ドラマスペシャル 西村京太郎サスペンス 鉄道捜査官[解][字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

ドラマスペシャル 西村京太郎サスペンス 鉄道捜査官[解][字]

「土曜ワイド劇場」で2000年に始まった大人気シリーズが、ドラマスペシャルで帰ってきます!第19作目の舞台は「秩父」!
月曜の夜に鉄道の旅をお楽しみください。

◇番組内容
鉄道捜査隊主任・花村乃里子(沢口靖子)が東京駅で、胸を刃物で刺された若い男性・佐竹の遺体を発見する。乃里子は、遺体のポケットに港区の高級住宅街の住所が書かれたメモを発見するが、捜査一課の刑事たちが臨場して、どんどん現場を仕切りはじめ―
その時、乃里子の肩をそっと抱く男がいた。捜査一課刑事の三沢貴彦。かつて、乃里子が警察署で働いていた際の同僚だ。
◇番組内容2
久々に再会した三沢は、乃里子からメモを受け取ると、係長に報告することなく、自分のポケットに入れてしまった。
明らかに何かを隠している三沢。乃里子は三沢からの指名で、メモに書いてある住所に一緒に聞き込みにいくことに…。メモの住所は『ワールドクスノキ』という、小さな通販会社から、一代で大企業に成長させた楠木孝蔵社長宅だった――
◇出演者
沢口靖子、勝村政信、武田梨奈、山村紅葉、長谷川朝晴、内田慈(ちか)、小久保寿人、本田大輔、金児憲史、こがけん、山口竜央、山本龍二、永島あゆみ、諌山幸治、松島志歩、中山孟、長谷川初範、筧利夫
◇スタッフ
【原作】西村京太郎 『臨時特急「京都号」殺人事件』より
【脚本】深沢正樹
【監督】村川透
【ゼネラルプロデューサー】関拓也(テレビ朝日)
【プロデューサー】都築歩(テレビ朝日)、藤田恵里香(テレビ朝日映像)
◇おしらせ
※この番組は放送時間が変更になる場合があります

☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/tetsudousousakan

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

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  1. 香織
  2. 三沢
  3. 君原
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  16. 冬美
  17. 楠木香織
  18. カメラ
  19. 望月
  20. 警察

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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ああ…
めちゃめちゃ楽しかったよ!

♬~

(花村乃里子)〈駅… そこは
それぞれの人生を背負った

大勢の人々が集い すれ違う場所〉

〈人は 人と共に生きている〉

〈一人では生きていけない〉

〈人と触れ合うと 悲しみや怒りが
生まれる事もある〉

〈しかし それ以上の喜びが
きっと生まれる〉

〈喜びを生む 出会いの場…
それが 駅〉

〈そんな駅と
そこを行き交う人々の

幸せな笑顔を守るのが

警視庁 鉄道捜査隊
東京駅分駐所に所属する

私たち 鉄道捜査官〉

♬~

あっ…! すいません!

(女性の悲鳴)

♬~

大丈夫ですか!?

何か目撃しましたか?

あ… あっちのほうに逃げていく

ベージュのコートを着た男の人を
見ました。

あっ…!

(品川)主任!

黒背広にベージュのコート
黒かばんの男性を捜して。

はい!

緊急配備 お願いします。

(汽笛)

♬~

(品川)佐竹和則 26歳。

凶器は見つかっていません。

♬~

(品川)「港区高御1-16-5」…。

♬~

捜査一課のお出ましです。

(捜査一課係長)この現場は

我々 捜査一課8係が
取り仕切ります。

現場から逃げた不審な男性です。

念のため 調べておきましょう。

それから このメモ…。 あっ…。

(三沢貴彦)久しぶりだな 花村。

三沢さん!?

こいつは
俺から係長に渡しとくよ。

またあとでな。

誰ですか? あの人。

捜査一課の三沢貴彦警部補。

新宿中央署にいた頃の先輩よ。

肩の力 抜けよ。 はい。

なんでもかんでも
一人で背負い込もうとするな。

俺でよければ
じゃんじゃん頼ってくれ。

(望月)被害者の佐竹には
恐喝の前科がありました。

2年前に逮捕され
出所後も定職に就いておらず

収入源は不明です。

うーん…。

また 誰かを強請って
殺されたんですかね?

捜査一課の係長が この写真を見て
表情を変えました。

男性に見覚えが
あったのかもしれません。

(望月)見覚えがあるのに
とぼけるなんて おかしいですね。

住所が書かれたメモに関しては?

何も聞いていません。

♬~

メモの住所は ワールドクスノキの
楠木孝蔵社長の自宅でした。

楠木孝蔵は 小さな通販会社を
一代で大企業まで押し上げた

やり手社長です。

(三沢)そのやり手社長が
事件にどう絡んでいるのか

気になりますよね。

すでに楠木に着目してるとは
さすが 花村だな。

一緒に
楠木邸まで来てくれないか?

わかりました。
花村さん お願いします。

はい。

どこまで知っているんですか?

…何が? 全部 話したけど?

この人は誰なんですか?
知っているんですよね?

現場から逃げた不審な男性です。

(乃里子の声)
メモも 楠木社長の住所だと

最初から
わかっていたんじゃないですか?

鋭いねえ 相変わらず。

(三沢)これ 楠木の秘書だよ。

秘書?
(三沢)ああ。

うちの係長は この写真を見て

楠木が 事件に絡んでるかも
しれないと思ったんだな。

しかし 政財界の大物と
繋がりのある楠木を

下手に突っつくと面倒だから
隠したんだよ。

だから
メモを渡さなかったんですね。

ああ。

こんなもんを渡したら

上の顔色ばかり気にする係長に
握り潰されるだけだからな。

楠木は 贈賄 粉飾決算から
パワハラにセクハラ

悪い噂だらけの
たたけば ほこりが出る男だ。

佐竹に
なんか やばいネタをつかまれて

脅されたとしたら…

秘書を使って
佐竹を殺害した可能性もある。

他には ありませんね?

ないよ。

用心深いところも相変わらずだな。
おい 行くぞ。

(チャイム)

(北島靖男)
「どちら様でしょうか?」

警察です。 ちょっと
お聞きしたい事があるんですが。

(北島)「お待ちください」

(ドアの開く音)

♬~

ほーら お出ましだ。

♬~

(ノック)

(ドアの開く音)

(楠木孝蔵)お待たせしました。

東京駅の殺人事件で
なぜ 私に?

(三沢)
これ こちらの住所ですよね?

殺された この佐竹という男が
このメモを持ってたんですよ。

北島さん。

これは あなたですね?

佐竹 殺したのは
あんたじゃないのか?

(北島)私は殺してません!

じゃあ
東京駅で何してたんだ?

妙な隠し立ては やめませんか。

殺された佐竹 ご存じですよね?

(ノック)
(ドアの開く音)

(楠木昭子)あなた…。

全てお話しするべきでは
ありませんか?

昭子…。

これを持ってきた男の事を
話すべきです。

香織さんのためにも。

♬~

この男と思いますが
突然 訪ねてきましてね…。

(楠木)これ… 持ってきた男は?

(北島)社長にお渡しください
とだけ言って 帰りましたが…。

何!?

♬~

北島 追いかけてくれ!

誰なのか 確かめてこい!
(北島)はい!

(北島の声)
あとを追ったんですが…。

♬~

(北島の声)
東京駅で見失ってしまいました。

(佐竹和則)ううっ… うう…。

「娘を殺されたくなければ
10億円を用意して待て」

「警察には絶対に知らせるな」

脅迫状か…。

この方は お嬢さん?

娘の香織です。
ここで一緒に暮らしています。

今日は どちらに?

仕事です。
我が社の宣伝部長をしています。

すぐに帰宅するように
言ったんですが

大丈夫と言って 聞かないんです。

親の言う事には
全て反発する娘ですから。

ろくでもない男との交際も… ねっ
やめようとしないし。

ろくでもない男?

君原洋介というカメラマンです。

(シャッター音)

(カメラのシャッター音)

(楠木)君原くん。
(君原洋介)はい。

いつまで もたもたやってるんだ!

(君原)すいません…。

(楠木香織)
時間なんて 気にしなくていい。

自分が納得できる写真を撮って。

(カメラのシャッター音)

香織さんに
脅迫状の事は伝えたんですか?

もちろん伝えました。

でも… 私の言う事なんて
全く聞きませんから。

香織さんと
うまくいってないんですね。

いや… そんな事はありませんよ。

確か 奥様は

銀座のクラブでママをしている時に
社長と出会って

3年前に
見事 ご結婚されたんですよね?

それが何か?

いえ 別に。

そんな事より
早く 犯人捕まえてください。

佐竹を殺したのが
あなた方じゃないとしたら

佐竹に共犯者がいた
可能性があります。

そして 仲間割れの末…。

(刺す音)

(三沢の声)殺された。

その犯人が あなたを脅している
主犯かもしれません。

犯人に心当たりありませんか?

脅される覚えはない!
ただの金目当てだ!

誰かに
恨まれてるんじゃないんですか?

正直に話してくださいよ!

ないと言ってるだろ!

君! 君 失礼だぞ!

まずは 香織さんの身の安全を
確保したいと思います。

明日のイベント
中止するように言ってください。

明日のイベント?

(品川・望月)え~!?

あのSLパレオエクスプレスに
乗れるツアー!?

SLで こんな興奮するのか?

しますよ! 秩父鉄道
SLパレオエクスプレスときたら

なおさらです!

C58363ですから!

C58363というのは

昭和の時代に
東北地方などの旧国鉄で活躍した

蒸気機関車なんです。

1972年に
一度は現役を引退したものの

SL運行を熱望する声に応え

1988年 秩父鉄道
SLパレオエクスプレスとして

復活したんです。

(品川)…という事で いつでも
見られるわけではありませんよ。

(望月)
土日を中心とした限られた日に

熊谷駅から三峰口駅間を たった
1日1往復するだけなんです。

明日 そのSLを使ったツアーが
行われるんですね。

はい。 楠木香織さんが企画した
イベントです。

(三沢)お嬢様は 殺害予告が
届いているっていうのに

無謀にも 主催者として
ツアーに参加しちゃうんですよ。

(品川)
「秩父 SLパレオエクスプレス

縁結びツアー」…。

ワールドクスノキの
PRイベントですね。

(望月)目的地は三峯神社か…。

ああ
人気のパワースポットだよな。

縁結びの木があるんだ。

熊谷駅からSLでスタートして

長駅や和銅黒谷駅を経て

最後は バスで三峯神社ですか。

大自然が満喫できる
いい場所ばかりですけど

山の中の秘境と言えますから

いつ襲われても不思議じゃない
危険なルートですよ。

楠木は
中止するように言ったんですが

わがままなお嬢様は
聞き入れないんです。

そこで
私と花村がツアーに参加して

このわがままなお嬢様を
警護するしかないって事で

話をつけてきました。

うちの係長には 了解を得てます。

花村のような

鉄道のプロフェッショナルが
いてくれると心強いんで

ぜひお願いします。

わかりました。

ありがとうございます。

そんな脅迫状が?

ただのいたずらよ。
心配ないって。

鉄道捜査隊の花村と申します。

父から聞いています。

ご面倒をおかけして
申し訳ありません。

今からでも ツアーの中止は
考えられませんか?

花村さん 私は周りから

親の威光を笠に着た
世間知らずの操り人形

などと言われています。

いたずらかもしれない脅迫状に
おびえて 中止したら

いい笑い物です!

すでに1人殺害されています。
いたずらではないと思います。

楠木社長も 香織さんの身を…。

父が本気で心配していると
思いますか!?

父にとって大切なのは

自分のイメージを守る事と
世間体だけです!

私の生き方とか幸せとか
そんな事 どうでもいいんです!

彼の事も聞いているんですね…。

何もわかっていないくせに

ひどい事を言ってたんじゃ
ないですか? 君原さんの事…。

父は そういう人です。

花村さん。

私は 自分の道を切り開いて

自分の力で
歩いていきたいんです!

そうですか。 父親を
そんなに嫌っているんですか。

楠木社長との間に
何があったんですかね…。

楠木社長は
何かを隠している気がします。

それと… 三沢刑事も。

楠木社長に対して
普通ではありませんでした。

捜査一課の係長に確認したところ

楠木の住所が書かれた
メモに関して

三沢刑事からの報告は
なかったようです。

最近の三沢刑事は

強引な捜査を 一人きりで
進める事が多いようです。

三沢さん 以前と違うんです…。

待機を命じたはずだ!

私の命令を無視して
一人で乗り込むとは

どういう事だ!

犯人が 同居人に危害を加える
恐れがあったからです。

これ以上 被害者を
出したくなかったんです!

君が判断すべきではない!

君は 黙って
命令に従えばいいんだ!

人の命と 命令の
どちらが大事なんですか?

それが組織というものだ!
君に発言する権利はない!

(三沢)俺は 「花村
なかなか いい事言うなあ」

と思って 聞いてたんですけどね。

三沢!
(三沢)はいはい。

「お前も黙ってろ」ですね。
ほら 花村 行くよ。

どうも すいませんでした!
失礼しまーす! ほら。

すいません…。

肩の力 抜けよ。 はい。

なんでもかんでも
一人で背負い込もうとするな。

俺でよければ
じゃんじゃん頼ってくれ。

♬~

はい…。 ありがとうございました。

仲間に隠し事をするような人では
ありませんでした。

今の三沢刑事は
信じられませんか…。

(手塚真理絵)あらあら
乃里子さん どうしたの?

誰か 気になる人でも
いるのかしら?

えっ?

いいの いいの。
言わなくていいの。

私は なんでもお見通し。

(大沢次郎)
はい 料理 上がりました。

はいはい。
野暮は言いっこなしね。

一課には 私から
随時 報告する事にしましたので

花村さんは 三沢刑事と
行動を共にしてください。

はい。

(アナウンス)「本日も ご利用頂きまして
ありがとうございます」

(エレベーターの到着音)

三沢さん お待たせしました。

「貴彦さん」でいこうか。

はい。 行きましょう 三沢さん。

かってえな…。
ちょっ… ちょっと待てよ!

(三沢)腹 減った…。
朝 早かったからなあ…。

ねえ なんか
おにぎりとか持ってない?

持ってません。
(三沢)なんだよ…。

じゃあさ なんか おいしい駅弁
買いに行こうよ。 ねっ。

♬~

ねえ 見た?
はい 見ました。

乃里子さんでしたね。

男の人は誰かしら?

見た事のない人でしたね。

ほら あれが
ゆうべ 私が見抜いた

乃里子さんの気になるお相手よ。

あの2人
絶対に ただならぬ関係だわ。

間違いない!

〈私たちは

ツアーの出発地点となる
熊谷駅へ向かった〉

♬~

(香織)皆さん
乗り場は こちらになりまーす!

(係員)どうぞ こちらでーす。

こちらになりまーす。

今しばらく
こちらで お待ちください。

本日は
お日柄もよろしいようで…。

まもなく到着致しますので

こちらで
しばらくお待ちください。

(矢崎冬美)ねえ! ねえねえ…!
(今村 栄)んっ?

あの人 なんだろう?
ちょっと怖いんだけど…。

(今村)
ああ… こっち見てるようだな。

(冬美)えっ? うわっ 本当…。

♬~

(汽笛)

(香織)皆さん お待たせしました!

お待ちかねの 秩父鉄道
SLパレオエクスプレスが

入線致しました。

敵が どこにいるか わからん。
要注意だ。

(汽笛)

(香織)
本日は ワールドクスノキ主催

秩父 SLパレオエクスプレス
縁結びツアーにご参加頂き

ありがとうございます。

1泊2日の短い旅ではありますが
どうか 存分に

長 三峯神社を巡る
縁結びツアーをお楽しみください。

それでは 皆さん

SLパレオエクスプレスに
ご案内致します!

こちらになります!

どうぞ。

(香織)皆さん
黄色い線 気をつけてください。

こちらになりまーす!

気をつけてください。
こちらです。

どうぞ。 左にお進みください。

お待たせしました。

(発車ベル)

(汽笛)

〈10時12分

私たちを乗せた
SLパレオエクスプレスが

走り出した〉

(汽笛)

♬~

♬~

(汽笛)

(香織)こちらです。

♬~

皆さん おそろいですか?

これから あちらに見える
寳登山神社へご案内致します。

それでは 行きましょう。

♬~

(香織)ここ 寳登山神社は

秩父神社 三峯神社と共に
秩父三社の一社となります。

火災盗難よけ 諸難よけの
守護神としての御神徳が高く

参拝者は
年間100万人を超えるそうです。

境内は こちらです。

お二人 お似合いで 素敵ですね。

アハハッ…。 それはどうも。

そちらこそ お似合いですよ。

いや… 我々 まだ
付き合い始めたばかりなんですよ。

うわあ それは新鮮だ。

こっちは 付き合いが長いだけの
腐れ縁です。

俺を信じて ついてくるって
言うんで

けじめつけようかなと
思ってるんですよ。

なあ? ハハッ…。

違うみたいですね。

(一同の笑い声)

いやっ!

どうした?

ほら あの車
熊谷駅にもいた人。

(今村)なんだよ?

えっ 熊谷駅から
俺たちをつけてきたのか?

(カメラのシャッター音)

(カメラのシャッター音)

撮れたか?

はい。

(着信音)

♬~

課長!

主任から写真が届きました。
おお…。

(望月)なんだ? こいつ。

(品川)熊谷から長まで
ツアーについてきてる

不審な人物です。
調べてください。

(品川・望月)はい。

♬~

(香織)ただ今から こちらで
30分間の自由散策となります。

12時45分に長駅再集合で
お願いします。

♬~

あなたも災難だ。

そこら中から恨みを買う
父親を持って。

父親を恨んでる人間に
心当たりがあったら

教えてもらえませんか?

あれば お伝えしています。

(三沢)恋人との交際を反対された
娘のあなたが

一番恨んでたりして。 フッ…。

失礼します。

♬~

妙な行動をとると
刑事という事が周りにバレます。

わかってるよ。

どうして
香織さんを挑発したんですか?

なんとなくだよ。

隠し事は やめてください。

三沢さんの本当の目的は
なんなんですか?

本当の目的?

ないよ そんなもん。

♬~

(相葉) 柔軟剤をお使いの皆さん
(主婦) はい!

気になる衣類のニオイ 消しても消しても

キリがない!

だったらこれからは「ソフラン」!

進化した防臭力で 臭くならない服に変える!

「ソフラン プレミアム消臭」
(相葉・二宮)いっしょだと最高!

(相葉) 「ソフラン ウルトラゼロ」は 次世代の柔軟剤

<悪臭を感じる前に ニオイをブロック>

<強い香りで ごまかさない!>

嫌なニオイも
(男性)臭くない!

「ソフラン ウルトラゼロ」
<今こそトライ!>

〈私たちは 普通列車で
長駅から

次の観光地となる
和銅黒谷駅へ向かった〉

(警笛)

♬~

♬~

(香織)我が国 最初の流通貨幣
和同開珎がまつられている

ここ聖神社は 銭神様と呼ばれ
親しまれています。

皆様の素敵なご縁が
結ばれ続けるためには

お金は
なくてはならないものです。

どうぞ 銭神様にご参拝ください。

〈このまま何も起こらずに
ツアーが終わる事を願った〉

〈しかし 三沢さんの思惑が
私には読めない〉

(かしわ手)

〈終点の三峰口駅で
私たちは列車を降りた〉

(香織)ここから
西武観光バスに乗り換えます。

♬~

(香織)バスは
後ろからの乗車となります。

〈そして 14時55分

三峰口駅前発のバスに乗り

ツアーの最終目的地
三峯神社へと向かった〉

♬~

♬~

♬~

足元 お気をつけてください。

お疲れさまです。

三峯神社は
こちらの上になります。

お疲れさまです。

のちほど
ご説明させて頂きますが

日本武尊が創始したといわれる
この三峯神社は

関東屈指の古社として
高い人気を誇っています。

(香織)
先ほど ご説明させて頂いた

日本武尊の像は
こちらになります。

(香織)のちほど
ゆっくり拝見致しましょう。

まずは
本殿のほうに参りましょう。

こちらになります。

(香織)どうぞ。

♬~

(香織)皆さん お疲れさまでした。

こちらが本殿です。

皆さんの素敵なご縁が
より深くなりますように

存分に それぞれ ご参拝ください。

では どうぞ。

♬~

(今村)おい!
(冬美)えっ?

(今村)あそこ!
(冬美)何? どこ?

(今村)あいつだろ。
(冬美)えっ?

(今村)あれ 見ろよ! あそこ。
(冬美)どこ?

あの裏! 裏のほうの…。

えっ どこにいるのよ?
(今村)なんでだよ!

どうしたんですか?

あいつがいたような気が
したんです。

あいつ?
ほら あの…

長の寳登山神社で見かけた
車に乗った怪しい奴ですよ。

ここにいたんですか?
ええ 多分…。

お前も見たよな?
いや 私は気づかなかったけど…。

なんでだよ… あっち いただろう。
(冬美)どこに…?

香織さん…!

香織さんがいない。
えっ?

香織さん!

見失って まだ ほんの数分だ。
そう遠くには行ってない。

捜しましょう。
うん。

香織さーん!

♬~

クッソ…。

縁結びの木…。

香織さん 一人で ここに来て…。

課長 花村です。

三峯神社で
香織さんを連れ去られました。

緊急配備 お願いします。

直ちに手配します。 それから

長の寳登山神社で目撃された
不審な人物の身元が判明しました。

南田義之という
インテリアデザイナーです。

ワールドクスノキの
社員の話によると

楠木香織と仕事をした際に
一方的に好意を寄せ

ストーカー行為をしていた男です。

楠木香織は 南田に連れ去られた
可能性があります。

捜索を続けます。 では。

…三沢さん?

(サイレン)

♬~

花村です。 ご苦労さまです。

♬~

(呼び出し音)

(品川)楠木社長は
どちらにいらっしゃるんですか?

答えてください!

お嬢さんが
誘拐されたかもしれないんです。

(ため息)

話すしかないわね。

警察から お嬢様がいなくなったと
連絡があったあとに

電話がありました。

(着信音)

もしもし?

(ボイスチェンジャーの声)「娘を預かった」

「1人で
1億円を持って長へ向かえ」

「警察に知らせたら 娘を殺す」

「また連絡する」

ちょっと待ってくれ。
誰なんだ? 君は。

娘は… 香織は無事なのか?

(電話が切れる音)
もしもし? もしもし!?

身代金要求?

楠木は 犯人からの要求に従い

1億円を手に
車で長へ向かったそうです。

黒い高級セダン。

♬~

私も 長へ向かいます。

お願いします。

そちらに 三沢さんから
連絡は入っていませんか?

いえ。 彼がどうかしたんですか?

香織さん捜索中から
姿が見えないんです。

妙ですね。
こちらからも調べます!

(雷鳴)

品川くん!
ああ 主任!

どう? 何かわかった?

いえ。 楠木社長は 車で
長には来てるはずなんですが…。

捜しましょう。
はい!

主任 自分はこっちに。
お願い!

♬~

(品川)いないですね。

ここじゃない。 戻りましょう。
はい。

♬~

楠木社長の車です。

誰もいません。

この近くにいるのかもしれません。

♬~

これは… 南田の車。

♬~

♬~

楠木社長!

ああ…。

大丈夫ですか?
うっ…。

すぐに救急車を。
うん…。

(品川)主任!

死んでいます。 南田です。

胸を刺されてます。

ああっ… あっ…。

何があったんですか?

香織さんは?

香織は… いなかった。

南田を殺したのは あなたですか?

いや 違う。 私じゃない。

私じゃない!

♬~

今まで何をしていたんですか?

ひと晩中 楠木香織を捜してた。

どういう事なのか
説明してもらえませんか?

長へ向かう途中に
連絡があったんだ。

これです。

「長の岩畳の東屋へ向かえ」

「警察がついてきたら娘は殺す」

着いた。 どうしたらいい?

(ボイスチェンジャーの声)
「そのまま北へ向かって歩け」

香織は いるんだろうな?

(電話が切れる音)

(楠木の声)
その男に近づこうとしたら…。

(楠木)うっ… あーっ!

(楠木の声)
後ろから突き落とされて

気を失ってしまったんだ。

目を覚ましたら 男が死んでいた
っていうんですか?

そうだ。

(三沢)凶器は このナイフか。
(品川)はい。

南田の血痕と…

楠木社長の指紋が検出されました。

そんなものは…
そんなものは知らん!

死亡推定時刻は?
(品川)21時前後。

楠木社長が現場に着いた時刻と
ほぼ一致しています。

身代金の1億円は?
(品川)そのまま現場にありました。

やっぱり あんたが殺したんだな。

強請ってくる奴は
すぐに殺すようだな。

私は被害者だ!

突き落とされて
打ち所が悪かったら

死んでいたかも
しれないじゃないか!

だが このとおり元気だ。

被害者を装うために
自分から落ちたんじゃないのか?

殺された南田に共犯者がいたら
1億円 持ち去るだろ。

いい加減にしろ!

なんの根拠があって
そんな事を言ってるんだ!

俺はな
ずっと あんたを追ってきた。

あんたの事はわかってる。

自分にとって都合の悪い相手は
殺す人間だ。

香織が
まだ見つかっていないんだ。

くだらん事を言ってる
暇があったら 見つけてくれ!

もちろん 見つけますよ。

だが そのあとで

あんたから じっくりと
話を聞かせてもらいますよ。

♬~

ここ お願い。
はい。

〈香織さんがいなくなってすぐに
緊急配備が敷かれ

主要道路で検問が行われたが
行方はつかめなかった〉

〈まだ 遠くへは
行っていないのかもしれない〉

(捜査員)この近辺で
潜伏できそうな場所は

一通り調べました。
他は思い当たりません。

(三沢)このキャンプ場は?

車で1時間はかかりますし

ここで検問をしてましたので
運ばれていれば気づきます。

あの… この三峯神社の
裏参道を使うと どうですか?

(三沢)山道が
キャンプ場まで繋がってるな。

キャンプ場に
抜けられない事はないですが

かなり険しい登山道です。

案内してもらえますか?
わかりました。

♬~

君たちは あっちの道だ。
こちらへ。

♬~

♬~

(三沢)楠木香織の靴跡にしては
大きいな。

(捜査員)この辺りです。

♬~

♬~

香織さん!

香織さん!

大丈夫ですか?
怪我はありませんか?

ここは?

どうして こんな所に…。

何も覚えてないんですか?

三峯神社で
何か口に当てられて

そのあとの事は何も…。

♬~

(楠木)香織…
よかった よかった!

(香織)ご迷惑をおかけしました。

いや いいんだ。
無事であれば それでいい。

こちらに。

香織さん 三峯神社で
なぜ 我々から離れたんですか?

離れたつもりは
なかったんですけど…。

誰かを見かけて 縁結びの木へ
向かったんじゃないですか?

(今村)おい!
(冬美)えっ?

(今村)あそこ!
(冬美)何? どこ?

(今村)あいつだろ。
(冬美)えっ?

(今村)あれ 見ろよ! あそこ。
(冬美)どこ?

いいえ 誰もいませんでした。

(三沢)この男に
見覚えありますよね?

あなたに付きまとっていた
南田義之です。

あなたをロッジまで運んだのは
この南田ですか?

ずっと眠らされていたので
わかりません。

そんなに長い間
気を失っているもんですかね。

それに ロッジのソファで
横になっているなんて

随分 優しい誘拐犯だ。

(三沢)このネックレスに
見覚えありませんか?

♬~

知りません。
私のものではありません。

社長は 何かご存じのようですが。

…知らん。

♬~

あんたたち親子は
何を隠しているんだ?

話にならんな 君は。

もういい。

こうして
香織も無事に帰ってきたんだ。

それだけでいい。

(三沢)そっちはよくても
こっちは よくないんだよ!

(三沢)2人も人間が死んでるんだ。

何一つ解決してないんですよ。

♬~

捜査は これからです。

どうか ご協力ください。

ちょっと いいですか?

三峯神社から
香織さんを連れ去ったのは

南田ではないと思います。

なぜだ?
南田の靴です。

三峯神社からロッジへ向かう道は
ぬかるんでいました。

でも 南田の靴には
泥が付着していませんでした。

楠木香織を連れ去った
別の人間がいるっていうのか…。

その人物が
南田に誘拐の罪を着せて

殺害したとも考えられます。

照合の結果を待ちましょう。

♬~

君原さん。

香織さん…。

すまなかった。
何も知らなかったんだ。

まさか
君が誘拐されてたなんて…。

ごめんなさい。
でも もう大丈夫…。

犯人は捕まったんですか?
(品川)捜査中です。

(楠木)お前が
やったんじゃないのか?

香織との交際を反対された
腹いせに

こんなまねをしたんじゃ
ないのか?

私を陥れたんじゃないのか?

僕が そんな事するわけ
ないじゃないですか。

君原さん 昨日の12時頃は
どちらにいましたか?

川越や寄居で 朝から ずっと
特産品の写真を撮っていました。

調べてもらえば わかります。

ええ もちろん確認しますよ
あなた方全員を。

君原さん…。

(三沢)このネックレスに
見覚えありませんか?

これ カタクリの花ですかね?

何を言ってるんだ? 君は。
我々は被害者だぞ。

ええ 今のところは。

♬~

三沢さん ネックレスに
なぜ こだわっているんですか?

遺留品にこだわるのは当然だろ。

香織さんがいなくなったあと

どうして
単独行動をとったんですか?

「楠木香織は 南田に連れ去られた
可能性があります」

捜索を続けます。 では。

…三沢さん?

手分けしたほうが
効率がいいからだ。

何もかも
一人で背負い込むつもりですか?

新宿中央署で
私にかけてくれた言葉

お忘れですか?

なんでもかんでも
一人で背負い込もうとするな。

俺でよければ
じゃんじゃん頼ってくれ。

…覚えてないな。

東京 戻るぞ。

♬~

(品川)殺された2人
佐竹と南田には

接点が見つかりませんでした。

2人を利用した何者かがいる
という事ですね。

南田の足取りに関して
何かわかりましたか?

(望月)はい。

やはり 南田に楠木香織誘拐は
不可能でした。

司法解剖の結果 南田は
殺害される約9時間前から

ずっと眠らされていた事が
わかりました。

死亡推定時刻は21時頃なので

12時頃から
眠っていた事になります。

私が最後に南田を見たのは
12時過ぎ。

長の寳登山神社でした。

(今村)なんだよ?

えっ 熊谷駅から
俺たちをつけてきたのか?

(カメラのシャッター音)

(望月の声)
遺体となって発見されたのが

同じ長の岩畳ですから

南田は
主任が目撃した その直後から

ずっと 長で
眠らされていたのかもしれません。

眠らされていた南田には
誘拐する事も

身代金要求の電話をかける事も
取引現場に行く事も不可能です。

別の誰かが
身代金を要求する電話をかけ

南田を現場に運び

誘拐犯に仕立て上げて
殺害したのか…。

(刺す音)

(望月の声)楠木社長は

その罪を着せられたんじゃ
ないでしょうか?

(三沢の声)誰が そこまでやった
っていうんだ?

君原洋介が関わっているんじゃ
ないでしょうか?

お前がやったんじゃないのか?

僕が そんな事するわけ
ないじゃないですか。

楠木香織との交際を反対された
腹いせですか?

君原と楠木社長の間には

それだけじゃない
何かがあるような気がするの。

楠木香織を誘拐したのは
君原という事ですか。

♬~

(品川の声)君原なら 楠木香織に
怪しまれずに近づけるし…

眠らせて ロッジまで
背負って運ぶ事も可能ですね。

♬~

(品川の声)
恋人なら乱暴にはしませんよ。

でも 君原が
香織さんを連れ去る事は

不可能なのよね?
はい アリバイがあります。

君原は 昨日 川越と寄居で

写真を撮っていた事が
わかりました。

(カメラのシャッター音)

(シャッター音)

♬~

(望月)
午前中は 川越で写真を撮り

11時27分発の川越特急で

川越駅から小川町経由で

寄居駅へ向かっています。

(カメラのシャッター音)

♬~

(カメラのシャッター音)

♬~

君原が川越特急に乗車した事は
間違いありません。

寄居駅の到着時刻は?
12時20分です。

君原が寄居駅で下車した事は
運転士の証言で確認できました。

(品川)
寄居で秩父鉄道に乗り換えて

三峰口まで行けば

三峯神社に
先回りできるんじゃないですか?

先回りはできません。

秩父鉄道に乗り換えた場合
寄居駅を出発するのが12時35分。

影森駅経由で
三峰口駅着が14時16分。

その時間から乗れるのが

14時55分発のバスだけです。

私たちが乗ったバスに
彼は乗っていなかった。

(香織)足元
お気をつけてください。

(香織)どうぞ。

君原は 免許を持ってなくて
車の運転ができませんし

タクシーを使ってない事も
確認済みです。

…となると君原はシロか。
つまり 振り出しですね。

だから どうした!
そんな簡単に諦めるのか?

今回の事件の中心にいるのは

間違いなく
この楠木孝蔵なんだよ!

俺たちはな なんか大切な事を
見落としてるんだ!

三沢さん!

なんで あそこまで 楠木孝蔵を
目の敵にするんですかね?

関係者を
もう一度 洗い直しましょう。

はい。
はい。

よし 行こう。
はい。

三沢刑事が 今のような

強引な単独捜査を
進めるようになったのは

5年前のある事件が
きっかけだったようです。

ある事件?

女性社長の事故死です。

ジュエリーショップ社長の
事故死を殺人だと主張し

上層部とトラブルを起こし
捜査を混乱させたと聞きました。

ジュエリーショップ…。

(三沢)このネックレスに
見覚えありませんか?

これ カタクリの花ですかね?

(真理絵)乃里子さん!

ママ! どうしたの?

これから 秩父に行って

秩父駅前の大きな温泉で
のんびりしてくるの。

温泉?
秩父駅前に温泉あったかしら?

あるわよ。 知らないの?

ママ 違いますよ。

秩父駅じゃなくて
西武秩父駅です。

あっ そう?
似たようなもんでしょ。

じゃあね。 いってきまーす!

(大沢)あっ…!

(真理絵)もう 何やってるのよ…。
早く行くわよ もう!

西武秩父駅…。

♬~

(カメラのシャッター音)

♬~

(カメラのシャッター音)

〈11時27分発の
川越特急に乗り込む〉

〈小川町経由で
寄居駅に着くのが

12時20分〉

♬~

〈12時35分発の
秩父鉄道に乗り換え

三峰口方面へと向かう〉

〈この列車では

三峯神社に着くのは
15時過ぎ〉

〈でも ある方法を
使うと

もっと早く
着く事ができる〉

〈13時13分
途中の御花畑駅で下車〉

〈御花畑駅から西武秩父駅は
徒歩3分程度〉

♬~

〈西武秩父駅
13時30分発のバスに乗れば…〉

♬~

〈三峰口駅前を経由し…〉

♬~

〈三峯神社到着は14時45分〉

♬~

〈つまり 私たちツアー一行より
先に着く事ができる〉

♬~

課長 花村です。

君原洋介のアリバイが
崩れました。

<この男は 身の丈に合うことを信条として
生きている ごく普通の人間である>

<そんな彼の心の中に
新しい「家」の姿が生まれた>

(松坂)<その「家」は完璧でなくてもいい>
<…と思っている>

<自分と同じように>
<家族と一緒に作る 伸び代のある…>

<そんな「家」がいい>

<家は 生きる場所へ>

君原の行方が
わからないんですか?

花村さんに言われて
身柄を拘束しようとしたのですが

行方がつかめません。
今 品川くんたちが捜しています。

香織さんが
何か知っているのでは?

今のところ 連絡はないようです。

♬~

三沢さん。
(三沢)…おう。

君原は
香織さんに接触してくるはず

そう にらんで
彼女を尾行しているんですね?

ああ…。

君原のアリバイ崩し さすがだよ。

一人で動くのも隠し事も
やめてもらえませんか?

5年前に 何があったんですか?

ジュエリーショップ社長の
藤森充希さんは

事故死ではなく殺害されたと
主張したそうですね。

そのジュエリーショップを
調べたら

ワールドクスノキの子会社でした。

その女性の死に
楠木孝蔵が関係していると

考えているんじゃありませんか?

なんでもかんでも
一人で背負い込もうとするな。

「一人で なんでもかんでも
背負い込もうとするな」…。

私は 三沢さんの言葉に
救われました。

一人で背負い込まないでください。

彼女は 楠木から
ひどいセクハラを受けていた。

役所や警察に相談したが

どこも
取り合ってくれなかったらしい。

楠木が
金と権力で封じ込めていたんだ。

(藤森充希)このネックレスを
売り出そうと考えています。

カタクリの花を
モチーフにしたものです。

私が興味あるのはね…

そんなもんじゃない。 君だよ。

(充希)あっ… やめてください!

私の言う事を聞かなければ
潰すよ。

嫌ーっ!

俺は 彼女と約束した。

(警察官)よくある事だから…。

よくある事って
どういう事ですか?

私に隙があったって
いうんですか!?

(警察官)そうは言ってませんよ。

嘘でしょ…。 何回訴えても

同じ答えしか
返ってこないじゃないですか!

相手は大会社の社長なんです。

それに セクハラの被害者は
私だけじゃないんです。

被害届を出させてください!

(警察官)証拠もないしね…。

(充希)信じてくれないんですか?
(警察官)落ち着いて。

(充希)警察は
助けてくれないんですね…。

もういいです!

どうかしましたか?

♬~

クッソ…。

(すすり泣き)

そんな野郎 こっちが潰してやる。

警察の方は 全然
取り合ってくれないんですよ?

警察官が悪い奴を見逃したら
世の中 真っ暗でしょ。

ありがとうございます!

♬~

だが 次の日 彼女は死んだ…。

(シャッター音)

(カメラのシャッター音)

足を滑らせての事故死として
処理された。

楠木のセクハラに関しても
一切 公にはならなかった。

納得がいかなかった俺は
一人で捜査を進めたが

結局 何もつかめなかった…。

そんな中で
今回の事件が起きたんですね。

ああ…。

現場から逃げた不審な男性です。

(三沢の声)楠木が絡んだ
殺人事件に違いない…。

奴の悪事を暴く絶好の機会が
やって来たと思った。

大丈夫ですか?
怪我はありませんか?

(乃里子の声)カタクリの花の
ネックレスを見て

5年前の事件が関係していると
確信したんですね。

(三沢の声)藤森充希には
恋人がいたらしい。

カメラマンで
そいつの撮った写真をモチーフに

彼女は ジュエリーのデザインを
していたようだ。

それが 君原?

恐らくな。

君原は 5年前に死んだ恋人の
復讐をしているんだ。

そのために香織さんに近づいて…。

(三沢の声)どんな手を使ってでも
復讐したいだろう。

だが その前に君原を捕まえる。
そして 俺が

どんな手を使ってでも
楠木の悪事を暴いてやる。

お前に これ以上
迷惑はかけられない。

私は頼ってもらえないんですか?

三沢刑事を信じています。

♬~

君原洋介の 5年前の復讐ですか。
はい。

確かに 楠木香織を誘拐したのは
君原だったんでしょう。

しかし 君原には
21時に長で

南田を殺す事も
楠木を襲う事も不可能です。

その時刻 都内にいた事が
確認できました。

共犯者がいるんですね。
そう考えるべきです。

楠木って
ワールドクスノキの社長の事?

ママ
何か ご存じじゃないんですか?

ああ…。

ママは 政財界の大物たちとも
付き合いのある事情通ですから

なんでも知ってますよ。
(真理絵)次郎ちゃん。

口はいいから 手を動かして。
(大沢)すいません。

ママ 何か知ってるの?

ママ 固い事 言いっこなしです。

あの社長も悪いけど
後妻さんも相当なものよ。

昭子さん?
そう。

銀座時代からの知り合いだけど
したたかよ。

ママやってた時から
できていたボーイと

今でも続いてるみたいなの。

年末も2人で ここへ来たのよ。

どんな相手?
ああ…。

あっ 写真があったわ。
ちょっと待ってね。

♬~

ほらほら この人。

♬~

はあ…。

どういう事だよ
こんなとこに呼び出して…。

あの男です。

あいつ ツアーで一緒だった…。

今村栄です。

楠木昭子がママをしていた
銀座の店で働いていて

今でも関係が続いているようです。

♬~

来ました。

話が違うじゃないか。
なぜ 2人も殺した?

そんな話は聞いてない!

あいつら 捨て駒だから。

(今村の声)
口を封じるには殺すのが一番。

(刺す音)

(今村)あんたの復讐のためだよ?

あんたも俺も
楠木を消したかった。

だから 手を組んだんだろ?

俺は楠木の正体を
暴きたかっただけだ。

アハハハハ…!

正体 暴かれちゃったの
あんただろ?

ハハハハ…。

警察に追われてるんだろ?

まずいよなあ!

まだ わかんないかな?
ここに来てもらった理由。

全部の罪かぶって

死んで。

今村栄!

三峯神社で
香織さんを見失ったのは

あなたが騒ぎを起こしたから。

(冬美)えっ?
(今村)あそこ!

(冬美)何? どこ?
(今村)あの裏! 裏のほうの…。

えっ? どこにいるのよ?
(今村)なんでだよ!

どうしたんですか?

あいつがいたような気が
したんです。

いるはずのない南田を目撃したと
騒いで 気を引いたんだな。

ツアーのあとをつけさせた南田を
長で眠らせたのも あなた。

♬~

(ノック)

(今村)どう?

(南田義之)
ああ… 待ちくたびれたよ。

いやあ…。
(せき)

最近 風邪ひいちゃってさ。
(南田)おお… 大丈夫?

うん…。 寝れてる?

うーん… 寝れてる。

これ よく眠れるらしいよ!
ハハハハ…。

そして
香織さんが誘拐されたあとに

楠木邸に電話をかけて…。

娘を預かった。

1人で
1億円を持って長へ向かえ。

警察に知らせたら 娘を殺す。

(ボイスチェンジャーの声)「また連絡する」

ちょっと待ってくれ。
誰なんだ? 君は。

夜になって ツアー客の宿泊する
秩父のホテルを抜け出し…。

(楠木)うわっ! あっ…。

(乃里子の声)南田を殺した。

(今村)よく寝てるな。 ハハ…。

(刺す音)

♬~

ハッ…。

♬~

ああ… ホテルから出て行って
しばらくして戻ってきたみたい。

「みたい」って… ねえ
そんな 他人じゃあるまいし。

他人だよ。
私 彼の事 ほとんど知らないし。

1カ月前に
アプリで知り合ったばかりだし

ろくに会ってないし。

でも 一緒に縁結びツアー
参加したんですよね?

向こうが どうしてもって言うから
仕方なく参加しただけ。

お前… 来い!

(三沢)今村!

(今村)うっ! うっ… うう…。

うっ! あっ! 痛え…。

フンッ! フッ!

うわあ! ああ…。

♬~

(今村)うわっ…!

君原さん 逃げないで。

(今村)ああ! あっ…。

品川!
グズグズするな 手錠だ!

はい!

(品川)よいしょ…。

お前には
じっくり 話 聞かせてもらうぞ。

もう 逃げないで。

♬~

(今村)ああ…
痛い 痛い 痛い 痛い!

(品川)ちゃんと押さえなさい。

なんだよ おい! クソッ…。

♬~

♬~

こんな所に呼び出して
どういうつもりですか?

真相がわかりました。
今村が 全て自供しました。

奥さん 今村との関係が
続いていたようですね。

(楠木)まさか お前…

今村を使って
陥れようとしたのか?

くさい芝居は やめましょう。

奥さんとの関係も知らずに

使い勝手のいい今村を
利用したのは

あなたですよね? 楠木社長。

(今村)楠木社長には
銀座で働いてた頃から

かわいがってもらってました。

社長 俺と奥さんの関係も知らずに
こっそり頼んできたんですよ。

君原洋介という
目障りな男について調べろって…。

それで君原を調べてみたら
楠木の読みどおり

復讐しようとしていた
というわけか。

ええ。

君原は
楠木に悪事を公表させるため

娘に取りつこうとしてました。

その事を楠木に報告したのか?

しませんよ。

君原と一緒に
誘拐計画を立てました。

楠木を消したいという目的が
一致したんです。

まあ 楠木さえいなくなれば

俺は奥さんから いくらでも
金を引き出せますからねえ。

ハハハハ…。
ああ そうそう そうそう。

ちなみに 奥さん 誘拐の事も
なんにも知りませんけどね。

一連の事件は

楠木さん 全て あんたが
引き起こした事なんだよ!

ハハハ… 私は何も悪くない。
私は被害者だ。

ふざけるな!
よくも そんな事を…。

君原! お前
私に なんの恨みがあるんだ!?

君原さん あなたにとって

この秩父は特別な場所ですね?

あなたは たくさんの写真を
この秩父で撮っています。

特に多いのが この地に咲く
カタクリの花の写真です。

♬~

いい天気でよかったですね。
ねえ! 本当ですね。

足元 気をつけて。
あっ はい。

あの 下のほうに カタクリ
すごいきれいなの咲いてるので。

えー! 初めて来ました。
(君原)本当ですか?

すごいきれい!
ねえ…。

(シャッター音)

(充希)うわあ… きれい!

(君原)うわあ…。
(充希)すごい。

うわあ… カタクリの花 きれい。

(君原)ねえ…。
(充希)ねっ!

いやあ… きれいですね。
(充希)すごいきれいですね。

(シャッター音)

(君原)ハハハハ…。
(充希)きれいだね!

(君原)いやあ これもきれいだな。

(シャッター音)

いただきます。
取れる?

あっ いけた。
いただきます。

(充希)どう?
うん!

おいしい!
よかった!

あなたの恋人だった
藤森充希さんは

この写真をモチーフにして…。

このネックレスを作ったんですね。

♬~

お前は
死んだ恋人の復讐のために

香織さんに近づいたんだろ?

私…

全部 わかっていました。

ロッジに私を運んだのは
君原さんでした。

うっ…!

♬~

♬~

(君原)ごめんね…。

ごめん…。

♬~

ごめん…。

♬~

(香織の声)その時にわかった。

君原さんが
何をしようとしているのか…。

このネックレスは
5年前に亡くなった…。

いいえ 父に殺された

藤森充希さんがデザインして
作ったものでしょ?

藤森さんの死は
事故じゃないんでしょ!?

(香織の声)私は藤森さんと
打ち合わせの約束をしていて

あの時 近くを通りかかった。

あなたの声を聞いたの。

(楠木)待て!

(楠木)待ちなさい!

ちょっと… 待ちなさい!

私に逆らって この世界で
やっていけると思ってるのか!?

私は一人じゃありません!

一緒に闘ってくれる
強い味方がいます!

あっ… 待て!

話し合おうじゃないか。

やめてください! キャーッ!

ああ…!

♬~

あっ…!

(警備員)うわあ…!

救急車!
早く 救急車! 早く!

(香織)その人が殺したんだと
思ったけれど

確かめるのが怖かった。

全てを失うのが怖くて
何も言わずに生きてきた…。

君原さん。

私 知らなかった。

あなたの愛した人が
藤森さんだったなんて…。

ごめんなさい…。

この5年間
復讐のためだけに生きてきた。

(君原)この男に
5年前の真相を自白させ

全てを
白日の下にさらそうとしたんだ。

脅迫状を送ったのも
ネックレスを置いたのも

この男を追い詰めるためだ。

君を利用して すまなかった…。

あなたが
香織さんのそばにいたのは

本当に復讐するためだけ
だったんですか?

香織さん あなたは

自分で道を切り開き
自分の力で歩いてきた。

そんな香織さんを応援する
あなたの気持ちに

嘘はなかったんじゃないですか?

はい…。

復讐を終えたら
死ぬつもりだった…。

でも 本当は

何度も
復讐をやめようと思いました。

このまま 香織さんと
生きていきたかったから…。

罪を償って やり直せ。

大切な人のために。

(すすり泣き)

(嗚咽)

私は信じてる。
あなたなら大丈夫。

自分の道を歩いていける。

ありがとうございます…。

♬~

今 三沢さんがどんな気持ちで
いるのか わかりますか?

三沢さんは この5年間
あなたを追って

一人で闘ってきたんです。

あなたの事を許せないはずです。

自分の手で裁きたいはずです。

これから 全ての罪を
明らかにしていきます。

ハハッ…。

♬~

いいんだよな? これで…。

はい。

ありがとうございました。

(汽笛)

(三沢)悪かったな。

何がですか?

たくさん ありすぎて
わかりませんよ。

アハハ…。

そうか。
じゃあ 全部 ひっくるめてだ。

アハハハ…。
ハハハ…。

いつの間にか
お前に追い越されていたのかもな。

最初に声をかけて
捜査に引っ張り込んだ時から

俺は お前を信じて
頼っていたのかもな。

私は ずっと
三沢さんを信じていました。

じゃあ お互いさまって事か。
はい。

アハハ…。
ウフフフフ…。

じゃあな。

♬~

♬~

ありがとな。

〈駅… そこには

別れもあるけれど
出会いもある〉

〈別れと出会いを繰り返し

人は 少しずつ
強くなるのかもしれない〉