火曜ドラマ「プロミス・シンデレラ」♯7【旅館をクビに!?交錯する三者三様の想い】…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

火曜ドラマ「プロミス・シンデレラ」♯7【旅館をクビに!?交錯する三者三様の想い】

[字][デ]二階堂ふみ主演!崖っぷちのバツイチ・アラサー女が性悪金持ち男子高校生に目をつけられ、金と人生を賭けた“リアル人生ゲーム”を繰り広げていく歳の差ラブコメディ!

番組内容
壱成(眞栄田郷敦)が旅館で働くことになり、仲居達は大騒ぎ。一方早梅(二階堂ふみ)は、成吾(岩田剛典)から勤務先を別の旅館に移すことを提案され落ち込む。従業員用意見箱に早梅への批判が届いたのだという。辞めたくないが、その方が周囲にとっていいのか悩む早梅。それを聞いた壱成は「意見を書いた人間を見つけ出して撤回させる」と宣言。一方成吾は、早梅が旅館を移りたくない本当の理由が壱成にあるのではと感じ…。
出演者
二階堂ふみ、眞栄田郷敦、松井玲奈、松村沙友理、堺小春、高橋克実、友近、森カンナ、金子ノブアキ、三田佳子(特別出演)、岩田剛典
原作
橘オレコ「プロミス・シンデレラ」(小学館「マンガワン」連載中)

脚本
古家和尚
音楽
主題歌:LiSA「HADASHi NO STEP」(SACRA MUSIC / Sony Music Labels Inc.)
音楽:やまだ豊
スタッフ
演出:北坊信一
プロデューサー:橋本芙美、久松大地
公式ページ
◇番組HP
http://www.tbs.co.jp/promise_cinderella_tbs/
◇twitter
@pc_tbs2021
https://twitter.com/pc_tbs2021/
◇instagram
https://www.instagram.com/pc_tbs2021/

おことわり
番組の内容と放送時間は変更になる可能性があります。

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
ドラマ – その他
福祉 – 文字(字幕)

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  19. 大女将
  20. 茶房

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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冗談よ
ありがとうございます

(早梅)私はあんたとの関係を
切りたくない

あんたと

壱成といるのが楽しいからよ

(菊乃)当て馬としては
こっちのほうが

面白くなりそうだし

(壱成)片岡壱成です

よろしくお願いします

(里奈)かっこいい

(楓)キュン度 高~

(京香)ねえ もう交代してよ

まだ3分たってない
えっ!?

いいから みんなで見ようよ
(京香)仲良く見るか

(黒瀬)いや ホントに大注目だね
壱成君

せっかくだから
ちょっと手でも振ってあげたら?

しねえよ めんどくせえ

それより 全部できたぞ

うん 手際がいいね

(成吾)正直
大歓迎というわけではありません

☎大女将の手前
認めざるをえませんでしたが

(悦子)あら

壱成がやる気出してくれて

あなたも喜んでると思ってたのに

あいつが真面目に働くならです

お客様にご迷惑を
おかけするようなことがあると

困りますし
大丈夫よ

早梅さんのおかげで

☎あの子も
随分と様子が変わってきたもの

とにかく 何か問題を起こしたら
すぐに辞めさせます

いいですね
はいはい

あっ 今度
草薙華道会の宴会があるでしょ

小宮先生も
いらっしゃるそうだから

☎お座敷前の廊下のお花

☎キレイにしといたほうが
いいんじゃない?

分かってますよ 失礼します

成吾ったら
いつになくピリピリしちゃって

(吉寅)まっ 経営者としては
やむをえないかと存じますが

そうかもしれないわね

でも それだけじゃないわね

はっ?

(藤田)あんた達
さっさと仕事戻んなさい

はい すいません…

あ~ら 藤田さん どうも
食べます? 壱成様の手料理

いりません それより壱成さん
ちょっとこっち来て

何すか?
何すかじゃないでしょ

仕事よ 仕事
男手は重宝すんのよ

いや でも俺は
茶房のバイトとして入ったんで

茶房には
新しい人を入れる予定です

忙しい時には
また手伝ってもらうんだけど

あくまで壱成さんは
旅館全体のバイトだから

大女将に そう言われてます
おいおい おっさん 聞いてねえぞ

バイトの子って
今日 面接に来るんでしたっけ?

(藤田)遅刻 こっちに
引っ越してきたばっかりで

道に迷ってんだって
さっき連絡があった

(さくら)あれ~

あっ こっちか

とにかく壱成さん
ここでは私があなたの上司だから

私の指示には従ってもらいます
はいはい 分かったよ

「はい」は1回
返事は「分かりました」

はい 分かりました
はい よくできました

(まひろ)壱成様のバイトの件
聞いてなかったんです?

全然 前は旅館に近づくのも
嫌って感じだったのに

愛の力ってやつですね

早梅さんのそばにいたい

早梅さんと一緒に働きたい
ってことですよ

いや~

ありえないですって

(まひろ)絶対そうですよ

そもそも早梅さんは
嬉しくないんですか?

壱成様が旅館で働き始めたこと

嬉しいっていうか

あいつがずっと抱えてた
わだかまりが吹っ切れたんなら

素直によかったなと思いますけど

そういう お姉さん目線じゃなくて

実際 弟みたいなもんですし

(さくら)わっ!

あっ…

大丈夫ですか?

あの 面接… 迷っちゃって

もしかしてバイトの面接の子?

はい あの 山ノ井です
すいません

(望)抱き合ってたって?
壱成様と桂木さんが?

(茜)知り合いが見かけたんです
それも公園で 昼間っから

(望)えっ じゃあ つまり2人は
そういう関係ってこと?

(茜)
これって問題じゃないですか?

だって壱成様は まだ高校生なのに
そんな不純なこと…

(望)あっ いたんだ

あの… 今の話 誤解ですから

誤解?

確かに公園で
そういう状況にはなりましたけど

意味分かんないんだけど

色々な事情が
重なった結果というか…

でも 抱き合ってたのは
事実なんですよね?

とにかく誤解なんです!

それって 壱成様はどうなの?

どうって…

向こうがどういうつもりか
分かんないじゃない

あなたを女として
意識してるのかもしれないし

いや それは…
あ~

何か私
今の聞いてて分かっちゃった

私が何であなたのこと
気にくわないか

ホントうっとうしい

壱成様
連絡先交換してもらえませんか?

よかったら今度 二人きりで
お会いしたいんですけど

遊びでもいいので
付き合ってください

ああ うぜえ

おお…

申し訳ございません
おケガはございませんか?

ああ いえ 全然…
あっ お手洗い…

お手洗いでしたら そちらの角を
曲がったところにございます

あっ その…
お手洗いを借りて

茶房に戻ろうと思ってたら
迷っちゃって

茶房でしたら…
≪壱成様は?

申し訳ございません
他の仲居にお尋ねください

(戸が開く)

うわっ 痛い! イテテテ…

待て ちょっと待て 待て!

俺だよ 俺

あんた 何やってんの?

休憩だよ 休憩

ちょっとからかってやろうと
思っただけだろ

もう! ビックリした
泥棒か変質者かと思った

だったら体当たりとかしねえで
さっさと逃げろって

お前 そういうとこ直さないと
今に痛い目見んぞ

私 もう戻るから

あんたもサボってないで
ちゃんと仕事しなさいよ

待てよ

それ 俺が持つ
えっ?

お前も一応 女だろ

たくましい俺が手伝ってやるよ

ほら

急にそんな扱いしないでよ

大体
あんたのどこがたくましいわけ?

さっきだって…

バーカ
いつも俺が手抜いてやってんだよ

で これ
どこ持ってけばいいんだよ

忘れた 聞いてくる

えっ?

《俺は毎日がいい》

桂木さん?
はい!

大丈夫ですか?
大丈夫です

今日 帰る前に
時間をもらえますか?

大事な話があります

えっ?

帳場に意見箱が置いてあるのは
知っていますね?

ええ まあ
従業員が気になったことを

自由に書いて
入れていいって聞きました

その意見箱に
桂木さんに対する意見が

複数ありました

「大女将の家で居候は
優遇ではないか」

「新人なのに態度が気に入らない」

「自己判断で仕事をしすぎ」

「接客に向いていないのでは?」
という内容も

そうですか

俺は桂木さんの働きぶりを
評価しています

しかし立場上 職場の人間関係を
軽視することもできません

退職したほうが
いいってことですか?

職場を移すことを
考えてみませんか?

移す?
加野倉にある うちの別館か

お付き合いのある別の旅館を
紹介します

もちろん 新しい住まいのほうも
いや でも…

これは あくまで提案です

元々 あの家に住み始めたのも
旅館で働き始めたのも なりゆきで

君自身が
望んだことじゃないでしょ

そうですけど…

早梅にとっては
これが一番いい選択だと思う

また何か
トラブルが起きるかもしれない

そうなる前に
早梅のことを守りたいんだ

あっ!
どこ ほっつき歩いてたんだよ

ただいま…
ただいまじゃなくて

バイト終わって捜したけどいねえし
他の仲居に聞いたら

もう帰ったんじゃないかって
言われて 帰ったら帰ったで

いねえしさ
ごめんなさい

どっか寄り道すんなら
一言ぐらいかけんだろ 普通

ごめんって
でも 一緒に帰るとか そういうの

今は ちょっとどうかなと思って

何で?
何でって

周りの目とか ほら あんた
仲居さん達に大人気だし

関係ねえだろ

誰かに何か言われたのかよ
違います

はっ?

《「大女将の家で居候は
優遇ではないか」》

《「新人なのに
態度が気に入らない」》

やっぱ嫌われてたんだ 私

《職場を移すことを
考えてみませんか?》

《新しい住まいのほうも》

つまり 出て行けってことでしょ

《(望)壱成様はどうなの?》

《あなたを女として
意識してるのかもしれないし》

あっ!

(菊乃)やっぱりここにいた

いらっしゃいませ
(菊乃)彼と同じものを

かしこまりました

弟さん
旅館でバイト始めたんですって?

相変わらず早耳だな

前に言ってたわよね

大女将から お茶もお花も着付けも
大抵のことは仕込まれたけど

弟さんのほうが
全部のみこみが早かったって

あなたは
不器用な努力家タイプだものね

女性と仲良くなるのも

弟さんのほうが
ずっと手慣れてるみたいだし

楽しんでるのか?
俺をイライラさせて

私のマンションに来る?
イライラは発散させなきゃ

悪いが

もうそういうのはいい

どういう意味?

今までみたいな関係は
もう終わりにしたいんだ

分かった

でも あなたのこと
一番思ってるのは私だから

おはよう

おはよう

バイトがあると
夏休みでも寝坊しないのね

感心 感心

いただきま~す

ごちそうさまでした
私 もう行きますね

はっ?
いつもよりお早いのでは

早~よ 俺も行くから
ちょっと待ってろって

昨日も言ったでしょ
周りの目もあるから

そんなの気にすんなよ

あんたが気にしなくても
私は気にすんの

今日もおいしかったです

いやいや やります やります
いえいえ

いつも
お世話になりっぱなしなので

早梅さん いつもより元気ないわね

また~ ケンカでもした?
うん?

早梅さん

おはようございま~す
おはようございます

どうしたんですか?
朝から たそがれちゃって

いや~ 別に…

そうだ 歓迎会の日取り
決まったみたいですよ

早梅さんと壱成様の
あ~

壱成様ファンの子達が
熱心に準備進めてますね

主役は2人なのに

あの…

まだ誰にも
言わないでほしいんですけど

(ため息をつく)

(ため息をつく)

(ため息をつく)

ため息多すぎ

はっ ついてねえよ ため息なんか

朝から つきまくりだっての

すいません 私のせいですよね

掃除の時
バケツひっくり返しちゃいましたし

グラスも2つ割っちゃいましたし

私 とにかく要領悪くて

いいの いいの さくらちゃんは
新人なんだからね

壱成君もダメだよ
後輩には優しくしてあげないと

うるせえな ちげえよ

じゃあ あれだな

また早梅ちゃんと
ケンカしちゃったとか

昨日さ ちょっとイタズラで
脅かしちまってさ

《俺だよ
お前も一応 女だろ》

《たくましい俺が手伝ってやるよ》

《これ どこ持ってけばいいんだよ》

あの時から様子変なんだよな

あ~ 俺
何か地雷踏んじまったのかな~

壱成君

君は君で ものすご~くカワイイぞ

はっ?
まあ 仲直りしたいんなら

これでも誘ってみれば?

さくらちゃんも ほら

はい

花火か…

あの…
うん?

早梅さんって 彼女さんですか?

いや まだ彼女じゃねえよ

同居はしてるけど

えっ?

洸也さん ちょっと
えっ?

どうしたの? 深刻な顔して

誰にも言わないでくださいよ
うん

さっき
早梅さんから聞いたんですけど

マジで?

おい!

どういうことだよ

ここ辞めるかもしんねえって

ふ~ん 意見箱使って個人攻撃ね

気にくわねえ

何が?

お前を辞めさせて
片付けようとしてる成吾も

それ聞かされて
しょげてるお前も どっちもだよ

壱成君もしょげてたもんね

早梅ちゃんが元気ないの
自分のせいじゃないかって

うるせえ

大体 それで納得できんのかよ

納得?

他の仲居に嫌われてます だから
辞めてくださいって言われて

はい 分かりましたで 終わりで
いいのかって聞いてんだよ

お前は ここで働くの
辞めたいわけ?

そりゃあ…

私だって辞めたくないけど

だったらやることなんか
決まってんじゃねえか

陰険仲居を見つけ出して

辞めさせるのを撤回させれば
いいだけの話だろ

どうやって?

俺が何とかする

そもそも誰が書いた意見かも
分からないのに…

いいから任せとけって

あ~ 早梅ちゃんのことになると
急にむきになっちゃうんだから

あの
壱成さんと早梅さんの関係って…

壱成君
早梅ちゃんの持ち主だからね

も… 持ち主!?

何なんですか そのエロい響きは
エロいよな~

エロいです
エロいんだよ ヤッベエんだよ

イテッ!
で…

お前はどうしたいんだよ

私は…

ちゃんと話したい
意見箱に入れた人と

分かった ちょっと待ってろ

桂木さんへの苦情ですか?

私達は そんなことしてませんけど

なら 誰が書いてそうとか
心当たりねえ?

そんなこと急に言われても ねえ

何でもいいから思い出してくれよ

頼む!

ホントに そいつらで間違いねえ?

あっ はい たぶんですけど…

み… 見たわけじゃないんですけど
恐らく…

かっこいい!

千葉さん 千葉さん 聞きました?

桂木さん
もうすぐここ辞めるかもって

ウソ 誰から聞いたの?
噂です 噂

でも よかったじゃないですか

あの人来てから
何かと調子狂うこと多かったし

別に どうでもいいけど

どうでもいいってことはねえだろ

えっ 壱成様

お前らのせいじゃねえの?

あいつが辞める 辞めないって話に
なってんの

どういう意味ですか? それ

意見箱にしつこく文句書いて
入れてんだろ

私達はそんなこと…

もしそうだとして
それの何がいけないんですか?

はっ 開き直ってんじゃねえぞ
陰険女

ちょっと待って

何なの 一体

あの… 少しお時間を
いただいてもいいですか?

お二人が私のことを
よく思ってないのは分かってます

だから何?

ちゃんと向き合って
関係を改善できればと思いまして

でも 桂木さん もうすぐ
ここ辞めるんじゃないんですか?

まだ続けたいんです

(黒瀬)実際に意見箱に
入れてるとこは 誰も見てないんだ

でも やるとしたら
あの2人ぐらいしかいねえってさ

まあ 早梅ちゃんへの当たりは
一番きつかったけどね

でも 二人とも

根っからの悪い子じゃないと
思うよ 俺は

壱成さん これ座敷の前の廊下に
運んどいてちょうだい

副社長があとで生け替えるから
今 ちょっと立て込んでて

どこがよ あっ ところでさ

桂木さんと千葉さんと松野さん

どこ行ったか知らない?
姿が見えないんだけど

いや~ ちょっと分かんないっすね

壱成君も ほら
藤田さんの指示なんだから

早く行った行った

はい これ頼むわよ

まったく もう こんな忙しい時に
どこ行ったのよ

バレたら みんなお説教だな
こりゃ

あの

壱成さんと早梅さんって ホントは
どういうご関係なんですか?

うん? 見てのとおりだよ

年は10こ離れてるけど

壱成君は本気だよね

早梅ちゃんのほうは どうだろう

教えていただけませんか?

私のどこが気にくわないのか

今日 宴会の準備あったわよね
えっ? あっ はい

私達 そんな暇じゃないんで じゃ

お願いします 5分でいいので

私に言いたいことがあるなら
はっきり言ってください

だからないってば
言いたいことなんて

なら私のこと あからさまに嫌うの
やめてくれません?

私はここで働きたいし
皆さんとも仲良くしたいんです

あ~ もうマジでうっとうしい

はい そうです おっしゃるとおり
私は桂木さんのことが嫌いです

だから何? 同僚だからって

皆が仲良しでいる
必要なんてないし

反りが合わない相手ぐらい
いるでしょ そりゃ

大女将の家に居候してることも

コネで仲居になったことも

成吾様の婚約者じゃないかって
噂も

そりゃもう
何もかも気にくわないわよ

実際 朝っぱらから成吾様に
抱きとめられたりしてたしね

あれは…
はいはい そうですよね

誤解って言うんですよね
そういうところが嫌なの

散々
誤解されるようなことしといて

私は悪くありませんって態度が
すっごいムカつくのよ

私はこれでも

成吾様のことは本気なんで

(望)この旅館で仲居として
働き始めた日からずっと

だから
誤解でも何でも嫉妬しちゃうの

バツイチだからとか
どうとか言ってるけど

ホントにこれっぽっちも
ドキドキしたり

ときめいたりしないわけ?

だとしたら理解できない

成吾様に助けられたり
壱成様に抱きしめられといて

誤解ですとか
しれっと言っちゃうの

ホントうっとうしくて 目障りで
マジで大っ嫌い

この鈍感女

言いたいことは言ったわよ

これで気が済んだ?

気が済んだっていうか

納得できました
はっ?

その…
確かに誤解させてしまうのは

私に問題があるなとか

私って鈍感なんだなとか

イライラさせたり
うっとうしく思われたりするのも

仕方がないなって
だったら もういいじゃん

お互い 性格も合わないし
嫌い合ってる同士ってことで

別に私 千葉さんのこと
嫌いじゃないですよ

むしろ こんなにはっきり
言ってくれる人なんだって

これからは
もっと仲良くなりたいです

だから!
私は あなたのことが嫌いなの

だとしても!

一緒に働かせてもらえませんか?

あのさ…

それこそ
誤解してるみたいなんだけど

私 意見箱にあなたのことなんか
書いて入れてないから

えっ?

松野さんも
そんなことしてないでしょ?

あっ はい 私も入れてないです

勘違いしてすみませんでした

でも 千葉さんの考えてること
聞けたので

私はよかったです

すまん

なあ

あいつのこと
本気で辞めさせる気?

バイトのお前には関係ない

副社長だからって

自分の都合で
振り回していいのかよ

副社長 草薙華道会の
小宮先生がお着きになりました

すいません
まだ花を生けられてなくて

あっ 小宮先生
ようこそおいでくださいました

(小宮)ああ 成吾はん

あんさん
えらい勉強しはりましたな

はあ…
いや

今 このお花 拝見しておりました

実に素晴らしい出来栄えや

荒々しい中にも
力強い優美さを感じとれる

これまでのあんたの作品は

ただ基本に忠実に

こぢんまりと
まとまった印象でした

それが この作品からは

あんたの情熱のようなものを
感じさせられますわ

ああ

恋でもしはりましたか?

あっ… いえ
お褒めいただき光栄です

(小宮)ええなあ 恋は

そう 壱成さんが

はい 茶房に戻ってこないので
様子を見に行ったら

何か すごかったです

解決した?

それが 二人とも
意見箱に入れてないって

じゃあ誰が入れたんだよ

他にもいるんじゃないですか?
桂木さんに不満のある人が

疑われて大迷惑ですよ
千葉さん 行きましょ

ちょっと来て

えっ?
いいから

それで お話というのは?

桂木さんにここを辞めてもらう
お話が本当なら

撤回していただけませんか?

失礼ですが 千葉さんは

あまり桂木さんのことを
快く思っていないのでは?

おっしゃるとおりです

でも
一緒に働けないなんていうほど

大人気ないわけじゃありません

それに 副社長に

私のせいで彼女が辞めたなんて
思われたくありませんので

なるほど

壱成様にも 陰険女なんて
言われちゃいましたし

そこだけは
きっぱり否定しておきたいので

で どうすんだよ?

で どうすんだよ?

桂木さんの退職話は
あくまで提案です

人間関係が改善されるなら
何も問題ありません

辞めさせられるって
話じゃなかったの?

辞めさせられるっていうか
辞めたほうがいいのかなって…

えっ 何? じゃあ あなたの
気分の問題だったってわけ?

いやいやいや…
それよりお二人とも

まだ仕事があるのでは?

失礼しました すぐに戻ります

ちょっと来て
先帰ってて

壱成 お前もさっさと戻れ

よかったじゃん
辞めなくてすんだんなら

早梅ちゃんと望ちゃんって
気の強そうなところ

似たもの同士なんだよね

それに 若旦那だって
本気で辞めてほしいなんて

思ってなかったんじゃない?

どうかな

えっ?

あっ 副社長

お疲れさま
お疲れさまです

今 謝りに行こうとしてて

話がややこしくなってしまって
すいません

気にしなくていい

それより

少し散歩しないか?

謝らなきゃいけないのは
むしろ俺のほうだよ

えっ?
早梅のことが心配で

少し感情的になってた

どうにかしなきゃと思って

職場を移れなんて
提案してしまって

そんなこと…
自覚はしてる

経営者として
まだまだ未熟だってことは

だからこそ 逆に嬉しかったよ

早梅が そこまでうちの旅館で
働きたいと思っていてくれて

せっかく悦子さんが
紹介してくれた職場だし

仕事も慣れてきたところだから

それだけか?

離れたくない理由が
他にあるんじゃないのか?

10年前は 何もできなかった

ごめん

壱成様 これ食べてください

おいしいですか?
うん

フルーツいかがですか?
置いといて

はい

壱成様
ジュースおかわりいかがですか?

頼む

ハーレムだね

で また
それを平然と受け入れてるし

基本 俺様ですから

隣 いいか?

どうぞ

若旦那 乾杯しましょうよ

ビールで大丈夫ですか?
はい

ああ どうぞ

(黒瀬)ではでは お疲れさまです
おいし~

どうも
ああ 菊乃さん

もしよかったら ここ

おい
はい

はいじゃなくて

じゃあ 私はここに

少し詰めますか すいません

では 私達もこちらに失礼して
菊乃さん ビールで大丈夫?

はい ありがとうございます

これ
サラダ食べますか?

彼女は? 新人さん?

はい 茶房のアルバイトで入った
山ノ井です

うちの新しい看板娘ですよ

高3の受験生なんで
夏休みの間だけですけどね

あっ そういえば高校ってさ

若旦那の出身校と
同じじゃなかったっけ?

あっ 開栄高校?
あっ はい

まだ編入したばかりですけど

名門校ね
すごい 頭いいんだ

菊乃さんって
地元の方なんですか?

えっ?
いや

こういう機会に
聞いてみようかな~って

菊乃さん
謎のベールに包まれてるから

芸者は そのほうが都合がいいの

(まひろ)ふ~ん

よし じゃあここらで
お互いをよりよく知るために

王様ゲームなんてどうよ!

王様ゲームって
今 もう令和ですよ

そんなバカバカしいこと
できません

何でよ
洸也さん ホントにちょっと消えて

そこまで言うことないでしょ
盛り上がるよ

1番の人が5番の人にキスとかさ

じゃあ 恋バナは?
おっ!

みんなそれぞれ
理想のタイプを話すとか

じゃあ
ジャンケンで負けた人からですよ

はい ジャンケンポン

(黒瀬)あ~! 早梅ちゃんか

では 理想のタイプをどうぞ

えっ?

えっと…

大人な人ですかね

大人な人…

この中で一番当てはまるのは

やっぱり成吾さんかしら
包容力もあるし

ちょっと菊乃さん
どさくさで何を言ってるんですか

そりゃ この中だと
確実に成吾様しかいませんけど

(黒瀬)えっ 俺は? 俺 違うの?

(まひろ)洸也さんのどこが大人で
包容力が?

(黒瀬)すいません ごめんなさいね

うん?
トイレ

じゃあ次 早梅さん以外で

(黒瀬)えっ!
ちょっと飛ばしすぎじゃないの?

(望)ちょっとビールついで
(黒瀬)足りてない ビールにする?

気になる?

目で追ってるから

どうも

芸者の菊乃です

こうしてお話しするのは
初めてよね

何か用?

ちょっと相談があって

早梅さんのことで

何だよ これ

10年前の早梅さんと
成吾さんみたいね

知らないアドレスから
送られてきたの

どう思う?

何で俺にこんなもん見せるわけ?

だって あなた
早梅さんのことが…

何してる

今まで弟さんに
ご挨拶したことなかったから

向こうで話そう
壱成 お前は戻れ

指図すんな

(黒瀬)ありがとう
(望)桂木さん

早くこっち持ってきて
はいはい

おっ 冷たっ!

何やってんのよ
ごめん お酒運んでて

何で主役がそんなことすんだよ
バカ

大丈夫ですか?
おう

すいません
ちょっと

どうした?
何が?

何が?
もしかして今 お酒飲まなかった?

飲んだっていうか
かかっちゃって

壱成君! ちょっと大胆すぎるって

壱成様 大丈夫ですか?

何か寝ちゃったみたいです
えっ!

その子
極端にアルコール弱いのよ

昔から
お正月のおとそなめるだけで

半日寝ちゃうぐらいなんだから

(黒瀬)お~い

あら~

どういうつもりだ
そんなに怖い顔しないでよ

壱成と何を話していた
何をたくらんでる?

あなたと早梅さんが
運命の相手ということを

伝えようとしただけよ

聞かせてほしい?

早梅さんを
あなたに会わせるために

私が何をしてきたか

これから何をするつもりか

その名前で呼ぶのはやめて

あの頃の私は もういないの

《マジでキモいんだよ 加賀美明》

《めっちゃウケるわ》

《マジヤバくない?》

《ホントにキモいから…》

あなたと私の関係を
早梅さんにバラす?

それとも 私の計画に乗って
早梅さんと結ばれる?

あなたに選択肢なんて
ないと思うけど

あっ

うん?
やっと起きた

どこだよ ここ

つーか 何で?

あんたが酔っ払ったあげく
たどり着いたのがここです

ああ… そういえばそうだった
頭イテー

はい お水

おう

俺のことなんかほっといて
帰りゃよかったのに

そういうわけにはいかないでしょ
あとこれ 落ちたよ

見た?
見てないよ

花火大会のチラシでしょ?

何?

どうしたの?

一緒にどうかと思って

うん?

出店で勝負しろっての?

こっちも

花火

2人で?

いや どうしてもやだってんなら
別にいいけどさ

嫌ならいいんだ
いいんだ 嫌なら 返せよ

おい 返せって…

いいよ

えっ?

行こう 花火

マジで?

うん

手加減 しねえからな
出店の勝負

こっちも負けないから