[終]東海テレビ×WOWOW 共同製作連続ドラマ 准教授・高槻彰良の推察 #08[字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

[終]東海テレビ×WOWOW 共同製作連続ドラマ 准教授・高槻彰良の推察 #08[字]

ついに本物の怪異と遭遇!尚哉(神宮寺勇太)は嘘が分かる呪いに決着をつけるため高槻(伊野尾慧)らと“青い提灯の祭”に足を踏み入れる。絆が試される感動必至の最終話!

番組内容
『べっこう飴を選べば、お前は孤独になる』人の嘘が分かる呪いをかけられた祭から8年。尚哉(神宮寺勇太)は高槻(伊野尾慧)とともに、再び“青い提灯の祭”に足を踏み入れる覚悟を決める。村ではもう祭は行われていないというが、近隣の女性(ふせえり)や謎の老人(モロ師岡)の言葉はそれが嘘であることを示していた。一方、瑠衣子(岡田結実)は知り合いの神主(ベンガル)から不吉な情報を聞き出す。
番組内容2
「のろいの言葉が死者を呼び起こす」と。凸凹バディのヒューマンミステリー第一章、ここに完結!
出演者
伊野尾慧(Hey! Say! JUMP) 
神宮寺勇太(King & Prince) 
岡田結実 
須賀健太 
吉沢悠

<八話ゲスト>
モロ師岡 
ふせえり 
ベンガル 
今井朋彦
スタッフ
【原作】
澤村御影『准教授・高槻彰良の推察シリーズ』(角川文庫 刊)

【脚本】
藤井清美

【音楽】
信澤宣明

【主題歌】
Hey! Say! JUMP「群青ランナウェイ」(ジェイ・ストーム)

【監督】
池澤辰也

【チーフプロデューサー】
市野直親(東海テレビ) 
青木泰憲(WOWOW)
スタッフ2
【プロデューサー】
松本圭右(東海テレビ) 
遠山圭介(東海テレビ) 
高江洲義貴(WOWOW) 
黒沢淳(テレパック) 
近見哲平(テレパック)

【制作協力】
テレパック

【製作】
東海テレビ/WOWOW
ご案内
公式サイトやSNSなど、充実のウェブコンテンツは「オトナの土ドラ」で検索!! 

【公式サイト】
https://www.junkyoju-takatsuki.com/

【公式ツイッター】
https://twitter.com/tokaitv_dodra

【YouTube】
東海テレビ公式チャンネルも好評配信中!

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 盆踊
  2. カエッテキタ
  3. 先生
  4. 死者
  5. 和也
  6. 健司
  7. オマエハ
  8. 提灯
  9. 山神様
  10. 子供
  11. お前
  12. コドクニナル
  13. 深町君
  14. 調査
  15. 尚哉
  16. 太鼓
  17. 代償
  18. 瑠衣子君
  19. イザナギ
  20. ハァ

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

全て無料!民放各局の動画視聴ができるTVer(ティーバー)!まずはココから → 民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

他にも、無料お試し期間のあるVODサービスが増えてますので、以下バナーから各社のラインナップを調べてみるのもいいかもしれませんね。





ABEMA



created by Rinker
ポニーキャニオン
¥2,750 (2021/10/23 21:12:47時点 Amazon調べ-詳細)

≪(太鼓の音)

≪(太鼓の音)

(太鼓の音)

≪(ひょっとこの男)《尚哉》

(ひょっとこの男)
《お前は ここへ来ちゃ駄目だ》

(尚哉)《じいちゃん?》

(ひょっとこの男)
《代償を払わなきゃいけない》

《べっ甲あめを選べば
お前は 孤独になる》

≪(太鼓の音)

(尚哉)あぁ… 試験きつかった~。

俺 まだ レポートある。

だが しかし!
何…。

(愛美)お待たせ。
(難波)あっ 待ったよ~。

待った? ごめんね。

ねえ よう君
そろそろ 旅行先 決めないと。

伊豆? それとも 軽井沢?

どこ行きたい?
(愛美)どっちにしようかな~。

楽しそうだね。
俺 じゃあ行くから。

うん。 あっ ていうかさ

深町 夏休み
実家 帰ったりしないの?

あー… 実家 横浜だから

帰ろうと思えば
いつでも帰れるし。

(愛美)おばあちゃんちとか
行かないの?

うち 必ず お盆には
お墓参りして 盆踊り踊るよ。

盆踊り…。

《青い提灯の祭りで

死んだじいちゃんに出会ってから
8年》

《今年もまた
盆踊りの季節が近づいている》

(瑠衣子)
チンして食べられる おやきに

フフ… りんごのスイーツ。

信州は おいしいものが
いっぱいで

お土産 迷っちゃいましたよ。

この調査は
気分転換になったみたいだね。

たまには 専門以外のことを
勉強するのもいいですね。

あっ 向こうの図書館で
盆踊りに関する本

片っ端からコピーしてきました。
ありがと。

でも 青い提灯の祭りって
どこにも登場しないんですよね。

そう…。

祭りが行われた村まで行けば
何か分かるかも。

私 行ってきますよ。

いや 地元の図書館に
記録がないなら

瑠衣子君を
踏み込ませるわけにはいかないよ。

どうしてです?

記録がないのは 地元の人が
外の人間に話さなかったから

とも考えられる。

話さなかったのは

その共同体にとって
何か不都合なことがあるから?

もしくは 知った人に
危険があると考えたから。

だから 瑠衣子君は
ここまでにして。

ありがと。

分かりました。

じゃあ 帰って洗濯してきますね。

(ドアの開く音)

(遠山)コーヒー。
(店員)はい。

お時間つくっていただき
ありがとうございます。

警察官になりたいって話かな?

いえ。

それでいい。

私たちの間では
嘘はなしでいこう。

はい。

遠山さんは
祭りに行ったんですよね?

子供のころね。

祭りは…
普通の盆踊りじゃなくて

青い提灯の方は
今も あるんでしょうか?

どうして そんなことを聞く?

俺 祖母が亡くなってから
向こうに行ってなくて…。

祭りのことも
ほとんど覚えてなくて。

あの村は人口が減って
今は盆踊りはやっていない。

3年前に
墓じまいをすることになって

久しぶりに 村に足を踏み入れた。

今は合併して
地名も変わっていた。

あの青い提灯の祭りが
何だったか

もう分からなくなってしまった
ってことですか?

知ってどうする?

私たちの状況に
変化があるとも思えないけどね。

孤独を受け入れて
生きていく方法を

見つけるしかないんだ。

私たちにかかった呪いが
解けることはない。

♬~

(男性)
昨日 何回も電話したんだぞ。

ごめん 「友達と一緒だった」

♬~

♬~

≪(ノック)

先生!
どうしたの?

思い出したんです。

子供のころ 嘘が聞こえて
とっさに耳を押さえたら

ばあちゃんが
見たこともない怖い顔で

やめさせた。

(祖母)《そんなことしたら
気付かれるだろう!》

つまり おばあさんは
青い提灯の祭りの存在も

そこに行くと何が起きるのかも
知っていた。

「気付かれるだろう」って怒るのも
気になるね。

なぜだろう。

分かりません。

でも 怒られたのは
村にいるときだけでした。

つまり 村にいる誰かに知られると
よくないってわけか。

俺 行ってみたいです。

向こうで あの祭りが
どういうものなのか確かめたい。

危険かもしれないよ。

分かってます。

素晴らしい。

♬~

じいちゃん… な… 何でここに?
戻ってくるな。

えっ?

子供は帰れ。

寄り道せずに真っすぐに。

そして 今夜は早く寝ろ!

(健司)起きたか。

すいません 寝てましたね。

先生は?

おいしそうなお弁当と巨峰が
あったよ。

残念ながら
タケノコは季節じゃなくて

水煮しか買えなかったけど。

とことん楽しむつもりですね。

だから 深町君も気楽にね。

もし
何も分からなかったとしても

来年
また一緒に来ればいいんだから。

はい。

あら 瑠衣子ちゃん。

いらっしゃい。
こんにちは。

盆踊りに関する本
幾つか新しく入ったけど。

ありがとうございます。

でも あの調査は もう…。

やっぱり拝見できますか?

まとめてある。 そこ。

ありがとうございます。

『ある農村の風習』…。

花江さん これは?

ああ。 値段が付けられなくて
処分しようと思ってる本。

それなんか 地元の郷土史家が
作ったんだと思うんだけど

手作り感満載で。

へぇ~。

「のろいの盆踊り」…。

「提灯は…」

花江さん
これ 買わせてください。

カズ兄 久しぶり。
(和也)久しぶり。

(和也)どうぞ。

(戸の開く音)
(和也)いや~ 久しぶりに来たよ。

ありがとう。

こちらは空き家なんですか?

祖母が亡くなってからは。

俺も市役所勤めですし
街中のマンションの方が便利で。

(健司)ここに来るまでにも
ずいぶん空き家があったな。

(和也)
寂しくなっちゃったんですよね。

この辺りは桃の産地ですよね。
どこかで買えるとこ ありますか?

(和也)少しでいいなら
農家から分けてもらいますよ。

本当ですか。
じゃあ お言葉に甘えて3つほど。

♬~

閉め切ってたから
ほこりっぽいだろ。

カズ兄… 俺が熱出して
盆踊り行けなくなったときのこと

覚えてる? お土産に
お面 買ってきてくれたじゃん。

ああ~ 何かあったな。

あの盆踊りも 5年ぐらい前に
やめちゃったんだよな。

あの盆踊り
山の中の神社でやってたよね。

お山ね。

お山というと?

すぐ近くなんですけどね

ここらの人が お山って呼ぶ
山があるんですよ。

この山の中腹に神社があって
まあ ちょっと特別っていうか…

お盆には行くなって言われたろ?

そうだっけ?

普段は そんなに
厳しくないんですけどね

お盆には行くな
って言われるんですよ。

で お祭りの時間だけ入れる。

行ってはいけない理由は
あるんですか?

う~ん 大人たちは
蛇がいるからって言ってましたね。

かつて やっていた盆踊りは
どういうものだったんですか?

(和也)全国どこでもやってる
普通の盆踊りですよ。

強いて言えば
至って健全でしたね。

健全?

(和也)8時に終わって 子供は
すぐに帰らされるんですよ。

子供は帰れ。
寄り道せずに真っすぐに。

そして 今夜は早く寝ろって。

(和也)いつもは優しい
近所のじいちゃん ばあちゃんが

結構きつい口調で言うんですよね。

(真澄)和ちゃん。

(和也)はい。
(真澄)これ これ これ。

悪いね 届けてもらっちゃって。
(真澄)ハハハ… いいの いいの。

(和也)尚ちゃん。

(和也)あっ。
ねえ おばちゃん 覚えてる?

俺のいとこの尚哉。

尚ちゃん
この先の松野のおばちゃん。

あっ どうも。

尚ちゃんって
子供のころ よく来てた?

はい。

何か?

あっ あ~ いやいや…。

いや 大きくなって
よかったなって。

亡くなったおばあちゃんも
これで安心だって喜んでるわよ。

和ちゃん またね。
(和也)うん。 ありがとう。

あっ どうぞ。
(健司)あっ どうも。

ばあちゃんな 入院した後
変なこと言ってたんだよ。

尚哉は 山神様にとられたから
育たんかもしれんって。

山神様って お山の神社にある
神様なんでしょうか?

おそらく そうだろうね。

「とられた」っていうのは?

盗むと書いて
「とる」と読むこともあるし

捕まえると書いて
「とる」と読むこともあるよね。

山神様に… とられた。

気にしないでいいよ。

もう こんなに大きく
育ったんだから。

覚えてます。 このまんまです。

(老人)上がらん方がいいよ。

どうしてですか?

「蛇が出るからな」

私 青和大学で
民俗学を教えていて

研究の一環で 山神様について
調べているのですが。

(老人)山神様?

「聞いたことないな」

ともかく お盆の間は
登らない方がいい。

この上で 何か特別なことでも
あるんですか?

「そういうことじゃないよ」

以前は この村で ちょうど今ごろ
盆踊りをやっていたそうですね。

今は やっていないんですか?
「ああ やってないよ」

≪(健司)おい 彰良。

ともかく やめときなさい。

よく我慢したね。

どうした? あの人 誰だ?

まとめると

あの人は 山神様を知っていて

お盆の間は 特別なことがあるから
この山に登っちゃいけないそうです。

やらなくなったはずの祭りを
今もやってるっていうのが

よく分からないんですけど。
(健司)相当 訳ありだな。

健ちゃんの方は?
山の向こうの村まで行ってきた。

向こうは こっちよりも
若者も多いらしい。

山の向こう側にも神社があって

今日は盆踊りだって
みんなで準備してたぞ。

提灯の色は?
赤だ。

で 祭りの終わり時間は
夜の11時だそうだ。

あとな 変な話 聞いた。

こっちの村で
盆踊りをやってたころも

向こうの村の人たちは

山を越えて こっちの祭りには
絶対に参加しなかったらしい。

どうして?

お化けが出るから… だそうだ。

これは ますます行くしかないね。

この本に
不吉なことが書いてあるんです。

「盆踊りの時に
のろいの文句を唱えると

死者が戻ってきてくれる」って。

そして
その盆踊りの提灯は青だって。

盆踊りで死者が帰ってくるという
話自体は珍しくないよね。

そうなんですけど

この本全体から…
うまく言えないんですけど

おそれみたいなものを
感じるんです。

瑠衣子ちゃんのゼミの先生は
何て言ってるの?

この本のこと まだ話せてなくて。

珍しいな。

瑠衣子ちゃんの言う「おそれ」って
恐怖のこと?

はい。

当たってるかもね。

これを書いた人は何かを恐れてる。

どうして そう思うんですか?

(神主)これは巻幣だよ。

巻幣?

(神主)昔 一部の地域で使われた

未練を残した死者が
この世に戻ってくるのを防ぐ

おまじないだよ。

(神主)この筆者が
ここに巻幣を描いたのは

死んだ人が戻ってくることに
恐怖を感じていたんだと思う。

瑠衣子ちゃん
また みこのお手伝いしてよね。

はい。

ありがとうございました。

♬~

ハァ ハァ ハァ…。

ちょ…
ちょっと休んでいいですか?

だらしねえな。
子供のときは登ったんだろ?

暑いし重いんですよ。

これ何入ってるんですか?
先生のバッグ。

買ってきたブドウと頂いた桃。
あと 弁当な。

何か 楽しもうとしてますよね。

お札がある。

やっぱりね。

アキラ先生
盆踊りの調査に行ってるんですか。

うちの子 あんな見た目で
怖がりだから

ちょっと嫌がってたけど。

どうして 盆踊りの調査で
嫌がるんです?

何か その盆踊りで

死んだ人に会った人が
いるんですって。

しかも 今日って お盆ですよね。
うん。

佐々倉さんて
ずっと先生と一緒にいるのに

怪異とか
あんまり信じないんですね。

あいつが のめり込むのも
良くないと思ってる。

あいつ 前にテレビに出たろ。

もし 犯人がいて
自分の姿を見たら…。

何か反応するかもしれない
と思ったみたいだ。

犯罪か 怪異か。

どこかで けりがつくと
あいつも楽なんだろうけどな。

お前の決着は
ここで つくといいな。

♬~

アキラ先生

盆踊りの調査に行ってるって
本当ですか?

私には危険だって言ったのに。

どうしても
知りたいことがあって。

私も あの後 盆踊りのこと
調べてたんです。

瑠衣子君…。
気になる資料を見つけて

何回も読みました。

調べたこと 後でメールしますから
読んでください。

絶対に読んでください。

(健司)ブドウも食っていいか?

それは駄目。 後で。
後って いつだよ?

ブドウよりも
そろそろ日が暮れますけど

下りなくていいんですか?
下りるのは8時を過ぎてから。

子供たちが
いてはいけない祭りに行くよ。

祭りは
やってないんじゃないのか?

普通の盆踊りはね。

《今は やっていないんですか?》
《「ああ やってないよ」》

でも 健ちゃんが
調べてくれたことを合わせても

青い提灯の祭りは あると思う。

俺が調べたことが 何だ?

こっちでは
お化けが出るんでしょ?

たぶん この村では

今日 死んだ人たちのための
祭りをやる。

瑠衣子君からメールが届いてる。

不思議な本を見つけたって。

「盆踊りの時に
のろいの文句を唱えると

死者が戻ってきてくれる」
って書いてある。

今までの話と一致するじゃねえか。
勘弁してくれよ。

♬~

♬~

お面?

もともと 盆踊りには
お盆に 現世に帰ってきた

死者や精霊を
供養する意味があるんだ。

地方によっては
お面 かさ 頭巾で

顔を隠して
盆踊りをするんだけど

それは あの世から帰ってきた
死者たちが

踊りに紛れ込んでも
分からないようにするためだ

って説が有力なんだ。

俺 あのとき
お面をかぶってました。

だから
祭りに入り込めたのかもしれない。

これを持ってて。

ありがとうございます。

それから
死者に顔を見られると

あの世に連れてかれる
っていう説もあるから

気を付けてね。

それは重要な情報だ。

さて 何が起きるかだ。

霧が出てきたな。

先生。
深町君。

深町君。
はい。

絶対に近くにいるから
忘れないで。

呪いはね

呪われたと思い込んだら
負けなんだよ。

≪カエッテキタ カエッテキタ…。
≪カエッテキタ カエッテキタ…。

深町君 どうしたの!?

≪オマエハ コドクニナル。
≪オマエハ コドクニナル。

≪オマエハ コドクニナル。
ハァ ハァ… あぁ!

≪オマエハ コドクニナル…。
≪オマエハ コドクニナル…。

うっ!

深町君?

これが…。

深町君!

先生?

あれ? お父さんだよ。

これって…。

≪お父さーん!

尚哉 この人はな

お父さんの「仕事先の人だ」

嘘だ。

お母さん お父さんが嘘ついた。

そんなこと知りたくないのよ!

♬~

(児童)なあ 深町。

「みんなで遊びに行くから
お前も来いよ」

何で嘘つくの?

お前が気持ち悪いからだよ。

(児童)何が 嘘が分かるだ!
そんな変なやつ

変なやつ同士 一緒にいろ。

(泣き声)

(泣き声)

≪(難波)深町 何してんだよ
早く来いよ。

先生 よかった。
姿が見えなくなって…。

何を言ってるの?

深町君から
離れるわけないじゃないか。

君がいると便利なのに。

便利?

嘘発見器になるからね。

(難波)お前 嘘が分かんの?

それ隠して 俺と一緒にいたんだ。

いや…。
何の知識もないのに

先生の助手になれたって
そういうこと?

(花江)こっちに来ないで。
(健司)いいじゃないか。

こいつがいると
彰良が落ち着くんだから。

利用価値はある。

≪オマエハ コドクニナル。
オマエハ コドクニナッタ。

≪オマエハ コドクニナル。
≪オマエハ コドクニナッタ。

≪(黒板をたたく音)

死は けがれと言われるよね。

つまり 死者の祭りに参加した君は
けがれているんだよ。

だから 生者の世界に
君の居場所はない。

《もし君が
自分に起こったことと

向き合いたいのなら

僕は付き合うよ》

《とことんね》

偽ものだ。

本当の先生は
そんなことは言わない。

僕は…。

「本物だよ」

ほら 俺に嘘は通用しない!

(太鼓の音)

先生?

高槻先生?

(太鼓の音)

(祖父)戻ってくるなと
言ったよな。

(一同)カエッテキタ
カエッテキタ カエッテキタ…。

(祖父)お前は山神様にとられた子。
もう戻れない。

(一同)
カエッテキタ カエッテキタ。

≪離してもらえますか?

♬~

先生 外しちゃ駄目だ!

大丈夫。

(祖父)お前たちは
生きているにもかかわらず

この祭りに紛れ込んだ。

代償を払わなくてはいけない。

(祖父)もう知っているな。

このあめを食べると
何が起きるか。

お前は べっ甲あめを食べて
孤独になった。

だから お前たちは
あとの2つから 1つ選べ。

失うのは
話すことか 歩くことか。

それなら 僕が2つ選びます。

先生!

それで 代償は十分でしょう?

やっぱり そうなんですね。

あなたは 好んで
代償を払わせているわけじゃない。

そして この祭りは
恐ろしい死者の祭りじゃない。

えっ?

瑠衣子君が見つけた本には

「盆踊りの時に
のろいの文句を唱えると

死者が戻ってきてくれる」
と書かれていた。

「のろい」の部分は平仮名だった。

あの本の筆者は

何かの文献で そのような記述を
見つけてきたんだと思う。

でも 基になった記述には

おそらく 「のろい」の部分は
漢字で書かれていた。

「呪い」という字は
そのまま「呪い」とも読みます。

「盆踊りの時に
まじないの文句を唱えると

死者は戻ってきてくれる」

幽霊は

恨みがあると この世に現れる
といわれていますが

時折 生きている人間を慰め

生きる希望を与えるために
現れます。

大きな災害のときに

多くの人が幽霊を見たと言うのは
そのためでしょう。

あなたたちも

生きている人に呼ばれて
戻ってきたんじゃありませんか?

じいちゃんは
俺のために来てくれたの?

♬~

だとしても

生きてる人間が
この祭りに来てはならない。

代償を払え。

≪カエッテキタ。
≪カエッテキタ。

≪カエッテキタ。
≪カエッテキタ。

(一同)カエッテキタ…。

代償なら払います。

かつて イザナギは
死者の国から脱出するとき

追っ手の前に
頭に飾った つる草を投げた。

その草は 見る見る育ち
ブドウになったという。

追っ手が
ブドウを食べているうちに

イザナギは逃げた。

♬~

それでも追ってきた追っ手に
イザナギは くしの歯を折って投げた。

くしは タケノコになり

追っ手がタケノコを食べているうちに

イザナギは また逃げた。

♬~

(一同)カエッテキタ
カエッテキタ カエッテキタ

カエッテキタ。

♬~

呪いは 呪われたと思い込んだら
負けだ。

呪いは 呪われたと思い込んだら
負けだ。

(2人)呪いは 呪われたと
思い込んだら負けだ!

♬~

≪先生!

先生! わんこ君!
(健司)どこ行ってたんだ!?

健ちゃん 桃! 3つ!

(健司)桃!?

それでも追ってくる軍隊に向けて

イザナギが 桃を3つ投げると

追っ手の追跡はやんだ。

これで
山神様が許してくれるといいけど。

何の話だ?

全部説明したら 健ちゃんの人生観
変わっちゃうかもよ。

アキラ先生。

ホントに無事でよかったです。

瑠衣子君の調査が役に立ったよ。

僕が やめろと言ったときに
調査を続けてくれて助かった。

ありがとう。

瑠衣子先輩 どうして ここに?

どうしてじゃないよ!
何で アキラ先生の面倒

ちゃんと見てないの わんこ君。

す… すいません。
わんこ君 すいませんじゃない。

(健司)よし 帰るぞ。
ねえ わんこ君!

ホント やめてください。
ホントに すいませんでした。

♬~

これを 何て読みますか?

のろい… だろ?

まじない とも読むそうです。

のろいと まじないって
ずいぶん印象違いますよね。

俺は 家族とうまくやれてる
わけじゃないですし

大学に入って
よく話す相手はできましたけど

友達って言いきっていい
関係でいれるか不安だし

恋人も無理かなって思います。

でも

俺 孤独じゃないです。

家族とか 友達とか
恋人って名前の人はいなくても

俺は孤独じゃない。

だから あの祭りで

本当に大切な人を
見つけるための

まじないを かけてもらったって

思うことにします。

そうか。

♬~

《本当はどうかなんて
分からない》

《のろいなのか まじないなのか》

《でも 自分の人生に起きた
現象を変えられないなら

解釈を変えてみようと思う》

≪どうぞ。

うわっ! あっ!

ああ… わんこ君か。

あっ 次 出掛けるときは
最初から 声掛けて。

はい。

よろしい。 おやすみなさい。

お… おやすみなさいって…。

資料を読み込み過ぎて
頭から離れないんだって。

床で頭を冷やしてるみたいだから
好きにさせてあげよう。

そうですね。

飲み物を用意するね。

選択肢は ココアか コーヒーか
紅茶か ほうじ茶。

紅茶か ほうじ茶は
ティーバッグ使用。

ちなみに ココアは
初めてココアパウダーを作った国

オランダ産だよ。

コーヒーを お願いします。

思ったより頑固なんだね。

はい。 これが 俺なんで。

《俺が どういう人間かは
これから自分で決めればいい》