【土曜時代ドラマ】大江戸もののけ物語(6)[解][字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

【土曜時代ドラマ】大江戸もののけ物語(6)[解][字]

旗本の次男坊・新海一馬(岡田健史)と謎の妖怪・天の邪鬼(本郷奏多)がバディを組み、江戸のさまざまな事件を解決。ついに百鬼(藤本隆宏)の魔の手が、江戸の街へ…

番組内容
一馬(岡田健史)を助けるべく妖怪一つ目小僧(石井正則)と対峙(じ)した清庵和尚(イッセー尾形)が、一馬の代わりに不治の病に!復活した一馬は、天の邪鬼(本郷奏多)と共に一つ目小僧に戦いを挑む。手下の妖怪たちが次々と天の邪鬼に倒され、業を煮やした百鬼(藤本隆宏)は、自らの手で一馬(岡田健史)を始末するべく動き出す。一方、一馬とおよう(山田杏奈)の互いを想う気持ちを知った一馬の父・源之進(甲本雅裕)は…
出演者
【出演】岡田健史,本郷奏多,山田杏奈,森川葵,平尾菜々花,青山美郷,石井正則,藤本隆宏,甲本雅裕,イッセー尾形,【語り】美輪明宏
原作・脚本
【作】川﨑いづみ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
ドラマ – 時代劇

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キーワード出現数ベスト20

  1. 百鬼
  2. 一馬
  3. 邪鬼
  4. お前
  5. 一馬様
  6. 師匠
  7. 河童
  8. 妖怪
  9. ハッハッハッ
  10. 目小僧
  11. 一馬殿
  12. 人間
  13. 清庵様
  14. 猫又
  15. 新海一馬
  16. 手習
  17. 太助
  18. 回想
  19. 雷鳴
  20. 以上

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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(一つ目小僧)新海一馬は…

清庵和尚に殺されるのです。

(源之進)お… おお!
おお~! 一馬!

(およう)一馬様が助かるのであれば
私は どうなっても…。

(猫又)和尚様が 血相を変えて
飛び出しちまった。
(河童)えっ?

(猫又)一馬は 人間と妖怪をつなぐために
なくてはならない存在だって!

それを破けば お前は死ぬのだぞ。

(清庵)それが どうした?
うう…っ。

(お雛)誰か! 誰か助けてください!
助けてください!

目覚めよ! 一馬!

(一之進)一馬…。
(せつ)一馬…。

私は そなたに
厳しくし過ぎたのかもしれん!

旦那様…。
一馬!

お前が目覚めたら 私は もっと

お前の好きなように…
やりたいように!

(一馬)本当ですか?

(2人)んっ?
んっ?

わっ!
(一之進 源之進 せつ)うわあっ!

(一之進 源之進 せつ)うわあっ!

師匠…。 えっ…。
治ったのか?

ああ そうみたいだ。

大変なんだ!
えっ?

和尚様が 師匠と同じような病に
なっちゃったんだよ!

あれは 一つ目小僧が
やったに決まってるんだ!

えっ?
(源之進)一馬?

すみません 父上!
私には やらねばならないことが!

(源之進)おい どこ行く!? どこ行く!?

おい!
師匠!

これは 一体…?

一つ目小僧…。

ううっ! ううっ!

(清庵のうめき声)

(一つ目小僧)ウッヒャヒャヒャ…!

じじいめ… 苦しんで 苦しんで
1人で死んでいくのだ。

ウヒャヒャヒャ…!
オッホホホ…!

(天の邪鬼)そんなに おかしいか?
あっ ええ こんなに おかしいこと…。

ん?

何だ お前ら… 何しに来た?

その帳面を渡せ。
渡せ! 渡せ!

は?
お前のよこしまな楽しみのために

これ以上 人間を殺めるな。

ヒャヒャヒャ…。
オッホホホ…!

お前はバカか?

己のために
俺たち妖怪を痛めつけてきたのは

こいつら 人間の方だろ!
まあ そりゃあ そうだけど…。

おい 河童!

だろう? ヒャヒャ。

もっと もっと 痛めつけねば足りぬわ。

もっと もっと もっと
もっと もっと もっと!

ウヒャヒャヒャ…!

おい 一つ目!
どこを見てやがるんだい!

おい へなちょこ河童。

お前も死にたいか?

ひいいっ! 退散 退散!

あっ ちょっと 河童! またかよ…。

ヒッヒッヒッ…!

アハハ…!
オホホホ…!

♬~

甘い 甘いぞ 天の邪鬼。

お前は おとなしく
我らの仲間になればよいのだ。

ヒッヒッヒッ…。

ほっ! ほいっ!

ほいっ!
ぐあっ! あっ…。

(猫又)天の邪鬼!
(一つ目小僧)ハハハハ…!

苦しんでおるわ 痛そうだな。

ヒヒヒ… ハハハ…!

≪(百鬼)一つ目小僧! 何を遊んでおる!

百鬼様 遊んでいるわけでは
ございませぬ。

まずは 雑魚を始末…。

お前に命じたのは
新海一馬を殺すことだ!

新海一馬は 必ず現れます。

その時こそ やつの最期です。

ヒッヒッヒッ…!

天の邪鬼!

来るな 一馬!
早く ここから去れ!

大丈夫か?
天の邪鬼 猫又!

一馬を連れて逃げろ。
あんた 何言ってんだい!

逃げろ!
ここは 俺が なんとかする。

清庵和尚は 必ず 俺が助ける。

だから 逃げろ。
お前は 必要な人間なんだ。

俺たち妖怪にとって
お前は 必要な存在だ… だから!

天の邪鬼…。

よし 分かった!
逃げるなってことだな?

えっ?
はあ? 私は お前たちにとって

必要じゃないってことだな?

おい 一馬…。
あんたさあ…。

だって お前は天の邪鬼だろ?
何言ってんだよ 一馬!

そうじゃないんだって!
けどな 天の邪鬼

私には お前たちが必要なんだ。

えっ…。

お前たちが いなくなったらって
考えたら

何だか 震えてしまうんだ。

震える?

寂しくって 悲しくて…。

だから!

(一つ目小僧)待ってたぞ。

新海一馬。 やっと来たな。

帳面を渡せ…。

清庵様から呪いを解け!

ヒャッハハハ…!

あんな じじいは
もう どうでもいいんだよ~。

何?

お主さえ… 死んでくれればな。

何だと?

一馬!

俺が行く。

ハッハッハッ…。
では お望みどおり

お前からだ!

ヒャヒャヒャ…! こっちだよ~!

お~い ここだよ。

ハッハッハッ…!

ハッハッハッ…!

ハッハッハッ…!

こんにちは~。
はっ…。

ふっ!
ぐっ!

天の邪鬼!
天の邪鬼! うっ…。

ハッハッハッ…!

はっ! ヒヒヒ…!

見える…。
えっ?

はあ… はあ…。

天の邪鬼! 後ろだ!

えっ? はああ… ほいっ!

はあ はあ… 新海一馬…

百鬼様が言ったとおり
お前は やはり危ない男だな。

んっ!

絵馬掛け台の前だ!

あっ… よし!

石灯籠の上だ!

あっ わわわ…。

岩の前だ!

あっ!

はあ はあ…。

何なんだ… あの男は!

あいつも妖怪なのか?

いや 違う…。

一馬は
俺たちとも ほかの人間とも違う。

俺たち妖怪と 人間が

穏やかに暮らすための
懸け橋なのだ。

≪(百鬼)ハハハ…! 懸け橋だと?

そんなものは要らぬ。

何?

くだらんことを…。

フッ!

ぐあっ!

うわあっ!

はあっ!

ぐうっ!

ぬお~っ!

一馬!
何だ? 天の邪鬼!

一つ目から死怨帳を奪え!

あっ! あっ!

でやあ~っ!

ぬお~っ!

うお~っ!

んっ!

一馬 投げろ!

(一つ目小僧)
うわっ! ああ… うわあっ!

やめろ やめろ やめろ やめろ…

やめろ~っ!

♬~

ああ~っ!

一つ目小僧が 消えた…。

清庵様!

一馬殿…。

全て終わりました。

一つ目小僧は
我々の前から消えました。

はあ…。

一馬殿…

私を 許さなくても結構ですよ。

えっ?

(清庵)常に 私の傍らで
私を支えてくれている一馬殿を…

私の力になってくれる一馬殿を…

いっときでも 私は疑ったのです。

だから あの一つ目に狙われたんです。

はあ… それも全て
この私の未熟さゆえ。

それは違います。

清庵様は ただ
太助を ここに集う子らを

信じようとしただけです。

一馬殿…。

あの時も そうでした。

[ 回想 ] 一馬に 妖かしが見えたのは

その心の清らかさゆえ。

はい。

ありがとうございます!

妖かしを見たという私の言葉を

清庵様だけは信じてくれました。

それが
どんなに うれしかったか…。

私の支えになったか…。

清庵様は 今も昔も…
私の生涯の師匠です。

一馬殿…。
フフッ。

んっ…。
いやいやいや…。 ん?

今は駄目です。
そうか…。

今は ゆっくり休んでください。

じゃあ そうさせてもらおう。

ああ ああ…。

よかったなあ…。

本当に よかったなあ…。

それにしても 一馬 すごかったな!

あっちだ! こっちだ! って

一つ目小僧の動きが
全て見えちゃったんだからな!

逃げたくせに
どこで見てたんだか…。

ヘッヘン! 井戸の中だよ。

ヘッヘン 小心者。

(河童)はあ?
ん? 何だと…。

うっ!
(猫又)小心者。

(河童)小心者だと こらあ。

誰が小心者だ こら?
(猫又)違うのかい? うっ うっ…。

うっ…。

(河童)おい!
(猫又)天の邪鬼!

≪(百鬼)天の邪鬼よ!

お前には足らぬ… 憎しみが足らぬ!

まさか 私を閉じ込めたのは…。

<こうして 妖怪 一つ目小僧は消え

手習い塾にも
穏やかな日々が戻ったのでした>

気を付けてな!

太助!

ちょっといいか?

(太助)はい…。

太助も 立派な大工になるな。

なあ 太助。
ん?

太助は 私のことが嫌いか?

私のことが嫌いだから
あんなことを言ったのか?

ごめんなさい 師匠…。

ごめんなさい!

太助…

実は 裏木戸も壊れてるんだ。

あの… 旦那様。
ん?

おようさんのことなんですが…。

およう?

おようちゃん…。

一馬が 病の床で
幾度も 名を呼んでいた…。

はい。
その娘が どうかしたのか?

はい。
ん?

ハハハハハッ!
失礼いたします。

(新吉)ねえちゃん 飯まだ?
腹減ったよ。

(おきぬ)減ったよ~。
もう少し待って。 もう少し。

(2人)は~い。

ごめんください。

一馬様の…!

おようさん
少し よろしいでしょうか?

えっ…。

旦那様が あなたにお話があると。

そなた…
手習い塾で手伝いをしておると。

はい。 一馬様や和尚様には
日々 大変お世話になっております。

清庵様に見込まれた者なら
やはり 間違いはないのだろう。

えっ?

この せつが
そなたに行儀見習いをさせたいと。

えっ あの…。

堅苦しく考えることはありませんよ。

あなたは お若いのだし

すぐに 武家の作法にも
なじめるでしょう。

武家の作法?

(せきばらい)

そなたを 一馬の嫁として
迎えるつもりである。

おようさん。
はい。

一馬の病が治ったのは
あなたのおかげです。

[ 回想 ] 一馬様が助かるのであれば
私は どうなっても…。

あの…

どちら様で?
あ… ようと申します。

あなたが 一馬のために
必死に祈ってくださったから。

一馬も 病の床で
あなたの名を呼んでいました。

[ 回想 ] おようちゃん…。

えっ…。
幾度も 幾度も。

あなたと一馬は

まことの思いで
つながっているのですね。

ですから…。
あの…

私は… あの…。

はい?

あの!
はい。

そのお話を…

お受けすることはできません。

えっ!

私は 早くに
お父っつぁんを亡くしました。

弟は9つ 妹は6つになったばかりです。

私は 働きづめのおっ母さんの
力にならなければ いけないのです。

おようさん…。

弟と妹には 私しかいないのです。

あい分かった。

旦那様…。

ご苦労さん!
(町人)ああ 一馬様

手習いのお帰りですか。
はい そうなんです。

精が出ますね!
ハハハッ。 私は これで…。

はい お気を付けて!

♬~

尻目?
へえ~ これは すごい!

何 何?
「人に出会うと 裸になり

尻にある目を見せて 驚かす」って…

気持ち悪い妖怪だな。

(子どもたち)
おようねえちゃん さよなら!

フフッ さよなら 気を付けてね。

おようちゃん。 始めましょうか。

はい!

おようちゃん。
あ… はい。

すばらしいです!

よく ここまで上達しましたね!

えっ いえ…
全て 一馬様のおかげです。

いえいえ
おようちゃんが頑張ったからです。

あっ よかったら こちらを。

えっ?

一馬様の筆を頂けるのですか?

こんなもので申し訳ありませんが

おようちゃんが頑張った証しです。

あっ そうだ! 代わりに
おようちゃんの筆を頂けませんか?

えっ?
おようちゃんの筆があれば

何だか 私も 頑張れる気がします。

一馬様…。

はい 喜んで。

(鐘の音)

あっ 道場に遅れる!

では!
お気を付けて。

(鐘の音)

ありがとう 一馬様。

(鐘の音)
ああっ! はあ はあ…。

また 父上に叱られる!

♬~

秋ですな。

清庵様!

おはようございます。
一馬殿 おはようございます。

何だか 急に寒くなってきましたね。

今日を境に 一段と…。

清庵様?

(清庵)おようさんからです。

おようちゃんが?

えっ? なぜ 私に?

「新海一馬様

一馬様 突然のことで
申し訳ありません。

私は この度 手習い塾の手伝いを
辞めることにいたしました」。

えっ?

「あの時 手習い塾の表で
立ち止まっている私に

初めて声をかけてくれたのは
一馬様でした」。

[ 回想 ] 何か御用ですか?
あっ…。

「あの日から
私の日々は変わりました。

一馬様から
手習いを教えていただくようになり

うれしくて 楽しくて
しかたありませんでした。

そして あの日…」。

[ 回想 ] どうやら 私は

おようちゃんに恋してしまったようです。
一馬様…。

「ご一緒に
美しい夕日を見た時のことを

私は 生涯 忘れません。

一馬様 今まで
本当に ありがとうございました。

一馬様のお幸せを
遠くから見守っております よう」。

待ちなさい!

一馬殿は
ご覚悟があるのですか?

覚悟?

(清庵)おようさんと
添い遂げる覚悟ですよ。

ありがとう。
どうぞ。

(おみつ)どうぞ こちらへ。

お世話になります。

お二階をご用意しております。

あっ およう 表の掃除を頼むよ。

はい。

きれいですね 一馬様。

空いてるかい?
あっ はい いらっしゃいませ。

ようこそ いらっしゃいました。

御破算。 願いましては

6文なり 8文なり 15文なり

25文なり 6文なり 8文なり 7文なり
3文なり 12文なり 9文なり…。

おい 師匠! いつまでやってるんだよ。

(子どもたち)そうだよ そうだよ 師匠!

どうかしたのか? 師匠。

いや…。

新海一馬…。

このままでは あの男…
私の邪魔になる!

一刻も早く 始末せねばならぬ。

<これは なんとも
大変なことになりそうですね>

(雷鳴)

あっ?

あれ? おいおい…。
どうしたんだ?

(カラスの鳴き声)
(雷鳴)

(雷鳴)
(子どもたち)あれ? えっ?

(長太)どうしちゃったんだ
おいらの算盤!

(子どもたち)えっ? 何これ…?

何これ? どうなってるの?
勝手に動いてる…。

(おその)きゃあ!
どうした!?

何これ!

あっ? はっ…。

(子どもたちの悲鳴)

うわあっ!

(子どもたちの悲鳴)

おい! みんな 落ち着け!

(お雛)みんな 静かにしろ!
師匠の言うことを聞け!

おい! おしず!
集まれ!

みんな! 大丈夫だから!

はっ… 師匠!

(雷鳴)

大丈夫だから…。

≪(百鬼)ハッハッハッ…!

新海一馬よ!

一度だけ お前に機会を与えよう。

これ以上 天の邪鬼に関わるな!

フッフッフッ… ハッハッハッ!
これは… お前の仕業なのか!

天の邪鬼に関わるなとは
どういう意味だ!

師匠! 誰と話してるんだ!?

≪(百鬼)さもないと
お前も お前の家の者も

ここの子どもたちにも
災いが起きるであろう。

何故 天の邪鬼と関わってはならぬのだ?

≪(百鬼)黙って従うのだ 新海一馬!

お前は何者だ!

≪(百鬼)我が名は百鬼。
しかと伝えたぞ。

百鬼…!

≪(百鬼)ハッハッハッ…!

うわっ! これは なんと!

(子どもたち)和尚様~!

無事か!? 無事か!?

よしよしよし… 一馬殿!

清庵様 子どもたちをお願いします。

師匠!

百鬼… 一体 何者だ?

百鬼!?

ああ…。

百鬼… まさか 百鬼が…。

猫又… 百鬼とは
そんなに恐ろしい妖怪なのか?

そりゃあ…。
あっ… あっ…

あっ… あっ…。
おい 河童… どうした?

どうしたも こうしたも
ないだろ!

本当に恐ろしい時は
声も出ないもんさ!

ひえ~っ!

(水音)
(河童)百鬼!? 百鬼だって!?

ひえ~っ!

(戸が開く音)
お雛!

はあ… はあ…。

あ~ 生き返った~。
河童。

おう お雛ちゃん。
おい お雛!

手習い塾にいろと言っただろ!

何言ってんだ!
みんなが襲われたんだぞ!

師匠だけに任せておけるか!

お雛…。
なあ 百鬼って何なんだ?

師匠は さっき 百鬼とかいう妖怪と
しゃべってたんだろ?

あれは そいつが やったんだな?

なあ 師匠!

百鬼は言っていた。

これ以上 天の邪鬼と関わるなと。

えっ?

なあ 天の邪鬼…
何か 心当たりはあるか?

いや…。

何だよ… 天の邪鬼まで
百鬼とかいう妖怪を怖がってるのか。

へなちょこばっかりだな。
そんなこと言ったってな!

百鬼は 本当に恐ろしい妖怪なんだ!

ここはさ 百鬼の言うとおり
なるべく おとなしくしてさ。

そうすれば いつの間にか
いなくなるだろ…。

いった~! 何するんだ!

弱虫河童!
いった~ 何だよ いった~…。

私も武士の端くれだ。

訳も分からず
そんな脅しに屈するわけにはいかぬ。

これ以上 子どもたちにも
手を出させぬ!

一馬…。
師匠の言うとおりだ!

≪(百鬼)フッフッフッ…
ハッハッハッ…!

やはり 脅しても無駄だったようだな

新海一馬!
(雷鳴)

(河童)ひえ~…。
その声は…。

お前が百鬼か!
お前が あんな ひどいことしたのか!

≪(百鬼)黙れ 小童!

河童よ この江戸を去るのだ。

ひえ~っ!
(お雛)うるさい 河童!

≪(百鬼)猫又よ お主も出ていけ!

さもないと その命は ないぞ。

黙れ 百鬼!
お前の脅しには 誰も屈しない!

これ以上 勝手なまねは許さん!

≪(百鬼)どこまでも愚かな人間だ。

ならば 皆 滅びるがよい!

(雷鳴)

≪(百鬼)天の邪鬼よ!

お前も それで よいのだな?

フッフッフッ… ハッハッハッ…!
えっ?

≪(百鬼)ハッハッハッ…!

ハッハッハッ…!
(河童)ああ…!

これが… 百鬼。

「あらゆる あしき妖怪の長として
恐れられる百鬼は

人間に強い敵意を持っている
恐ろしい妖怪。

強大な力で
人間に さまざまな災いをもたらす」。

だが 何のために私を襲うのだ?

なぜ 天の邪鬼に関わるなと言うのか…。

分からぬ…。

分からぬ…。

はっ!

いかん!

[ 回想 ] 天の邪鬼よ!

何をするのです…?

お前には足らぬ…。

憎しみが足らぬ!

おやめください…。

おやめください!

ぬお~っ!

ああっ! ぐああ…。

♬~

はっ!

はあ はあ…。

♬~

はあ…。
(せきこみ)

清庵様!
子どもたちを逃がしてください!

一馬殿は 選ばれた人です。

こんなところで
命を落とすはずがありません!

天の邪鬼!
一馬… 力を貸してくれ!

(2人)うわあ~っ!

♬~

♬「あ そ~れ」

♬「お よいしょ」

♬~

♬「昔から あるんだよ」

♬「人間と妖怪が」

♬「祭りの音頭で意気投合(go go go!)」

♬「河童には水かけて」

♬「猫又には猫じゃらし」

♬「ツンデレな いい奴」

♬「あぁ~ 天の邪鬼」

♬「この地球の真ん中で」

♬「踊れ 踊れ 妖怪音頭」

♬「みんなで ジャンケンポン!」

♬「あと出しだよ もう一回!」

♬~