【よるドラ】古見さんは、コミュ症です。(2)[解][字]…のネタバレ解析まとめ
出典:EPGの番組情報
【よるドラ】古見さんは、コミュ症です。(2)[解][字]
只野(増田貴久)は旧友のなじみ(ゆうたろう)からの告げ口で、校内の生徒たちが古見(池田エライザ)と親密なことを理由に只野を敵視していることを知ってがく然とする。
番組内容
只野(増田貴久)は旧友の長名なじみ(ゆうたろう)からの告げ口で、校内の生徒たちが古見(池田エライザ)と親密なことを理由に只野を敵視していることを知ってがく然とする。さらに只野は、ヤンキーキャラで校内から恐れられている片居誠(溝端淳平)から何かにつけて付きまとわれる。そして、マンバメイクの同級生・万場木留美子(吉川愛)が、只野と古見の前でちょっとした粗相をくり広げてしまうのだが…
出演者
【出演】増田貴久,池田エライザ,溝端淳平,吉川愛,ゆうたろう,【語り】高橋克実
原作・脚本
【原作】オダトモヒト,【脚本】水橋文美江ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
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彼の名は 只野仁人。
ごくフツーの高校生…
と本人は思っている。
いわゆる人づきあい
コミュニケーション能力も
ごくフツー… と本人は思っている。
一方… 世の中には
人とのコミュニケーションが
苦手な人間がいる。
留意すべきは 苦手というだけで…
関わりを持ちたくないとは
思っていないことだ。
彼女の名は 古見硝子。
(只野)古見さん。
おはよう!
只野くんは知っている…。
古見さんが
コミュニケーションが苦手であることを。
そして そんな彼女が…
本当は どれだけ人としゃべりたいか。
本当は どんな思いでいるか…。
♬~
更に 只野くんは知ってしまった…。
古見さんが… どうやら あっという間に
学校のマドンナと呼ばれるほど
一目置かれていることを。
そして そのことを古見さんは
よく分かっていないということ…。
[ 心の声 ] まさか…。
[ 心の声 ] 大いなる勘違いをしている!
(なじみ)只野く~ん。
長名なじみ。
只野くんの幼なじみ。
隣の隣のクラス。
あのさ ちょっといいかな。
イェイ イェイ イェ~イ!
あ~…。
古見さん 内心驚いている。
今のは何!?
何? どうしたの?
これは ボクが言ったことじゃなくて
ボクのいっぱいいる友達が
言ってたことなんだけどね。
そんなに友達できたの?
前から顔なじみばっかりだし。
ほぼほぼ み~んな友達。
相変わらず すごいな。
あっ じゃあ 古見さんのことも?
待って。
古見さんに近寄っちゃダメ。 嫌われる。
どういうこと?
古見さんは もう一部じゃ
「古見様」って呼ばれてるくらい
高貴な位置にいっちゃってんの。
知ってる。
知ってんの?
何となく…。
じゃあ 分かるだろ? 空気読んでね。
何が?
だから~
「何だ あの只野ってヤロー。
下駄箱で古見様からメモ受け取ったことが
どんな奇跡か分かってんのかよ カス。
馬のフン以下が
古見様と同じ空気吸えてるだけでも
ありがたいって思えよ カス。
古見様と隣の席だからって
調子くれてんじゃね~よ カス。
身の程知らずのカス カス カス!」
って言われてるよ 只野くん。
気を付けた方が。
ああ… おお…。
[ 心の声 ] 確かに… 調子くれてたかも…。
[ 回想 ] 古見さん。 おはよう!
[ 心の声 ]
ああ! あそこは「ございます」だった。
まだ 「ございます」の関係だろ!
しかも 恥ずかしげもなく
笑顔向けちゃったし。 ああ!
心の声 あっ 只野くん…。
彼は中学時代 不登校だった片居くん。
ちなみに高校デビュー。
心の声 今日は お昼を
一緒に食べようって誘うぞ~。
おう!
おおっ! おっ…!
ななな… 何ですか?
心の声 また ド忘れした!
セリフ 何言おうとしてたんだっけ?
ああ 古見さんのことですか?
うん?
隣の席だからって調子くれてんじゃない?
っておっしゃりたいんですよね?
…はあ?
ほんと分かってるんで。
僕みたいなのが
古見さんの友達第1号だなんて。
と… 友達第1号!?
ああ すみません!!
ほんとに わ… 分かってます。
カスのダメ男が…。
誰がカスだって?
えっ。
「この世にダメな人間なんていない」。
えっ。
「どんな人間でも生きている
それだけで十分すばらしいのだ。
ガ・ン・バ・レ!」。
えっ… 励ましてくれるんですか…。
[ 心の声 ]
(片居)ハウツー本に書いてあったの。
「サルでも話せる会話術」
番外編 245ページに。
お名前 聞いてもいいですか?
僕…? あっ いや 俺?
はい。
…片居 誠。
僕 只野仁人です。
心の声 知ってる…。
ありがとうございます 片居くん。
何か 元気出ました。
ああ… そ?
昼メシ…。
あっ! 購買行かなきゃ!
パン まだ残ってるかな。
パン…。
ここの学校 焼きそばパンが
おいしいらしいんですよ。 へえ~。
あっ 悪いんですけど…。
ああ…。
じゃあ また。
おう…。
只野く~ん…。
彼女の名前は 万場木留美子。
[ 心の声 ]
(万場木)古見さんっていったっけ…。
心の声 こっち向いた!
(万場木)あっ あの…。
心の声 シカトされた…?
やべ… 友達いなくても
好きにやってますよオーラ出さなきゃ…。
(鼻歌)
♬~
あの 古見さん。
今 話してもいいですか?
古見さんは勘違いしてます。
避けられてるとか 指をさされたとか
そういうのは 何て言うか
古見さんが注目されてるからで。
あっ いい意味で 大丈夫だと思うんです。
みんな 古見さんと話してみたいって
きっと思ってるんじゃないかな。
ただ 何となく近寄りがたいというか。
だから 古見さんの方から
「友達になって下さい」とか言えば
割と すんなりいくんじゃないかなと。
それができないから
今まで悩んでるんですよね。
難易度 高すぎましたね…。
もしかして 今 練習してます?
♬~
(なじみ)頼みごとって何?
うん 難易度で言うと
簡単なところからいこうと思って。
何だろ? いいよ 何でも言って。 何?
あっ スカートの中がどうなってるか
見てみたいとか。
やめなさい! そういうのは。
古見さん。
え?
改めまして 長名なじみです。
ちょっと 何?
しっ。
さっ 古見さん。
古見さん 「と」と言っているつもりである。
とととと… 「友達になって下さい」の
ととととととと
と言っているつもりである。
ねぇ 何なの? これ。
聞こえない?
聞こえるも何も…。
怒ってる?
あっ 見て。
ボク? 何でボクに?
この学校の ほぼほぼ み~んな友達
っていう なじみなら
受けてくれるかなって。
ああ なるほど… 分かった。
分かった? ありがとう! 古見さん。
待って。 分かったっていうのは
頼みごとが何か分かったって
言っただけで
それはごめん。 ムリ… かな…。
えっ。
ごめん! ムリ!
まさか断るなんて…。
いや~ ごめん。
ボク 古見さん苦手なんだよね。 えっ?
只野くんだから話すけど
昔 会ったことあるんだ。 いつ?
小学生の時
通ってたピアノ教室が同じで。
ピアノ! あっ やってたね。
そこのピアノ教室で
何度も何度も声をかけたんだけど
いっつも何も答えてくれなくて。
あまりに無視されるもんだから
ショックで ボク。 えっ…。
嫌いとまでは言わないけど
昔を思うと いい気はしない。
でも それ誤解だよ。
古見さんは無視したんじゃない。
そうじゃないんだ 話せば分かるよ。
おお ぐいぐい来るね 只野くん。
第一 彼女は もう人気じゃないか。
なにも ボクじゃなくてもいいだろ。
頼む! もう一度 古見さんと
ちゃんと話 してみてくれない?
お願いします!
只野くん。 友達って
頭を下げてお願いして作るものなのかい?
な~んてね。
イェイ イェイ イェ~イ!
ああ…。
♬~
「友達って 頭下げてお願いして
作るものなのかい?」って
言われちゃいました。
そうなんですよね…
多分 友達って 作るものじゃなくて
気付くと
自然に そこにいるものなんですよね。
だから…
そういう 自然と友達ができる人には
分からないのかもしれないな。
うまく友達が作れなくて
頭を下げてしまう人の気持ち。
きっといますよ 分かってくれる人。
あっ…。
フフフ。
♬~
おびえる心を奮い立たせている片居くん。
(生徒たちのはしゃぐ声)
おら~!
(生徒たち)おおっ!
おら~!
(生徒たちの悲鳴)
もっと心を強く!
いい~っ!
もっと表情筋を強めて!
おら~!
(生徒たち)うわっ!
心の声 すっごい声出ちゃった…。
緊張しすぎちゃった。
(せきばらい)
心の声 只野くん どこだろ…?
誰かに聞いてみようか。
(せきばらい)
あの…。
ああん!? うわ~! お~!
[ 心の声 ]
(片居)しまった 痰がからんだ…。
えええっ! えええっ! えええっ!
(生徒たち)古見さん!
(生徒たちのざわめき)
(生徒たち)古見さん!
心の声 古見さん…?
心の声 この人が
只野くんの友達第1号?
いや 只野くんが この人の友達第1号?
いや どっちでもいいや。
とにかく 只野くんの友達め
この~ 羨ましいぞ~!
♬~
心の声 こ… 怖い…。
(生徒たち)おおっ。
心の声 何 この人…。
すっごい威圧感…。
見てる?
見てくる。 すっごい見てくるよ…。
何で こんな見てくるの この人…
黙ったまま。 やだよ~!
ブブブブ…。
(生徒たち)うわっ!
[ 心の声 ]
(片居)力みすぎて 変な音出ちゃった…。
心の声 ま… まだ見てるよ~!
そうか… 「サルでも話せる会話術」
第4章 116ページ。
自分の気持ちを伝えるために
相手の目を見て話そう。
だから この人は 僕の目を見てくるんだ!
んっ…!
(生徒たち)うわっ。
あの~ 片居くん。
只野く~ん…。
何で ここにいるの?
片居くんのクラス 次 美術じゃなかった?
みんな 美術室へ向かってたよ。
えっ…。
あっ もしかして場所分からない?
分かりにくいとこにあるもんね。
もしよかったら案内しよっか?
うん… お願いします…。
うん じゃあ。
あっ…。
古見さん 怖くて固まっていただけである。
(女子生徒たちのはしゃぐ声)
(シャッター音)
(はしゃぐ声)
[ 心の声 ]
(万場木)まっ いいんだけどさ…。
いいんだけど この先も ずっとかな…。
1年間ずっと… 卒業しても… ずっと…。
うっ… ううっ…。
だ… 大丈夫ですか? どうしたんですか?
心の声 やば… 訳分かんない
メンヘラ女だって思われる…。
ううっ…!
すいません…。
ああ 気にしないで。
それより 保健室 行きましょう。
あっ 古見さん!
ううっ…!
ああ 大丈夫?
古見さん 万場木さんの付き添いを
お願いしてもいいですか?
ここの掃除 僕 しておくので
万場木さん お願いします。
ありがとう。
あ~あ…
みっともないとこ見せちゃった。
えっ いや…
それ 古見さんのハンカチでしょ。
いやいや 汚れちゃうから。
ごめん ありがと…。
どうしたのか
聞かないでいてくれるんだね。
古見さん 聞きたいけど
聞けなかっただけである。
別に聞かれて困ることでもないし…
いいんだけどさ…。
くだらないこと考えてるって
思われるかも…。
怖かったの…。
仲よかった子と高校別々になって…。
しかも 新しいクラスにもなじめなくて…。
ずっと ひとりなんじゃないかなって…。
休み時間に寝てるのは
みんなの輪の中に入れなくても
平気なふり。
ほんとは眠くなんかない…。
ほんとは
トイレに逃げ込みたくなんかない…。
ほんとは
みんなと一緒に
お昼ごはん食べたいよ…。
♬~
うん?
♬~
私… なんかで… よかったら…。
♬~
うん…。
♬~
はい。
♬~
古見さん 万場木さんと友達になりました。
♬~
あっ 早いですね。
おはようございます 古見さん。
ガラケー。
そうなんですね。
あっ いや 僕なんて何も…。
はい。
♬~
ああ…。
♬~
あっ… 僕の番号を1番に?
い… いいんですか?
♬~
あっ 僕が入れます。
♬~
はい。
♬~
古見さん じんわり喜んでいる。
そして只野くんは…。
うお~!
スクールカーストって知ってる?
古見さんは
上位にて輝かしいまぶしさを放っている。
底辺は底辺同士で友達になっていく。
耳やめて。
万場木さん…?
うわっ!
よかったら一緒に帰らない?
古見さんの彼氏みたい。
(古見)私は…。
古見さんが…。
只野くんの…。
しゃべってる…。