<木曜劇場>推しの王子様 #09【買収で会社の行方は…そしてまさかのキス】[字][解][デ]…のネタバレ解析まとめ
出典:EPGの番組情報
<木曜劇場>推しの王子様 #09【買収で会社の行方は…そしてまさかのキス】[字][解][デ]
皆の企画を実現させる為にラブマイペガサスを終了し買収を受けるか悩む泉美。航はゲームを終了させないでと懇願する。泉美は決断を下し、光井の告白に返事をする
ご案内
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番組内容
泉美(比嘉愛未)は、航(渡邊圭祐)のことが好きだと光井(ディーン・フジオカ)に打ち明けた。心をさらけ出した泉美に対して、自分も正直になろうと思えた光井は、ずっと胸に秘めていた泉美への思いを告白。だが泉美たちは、ドアの外で航がふたりの会話を聞いていたことには気づいていなかった。
そんな折『ランタン・ホールディングス』社長の十蔵(船越英一郎)から呼び出された泉美は、ランタンの傘下に入らないかと
番組内容2
持ちかけられる。ただし、その条件として提示されたのは、売り上げが低下している『ラブ・マイ・ペガサス』のサービスを終了させる、というものだった。
会社に戻った泉美は、光井に十蔵からの提案を伝える。光井は、突然のことに驚きながらも『ラブ・マイ・ペガサス』は自分たちにとって大切なゲームなのだから、結論を急がずにどうするべきか一緒に考えようと告げる。その際、泉美は、光井から告白された件にも触れ、きちんと
番組内容3
考えるから時間がほしい、と話す。
一方、泉美の思いを知った航は、揺れる心を抑えながら杏奈(白石聖)と交際を続けていた。そんな航のもとへやってきた泉美は、彼が提出した新ゲームの企画もいつか実現させようと伝える。そこで航は、自分だけでなく、芽衣(徳永えり)や有栖川(瀬戸利樹)たちも、それぞれ自分の得意分野を生かした乙女ゲームの企画を考えており、みんなで集まって企画会議もしていることを泉美に伝え…。
出演者
比嘉愛未、渡邊圭祐、ディーン・フジオカ、白石聖、徳永えり、瀬戸利樹、佐野ひなこ、谷恭輔、藤原大祐 / 船越英一郎 他
スタッフ
【脚本】
伊達さん(大人のカフェ)
【主題歌】
Uru『Love Song』(ソニー・ミュージックレーベルズ)
【挿入歌】
DEAN FUJIOKA『Runaway』(A-Sketch)
【編成企画】
狩野雄太、江花松樹
【プロデュース】
貸川聡子
【演出】
木村真人
【制作】
フジテレビ
【制作著作】
共同テレビジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
テキストマイニング結果
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キーワード出現数ベスト20
- 泉美
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- ゲーム
- マイ
- ラブ
- 航君
- 会社
- 杏奈
- サ終
- 一緒
- 有栖川
- ケント様
- フフ
- 光井
- 自分
- お前
- ミッチー
- ラブペガ
- 安藤
- 傘下
解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気の配信サービスで見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?
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私…
航君のことが好きなんだと思う。
(光井)俺も嘘ついてた。
俺は… 泉美ちゃんが好きなんだ。
えっ?
日高社長
わが社の傘下に入りませんか?
えっ?
ただし
1つ ご検討いただきたい条件が
あります。
売り上げ不振が続いている
『ラブ・マイ・ペガサス』
そのサービスを
終了していただきたい。
『ラブ・マイ・ペガサス』を 終了?
経営者が
最も考えなければいけないのは
利益 そして 会社の発展です。
われわれ経営者はね
三角形の頂点に
立ってるんじゃないんですよ。
逆三角形の 一番 下にいて
多くの社員たちの人生を支えて
その未来に 責任を負わなければ
ならないんです。
そのために 時に 苦渋の判断を
迫られるときもあります。
ビジネスは 移り変わりに
敏感でなければ 駄目なんです。
わが社の傘下に
入っていただけるとしたら
売り上げの低いものからは
早急に 手を引き
そこに割いていた
コストや労力を
他のサービスに
充てていただきたいんです。
この考えに
ご賛同いただけるようでしたら
『ラブ・マイ・ペガサス』を終了し
共に 新しいゲームを
次々に 世に 送り出していこうじゃ
ありませんか。
分かりました。
一度 社内で協議させてください。
長くは待てませんよ。
はい。
♬~
♬~
(バイブレーターの音)
(杏奈)「お疲れ様!
今夜は ウチ 来られる?」
「航くんの好きなハンバーグ
作って 待ってます」
《航君のことが
好きなんだと思う》
《断ったことは後悔してない》
《一緒に生きていくことは
できないし
私が
もっと成長した彼を見たいから》
お疲れさま。
(一同)お疲れさまです。
あの ミッチー。
んっ?
今 少し いい?
あっ… うん。
マジか…。
私も まさか
そういう話だと思わなくて…。
確かに 傘下に入れば
俺たちが つくれる ゲームの幅は
広がる。
ただ 『ラブペガ』のサ終か…。
それで
向こうには 何て 返事したの?
社内で検討しますって。
でも 早急に 返事 欲しいって
言ってきてる。
やっぱり
終わらせるべきなのかな…。
『ラブ・マイ・ペガサス』は
俺たちにとって 大切なゲームだ。
急いで 結論を出さずに
一緒に考えよう。
みんなに言うのは
もうちょっと待とう。
泉美ちゃんの中で ある程度
結論が見えてからじゃないと
混乱させちゃうから。
うん。
俺も 色々 考えてみるから
泉美ちゃんも 焦らないでね。
ありがとう。
うん。
あっ ミッチー。
こないだのことだけど…。
《泉美ちゃんが好きなんだ》
ああ…。
私 ちゃんと考えるから。
だから
もうちょっと待ってくれる?
ありがとう。
ごめんね。 何か もう一個
考えること増やしちゃってさ。
あっ ううん。
落ち着いたら
また ゆっくり話そう。
うん。
《初めて ケント様が 私に
語り掛けてくれた日のことを
今も覚えている》
よし 始めよう。
《出来上がったゲームに
声を入れて
初めてプレーしてみた日》
(ケント)どうやら 僕は
異世界へと迷いこんだようだ。
カッコイイ!
これは推せるぞ。 最高だ。
《言葉を発したケント様を見て
みんなで
子供みたいに はしゃいだ》
《そのとき 思った》
《ああ 乙女ゲームを好きでいて
本当に よかったなって》
《あの日が始まりだった》
(織野)『ラブペガ』の新機能 着想
何とか イベントに間に合いそうだ。
(有栖川)ありがとうございます。
(織野)うん。
修正 進めます。
(芽衣)うん お願い。
航君 台本 これで大丈夫。
早速 中根さんに送って。
はい。 分かりました。
《終わらせる日のことなんて
考えもしなかった》
♬~
(バイブレーターの音)
(安藤)《独立するんだ。
新しく ゲーム会社 つくった》
《一緒に やろう》
(バイブレーターの音)
お疲れさま。
あっ… お疲れさまです。
あんまり無理しちゃ駄目だよ。
えっ?
みんな 言ってたよ。
このところ
航君 すごく張り切ってるって。
遅くまで 仕事してるんでしょ?
あっ いや…。
最近 色々
作業とか たまってるだけですよ。
頑張ってくれるのは うれしいけど
無理し過ぎは 良くないからね。
はい。
それから こないだ もらった
企画書だけど…。
えっ…。
いつか 実現しよう。
あっ… はい。
あっ 俺たち 自主的に
企画会議 開くことになったんです。
企画会議?
(有栖川)《これ》
《率直に読んで 感想 欲しい》
《やってみたい ゲームの企画》
《僕たちも触発されたんだ》
《何年 ここで働いてると
思ってんの?》
《もう 一応
たたきは できてるから》
(有栖川)《みんなで話した方が
いいアイデア 出ると思うし
手が空いた人たちで
不定期で 開催しようと思う》
《はい》
それぞれ 自分の好きなテーマで
どうやって
既存のゲームとは違うものが
できるか 話し合ってて…。
あっ でも 織野さんだけ
ニット帽の繊維 一本一本が
イケメンになってるみたいな
案 出してて
それは マジで どういうことって
思いましたけど。
みんな 泉美さんに
早く 企画書 見せたがってます。
そっか…。
(十蔵)《『ラブ・マイ・ペガサス』を終了し
共に 新しいゲームを
次々に 世に 送り出していこうじゃ
ありませんか》
泉美さん?
あっ ごめん。
みんなの企画書 早く見てみたい。
はい。
返事 遅くなって ごめん。
(安藤)あっ いいよ。
そろそろ 答え 聞かせてくれ。
ああ。 じっくり考えた。
ヘッドハンティングされるなんて
めったにない経験だからな。
あさって 時間あるか? 12時ごろ。
直接 会って 話そう。
駅前の喫茶店で どう?
西口 出たとこの 2階。
♬~ (真矢)デンタルリンスで
ケアしたいこといっぱい!
私は 贅沢な香りもほしい
だから ケアも香りも
ぜーんぶ お願い!
《8つの機能をひとつに》
♬~ ハグキプラス
《「プレミアム リンス」誕生》
贅沢な香り~
♬~
(新垣)《いままでの柔軟剤は 着るときには
香りが変わってた》 <そうなんです>
<香り変わらず続くのは ただひとつ>
ただひとつ? <「アロマリッチ」だけ>
おんなじだ
《「アロマリッチ」》
(妻)どうした?
(夫)早く帰ってきてください。
シャンプーしてたら 後ろに気配が…。
そういうときあるから。
≪(猫の鳴き声)ニャーオ!
何かいる! 早く帰ってきてください!
無理だよ メキシコだし。
いつ帰ってきますか?
あした? あした? あしたとか?
No te preocupes!
え? ねぇ ちょっと…。
<部屋があなたを守ります>
<セキュリティ賃貸住宅 「D-room」>
おかえりなさい。
ニャーオ!
ひぃ!
ふふっ。 ただいま。
<見学会やります>
(小島)今後のペガサス・インクの成長性を
見越して このタイミングで
買収するとは… さすがです 社長。
彼らも 買収案をのんだ方が得だと
すぐに分かるでしょう。
そう簡単にはいかんよ。
(小島)えっ?
(十蔵)傘下に入るには
『ラブ・マイ・ペガサス』の終了が
条件だぞ?
日高社長にとっても
厳しい決断になるだろう。
おっしゃるとおりです 社長。
そうだな…。
例えば
今回の買収の話が たまたま
風の噂で どこからか
マスコミなどに漏れ 大ごとになり
ついに ペガサス・インクも
動かざるを得なくなるなんて…。
なんてことになったら…
おい。 どうなると思う?
ありがと 蓮君。
(蓮)珍しいっすね
木曜日以外にチャーハンって。
何か 急に食べたくなっちゃって。
ずっと変わらない味だから
安心するのかも。
はい。
えっ 急に どうしたんすか?
これ 会社 立ち上げたころから
食べてるんだよね。
へ~。 あっ でも 親父さん 最近
何年 続けるか… みたいなこと
言ってますよ。
えっ そうなの?
うん。 もう 年だから
毎日 辞めるだ 辞めないだって
話 してます。
まあ 味は変わらなくても
作る人の方は
変わっていきますから
しょうがないっすよね。
うん…。
俺も 早く
音楽一本で食っていきたいな~。
ごめんね 遅くなっちゃって。
(杏奈)
ううん。 こっちこそ ごめん。
忙しいのに 呼び出しちゃって。
ううん。
(杏奈)
航君も 最近 大変そうだもんね。
うん。 まあ… ちょっとね。
う~ん…。
どうしたの?
あっ いや ちょっと…。
えっ?
杏奈さんが手伝ってあげよっか?
いいよ そんなの。
うん。
んっ
お父さんと お母さんのこと
なんだけど。
ああ こっち来るって言ってたよね。
うん。
日曜日になりそうなんだって。
大丈夫そう?
ああ うん。 大丈夫だよ。
よかった。
久しぶりに会うから
何か 緊張するな。
(杏奈・航)フフ…。
(杏奈)2人とも
航君に会えるの
楽しみにしてるって。
杏奈って 今も
『ラブ・マイ・ペガサス』 やってる?
うん。 やってるよ。
最近のイベントって
正直 どんな感じ?
う~ん… 面白いよ。
でも SNSでは
前ほど 盛り上がってないかも。
そっか…。
えっ 航君
『ラブペガ』の担当もしてるの?
いや
そういうわけじゃないんだけど…。
うん。
ちょっと…。
あらためて
こないだは ありがとう。
前置きは いいから
率直な答えを聞かせてくれ。
すまん。 断る。
早えよ。 何だよ。
安藤 悪い。
でも 俺
あの会社じゃなきゃ 駄目なんだ。
社長と 社員たちと 一緒に
ゲームをつくっていきたいんだ。
お前に言われて 自分を見詰め直す
いい きっかけになった。
ありがとう。
はい はい。 もう いいよ。
すまん。
(安藤)ただ 光井
これは
友人として 最後に言っとくぞ。
お前は 日高 泉美の
腰巾着なんかじゃない。
お前 こないだから
すごく誤解してるぞ。
(安藤)お前の性格 知ってるから
心配してるんだよ。
大学時代 お前の撮った自主映画
何本 見たと思ってんだ。
昔の話をするなよ。
お前の映画の主人公たちはなあ
み~んな
本音 言わねえんだよな。
それがカッコイイと思ってる節が
あんだよ。
あれ 全部 お前。
おい。
そういう角度の分析は
すごく恥ずかしいぞ。
(光井・安藤の笑い声)
(男性)プッ…。
えっ?
ちょっと…。
(安藤)おう。
アリス。
あっ…。
《じっくり考えたよ》
《ヘッドハンティングされるなんて
めったにない経験だからな》
《えっ…》
《そんなことないよ》
《あさって 時間あるか?
12時ごろ》
《直接 会って 話そう》
ハハ…。
笑い事じゃないですよ。
ごめん ごめん。
(有栖川)こないだも
「俺が この会社にいる 意味って
何だろう」とか 言ってたから
本気で 心配しちゃいました。
いい仲間に恵まれたな。
これで よりいっそう
会社 辞めたくなくなったよ。
それなら よかったですけど…。
でも あいつの
最後に言ってたことも 分かるよ。
この前も アリスに言われたしな。
伝えたよ 自分の気持ち。
どうなるか分かんないけど
気持ちを受け取ってもらえるって
いいことだなって思った。
そうですか…。
ありがとう アリス。
(バイブレーターの音)
はい もしもし。 えっ?
(マリ)買収って…。
(芽衣)本当なの?
(織野)記者が ランタン側に
確認を取ったところ 事実だと
認めたって 書いてある。
でたらめじゃなさそうだ。
(織野)光井さん。
(芽衣)これ どういうことですか?
みんな
落ち着いて 話を聞いてくれ。
ここに書かれていることは
全て 事実よ。
(織野)どうして
教えてくれなかったんですか?
社長が この話を聞いたのは
おとといの朝だ。
そのまま伝えたら
みんなが混乱すると思って
しばらくは黙っていた方がいいって
俺が言った。
こういう形で みんなに
知らせることになってしまって
ホントに ごめんなさい。
それで
これから どうするんですか?
傘下に入れば 私たちにとって
メリットは 多いと思う。
実際 今の会社の規模じゃ
これ以上 新しいゲームを
抱えるのは 難しい。
企画会議 やってるんでしょ?
えっ?
うれしかった。
みんな それぞれ つくりたい
ゲームが あるんだなって。
できる限り
実現させてあげたいって思う。
『ラブ・マイ・ペガサス』の
最近の売り上げ状況は
みんなも知ってるでしょ。
もし 今後 マイナスが続けば
どのみち 継続するかどうかを
考えなくちゃいけなかった
っていうのも 事実だから…。
サ終しちゃうんですか?
本来は
そうすべきなのかもしれない。
けど… 決断できない。
ごめん。
どうして 謝るんです?
えっ?
『ラブ・マイ・ペガサス』が
なくなってほしいって
思ってる人なんて
誰一人 ここには いませんよ。
なくなっちゃうなんて 嫌ですよ。
(芽衣)私たちは
泉美さんの 乙女ゲームへの情熱に
ついてきたんです。
諦めるなんて
泉美さんらしくないですよ。
(有栖川)
売り上げが 伸び悩んでいるのは
泉美さん一人のせいじゃないし
みんなで頑張れば
きっと 『ラブペガ』の人気も
復活させることもできます。
ありがとう。
あの 泉美さん。
俺… 頑張ります。
だから…。
ありがと。
♬~
♬~
《これ 業者に頼むって選択肢
なかったのかよ》
《だって 運ぶのにも
細心の注意が必要でしょ?》
《ここで いい?》
《うん。 ありがとう》
《あ~… お~ ケント様》
《これで 毎日 会える~》
《そうだね》
《フフ》
《あっ ねえ 考えたんだけど…》
《おお 何?》
《ここをね ケント様グッズで
いっぱいにしたい》
《ハハ! どうしよう。
楽しみになってきちゃった》
《フフ…》
《フフ…》
《あのさ
それ 作るの 俺たちだからね》
《あっ…》
《アッハハ…》
《ハハ…》
《泉美ちゃん
ユーザー感覚過ぎるよ》
《もう ただのファンじゃ
ないんだからさ》
《分かってるよ》
《フッ…》
《いよいよ こっからだね》
《うん》
《たくさんの人に
楽しんでもらおう》
♬~
(十蔵)《経営者が
最も考えなければいけないのは
利益 そして 会社の発展です》
《『ラブ・マイ・ペガサス』が
なくなってほしいって
思ってる人なんて
誰一人 ここには いませんよ》
《なくなっちゃうなんて
嫌ですよ》
(時雄)いや~
すっかり 立派になってなあ。
私たち
航君が ちっちゃいころの
記憶しかないもんだから
びっくりしちゃった。
ハハ。
ありがとうございます。
(時雄)会社も 色々と
ばたばたしてるんじゃないか?
ランタン・ホールディングスの
傘下に 入るんだろ?
まだ そうと決まったわけでは
ないんですが…。
(杏奈)来週 結論 出さなきゃ
いけないんだって。
(房子)航君 会社でも
杏奈のこと よろしく頼むわね。
はい。
(時雄)大事な一人娘なんだ。
よろしく頼む。
(杏奈)ちょっと お父さん
やめてよ もう。
(時雄)ハハハハ。 違うよ。
大丈夫なの?
あんなに早く
お母さんたち 帰しちゃって。
(杏奈)大丈夫。
航君は
今 それどころじゃないでしょ。
それは また 別の問題だよ。
いいよ。 2人とは会えるし。
気 使わないで。
むしろ 会社が大変な時期に
時間 つくってくれて ありがと。
ごめん。
しょうがないよ。
それに 私も心配だから。
(杏奈)『ラブペガ』
ホントに サ終しちゃうの?
分からない。
まだ 決まったわけじゃない。
サ終にならないように
何とかする。
(杏奈)うん。
あのゲームは
絶対 終わらせちゃいけないから。
航君。
航君が そんなに頑張るのは…
会社のため?
自分のためだよ。
♬~
(通知音)
(有栖川)「泉美さん
今夜 時間 空いてたりしますか?」
みんなで つくってる 企画の方は
どう?
(有栖川)さっき
全員分 まとめ終わりました。
あっ そうなんだ。
後で 送ってくれる? 早く見たい。
(有栖川)ありがとうございます。
うん。
それで どうしたの?
はい。
あの 泉美さん
昨日 会議で 俺
『ラブペガ』 サ終したくないって
言いましたけど
あの後 ちょっと反省したんです。
反省って?
あんまり
重く考えないでくださいね。
俺たち 泉美さんの決断が
どっちになっても
ついていきますから。
(有栖川)…って
これも プレッシャーですよね。
ううん。
そう言ってもらえて うれしい。
何が 私たちのためになるのか
もう一回 ちゃんと考えてみる。
はい。
それから…
光井さんのことなんですけど。
うん。
光井さん 実は
別の会社から ヘッドハンティングの話を
もらってたんですよ。
えっ?
断ってましたけど。
俺
たまたま そのこと知っちゃって。
そうだったんだ…。
光井さん この会社じゃなきゃ
駄目なんだって 言ってました。
社長と 俺たちと
一緒に
ゲーム つくっていきたいんだって。
《これからも… 俺は
一緒に生きていきたいって
思ってる》
どうしても… 泉美さんには
知っておいてほしかったから。
うん。
ありがとう アリス。
(受信音)
♬~
♬~
♬~
おはようございます。
何かあったんですか?
(マリ)泉美さんが ランタンに…。
えっ… それって 買収の?
分からない。
でも 急に アポ取って
ついさっき 出てった。
(芽衣)
あれ 光井さん つながった?
いや 外で 打ち合わせ中だし
出られないんだと思う。
(芽衣)どうしよう。
私たち 何も聞いてないよ…。
おい!
≪泉美さん!
航君。
待って…。 ハァ ハァ…。
これ…。
♬~
航君が作ったの?
はい。
もともと 『ラブペガ』の赤字
何とかしようと思って
ずっと作ってたんです。
まさか サ終の話になんて
なると思わなくて…。
清書する時間なくて
間に合わない分は
手書きですけど…。
泉美さん
俺 今以上に もっと頑張ります。
だから 『ラブ・マイ・ペガサス』
俺は なくなってほしくないです。
あのゲームがあったから
俺は 今 ここにいます。
俺と泉美さんを出会わせてくれた
ゲームだったから。
自分だけで
しょいこまないでください。
泉美さんの中で
もし 今 足りないって
感じてるものがあるなら
それは… 俺が補います。
終わらせないでください。
お願いします。
で お心は 決まりましたか?
いえ。
今日 お邪魔したのは
買収案を受け入れるかどうかを
判断する前に
どうしても
水嶋社長と お会いして
確認したいことが
あったからなんです。
ほう。 確認っていいますと?
私たちが御社の傘下に入る目的
それは
水嶋社長が おっしゃったとおり
予算も増えて
社員たちが考えた企画を
より自由に制作するためだと
考えております。
ええ。
私は 社長として
社員の考えた企画を
何とか 実現させたいと
考えております。
それらの企画
必ず 検討していただけると
ここで
お約束していただけますか?
そりゃ もちろん。
お約束しましょう。
ありがとうございます。
『ラブ・マイ・ペガサス』の
サービス終了に関しては
いま一度 社内で話し合い
回答させていただきます。
早急なお返事を 期待してますよ。
あっ ミッチー?
今日 仕事 終わったら 空いてる?
お邪魔しま~す。
どうぞ。
うわ~ 久々。
ミッチー
うち 来るの 久しぶりだよね。
だいぶだね。 うわ 懐かしい
この ケント様パネル。
俺が運んだんだよなあ。
そう。
あれから5年か。 早いな…。
うん。
そろそろ 決めないとね。
ミッチー
見てほしい物があるの。
うわ。
覚えてる?
もちろん。
フフ。
はい。
フフ。
♬~
フフ…。
うん。
♬~
こんなの書いてたなあ。
うん。
うわ 懐かしい。
あっ ケント様って
最初 こんな感じだったっけ?
徐々に 徐々に
理想に近づけていきましたから。
泉美ちゃん 細かかったもんな~。
髪形から服装まで
全部 決まったときに
ケント様が 「見つけてくれて
ありがとう」って
言ってくれた気がしたの。
よく
こんな ぐちゃぐちゃの中から
王子様を生みだせたよな。
ねえ。
俺たち やるな。
うん。
フフ…。
ハハハ…。
あのころ 毎日
先が どうなるか 分かんなくて
でも がむしゃらで
毎日 何かが始まる感じがしてた。
こうやって
色々 思い出しちゃうと
やっぱ サ終は きついね。
♬~
はい。
これは?
航君。
自分は 『恋森』の担当なのに。
だから 最近 頑張ってたのか。
何か作業してるなと
思ってたけど…
あいつも やるな。
うれしかった。
でも これを見て
私たちが書いた このノートのこと
思い出したの。
今の彼は
あのころの私たちなんだって。
だから
彼が持ってる このエネルギーを
自分の企画に使ってほしいって
思った…。
泉美ちゃんが信じる方に
進めばいい。
分かった。 じゃあ こうしよう。
表が出たら 買収をのむ。
『ラブ・マイ・ペガサス』も サ終。
裏が出たら これまでどおり。
いくよ?
自分の中で
ようやく 結論が出ました。
『ラブ・マイ・ペガサス』は
来月で サ終します。
えっ?
何度も考えた。
でも 今 私たちに必要なのは
前を向くこと。
待ってください…。
聞いて。
ペガサス・インクが できたとき
『ラブ・マイ・ペガサス』は
存在すらしていなかった。
何もないところから
あのゲームは 生まれた。
だから きっと これからも
私たちは
新しいゲームを生みだしていける。
あのゲームは…
他のゲームとは違います。
あのゲームは 俺たちにとって…。
前を向いて進んだ先に
得られるものもある。
今は それを大事にしたい。
『ラブ・マイ・ペガサス』を
つくったときみたいに。
♬~
♬~
サ終か…。
実感 湧かないよ…。
どうなっちゃうんだろ…。
大丈夫だよ
泉美さんが決めたことなんだから。
《放せよ》
《あなたの時間を
私に預けてくれない?》
《私が
あなたの人生を変えてみせる》
♬~
♬~
買収の段取り 進めてくれ。
(小島)かしこまりました。
♬~
♬~
《私たちの
新しい始まりのために…》
「いつも 『ラブ・マイ・ペガサス』を
お楽しみいただきまして
ありがとうございます」
「突然のお知らせになり
誠に 申し訳ございません」
「この度
2022年6月23日をもちまして
『ラブ・マイ・ペガサス』の
サービスを
終了させていただくことと
なりました」
「サービス開始以降
多くのユーザーの皆様に
ご支持いただいたことに
ペガサス・インク社員一同
深く 御礼 申し上げます」
「ケント様のいた世界は
決して 消えることはありません」
「皆様の心の中で これからも
永遠に 生き続けますよう
心から願っています」
「ペガサス・インク社員一同」
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
これから どうなるんだろ…。
まっ 大丈夫でしょ。
これまでも どうなるか
分かんなかったわけだしさ
また こっからだって思えば。
《俺と一緒に
乙女ゲームの会社 やんない?》
《考えるだけ
考えてみてくれる?》
《俺は…
泉美ちゃんが好きなんだ》
《今まで ずっと》
《そして これからも…》
《俺は 一緒に生きていきたいって
思ってる》
ミッチー。
ずっと考えてたの 今までのこと。
どうして
私は 今 この場所にいて
こうして 乙女ゲームを
つくれてるんだろうって。
あの日 ミッチーが
声を掛けてくれたから
初めて実現できた夢だった。
ごめん…。
考えれば分かることなのに
ずっと当たり前に思ってた。
あなたが
私と一緒に ここにいてくれて
今日まで
歩いてきてくれたことで
どれだけ
支えられてきたかって…
今は分かる。
これからも そばにいてくれる?
もちろんだよ。
♬~
[さらに…]
(一同)奮って ご応募くださ~い。