緊急取調室 #3[字] …のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

緊急取調室 #3[字]

天海祐希vs岡山天音&神尾楓珠!
世界バンタム級チャンピオンをかけた戦いを目前に、人気ボクサーに殺人容疑!?キントリはフェアなゲームで被疑者をマル裸にできるのか?

◇番組内容
デビュー戦以来、不敗を誇る元不良人気ボクサー・石倉衆ニ(岡山天音)が、現チャンピオン・加賀見光一郎(神尾楓珠)に挑む戦いを目前に、週刊誌記者の殺人容疑がかけられた!石倉を犯人と決めつける刑事部長・北斗偉(池田成志)に反感を覚えながらも、真壁有希子(天海祐希)は取り調べを開始。有希子は先入観を持たずに取り調べをしようとするが、したたかにキントリの追及をはぐらかす石倉に疑念を持ち始め…?
◇出演者
天海祐希、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、塚地武雅、池田成志、でんでん、小日向文世

岡山天音、神尾楓珠、阿南健治、中村静香、生島勇輝、西ノ園達大、逢沢りな、松本実 ほか
◇脚本
井上由美子
◇演出
常廣丈太(テレビ朝日)
◇音楽
林ゆうき
◇主題歌
緑黄色社会『LITMUS』(EPICレコードジャパン)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】三輪祐見子(テレビ朝日)
【プロデューサー】都築歩(テレビ朝日)、残間理央(テレビ朝日)、松野千鶴子(アズバーズ)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/kintori/
☆Twitter
 https://twitter.com/kintori_tvasahi
☆Instagram
 https://www.instagram.com/exkintori/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 石倉
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  14. チャンピオン
  15. 会長
  16. お前
  17. リング
  18. 本当
  19. ドア
  20. パンチ

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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ABEMA



(三波孝次)石倉選手

5日後に迫った
タイトルマッチ

自信のほどは いかがですか?

(石倉衆二)
俺が負けるわけないっしょ。

当たり前の事 聞くなよ。

(梅本 勝)衆二さん!

(梅本)えー…
不敗のチャレンジャーとして

ここで… カメラの前で

チャンピオンに挑戦状を

たたきつけてみては
どうでしょうか?

苦労知らずのボンボン野郎の
ベルトを

引きちぎってやりますよ。
(記者)おお~!

(日高絵美)チャンピオン
すごい挑戦状が来ましたが

防衛に臨む意気込みを
お願いします。

(加賀見光一郎)
全力で試合に臨むだけです。

ハングリーが強さの条件
なんて時代が終わった事を

証明したいですね。

(司会)続きまして
写真撮影に移らせて頂きます。

(記者)ファイティングポーズ
お願いします。

(記者)目線 お願いします。

(カメラのシャッター音)

(記者)こっちもお願いします。

(記者)目線 お願いします。

(カメラのシャッター音)

(北斗 偉)この男です。

(菱本 進)
彼は 注目のボクサーです。

必ず チャンピオンになるって
言われてます。

(北斗)チャンピオンを
目指してるから罪を犯さない。

ほう~。

(梶山勝利)
容疑は なんでしょうか?

(北斗)殺人です。

(松本)一昨日の午後9時頃
江戸川区 事代川の橋梁から

河川に男が落下 溺死した。

確か 『週刊進帳』の記者…?

(松本)梅本勝 40歳。

さっき
インタビューしていた男だ。

この会見の9時間後に
死んだ事になる。

♬~

(パトカーのサイレン)

(松本の声)酒に酔って
転落したための

事故死と思われたが 検視の結果

左頬部に殴打痕
右側頭部に皮下出血。

脳の表面には
急性硬膜外血腫が認められている。

つまり 何者かに殴られたあと
川に落ちて 溺死したと思われる。

近辺の防犯カメラの映像を
確認させたところ

転落する2時間前に

石倉衆二が 被害者と歩いている
ところが記録されていた。

なお 現場は
石倉のジムから70メートルだ。

現在 捜査一課に
任意同行をかけてます。

到着したら 速やかに自供させて
逮捕に持ち込んでください。

石倉衆二を殺人罪で逮捕したら
今週末の試合は中止ですよね。

梶山くん
チケットでも買ってるんですか?

チケットは
30秒で売り切れたそうです。

(菱本)払い戻しだけでも
億単位の金が飛ぶな。

耳目を集める著名人を逮捕し
大きく報道される事は

犯罪防止の啓発に繋がります。

ボクサーだから殴ったとでも
いうんですか?

石倉は 暴力沙汰で
少年院にも入ってます。

少年時代の犯罪と
今回の事は別ですよね。

そうでしょうか?

一度だけならまだしも
二度 三度 罪を犯した者は

犯罪へのハードルが
低い傾向があります。

石倉がシロなら
土下座しても構いません。

土下座なんて
今どき 誰も喜ばない。

言ってる事が
むちゃくちゃなんだけど!

まったく あきれた偏見野郎だぜ。

人気者を逮捕して

ハイジャックの件から
目をそらしたいのかもね。

たとえ 失敗しても

解散する部署のせいに
してしまえば 腹は痛まない。

要するに 保身しか頭にないのよ。

ガード ガード ガード!

石倉選手は デビュー以来
14戦連続のKO勝ちを収め

バンタム級王座への
挑戦権を得ました。

得意の右ストレートで

夢のチャンピオンに
なれるでしょうか?

ナイス 右!

(アラーム)
はい オッケー。

お互いに礼して。

(山内 潔)あいつが何をしたって
いうんですか?

(渡辺鉄次)
あくまで 任意同行ですので

参考に お話を伺うだけです。

参考だけなら
試合のあとにしてもらえませんか。

(石倉)しつけえな。

石倉さん どうか お願いします。

衆二 試合の前だ。 お断りしよう。
なっ。

(石倉)シャワー浴びてくるわ。
(山内)えっ?

ご協力 感謝します!

♬~

あの… どうされたんですか?

警察って…
何か あったんですか?

♬~

亡くなった梅本勝が
石倉衆二について書いた記事です。

石倉衆二は 貧困と
父親の虐待から逃れるために

神奈川県の施設で育った。

17歳の時に
ボクシングを始めてからは

みるみる頭角を現した。

右ストレートの重いパンチは
立ちふさがる壁を次々に撃破。

なんか 昭和っぽいわね。

そんな彼に目をつけたのが

リング禍により
引退に追い込まれた

悲劇のボクサー 山内潔。
リング禍?

(菱本)ああ 「リングの禍」と書く。

試合中
相手が死んじまったりする事だ。

ルールにのっとった試合なら…。

過失致死に問われないの?
うん。

すねに傷を持つ者同士
磁石のように惹かれ合ったのか

山内の指導と
本人の才能によって

石倉は チャンピオンを狙える
位置まで上り詰めた。

彼は 罪を犯した過去を明かし
全てをさらけ出して闘う事で

ボクシングファンのみならず

女性や子供たちからの人気も
高まっている。

1カ月後に挑戦する相手は

歯科医の息子にして
慶明大ボクシング部出身の

異色のチャンピオン
加賀見光一郎。

片や 自他共に認める
元不良少年

片や 大卒のプリンス。

正反対の2人の試合の行方は
注目を浴びています。

(電話)

はい 調べ班。

承知しました。

皆さん 出番です。

準備万端とは
到底 言えないけど…。

仕方ねえ。 やるか。

とにかく 偏見は禁物だから。

フェアなゲームでいきましょう。

フェアよ。

♬~

いつも 試合は拝見してますよ。

お忙しいところ
ご足労頂き すみません。

そういうのいらねえ。
聞きたい事 何?

ノックアウトが身上のあなたに
もったいぶっても仕方ないよね。

この人をご存じですか?

名前は 梅本勝さん。
『週刊進帳』の記者。

7月12日の夜に亡くなりました。

その日は
タイトルマッチの会見でしたよね。

梅本さんも会見に参加して
あなたに質問をしています。

「何か
思い当たる事はありませんか?」

「ねえよ」

「亡くなる少し前 現場近くで

あなたが
梅本さんと歩いているのが

防犯カメラに記録されています」

なんで そんな事 調べてんだよ。

こいつ 酔っ払って
川に落ちたんじゃねえの?

それが…
お酒が原因じゃないんですよ。

誰かに殴られて
何かにぶつかって

頭にダメージを受けた事が
わかっています。

殴られたのは 左の頬。

石倉さん 右利きでしたよね?

俺がボクサーだって
知ってんだよな?

素人 殴るわけねえだろ。 あほか。

参考のために伺います。

7月12日 午後6時から8時の間
どちらにおられました?

減量で 頭回ってねえから
覚えてねえよ。

どうしたの? その右手。

気分悪いな…。 帰るわ。

質問にお答え頂けませんか?

これ 任意同行だろ?
強制はできねえはずだ。

随分 お詳しいんですね。

あんたらには
何回も世話になったからな。

こっちが ちょっとでも
間違った事 言ったら 大喜び。

つっこみどころ見つけたぞって
ヘラついて 責めてくる。

余計な事は
しゃべらないに越した事ねえわ。

♬~

なあ。 話す事 話して
すっきりしたほうが

心置きなく
試合に臨めるんじゃないか?

そんな手には乗らねえよ
おっさん。

♬~

(ドアノブを回す音)
(石倉)おい 開けろ。

(記者)石倉選手が
警察に捕まったって本当ですか?

(記者)
試合に影響はないんですか?

(監物)なんで
こんな集まってんだよ!

(渡辺)裏口から
入ってもらいましょう。

どうぞ。

(三波)すいません 石倉さん。
何かの捜査だったんですか?

ああ 違う 違う…。
はい 止まって 止まって…。

もしかして
梅本勝の死んだ事件ですか?

私 梅本と同じ編集部だったんで
彼の事は よく知ってるんです!

(監物)ああ 待って…
待って 待って。

(石倉)「聞きたい事 何?」

人気者は
警察がお嫌いなようですよ。

ボクサーに
おしゃべりはいないだろうが。

菱やん
彼のイメージに踊らされてない?

こいつ 本当は 相当したたかよ。

確かに 目線の動きを見ると

常に相手の出方を見てから
間を空けずに発言してますね。

距離を縮めたけど
パンチを全部よけられた感じ。

「ねえよ」

おばはんの心証はクロ… なのか?

うん…。 部長に
影響されたわけじゃないけど

石倉は 梅本さんに会った事を
認めなかった。

それに アリバイについても
はぐらかした。

明らかに この点は
おかしいと思う。

クロなら なんで わざわざ
聴取を受けに来たんだ?

最初に 「聞きたい事は何?」って
言ってきたでしょ?

捜査が どのくらい進んでるのか
知りたくて

任意同行に応じたとしたら?

だとすると… 動機はなんだろう?

タイトルマッチを数日後に控えた
ボクサーが

ジムに内緒で
1人で記者に会うなんて…。

(電話)

はい 調べ班。

(監物)記者に
石倉を任同したのが漏れてる。

マスコミの連中が感づきやがった。

「早いですね。
こちらでも対応を考えます」

待て。
怪我の功名というのも変だが

有力な情報が手に入った。

(監物)何をご存じで?
言うわけないでしょ。

俺ら ネタで食ってるんですよ。

(監物)さっき 被害者の事を
よく知ってるなんて言ってたけど

あれ 石倉さんに対する
金銭の要求かな?

脅迫だっていうんですか!?

あと あんたに
少し押された気もします。

俺がチクったって
言わないでくださいよ。

梅本の奴 特ダネをとるために
あちこちに金をばらまいて

相当 金に困ってたみたい。

死んだ同僚の事を
悪く言いたくないけど

あんまり いい話は
聞いた事なかったな。

ちょっと失礼。

月並みだけど 今回の事件…。

(監物)「金銭絡みじゃねえか?」

何かで脅されて
1人で会いに行ったって事?

(男性)お疲れさまでした。
(女性)お疲れさまでした。

(山内)衆二… 気にするな。

トップを狙えば
いろいろ言う奴が出てくる。

堂々と闘えばいい。

堂々と…?
うん。

俺 ガチでやったかもよ?

お前が人を殺すわけがない。

なんで?

俺が… 人を殺した人間だから。

罪にこそ問われなかったがな

相手の命を奪ってしまった事は
忘れた事がない。

ボクサーだからこそ
命を粗末にしちゃならない。

その事を この6年
お前に たたき込んできた。

俺は お前を信じてる。

会長。
ん?

信頼なんてよ…
簡単に裏切られるもんだぜ。

(ドアの開く音)

(大橋)会長!
大変です! 加賀見が…。

(山内)えっ?
(大橋)これ…。

「加賀見光一郎です」

「一部報道やSNS上で

石倉選手が警察に呼ばれたと
拝見しました」

「警察から
正式な発表はありませんが

ボクシングファンの間では

試合はどうなるんだと
心配の声が上がっています」

「もちろん 僕は
試合をしたいと考えています」

「しかし そのためには
石倉選手に

顔を出して
ちゃんと説明して頂きたいですね」

「だって 彼は何も隠さず

全ての過去をさらすのを売りに
しているそうじゃないですか」

「本当に 何も隠していないのなら

自分の言葉で語る責任があると
僕は そう思っています」

(殴る音)
(山内)衆二!

被害者が所属していた
『週刊進帳』の編集部によると

被害者は
過激な取材をしていたらしい。

これ… これ。

人気俳優のダブル不倫
大物作家の盗作疑惑

ミュージシャンの薬物問題。

恨みを抱いてる奴は
なんぼでも いそうだな。

だが 危ない筋に金を払って

各界のスキャンダル情報を
買っていたのは本当らしい。

会社に
借金の取り立てが来た事もあった。

返済の金を作るために

人気者の石倉に近づいた可能性は
ありますね。

取材の段階で
弱みを握ったのかもしれません。

梅本の金の出入りを洗い直そう。

はい。

あっ タマちゃん?

♬~

♬~

(監物)
どこまで… 行くつもりだ…。

(渡辺)モツさん 休んでください。
僕が追います。

(監物)馬鹿にすんな…。
車さえ壊れなきゃな。

「いだてんのモツ」
俺の昔の呼び名だよ。

♬~

(荒い息)
助かった…。

モツさん。
はい…。

♬~

(チャイム)

なんの用です?

(石倉)
「あんたに聞きたい事がある」

「下りてこいよ」

(加賀見)
やめましょうよ こういうの。

試合前に会ってるところを
誰かに見られたら…。

(石倉)「誰に…」

あの事を聞いた?

(加賀見)「あの事?」

死んだ梅本が言ってたんだ…。

お前から聞いたって。

(加賀見)「ああ…」

僕というより
業界は みんな 知ってますよ。

(石倉)「ああ?」

(加賀見)知らないのは本人だけ。
よくある事です。

ここままじゃ いけませんよね。

僕は 全てを公にするべきだと
思ってます。

あっ…
彼女の事なら心配いりませんよ。

僕がついてますから。

今も慰めてたところです。

なんなら 代わりましょうか?

(加賀見)絵美ちゃん。

(絵美)「やめてください」

ナベ。
はい。

(ノック)

びっくりしたー。

春さんから頼まれてた
梅本勝の銀行口座の照会

終わりました。

遅くまで悪い。
いえ。

僕も ひそかに
石倉のファンなんです。

元不良って
なんか 憧れがあって…。

石倉が犯人じゃないのを
望んでるんだ。

あっ… すいません。

見てください。

事件の3日前 被害者は

カード会社に
50万円を送金しています。

カードローンの返済か…。

その前日の午後2時20分

残高がほとんどなかった
銀行口座に

50万円が振り込まれています。

振込人名義は梅本勝本人。

その2週間前にも 同じように
本人名義で20万円が…。

自分宛てに振り込むなんて
変じゃない?

なんで
そんな面倒くさい事したんだろ?

うん… 名前を
隠さなければならない人物が

梅本の名前で
振り込んだのかもしれません。

タマちゃん…!

えっ? もしかして
銀行の防犯カメラ映像ですか?

あれ借りるの大変なんですけど。

これもつけるから。
(ため息)

わかりましたよ…。

ところで 何を
一生懸命 見てたんですか?

ああ… ちょっと
石倉の表情が気になってさ。

(玉垣)
さすがに自信ないんですかね?

本人に聞いてみたいところですね。

♬~

「体験レッスン募集」って
ホームページに書いてあった。

女性のダイエットにも

ボクシングは
効果的なんですってね。

あっ これ 捜査じゃないから。

事件の事は一切聞かなーい。

衆二 後輩が来たぞ!

(一同)こんにちは!

(男の子)これ 使ってください。
(男の子)使ってください。

(男の子)頑張ってください。
(男の子)これも どうぞ。

(山内)どうした?

みんな
お前を激励に来てくれたんだぞ。

…ありがとう。

試合 頑張ってね!
(男の子)チャンピオン なってね。

人 殺したなんて 嘘だよね?

おっ!

(山内)おお いいパンチだ!
(女の子)私もいいですか?

(山内)やれやれやれ!

もっともっと!
ジャブジャブ! ジャブ! よし!

(男の子)僕も。
(山内)おっ ストレート!

おお いい…! おお いいぞ!
いけいけ! よし! いいパンチだ。

ねえ
スパーリングの相手しようか?

なめてんのか。

これでも
格闘技の訓練は受けてる。

特に 前の部署は
危険と隣り合わせだったから

本格的にやった。

おい みんな 悪い!
ちょっと外してくれ!

(一同)はい!

いったんあけよう。 あけよう。

衆二 試合前だからな。

♬~

ねえ さっきの子たち
石倉さんの出た施設の子たち?

優しいのね
招待してあげるなんて。

ボコボコにしても恨むなよ。

♬~

遊びは終わりだ。

♬~

(息を吐く音)

うわっ!

ねえ あさっての試合 勝てそう?

当然だ。
150パーセントでやってやるよ。

150パーセントでやったら
相手の人 死んじゃうんじゃない?

ああ~…。

そうなったら面白えよな。

♬~

あの…。

(石倉)みんな もういいぞ!
(一同)はい。

石倉が 加賀見を
殺すつもりだというのか?

「死んだら面白い」なんて
冗談だよ。

普通は そう思うよね。

でも 私には本気に聞こえた。

会長も不安そうに見てた。

えっ そういえば
石倉のジムの会長は…。

そう。 だから 石倉は
リング禍を狙ってるんじゃない?

試合中に殺せば
罪には問われない。

なんのために? そんな事したら

梅本殺害の疑いが
強くなるだけだろう。

(菱本)何より
ボクシングは続けられなくなる。

真壁の見立てどおりだとすると
そうなっても構わない理由を

石倉は
抱えてる可能性がありますね。

(息子)<母は… どんな人だったんですか?>

(父)<厳しくて 優しい人でした>

<矛盾してますね>
<人はみんな 矛盾しているものです>

<ともみさんも矛盾していますか?>
<矛盾だらけです>

<そんな人が先生でもいいんですか?>

<みんな ホッとするんじゃないでしょうか>

<僕も 先生になれるかもしれないですね>

<ほら 小さな希望が生まれましたよ>

♬~

♬~

(石倉)来てたんだ。

加賀見さんとは何もない。
相談してただけ。

(絵美)だって 梅本さんの事

衆二が
何も説明してくれないから…。

(鍵が落ちる音)

いてもたっても
いられなくなって…。

信じてないのか? 俺の事。

信じてたよ。

深い関係にならなかったのは
衆二のためを思って…。

恵まれない環境で
たくましく生きてきた衆二は

これまでに
出会った事のない人で…。

珍しいおもちゃってわけか。

ひどい…。

帰れ。

俺と会ったりしてた事が
わかったら お前も終わりだぞ。

さようなら。

♬~

日高絵美は 加賀見と石倉に
二股かけてたのか。

梅本が生きてたら
喜びそうな展開だな。

スポーツキャスターですから

取材で家を訪ねる事も
あるんじゃないですか?

ナベ 君には あの様子が
取材のあとに見えー…。

見えないっす。
見えないよな。

100パー ないよ。

モツさん。
うん?

(車のドアの開閉音)

奇遇ですね 三波さん。

ちょっと待って。
痛い… 痛い…。

痛い痛い 痛い痛い…。

(監物)ナベ ナベ 握力。 握力。

(ノック)

よつば銀行 豊洲支店の
防犯カメラ映像を取り寄せたところ

非常に意外な人物が…。
意外?

さて 誰でしょう?

一番 意外なのは…。

(有希子・菱本)えっ?

対戦相手の加賀見光一郎でした。

どういう事だ?

加賀見も石倉も両方
梅本に脅されていたという事か?

ねえ ちょっと これ見て。

(操作音)

(菱本)会見の映像か。

加賀見が石倉に何か言ってるの。

その言葉に 石倉が表情を変える。

石倉は 強い闘争心を頼りに
上り詰めた人間でしょ。

公の場で あんな顔するかな?

それは言えてる。

あの… 何を言ってるのか
僕も見直してみたんですけど…。

タマちゃん!

(玉垣)発語は15語以内。

母音を発する時の口の動きと
前後の文脈から類推してみると…。

時間かかっただろう。
はい。

(玉垣)最初は 「俺は」

最後は 「なんかしないぜ」だと
思われます。

問題は真ん中です。

ア段の「タ」か「ヤ」
オ段の「オ」か「ホ」に

拗音の組み合わせのように
見えるので…。

「タオショウ」 「ヤオショウ」
「タオチョウ」

「ヤオチョウ」…。

「俺は八百長なんかしないぜ」。

ああ~。
おお~。

本当なら 大スキャンダルですね。

奴の人気も地の底まで落ちる。

それを加賀見が知っていた。

梅本殺害と
無関係じゃなさそうだね。

やっぱり
試合をさせるわけにはいかない!

(大橋)よっしゃ!
効いた効いた 効いた効いた…!

まとめろ! まとめろ!
まとめろ! そう!

効いてる 効いてる!
いいぞ 衆二!

よし いいぞ。
計量まで あと4時間だ。

(山内)どうぞ。

失礼します。

新たにお話ししたい事が
できましたので…。

警視庁に
ちょっと来てくれるかな?

行くわけねえだろ。
試合は明日なんだよ。

(山内)衆二! 行ってこい。

えっ?

勝つためには

王座を狙うにふさわしい人間だと
証明したほうがいい。

勝ちたいんだろ?

心置きなく試合に臨むなら

話す事 話して
すっきりしたほうがいいと思うぜ。

なあ?

♬~ <ありえない>

<あんなにクールなデザインで…>

<車内は広い>

<やっぱり…ありえない…>

<用品10万>

(カクカクシカジカ) どうも カクカクシカジカです
突然ですが

あなたの生活必需品って何ですか?

この時代・・・クルマも生活必需品に

なりつつある!・・・と思います

<だから用品10万!
ダイハツ行ってみよ!>

♬~

♬~

現着。

こちらも リングの準備完了です。

「よーし! 今日は
オンラインでいっちゃう?」

面白くなってきたじゃな~い。

言われた。

絶対ダウンは取られない!

(一同)うぇーい。

♬~

(石倉の声)2時から計量だ。
それまでには帰る。 いいな?

では 手短に。

おとといの夜

加賀見さんのマンションを
訪ねましたよね?

つけてたのか。

(菱本)
なんのために会いに行った?

試合前に
対戦相手に会いに行くなんて

聞いた事ねえからな。

ああ… 宣戦布告に来たんですよ。
負けないぞって。

本当ですか?

そんな事を自宅にまで言いに来る
ボクサーがいるとは思えませんが。

(加賀見)無理に減量しすぎて

思考力が
低下してるんじゃないですか?

殺人の疑いも受けてるわけだし。

(小石川)まだ 殺人と
決まったわけではありません。

そういうあなたと
亡くなった梅本さんは

どういう関係でしたか?

僕?

別に。 取材を受けたくらいです。

でも あなたは

梅本さんの口座に
50万円 振り込みましたね。

亡くなる4日前の午後2時20分。

よつば銀行の
防犯カメラの映像です。

謝礼です。

前回の防衛戦の際に

相手選手のデータを
リサーチしてもらったんで。

ほう… リサーチ?

では この 2週間前の20万円は?

どうして黙ってるんですか?

じゃあ 話しやすいように
材料を提供しましょうか。

♬~

加賀見さん あなたに
なんて言ってるんです?

(加賀見)さあ?

随分と細かいところが
気になるんですね。

(小石川)我々の仲間に

唇の動きを読み取って理解する
訓練を受けた者がいましてね。

わかるんです 何を言ってるか。

(加賀見)
俺は八百長なんかしないぜ。

(有希子の声)
そう言われたんじゃないですか?

そして あなたは
その八百長をネタに

梅本さんから脅されていた。

はあ…。
今 何時? 計量あるから帰るわ。

まだ なぜ 梅本さんと
会っていたのか聞いていません。

約束が違うだろ!

右手の怪我の理由も聞いてないぞ。

あんたは バンテージも巻かずに
練習する奴じゃないはずだ!

「真壁 いったん戻ってくれ」

何!? これからって時に!

モツナベからだ。
今 必要な電話? はい。

今 三波が 被害者を殴ったと
吐いたところだ。

えっ? 何? 突然。

えっ… 誰が誰を殴ったって?

三波が梅本を殴ったんだよ!

ああ えーと… 右手 怪我してる。
間違いねえわ。

(渡辺)モツさん。

すいません
今 三波という男の部屋にいます。

(監物)「あの夜 石倉の前に…」

梅本と こいつが…
梅本と三波が会ってたんだよ!

僕は殺していません!

(三波)「殴っただけです!」
えっ どういう事!?

(渡辺)
「監察医に確認したところ…」

殴打による急性硬膜外血腫が
起こっていた場合

直後ではなく 数時間後に
影響が出る事もあるそうなんです。

(監物)梅本は
キャスターの日高絵美が

石倉 加賀見の両方と
デートしてるところを撮って

記事にしようとしてたんだよ。

じゃあ
加賀見が金を振り込んだのは

その記事を もみ消すため!?

それに気づいた三波は

後輩をたしなめようと
梅本さんを呼び出して…。

(三波)お前 何やってんだ。
記者にもモラルが必要だろうが!

(梅本)ヘヘヘヘッ…。

嫉妬ですか? 三波さん。

まあまあ… 加賀見の女の件は

もう ボツでもなんでも
いいんですよ。

本人から
追いネタを手に入れたんで。

おい… 加賀見から?
何を聞いたんだ!?

言えませんよ。

あんたなんかには
絶対とれないネタだよ。

ハハハハハハハッ…!
惨めだなあ~。

悔しかったら
きれい事 言ってないで

いいネタとれや!
ああっ…!

だあっ! 痛え…!

ぐうっ…! うう…!

うっ イッテ…! ぐう…!

お… 終わりだぞ お前!
ハハハハハッ…!

クビだよ クビ! アハハハハ!
ア~ッハッハッハッ…!

(ドアの開閉音)

殺すつもりは なかった…
本当です!

部長の偏見を笑えないな…。

素人のパンチで
ダウンする事だってある。

どうしよう 私…

石倉の態度に引きずられて

いつの間にか
犯人だって決めつけてた…。

しっかりしろ!
お前にタオルは投げないぞ。

起きてしまった事件を
解決するだけでいいのか?

これから起こるかもしれない
犯罪を防ぐ事も

俺たちの仕事なんじゃないのか?

うん。

はい わかりました。

加賀見さん あなたが なぜ
梅本さんに金を払ったか

わかりましたよ。

口止め料。

おまけに
ライバルのネタ提供ですか。

なんですか? いきなり。

(小石川)八百長の情報は
どこから入手したんです?

裏付けを取りますので
教えて頂けますか。

八百長の件 梅本さんに言ったの
あなたですね?

証拠はあるんですか!?

聞いているのは こっちです。

何度もゆすられて

最後の手段だったんじゃ
ないですか?

(石倉)どけよ。

(ドアの開閉音)

(石倉)何 コソコソやってんだよ?

(ドアの開閉音)

今 ここには
私と石倉さんしかいない。

1対1。 今度こそ
私をボコボコにしていい。

「やんなさいよ」

「この部屋は 私たち刑事にとって
リングみたいなものだから

何かあっても
罪には問われないかも」

正々堂々と闘うのが
石倉衆二じゃないの?

勝負もしないで
リングを下りる気?

案外 見かけ倒しね。

いい加減にしろよ。

俺は 絶対に…!

八百長なんかやってない。

何も知らなかったんだ。

(石倉)なんで 八百長なんて…。

(梅本)だから

マジで闘ってるつもりなのは
あんただけで

向こうは わざと負けるように
言われてたんですよ。

もちろん…。

(梅本)
山内会長が仕組んだ事ですよ。

興行をやってる団体と
握ってるんだよ。

会長が?

ハハッ… 嘘だ。
適当な事 言ってんじゃねえ。

やめてくださいよ もう!
怖いなあ。 ヒヒヒッ…!

キャスターの彼女も ファンも

これ 聞いたら
一気に逃げ出すんじゃねえの?

ハハハハハッ…!

誰に聞いた?
ああ?

誰だーっ!

加賀見さんですよ。

今度の試合で負けたら 八百長の件
ぶちまけるつもりじゃないの?

俺が止めてやってもいいっすよ。

タダじゃねえけどな。

俺にたかるつもりで呼んだのか?
このクソ野郎がっ!

(荒い息)

(梅本)うう… うっ! ぐうっ…!

♬~

こんな雑魚いのを殴ったら

ボクサー人生が
おしまいだと思った…。

試合が終わるまで
絶対に誰かを殴る事がないように

包帯を巻いてたんだ。

俺は やってねえ。

なのに… リングで殴り殺すんだ?

加賀見さんは 八百長をバラして
あなたをはめようとした。

試合中に加賀見さんを殺せば

あなたに黙って八百長をさせた
山内会長にも復讐ができる。

会長は 昔 相手を事故死させてる。

同じ事故が起これば
指導方針を問われて

間違いなく
ジムは倒産するでしょうからね。

…ほら やっぱりな。

警察は 都合のいい筋を
勝手に書きやがる。

年少に送られた時と同じだ。

やってない事まで
押しつけやがった。

子供たちは どうするの?

あなたがパンチを受けた
あの子たちに電話をして

「俺は絶対に相手を殺さない」って
誓いなさいよ!

(携帯電話の振動音)

梶山です。

(小石川)加賀見が供述した。

彼は
チャンピオンの器じゃなかった。

この試合 勝者はいないようだ。

今から言う事を 取調室に伝えて。

なんだ? これは。

縁起でもないもん
置くんじゃねえよ!

石倉さん…。

会長は どうして

あなたに 八百長の事を
隠してたんだと思う?

だますために決まってんだろ。

なぜだと思う?

だから! 俺を利用して
金を儲けようとしたんだよ!!

違う!

八百長なんて なかったの
最初から。

八百長の話は 加賀見の作り話。

ついさっき
加賀見が自供したそうよ。

梅本さんに脅されて

口止めのために
あなたを売ったんだって。

それで あなたが転落すれば
一石二鳥だから。

あなたに
人気もタイトルも奪われるのが

怖かったって。

♬~

(菱本)うっ! ぐっ…!

(石倉)離せっ!!

(菱本)うっ… ぐっ…!

俺は… 俺は…!
そんな嘘のために…!

馬鹿か… 馬鹿だ!

どうして
会長を信じられなかったの!

一番の味方なのに!

どうせ みんな 裏切るんだよ!

(菱本)男同士が
リングの上で殴り合うんだ!

相手 信じなきゃ
ただの殺し合いだ!

会長は それを あなたに
教えてくれたんじゃないの?

♬~

宝を大事にしとけ。

♬~

(机をたたく音)

(ノック)

失礼します。
(北斗)はい。

監物 渡辺 両名が逮捕した記者が
自供しました。

容疑は傷害致死です。

「ボクサーだから殴る」ではなく
「ボクサーだから殴らない」…。

逆だったんですね。

嬉しそうですね。

あの…
土下座すると言ってましたけど

あれは冗談です。

まあ 貸しにしておきます。

キントリを 最後まで
よろしくお願い致します。

はい。

(ドアの開閉音)

(しんじ)ああ~ 試合中止かあ。

残念だなあ!
楽しみにしてたのに…。

もっと強い相手と戦うんだよ
これから。

いい事 言うねえ。
お待たせしました。

(しんじ)いらっしゃいませ!
どうぞ。

部長も
今回は満足されたでしょう。

(小石川)今回は
モツさん ナベちゃんに

助けられたね。
そうでしょう?

俺のために乾杯してもらえます?

おう。 乾杯!
イエーイ!

真壁さん
まだ かかりそうですか?

(渡辺)落ち込んでるんですかね?
石倉さんを疑ってた事。

かわいいとこ あるじゃねえか。

結果としちゃ
新たな殺しは防いだのになあ。

ええ。 くだらない嘘のせいで

起こらなくてもいい犯罪が
起こるところでした。

今回の件で知ったんだけどね

ボクシングって

アダムとイヴの息子の
兄弟喧嘩が起源らしい。

で 兄貴が弟を殺してしまったと。

♬~

(石倉)俺…

もう上がれねえ。

リングを汚そうとした。

勝負は きれい事じゃない。
つべこべ言わずに上がってこい!

♬~

(小石川の声)
兄は 弟の遺体を隠した。

弟の行方を聞かれて 兄は言った。

「知らない。
俺は弟の番人じゃない」。

それが 人類が最初についた
嘘なんだそうだ。

♬~

事故じゃなく事件だっていうの?
(橘 頼子)お話しする事は

ありません。
早く死刑にしてください!

(北斗)疑いようのない証拠が
あるじゃないですか。

(折原政人)犯罪者の命は軽いと
おっしゃるんですか?

絶対に死なせないぞ。
あんたみたいのがいるから

女が馬鹿にされるのよ!
(頼子)お前に何がわかる!

〈これまでの放送を全部見るなら
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