ボイスⅡ 110緊急指令室#10[終][解][字][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

ボイスⅡ 110緊急指令室#10[終][解][字][デ]

ついに最終回!!「樋口と久遠の最終決戦!」久遠(安藤政信)が最後に仕掛ける最凶最悪の事件!樋口(唐沢寿明)の選択とは!?有名声優も毎話出演!最終回は三ツ矢雄二!

出演者
唐沢寿明 真木よう子 増田貴久

田村健太郎 宮本茉由 中川大輔 藤間爽子
遠藤雄弥 福澤重文 宮田佳典 松本博之 大河内 浩
増田昇太 藤本隆宏
安藤政信
ほか

【最終話ゲスト】
三ツ矢雄二
趣里
智 順
番組内容
最終決戦!!「高層マンションに108個の爆弾が!!」白塗り男・久遠が仕掛ける最凶最悪の爆破事件が!
マスコミの注目が集まる中、出頭した久遠(安藤政信)!取り調べをする樋口(唐沢寿明)とひかり(真木よう子)に久遠は人生の秘密を語り出す。明かされるその“物語”とは!?久遠に心酔する片桐(中川大輔)が、久遠の逃亡を手助けし……。やがて久遠が待つ恐怖の舞台へと導かれる樋口たち。最後の悪夢が幕を開ける……!
監督・演出
【演出】 大谷太郎
原作・脚本
【脚本】 浜田秀哉

Based on the series “Voice”, produced and distributed by Studio Dragon Corporation and CJ ENM Co., Ltd, and written by Jinwon Ma.
音楽
【音楽】 ゲイリー芦屋

【主題歌】 BLUE ENCOUNT
「囮囚」(ばけもの)
(キューンミュージック)
制作
【チーフプロデューサー】 三上絵里子
【プロデューサー】 尾上 貴洋 能勢 荘志 戸倉 亮爾 (AX-ON)
【制作協力】 AX-ON
【製作著作】 日本テレビ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
ドラマ – その他

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 久遠
  2. お前
  3. 爆発音
  4. 大丈夫
  5. 緒方
  6. 警察
  7. 久遠京介
  8. 口彰吾
  9. 足達
  10. 爆弾
  11. ECU
  12. スマイル
  13. マンション
  14. ヤツ
  15. 住人
  16. 大樹
  17. 班長
  18. 場所
  19. 早紀
  20. 知里

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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(口彰吾
)
久遠京介! お前は俺から

大事なものを奪って行った!
今度は俺が奪ってやる!

(重藤通孝) 俺の すぐそばにいた
真の内通者…。

片桐優斗!

(片桐) あの人と同じ 最前列で
俺も楽しませてもらってた…。

(久遠) スマイル。

(久遠) 最高の選択をする
クライマックスに ふさわしい。

イカれた野郎が!

♬~

出頭するよ 口彰吾

スマイル。

♬~

手ぶらで来るのは
どうかと思って。

プレゼント。

(フタを開ける音)

(橘ひかり) すぐ病院へ!
(足達) はい。

緒方さんの指を今 病院へ。

(知里) 至急 連絡します!

(早紀) 久遠京介容疑者が
港東PSに出頭

捜査員は至急
玄関前に向かわれたい!

何が狙いだ 何で出頭して来た?

罪の告白。

私の物語を聞かせるために。

口彰吾に

そして 多くの観客に
知ってもらうために。

♬~

(記者) 連続殺人事件に関与し

犯罪教唆も行っていた疑いがある
久遠京介容疑者が

昨日 港東署に出頭しました。

マスコミに伝え切れなかった
犯行動機について

自供すると話している
ということです。

(島田) 座れ。

久遠が何を語るのか

SNSを中心に
関心が集まってます。

劇場型犯罪にした目的が
何かあるのかもしれません。

(知里) 病院から連絡が。

緒方さん
術後 安定してるそうです。

ただ 完全に元通りに
指を動かせるかどうかは

分からないと。

分かりました。

久遠と片桐は共犯関係。

なぜ 久遠だけ出頭して来たのか。

ヤツに吐かせる。

(足達) ≪係長 待ってください!
取り調べは口さんが…≫

(峯田) ≪いいから そこ どけ!≫

係長!
待ってください!

(峯田)
久遠京介の身柄を本部に移す。

ECUに捜査権はない
一課が取り仕切る。

久遠のことは我々が一番…。

(峯田) 警察の威信が懸かってんだ
引っ込んでろ!

≪お前こそ 引っ込んでろ≫

(通孝) ヤツと対峙できるのは
口しかいない

しかし これは本部の命令…。
(通孝) 口

やってくれ。

♬~

早速 内輪もめか?
(ドアが閉まる音)

(電子音)

お前の狙いは何だ?

言っただろ 私の物語を

口彰吾
お前だけでなく

多くの人に知らせるために。

火を付けられた
それに応えないといけない。

火が付いたか!? 久遠京介!

お母様のご遺体は
燃やしてはいません。

(久遠) どうして燃やさなかった
殺せばよかったんだ

母を。

まだ足りないか 憎しみが。

《久遠の声は
一貫して安定している》

《呼吸も視線も乱れていない》

《この余裕は一体…》

お前のお遊びに
付き合ってられるか。

話してみろ お前の物語とやらを。

なぜ 私が
解剖医の仕事をしていたのか。

ゴム手袋を鳴らす音

(久遠) 「生」ではなく 「死」の医療。

メッセージを聞く 死者の。

(久遠の声)
彼らはいい 純粋で悪意がない。

生きてる人間は
嫌悪すべき対象だった。

出生のことで
人の悪意に さらされ続けた。

憎しみの的
時に人の言葉に殴られ

時に私を見る視線に

心臓を焼かれるような
感覚があった。

誰も味方はいない。

(久遠の声) 人の醜悪な姿を
遠ざけて生きて来た。

(久遠の声)
彼らは私が大学に入った頃

母の前に現れて脅した。

かつて 集団で乱暴したことを
話すなと。

母を守るため

戸籍を何度も変えて
彼らから遠ざけて来た。

ただ 母の心臓が止まった時
知りたくなった。

5人が どんな人生を
送っているのか。

私にとって生物学上 父親がいた。

橘。

♬~

(通知音)

(久遠) 神奈川県横須賀市。

母が乱暴された場所に
彼らを一人ずつ呼び出し

母が苦しんで来た物語を伝えた。

そして 罪を認めるかどうか
選択させた。

答えは もちろん分かるだろ。

罪に対する罰を与えた。

刈谷俊一。

なぜ 他の4人とは
違う場所に埋めた?

スマイル
(刈谷)あ~‼

(久遠) 彼は生物学上 私の父親だ。

(通知音)

(ざわめき)

刈谷俊一の喉から
カッターナイフが見つかったと言ったな。

カッターナイフ?
咽頭部から見つかりました

無理やり
のみ込ませたのかもしれません

母のカッターナイフだ。

あのナイフを使い 母は何度も

自殺未遂を繰り返した。

生物学上の父親へ
私からのプレゼントだ。

(早紀)
久遠が報道機関に送った証拠。

小野田本部長と久遠の
電話での会話

その音声データが
ネットにも公開されています。

(久遠) 川村由紀子

聞き覚えのある名前だろ。

(小野田) お前は誰だ?

(久遠) 5人の男に乱暴された
彼女の助けを求める声に

お前は 見て見ぬふりをした。

あの時 生まれたのが私だ。

(小野田) えっ?

(久遠) 迷う必要はないだろ
お前は警察官

真実を全て公にすればいい
ただ それだけだ。

(小野田) できない 家族がいる。

(久遠) それが お前の選択か?
なら 私に協力しろ。

(小野田) 何をすればいい?

警察に対する強いバッシングが
起こると思われます。

(シャッター音)
≪はい 近寄らないで!≫

(記者) 刑事部長!

(記者) 久遠京介容疑者に
県警トップが

協力していたということですが
どうお考えですか!?

刑事部長! 警察の責任は…。

夢を見ていたよ。

こうやって いつの日か

口彰吾と膝を突き合わせて
話せる日を。

確かに生物学上 父親は刈谷俊一。

しかし 口彰吾
お前は私にとって

真の父親だ。

何を言ってやがる。

かつて 私と母を引き裂いた刑事。

(由紀子)スマイル
母さん…

母さんは悪くない
僕が悪いんです!

(久遠)
お前が どう生きて来たのか

知れば知るほど焦り
引き付けられた。

妻を残酷に殺され
常に憎悪を胸に秘めながらも

正義を実践する

人の醜悪な本性に触れながらも
誰かを守ろうとする。

なぜ どうして

何のために

命を懸けて 腐った人間を守る?

《声に強い羨望と嫉妬の感情が》

《久遠が話していることは本心》

口彰吾
お前は私にとってカオスだ。

お前が私を生み出した。

私の中の怪物を育てた。

子供が親の関心を引きたいのは
必然だ。

それだけの理由で…。

スマイル

スマイル
(塚田)うぅ…

(口の声
)
多くの人を傷つけたのか?

それだけの理由で

大樹を誘拐し

心を壊したのか?

それだけの理由で

透を殺したのか!?

銃声

答えは イエス。

1つ 話してなかったことが。

大樹君に私は何を見せたと思う?

お前の妻を解剖したのは
この私だよ。

その映像を見せてあげた。

震えてたよ 怒りで。

(口大樹
)う~! う~!

震えてたよ 憎しみで。

(大樹)あ~! あ~!
お父さんだよ

震えてたよ 絶望に。

クソッタレが!

班長! 挑発です!

己の心に正直になれよ 口彰吾!

お前が私を殺さない限り
終わりはない。

さぁ 力を込めろ。

班長! 班長!

(ドアが開く音)
(本田) 何やってるんだ!

やめさせろ!
(捜査員) 離れて!

(本田)
さっさと身柄を本部に移せ!

何か狙いがある ここで吐かせる!

(峯田) 今のこいつに
何ができるっていうんだ!

立て!

もっと話したかったよ 口彰吾

(手錠をかける音)

続きは大きな舞台で。

(本田) 連れて行け。
(捜査員) はい 行くぞ 久遠。

やめろ! まだヤツの狙いが
分かってないんだ!

(知里) 室長
緒方さんから緊急の連絡が。

つなぎます。

(緒方) 久遠の出頭が気になって
片桐のPCから

コピーしていたデータを
改めて調べたんです。

ダークウェブで得た金の流れを。

爆弾に必要な原料を
大量に購入していますが

今まで使われた量と

とてもじゃないけど
一致しないんです。

まだ山ほど
爆弾を所持してるはず。

ボン!
爆発音

久遠はまだ何も諦めていない。

(峯田) お前らは先に行って
マスコミを止めておけ。

(足達) はい。

トイレに。
(峯田) ふざけるな。

本部に行ってからにしろ。
行くつもりはない。

(峯田) はぁ?
私は自分の足で ここへ来た。

だから 出る時も自分が決める。

命を懸ける覚悟さえあれば

大抵のことは成し遂げられる。

(署員)
こんな所まで入っては困ります
ここは関係者以外

立ち入り禁止になってます
お引き取りください。

≪片桐!≫
≪動くな!≫

動くな!

♬~

君には感謝してるよ。

スマイル。

うっ!

ボン!

あ… あぁ…。

(スイッチを押す音)

(爆発音)

今の音は?
(非常ベル)

(非常ベル)

こちら足達 久遠を連行途中

署に侵入した片桐が
体に爆弾を巻き付けて 自ら爆破。

(非常ベル)

大丈夫か!?

(足達) 口さん
ヤツが逃走を…。

クッソ~!

久遠京介が逃走!
出入り口の封鎖を。

負傷者多数
すぐに複数台 救急車の要請を!

了解!

なお 片桐優斗は死亡。

(早紀) 緊急事態発生!
署員は必要人員を残し

出入り口を封鎖 併せて
付近のマル索を実施されたい!

久遠は本部に身柄が
移されるタイミングを狙っていた。

警察の無能さを
知らしめるつもりだ!

班長!

(縄ばしごを下りる音)

裏のテラスに。

♬~

久遠京介!

お前が私を殺さない限り
終わりはない

♬~

(銃声)

ミスか それとも殺せなかった
どっちだ?

久遠が裏口から逃走。

各警戒員は逃走方向の
マル検 マル索を!

班長 久遠が去り際に

「ミスか それとも殺せなかった
どっちだ?」と。

至急 至急 ECUから各局

港東PSから逃走したマルヒは…。
ECUから各警戒員宛て

逃走したマルヒは
刈谷俊一殺人事件をはじめ…。

各PCは
みなと中央交差点における

秘匿配備を実施せよ 臨港地区の
警戒員にあっては

受傷事故防止に留意されたい。
マル索した結果 異常なし。

どうぞ。

ECU 了解。

ECU 了解。

(ドアが開く音)

刑事部長をはじめ
捜査員全員 無事です。

ただ 久遠の足取りは不明。

片桐が配信していた
取り調べの実況サイトも含め

警察を非難する声が
強まっています。

さらに 久遠に同情し
支持する者まで出て来ています。

(自動ドアが開く音)
(知里) 緒方さん!

ういっす ういっす。

室長! 復帰します。

まだ安静が必要なはず…。

(緒方) じっとしてらんないですよ
この状況で… 指なら

まだ こっちがあります
ハハハハ…!

その目 今 ちょっと
カッコいいと思った? 僕のこと。

はぁ?

ヤツが何かを仕掛けて来るなら
阻止するまで。

ですよね 口班長

久遠を捕まえるのに
どれだけの犠牲を払えばいいんだ。

あいつは俺に殺されることを
望んでる。

俺が殺せば 全ては終わる。

それに俺自身 望んでる。

ヤツをぶち殺すことを。

♬~

母さん

何で そんな悲しい顔するの?

これからがクライマックス。

始まりの場所で

全てを終わらせる。

終わったら 僕も そっちに行くよ。

そんな顔しないで。

笑って。

スマイル。

(女性) 開かないんですよ!
(男性) 開かない? 困ったなぁ。

どうしよう…。
上杉さん 110番 お願いします。

あっ 110番ね。

(入電音)
(ボタンを押す音)

(恵) はい 110番です
事件ですか? 事故ですか?

あの マンションに閉じ込められて
出られないんですけど

どうしたらいいですか?

(恵) 落ち着いて
お名前とマンション名を。

(入電音)
(宮脇) はい 110番です。

事件ですか? 事故ですか?
(入電音)

はい 110番です
事件ですか? 事故ですか?

(恵) 室長 横須賀にある
横須賀フロントタワーという

マンションの入り口が
開かないという通報が。

こちらも同じマンションで
エレベーターが作動せず

閉じ込められているそうです。

(久遠)神奈川県横須賀市

久遠だ。
えっ?

久遠が話してた場所だ。

母が乱暴された場所に
彼らを一人ずつ呼び出し

母が苦しんで来た物語を伝えた

(緒方) 該当の場所は再開発され
高級マンションが建設されています。

久遠は「話の続きは
大きな舞台で」と言った。

ここで何かを起こすつもりだ。

(早紀) 室長
現場には室長も行ってください。

助けを求める人の声を 室長なら
どんな状況でも聞き取れる。

全力でバックアップします!

僕もいます!

お願いします。

(緒方) ちょっと…
皆さん 大丈夫ですか?

安静にしてないと!
(足達) それは お前もな。

(島田) おそろいじゃねえかよ。

(足達) 行きましょう 口さん

さぁ 悪意をさらけ出せ
観客たちよ。

(サイレン)

(知里) ECUからE2

たった今 久遠京介から
メールが来たという通報が。

見てください。

(受信音)

これは…。

♬~

私にとって 始まりの場所

横須賀にあるマンション

今 500を超える住人を
マンション内に閉じ込めている

そして 建物の支柱に
108個の爆弾を仕掛けてある

半数以上 爆破すれば倒壊する。

この舞台に
興味がある者は刮目しろ。

警察の協力者から
頂いた個人情報で

住人たちに ひも付いた
あらゆる関係者に

爆弾キーを送った。

(久遠) さらに
関係者以外から無作為に

多くの人にも爆弾キーを送った。

押せば
いずれかの爆弾が爆発する。

つまり 誰が押したか
分からないようにしてある。

(久遠の声) 関係者で
個人的に恨みがある者

無関係でも
殺してやりたいと思う者

お前の押したキーで
死ぬわけではない。

結末は多くの人の総意だ。

カオスの中にこそ 歓喜がある。

さぁ 選択しろ。

(緒方) ウェブサイトも
立ち上がっています。

(緒方) 住人たちの
詳細な個人情報も載せてます!

(知里)
何これ… 経歴だけじゃ ない

年収やステータスまでも。

追加情報を第三者が
書き込めるスペースもあります。

今 誰かが書き込みを。

(クリックする音)

(電子音)

誰かが押した 爆弾のキーを。

(クリックする音)

(住人たちの悲鳴)

(入電音)
(ボタンを押す音)

はい 110番です
事件ですか? 事故ですか?

該当のマンションで
爆発があったと通報です。

久遠は 人の悪意を操ってる。

人の醜悪な姿を

多くの人に
見せつけようとしてる。

俺があの時 殺していれば…。

銃声

コード0を。

(早紀) 了解!

(警報音)
(早紀) コード0。

爆破テロ事件発生。

現在時から 本件関連通話を
優先とし 他の通話を規制する。

マルガイは横須賀フロントタワー内に
閉じ込められた多数の住人

マルヒは指名手配中の久遠京介!

(知里)
マンションの管理会社と連絡が。

ネットで管理しているセキュリティーを
誰かに乗っ取られてることが判明。

該当エリアだけ 起爆しないよう
ネットの遮断はできませんか?

プロバイダーの特定と
各社への要請

さらに エリアの限定と
周辺への影響も考えると

相当 時間がかかります。

(サイレン)

E2 現着。

E3 現着。

(爆発音)
(香川) どうして キーを押すんだよ。

(佐伯) マンションが倒壊しようが
キーを押したのは

自分だけじゃないって
責任逃れできる。

(通孝)
一課 重藤から捜査員一同

今から ECUと協力体制を取る
一課総動員

口班長
および
橘室長の指揮に従う。


この狂った惨劇を
終わらせるぞ。

ああ 必ず。

(サイレン)

口より
ECU
マンションの図面を送ってくれ。

出動班全員
ケータイにデータを送ります。

(緒方) 25階建て

住居フロアは各階6部屋
全135世帯が入居してます。

また 玄関付近の防犯カメラを
調べたところ

複数の爆発物を確認できます。

(早紀)
状況から触発式と考えられ

それが爆発することで
入り口が倒壊すると思われます。

北側テラスの通風口から侵入する。

行くぞ!
(一同) はい!

(4人) せ~の!

せ~の!

せ~の!

住人を保護して 外に連れ出す。

捜査一課は2班に分かれて
1班は

自力で脱出できる住人の誘導を。
(捜査員たち) はい!

2班と出動班は
閉じ込められてる住人

それに 爆発でケガをした住人の
保護と誘導を。

(捜査員たち) はい!
橘の指示に従え。

橘 お前の その耳で
全員 救い出すんだ。

口班長は?
俺はヤツと会う。

久遠京介は必ず ここにいる。

最前列にいるはずだ。

決着をつける。

終わらせるには それしかない。

(サイレン)
(カメラのシャッター音)

班長。

信じている 私が聞いたものを。

再会した時
そう言ってくれましたよね。

班長の誰よりも強い心を
信じています。

(石川 透)
兄貴みたいになりたいんです

石川さんが憧れたように…。

大樹のパパは
最強の男なんだ

どんなに苦しくても
心が張り裂けようと

踏みとどまり 立ち向かう

心の強さを信じています。

♬~

(非常ベル)

爆発エリアから 人のうめき声が。

救出を!
≪はい!≫

(男性) イテテテ…。
(足達) 負傷者3名!

(島田) 大丈夫ですか?
肩につかまってください。

ここ お願いします。
(島田) 大丈夫ですか?

(女性) 何?
(男性) 外に行くから。

この部屋にも住民がいます
介護が必要な方が。

警察です 大丈夫ですか?

≪警察です!≫

(赤ん坊の泣き声)
大丈夫だよ きっと大丈夫。

この部屋にも住民が。

赤ちゃんがいます。
(香川:佐伯) はい!

(ノック)
警察です!

頭 気を付けてください。
大丈夫ですよ。

足元 気を付けてください。

(爆発音)

あっ!
(足達) 大丈夫ですか?

落ち着いて…。
(島田) 避難してください!

(知里) 防犯カメラで 捜査員が

避難誘導してるのが
分かってるのに 何で?

私たちも攻撃の対象だからです。

久遠京介は一連の事件で
警察の腐敗を見せつけた。

警察を恨む者もいる
その者たちに火を付けた。

それでも私たちは
救い出さなければいけない。

(ひかりの声) 人を救っているのに
人に傷つけられる

そのむなしさを
久遠は突き付けている。

(爆発音)

助けを求める人を助ける!

(一同) はい!

口よりECU

防犯カメラで
ヤツを捉えられないか?

(緒方) どこにも写ってません
ただ 防犯カメラが

なぜか 稼働してない場所が
1か所だけあります。

どこだ?

最上階 住人共有スペースです。

(爆発音)
≪うわっ!≫

(カメラのシャッター音)

♬~

(爆発音)

(男性) 大丈夫だよ。
(女性) 大丈夫。

閉じ込められている人が!
(佐伯) はい。

(香川) 大丈夫ですか!?
(佐伯) 聞こえますか 警察です!

(香川) もう少しの辛抱ですよ!
(佐伯) 大丈夫ですよ!

(女性) ありがとうございます!
(男性) 助かった!

ありがとうございます!

(緒方) 届いてくれ みんなの声。

警察です 安心してください
もう大丈夫ですよ。

≪足元に気を付けてください
ゆっくり ゆっくりで大丈夫です≫

≪しっかり つかまってください
自分たちが ついてます≫

≪15階 踊り場で
ケガ人 2名を発見

みんなで行くぞ!≫
(一同) はい!

≪救助に向かうっす!≫
≪絶対 助けるぞ!≫

大丈夫 必ず助けます。

キーを押そうとしてる人たちの
心に届いてくれ!

(爆発音)

♬~

♬~

♬~

(爆発音)

さぁ 見せてあげよう 観客たちへ。

♬~

逃走中の久遠京介容疑者が
最上階の住人共有スペースに。

避難誘導に当たっている
捜査員の一部は応援に!

来るな!

避難優先だ!

俺が こいつと決着をつける。

口班長の指示に従い
避難誘導に全力を。

(一同) はい!

(爆発音)

♬~

♬~ うお~!

♬~

楽しいか!?

お前も笑え スマイル。

♬~

(爆発音)

お前が命を懸けて
守ってるヤツらの本性だ。

(爆発音)

近所の主婦より
当該マンションに

子供が遊びに行って
帰って来ていないとの情報あり。

捜索に当たります。

(爆発音)

(佐伯) 行くぞ。
(香川) はい!

♬~

(殴打する音)
あ~!

うっ…。

うっ… ハァ…。

うぅ… ハァ…。

狂え 口彰吾!

(爆発音)
そうでないと

私には勝てないぞ。

(爆発音)

あ~!

(爆発音)
あぁ…。

うっ…。

あぁ…。

(爆発音)

ハァ ハァ ハァ…。

終わりだ。

久遠京介!

フフフ…。

今度は外すなよ。

(爆発音)

兄貴…

必ず…

大樹!

うお~~‼

憎しみをぶつけろ。

口彰吾

こちら緒方 仕掛けられた
108の爆弾のうち

爆破されたのは28。

また 久遠が
爆弾のキーを送り付けた

9割を超える人たちから
通報がありました。

もう倒壊の恐れはありません!

こちら 橘。

住民全員 避難完了
ただ かくれんぼをしていた

近所の佐々木智成君 8歳が
取り残されているもよう。

引き続き 捜索に当たります。

誰もが お前のように

憎しみから 人を殺すと思ったか?

これを押せば

全ての爆弾が爆破できる。

憎しみが足りなければ

私自身の憎しみで補うだけだ。

私を殺せば全てが終わる。

橘ひかりが死ぬぞ。

また お前の仲間が死ぬぞ。

さぁ…。

撃て。

♬~

♬~

お前をぶち殺してやりたい。

でも 俺は

お前を殺さない。

お前が俺を殺せ
それで終わりにしろ。

どうして…。

どうして!?

なぜ 人を守るのか。

お前に聞かれて
ずっと考えてた。

俺は

妻を殺され

息子を傷つけられ

相棒も殺された。

それでも なぜ 人を守るのか。

助けるのか。

分からない。

そんなこと 俺には分からない。

ただ 信じてる。

人間を。

人の心を。

俺は信じてるんだ!

ふざけんなよ。

何が 信じるだ。

そんなこと…。

後悔してる。

あの時のことを。

返せ!

お前の絶望の声を
受け止めてやればよかった。

人間は苦しんだ分だけ

ひとに優しくなれる。

負けるな。

立ち向かえ。

強く生きろ。

あの時
そう言ってやればよかった。

そうすれば お前も…。

少しは
人を信じられたかもしれない。

憎しみや悲しみだけじゃ ない。

母親が注いだ愛情も…。

お前には ちゃんと残ってる。

俺は そう信じてる。

♬~

その涙は…

母親がお前に残したものだ。

♬~

≪口さん!≫
≪口さん!≫

≪口さん!≫

久遠京介 殺人罪で逮捕する。

取り残された少年は1時間前

班長がいる最上階の防犯カメラに
写っていました。

(手錠をかける音)

少年の捜索に向かう。

班長。

あぁ 痛い… うぅ…。

あっ… うぅ…。

奥の部屋から声が。

あぁ… うぅ…。

ハァ ハァ…。

大丈夫か!?

♬~

(智成) 逃げようとしたら…。

怖かっただろ よく頑張ったな。

よし!
取り残された少年を発見!

行くぞ。

♬~

♬~

(電子音)
爆弾が!

(電子音)

(電子音)

(爆発音)

(爆発音)

(ノイズ)

(早紀) 口班長!
橘室長!

応答を!

大丈夫?
大丈夫っすか?

(島田) おい 子供運べ!
≪はい!≫

(足達) 口班長
橘室長

それに 男の子も無事!

(足達) ただ 久遠京介は…。

♬~

誰にも殺させない。

(久遠) お前を殺すのは

私だ。

(久遠) お前が思っているより…

人間は腐ってる。

(久遠) そんな顔してないで

笑え。

ス… スマイル…。

♬~

(通孝) 最後
爆弾の実行キーを押した人間

結局 分からずじまいだ。

善意があれば 悪意もある。

その悪意から

また 久遠のような人間が
生まれるかもしれない。

だからこそ 我々は戦い続ける。

雄二に

面会に行ってくれてるんだってな。

(ひかりの声)
彼はまだ 絶望の中にいます。

だけど 痛みを 苦しみを

受け止めることはできる。

それが弟にとって 救いに…

希望になる。

♬~

大樹のためにも

現場から退こうと思った。

でもな…。

亡くなって行った人の思いを

俺は 一生かけて
受け止めなければいけない。

たとえ どんな世の中になっても

助けを求める人を助ける。

それしか 報いる道はない。

透のためにも。

それが…。

パパの選択だ。

ごめんな 大樹。

ごめん。

♬~

(大樹) パパ!

大樹!

♬~

大樹!

(無線の受信音)

ECUから各局

横浜市青葉区で 少年数名が

警備員を襲い
売上金を強奪し 逃走。

マルヒの少年は
3Dプリンター銃を

所持しているという情報が。

口班長

現場に急行する。

了解。

直近のPSは
引き続き 無線の傍受に努めよ。

(警報音)
コード0。

拳銃使用の強盗事件発生。

現在時より 本件関連通話を
優先とし 他の通話を規制する。

至急 緊急出動班は
現場に急行せよ!

(サイレン)

あと3分で到着する!

こちら口
逃走中のマルヒを発見!

俺が必ず捕まえる!