緊急取調室 #2[字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

緊急取調室 #2[字]

≪天海祐希vs桃井かおり…最終決戦!≫
取り調べのタイムリミットはたったの1時間!!解散が迫るキントリは、ハイジャックの真相をマル裸にできるのか!?

◇番組内容
伝説の活動家・大國塔子(桃井かおり)は50年もの潜伏期間を経て、なぜハイジャックを起こしたのか?そして、なぜ、国土交通省副大臣・宮越肇(大谷亮平)の汚職疑惑を明るみに出そうとしたのか?真壁有希子(天海祐希)は、辞表を書くという条件で、塔子の取り調べを敢行。取り調べのタイムリミットはたったの1時間…。キントリチームは、大國塔子をマル裸にできるのか!?
◇出演者
天海祐希、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、工藤阿須加、塚地武雅、池田成志、でんでん、小日向文世

桃井かおり、大谷亮平、今井朋彦、円城寺あや、松原正隆、澤田育子、片岡京子
◇脚本
井上由美子
◇演出
常廣丈太(テレビ朝日)
◇音楽
林ゆうき
◇主題歌
緑黄色社会『LITMUS』(EPICレコードジャパン)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】三輪祐見子(テレビ朝日)
【プロデューサー】都築歩(テレビ朝日)、残間理央(テレビ朝日)、松野千鶴子(アズバーズ)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/kintori/
☆Twitter
 https://twitter.com/kintori_tvasahi
☆Instagram
 https://www.instagram.com/exkintori/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

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  1. 小石川
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  16. 後藤
  17. 失礼
  18. 山上
  19. 女神
  20. 奨太

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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(梶山勝利)ハイジャック!?
(大國塔子)この機に

乗り合わせている
国土交通副大臣を呼べ。

(小石川春夫)
大國塔子… 黒い女神か。

7分間の演説で 機動隊と
衝突を止めたといわれている。

(塔子)我々は 死をもって訴える。
(山上善春)爆弾…!? どこだ!?

(塔子)仲間が
そいつの手荷物に入れた。

(真壁有希子)
あの爆弾は偽物だった。

(北斗 偉)爆弾は本物でした。

今回のハイジャックには
裏がある。

爆弾と同じように
革命も偽物かもしれない。

(小石川)
爆弾の件を隠蔽したなら

真壁ちゃんは重要な目撃者だよね。
(菱本 進)邪魔者って事か。

(北斗)キントリに
大國の聴取はさせません。

そこまでおっしゃるなら
真壁に辞表を書かせます。

(監物大二郎)
大國が偽名に使った

小暮しのぶについては特定できた。
個人的な支援者って事?

(渡辺鉄次)今 奥多摩署と
足取りを探ってます。

(警察官)ありました!

(監物)小暮しのぶかどうか
すぐ確認しろ!

(警察官)こんなものが…。
(監物)うわあー!

(渡辺)遺体の鑑定結果が出ました。

ううー…!

(渡辺)三頭山の山中で
発見されたのは

小暮しのぶ 61歳。

(渡辺)「死因は ロープ状のもので
頸部を絞められた事による窒息」

「死後 約1カ月です」

「遺体と一緒に埋められていた
毛髪に付着の皮膚片が

小暮しのぶのDNA型と
一致しました」

凶器は あの おさげの可能性が
非常に高いと思います。

切り落としたうちの一本では
ないでしょうか。

ナベ。
はい。

カーナビ履歴によれば

大國は
6月5日に しのぶを絞殺後

被害者本人の車で 三頭山に
死体を遺棄したと考えられる。

車は その後 しのぶの
自宅駐車場に戻されていた。

50年も潜伏生活してたから

ナビの履歴の消し方が
わからなかったんだろう。

時代遅れの黒い女神を

50年前の日本から
引きずり出してくれ!

(横山)医師より
退院告知が出たので

警視庁へ移送する。

緊急事案対応取調班で
聴取を行い

その後
公安部で取り調べとなる。

(塔子)拒否します。

(三木)立ちなさい。

(横山)立て。

(三木)手を前へ。

うわっ…。
(三木)キャー! キャー…!

(有希子の声)小暮しのぶ殺害で
逮捕状が取れれば

最大48時間は こっちのもの。

たった1時間 譲ってもらうために
公安に頭を下げる必要はない。

(小石川)甘いね。
無名の市民が殺された事件より

世間を騒がせた
ハイジャックの調べが

優先されるだろう。

それに
大國は 4時には来ちまう。

まだ7時間もあるじゃない。

ギリギリまで証拠を積んで
逮捕状 請求しましょう。

君には やる事があるだろう。

本気で辞表を書かせたいの?

部長を黙らせるには
そうするしかないだろうね。

はい 失敗用。

私を
そんなに辞めさせたいですか!?

誰も「辞めろ」なんて言ってねえ。

管理官は 「辞表を書け」と
言ってるだけだよ。

刑事部長は 昨日
懲戒審査委員会に諮ると言った。

審査の間
捜査から外される可能性が高い。

しかし 辞表は 何枚書いたって

管理官が人事にあげるまでは
ただの紙切れ。

捜査はできる。

…って事は?

ハハッ…。

できないなら やらないで。

わかった!

♬~

このタイミングで
別件の逮捕状は請求できません。

では せめて 事情聴取の時間を
延長して頂けませんか?

ほう…
案外 素直に従いましたね。

真壁は 根っからのデカです。

保身より真相が追及される事を
望みました。

それとこれは別です。
延長はできません。

公安にとっては

逮捕・勾留48時間のうち
1時間でも渡したくない。

それを私が交渉したんです。

確認ですが 部長は
刑事部長であられますよね?

よくご存じで。

(後藤善一)
小暮さんの遺体が見つかった!?

(渡辺)小暮しのぶさんは
このビルの持ち主ですね?

(後藤)ええ…。
一番上に住んでおられたので

毎日のように のぞいてくれて…。

あの…
なぜ 亡くなったんですか?

(渡辺の声)現在 捜査中ですが
何者かに殺害されたとみられます。

(後藤)なんて事だ… なんて…。

失礼します。
(監物)来たか 炎上デカ。

光栄です。

あの…。

(肩をたたく音)
よろしければ。

ああ… ありがとうございます。

同じ係の真壁です。

(後藤)
あっ… すいません 取り乱して。

あの…

最後に小暮さんを見かけたのは
いつですか?

1カ月くらい前です。

突然 店に来なくなって…。

その時の様子を
教えて頂けませんか?

(後藤)店が引けたあと

いつものように
残り物を差し上げました。

お友達が飼ってるワンちゃんに
あげるという事でしたが…。

(小暮しのぶ)今日で最後。

(しのぶ)友達 引っ越すんだって。

いってきます。
はーい。

(後藤の声)またね。
(しのぶの声)はい。

ワンちゃん… 犬?

その友達というのは
この人ですか?

(後藤)さあ…?

僕 会った事ないので。

その後は
小暮さんと話してないんですね?

(後藤)ええ。
いくら電話かけても出なくて。

部屋に行ったら
洗濯物が干しっぱなしで。

失礼ですが 大家さんの部屋の鍵を
お持ちなんですか?

あっ… いや…。

それに 何度も電話したなんて
よほど お親しかったんですね。

大國塔子が病院を出ました。
午後4時に 調べ班に到着します。

我々に許された取り調べ時間は
60分。

綱渡りですが
よろしくお願いします。

(小石川)
まず 要点を整理しよう。 1。

50年ぶりに潜伏生活から出てきた
大國塔子は

7月8日 AJS432便で
ハイジャックを起こした。

2。

だが 大國が 宮越の秘書 東修二の
鞄に仕込んだという爆弾は

偽物の可能性が高い。
(菱本)3。

なのに 上は

爆発物処理班が処理中に
鞄もろとも爆発したと

発表しやがった。
4。

大國塔子には
潜伏生活を支えていた支援者

小暮しのぶを殺害した容疑が
かかっている。

(小石川)さて 黒い女神
大國塔子の真の目的は何か?

上層部は何を隠してやがるのか?

宮越副大臣の波島パーク疑惑と
ハイジャックの関係は?

そして…

真壁ちゃんの運命やいかに。

(管理人の声)ここの前の道で
鳩に餌をまいてたよ。

近所の奥さん連中は

「おさげのばあさん 気持ち悪い」
とか言ってたけど。

(有希子の声)
誰か訪ねてきたのを見た事は?

(管理人の声)そういえば
時々 女の人が来てたかな。

♬~

(監物の声)大國は 1970年以降
人生の大半を

小暮しのぶとして
潜伏した事になる。

♬~

(小石川の声)すでに大國は
重要人物視されていなかった。

国民青年派は
早期に転向した者が多く

実質は 解体同然だった。
革命は 一人じゃできない。

(ドアの開く音)
あっ…。

(後藤の声)いつものように
残り物を差し上げました。

お友達が飼ってるワンちゃんに
あげるという事でしたが…。

♬~

(有希子の声)
札幌は ご旅行ですか?

(塔子の声)お葬式。 昔の友達の。

(山上)失礼します。

警備部の山上と申します。

小石川さんは…?

(小石川)あっ 私です。

わざわざ すみません。

(山上)
たまたま受付にいましたので…。

奨太くん。

(菱本)どうした?

おじさんの顔が
見たくなったのか?

フフ… そんなわけないよな。

(東 奨太)あの… これ。

お父さんが死んだあとに
僕に届いたんだ。

開けていいの? 失礼するよ。

(東 修二)「奨太 よく聞いてくれ」

「郵便を送った。
中身は 『ゼオライアン』の筆箱」

『ゼオライアン』?
そんなの もう 好きじゃないよ。

(東の声)「その中に
大事なものが入ってる」

「誰にも知らせず 保管してほしい」

大事なものって…?
(東)「今は知らなくていい」

(東)ただ これだけは言っておく。

お父さんは嘘をつきたくなかった。

(東)お前が好きだ。

じゃあな。

(小石川)お父さんの携帯?

(菱本)じゃあ 誰のだい?
(奨太)わかりません。

誰にも
言わないつもりだったけど…。

「お父さんは
むちゃをしたから殺された」

「馬鹿だ」って言われて…。

(奨太)でも おじさんは
言ってくれたから…。

(小石川)何か 話したい事でも?

(小石川)私は お父さんは
立派な人だったと思うよ。

♬~

(小石川の声)よく来てくれたね。

大丈夫だ。
おじさんたちに任せてくれ。

よろしくお願いします。

(パトカーのサイレン)

♬~

戻りました。

これね。

(玉垣松夫)東さんの携帯に
照会をかけました。

相手の名前
イニシャルばっかり…。

(玉垣)一部は
番号から判明しました。

宮越副大臣が
裏金をもらったとされる

来栖川商事の渉外担当者

そして 波島市 経済観光局長…。

いずれも 宮越が接触していないと
言い続けている相手です。

東さんが連絡係だったようですね。

用心のために 知られてはならない
相手との連絡は

このレンタルを使っていた。

一番新しい通話の相手は?

事件当日の朝 公衆電話でした。

1カ月前から当日にかけて

同じ公衆電話との通話記録が
13回 ありました。

住所は… 西奥多摩町唐橋。

おわかりですね。

大國塔子が潜伏してたアパート!

(有希子の声)殺した大國塔子と
殺された東さんが

グルだったって事!?
(菱本)つじつまは合うな…。

宮越が飛行機に乗る事を
大國が知っていたのも

説明がつきますね。

(小石川の声)
鞄に 偽の爆弾を入れたのは

東さん自身だったのかもしれない。

でも 2人がグルだったら…

どうして
大國は 東さんを殺害したの?

(ノック)

(三木)大國塔子が到着しました。

まだ 4時になってない!

(横山の声)公安の聴取に
時間がかかるため

繰り上げて頂きます。

♬~

(三木)
現在の時刻は午後3時15分…。

4時15分には聴取を終え

公安部に
身柄を引き渡して頂きます。

♬~

あっ…。

(山上)東さんのご子息を
駅までお送りしました。

ご苦労さまです。

(山上)あの…。

大國塔子の取り調べに
立ち会わせてください。

そのために 本庁から来ました。

申し訳ありません。
捜査情報 漏洩防止の観点から

ご遠慮頂けますか。

…そうですよね。

失礼しました。

自分が中田の息子である事は

キントリの方には
言わないで頂きたい。

待って。

彼も あの日 機内にいた一人です。

…わかりました。

許可しますが
発言は控えてください。

感謝します。

どうぞ。

♬~

では 皆さん 出番です。

(かすれた口笛)

さて いくか!
(菱本)よっしゃ!

(小石川)敵は 7分間の演説で
知られた黒い女神。

どう攻める?

弱点は?
その演説よ。

本人も絶大な自信を持ってる。

(小石川)なるほど。
人は得意なものでつまずく。

おだてて うたわせれば…。

ボロが出るな。

あの… 久しぶりに
僕も交ぜてもらえませんか?

やだ!
ええっ!?

(玉垣)あっ! ちょっと あの…。

差し入れ
持ってきたんですけど…。

それ 早く言ってよ!

(一同)うぇーい。

(玉垣)これ これ。

(小石川)緊張しております。

黒い女神といえば

我々の世代にとっては
伝説の存在でした。

なぜ 50年の沈黙を
破ったんですか?

私は

国家の手先に未来を説くほど
落ちてない。

亡くなった東さんには
たっぷり語ったのかい?

(小石川)東さんが
匿名で使っていた携帯が

出てきたんです。

あなたの潜伏先近くの

公衆電話との
通話記録がありました。

東さんは あなたの
協力者だったんじゃないですか?

うーん… ねえ

あの… 我々とあいつがさ
つるむと

何か こう… メリットかなんか
あるわけですか?

(渡辺)間に合った!

どんな様子ですか?

(玉垣)残り時間 41分です。

(監物)ひと揺らし
欲しいところだな。

(小石川)「常識的に考えれば

民自党議員の秘書と
活動家のあなたは

敵対する関係です」

(小石川)「しかし

東さんが 個人的に

あなたと接触したいと思った
可能性は ないとは言えない」

「伝説の活動家を

政治的に担ぎ上げる
メリットはある」

「いかにも いかにも」

「ハハハハハハッ…!
ないない! 絶対ない!」

「また お目にかかりましたね」

「真壁有希子です」

(塔子)ああ… お嬢ちゃん。

「あなたが
デモでパクられた頃と違って

今は 警察も
最新鋭のシステムを備えています」

時代が変わったから進化したの。
誰かさんと違って。

(小石川)「おい 失礼だぞ」
えっ 失礼?

だって その人は
もう 黒い女神じゃない。

あなたの部屋を調べたら

ほとんど 他人が
出入りしてる様子はなかった。

「仲間なんて もう
どこにもいないんじゃない?」

全ての実社会的連絡を絶つ事を
地下に潜ったっていうんですよ。

「潜って
掃除でもしてたんですか?」

「革命関係の本は
リサイクルされてましたよ」

今の日本は

過去に拘泥している人間には
動かせない。

権利 金 同じように

思想を破り捨てる勇気を
持たねば…。

「響かない!」

「飛行機の中じゃ
すごい演説してたのに」

「私 思わず
聞き入っちゃったもん」

「東さんとは
どういう関係なんですか?」

「宮越副大臣の隠蔽を
糾弾するなら

あなた自身の偽りを
認めたらどうなのよ!」

偽りって なんだ?

「賞味期限切れの演説聞いたら
眠くなっちゃった。 はい…」

待て! おい 真壁!

そこまで言うんだったら
こっちに来たらどうよ?

自分だけ そんな安全な部屋にいて
人を批判するなんて卑怯だろ。

やった…!
駄目だ!

いい具合に うたってる。
このチャンス 逃すの?

駄目だ。 部長が見てる。

落とせなかったら
本当に お前は終わる。

(山上)あの… 東さんは
本当に殺されたんでしょうか?

はあ?
何をおっしゃりたいんですか?

昨夜 拡散されている動画を
できる限りチェックしたら

そのうちの一つは

大國塔子が刺したのではなく

東さんが大國の手を取って
自分に向けたように見えました。

(有希子の声)えっ?

東さんが
自分で刺したっていうの?

なぜ 急に 動画をチェックしよう
なんて思ったんです?

実は 昨日
副大臣から呼び出されました。

(宮越 肇)君は
その爆弾を見たのかな?

…いいえ。

(宮越)他に何か
気づいた事はないかな?

東の持ち物とか。

(山上の声)何か隠さねば
ならない事があるのかと…。

なんで 今の今まで黙ってたんだ!

そんなわけあるはずない

ネットをうのみにして
捜査を混乱させるわけには…。

あの… どの動画か
教えてもらえますか?

(東)「こんなやり方は
間違ってる!」

(玉垣)加工された形跡は
ないように見えます。

不自然なノイズもないですし

撮られた映像そのままです。

(操作音)

(東)「うう~!
こんなやり方は間違ってる!」

♬~

(塔子)「真壁 どうした?」

「逃げるのか?
逃避は 一番の恥だぞ」

(塔子)
確かに 警察は変わったわね…。

50年前はさ もう
被疑者を殴る暴力警官 多かった。

今は 口先だけの女刑事に
下手な芝居を打つ漫才コンビか。

真壁!

キントリの解散が迫ってるの。

後悔したくない!

解散って…?

あと3カ月で
この舞台も見納めって事だ。

モツさん
それを言わないでください。

<この男は 身の丈に合うことを信条として
生きている ごく普通の人間である>

<そんな彼の心の中に
新しい「家」の姿が生まれた>

(松坂)<その「家」は完璧でなくてもいい>
<…と思っている>

<自分と同じように>
<家族と一緒に作る 伸び代のある…>

<そんな「家」がいい>

<家は 生きる場所へ>

(塔子)「やっと
お出ましになりましたか

真壁さん」

「感動の再会ですね 大國さん」

ご指名にあずかって
我々の推論を申し上げましょう。

つまんない推論なんて聞かない。

私が質問する。
はい?

爆弾は… なんで爆発した?

やっぱり…
あれは 偽物なんですね?

私が質問してる。

なぜ 爆発した事になってる?

悪いけど 聴くのは私の仕事です。

どうして 爆弾の事を
今まで口にしなかったんですか?

余計な事 言ったら
利用されるだけだろ。

(塔子)「お前らは いつだって

大事なものを
すぐに隠してしまう」

「本当に そう」

私も そう思う。

大國さん。 私も

あのハイジャックの裏に
何があるのか知りたいんです。

今だけ 同志になりませんか?

我々は
同志という言葉は使わない。

仲間… でしたね。

どっちでもいい。 教えてください。

あなたと東さんは手を組んで
ハイジャック事件を起こした。

東さんは
波島パーク疑惑を告発するために

あなたを
誘ったんじゃありませんか?

そして 最初から
自分が死ぬつもりだった。

事件の被害者になれば
鞄は警察に回収される。

鞄の中に証拠を入れておけば
捜査機関の手に渡る。

ああ 警察は 妄想するのが
今は仕事なのか…。

刑事部長 どうしました?
(北斗)構うな!

あと26分です。

(菱本)心臓に悪いな こりゃ。

部長に許可を取らなくても
大丈夫ですか?

(足音)
もう遅い。

♬~

今すぐ
庁内視聴の回線を切りなさい!

(舌打ち)

梶山! これは命令だ。 すぐ切れ!

(操作音)

あれ?
おい どうした?

ちょっと待ってくださいね…。

なんで 髪を切ったんです?

えっ?

ハイジャックを起こす前は

長~いおさげ髪だったそうじゃ
ないですか。

(塔子)ハッ… 関係ないじゃない。

小暮しのぶさん ご存じですよね?

(小石川)あなたが30年以上
名乗っていた名前です。

知らないわけないですよね?

はいはい
ああ… 支援者の一人ですよ。

ほら 京浜プラントの
工事ミスかなんかで

決壊事故があったでしょ?

あれで ご両親かなんかが
死んだんですって。

だから 国を恨んでましたね…。

彼女 今 どこにいるか
ご存じですか?

さあ…。

おかしいな。

いつも ごめんね。

(有希子の声)
自宅の1階にあるレストランで

残り物をもらって
何日かおきに届けてましたよね。

店主には 友達の…

友達の…
ワンちゃんにあげると言って。

犬…。

(塔子)へえ…。

(操作音)
(北斗)真壁警部補!

「でも 1カ月前

突然 しのぶさんは
店に来なくなりました」

こう言ってたそうです。

今日で最後。
友達 引っ越すんだって。

(北斗)「真壁警部補 退室しなさい。
君は事件関係者だ」

♬~

ちょっと… 今 佳境なんだよ。
変な雑音 入れないで。

雑音!?
申し訳ありません。

(操作音)
真壁 残り19分です。

こちらは我々に任せて
追い込んでください。

なんですと?

「小暮しのぶさんは
三頭山の山中で発見されました」

殺害方法は 絞殺。

凶器は…。

これです。

あなたの髪の毛ですよね?

事件後 自分で切って

一本は部屋に

一本は…。

しのぶさんと一緒に埋めた。

しのぶさんと 今後の支援について
もめたんじゃありませんか?

それで… 彼女を殺した。

で やけを
起こしたんじゃないですか?

さすがに それはないか。

じゃあ
食料の調達が難しくなったから

3食付きの刑務所入りを
狙ったとか?

(北斗)「これ以上続ければ
警務部に是非を諮る!」

警視庁を辞める人間に これ以上
聴取をさせるわけにはいかん!

大國さん。

あなたに時間をあげます。

その間に覚悟を決めてください。

時間は7分。

7分…。

たった7分って思いますか?
思いませんよね?

だって あなたは

無血の7分間で
機動隊の攻撃を止める

奇跡を起こしたんです!

(足音)

(ドアの開閉音)

♬~
(結木)《さあ 行こう≫

≪フツーで トクベツな毎日へ≫

≪きっと いい風≫

《青空SUV 「タフト」》
<用品10万!>

(主人公)もらった

マジかよ

やるね!

≪新自由SUV ROCKY ダイハツ≫

<用品10万>

ああっ! 倒れそう!

(菱本)はい 糖分補給。

(玉垣)
僕が持ってきたんですけどね。

(北斗)真壁!

うまい…! 生き返る!

(北斗)真壁!

刑事部長。 私 辞める気なんか
さらさらありませんからね。

辞表を書くぐらいの気概でやれと
指示はしましたが…。

(小石川)そんな事 説明しなくても
部長は おわかりだよ。

(菱本)失礼だよ。

公安から来た人は
頭がいいんだぞ。

(北斗)終了後 取り調べの映像は
全て 私のほうで預かります。

これは 警視庁の権威を保持し
国民を不安に陥れないためです。

(ドアの開閉音)
(玉垣)はいはい はいはい…。

(渡辺)7分のブレーク終了まで
あと3分20秒。

(玉垣)19 18 17…。

7分も渡したら…。

残り たった12分だぞ!

マジで…

面白くなってきたじゃない!

(塔子の声)
「そこにいる警察官たちよ!」

「聞いてほしい!」

「今日だけは
武器を捨てようではないか!」

(塔子)「名も知らぬ者への恨みを
捨てようではないか!」

「それが 自由に向かって羽ばたく
という事ではないのか?」

「我々が
ただの空想家だと言うのなら

救いがたい理想主義者だと
言うのなら…」

できもしない事を考える…。

「大馬鹿者だと言うのなら!」

「何千回でも答えよう!」

「はい!」

そのとおりです…。

(小石川)あの時の演説ですね?

半分は借り物の言葉ですよ。

キューバの革命の本にかぶれた
19の女の子が まねっこしただけ。

(塔子)でも それが奇跡になった。

あの7分間は 永遠だ。

(塔子)「この50年間で味わった
全ての感情を足しても

あの7分間の興奮には
かなわない」

しんどい50年でしたね。

あなたのアパートで
窓から外を見ました。

あの場所で 何十年も
鳩だけを見ていたら

正常な判断力を失うのも
理解できます。

勝手に決めないでくれる?

私が
ハイジャックを決行したのは…。

鳩の餌が尽きたから…。

(しのぶの声)
これで最後にしてくれる?

実は 私 レストランのオーナーに
プロポーズされてて…。

婚姻届を出したいの。

だから 私の名前は もう貸せない。

♬~(ラジオの音楽)

元活動家の支援してたなんて
バレたら

駄目になっちゃう…。

「男に言い寄られて
浮かれるな」

「そんな事だから
国が駄目になる」って 言う?

♬~

(しのぶ)伝説の黒い女神が
黙ってんだ?

見る影ないね!

(すすり泣き)

(しのぶ)あんた 自分が ご近所に
なんて呼ばれてるか知ってる?

「おさげのばあさん」よ
「おさげのばあさん」。

(しのぶ)あんたなんか…

担ぎ上げられただけの
偽物じゃない!

だから 50年も…。

あっ あっ… ああっ…!

♬~

(ラジオにぶつかる音)
(ノイズ)

はあ…。 死ぬほど後悔した…。

(塔子)離してよ…。
離れたいんでしょ…。

(髪の毛を切る音)

(塔子)
私も すぐ行くから…。 ねっ。

ずっと そばで支えてくれた人を

手に掛けてしまった
わけですからね。

結構 お前 月並みだな。

ねえ… 50年も潜伏しててよ

あんな思想もない愚かな女を
殺したのを 後悔しただけよ。

ひどい…。

私には 死に場所が必要だ。
私にふさわしい死に場所…。

うん… だってさ

万が一 餓死かなんかして

そしたら
「あの大國塔子が老人の孤独死」

「飯の恨みで人殺し」なんて
書かれて終わるんじゃ

私の50年 台無しじゃない。

「死に場所が欲しかった」?
寝ぼけてんの?

聞け 警察官。 なあ。

(塔子)あの頃はさ
高度成長に伴う公害問題が

大きな問題になってた。

学生の反対運動による 経済活動の
停止を恐れた財界団体から

巨額の寄付を得て

宮越一郎って奴はね
大学管理強化法を発動したのよ。

そのせいで 私の仲間の多くは
痛めつけられた。

50年経った今
後を継いだ 息子の宮越肇が

今度は 波島パーク計画に
ゴーを出した。

大自然を 今度は
いけにえにするってわけだ。

宮越の不正に抗議して

国会議事堂前で
自決してやろうかと思った。

本当に そうしようと思って
抗議文を送った!

(小石川)しかし なぜ
ハイジャックを選んだんです?

東が ハイジャックを
持ちかけてきた。

(東)あなたを
飛行機の中で殺してあげます。

散り場所を
探しているんでしょう?

今の私には… わかります。

(塔子)あなた
殺人犯になっちゃいますよ。

(東)正当防衛になるように
仕組めば 無罪になりますよ。

相手はハイジャック犯です。

あなたの目的は なんですか?

(東)波島パーク疑惑を
告発したいんです。

でも 私の立場で検察に駆け込めば
家族に危害が及ぶかもしれない。

なんで ハイジャックなんですか?

あなたたちの世代向きだ。

馬鹿にしてんのか?

しつこいな あんた…。

武器もなくて ハイジャックなんか
やれるわけないじゃないの。

これが爆弾です。

(塔子)そんな…。 そんな茶番
通るわけないじゃない。

(東)茶番みたいな政治が
まかり通っている国です。

偽物で ちょうどいい。

(塔子の声)あいつは 宮越肇から

「全部かぶって 自殺しろ」って
言われたって。

(東)これは本物です。
青酸カリです。

これを機内に持ち込んで

疑惑について
訴えてくれませんか?

私が止めに入るふりをして…

あなたを刺します。

パソコンに
疑惑の証拠を入れておけば

警察が証拠品として押収します。
捜査機関に真実が届きます。

誰かが正義を通さなければ
この国は本当に滅んでしまう。

あなたの50年を
僕に委ねてくれませんか?

(塔子の声)正気じゃない。

でも
あいつみたいな目をした人間を

私は 昔は いっぱい見たんですよ。

ああいう奴らに殺されるのも
悪くない… ねえ。

でも 東さんは最初から
あなたを殺す気なんかなかった。

自決するつもりだった。

東さん 死ぬ時 あなたのほう見て
言いましたよね。

先生!!

私は許さない…。

許さない…!

(有希子の声)あなたを許さない
って意味だと思ったけど

あの表情は違う。

あれは あなたへの
メッセージだったんでは?

あなたは利用されたんですよ。

なのに どうして あなたは
東さんを殺してないって

言わないんですか?
あんたに何がわかるの?

わかるわけないでしょう。

どうして
生きようとしなかったのよ!

いや… えっ? ちょっと待って。
い… えっ 生きましたよ?

あんたに言われなくても
もう散々生きました!

50年隠れてねえ。

だから最後は かっこよく
死にたいんじゃない…。

かっこよく…。
ふざけないで!

大事な事よ。 何言ってんの。

金が欲しい?
美味しいものが食いたい?

穏やかな暮らし?

信条を持って 思想を語り
人の心を動かして 私は死にたい。

あり得ない。
私は 笑ったり しゃべったり

ドーナツを食べて美味しいと思う事が
一番だと思う。

今の若い奴らはさ

かっこつけるとかいうのは
ダサいとか言うんでしょう?

でもね
かっこよく生きるためには

人は 己の力以上の事ができる。

「勝利か死か!」 それしかない。

(小石川)
その言葉も… 借り物ですね。

爆弾が偽物なら
あなたも偽物ってわけね。

その自覚があるから

爆弾が偽物だって
言いたくなかったんじゃない?

かっこ悪っ!
じゃあ 真壁!

お前は 胸を張って
自分は本物だと断言できるのか?

自分の頭で
なんか考えた事あんのか?

そんなバッジ 与えられ
犯罪者を見下して

本物気分を味わってんじゃねえぞ。

じゃあ 本物とはなんだ!?

今! ここで! 説明してみろ!!

私は 少なくとも

殺人をごまかすために
死のうとは思わない。

ほほ~う 生きてりゃいいのか。
はあ…。

ここは 生きるに値する
世界なのか? 言ってみろ。

わかんない! そんな事!!

でも 大國さん…
あなたに生きてほしい!

生きて 罪を償ってほしい。

私は そのほうが
ずーっとかっこいいと思う!

死に場所じゃなく

残された時間 どう生きるか
探してほしい。

だから 嬢ちゃんだって
言うんだよ!

ここまでしゃべって
なんの理解もできない!

お前に言われなくても
私は もう死なない。

国の金で ご飯食べて
生き延びてやる。

爆弾を
本物にしなきゃいけないしな。

どういう意味?

お前には もう説明しない。

なんか聞いたら 答えると思うな!

あ? お前 真実 知って
どうするんだ?

「お前らは見てるだけか!」

「ほら こういう事だよ!」

「お前ら 大体な
こういう事なんだよ」

(塔子)「聞いてるだけ 眺めるだけ
なんも動きゃしない」

「じゃあ あなたが隠れてた50年は
なんなんですか!」

(記者)東さんは
殺害されたのではなく

自ら死を選ばれた
という事ですが…。

(記者)なぜ 自殺なんか
されたんですか?

私に関する疑惑を
犯人が口にした事に

秘書として
責任を感じたとしか思えません。

(宮越)「彼は日本を 民自党を

そして この宮越を
心から信じておりました」

「非常に残念です」

(電話)

「爆弾を使い 多くの人々の命を
奪おうとした彼女には…」

(奨太)「もしもし」

奨太くんかい? 小石川です。

「…はい」

お父さんが あそこまでして
正義を訴えようとした気持ちを

恥じる事はない。

ありがとうございます。
僕 頑張ります。

(小石川)「うん 頼んだよ」

(菱本)上は最後まで
隠し通すつもりだろうな。

証拠はない。

しかも 大國は 公安聴取で
黙秘を続けてるらしい。

あれ以来
ひと言もしゃべってないの?

皆さん 申し訳ありません。

北斗部長に
取り調べ映像を提供しました。

提出しちゃったの?
なんのための可視化よ。

その代わり
東さんの自殺についての発表は

勝ち取りました。

真実を発表するの
当たり前じゃない。

(小石川)すぐには
外に出せないものもある。

(菱本)それが俺たちの仕事さ。

東さんが残した携帯電話は
まだ こちらの手の中にある。

我々が真実を知った事は
消えてなくなるわけじゃない。

私は諦めてません。

俺もだ。
私もだよ。

そして 恐らく 大國塔子も。

「爆弾が本物になる」って

いつか全てを
明らかにするって事?

(小石川)さあね。

その時は キントリどころか
何もかも吹っ飛ぶだろうけど。

望むところよ!

ちょっと行ってくる。

ご苦労さま。

回収できたんだ。
さすがですね。

♬~

あの化石が
拘置所で病気になるとかして

死んでくれたら
助かるんだけどね。

(秒針の音)

♬~

(扉の開く音)

大國 食事だ。

(塔子)ありがとう 斉藤。

♬~

何? これ。

(扉の閉まる音)

♬~

♬~

♬~

フェアなゲームでいきましょう。
(松本)何者かに殴られたあと

川に落ちて溺死したと思われます。

(石倉衆二)余計な事は
しゃべらないに越した事ねえわ。

俺は八百長なんかしないぜ。

(菱本)奴の人気も
地の底まで落ちる。

どうせ みんな裏切んだよ!
その男が殺したって事?

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