[新]ザ・ハイスクール ヒーローズ #1[字]…のネタバレ解析まとめ
出典:EPGの番組情報
[新]ザ・ハイスクール ヒーローズ #1[字]
美 少年がヒーローに変身!「友情と団結」をテーマに、学園の平和を守る前代未聞の戦隊ヒーロードラマが新たに誕生!秘密戦隊ゴレンジャーよりアカレンジャーも登場!!
◇番組内容
戦隊オタクの真中大成(岩﨑大昇)は、『学園防衛部』の部員集めをしていた。野球部・滝川雄亮(那須雄登)、バスケ部・土門龍平(佐藤龍我)、ダンス部・森村直哉(藤井直樹)の3人からは全く相手にされず、生徒会長・大浦飛馬(浮所飛貴)には廃部を通告される。そんな中、野球部員が血だらけで見つかる。大成は“魔人”の仕業だと疑い、美術部・桜井一嘉(金指一世)と調査を始めるが、その裏には巨大な陰謀が隠されていて…!?
◇出演者
美 少年(岩﨑大昇、佐藤龍我、那須雄登、浮所飛貴、藤井直樹、金指一世)、箭内夢菜、長田成哉、関智一、和田優希(Jr.SP/ジャニーズJr.)、檜山光成(少年忍者/ジャニーズJr.)、南彩加、戸次重幸、中山美穂、柳葉敏郎
◇脚本
高橋悠也
◇監督
【監督】及川拓郎【アクション監督】栗田政明(倉田プロモーション)
◇音楽
【音楽】沢田完【主題歌】KAT-TUN『EUPHORIA』(ジェイ・ストーム)
【エンディングテーマ】美 少年『ザ・ハイスクール ヒーローズ』
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】三輪祐見子(テレビ朝日)、原藤一輝(ジェイ・ストーム)、塚田英明(東映)
【プロデューサー】服部宣之(テレビ朝日)、井上千尋(テレビ朝日)、浜田壮瑛(テレビ朝日)、大森敬仁(東映)
◇おしらせ
☆番組HP
https://www.tv-asahi.co.jp/the_highschoolheroes/
☆Twitter
https://twitter.com/oshidoraEX
☆Instagram
https://www.instagram.com/oshidora_ex/
☆TikTok
https://www.tiktok.com/@oshidora_exジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)
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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気の配信サービスで見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?
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♬~
(土門龍平)よし!
(真中大成)フッ!
(黄金魔人)
この学園を支配するのは俺だ。
いくぞ!
(一同)おう!
フッ!
♬~
(爆発音)
♬~
もう終わりにしよう…。
♬~
お前がやめない限り
戦い続けなきゃいけない。
それがヒーローの…
使命だから…。
(たたく音)
(天利清春)お前の使命は
テストを解く事だ。
(龍平)ハハハッ…!
すいません!
(森村直哉)
ヒーローなんていなくても
学校は平和だよ 大成。
(龍平)ハハハハハッ…!
はいはい テストに集中!
(龍平)お前が言うなよ!
(天利)ほら 私語は慎め。
♬~
《ヒーローがいなきゃダメなんだ。
絶対に…》
♬~
よいしょ。
(チャイム)
うっ! うう… ううっ…。
ううっ…!
♬~
(アカレンジャー)「5人そろって…」
(一同)「ゴレンジャー!」
(森村 花)本日 密着取材します。
報道部2年の森村と…。
(風見文人)報道部顧問の風見だ。
俺たちは 今
重大な危機に直面してる。
(花)あっ! もう始まってます?
この試練を乗り越えるためにも
あと4人 学園防衛部の部員を
集めなきゃならない!
(花)あの…
なんで4人なんですか?
部長の俺がリーダーのアカ!
そして アオ キ モモ ミドリ
合計5人!
その赤とか青とか
っていうのは…?
見りゃ わかんだろ!
「秘密戦隊ゴレンジャーだよ!」
今から46年前 1975年に放送された
伝説の番組で
5人のヒーローが
世界平和のために戦う戦隊ヒーロー!
随分 古い番組を知ってるんだな。
俺の親父が大好きで
俺 子供の頃から
ゴレンジャーだけは何百回も見てたんで。
学園防衛部の顧問として
補足させてもらうと
部員が5人いないと
廃部になる事が決まってな。
彼は 別に
ふざけてるわけじゃないんだ。
絶対 ふざけてると思います。
みんな まだ
わかってないだけだ。
この学園にはびこる魔人の存在を。
うわあああーっ!!
(大成の声)そして
俺たちを守ってくれた
ヒーローの存在を。
…っていう
部活の設定ですよね?
実際に救われた人間が
ここにいるんだよ!
だから 今度は俺が…。
学園の平和を守る
ヒーローになる!
「ザ・ハイスクール! ヒーロー!」
(風見)うん…。 なんの真似だ?
いや このアプリがあれば
本物のヒーローになれるはず
なんですよ。
要するに
ヒーローが好きなオタク…。
違う!
ヒーローが大好きなオタクだ!
まあ 学園の平和を思うのは
いい心掛けだな。
さてと…。
行くか!
(カメラのシャッター音)
夏の大会のレギュラーは
全員 3年でいく。
(一同)はい!
(滝川雄亮)対戦相手の分析データを
スマホでシェアした。
しっかり把握しておけ。
(一同)はい!
はい ピッチャー。
〈学園一の偏差値〉
〈3年B組 野球部 滝川雄亮〉
雄亮!
お前の頭脳を ヒーローとして
生かしてみないか!?
無理。 ヒーローとか だせえし。
ソッコーで断られましたね。
次!
(花)はい。
(花)あっ ちょっと…。
すいません! すいません!
(龍平)よっしゃー!
よっしゃ!
はい! ウエーイ! よっしゃ!
〈学園一の運動神経〉
〈3年B組 土門龍平〉
龍平!
お前の身体能力を
学園防衛部で生かそうぜ!
学園防衛部とか
オタクの趣味だろ?
鋭いシュート…。
次!
♬~「つかまえてよ ヒーロー
その手で」
♬~「夢を もし あきらめたら
ただの残骸だよ」
(歓声)
(女子生徒)直哉先輩 かっこいい!
(女子生徒)直哉!
(女子生徒)かっこいい!
〈学園一の人気者〉
〈3年B組 森村直哉〉
(歓声)
直哉!
お前の人気で
学園防衛部を盛り上げねえか!?
ほら お前の妹も期待してるぞ!
えっ?
いやいや 私は 別に…。
そんな奴 どこにもいねえだろ。
よし もう一回やろうか。
直哉! 本当は
ヒーローやりたいんだろ?
正直に言ってみろ。
おい 直哉! 頼む!
(女性生徒)どいて!
(女性生徒)邪魔!
(女性生徒)あっち行って!
(女性生徒)あっち行って!
違う 違う…。 違う…。
(大浦飛馬)「我らが五星学園は
“五つ星の人材育成"をモットーに
小中高一貫で
英才教育を受けられる
名門中の名門」
〈学園一のカリスマ〉
〈3年A組 大浦飛馬〉
「学園外での夜遊びは慎むように。
家に帰るまでが学園生活です」
えっ? ちょっ ちょっ ちょっと…
誘わなくていいんですか?
ああ。 あいつらは いいんだ。
うちの敵だから。
( 秀一)
まだ 悪あがき続けてるのか?
学園防衛部。
生徒の事は 俺たち生徒会が守る。
だから 心配いらないよ。
お前らじゃ太刀打ちできないよ。
魔人にはな。
だったら ヒーローってやつに
なってみせてよ。
本当に学園の平和を守れるならね。
♬~
ああ… そのうちな。
(花)失礼しました。
(鳴沢亜子)学園防衛部…。
そんな部 ありましたっけ?
学園長。
それで?
すぐにでも 部室を撤去したいと
思っているのですが…。
穏やかじゃありませんね。
当学園の理念は
「Pure Right
Beautiful」。
いついかなる時も
清らかに 正しく 美しい心で
なければなりません。
もめ事を招くような行いは
学園のイメージを傷つけますよ。
これからも
生徒の模範でいてください。
失礼しました。
「マジーン」
うううう…。
(佐々木 武)あっつ…。
♬~
うわあ!
(佐々木)うわあ!
ん? 今 なんか聞こえなかった?
えっ? いえ 何も。
えっ…!
(佐々木)うっ… ううっ。
おい 雄亮! 何があった!?
わからない…。
えっ?
(中村英太)おい。
(四ノ宮丸雄)佐々木先輩…!
(中村)おい この手 どうした?
(中村)まさか お前が…?
どけ。
(中村)おい 待てよ! 雄亮!
早く 救急車 呼ばねえと…。
俺なら大丈夫だから。
頼む みんな…
この事は大ごとにしないでくれ。
(風見)暴行騒ぎがあった
っていうのは本当なんだな?
(花)はい。
(風見)目撃時の状況を
もう一度 整理したいんだが…。
怪我を負わせたのは
野球部3年の滝川雄亮で
間違いないんだな?
雄亮先輩が
そんな事するとは思えません。
チームのために
肩を壊しちゃうような人ですから。
肩?
ピッチャーとして
野球部を引っ張っていくために
ハードワークしたせいで。
そんな人が部員に暴力なんて…。
魔人の仕業かも。
(風見)魔人?
はい。 学園都市伝説…
この学園に潜むといわれてる魔人。
ただのオカルトだろ。
現に俺 一度
10年前に襲われてるんです。
うわあー!
でも それ以降
魔人を見た事はないんだろ?
それは…。
先生 多分
『ゴレンジャー』の影響を受けて…。
ああ オタクの妄想か。
でも 確かに…。
(桜井一嘉)いらっしゃいませ。
(花)ああ 一嘉。
これからバイト?
うん。
(花)あっ
私のクラスメートなんです。
〈学園一意識高い系 美術部員〉
〈人気学生イラストレーター〉
〈2年A組 桜井一嘉〉
魔人の伝説なら… 知ってますよ。
えっ!?
学園防衛部に
『ゴレンジャー』全84話を
ヘビロテしてる魔人がいるって噂。
それ 俺の事だろ!
バイバーイ。
(花)頑張って。
なんだよ…。
「ザ・ハイスクール! ヒーロー!」
はあ…。
よっ…。
ただいま。
(瑠璃子)おかえり。
腹減った。
あっ 夜ご飯 三色丼でいい?
えっ?
鶏そぼろと卵とホウレンソウ。
五色じゃないの?
じゃあ ニンジンと…。
うん。 バナナも
意外と合うじゃない。
ちゃんと味わってる?
うん。
「ザ・ハイスクール! ヒーロー!」
丈夫ね お父さんのスマホ。
もう10年も経ってるのに。
「ザ・ハイスクール! ヒーロー!」
俺を襲ったのって
本当に魔人だったのかな?
あの時見たヒーローは…
ただの妄想だったのかな?
何があったのか わからないけど
私は昨日の事のように覚えてる。
大成が大怪我して
帰ってきた日の事。
父さん なんで こんなアプリ
作ったんだろう?
大成とヒーローごっこを
したかったんじゃない?
本当 バカよね。
大の大人が 本気でこんなものを
作るなんて。 ねえ?
♬~
頑張れ! …よし。
(真中大志)大成 くれぐれも
学園の魔人には気をつけろよ。
魔人?
人は 心が弱って
道を踏み外した時
誰かを傷つける
魔人になってしまう。
人の心ってやつはな
善にも悪にもなり得る。
まさに紙一重なんだ。
また 魔人に遭ったら
どうすればいいの?
心配いらない。
きっと また
ヒーローが守ってくれる。
お前も いざって時には
学園の平和を守れる
強い男になるんだぞ。
うん!
魔人なんて…
本当は いなかったのかもな。
ヒーローなんて…
いなくてもいいのかもな。
いつになく弱気じゃないか。
学園防衛部は もう廃部だよ。
といやっ。
ここで諦めるようなら
ヒーローにはなれない。
魔人の存在を…
そして ヒーローの存在を
心から信じる気持ちがない限り。
ずっと信じてきたよ。
『ゴレンジャー』も
エグいくらい 何度も見たし
アカレンジャーは
俺の目標だったんだよ!
俺と話している この瞬間も
ただの妄想か。
ああ… そうだよ。
リアルに アカレンジャーが
いるわけないだろ!
全部… 俺の妄想だ。
どうも…。
おはようございます。
いってらっしゃい。
はい いってきます。
気をつけてね。
はーい。
♬~
(教師)はい おはよう!
清く 正しく 美しく。
「Pure Right
Beautiful」!
♬~
(チャイム)
♬~
(中村)のど渇いた…。
ウウーッ…。
ウウーッ… ウウーッ!
(花)昨日の野球部の事件について
何か 情報あったりしますか?
朝から 頑張ってんな。
真相を突き止めたいので。
魔人の事 信じてくれたのか!?
いや 野球部の真相な。
ああ そっすか。
そっか…。
(中村)うわあーっ!!
今の… まさか 雄亮が?
えっ? ちょっと 先輩!
(風見)おい 森村! 森村…。
♬~
お前は…。
♬~
魔人…。
(野球魔人)
フェアじゃない奴は消えろ!
ああっ…!
やめろ!
うっ…!
♬~
どけ! お前に用はない。
やっぱり 妄想じゃなかったんだ。
何? あれ…。
♬~
早く逃げろ!
♬~
(中村)お前も逃げろ!
殺されるぞ!
うっ…。
むちゃしないで!
逃げてください!
ウウーッ…。
こういう時こそ 学園防衛部の…
ヒーローの出番だろ!
バカな妄想は やめてください!
ヒーローなんて いないんですよ!
魔人がいたじゃねえか。
なら…
ヒーローがいなきゃダメだろ!
バカにされたっていい。
俺は… 信じる!
だあ~っ…!
どけ! 次はないぞ。
オタクの妄想パワー なめんなよ!
俺が ヒーローに…
なってやる!
「ザ・ハイスクール! ヒーロー!」
ウウーッ…。
先輩 逃げて!
俺は…。
逃げない!
♬~
はあーっ…!!
♬~
ヒーローに… なれた?
ウウッ… なんだ? お前は。
俺は…
アカヒーローだ!
♬~
いったあ… くない?
お前 うちの学校の人間
なんじゃないのか?
なんで こんな事するんだ!
むかつくんだよ!
フェアじゃない奴が…。
♬~
おおっ… すっげえ。
♬~
はっ… えっ!?
お前に用はない!
♬~
どこだ!?
(アカレンジャー)
やればできるじゃないか。
あっ…!
ありがとう!
アカレンジャーのおかげだ!
だが 魔人に打ち勝つためには
決して忘れてはならない
大切な事がある。
力と技と あと一つ…
いや ゴレンジャーをよく知る
お前なら 言うまでもないな。
♬~
力と技と…。
あっ…。
おのれ…。
(ドアの閉まる音)
♬~
(花)まさか
本当に魔人がいたなんて…。
これ スクープですよ!
(女子生徒)ラムネ飲みたい!
(女子生徒)お菓子 頼むんじゃ…?
この事は
まだ 秘密にしておいてくれ。
生徒たちを
不安にさせたくないから。
でも
これから どうするんですか?
魔人の正体は
きっと 学校の関係者だ。
それが誰かを突き止める。
それって…。
(大成の声)雄亮の事なんだけど…
肩を壊した事が原因で
野球部内でトラブってるとか
なんか聞いてないか?
うーん
いや 特に そういう話は…。
でも 実は 一つ 気になる事が…。
♬~
(花)すごいなあ 雄亮先輩…。
スポーツもできて 頭もいいなんて
スペックやばい。
あのさ… 花ちゃんって
雄亮の事 好きだよね?
えっ! なんでですか?
いや 醸し出ちゃってるから。
(花)ちょっと
やめてくださいよ もう!
そんなわけないじゃないですか!
痛い…。
もう…。
えっ 違うからね!
(四ノ宮)いや 何も言ってないし!
あっ そんな事より
ほらほらほら!
襲われた佐々木先輩と中村先輩が
同じ点なんです。
偶然すぎません?
あれ? 佐々木と中村って
こんな頭良かったっけ!?
もしかしたら…
カンニングじゃ…?
そうか! カンニングされた奴が
魔人になって仕返しを…!
(花)えっ ちょっ… 先輩!
待って!
速っ…!
カンニング?
お前ら
佐々木と中村の隣の席だろ?
あいつらに 答案用紙
見られてたんじゃないのか?
マジかよ あいつら 俺の答案を…。
いや 龍平をカンニングしてたら
もっと 点低いだろ。
どういう意味だよ。
(直哉)お前 何点だったんだよ。
なんで言わなきゃいけないんだよ。
お前が先に言えよ。
じゃあ 同時な。
(龍平)ああ。
(龍平)32。
35点。
俺たちはカンニングされてないな。
(龍平)うん。
はあ… なんだよ!
お前らが バスケバカと
ダンスバカで安心したわ!
ヒーローバカには
言われたくねえし!
お前 今 ヒーロー バカにしたろ?
っつうか 普通に
聞く相手 間違えてね?
えっ?
本当にカンニングしたんなら
佐々木と中村よりも
点取れてる奴に聞けよ。
なあ?
(龍平)うん。
そうか…!
フンッ!
(荒い息遣い)
クッソー!
おっと…! あっ… 危ねえー!
はあ…。
うわあっ!
硬球って 破壊力 ハンパねえな。
♬~
正直に答えてくれ。
野球部の佐々木と中村が
カンニングしてた疑いがある。
うちのクラスで
あいつらより点取れてたの
お前だけだ。
フェアじゃないやり方で
カンニングされた事に
むかついてたんじゃないのか?
(秀一)それが事実なら
場合によっては
野球部は活動謹慎かもな。
ふざけんな! こいつが 勝手に
言いがかりつけてるだけだ!
うん… 信じるよ。
滝川くんは優秀な生徒だ。
学園の名を
汚すような事は…
するわけがない。
もし お前が魔人なら
俺が止める!
…はあ?
それがヒーローの使命だからな。
( 賢二)ヒーロー…。
熱いな 学園防衛部。
他の部が待ってる。
早く
部室を片づけておいてくれよ。
♬~
(ため息)
(野球仮面)「こい!」
(アオレンジャー)「よし 今度は俺だ!」
まだ諦めがつかないようだな。
すいません。 魔人の攻略法を
勉強しておきたくて…。
そうか…。
精が出るな。
天利先生って マジ 仏っすね。
ん?
いや… いつも
俺のノリに合わせてくれるし
こんな部活の顧問も
引き受けてくれて。
『ゴレンジャー』は ちょうど
リアルタイム世代だったしな。
当時は本気で ヒーローがいるって
信じてたもんだ。
でも 大人になっていくうちに
つまらない常識ばかり
身につけて…。
だから 応援したくなるんだよ
君みたいな生徒をな。
俺…
潰したくないです 学園防衛部。
見つかるといいな 部員。
はい。
嘘です!
雄亮先輩が魔人だなんて…!
けど 状況的に見ても
あいつ以外には…。
ちょっと 花
先輩の妄想に付き合う事ないよ。
怖いウサギちゃんだな。
花を ヒーローごっこに
巻き込まないでもらえませんか?
いいよ いいよ。 ありがとう。
(一嘉)うん。
うぃーっす。
(一嘉)いらっしゃいませ。
カレー ちょうだい。
学園ポイントで払うから。
(直哉)俺もポイントで払うわ。
オレンジジュース。
はい 少々お待ちください。
(龍平)よいしょ…。
いたんだ?
(花)悪い?
別に。
いや~ けど テスト危なかったわ。
これで赤点取って
部活謹慎とかなったら
マジでシャレになんねえ。
部活謹慎…?
(一嘉)失礼します。
サンキュー。
あっちい…。
ここ エアコン 効き悪くねえ?
(一嘉)ちょっと!
龍平先輩 女子がいるからって
わざと見せないでくださいよ!
もう~!
(龍平)あっ ごめん。
わざと見せる…?
ああーっ!
なんだよ 大成…。
俺 すげえ誤解してたかも…。
何が?
♬~
ウオオーッ!
クソッ…。
今さら 練習なんて続けて
まさか 大会に出るつもりじゃ
ないですよね?
フェアじゃない奴には
マウンドに立つ資格は
ありませんよ。
四ノ宮…
お前 いい加減にしろよ!
やめろ!
悪い 雄亮。 俺が間違ってた。
お前…
カンニングされてたんじゃなくて
カンニングさせてたんだろ。
野球部なら得意だもんな。 サイン。
すいません!
(大成の声)赤点取ったら
3年最後の大会に
出られなくなるから。
本当は みんなで一緒に
試合 出たかったんだろ?
だから こんな 必死に練習して…。
手段なんか
選んでられなかった…。
3年の夏は 今しか…。
けど… お前らのやり方が
フェアじゃないと
思ってる奴がいた。
そうだろ?
(大成の声)左でも右でも打てる
スイッチヒッターは
野球部で お前だけらしいな。
お前が
佐々木と中村をやったのか!?
(四ノ宮)むかつくんですよね。
夏の大会のレギュラーは
全員 3年でいく。
(一同)はい!
(四ノ宮の声)
本当なら 赤点取ってる3年が
大会に出られる事が…。
野球の実力だって
うちら2年のほうが上なのに…。
3年の思い出作りのために
1年 無駄にしたくないんだよ。
さっさと引退しろよ!
気をつけろ。
あいつは 魔人になって
気持ちが暴走してる。
今すぐ この学園から消えろよ!
♬~
「マジーン」
♬~
嘘だろ…。
目障りなんだよ! ウオオーッ!
やめろ!
うわっ…!
「ザ・ハイスクール! ヒーロー!」
♬~
アカヒーロー!
どうなってんだよ…。
自分のスマホ 見ろ!
(雄亮)なんだよ これ…。
後輩を守るために お前も戦え!
はあ?
ハアアーッ! ハッ! ハアッ!
グワアアーッ! オリャアッ!
うう…!
こいつが魔人になったのは
お前の責任でもあるんだぞ!
うっ…! ぐわっ…!
タアーッ!
ヒーローとか だせえって
お前 言ってたけどな
俺から言わせりゃ
カンニングとか 卑怯な手ぇ使って
後輩に こんな思いさせてる
お前のほうが
よっぽど だせえぞ!
ダアーッ!
♬~
ぐわっ…!
こいつを助けるためには
魔人を打ち取るしかねえんだよ!
オリャアッ!
うわっ…! ぐあっ…!
雄亮…!
打ち取れ!
打ち取るって…。
お前の球でな!
訳わかんねえ…。
ヒーローにとって大切なのは
力と技と…
団結だ!
でも…
俺一人じゃ 団結できねえ!
お前が必要なんだ!
ううっ…! ううっ…!
わかったよ…。
やりゃあいいんだろ?
あいつを助けるためには
手段なんか選んでらんねえ。
ヒーローでもなんでも
なってやる!
「ザ・ハイスクール! ヒーロー!」
♬~
アオ…!
アオヒーロー!
いくぞ!
おう!
♬~
テヤッ!
(雄亮)ハアッ!
2人がかりとは
フェアじゃないね。
だったら…
フェアに勝負しようぜ!
お前の青春野球 見せてみろ!
「アオ」だけにな!
お前の球なんか 打ち返してやる!
一球で決める。
お前を救う 入魂のストレートだ!
お前の存在ごと
退場ホームランだ!
♬~
オリャーーーッ!
ああーーーっ!
アイテッ…!
ああっ…。
(荒い息遣い)
あっ… アウト~!
あっ… ああっ ああっ…!
うわあああーっ!
ゲームセット。
(爆発音)
うん!
(荒い息遣い)
おい!
(雄亮)大丈夫か?
お前 どうやって
魔人になったんだ?
それは…
スマホの…。
スマホが なんだ…?
♬~
…あれ?
自分 なんで ここに…?
覚えてないのか?
四ノ宮…。
本当に すまなかった!
夏の大会は… 頼んだぞ!
えっ…?
雄亮! いいの?
ああ。
実力的にも
夏の大会に出るべきなのは
あいつら2年だったんだ。
♬~
なんだよ?
照れんなって ほら!
やめろ。
なんだ? コラ! シュッ…!
(手をたたく音)
あっ…。
雄亮 待て! おい! ちょっと…!
(雄亮)来んな…!
オラ! 追いつくぞ!
(墨友)「Pure Right
Beautiful」。
何一つ 欠けてはなりません。
(亜子)はい。
生徒によるカンニングなど
もっての外です。
当学園のイメージを保つためにも
そのような事実は
全て もみ消す。
今までは 全て
滞りなく行われてきたはずです。
なぜ 今回に限って?
想定外の事がありまして…。
でも ご安心ください。
このような事は もう二度と…!
今後 ミスのないように。
あの件が表沙汰になれば
あなたの学歴に
一生の傷がつく事を
忘れないようにね。
♬~
(墨友)彼は
よくやってくれていますよ。
うん…。
君は 生徒の模範であり
当学園の誇りです。
学園長のお言葉
身に余る光栄です。
ありがとうございました!
(一同)ありがとうございました!
ありがとうございました!
♬~
(作業員)後ろ 危ないぞ。
(作業員)はい わかりました。
(作業員)よし! よし…。
はい オッケー。 よし…。
この部室とも もう お別れか…。
報道部として 何か協力できる事は
ありませんか?
えっ…?
今回の取材で
学園防衛部が 本気で
生徒を守ろうとしている事が
わかったので…。
ありがとう。
気持ちだけ受け取っておく。
(雄亮)うわっ すげえ!
かなり 学園防衛部 入ってんな…。
あの… 何か?
野球部 引退したし
暇だから やってやるよ
学園防衛部。
♬~
ええ~っ!?
えっ…? ええっ… なんで!?
えっ… なんで?
お前には借りができたしな。
本当に ありがとう。
♬~
ありがとう。
♬~
フッ…。
よし! じゃあ 梱包したもの
全部 出すか!
(雄亮)全部かよ…。
当たりめえだろ!
雄亮先輩が入るなら…。
私も 学園防衛部に入ります!
ええ~っ!?
♬~
(亜子)不純異性交遊など言語道断。
(雄亮)誰にやられた?
(花)かわいい彼女でも作って
チャラチャラしててください。
(直哉)俺が どうしようと
お前に関係ねえだろ!
あいつの弱った心を…
未練を断ち切れるのは
お前しかいない!
(直哉)俺は…
ヒーローになる!
「ザ・ハイスクール! ヒーロー!」
『ザ・ハイスクール ヒーローズ』は
TELASAで 全話 一挙配信!
さらに
『ザ・ハイスクール ヒーローズ』の
裏側を追った
『特撮美 少年』も
このあと 独占配信スタート!
(一同)おおーっ!
(爆発音)
(一同)見てね!