことがないくらい

超ハードモードな日々の
連続でした>

もう無理…。

<ある時は 商店街の中で
犯人を追い掛けたり

ある時は 夜中の学校を
1人で回ったり

また ある時は警察官であることを
隠して尾行したり>

<とにかく ペアを組んだ
藤 聖子さんと毎日一緒に

汗だくになって
嫁入り前の体 傷だらけにして

一生懸命 仕事に励んで来ました>

<あっ 藤さんは
元捜査一係のエース刑事で

訳があって交番に異動して来た
って言ったよね>

<その訳っていうのは
3年前 藤さんの同期

桜しおりさんをひき逃げした
犯人を捜すためだったんです>

<事故の時 桜さんと
ペアを組んでいたのは

うちの交番のハコ長
伊賀崎さんだったそうです>

<唯一 怪しいと思われる人物が
守護天使>

(萩原) 仕事をしてると
ジロジロ見て来る 変なおじさん。

ただ遠くから
見守ってるだけだったから

守護天使って あだ名が付いてて。

その人 新任の女性警察官以外
眼中にないの。

<私が聞いた話だと…>

(宮原) 伊賀崎さんが 守護天使が
犯人なんじゃないかって

上に進言してな。

でも あの事故現場で
伊賀崎さんが見たのは

白い軽トラックだった
ってだけで

守護天使が運転してたかどうかは
確認できてない。

その言葉を唯一 信じたのが
聖子だった。

完全に手詰まりになった時

聖子が突然
交番に異動するって聞いてな。

お前見て ピンと来たよ。

聖子は
守護天使をおびき寄せるために

桜に似たお前を
おとりにするつもりだってな。

<でも藤さんが 本当の気持ちを
話してくれたんです>

(藤 聖子)
犯人を捕まえるために

あんたを利用したの。

こんな形で

川合とペアを組んだこと

後悔してる。

ごめん。

藤さんが後悔してるなら
その何倍も

ペアを組んでよかったって
思ってもらえるような

警察官になってみせます。

<そして 私が描いた
守護天使の似顔絵を

ハコ長に見せたら…>

(伊賀崎秀一)
似てる 似てるよ あいつに。

(吉野)
よし これを県内全ての署に流せ。

町山署は この事件の解決を
決して諦めない!

(源) よし 山田 現場行くぞ!
(山田) おっす!

(牧高) 私たちは
繁華街 聞き込みしてみます。

≪よっしゃ 行くか≫
≪おう≫

<とは言ったものの…>

<3年も進展のなかった事件が

私の似顔絵ごときで
そう簡単に動くはずないわけで>

いつまで にらんでんのさ。

だって もう 1週間ですよ。

そんな簡単に
見つかるわけないでしょ。

でも 見たことないって
連絡ぐらいあっても。

じゃあ うちの交番にね

その似顔絵が メールで
送られて来たとするでしょ。

あんた どう思う?
え?

ふざけてんのかなって…。

ほら。
いや だけど…。

配ったの警察の中だけだからね。

同業者だと ひとの仕事
空振りさせたくないから

ハッ!て思っても
うかつなこと言えないんだよね。

そういうもんですか?
そうよ。

それより
車上荒らしの報告書 書けた?

鑑識さん 来ちゃうよ。
あっ はい。

(源) お疲れっす。
あら 源君だ どしたの?

あ! もしかして 守護天使の情報
入ったんですか?

あぁ…
同期に聞きまくったんだけど

成果ゼロ… っていうか
あの絵が夢に出て来るって

文句 言われてんだけど。
そんなにひどいですか。

何の用?
あぁ 車上荒らしに遭った

被害車両の鑑識。
え~ 鑑識さんは?

別の現場で 代わりに
俺がやることになって。

ってか 聖子ちゃん
手が空いてんだったら手伝って。

あぁ ハコ長 いいですか?
もちろん。

えっ 源さんも
鑑識作業できるんですか?

川合 あのね…。
いやいや 悪い意味じゃなくて

源さんでも
繊細なことできるんだなって。

うん それ 悪い意味だよね。

うちら こう見えて
鑑識検定 上級取ってるから。

あれって めっちゃ勉強しないと
取れないやつですよね。

藤さんは ともかく

源さんは 意外っていうか
予想外っていうか…

キャラ違いっていうか。
もう川合 今日 止まんないね。

そうだ 川合君 勉強になるから

見せてもらおうか
2人の鑑識作業とやらを。

はい。

(源) で どういう状況だったの?
え~と 車の所有者の男性が

洗車をした後
スーパーで買い物をして

その時
鍵をかけ忘れたようなんです。

で 15分後 戻って来たら

車の中に置いていた
ノートパソコンが盗まれていたと。

洗車の後か
じゃ 不幸中の幸いだな。

何でですか?
車ってね

被害者や家族の指紋が
たくさん残ってるから

犯人の指紋と選別するのが
結構 大変なのよ。

そうそう で 今回は

犯人と被害者の指紋くらいしか
出ない可能性が高いから

まぁ いい指紋 採れんじゃない?
おぉ!

川合 鑑識作業は
帽子をしっかりかぶって

マスクと手袋着用ね。
はい。

じゃあ 私 今から

鑑識ひと筋35年

警視庁鑑識班長
いぶし銀のサブ 55歳だから。

は? 誰ですか それ。
(源) あっ ズルい。

じゃあ 俺 京都府警 新任巡査
舞子ちゃん やろう。

だから誰ですか? それ。
川合君! 黙って見てなさい。

(低い声で) あ あ… おい…。
発声だよ 発声だよ。

(低い声で) 鑑識 ナメんなよ
基礎からたたき込んでやっからな。

(高い声で)
へえ 班長はん おおきに。

何が始まったんですか?
君のためだよ。

分かりやすく 会話形式で
伝えようとしてるんじゃないかな。

だからって なぜ別キャラに?
シッ!

ほな 班長はん

鑑識に必要なお道具
教えてくんなまし。

ポンポンと粉。

正式名称は知らねえ。

そんな適当でええんどすか?

名前なんて どうでもいい
俺は そういう主義だ。

しかも
キャラの掘り下げを始めてる。

班長はん
うちにだけ やたら厳しいわぁ。

そして源さん 京都弁ヘタ。

いいか 現場は破壊してしまうと
元には戻らねえ。

細心の注意を払えよ。
へえ 班長はん。

でも 何で警視庁と京都府警?

両方とも ドラマの舞台に
なりがちだからね。

2人とも 誰かの相棒や

科捜研の何かたちの一員に
憧れているんだろうね。

うん…。

指紋を採る時は
このポンポンについた粉を

指でチョンチョンして
余計な粉を落とせ。

粉をつけ過ぎると
うまく採取できねえからな。

へえ 班長はん。

ポンポンしたら角度を変えて

目を凝らしながら
指紋が出てないか確認しろ。

こうでっか?

いいぞ 舞子。

俺ら鑑識は
時には 焼け付くアスファルト

時には 凍結した道路に
顔 こすりつけながら

証拠を捜すんだ。
ここまでするんどすね。

ああ
現場の声なき声に耳を澄まし

形なきものを見る。

それが俺ら鑑識の仕事だ。

班長はん…。

もしかして 班長さん
すごくステキな人?

川合君 しっかりなさい
これ ただの茶番。

うちも将来 班長はんみたいな
鑑識マンになりとおす。

てめぇじゃ100年 早えぇな。

もう! 班長はんのいけず
でも うち 頑張るし。

あら 舞子ちゃん ドジっ子
かわいい。

ハコ長こそ落ち着いてください
あれ 汚い顔した源さんです。

ハッ!

おい 服が粉まみれじゃねえか!
これ落とすの大変だぞ。

うち 汚れもんは手洗いするし

おしゃれ着 洗う時は
ネット使うし。

舞子ちゃん 意識高っ。

お前が本当は ちゃんとしてるの
俺は知ってるよ。

班長 デレた~。

我々もう 班長はんと
舞子ちゃんに夢中だね。

超的確に うちらのツボ
押さえて来ますね。

よし こんなもんかな。

終わりどすな。

舞子ちゃん もうそろそろいいかな
幕を閉じようか。

で 出た?
手袋の跡ばっかでしたけど

3か所ほど わずかに
指紋が残っていました。

さすが上級者 ご苦労さまでした
川合君 勉強になったかな?

いえ お2人の掛け合いに
夢中で全く。 だろうな。

川合 ここ 写真撮って。
あっ はい。

ありがとうございます。
(振動音)

うわ 副署長だ。
(振動音)

はい 伊賀崎です… はい。

はい 分かりました
すぐ向かいます。

どうしたんですか?
呼び出しだ 藤君 後 頼むね。

はい。

何でしょう。
う~ん…。

(吉野) 集合。

ハコ長?

村川署の免許窓口係の署員から

似顔絵に関する情報提供の
報告書が届いた。

(北条) 木村良徳 62歳。

これが 守護天使。

先ほど 報告書を基に

伊賀崎に確認してもらった。

(北条)
木村は現在 村川署管内にある

清水農園という会社に
勤務している。

農園から車で15分ほどの
アパートに1人暮らし。

20年前に妻子を捨て
失踪したようだ。

(山田) 失踪した理由は何です?

借金だ。

前科は なし ただ一点
気になることがある。

木村には娘がいて その女性は
うちの県内で警察官をしていた。

免許の更新を担当した
署員の話によると…。

木村さん 奥様から行方不明者の
届けが出ているんですが

(木村)免許の更新のたびに
その話をされるんですが

妻には合わせる顔がありません

ただ もしできるのなら

娘にだけ
連絡を取れないでしょうか

娘の名前は木村あゆみ 39歳
すでに結婚して退官している。

本人に父親のことを確認したが

連絡は もう取りたくないと。

これが新任当時の彼女の写真だ。

桜先輩に似てる。

(牧高)
川合ちゃんにも似てますね。

(源) 失踪したのが20年前。

あっ 守護天使が現れた時期と
重なりますね。

つまり木村は 警察官になった娘を
見守るような気持ちで

町山交番の新任の女性警察官を
凝視していた。

(鈴木)
確かに つじつまは合いますね。

ただ まだ守護天使と
唯一の手掛かりである

白い軽トラを結ぶ
物証が全くない。

それにつきまして
こちらをご覧ください。

白い軽トラックですが

確かに 木村良徳名義のものは
ありませんでした。

ただ 勤め先である農園の
清水社長名義であるならば

存在しています。

え?
つながった。

その 車当たりは?
当時の捜査員が出向いてます。

その時 清水社長は…。

(清水)白い軽トラ?

(清水)あぁ その事故の日なら
県外で大きな商談があって

出張で使ってました

当日 軽トラは
確認できなかったそうです。

その後も
なかなかタイミングが合わず

そのうち担当捜査員が
別事件の特捜に引き上げられ

この会社の軽トラは 確認作業が
不十分なままとなっています。

伊賀崎 いつの間に。

あの 清水農園に ロゴ入りの
バンってありませんか?

うちの交番管内で 何度か
見掛けたことがあるような。

これだね。

調べてみたところ うちの交番の
近くに取引先がありました。

恐らく 配送などに
使われていると思われます。

ちょっといいっすか
その社長は3年前に

大きな商談に軽トラで行ったって
証言してるんですよね。

こんな立派なバンがあるのに
わざわざ軽トラで行きます?

社長がウソついてるって
ことっすか?

いや 分かんないけど。
ハッ もしかして ひき逃げの時

白い軽トラックに乗っていたのは
清水社長なんじゃないですか?

鈴木君 決め付けないで。

すみません!

とにかく 清水農園の社長と
木村に聴取をするぞ。

その際 口裏を
合わせられないように

同じタイミングで個別に行う。

(吉野)
社長が木村をかばう可能性もある。

ヘタな捜査員には行かせられんな。

あの…。
ん?

ヘタな捜査員ですが

聴取は まあまあ得意です。

あの…
私は守護天使を見ています。

木村のほうには
私に行かせてください。

私も同行します。
私も行きます。

私が娘さんや桜さんに
似ているなら

木村が何かリアクションを
するかもしれません。

それなら…。 あの…。
何だ。

川合君は外してください。
えっ 何でですか?

川合君を見た時 木村がどんな
行動を取るのか予想がつきません。

いや でも…。
川合。

任せて。

じゃあ 木村には伊賀崎と藤
清水社長には源と山田で。

あの…。
今度は何だ!

山田 聖子ちゃんたちに貸すんで
川合 借りてもいいですか?

えっ。
源先輩?

恐らく 清水社長は
散々 車当たり捜査をされて

警戒されてるはずです。

川合みたいな警察官っぽくない
人間が行ったほうが

気が緩む可能性があるかと。
源さん…。

(吉野) 北条!

分かった
じゃあ 木村のアパートには

伊賀崎 藤 山田。
はい。

清水社長には 源と川合で
聴取に行ってくれ。

はい。
はい。

(桜) すいません
ありがとうございます。

(警察官) お手伝いします!
(運転手) ありがとう。

(警察官) どうぞ。

大丈夫ですか?

はい… すみません
ありがとうございます。

よし じゃあ 聖子ちゃんたちは
木村の出勤前にアパートに行って。

で 連絡を取り合って
同時に聴取をする。

了解。

<お父ちゃん 私は

何でもいいから役に立ちたいって
そう思ってました>

<桜さんと…>

<藤さんのために>

♬~

いよいよだな。

(牧高) 藤さん これ どうぞ。
あ~ ありがとう。

みんなでいただくわ。
何かあったら すぐ連絡ください。

うん。
源君は?

あっ すいません
大事な日のルーティンで。

ルーティン?
爪切って ヒゲそって

これでもかってぐらい
靴 ピッカピカに磨くの。

願掛けで
今日は俺が磨いたんだけど。

へぇ~。

(源) すいません 遅れました。
ホントだ 源さん ちゃんとしてる。

いやいや
相手 50歳の社長さんだろ。

だから それに合わせて
落ち着いたのにしたのよ。

源さん 眠気覚ましのコーヒー
入れておきました。

サンキュー。
眠気覚まし?

源先輩 さっきまで
別の事案の処理してたから。

そんなんで 運転 大丈夫?
結構 距離あるけど。

うん まぁ 大丈夫。

よし じゃあ 行きますか。

よし!

川合 討ち入りか?

え?
顔 怖過ぎ。

えぇ?
うん 眉毛つり上がってるよ。

藤さん ハコ長

私 桜さんのためにも
聴取 頑張ります。

だから 顔。
うん 眉毛。

すいません。

よし お前ら 行って来い!
(川合:源:山田) はい!

(刑事たち) いってらっしゃい!

♬~

(あくび)

ちょっと休憩しますか?

ううん 大丈夫 あっ
鈴木がくれたコーヒー取って。

はい。

こういうタイプかよ あいつ。

今 ストロー 出しますんで。

1階の真ん中が木村の部屋です。

シャッター 閉まってるね。

まだ寝てるんすかね。

♬~

ねぇ 何やってんの?
あっ いや ストローが。

いいよ このまま飲むから。

(振動音)
あっ 藤さんだ。

はい 川合です。

こっち現着 そっちは?

間もなくです。

今 どの辺?
え~っと…。

あっ!

(源) うわぁ!
あぁ~!

何? 今の絶叫。

事故?

川合 どうした? 何あった?

すいません…
コーヒーこぼしてしまって…。

コーヒー?
(通話が切れた音)

あ~! ごめんなさい!

悪いのは鈴木だよ! こういう時
缶コーヒーだろ あいつ!

あっ! 源さん 上着脱いで 上着!
(クラクション)

ヤバい… 持ってて。
はい。

おっ!
(コーヒーがこぼれる音)

(ガリガリという音)
あ…。

何? 今の音。

何も… 何も聞こえてません。
川合 現実から逃げるな。

聞こえたじゃん 今
「ガリガリ」って。

絶対 「ガリガリ」って
何か終わった音したもん。

(クラクション)

うわ… いってんなぁ。

いってますね…。

どうすっかな…。

ホントすいません!
すぐ 事故 報告します。

待て待て待て。

副署長にバレたら アレされるよ。

アレですか…。

よし。

もみ消す!

ですね。
うん。

車は後で修理するとして
問題は これだな。

あっ もしかしたら
トランクに出動服

入ってるかもしれないです。
おっ。

あっ! ありました!

マジで? ラッキー!

(源) どう?

《町山署の
マスコットキャラクター

町山くんTシャツ》

《署のイベントの余り物に
違いない》

よし これで聴取行くぞ。

《いや ダメでしょ》

川合 これぐらいで俺の警察魂が
かすむと思うなよ。

《絶対ダメだと思う》

《…などと
言ってる場合ではない》

お騒がせしました 出発します。
了解。

大丈夫っすかね。

伊賀崎さん。
ん?

あぁ… ごめんね。

柄にもなく緊張しちゃって。

絶対に捕まえましょう。

うん。

♬~

ここだな。
はい。

あの 本当にその格好で
大丈夫ですか?

どっかで服 買ったほうが。
そんな時間ねえよ。

聖子ちゃんに現着したって連絡。

はい。

こちら 現場に着きました。
了解。

じゃあ 行こうか。
山田 裏 よろしく。

おっす。

お忙しいところ すいません
町山警察署の者です。

(清水) 警察?

以前 村川署の署員が
お伺いしたと思うのですが

3年前のひき逃げ事件について
調べています。

こちらの会社名義になっている
白い軽トラックの確認を

させていただきたいのですが。

あれ? 何かバレちゃった?

《何か 社長がとんでもないこと
言いだした》

「バレちゃった」というのは
どういったことでしょうか?

えっと…。

それより
あなたたち ホントに警察の人?

こんな顔ですけど 警察官です。

こんな格好ですが 警察官です。

はあ…。

社長
知ってること話してくださいよ。

3年前の事件で苦しんでる人が
今もいるんです。

いや あの…

ごめんなさい!

今まで軽トラがあるって
言ってたんですけど

あれウソで
もう廃車にしちゃって。

えっ。

廃車というのは 社長がその車で
事故を起こしたからですか?

いえ 違います!

その日 私 本当は会社のバンで
出張に行ってたんです。

で 戻って来たら うちの社員が…。

申し訳ありません!

裏の畑のブロック塀に
軽トラぶつけて

廃車にしてしまいました

もう…
何やってんのよ 木村さん

すいません!

しょうがない 警察に届けよう
待ってください!

娘が警察官をやってるんです

ただでさえ苦労掛けたのに

これ以上
迷惑掛けたくないんです

車は弁償します

だから だから…

警察にだけは…

その社員って

木村良徳さんですか?

あれ そこまで
分かっちゃってるんだ。

けど
その白い軽トラックは もう…。

ええ 木村さんが
知り合いの解体業者に

持って行ったって言ってたけど…。

え?
あの人 疑われてるんですか?

いやいや それは まだ。

木村さん小心者だし

ひき逃げなんて 大それたこと
できないと思いますけど。

まぁまぁ そのへんのことも
詳しく聞かせていただけますか。

どうぞ。
どうも。

聖子ちゃんに連絡。
はい。

♬~

呼んでも返答がない。
(山田) 室外機も動いてません。

いないね。

(振動音)

(操作音)
そっち どう?

清水社長が証言しました。

木村が白い軽トラックで
事故を起こし

自分で処分したそうです。

社長がそう言ったの?

はい 源さんが今 事務所で
社長から話を聞いていますが

きっと 木村が犯人です。

よし…。
白い軽トラは?

あっ…。

どうした?

川合? どうした?

あの…。

今 木村が…。

守護天使が そこに…。

川合 イヤホンマイクある?

えっと… あります。

電話つなげたまま木村を監視して
すぐ そっちに向かう。

(サイレン)

♬~

《この人と会っていいのは
私じゃ ない》

《もっと
選ばれし精鋭警察官のはず》

藤さん どうしましょう。

目が合っちゃいました。

自然に振る舞って。

自然に…。

♬~

《自然に 自然に…》

すみまふぇん!

あ…。

警察れふ!

何で いきなり…。
「警察れふ」って。

こんにちふぁ…。

んおんちは!

「んおんちは」?

川合 相手のほうが緊張してる
落ち着いて。

ちょっと…

おはなひ うぃですか?

は… はい?

《何言ってんの 私》

《何 お話しすんの?》

えっと… あれ あの…。

《落ち着け
こういう時 どうすれば…》

川合 考えんな!

あの 軽トラ…。

3年前の事故の軽トラ
どこにありますか?

えっ? あぁ… えっと…。

知り合いの解体業者に
持ってったので

もう ありまふぇん!

明らかに動揺してる。

おい ウソついてんぞ!

じゃあ どこの業者さんですか?

いや あの…
3年も前なんで どこだか…。

でも お知り合いなんですよね?
普通 忘れますか?

うっ…。

車検とか廃車手続きとか

いろいろ証明書
必要なはずですよね。

本当に忘れちゃったんですか?

あ… えっと…。

すみません 実は忙しくて

本当は まだ廃車にしてなくて…。

じゃあ 車 あるんですね?

いや えっと…。

おい これ 車 まだあるぞ!

もし 在りかさえ分かれば
決まりだ。

《どうしよう 藤さん 早く来て》

川合。

時間をやるな。

時間は人を落ち着かせる。

言い訳を用意させる
機を逃さないで。

軽トラがある所まで
案内してください。

えっ。

今すぐ案内してください。

いや… そんな あるわけ…。

これです。

《あるし!》

川合 いったん電話を切って

係長に
軽トラの詳細な状態を伝えて。

うちらも もうすぐ着く。
分かりました。

あと どれくらい?
あと5分です。

♬~

ホントか?
間違いなく事故車両なのか?

はい フロント部分に
ぶつかった跡があります。

分かった… す すぐに
交通課を向かわせる。

ちょっと待ってろ!

《ここにドライブレコーダーが
付いてたんじゃ?》

《おっと
素手で触ったらマズい 手袋》

川合! 聖子ちゃんから連絡来た
木村は?

えっ?

(源)
「自分の罪は死んでつぐないます」。

これって 遺書…。

こちら町山捜査2
町山署管内で発生した

ひき逃げ事件につき
任意聴取中だった男が

自殺をほのめかすメモを残し
現場から逃走 繰り返す

自殺をほのめかすメモを残し
現場から逃走。

自殺…。

(無線:吉野) 町山捜査から各局
至急 男の捜索に当たれ。

(無線) こちら町山交通1
町山捜査1 今 どの辺だ。

町山捜査1
現在 村川橋を通過。

了解 間もなく我々は
事故車両の現場に到着する。

了解 こちらは男の捜索に当たる。

(サイレン)

あっ この奥です。
はい。

町山交通1 現着。

白い軽トラを確認。

町山捜査2
これから男の捜索に当たる。

(サイレン)

(無線) 町山交通2
現在 村川林道周辺を捜索中。

絶対に見つけろ!
絶対に死なすなよ!

副署長。

我々も捜索に向かわせてください。

僕らも町山署の一員です
協力したいんです。

行って来い!
(刑事たち) はい!

(無線) 町山捜査1
現在 村川林道を北進中。

(無線) 町山交通2は
県立公園方面に向かう。

(無線) 町山交通3
村川署管内に入った。

あの事故の時と同じだ。

俺は ただ

無線機の前に バカみたいに
突っ立ってることしかできない。

頼むぞ。

(無線) 町山交通1
白い軽トラック内から

ドライブレコーダーを発見
ひき逃げ時の映像が残ってました。

犯人特定できるか?
(無線) 今 確認中。

♬~

(無線) ありました!

木村が運転していたと
特定できる映像を発見!

藤先輩。

うん。

トンネルを抜けた所
右に曲がって。

え?

その先に 美濃部橋っていう
大きな橋がある。

そこは自殺の名所。

川合君の電話の様子だと
木村は手ぶらだ。

自殺するとしたら
飛び降りしかない。

私の勘だけど。

山田。
お… おす。

町山捜査1から各局。

逃走中の男 村川林道奥の
美濃部橋に向かった可能性あり。

繰り返す 村川林道奥の
美濃部橋に向かった可能性あり。

聖子ちゃん それ どこ情報?
(無線) ハコ長情報。

ハコ長?

伊賀崎さんね… 了解。

町山捜査2
これより美濃部橋へ向かう。

♬~

♬~

あゆみ ごめんな…。

(サイレン)

(サイレン)

木村さん!

こっち来て話しましょう。

(木村) 来ないでください!
お願いです 死なせてください。

私なんかが生きていたら
娘に申し訳ないです!

すみませんでした!
死んで償います!

死んで許されるわけがない!

借金つくって家族から逃げて

人ひいて逃げて。

最後は 死んで逃げるつもりか。

逃がさないよ。

絶対に。

あんたには 生きて

罪を償ってもらうから。

確保!
(山田) 確保!

聖子ちゃん。

♬~

川合!

はい!

時間。

8時5分です。

8時5分 木村良徳さん。

3年前のひき逃げ事件の
道交法違反と

過失運転致傷の容疑で
緊急逮捕します。

♬~

♬~ (手錠をかける音)

♬~

(無線) こちら町山交通1

対象者確保
繰り返す 対象者確保!

対象者確保。
よかった。

町山捜査から各局

無線傍受の通り 対象者 緊急逮捕。

対象者 緊急逮捕!

以上 町山捜査!

うわぁ~!
やった~!

うわぁ~!
アハハ…!

お願いします。
(捜査員) はい。

♬~

川合。

よくやった。

はい。

藤さん。
ん?

この間 木村さんが
飛び降りようとした場所

ハコ長が気付いたんですよね。
うん。

何で自分の管内でもないのに
そんなこと分かったんですかね。

う~ん…。

それに短時間で
守護天使の情報 集めちゃうし

ハコ長って何者なんですか?

ずっと交番勤務だったんですか?

いや 交番勤務の前に 全然違う
部署にいたみたいだけどね。

どこですか?
それが謎なんだよね。

謎?

涼しくなって来たね~ 秋だね~。

川合君さ 今
私の悪口 言ってなかった?

言ってません。

ホントかな?
ホントです。

私 何も聞いてません。

あっそ なら いいんだけど。

それより
今 署で話を聞いて来たよ。

木村が
犯行を全面的に認めたって。

そうですか。

20年前
清水農園に就職した木村は

町山交番管内にある
配送先の担当となった。

それ以来 その付近を巡回する
町山交番の女性警察官を見ては

自分の娘と
重ね合わせていたらしい。

(伊賀崎の声) 特に桜君は

笑った顔が
娘さんに よく似ていたと。

3年前のあの日 社長が出張で

木村は
いつもより配送量が多かった。

そのせいで ほぼ徹夜状態で
運転することとなり…。

それで事故を。

町山北の交差点にいる

パイロンを並べている
桜君を見て

ハンドル操作を誤ったと供述した。

自分がひき逃げで逮捕されたら

警察官である娘に迷惑が掛かる。

それを考えると

名乗り出れなかったみたいだね。

藤君。

はい。

桜君に伝えないとね。

そうですね。

♬~

(山田) 3年か…。

長かったっすね。

長かったな。

でも やっぱり
すごいっすよね 藤先輩。

あの人が3年間
調べ続けたからこそ

解決できたようなもんですもんね。

お前 今回 聖子ちゃんと
ずっと一緒だったじゃん。

また ペア
戻りたくなったんじゃねえの?

え?

あっ いや…。

俺のペアは 源先輩だけっす。

ん?

俺 もう決めてるんすよ。

何か起こった時は

家族とか 自分の命とか
全部 頭から追い出して

先輩と一緒に現場に走ろうって。

山田。

はい。

そんなこと言っても
何も おごんないよ。

え~!
お前ね 相手が悪いよ。

相手が悪い。
モジャ~。

ウソつく時は
これ やっちゃダメだから。

確かに 防御の姿勢ですもんね。
今度 教えてやるよ。

お待たせ。
(桃木) お~ 来た来た。

(松島) 今日の主役

幻の日本酒 松祭。

主役 こっち?
(桃木) まぁ 座って座って。

(桃木) やっと
約束の同期の女子会できるね。

(松島)
女子会って もう婦人会だよ。

いやいや まだ女子でしょ。

(桃木)
けど 桜の思い付きで こんなに
長期間 振り回されるとは。

ホントだよ。

ねぇ みんなさ 落ち着いたら
同期の女子会やろうよ

スカートはいて 髪伸ばして
集まらない?

あっ その時にさ
あれ飲みたい!

聖子ちゃんがさ いつか飲みたい
って言ってた高い日本酒

松祭?
そう 松祭!

私 スカート持ってないから
今日のために わざわざ買ったし。

かわいいじゃん。
そう?

でも 聖子
よく松祭 手に入ったね。 うん。

だって 桜の頼みだもん。

聖子なら どんな手使っても
手に入れるでしょ。

うん。

これですか?

そうそう これこれ…
お父さんが送ってくれたやつ

でも 空っぽですけど
大丈夫

女性警察官で 繊細な舌
持ってるヤツなんていないから

絶対バレると思うけどな

絶対 大丈夫

まぁ そうね。
≪ごめん ごめん≫

ちょっと遅れちゃった。
(松島) 桜…。

大丈夫 時間ぴったりだよ。
何言ってんの。

警察官は5分前行動
だから 5分遅刻。

聖子ちゃん 相変わらず厳しい。

(松島) 体調は? どう?
うん 治療は ひと段落ついた。

見えるとこに傷も残ってない
今 週1でリハビリ行ってる。

そっか。

ごめんね 何度も みんなから
連絡もらってたのに

ずっと返事できなくて。

みんなに
情けない話 しにくくて…。

何? 桜 しおらしくして
らしくないぞ!

ねぇ 飲もう
いきなり 松祭 開けていい?

うん。
えっ! 松祭あるの?

あんたが飲みたいって
言ったんでしょ。

だね~。

(一同) 乾杯!

う~ん 高貴な味。

おいしい… 香り高い。

これなら いくらでも行けそう。

《川合 余裕でバレなかったよ》

っていうか みんな
全然 変わってないね。

いや 3年はデカいって。
確実に老いは進んでる。

私 痛風になりかけてるし。
あっ いい病院 知ってるよ。

(桃木) えっ 私も知りたい。
後でね。

ちょっと待って
おっさんの会話になってるから。

アハハ…。
ハハハ…。

ねぇ 聖子ちゃん。

連絡もらって
本当にびっくりした。

桃木と松島も
捜査に協力してくれてたんだね。

みんな 本当に ありがとう。

うちらは 大したことしてないよ。

うん 最後まで粘った聖子が
すごいんだよ。

いやいや すごくなんかないよ。

こんなに時間かかっちゃって
ごめんね。

ありがとう 聖子ちゃん。

おかげで 私
気持ちの整理がついた。

これ。

(桃木) 警察学校の時のノート?
(桜) うん。

私 いっつも
赤点ギリギリだったからさ

聖子ちゃんが
まとめてくれたやつ。

懐かしい。

(桜) これ。

願掛けで書いたんだ。

卒業したら 初任地の交番で

バンバン検挙して 今度は逆に

ミス・パーフェクトの聖子ちゃんを
助けられるぐらい強くなろうって。

だから 交番女子の逆襲 フフっ。

ほら あの頃
みんなで言ってたよね。

「制服着てる時は 必死に
警察官の面構えでいよう」って。

でも

事故のこと思い出すと
今でも震える。

警察官の制服も怖くて

着るどころか 見るのも無理。

だから 私 もう決めたんだ。

警察官には戻らない。

♬~

おはようございます。
おはよう。

源さん おはようございます。

あぁ おはよう。

またですか?
「また」?

また合コンでフラれたんですね。

それなら まだマシだよ。

今から 桜がね

退官願 出しに来るんだって。

えっ
桜さん 辞めちゃうんですか?

聖子ちゃんから聞いてないの?
はい。

えっ 止めなくていいんですか?

うん…。

まぁ いくら仲間でもさ

病気やケガのつらさっていうのは
分け合えないもんなんだよ。

(桜) ありがとうございました。

お疲れさまです。

(山田) ≪桜先輩?≫

お~ やっぱり 桜先輩だ!

山田君。
お久しぶりっす。

大丈夫っすか?
署に車椅子あるんで持って…。

いい! 大丈夫 歩ける歩ける。

(山田) 牧高 鈴木
初めてだよね 桜しおり先輩。

捜査一係の牧高です。

同じく捜一の鈴木です。

桜です。

お噂は聞いています
やっとお会いできて うれしい。

行きましょう。
うん。

桜君。

伊賀崎さん。

久しぶり。

お久しぶりです。

桜君。

本当に申し訳ない。

あの時 私がついていながら…。

謝らないでください
もう元気になりましたから。

じゃあ 失礼します。

出しに来たんだよね。

退官届。

はい。

私も一緒に行こう。

でも これから公務ですよね。

ペアとしての
最後の公務をさせてよ。

♬~

ごめんね 副署長 会議中みたいで。

いえいえ 大丈夫です
どこかで待ちますんで。

待てる所…。

悪いね 今 ここしかなくて。

いえ ありがとうございます。

藤さん! 桜さん 来てます。

うん 知ってるよ。

今から退官願 出すって。
知ってる。

いいんですか? 止めないで。

桜が決めたことだから

私は それを尊重する。

もう交番行くよ。

待ってください
せめて会ってくだけでも…。

だから これから公務だから。

♬~

ちょっと
ここだけの話なんですけど

ペア長の藤さんの愚痴
聞いてもらえます?

ちょっと
ここだけの話なんですけど

ペア長の藤さんの愚痴
聞いてもらえます?

もうひどいんですよ パワハラが!

私の部屋に入り浸って
お酒飲んで くだ巻いて。

≪しまいには寝ちゃって
部屋まで担いで行って

なのに次の日 会っても
当たり前の顔してるし≫

≪ホント最悪なんです!
藤さんって≫

これ 聖子ちゃんの
ペアっ子ですか?

そうだね。

川合君っていう子。

お願いですから
ペアかえてもらえませんかね!

私 今まで ひどいことしか
されてないんですよ。

ガサ入れの時

私が使えないからって
現場から追い出すし。

いいよ ここにいな
やっとくから

術科訓練でボコボコにするし。

ペアだから
本気でやるんでしょ

疲れたからマッサージしろって
命令するし。

リラックスしな
訓練じゃないんだから

私が危険な目に遭った時も
無視だし。

川合!

もう 嫌なことしか
思い浮かばないんです!

あっ でも
一番ムカつくのは あれです。

「制服を着てる時ぐらい
警察官の面構えでいろ」

…っていう
あの年寄りくさい説教!

そういうの強要するなって
思うんですよね。

あのマウンテンメスゴリラ!

それ 私の大事なゴリラだし!

あれ? あの子どこ?

(桜) 聖子ちゃん。

聖子ちゃん

私 やっぱり 警察官 辞めない。

死ぬ気でリハビリして
職場復帰するから。

だって 忙しい聖子ちゃんに

あんなアホな子の指導まで
させられない!

私が根性 たたき直すし。

大丈夫。

今度は私が助けるから。

♬~

♬~ 分かった。

♬~ 待ってる。

♬~

桜先輩。

桜先輩が戻って来たぞ~!

いい! 呼ばなくていいよ。

(北条) お~ 元気そうじゃねえか。

よし! 桜が戻って来んなら
うちにもらうぞ。

い~や
二係のほうが人が足りない!

いやいや…!
(桜) ちょっと待ってください

すぐには戻って来られないから!
まだだから!

(北条) 大丈夫 大丈夫!

聖子ちゃん! 助けて!

ゴリラたちにモテて
大変だね もう。

(北条) 誰がゴリラだよ。

何 ドア越しにケンカ売ってんの。

女性警察官なら
大切な人からの励ましとかより

同性の後輩への怒りのほうが
強い原動力かなって。

川合。

いつの間にか めちゃくちゃ
警察官になってたんだな。

わざと嫌われ者になるなんて。

いえ あんな藤さん見ちゃえば
何でもありませんよ。

俺も

3年間 ずっと あれが見たかった。

お前ら 何 遊んでんだ‼

桜 そこにいたのか。

副署長 私 辞めませんから!

(吉野) あ?
(北条) よし! よく言った!

いつまでヘラヘラしてんだ‼

とっとと通常業務しろ‼

了解。
うっす。

よし 戻れ!
じゃあ 桜 待ってっからな!

大丈夫?
(桜) うん。

川合さぁ…。
はい。

あんた 私のこと
あんなふうに思ってたんだね。

えっ? いや
もちろん 本心じゃないです。

だから あれは…。
ありがとね。

え…。

それほどでも~!

謙遜しなよ。

うれしかったんですか?
ハハ… 仕事するよ。

しないです!
うれしかったんですか?

うん。

アハっ うれしかったんですか?

何 笑ってんの?
ハハ… えっ?

早く ロッカーに入れなよ!
分かりました 分かりました。

(山田:源) あぁ~!

しかし 今日は よく走ったなぁ。
山狩り 久々でしたからね。

私 警察犬 初めて見ました
かわいいですね。

そっか 川合 お犬様の
付き添いしてたんだよね。

はい あっ でも
源さん ひどいんですよ。

何?
私がトイレ 必死に我慢してるのに

とにかく 犬を追い掛けろ
追い掛けろって。

その辺で用を足せる犬や男には
この気持ち 分かんないんですよ。

川合 食事中だぞ。

でも 行方不明のおじいさん
見つかって

ホントによかったですよね。
(山田) なっ。

いやいや… さりげなく
フェードインしてっけど

何で 実家暮らしの
お前がいんだよ!

私が呼びました。

牧高が?
はい ペアなんで。

牧高さん…。
よし 鈴木 今だ いってしまえ。

付き合ってください!
それは無理。

わ~い 鈴木さん フラれた~。

あ~ 川合 さっきから
俺のばっかり

横取りしてるからね。
えっ そうですか?

お前 だんだん
聖子ちゃんに似て来たな。

おこがましいです。
うん おこがましいね。

川合 あれ。
あっ はい。

大丈夫だよ。

はい 鈴木さん。
もう一回 いってごらん なっ。

(源) おいおいおい…!

<拝啓 お父ちゃん>

<私も含めて
ここにいる警察官は

みんな しょうもない
普通の人間です>

<だから 今日も今日とて…>

では シートベルト
着用義務違反なので

1点の減点となります。

何で わざわざ交番の前で
シートベルト 外しちゃったんですか?

うるせぇ!
こんなとこに交番 建てやがって。

クソアマどもが!

今日 3件目ですね
シートベルトしてない人。

こういう時は重なるから
まだまだ来るよ。

どうせ来るなら クソ野郎…。
どうせ来るなら クソ野郎…。

<愚痴を言いながら
仕事にいそしむのです>

うん クソ野郎 いったん忘れて
2人ともお昼 食べちゃって。

は~い。
は~い。

あっ! 私 今日 藤さんの分も
おにぎり握って来たんです。

へぇ~。

は~い。

デカっ。
私の分は?

ハコ長
愛妻弁当あるじゃないですか。

最近 赤ちゃん生まれてからさ…。
どっちにします?

具 何?
鮭と おかかです。

じゃあ 鮭。

どっちが鮭ですか?
知らないよ。

え~ じゃあ
取りあえず こっちで。

おかか こんな入れる?
よく考えて。

こっちにしましょ じゃあ。
いい! こっち…。

こっちにしましょ。
私の分は?

<きっと
私は これからの人生で

藤 聖子という人と出会ったことを
後悔すると思います>

<なぜなら…>

(無線) 本部から町山
町山駅前のラーメン店で

無銭飲食事案発生 犯人は
青い上下のスキンヘッドの男

町山南方面に逃走。
あらら 食い逃げだって。

川合 行くよ。
はい!

<キツくて 嫌われまくりの
警察官という仕事に

何より誇りを持てるように
なってしまったからです>

ホント いいペアになったね。

うん おかかだ。

♬~

青い上下のスキンヘッド。

あいつだ。

待ちなさい!
止まりなさ~い!