ザ・ハイスクール ヒーローズ #4[字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

ザ・ハイスクール ヒーローズ #4[字]

美 少年がヒーローに変身!「友情と団結」をテーマに、学園の平和を守る前代未聞の戦隊ヒーロードラマが新たに誕生!秘密戦隊ゴレンジャーよりアカレンジャーも登場!!

◇番組内容
炎を操る魔人・日輪魔人と対峙し、モモヒーローに変身した桜井一嘉(金指一世)。しかし一嘉は、そのことを打ち明けられずにいた…。そうとは知らない真中大成(岩﨑大昇)たちは、モモヒーローを捜すため女子生徒の勧誘に奔走する。そんな中、学園では日輪魔人がさらなる猛威を振るい、生徒たちを次々に襲っていた。魔人の正体を探る滝川雄亮(那須雄登)は、ある教師を疑うが…!?戦隊ヒーローが青春学園サスペンスに挑む!
◇出演者
美 少年(岩﨑大昇、佐藤龍我、那須雄登、浮所飛貴、藤井直樹、金指一世)、箭内夢菜、長田成哉、関智一、南彩加、戸次重幸、中山美穂、柳葉敏郎
【ゲスト】橋本淳、加藤貴子、嶋大輔
◇脚本
吉高寿男
◇監督
【監督】竹園元(テレビ朝日)

【アクション監督】栗田政明(倉田プロモーション)
◇音楽
【音楽】沢田完
【主題歌】KAT-TUN『EUPHORIA』(ジェイ・ストーム)
【エンディングテーマ】美 少年『ザ・ハイスクールヒーローズ』
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】三輪祐見子(テレビ朝日)、原藤一輝(ジェイ・ストーム)、塚田英明(東映)
【プロデューサー】服部宣之(テレビ朝日)、井上千尋(テレビ朝日)、浜田壮瑛(テレビ朝日)、大森敬仁(東映)
◇おしらせ
※この番組は放送時間が変更になる場合があります

☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/the_highschoolheroes/
☆Twitter
 https://twitter.com/oshidoraEX
☆Instagram
 https://www.instagram.com/oshidora_ex/
☆TikTok
 https://www.tiktok.com/@oshidora_ex

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
アニメ/特撮 – 特撮
福祉 – 文字(字幕)

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 一嘉
  2. 直哉
  3. 先生
  4. 雄亮
  5. 魔人
  6. 龍平
  7. ヒーロー
  8. 日輪魔人
  9. 生徒
  10. 押忍
  11. お前
  12. 自分
  13. 笑顔
  14. ハイスクール
  15. モモ
  16. モモヒーロー
  17. 本当
  18. 我慢
  19. 大成
  20. 戦闘員

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気の配信サービスで見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

全て無料!民放各局の動画視聴ができるTVer(ティーバー)!まずはココから → 民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

他にも、無料お試し期間のある配信サービスがありますので、以下バナーなどからラインナップを調べてみるのもいいかもしれませんね。



(日輪魔人)
我慢してる奴は嫌いだ!

(桜井一嘉)魔人?

(日輪魔人)うらあー!
(一嘉)花!

「ザ・ハイスクール! ヒーロー!」

変身できた!

うらあー!
(一嘉)うわっ! 強い!

《一人じゃ勝てない!》

《ここは逃げるしか!》

花… 頑張って!

(看護師)何かあったら
呼んでください。

はい。

(心電図モニターの音)

(一嘉)命に別条なくて
よかった…。

私 モモヒーローになった。

「ザ・ハイスクール! ヒーロー!」

(一嘉)花を殴るなんて 許せない!

(一嘉の声)花のスマホにある
ヒーローアプリで変身できた。

花を守りたい覚悟が
アプリに反応したんだね。

今 不思議な気分なんだ。

感じた事のない解放感に
包まれてる。

小学部に入学する事が
決まった日…。

(桜井咲絵)一嘉 どれにする?

これ!

僕 これが欲しい。

(咲絵)えっ?

(桜井正平)おい 一嘉
何 バカな事 言ってんだ。

ほら! これ しょってみろ!

ほら 一嘉 見てみろ。
かっこいいじゃないか! なあ?

男の子らしくて 非常によろしい。

(一嘉の声)あの日
みんなと違う事を知り

違う自分を演じ続ける
運命を背負った。

モモになった瞬間

本当の自分を
大声で叫ぶ事ができたような

運命に逆らう事ができたような

そんな気分になれた。

(一嘉)こんな感覚
私は男の子として生まれたけど

自分の事を
女の子だと思ってるって

花に打ち明けて以来だよ。

中2の時だったよね。

今では
トランスジェンダーって言葉も

徐々に
知られるようになったけどね。

私を受け入れてくれて
ありがとう。

(一嘉)花 怒ってるんでしょ?

私が勝手にモモになったから。

花 たくさん練習してたもんね。
怒って当然だよね。

だから もう ならない…。

(足音)

(森村直哉)花!

お薬で眠ってます。
(真中大成)容体は?

怪我したけど 大した事なくて
ひと晩 眠れば大丈夫みたいです。

クソッ!
どうして 花が狙われるんだ…!

守れなくて ごめんなさい!

(滝川雄亮)いや
お前がいなかったら

もっと ひどい事になってた。

(直哉)ああ そのとおりだ。

一嘉 ありがとう。

(直哉)お前に怪我はないのか?
(一嘉)はい。

(土門龍平)よく 花を連れて
魔人から逃げられたな。

うん…。

襲ってきたのは
間違いなく魔人だったんだな?

はい。
僕たちを恨んでいるようでした。

どんな格好してた?

燃え盛る炎のような顔でした。

『ゴレンジャー』第15話に登場した
日輪仮面か…。

かなり強敵だ。

(直哉)強敵だかなんだか
知らねえけど

俺は 花を傷つけたそいつを
絶対許さねえ!

雄亮 もう一回
日輪仮面の事 調べられるか?

(雄亮)わかった。 見直しておく。
頼んだ。 よろしく。

♬~

(近杉真一)ここで 以前やった
平衡定数のおさらいですね。

(近杉)平衡定数
K イコール 反応物分の…。

(松山)なんで 夏休み初日から
補習なんだよ。

(近杉)ここから
酢酸の電離定数…。

(松山)イエス!

おい 今度は何をしたんだ?
ええ?

あっ… よいしょ。

いつの間に こんなもの
貼ったんだ? まったく…。

スマイリーの背中
凝ってるかと思ってさ。

(中村英太)俺たちの優しさだよ
スマイリー。 お礼は?

ありがとう。 フフッ…。

こんな楽しい学園で教師をできて
本当に幸せだよ。

ああ! そうだ。

これ お前たちが好きなやつだ。
買っておいたぞ!

みんなの分もあるからな。
はい 回して 回して。

はい。 はい 回してあげて。

さあ 授業に戻るぞ。

♬~

(クルミが潰れる音)

♬~

近杉先生 お疲れさまです。
お疲れさまです。

(木下結衣)あ~あ
手 出しちゃった。

(結衣)こいつの教師人生
終了じゃん。

(酒井絵里奈)今の時代
うちらに逆らうとかバカじゃん。

ってか 見て。 もう
ネットニュースになってるんだけど!

(絵里奈)えっ!?
マジ ウケるんだけど!

こんにちは。
(絵里奈)こんにちは。

(結衣)行こう。

おっ!

(日輪仮面)「日輪ファイヤー!
アカレンジャーめ!」

(アカレンジャー)「モモ
ゴレンジャーハリケーンだ!」

(モモレンジャー)「オーケー!
ハイヤッ!」

(雄亮)花と一嘉を襲ったって事は

あいつらに
何か恨みでもあるのか?

それとも 単なる偶然なのか?

あっちい~!
(直哉)疲れた…。

(天利清春)夏休みなのに
防衛部は感心だな。

ヒーローに休日はありません!

今日も朝から

学園の平和を守るために
パトロールしました!

補習だろ?

それ 知ってて聞くの
なしっすよ…。

悪かったな。 ハハッ…。

しかし この部室も

数週間前までが嘘のように
にぎやかになったな。

はい。 まあ
俺が頑張ったからですかね。

なんの補習だったんだ?

(龍平)3人とも数学。
でも 風見先生が来なくてさ。

自習してた。

恐らく 例の動画が原因だろうな。
(龍平)だろうな。

悪い事した生徒を叱ったら
怒られる。

やべえ時代だわ。

(天利)時代に柔軟に対応するのも
仕事のうちとはいえ

まあ 確かに 気の毒ではあるな。

しかし 報道部も大変だな。

森村は
自転車でこけて怪我するし…。

(悲鳴)
先生 シッ!

《悲鳴だ! 一人じゃない》

大丈夫か!? しっかりしろ!
(龍平)どうした!?

(雄亮)やけどを負ってる!
水とタオル!

(直哉)先生!
何があったんですか!?

急に まぶしくなって
目の前に炎が…。

日輪魔人の仕業に違いない!
花をやった奴だな!

これほど大勢を一気に襲うとは
明らかに 今までとは違う!

(直哉)先生 その光は
どっちの方向に?

大丈夫?

しっかり! しっかり…。
(龍平)しっかりしろよ。

(雄亮)おい! おい 直哉!
直哉!

待て! 日輪魔人!

(直哉)俺は お前を許さない!

「ザ・ハイスクール! ヒーロー!」

待て!

おい!
直哉!

いくぞ!
ああ。

「ザ・ハイスクール! ヒーロー!」

お前の目的は なんだ?
なぜ 花を狙った?

そんな奴 覚えていない。

ならば 思い出させてやるよ!

ミド あまり熱くなるな。

(日輪魔人)どのみち熱くなる。

日輪ファイヤー! ハアーッ!

(4人)うわっ!

ハアーッ!!

♬~

アオアーチェリー!
(直哉)くらえ ミドブーメラン!

ヤーッ!

何!?
そんなバカな…。

(2人)うわっ!
クソッ…。

オリャーッ!

なんだと!?

火の玉ボンバー!

うわーっ!

(龍平)アカ! アオ ミド…。

クッソ… オリャーッ!

オリャーッ!

(龍平)うわっ! ああ!

サンシャインアタック!

(4人)うわーっ!

強い…。
アカ ここは いったん撤退だ!

バカ言え!
ヒーローは背中を見せない!

まだいける!

(雄亮)意地を張ってる場合か!
このままだと全滅する!

クソッ…! 今回は
たまたま 調子が悪かっただけだ!

覚えてろ!

(日輪魔人)何度やっても
結果は同じだ。

ハハハハハ! ハーッハハ…。

(大浦飛馬)フッ…
さすがは日輪魔人。

(飛馬)まだ あのアプリを
起動させる必要は なさそうだな。

燃え盛る太陽…。

実に夏らしい魔人だろ!

フフフ… ハハハハハ…。

ハハハハハ…! アハハハハ…!

(雄亮)あっ イテッ… ああ…。

ありがとうございます。

失礼します。

クソッ…!
まさか あそこまで強いとは…。

俺が もっと力を発揮できれば…。

(龍平)おかわり!
(一嘉)はい。

誰のせいでもない。
みんな 精いっぱい戦った。

そもそも 4人で勝てる相手じゃ
ないのかもしれない。

ああ。 俺も それを考えてた。

黒幕もバカじゃない。

いつまでも雑魚の魔人を
生み出すはずはない。

花の回復を待つか。
(直哉)俺は…

できれば 花を巻き込みたくない。

兄貴としては当然だよな。
すまん。

早急に 5人目のヒーローを
探す必要がある。

花ちゃんの代わりが務まる女子を
探す。

そっちは大成に任せる。
俺たちは魔人の正体を探る。

頼んだ。
ああ。

一嘉!
はい。

モモヒーロー探し 手伝ってくれ。

…はい。

お前は 女子ウケがいいから
いてくれると助かる。

頑張って 探しましょう!
おう!

(雄亮)成績 部活動 交友関係…。

あらゆる角度から調べてみたけど

襲われた生徒たちに

この学園の生徒だという事以外の
共通点はなかった。

(直哉)無差別に襲ったって事か。

(龍平)誰でもいいから攻撃したい。

そんな負の感情を抱く生徒って
一体 何があったんだ…。

生徒とは限らない。

そう考えると
一気に選択肢は広がる。

先生って事?

魔人が先生!?
そんなのも ありなのか?

襲われた現場を思い出してみろ。

(雄亮の声)あれだけ
生徒が傷つけられているのに

先生だけが無事だった。

生徒に恨みを抱く先生が
魔人って事?

可能性は高いと思っている。

風見先生かもしれない!

(龍平の声)
体罰動画が流出した事を

逆恨みしての犯行。

はめられたって噂だけど

今の世の中
出したもん勝ちだからな。

よし。 2人で風見を監視してくれ。

オッケー。
(龍平)了解。

俺は 日輪魔人の対策を
練っておく。

ああ。

(一嘉)どういう女子を
スカウトするんですか?

モモに求める条件
それは 感性の豊かさだ。

感性の豊かさですか。
ああ。

それが 今の学園防衛部に
欠けてるからな。

雄亮… おっ…!

なんだよ…。

あいつは 勉強はできるが
頭の固いところがある。

それに 俺 含めた 他の3人は
脳筋タイプだしな。

確かに…。

あっ! だったら 最初に
美術部の女子 当たってみますか。

ああ!
はい。

♬~

(おなかが鳴る音)

龍平
牛乳とパン 買ってきてくれ。

なんで俺がパシリやんなきゃ
いけないんだよ。

俺のほうが入部が先
つまり先輩だ。

同級生で先輩も後輩もないだろ。

いや ある。
黙って牛乳とパン 買ってこい。

だったら せめて金よこせよ。

お前のポイントで買えよ。

俺がポイントない事
知ってんじゃん。

だったら増やす努力しろよ。
だからヒーローやってんだろ。

ヒーローは そういうもんじゃない
って大成に…。

待て!
何?

おい。
あっ…。

(龍平)風見がいない!
(直哉)やばっ!

部活休みだから
誰かいるといいんですけど…。

桜井先輩 お疲れさまです。

うん。
今日は 部員のみんなは いる?

今日は 私だけです。

…だそうです。

君… 学園防衛部に入らないか?

なんですか? それ。
今 最も勢いのある部活だ。

私 美術部なんですけど…。

掛け持ちもできる。
それがヒーローの良さだ。

君は モモヒーローになるべく
生まれた人間だ!

ええ~…。
(一嘉)ちょちょ ちょちょ…。

怯えてるじゃないですか。

先輩 次 いきますよ。
ちょっと!

もうちょっと待ってよ!
あっ…。

近杉先生 おはようございます。
あっ おはよう。

先日は デッサンのモデル
ありがとうございました。

ああ いやいや
こちらこそありがとう。

また いつでも
声を掛けてくださいね。

はい。 失礼します。

はい 失礼します。
ウッス!

さあ 次は音楽系の部活を
当たってみましょう。

あっ!
それなら 一人 心当たりがある。

♬~(一同)「どんぐり ころころ
どんぶりこ」

♬~「おいけにはまって
さあたいへん」

♬~「どじょうが」

君なら わかるよね?
俺たち学園防衛部の必要性が。

♬~(松倉律子のダミ声)「教えの」

(律子)ごめんなさい。

そんな…。

私にとっては
すでに忘れたい過去なんです。

今 君が こうして普通に
学園生活 送れてるのは

俺たちヒーローの
おかげであって…。

そういう恩着せがましいのは
ちょっと…。

失礼します。

俺 今 必死になるあまり

ヒーローらしからぬ事
言ってたような…。

自覚あるだけ安心しました。

クソッ!

俺が こう モタモタしてる間にも

日輪魔人が
悪さをしでかすかもっつうのに!

(悲鳴)

悲鳴だ!

(男子生徒)熱い…!
(教師)立てるか? 大丈夫か?

しっかりしろ!
先生!

まぶしくなった直後
炎が演劇部の生徒たちを…。

また あいつか。
(教師)生徒たちを保健室に…。

ごめん…。

俺が しっかりしてねえから
次々と みんなが…。

(教師)歩けるか?
大丈夫か? しっかり。

先生 お願いします。
(先生)大丈夫か?

みんな 保健室に行こう。

(雄亮)先生 お願いします。

(教師)足 気をつけろ。

大成…。

ああ。
またしても 日輪魔人の仕業だ。

新たな被害を防げなかったか。

魔人の正体は わかったのか?
線上に浮かんだのは

報道部の風見だ。

風見先生が!?
生徒じゃなくて先生?

ああ… 直哉 龍平
風見は どうだった?

悪い。 実は見失ってしまって…。

急に姿を消したんだ。

それ いよいよ怪しいじゃねえか!

魔人の正体は決まりだな。
決めつけるのは まだ早い。

花ちゃんが 報道部より
学園防衛部に夢中になってっから

先生 嫉妬して
花ちゃんを襲ったんだよ。

落ち着け 大成!

ぬれぎぬで騒ぎになったら

今度こそ
防衛部の存続が難しくなる。

風見を問い詰めるにしても

なんらかの証拠を
見つけてからにしよう。

ああ…。 悪い。

悪い 遅れた。 一嘉 いつもの。
(一嘉)はい。

遅えよ。
すまん すまん。

てか ポイントあんじゃん!

カレーの分だけ
残してたんだよ!

大成 モモは見つかった?

ああ… 条件を満たす女子に
何人か 声掛けてみたけど

反応悪くて…。

そういえば 大成がこだわる
モモヒーローの条件って

なんだっけ?

感性の豊かさだ。

まあ… 俺たちには欠けてるな。

うん。

(直哉)それって…
一嘉も満たしてるよな?

(龍平)確かに…。

あーあ 一嘉が女だったら
よかったのになあ…。

(龍平)惜しいよな。
いや 惜しくねえだろ。

モモヒーローが男じゃダメなの?
ダメだ!

『ゴレンジャー』でも
モモレンジャーは女性なんだ。

だから ハイスクール ヒーローズも
そうあるべきだ!

一嘉は男だから 権利なしか。

そもそも モモヒーローなんて
やりたくねえだろうし。

なあ?

(雄亮)おい 一嘉…。

なんだ? あいつ。
仲間入りたかったのか?

大成 ちょっと黙ってろ。

えっ? 何?

俺 なんか悪い事 言った?

ちょっと 様子見てくる。
余計な事すんな。

♬~

あーあ もう
変な空気にしちゃったな…。

大成先輩たちが
悪いわけじゃないのにね。

だって 何も知らないんだし…。

まして
『ゴレンジャー』オタクだし。

♬~

モモヒーロー…。

怖かったけど…。

気持ち良かった。

♬~

これ以上
みんなに嘘はつけない。

ねっ? 花。

♬~

(一嘉)《まずは お母さんに…
カミングアウトする》

♬~

食欲ないの?

えっ?

全然 食べてないじゃない。

味 濃かった?

全然。 おいしいよ。

そう… なら よかった。

いただきます。

お母さん…。
んっ?

話があるんだけど…。

うん。 何?

彼女でもできた?

違うよ。

じゃあ 何?

いい事?

びっくりさせちゃったら
ごめんね。

なんか悪い事でもしたの?

してないよ。

いじめられてるの?

ううん…。

はあ…。

実は…。
(咲絵)うん。

(ドアの開く音)
(桜井)ただいま。

(咲絵)はーい。 おかえり。

早かったですね。
(桜井)ハハ… ありがとう。

よいしょ…。
うまそうじゃないか。

(咲絵)ビールでいいですよね?
(桜井)うん。

何 バカな事 言ってんだ。
ほら! これ しょってみろ!

男の子らしくて 非常によろしい。

はい どうぞ。
ほい。

(咲絵)一嘉 話って何?

あっ うん… なんでもない。

ごちそうさま。

(桜井)一嘉
なんにも食ってないじゃないか。

(咲絵)一嘉…。

(真中瑠璃子)よし… 食べよっか。

いただきまーす。

あと1人
モモヒーローにふさわしい生徒が

なかなか いないんだよな…。

(瑠璃子)どんな子がいいの?

う~ん…
俺たちに欠けてるのって

感性の豊かさとか 美的センスとか
そういうもんだと思うんだけど。

だから それを補ってくれる女子が
希望かな。

そっか。 女子か…。

まあ 雄亮には
黙ってろって怒られたけど。

気に障るような事
言っちゃったんじゃない?

知らねえ。

(ため息)

ねえ 大成。
うん?

こだわりは大事だけど

強すぎると
可能性を狭める事になるから

気をつけなきゃだよ。

今 あなたが食べてる
親子丼だって

元々は すき焼きからヒントを得て
できた料理なの。

(アカレンジャー)うん。
…そうなんだ。

たらこスパゲッティの上に
かけてある海苔も

お茶漬けから
ヒントを得てるんだから。

うん。

母ちゃん 物知りなんだね。

時には 違った角度から
物事を見る事も大事。

うん。

それはそうとして

親子丼のおかずが
たらこスパゲッティって

これ おかしくない?
(アカレンジャー)ううん。

なんだよ それ…。

この組み合わせがおかしいなんて
誰が決めたの?

うん。
いや… 常識的に考えて。

だから その常識は誰が決めたの?

その頭の固いところ
お父さんにそっくり。

うん。

まあ 息子だし。

その真っすぐなところが

あなたのいいところでも
あるんだけどね。

うん。
おしょうゆ おしょうゆ…。

灯台下暗し。

しゃべった!?
えっ?

あっ… なんでもない。

なんでもない… なんでもない…。
フフッ…。

「ゴレンジャーハリケーン
鶏ガラスープ!」

昨日のゴンでの件なんだけど
ちょっと気になって。

なんだ? あいつ。
余計な事すんな。

お前 結構 気にしいだよな。

あれ 俺 何が悪かったんだ?

俺も はっきりはわかんない。

お前がわかんねえなら
俺がわかるわけねえだろう。

そうだよな…。

いらついて悪かった。

なんだ それ!

(雄亮)
まずは 日輪魔人を倒そうぜ。

そしたら
いろんな事もわかる気がする。

なんとなく そんな気がするんだ。

わかった!

5人で倒そうぜ 日輪魔人。

ああ そうだな。

っつっても その5人目が
なかなか難しいんだけどな。

(ため息)

そういえば 直哉から聞いた?

ああ… 魔人が暴れだした時

風見先生にアリバイがあった
って話だろ。

うん。 魔人の正体は振り出しだな。
ああ。

こうしてる間にも

また新たな犠牲者が
出るかもしれない。

よし…。

どうした?

捜査は足で稼げ。

はあ… フッ…。

どんな些細な事でもいい
覚えてる事 教えてほしい。

(三上 健)
怖くて何も覚えてません…。

力になれず ごめんなさい。

なあ なんか覚えてねえか?

(望月陽菜)
炎から逃げ出すのに必死で…。

(嗚咽)

先生 この間の事なんですけど

おかしな声とか
聞いてないですか?

生徒たちの泣き叫ぶ声で
あふれていて…。

そうっすか…。

時には 違った角度から
物事を見る事も大事。

灯台下暗し。

♬~

ちょっとちょうだい。
(一嘉)ありがとうございました。

(女子生徒)ちょっとちょうだい。

♬~(店内の音楽)

(一嘉)お待たせしました。

一嘉 お前が最後の望みだ。

あの… 先輩に聞かれて

冷静になって
思い返してみたんです。

あの時… 魔人を初めて見た時…。

我慢してる奴は嫌いだ!

そんな言葉をつぶやいた
気がします。

我慢してる奴が嫌い?

はい。 そう聞こえました。

我慢強い生徒を憎んでる
って事か?

魔人自身に対する言葉かも
しれません。

どういう事だ…?

我慢してる自分が嫌い… とか。

わかるような
わかんないような…。

本当の自分を出さずに
我慢してる人って

いるじゃないですか。

例えば?

例えば…

近杉先生とか。

えっ… スマイリー!?

先生 いっつも笑顔なんですけど

たまに フッと暗い顔する時
あるんですよね。

モデルやってもらってる時も
そうでした。

きっと 意識して
笑顔を作ってるんだと思います。

それだ…。

それだよ それ!
一嘉 お前 すげえな!

魔人 そんなに強いんですか?

ああ。 今回こそ 5人じゃなきゃ
勝てない気がしてる。

直哉も雄亮も龍平も
みんな そう感じてるみたいだ。

あの… もし…!

ありがとな 一嘉! よし…!

♬~

(足音)

(戸の開く音)

フフフ…。

今日は 補習の予定は
ないはずだけど…

どうしたのかな?

(直哉)先生 どうして
魔人になんか なったんですか?

(戸の開く音)

フフフ…。

今日は 補習の予定は
ないはずだけど…

どうしたのかな?

先生 どうして
魔人になんか なったんですか?

魔人?

ああ~ この学園に伝わる
都市伝説の事ね。

えっ? その魔人が私?

フフッ… 君たちは面白いね。

(雄亮)思い出したんです。

以前 先生を
学校の外で目撃した時の事を。

先生は 俺に会うなり
慌てて笑顔を作りましたよね。

フフッ… たまたまだと思うよ。

俺に対してだけじゃない。

この制服を見ると
笑顔を作る習慣に

なってるんじゃありませんか?

(近杉)私の笑顔が
そんなに嫌いなのかい。

嫌いなのは先生でしょ。

先生は 自分を偽って
生徒にニコニコしてる自分が

嫌いなんですよね。

(龍平)太陽の炎

あれは
先生の怒りの炎だったんですね!

(雄亮)2つの事件は あの場にいた
顧問の先生だけが無傷だった。

あなたが怒りをぶつける相手は
生徒なら 誰でもよかった!

我慢してる奴は嫌い…。

その「奴」ってのは 先生自身だ!

あんたは 自分自身を
嫌いになる原因を作った

生徒たちが許せないんだろ!?

(近杉)ハハハ…。

(近杉)バレては仕方ない。

そうだよ 私が日輪魔人だよ。

だが 知ったところで
誰にも話す事はできない。

「マジーン」

「ザ・ハイスクール! ヒーロー!」

花を傷つけたお前を
俺は絶対に許さない!

せっかくの晴天だ。
太陽の下で戦おうじゃないか。

二度は負けない!

俺に我慢を強要した
お前たちが憎い!

(一同)ハイスクールヒーローズウォーター!

日輪ファイヤー!

ヌオオーッ!
(一同)オリャアーッ!

効かないだと!?

(雄亮)ただ黙って
再戦を待ってたわけじゃない!

(日輪魔人)火の玉ボンバー!
(一同)ハイスクールヒーローズウォーター!

(日輪魔人)
サンシャインアタック!

絶対に負けるわけにはいかない。

「ようこそ」

「キャハハハハッ!」

「みんな集まって。
みんな集まって」

「みんな集まって。
みんな集まって」

「みんな集まって」

(戦闘員たち)押忍 押忍 押忍
押忍 押忍 押忍。

(雄亮)お前たちは!?

(戦闘員)
日輪魔人様 助太刀致します。

俺一人でも勝てるが

せっかくだし 手伝わせてやる。
(戦闘員たち)押忍!

ゾルダーまでいるのか!?
さすが 日輪魔人!

(日輪魔人)いけ!

(直哉)フンッ! ハアッ!
うわっ…!

(龍平)ハッ! うわっ…!

イテッ…! ううっ…! オラッ!

(戦闘員)押忍っ…!
(雄亮)あっ…! うわっ…!

(龍平)あっ! うおおっ…!
(戦闘員)押忍! 押忍っ!

押忍! 押忍!
(直哉)うっ…! ううっ…!

うわっ! ぐわああっ…!

うわっ…! うっ…!

ううっ…!
やはり4人では勝てないのか…。

ハア ハア ハア…。

(雄亮)どうする アカ
このままでは…!

ヒーローが 二度 同じ相手に
負けるなんて あり得ない!

(雄亮)だが 4人では無理だ!
(直哉)じゃあ どうする!?

♬~

モモになりたいです!

えっ?
えっ? 一嘉…。

ヒーローが 二度 同じ相手に
負けるなんて あり得ない!

(雄亮)だが 4人では無理だ!
(直哉)じゃあ どうする!?

♬~

モモになりたいです!

えっ?
えっ? 一嘉…。

もう我慢したくありません!

一嘉…。

私 モモになっていいですか!?

♬~

うん。

モモが私でもいいですか!?

俺は どうしようもないバカだ…。

こんな近くに
俺の求める最後のピース

最高のモモヒーローがいたのに
気づかないなんて!

一嘉! 俺を見ろ!

ヒーローっつっても
すげえバカだし ドジだし…。

でも…

ヒーローがこうじゃなきゃ
いけないなんてない!

俺たちは 何ものでもないし
なんにでもなれる!

こっちへ来いよ 一嘉!

一嘉。

私がモモでいいんですか?

それを決めるのは お前だ!
一嘉!

一嘉! 俺たちに
本当のお前を見せてくれ!

お前の痛みも喜びも
俺たちは共に感じたい!

私は 誰のせいでもなく
誰のためでもなく

私は 自分のために
自分を解放する!

これが… 本当の私!

「ザ・ハイスクール! ヒーロー!」

♬~

貴様たちは何者だ!?

アカヒーロー!

アオヒーロー!

キヒーロー!

ミドヒーロー!

あっ あっ… モモヒーロー!

(一同)ハアッ!
トウッ!

(雄亮)ほっ!
(龍平)オリャアッ!

(一嘉)えいっ!
(直哉)フッ!

5人そろって…。
(一同)ザ・ハイスクール ヒーローズ!

お前ら やってしまえ!

(戦闘員たち)押忍!

(一嘉)
やあっ! やあっ! えいっ!

(雄亮)フンッ! ハアッ!

(戦闘員)押忍!
(龍平)オリャアッ!

(直哉)ハアッ!
デヤーッ!

モモブレード! えいっ!

(戦闘員)押忍! ぐわあっ…!

フンッ! セイヤーッ!

押忍っ…!
ハッ!

よいしょっ! ふう…。

(直哉)彼らに罪はない。
悪いのは魔人 全て貴様だ!

くっ…!
日輪魔人 覚悟しろ!

5人での必殺攻撃を
プレゼントしてやるぜ!

(雄亮)あれをやるんだな?

ああ。 俺は
この日をずっと待っていた!

みんな! 準備はいいか!

いくぞ! ハイスクールヒーローズハリケーン!

(一嘉)待ってください!
えっ!?

(雄亮・直哉)えっ?
あっ…。

力でねじ伏せるだけが
勝利じゃありません!

えっ…?
えっ? はあ?

先生は
生徒たちに気に入られるために

自分を偽ってたんですよね?

…黙れ!

先生は
今のこの姿 好きですか?

何…!?

(日輪魔人)うっ… うう…。

(一嘉)あなたは
無理をして生きています。

みんなに好かれたい。
みんなに嫌われたくない。

だから 本当の自分を隠して

嘘の笑顔で
毎日を過ごしています。

お前に何がわかる!

みんなは
笑顔で接するかもしれません。

でも… それは嘘の笑顔です!

嘘の笑顔では
嘘の笑顔しか得られません!

嫌われてもいいじゃないですか!

学校なんて
たくさんあります。

人間も たくさんいます。

世界は広いんです。

9割に嫌われても

残り1割が味方なら
いいじゃないですか。

私は 先生の心からの笑顔が
見たいです。

(一嘉)心からの怒った顔
泣いた顔 悲しい顔

先生の本当の姿。

本当の姿…。

誰かに叩かれる事に怯え

波風立てぬ事さえ正義だと
勘違いして生きていても

死ぬ時 きっと後悔します!

(一嘉)そんな人生が
素晴らしいはずがありません!

桜井…。

もう 我慢しないでください!

先生である前に

あなたは 自由な一人の人間です。

♬~

君は 俺の心に咲いた桃の花だ。

(龍平)あっ…。
(直哉)えっ?

感じる… 感じるぞ…。

俺の渇いた心に

喜びという名の花が一輪
また一輪と咲き始めている。

こんな姿 俺は嫌いだ…!

うわーーっ!!!

さらばだ 今日までの私!

こんにちは 明日からの私ー!!

(爆発音)

さらばだ 今日までの私!

こんにちは 明日からの私ー!!

(爆発音)

5人そろうとは…。

何が団結だ 何がヒーローだ!

(飛馬)そんなもの 俺は認めない。

♬~

うっ…!

一嘉。
…うん。

♬~

(鳴沢亜子)
教師を魔人にまでしておいて

失敗するとは…。

(飛馬)申し訳ございません。

次は… 次こそは必ず…。

(亜子)もう聞き飽きました!

(飛馬)返す言葉がございません…。

(亜子)魔人を倒した相手は…。
(墨友団十郎)大浦くん。

君の口から聞きたい。

…ヒーローたちです。

ついに ヒーローが
5人 集まってしまいました。

(亜子)なんですって?

本来は こうなる前に
止めるはずでしたが

力 及ばず…。

(亜子)学園長…。

特に問題はない。
(ティンパニ)

(墨友)所詮…。
(ティンパニ)

生徒によるクラブ活動の延長。
(ティンパニ)

敵ではない。
(ティンパニ)

はい…。

(ティンパニ)

良い知らせを待ってますよ。

うわーっ! きれい!

たまや~!
(直哉)きれいだな。

(一嘉)私は
男の子として生まれたけど

自分の事を女子だと思ってるって
花だけには打ち明けてました。

だからか~。

2人が
特別な関係に見えたわけだ。

無神経な事 たくさん言って
本当に悪かった!

内緒にしてた 私が悪いんです。

そんな事ないって!

一嘉 モモヒーローになってくれて
ありがとう。

お礼なんて…。

あんな方法で魔人を倒すなんて
一嘉ならではだな。

一嘉 お前の両親は
本当のお前の事 知ってるのか?

まだ言えてないんです。
そうか…。

俺 どのくらい力になれるか
わかんねえけど

もし 伝えたい時が来たら
一緒に行く。

…っつっても 俺が行って

どうこうなる話じゃ
ねえかもしれねえけど

なんとなく!

みんな お前の味方だ。
何があっても必ず守る。

♬~

(花火の音)

ついに 5人そろったな。
ああ。

♬~

俺たちのゴレンジャー…

いや ハイスクール ヒーローズの
始まりだ!

(花火の音)

♬~

(墨友)黄金色に燦然と輝く
最強の生徒会長の事です。

(黒部 圭)真中大成さん
逮捕令状が出ています。

(雄亮)大成を絶対に助けるぞ!

(飛馬)なぜ 助け合う?
それは仲間だからだ!

(飛馬)俺は学園を支配する!

『ザ・ハイスクール ヒーローズ』は
TELASAで 全話 一挙配信!

(関)〈戦隊ヒーローの歴史や
知られざるエピソードを

披露していますよ〉

(一同)見てね!