【土曜ドラマ】正義の天秤(てんびん)[終](5)[解][字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

【土曜ドラマ】正義の天秤(てんびん)[終](5)[解][字]

「元外科医」の肩書を持つ天才弁護士が、えん罪の悲劇に苦しみながら、戦力外チームを率いて数々の難事件の真相を暴き、事件に関わる人々の魂を救う法廷推理ミステリー。

詳細情報
番組内容
少女監禁誘拐殺人事件の犯人・南野一翔が、鷹野(亀梨和也)に弁護を依頼する。南野は罪を認めており、争点は無期懲役か死刑かの一点。担当検事は一ノ瀬(萩原聖人)。鷹野は、調査の中で、南野が父親の虐待から逃れるために改名していたことを知る。南野の公判、天才弁護士・鷹野と検察庁のエース・一ノ瀬の火花を散らす弁論が展開される。そして、全ての真相が明らかとなった時、鷹野は弁護士生命をかけた大きな決断をする…。
出演者
【出演】亀梨和也,奈緒,北山宏光,大政絢,佐戸井けん太,大島優子,萩原聖人,竹中直人,中村雅俊,山口智子
原作・脚本
【原作】大門剛明,【脚本】田辺満
音楽
【音楽】河野伸

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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キーワード出現数ベスト20

  1. 鷹野
  2. 死刑
  3. 南野
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  5. 弁護
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  13. 鷹野君
  14. 百円玉
  15. 弁護人
  16. 本当
  17. 万引
  18. 殺害
  19. 治療
  20. 正義

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♬~

(一ノ瀬)あなたが
静岡拘置所で接見した木村秀幸は

安倍川事件の真犯人ではありません。

我々に協力しませんか?

そうすれば 私の知ってること
全てお話しします。

安倍川事件を起こし
雨宮久美子を襲った犯人のこと

そして…

この15年の全てをです。

(鷹野)どうした。
(芽依)鷹野さん

少女誘拐殺人の容疑で逮捕された男の
弁護依頼が来ました。

誘拐殺人?

ルーム1で受けていいでしょうか?
お前に任せた。

出口は あっちだ。

あなたは必ず 私に協力する。

必ずです。

(南野)弁護士にも
若くて かわいい人がいるんですね。

それ 微妙にセクハラですよ。

では ここで問題です。

あなたが自宅に帰ると
見知らぬ人の死体がありました。

さて どうしますか?

そりゃあ 警察に電話します。

ああ…

弁護士 変えてください。

答え 間違ってます?

そちらには 鷹野先生という
優秀な弁護士がいるんですよね?

僕は 鷹野先生に弁護してもらいたい。

♬~

(西園寺)
単刀直入に言わせてもらいますよ。

あなたには…

ここをすぐに辞めていただきたい。

理由は何ですか?

15年も前の

一家惨殺事件について
調べているそうですね?

君が ここに来たのは…

恋人の恨みを
晴らすためじゃないのか?

そんな個人的な理由で

この師団坂法律事務所を
利用されては困るんだよ!

まっ そういうことなんで。

<今回の事件は 2か月ほど前
世間を騒がせた少女誘拐殺人事件だ>

被告人 南野一翔は わいせつ目的で
かねてから目をつけていた被害者の少女

山下 椿さん 13歳を誘拐。

自宅に連れ込んだものの逃げ出されたため
後を追いかけていき

自宅近くの空き地で
首を絞めて殺害。

自殺に見せかけるために
ロープで遺体を木につるした。

(杉村)争点は やっぱり
量刑になりますかね。

(桐生)殺害したのが一人の場合
死刑は めったにありませんが…。

(梅津)殺害後に自殺に見せかけている点が
悪質だなあ。

死刑か無期懲役か…。

それは本人も自覚してるみたいです。

だから
優秀な鷹野さんに弁護してほしいって。

[ 回想 ]
あなたは必ず 私に協力する。

鷹野さん。

鷹野さん 聞いてます?

ほかに何か気になったことは?

中学の時 両親が離婚してて
その原因は父親のDVにあったそうです。

ほかには?

大体 そんなところです。

駄目だな。

接見に行ってくる。 話は それからだ。

あっ 鷹野さん!
一度行って駄目なものは

二度行っても駄目だ。

あっ いや そうじゃなくて!

何? それ。

ああ…。

よかった
鷹野先生が弁護してくれるんですね?

それは お話を伺ってからです。

では ここで問題です。

あなたが自宅に帰ると
見知らぬ人の死体がありました。

さて どうしますか?

そのまま生活する。

すぐに その答えが浮かびました。

よくあるサイコパス診断の心理テストだ。

知ってます。
だから 鑑定人には こう答えたんです。

「警察に電話する」って。

あ… 素直に答えた方がよかったのかな。

あなたの家庭環境について
話を聞かせてください。

どうぞ。

ご両親は あなたが中学の時に
離婚されてますね?

はい。

父親のDVが原因だったと
お聞きしていますが?

僕も母も…

父から暴力を振るわれていたんです。

あのまま一緒に暮らしてたら
絶対殺されてましたよ。

その左手は?

ああ…。

切り落とされたんですよ 父に。

僕が万引きで補導された時にね

父が…

この指が悪いんだって。

痛かったな…。

止血して病院へ行ったんですけど

くっつけるのは無理だって
言われちゃってね。

あ… このことって
裁判で不利になりませんか?

このことって?
だから万引きですよ。

僕 万引きで2回も補導されてるんです。

それだけでは不利にはなりませんよ。

本当に?

あ… よかった。

それが不安で不安で…。

眠れないことだってあったんです。

よかった…。

あっ お疲れさまです。
接見 どうでしたか?

気味の悪いやつだ。
えっ?

接見の時に何を見ていた?

何って…。
南野の左手の薬指が切断されていた。

薬指が切断…?

それで よく 弁護士が務まるな。

本気で弁護するつもりがあったのか?

夜中まで
仕事してればいいってもんじゃ…。

これは…。
安倍川事件に関する

久美子さんの捜査資料です。

教会の久美子さんの部屋に埋もれてたって
静子さんが。

すみません。 私 先に見ちゃいました。

それで 久美子さんが疑問に思ったり
引っ掛かっていた点について

整理してみたんですけど…。

余計なことを…。

安倍川事件で
久美子さんが一番引っ掛かっていたのは

なぜ犯人は 家族3人とも殺害したのか
ということなんです。

(雨宮)犯人の又吉は

このダイニングキッチンで
四方田夫妻を殺害した。

理由は借金トラブル。

その時 娘の己奈さんは
2階の子供部屋で寝ていた…。

犯人は そのまま逃げればよかったのに

なぜ わざわざ2階にまで行って
娘さんに手をかけたのだろうか。

それと もう一つ
久美子さんが こだわっていたのが

百円玉なんです。

百円玉?

ピカピカ~って
光っていたの。

道端に落ちてて

こんな ま~るいの。

それが どうかしたんですか?

拾ったの。

ジュース 飲みたかったから…。

落ちてたんでしょ?
そんなに自分を責めなくても。

拾ったの。

百円玉…。

この百円玉に関して

久美子さんは 一ノ瀬検事に
何度か質問をしてるんですが…

何の返答もなかったようです。

もう一度 自分で精査する。

えっ これじゃあ役に立ちませんか?

ありがとう。

えっ?

鷹野さんが 私に礼を言った…。

♬~

どうした?

南野の公判検事が
一ノ瀬検事に交代したんです。

えっ…。

(梅津)しかし
どうして このタイミングなんだろうね。

[ 回想 ]
あなたは必ず 私に協力する。

実は僕 南野の過去について
調べ直してきたんです。

結構つらい人生を送ってたみたいですね。

この点を強く訴えれば 情状酌量で

死刑を免れることが
できるかもしれません。

この案件は そんなに単純じゃない。

どういうことですか?
南野の弁護は俺がやる。

俺じゃないと…

決着はつけられない。

決着って どういうことです?

僕って そんなに頼りないですか?

そんなに信用されてないんですか?

♬~

犯人は そのまま逃げればよかったのに

なぜ わざわざ2階にまで行って
娘さんに手を掛けたのだろうか。

百円玉…。

あと一歩で 真実にたどりつけるから。

(長谷川)キムラ ヒデユキという人物を
調べるといい。

(一ノ瀬)あなたが接見した木村秀幸は
安倍川事件の真犯人ではありません。

(南野)切り落とされたんですよ 父に。

(杉村)南野の公判検事が
一ノ瀬検事に交代したんです。

(一ノ瀬)あなたは必ず 私に協力する。

♬~

久美子…

やっと君に追いついたかもしれない…。

(静子)もしもし 鷹野君?
久美ちゃんが…!

鷹野さん!
(静子)鷹野君。

久美子…。
いや 今朝ね

久美ちゃん 微熱があったから
お医者様に来ていただいたんだけど

肺炎の疑いがあるって。 で すぐに
病院連れてきたら 容体が急変して…。

♬~

久美ちゃんは 強い子だから。

久美ちゃんの声は いつも
鷹野君には届いてるもんね。

♬~

何しに来た。

いつでも鷹野さんから引き継げるようにと
思って。

鷹野先生が弁護してくれるんですね。
うれしいです。

では ここで問題です。

何だろう 楽しみだな。

あなたが
過去に万引きをしたことについて

私は 「それだけでは不利にならない」と
言いました。

しかし 万引きで補導されたことで

あなたのあることを
知ることができました。

さて あることとは何でしょう?

ヒントは…

以前のあなたのことですよ。

あなたの両親は 父親のDVのせいで
離婚されている。

その時に あなたの名字も
変わったはずだ。

あなたの名前には
父親と同じ漢字が使われていた。

あなたは それが嫌で 名前も変えた。

南野一翔さん

あなたの以前の名前は何ですか?

ラ…。

ユ…

キ。

私は キムラ ヒデユキという人物を
捜していました。

しかし 見つからなかった。

それは その人物が
大人だと思っていたからです。

対象を当時18歳以下の少年とし

地元の弁護士さんに調べてもらった。

すると 万引きを2度繰り返した
木村英之という少年の名が…。

木村英之は 静岡で起きた

四方田一家惨殺事件の本当の犯人です。

違う。 四方田さんなんて知らない。

それは そうでしょう。

事件は当初 四方田夫妻に
恨みを持つ者の犯行だと考えられていた。

でも…

それが間違いだった。

犯人が最初に殺害したのは

四方田夫妻ではなく…。

娘の

己奈さんだった。

あなたは 四方田己奈さんに
いたずらしようとし

彼女の部屋に忍び込み

抵抗され

殺した。

そして それを目撃した両親も…

殺してしまった。

面白い推理ですね。
でも何の証拠もない。 ただの妄想だ。

妄想ではありません。
証拠があります。

ただし それは
あなたが作り出した うその証拠だ。

うそ?

あなたは
四方田さんの血を付けた百円玉を

道端に落とした。

それを拾った人に その血が付いて
犯人だと疑われるようにです。

あなたは 悪運が強かった。

それを拾ってしまったのが

偶然にも 四方田夫妻と金銭トラブルを
起こしていた又吉さんだった。

こうして 捕まった又吉さんの服に
殺された四方田さんの血痕が付着した。

違いますか?

フッ やっぱ すごいや 鷹野先生。

でも それだけなら 80点ですよ。

この指 本当は…

あの子にかまれたから
しかたなく自分で切り落としたんですよ。

ううっ…。

うう~っ。

はあ はあ… ああ… ううっ うっ。

かまれた傷が もし父にバレたら

また ひどい目に遭わされるから
しかたなかった…。

痛かったなあ…。

僕は…

あの子と 仲よくなりたかっただけなのに。

じゃあ なぜ…

雨宮弁護士まで殺そうとした?

ああ… あの弁護士さんね。

こんばんは。

(南野)彼女も 頭のいい人でしたよ。

僕が出した問題 全部解いちゃったから…。

(悲鳴)

♬~

あんまり うまくいったから

今回も同じようなこと
しちゃったんですよね…。

なぜ

私に弁護を頼んだ?

決まってるじゃないですか。

あんなに優秀な弁護士さんの彼氏なら

さぞかし優秀な弁護士だろうなって
思ったから。

鷹野さん。

僕は いろいろ知ってるんですよ。

♬~

いいかげんにしてください!

あなたは人の心がないんですか!?
少しは反省したら どうなんです!

あなたみたいな人の弁護なんて
できません!

だって しかたなかったんだ!

みんな 寄ってたかって
僕をいじめるから…!

親も… クラスメートも 職場の人も

世界中が僕をいじめるから
しかたなかったんだ!

鷹野先生… 僕を守ってください。

僕は死ぬのが怖い…。

だから鷹野先生に
守ってもらいたいんです!

(すすり泣き)

鷹野さん。

これでも 南野の弁護を
引き受けるつもりですか?

あんな人間を弁護できるんですか?

俺には俺のやり方がある。

全てを知っていたんだろう?

これに 四方田さんの血痕が付いていた。

だが 当時の主任検事は

これを証拠として提出することを
許さなかった。

私の話に耳を貸そうとしなかったんだ。

雨宮弁護士が真犯人を捜し始めて

正直 穏やかではいられなかった。

私は思いとどまるよう言ったが
彼女は突き進み

そして 南野に襲われてしまった。

彼は 死刑に値する!

しかし 安倍川事件は
既に決着がついている。

この事件で 彼の罪を問うには
彼が自白をする以外 事実上 不可能だ。

法律で裁けない今…

我々にできる正義とは 一体 何なのか。

正義…。

あなたは これでも
協力する気になれませんか?

私と一緒に 南野を死刑にしましょう。

♬~

(ノック)
≪(桐生)鷹野さん。

南野の弁護は 私にやらせてください。

今回の裁判で 南野が死刑になる可能性は
低いと思います。

ただ 過去の事件を明らかにすれば
心証は変わる。

死刑判決へと
流れが傾くと思います。

そして 鷹野さんには
それができる。

でも… そんなことしたら
弁護士でいられなくなる。

もう少し 冷静になって
考え直してください。

鷹野さん…。

鷹野さん 事務所も辞めて

復讐の鬼になろうと
してるんじゃないですか?

復讐の鬼?

南野を無罪放免にして 自分の手で…。

ばかなこと言わないで。

誘拐殺人を自白している被告人を
どうやって無罪にするの?

じゃあ どうすればいいんですか。

許せない気持ちと 弁護なんて
両立するわけないでしょ。

一つだけ方法がある。

まさか それって…。

南野を死刑にする…。

♬~

どうして勝手に辞めちゃったんですか。

まさか 裁判で復讐しようなんて
考えてないですよね?

俺は 復讐するために弁護士になった。

あれは うそだったんですか?

「俺にとって 弁護は治療だ。

人を治療し 救えなければ
正義とはいえない」。

うそだったんですね?

いいか 南野は狂ってる。

やつにふさわしい治療は一つしかない。

ワクワクしてない。

今の鷹野さんは

全然ワクワクしてません。

久美子さんの捜査資料
ちゃんと読みましたか?

最後のページ… あのメモ書きと

私も同じ気持ちですから。

今 一瞬

鷹野君が 真樹夫さんに見えた。

えっ…。

真樹夫さんも よく

そこで 祈ってた。

(真樹夫)問い続けてるんだ。

問い続ける?

正義っていうものは 一体 何かってね。

本当に これでいいのか。
間違っていないかって

ず~っと自分の心に
問い続けている。

逃げたり ごまかしたり

うやむやにしたりしないで

いつも しっかりと 自分と向き合う。

俺には それしかできないから。

正義って

何なんだろうね。

♬~

桐生さん…。

杉村さんも 梅津さんも…。

2人の対戦 見ないわけにいかないでしょ。

今度は何をやらかしてくれるのやら。

鷹野さん
どんな決着つけるつもりなんだろう…。

本当に 取り返しのつかないことを
してしまいました。

どうやって…
どうやって償ったらいいのか…。

(一ノ瀬)被害者 山下 椿さんの

お母さんですね?
(楓)はい。

おつらいとは思いますが

今の率直な思いを
ここで話していただきたい。

あなたのやったことは
絶対に許されません。

あなたは償いたいと言いましたよね?

それなら死刑になってください。

そして 生まれ変わっても
また死刑になってください。

何度も 何度も 死刑になって

それで やっと娘の無念が
分かるんじゃないんですか?

弁護士さんも そう思いませんか?

(楓)もし あなたが 私と同じように
愛する人を殺されたのなら

どう思いますか?

それでも あの男を許すんですか?

被告人に死刑を望みます。

それができないのなら
無罪にして あの男を釈放してください。

私が殺します。

被告人の犯行は 極めて計画的 残虐であり
かつ悪質です。

その理由は まず第1に

被告人は 13歳の少女を
自らの欲望のはけ口としか見ていない

その卑劣な動機にあります。

第2に 被告人は 下校途中の被害者を…。

♬~

よって
死体遺棄 未成年者略取・誘拐罪及び

殺人罪を適用の上

被告人に死刑を求刑する!

恐らく弁護人にも

お母さんの悲痛な叫びが伝わっていると
思います。

弁護人の人としての良心 信じます。

(小声で)鷹野さん
本当に死刑にするんですかね。

では 弁護人 弁論をどうぞ。

検察官の言うとおり

ご遺族の心痛は
推し量ることができないほど

悲痛であると思います。

先ほど おっしゃいましたね?

あなたが もし 私と同じように
愛する人を殺されたなら どう思うのか。

それでも あの被告人を許すのかと。

答えは…。

ノーです。

私は 愛する人を殺した人間を
許すことなんてできない。

もし この被告人が
私の愛する人を殺したのなら

絶対に許さない。

八つ裂きにしても 飽き足らない。

(小声で)やっぱり…
死刑にするつもりよ。

(小声で)どうして?

(小声で)弁護士バッジがない。

先ほどの論告で
検察官が述べたように

情状酌量の余地などありません。

一方 被告人の家庭環境が
悲惨であるということと

本件犯行とは
切り離して考えるべきものです。

このような被告人に 更生の余地…。

そんなものが あるのでしょうか!

もしあるとすれば それは唯一…。

死を現実のものとして

突きつけられた時だけでは
ないでしょうか?

やつにふさわしい治療は一つしかない。

被告人は…。

死刑になるべきです!

(ざわめき)

私 思うんだけどさ。
何?

鷹野君って
いい弁護士になれると思う。

俺が弁護士? 何で?

だって
どんな患者さんだって大切にするから。

どんな凶悪犯だって
ぶれずに弁護できるはずよ。

鷹野君なら きっとできるよ。

弁護人。

弁護人 どうしました?

被告人は 死刑になるべきです。

本心から そう思う。

しかし それは…。

あくまで 今の私 個人の思いです。

弁護人としての考えは 違う。

弁護士になる前

私は医師として
何人もの死に立ち会ってきました。

そのたびに思ったものです。

もっと ほかの治療方法はなかったのか。

仮に 死をみとるしかなかったとしても

ほかに何か…

できることはなかったのか…。

だから私には…。

彼に死を宣告することなんてできません。

人は 簡単に変われない。

仮に変われたとしても

彼のような人間の更生に
どんな意味があるというのか…!

そう思うのも 当然でしょう。

でも…

ほんの僅かでも
たとえ1% いや それ以下でも

変われる可能性があるのなら 私は…。

私は…

それに かけてみたい。

これは 裁判とは関係なく
聞いてください。

私は これから 一生をかけて…。

♬~

被告人の心を治療していきたい。

私の命…。

あるいは…。

彼の命が尽きるまで!

どうか…。

寛大な処分をお願いします。

♬~

(泣き声)

鷹野さん。

ワクワクしましたよ。

<その後 南野一翔には
無期懲役の判決が下り

鷹野さんは 師団坂法律事務所を去った>

よし 来~い!

♬~

久美子…。

すいませ~ん!

悪い!

あざ~っす!

♬~

鷹野さん!