東海テレビ×WOWOW 共同製作連続ドラマ 准教授・高槻彰良の推察 #04[字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

東海テレビ×WOWOW 共同製作連続ドラマ 准教授・高槻彰良の推察 #04[字]

“霊感女優”藤谷更紗(市川由衣)の撮影現場で、髪の長い女の幽霊が現れた!?依頼を受け調査する高槻(伊野尾慧)の陰で、助手の尚哉(神宮寺勇太)にある異変が訪れる…

番組内容
「私、幽霊を見た事があるんです」高槻(伊野尾慧)のもとを訪ねてきたのは女優の藤谷更紗(市川由衣)だった。かつて一世を風靡し、今は幽霊が見える『霊感女優』として再ブレイク中の更紗は、主演映画の撮影現場で起きている怪異現象を調べてほしいという。しかしマネージャーの宮原(馬渕英里何)は何故か苦い顔を浮かべる。一方、尚哉(神宮寺勇太)は耳の不調で病院を訪れていた。中耳炎と診断され治療を受ける尚哉。
番組内容2
帰宅すると嘘を見抜く能力が消え去っていて…。不安を抱えたまま始まった調査。高槻は瑠衣子(岡田結実)、難波(須賀健太)らと聞きこみを始めるが…。
出演者
伊野尾慧(Hey! Say! JUMP) 
神宮寺勇太(King & Prince) 
岡田結実 
須賀健太 
吉沢悠

<四話ゲスト>
市川由衣 
馬渕英里何
スタッフ
【原作】
澤村御影『准教授・高槻彰良の推察シリーズ』(角川文庫 刊)

【脚本】
藤井清美

【音楽】
信澤宣明

【主題歌】
Hey! Say! JUMP「群青ランナウェイ」(ジェイ・ストーム)

【監督】
守下敏行

【チーフプロデューサー】
市野直親(東海テレビ) 
青木泰憲(WOWOW)
スタッフ2
【プロデューサー】
松本圭右(東海テレビ) 
遠山圭介(東海テレビ) 
高江洲義貴(WOWOW) 
黒沢淳(テレパック) 
近見哲平(テレパック)

【制作協力】
テレパック

【製作】
東海テレビ/WOWOW
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【公式サイト】
https://www.junkyoju-takatsuki.com/

【公式ツイッター】
https://twitter.com/tokaitv_dodra

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ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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(佐竹)寝室まで行く道中を
後ろから撮っていくんで

ホント ゆっくりでいいんで。
危ないんで。

(スタッフ)よろしくお願いします。

≪OKですか?
(スタッフ)はい 大丈夫です。

本番いこう!

本番いきます。
(純)本番いきます。

あいよ。

回してください。
(撮影助手)はい 回った!

シーン18 カット3。
(カチンコを打つ音)

よーい スタート!

離して。

うっ!

やめて…。

(悲鳴)

大丈夫か!?
(宮原)更紗! 大丈夫なの!?

(三谷)大丈夫ですか? 藤谷さん。

誰? 今 私のこと引っ張ったの。

(宮原)誰も 更紗の近くには
いなかったわよ。

嘘! 白い服を着た女の人の腕が…
見えた。

(瑠衣子)うーん… 違うな。

どれも お気に入りなんだけどな。

先生のセンスは
もちろん認めてますよ。

でも 今回は テレビ出演ですから。
女優と対談ですから。

気合を入れなくちゃ。

今日 授業で 藤谷 更紗さんの
話をしたんだけど

知らない子がいたんだ。
へぇ~… ああ

最近 主役とか
やってないからですかね。

で 深町君が
授業にいなかったんだよ。

藤谷 更紗のデビューって
この大学に在学中ですよね。

5, 000人のオーディションを
勝ち抜いての主役デビュー。

『森で眠る』
あれ いい映画だったな~。

まさか 僕の授業が
つまらないんじゃないかな。

口が利けない役だから

彼女の表情を
じーっと見ちゃうんですよね。

電話してみようかな。

うーん…。
うーん…。

それがいい。
これがいい。

(2人)えっ?

(電子音)

ハァ…。

薬…。

ううっ。

まず 何か食べてからか…。

もしもし。

どうしたの?
今日 授業 休んでたでしょ。

すいません。

その声 風邪?

1人暮らしの病気は つらいよね。
家に食べるものとか ある?

あ… 大丈夫です。

来週は 授業に出ますね。
失礼します。

あぁ…。

♬~

(ひょっとこの男)《尚哉
お前は ここへ来ちゃ駄目だ》

《じいちゃん?》

(ひょっとこの男)
《代償を払わなきゃいけない》

《べっ甲あめを選べば
お前は 孤独になる》

《一人は やだ!》

≪(太鼓の音)

《置いてかないで!》

(太鼓の音)

《一人は嫌だー!》

(太鼓の音)

≪(たたく音)

ハッ。
≪(たたく音)

≪(たたく音)
ハァ…。

≪(たたく音)
あぁ…。

≪深町君?
≪(たたく音)

≪深町君!
(チャイム)

≪ふーかーまーちーくーん。

はい…。
≪深町く…。

あっ 深町君。
どうして?

お見舞いだよ。
ほら 色々 買ってきたからさ。

熱があるなら アイスクリームが
冷たくていいかも。

あれ? 溶けてる!

ごめん。 ちょっと
途中で道に迷っちゃったからさ。

何時間 迷ったんですか?

うーん…。

「2時間」

3時間以上ですね。

散らかってますけど どうぞ。

失礼しまーす。

♬~

《これは?》

お待たせ~。

熱いから気を付けてね。

すいません。

いただきます。

あっ フーフーしてから食べてね。

分かってます。

大丈夫ですから。

あ~ ごめん ごめん。
こっち向いてるね。

うん おいしいです。

先生に こんなことさせてしまって
すいません。

ただ ありがとうって
言ってくれればいいんだよ。

えっ?
深町君。

君は もう少し 人を頼ることを
覚えた方がいいよ。

一人きりで生きてける人間なんて
いないんだから。 ねっ?

あっち。

よいしょ。 まったく~。

今度 研究室に 深町君用のカップを
置いたらいいと思うんだ。

今使ってるの お客さま用だから。

はい。

深町君は 僕の研究室に必要な人で
もう お客さまじゃないからね。

(難波)おい!

うわ…。
やっと会えたね 深町 尚哉君。

あっ… フルネーム
覚えてくれたんだ。

もちろんじゃないか 心の友よ。

えっ… それ
国民的ガキ大将のせりふだよね。

頼みがあるんだ。
うん だと思ったけど。

あのさ 女優の藤谷 更紗って
知ってる?

あ~
この大学の卒業生なんでしょ。

そう。
今日 バラエティー番組の撮影で

来てるらしいんだよ。
何と 対談相手は高槻先生。

へぇ~。 で 俺から高槻先生に
見学できるように頼んでくれって?

話が早いね。
まあ 俺は 別に

「ファンじゃないんだけどさ」
(ノイズ)

いや 対談相手に指名したのが
高槻先生っていうのがさ

やっぱり あっちにいっちゃうのか
って 気になるわけよ。

あっち?
(難波)あっ 知らない?

最近 バラエティー番組とかで

幽霊が見える霊感女優って
話題なの。 ほい。

(健司)
テレビなんか出ていいのか?

怒るだろうね 父は。

そっちは
勝手に怒らせとけばいい。

俺が 気に入らないのは

テレビなんかに出たら
昔のお前を知ってる人間が

お前に気付くかもしれない
ってことだ。

あのとき 僕は12歳だよ
さすがに 分からないでしょ。

健ちゃん。

僕は ずっと探している答えが
見つかるなら

そろそろ 危険を冒すべき
じゃないかと思ったんだ。

(スタッフ)スタンバイ中です。
少々お待ちください。

(スタッフ)間もなく本番です。

(スタッフ)はい 間もなく本番です。
少々お待ちください。

(スタッフ)
はい ありがとうございます。

(難波)本番 始まる前には
座っといた方がいいのかな。

座るよ。

うわっ すげえ めっちゃピンク。

あんなの
なかなか似合わないだろ。

この椅子よりピンクだよ。

椅子よりピンク。
椅子… ピンクだね 確かに。

(更紗)私が大学時代には
高槻先生みたいな

面白い研究をしている先生は
いませんでした。

だから どうしても 今日
お話ししたくて。

光栄です。

高槻先生は 幽霊って
存在すると思われます?

僕 個人としては

現代においても 多くの人々が
幽霊を見たと語る以上

実在していても
おかしくないと思っています。

むしろ いつか

僕は 本当の幽霊に会ってみたくて
しょうがないんです。

会ってみたい… ですか?

僕は
本物の怪異を探しているんです。

(健司のせきばらい)
シー!

(更紗)テレビで
ご覧になったかもしれませんが

私は
幽霊を見たことがあるんです。

本当ですか?
(難波)ほらな?

あんなでたらめ
やめときゃいいのに。

でたらめじゃ… ないかも。

えっ?

お疲れさまでした。

先生。
(宮原)ちょっと。

ちょっと お時間いいですか?

ええ。

(くしゃみ)

どうぞ こちらへ。
ありがとうございます。

飲み物を用意しますね。
選択肢は ココアか…。

(宮原)結構です。
すぐに 失礼しますので。

分かりました。

藤谷は バラエティーで
幽霊が見えるって発言して以来

霊感女優なんて呼ばれてて。

「あれには マネージャーとして

困ってるんです」
(ノイズ)

(更紗)
実は 今 映画の撮影中なんです。

(宮原)資産家に嫁いだ女性が

家の中で
幽霊を見るようになるという

サスペンスホラーです。

藤谷は
主人公の女性を演じています。

(更紗)私は
監督に才能を感じてますし

この映画に懸けています。

でも 今…。

撮影を 何度も中断しなければ
ならないことが起きていて。

怪奇現象が起きるんです。
(ノイズ)

(更紗)かすかに

女性のすすり泣きが聞こえたのが
最初でした。

(ノイズ)
(更紗)その後も

白い服の人影を見た
スタッフがいたり

色々あって…。
(ノイズ)

(更紗)気味が悪いので
盛り塩をしたんです。

(ノイズ)
(更紗)でも 気が付くと…。

(ノイズ)
(更紗)その盛り塩が

溶けたみたいに
どろどろになっていて。

(ノイズ)
どうかした?

あっ… ちょっと… トイレに。

うん…。

(ドアの開閉音)

ああっ…。

(更紗)この映画は 私にとって
久しぶりの主演映画なんです。

怪奇現象のせいで
撮影が中止になるなんてこと

絶対に避けたい。

先生 原因を
突き止めていただけませんか?

分かりました。

ハァ… それでは

撮影スケジュールは
追って ご連絡いたします。

次の仕事に遅れるから。

よろしくお願いします。

♬~

深町君 まだ体調悪い?

あっ いえ。

さっきの藤谷さん

幽霊を見たって声は
ゆがみませんでした。

じゃあ
さっきの話は本当なんだね。

素晴らしい!
一緒に撮影現場 行かなきゃね!

はい…。

(医師)あ~ これは
中耳炎になっちゃってるね。

えっ 中耳炎って
あの 子供がなるやつですよね。

(医師)うん。 大人も
風邪をこじらせたりするとなるの。

(医師)じゃあ うみを出すから
じっとしててね。

えっ…。
(看護師)横向いてください。

えっ 今からですか?
(看護師)大丈夫ですよ。

ああ~。

(母)《お母さん…》

《尚哉が いないと
「さみしくて」》

もしもし。

(母)尚哉宛ての郵便が
来てるんだけど どうする?

こっちに転送して。

元気にやってるの?
やってるよ。

お母さん
尚哉が いないと 寂しくて。

てかさ 昨日の合コンさ

モテまくっちゃって。
(学生)おい 嘘だろ。

《べっ甲あめを食べた日から
初めて

俺は 呪いから解放された》

人違いだって。
《もう 嘘は分からない》

(学生)
てか その髪形 似合ってるよ。

《世界と自分の間に
線を引く必要もない》

《もう 孤独じゃない》

♬~

(難波)お待たせしました。

今日は 高槻先生の助手の深町の
さらに助手ということで

頑張らせていただきます。

じゃあ 行こうか。
あっ あっ… あと 瑠衣子先輩。

瑠衣子君も来るの?

俺が頼んだんです。

どうも。
(難波)えっ えっ すごい!

静かに。
カメラ 細い!

静かに。
瑠衣子先輩。

あの すいません
突然 お願いして。

いいよ 別に。 気になってたし。

でも どうしたの?

(更紗)先生。
藤谷さん。

今日は ありがとうございます。
いえ こちらこそ

ご招待いただいて
ありがとうございます。

(佐竹)どうすんだよ これ!
撮りきれないよ!

(更紗)監督が 怪奇現象のたびに
撮影が中断するので

ちょっと ナーバスになってて。

なので 今日は 調査ではなく

撮影の見学ってことに
していただけますか?

スタッフには 話 聞けるように
しておきましたので。

分かりました。
すいません。

(スタッフ)藤谷さん お願いします。
(更紗)はい。

あと お願い。
(宮原)うん。

では まずは 起こった順に
怪奇現象を教えて…。

純ちゃん。
(純)はい。

(宮原)ちょっといい?
(純)はい。

(宮原)制作見習いの純ちゃんです。

映画の現場に関わるのは
初めてなんですけど

ご案内ぐらいは
できると思いますので。

よろしくね。
(純)はい。

じゃあ 私 現場がありますので。

(純)お願いします。
(瑠衣子・難波)お願いします。

女性のすすり泣きが聞こえたのは
10秒とか そんな感じでした。

ちょうど本番で…。

(撮影助手)《回った》
(三谷)《シーン24 カット1》

(カチンコを打つ音)
(佐竹)《よーい スタート!》

(カチンコを打つ音)

《典史さん 今日も遅いけど…》

(女性のすすり泣く声)

《カット!》
(カチンコを打つ音)

《誰だ? 誰かいるのか?》

(純)すごく気味悪かった。

他にも 何か体験したことは?

藤谷さんが
階段から落ちたときに…。

《誰?
今 私のこと引っ張ったの》

(宮原)《誰も 更紗の近くには
いなかったわよ》

《嘘! 白い服を着た
女の人の腕が… 見えた》

(純)白い服を着た 髪の長い女性が
鏡に映ってるのを見ました。

でも そんな人

スタッフにも 出演者にも
いないんです。

いぃーっ!

じゃあ 他に見た方とかは
いらっしゃいますか?

(純)いや 私だけだと思います。

こっちです。 和田さーん。

今 大丈夫ですか?

藤谷さんが
階段から落ちた日の夜

帰ろうとしたら…。

(鍵の落ちる音)

(和田)
何か 白い影が そばを通って

ひやっとした風を感じた。

白い影とは 具体的には?

(和田)
ちょうど 人間の背くらいかな。

白い洋服を着た女性のような
気もした。

白い洋服ですか。

5年ほど前 このスタジオでの撮影に
向かっていた若い女優が

交通事故で亡くなったんだよ。

その女優が ひょっとしたらって。

あの… 俺 ちょっと トイレ。
えっ?

高槻先生の助手って
こんな感じでいいの?

あの院生の人みたいに
メモ取るとかさ

じゃなかったら
先生に 飲み物さっと渡すとか。

いつもは
ちょっと役に立つんだけど…。

もう駄目かも。
(難波)もう?

この亡くなった
女優さんというのが

気になりますよね。
そうだね。

≪(更紗)先生。

いかがですか?
まだ はっきりしたことは…。

そうですか。

今なら 録音部の浜村さん
話 できるみたいなんですけど。

すぐ行きます。

(浜村)ああ… うん そうね…。

何か うん…
女のすすり泣きみたいな声が

まあ 聞こえたんだよね。

その録音って ありますか?

(佐竹)スタート!
(カチンコを打つ音)

(更紗)
典史さん 今日も遅いけど…。

(女性のすすり泣く声)

(佐竹)カット!
(カチンコを打つ音)

素晴らしい。
(浜村)何だ あんたは。

こういうの あれなんだよ。

昔から 撮影現場では
よーく起きてんだよ。

例えば?

ある有名な映画で

まあ ちょっと
タイトルは言えないんだけどな。

主人公が
決めぜりふを言う場面で

よーく聞いたら 声が2人分
聞こえるっていうんだよ。

その声というのが
その役のオーディションで

主役を争って負けて
自殺した人の声に

そっくりだっていうんだよ。

♬~

(佐竹)ちょっと君
大学の先生と来た子だよね?

映画 出る気ない?
映画? いえ… ないです。

藤谷さんの夫役が
典史っていうんだけど

君 彼の若いころのイメージに
ぴったりだよ。

せりふはないから
立っててくれればいい。

ちょっと 西さん 森さん いる?
あっ…。

(西・森)はい。

どうだろう 彼。 典史役に。

あ~ いいんじゃないですか。

名前は?
あ… 深町 尚哉ですけど…。

深町君
君 眼鏡 外した方がいいよ。

ああ… あの。
髪形も こんな感じで…。

似合う 似合う。
(西)深町君 声もいいよ。

(佐竹)さっきの考え事してた風情が
とってもよかった。

君 いい表情する。

誰か ホントのことを
言ってください!

ホントのこと言ってるよ。

ホントですか?
ホントに俺がいいんですか?

《「僕は 深町君がいいんだよ」》

(難波)ああ すいません。

ありがとうございました。

先生 深町 知りません?
難波君と一緒だと思ってたけど。

あれ? あいつ 帰ったのかな。

あっ!

すいません。
(更紗)はい。

サイン もらってもいいですか?

(更紗)若いのに ずいぶん昔の映画
持ってきたのね。

(難波)これが一番好きなんですよ。

はい。
(難波)あっ ありがとうございます。

♬~

《今度 研究室に深町君用の
カップを置いたらいいと思うんだ》

《今使ってるの
お客さま用だから》

《深町君は
もう お客さまじゃないからね》

(健司)分かった ありがとう。

そんな記録はないそうだ。
やっぱり そうか。

さあ ご飯の準備ができましたよ。

あら? 深町君は?
連絡が取れなくて。

え~ 今日 豚カツ揚げたのに~。

俺らだって食うよ 豚カツ。

(花江)いらっしゃいませ。

(健司)こいつは 客じゃない。
高槻家の秘書だ。

じゃあ あんたに任せるわ。

彰良さん お元気そうで。

用件だけ言ってもらえますか?

どうせ 僕が 父の気に障るような
ことでもしたんだろ?

(黒木)彰良さんがというより
映画のスタッフです。

お父上は
彰良さんが注目を集めるのを

避けたいとお考えです。

先日は テレビの撮影にも
参加なさいましたよね。

それも
お父上の耳に入っています。

あなたが伝えたんだろ。

軽率な行動は お控えください。

彰良さんの過去を
掘り返すやからが

出てくる可能性もありますので。

(健司)こいつが
そんなことも分からずに

テレビに出たと思ってんのか?

ありがとう 健ちゃん。
もういいよ。

映画のスタッフへ伝えておく。

だから もう
ここへは来ないでもらえますか。

分かりました。

あぁ~ 腹立つ!
豚カツ食うぞ 豚カツ。

♬~

♬~

ばっくれた助手君。

あっ… ああ… すいません。

どうしたの? 何かあった?

あの…。

これから 高槻先生の助手を
代わってもらえませんか?

俺は もう
役に立てそうにないんで。

私なら 喜んで いつでもやるけど。

でも 君は それでいいの?

アキラ先生 あした 撮影現場
もう一回 行くみたいだよ。

(佐竹)
じゃ このシーンに関しては

あの ワンカットで
カメラ 追っていくんで

普段どおり こう 入ってく感じで
お願いします。

(スタッフ)すいません
こちらで 少々お待ちください。

どうも。

体の具合はどう?

昨日は すいませんでした。

はい 本番!

(三谷)回してください。
(撮影助手)はい 回った。

(三谷)シーン30 カット1。

(カチンコを打つ音)

いや カットだ。
日が出た。

「回った」って
どういうことか分かる?

いえ…。

すいません。
(純)はい。

「回った」って
どういう意味ですか?

(純)え… ああ スタッフさんが
必ず言いますけど。

(宮原)撮影が始まった
っていう意味ですよ。

昔は フィルムで
撮影してましたから

フィルムを送るためのモーターを
回す必要があったんです。

それで 撮影していることを
回っていると言った。

なるほど ありがとうございます。

はい。
(宮原)ありがとう。

先生 今の話 知ってましたよね?
うん。

でも 若くて見習いの純ちゃんは
知らなかったんだよ。

だけど 幽霊は知っていた。

残念だけど
そう簡単に 本物の怪異とは

出合えないみたいだ。

次の「回った」に注目だよ。

(撮影助手)はい 回った。

(三谷)トラック2。
(カチンコを打つ音)

(佐竹)よーい スタート!

(カチンコを打つ音)

(更紗)あっ… あれ…。

(スタッフたち)どうしました?

(スタッフ)キャー!
(スタッフ)何だ あれ!?

行くよ。

(浜村たち)2階だ! 急げ!
上だ 上! おい!

右の階段! 急げ!
おい! おい! おい!

(森)西さん そっち。
(西)あっ はい。

(三谷)外 いますか?
(浜村)いない いない いない。

何だよ 捜したのか?
(三谷)こっちも いないっす。

(浜村)おい 純!
(純)はい。

(浜村)いた?
(純)いないです。

皆さん。

僕は いつも
怪異を見たがっているので

変わり者だと言われるんです。

でも この撮影現場には

変わり者が
たくさん いるみたいですね。

幽霊がいると分かった瞬間
逃げずに駆け付ける人が

こんなに いるのですから。

ただ 幽霊だと言って
走りだした人と

ここにいる人の数が合いません。

一人 増えている。
和田さん あなたです。

フッ 思い違いだろう。

僕は 見たものを
全て記憶してしまうんです。

だから ごまかしは利かない。

あなたが ここにいるのは
幽霊役をやっていたからでしょう。

皆さんが ここに急いだのは
和田さんを紛れ込ませるため。

つまり 皆さんが
今回の幽霊騒動の仕掛け人ですね。

今の白い服の幽霊は 確かに俺だ。

でも 今までの怪異は本物だ!

そのことに関しては
下で話しましょう。

幽霊は 昔から 文芸や
芸術の世界で好まれた題材です。

幽霊とは死んだ人の魂。

つまり 幽霊には
生前の名前や事情があったはず。

今でも お岩さんは顔が腫れ

お菊さんは 皿を数える姿で
描かれていますよね。

ところが 幽霊話が増えるにつれ

幽霊の生前の情報は
重要ではなくなった。

近世期 幽霊を題材とした
絵画作品が多く描かれました。

そのほとんどが
誰々の幽霊ではなく

単に幽霊なんです。

その結果として起こったのは
見た目の類型化です。

その類型化が
現代では さらに進みました。

主に Jホラーの影響。

結果 本来
様々な姿であるはずの幽霊が

たいてい 白い服で長い髪の姿に
なってしまった。

そして この撮影現場で
目撃された幽霊も

全て 白い服で長い髪の女性。

幽霊話を でっち上げるにしては
作りが甘いですね。

あなたが話してくれた
女優さんが死んだ事故

警察関係者の友人に
調べてもらいましたが

そんな事故は記録にないそうです。

そして 浜村さん。

僕たちが 女性のすすり泣きの話を
聞きに行ったとき

あなたは
どうも歯切れが悪かった。

なのに 試しに
別の現場の話を聞いたら

とても冗舌になった。

浜村さん
あなたは 嘘が苦手なんですね。

待ってくれ。 じゃあ

みんなで この映画を
邪魔したっていうのか。

その逆です。

幽霊騒動の仕掛け人たちは
映画の成功を願ってるんです。

今回の怪奇現象は

主に 「回った」と言われた後に
起こっています。

つまり 映像が残っている。

都合が良過ぎませんか?

この作品は
ホラー要素もあるんですよね。

それなら その撮影現場で起こった
怪奇現象の映像は

格好の宣伝になる。

あなたは
藤谷さんが霊感女優と呼ばれて

困っていると
おっしゃっていましたよね。

それは 本心ですか?

(宮原)《藤谷は
霊感女優なんて呼ばれてて》

《「あれには マネージャーとして
困ってるんです」》

藤谷さんは
霊が見えると発言してから

注目され仕事が増えている。
むしろ それは望ましいはずだ。

確かに そうです。

でも 私は
こんなこと仕組んでない!

分かっていますよ。

もう一人 今の状況を
チャンスだと感じている人がいる。

そして その人は

『森で眠る』以上の
主演作を熱望していた。

ねっ 藤谷さん。

♬~

さすが 高槻先生。

映画の宣伝に
一役買ってもらおうと思ったのに

見抜かれちゃった。

(佐竹)藤谷さん!

あなた
この映画が いいものになるって

信じてないのか?
(更紗)信じてますよ。

でもね 監督。 この業界
いいってだけじゃ売れないの。

先生の言うとおり
今がチャンスだけど

私の分かれ目でもある。

ここで成果を出せば
もう一度 浮上できる。

でも 駄目なら落ちていくだけ。

私 もう31よ。

若い子が どんどん出てきて

みんな びっくりするぐらい
かわいくて

芝居まで できて。

『森で眠る』がピークで
落ち目の私なんか

誰も相手にしない。

私には 30超えたから
できるようになったことが

たくさん あるのに
周りが限界を押し付けてくる。

だから
もがいて もがいて もがいて…。

なのに ちょっとテレビで
幽霊が見えるって話したら

あっという間に注目を浴びた。

(更紗)何だ こんなことだったんだ
って思った。

このチャンス 絶対に離さない。

世の中が私を諦めたって
私が 私を諦めない!

監督 この映画は
絶対に成功させます。

だから このまま
だまされていてください。

(浜村)監督。

うちらは 藤谷さんの気持ちに
本気を感じたから

協力したんだよ。

♬~

よし。 撮影 続けるぞ!

(スタッフたち)はい!

お見事でした。

嘘はついてない。

分かってますよ。
でも 涙は演技ですね。

さあ。
自分でも嘘かホントか分からない。

泣こうと思えば
いつだって泣けるから。

全身 女優さんなんですね。

全身 女優… いい言葉。

ありがとうございます。
もうしばらく頑張れそうです。

お礼に 1つ教えます。

テレビで話した幽霊話は ホント。

私 子供のときに
おばあちゃんの幽霊を見たんです。

先生も
いつか会えるといいですね。

(宮原)更紗 準備しよ。

はい。

♬~

♬~

いい話が聞けたよ。

どうしたら
幽霊に会えるんだろうね。

先生は 俺がいなくても
嘘を見抜けるんじゃないんですか?

だとしても
分からないこともあるよ。

例えば 深町君は
嘘が分からなくなったのを

どうして
僕に言ってくれないのか。

それも 分かってたんですか?

深町君を見れば 何となくね。

そこまで分かるなら
俺は必要ない。

道案内なら
他の人にだってできます。

暴走した先生を止めることだって。

嘘が分からない俺には
役に立てることがない。

僕は深町君がいいって言ったよね。

今の俺には

その言葉が本当なのかどうかも
分からないんです。

孤独の呪いに
かけられたんだから

だから 俺は
きっと一人のままなんです。

助手は もうやめさせてください。

分かったよ。

[このドラマの…]