火曜ドラマ「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」♯8【彼氏ができたらやりたい10の事】 …のネタバレ解析まとめ
出典:EPGの番組情報
火曜ドラマ「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」♯8【彼氏ができたらやりたい10の事】
[字][デ] 上白石萌音×菜々緒×玉森裕太で贈る胸キュン・お仕事ラブコメディ!鬼編集長にパワハラ疑惑で絶体絶命!?子犬系男子が願いを叶えるロマンチックな夜!
詳細情報
番組内容
『MIYAVI』廃刊危機を乗り越えるべく、化粧水プロジェクトへ向けて編集部は動き出した!そんな中、奈未(上白石萌音)は人物紹介欄の執筆を任され、自分の原稿が初めて載ると期待に胸を膨らませる。一方、金沢の実家に帰った潤之介は香織(高橋ひとみ)に宝来製紙を継ぐと告げるが、彼女を連れて帰って来いと言われ…。ある日、編集部に週刊誌から一枚のゲラが送られてきた。そこには奈未と麗子(菜々緒)が写っており…!?
出演者
上白石萌音、菜々緒、玉森裕太、間宮祥太朗、久保田紗友、亜生(ミキ)、秋山ゆずき、
太田夢莉、高橋メアリージュン、なだぎ武、高橋ひとみ、倉科カナ、ユースケ・サンタマリア、近藤芳正脚本
田辺茂範音楽
主題歌 Kis-My-Ft2「Luv Bias」(avex trax)
音楽 木村秀彬スタッフ
演出 田中健太、石井康晴、山本剛義、井村太一、プロデューサー松本明子、編成 宮﨑真佐子公式ページ
◇番組HP
http://www.tbs.co.jp/BOSSKOI_tbs/
https://www.instagram.com/bosskoi_tbs/◇番組Twitter
@bosskoi_tbs
https://twitter.com/bosskoi_tbsおことわり
番組の内容と放送時間は変更になる場合があります。ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
ドラマ – その他
福祉 – 文字(字幕)
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キーワード出現数ベスト20
- 奈未
- 編集長
- MIYAVI
- 鈴木
- 半田
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- 潤之介
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- アシスタント
- お願い
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- 磯辺社長
- 中沢
- 和美
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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
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もう すごい
生きる ゆるキャラですよね
(半田)
残念ながら 音羽堂の吸収合併
そして 「MIYAVI」の廃刊については
周知のとおりだ
しかし
ここで終わったわけじゃない
(半田)
この企画が成功するかどうかで…
<(奈未)そう 私 鈴木奈未が働く音羽堂出版は>
<吸収合併という 最大の危機を迎えていた>
<そんな中 ボスが目をつけたのが>
<シルクを原料に化粧水を開発した 小さな会社だった>
<3社が手を組み プロデュースする>
《(磯辺)セリシンっていう成分は
理想的な天然保湿成分なんです》
《(和美)COACHのファッションの世界観を》
《グリーンで
オーガニックに表現したいと思います》
<一発逆転をかけた最後の切り札>
<このプロジェクトに かかっていた>
<そういえば あの日…>
<終電を逃してしまった私を 追いかけ>
<潤之介さんは バイクをとばして来てくれた>
<あれから 私達の距離はグッと近づいて…>
<それに 今朝だって…>
《(潤之介)
あっ 朝ご飯 オムライスでいい?》
《名付けて 「あさオム」》
《う~ん おいしそう》
《奈未ちゃん》
《うん?》
《うん?》
《ご褒美》
《やった!》
《<何なの? この かわいすぎる子犬は…>》
《あー 白ジュン》
《ワン!》
《ワン!》
(半田)鈴木
泣くには まだ早いぞ
(すすりあげる)
はい
(宇賀神)
コラボ 面白くなりそうですね
(麗子)最後の悪あがきですが
新谷社長の新しいブランドを
次の「ZEAL」で
独占で広告を掲載するそうです
最後の悪あがき
僕にも 一緒にさせてください
はい
ただいま~
(香織)お帰り
それ 俺も食べたい
えっ!?
潤之介!? 帰ってくるなら
連絡ぐらい ちょうだいよ
いいじゃん 自分ちなんだから
ていうか 帰る連絡しに来た
えっ?
今 受けてる仕事 全部整理したら
こっち 帰ってくる
継ぐよ 宝来グループ
えっ!?
まあ…
今まで
好きなこと やらしてもらったし
そろそろ いいかなって…
やっと その気になってくれたのね
お父さんに連絡しなくちゃ
あっ ねえ そうそう
前に おつきあいしてる子がいる
って言ってたでしょ?
今度 連れてらっしゃい
いずれは そのお嬢さんも
金沢に来るんでしょ?
早い方がいいじゃない
あっ お父さん?
ねえ 今日 何時頃 帰ってくる?
ビッグニュースがあるのよー
潤之介がね…
よし
和美さん 頼まれてた資料です
お願いします
ねえ 鈴木
はい
磯辺社長の紹介文
あんた 書いてみる?
えっ… いいんですか?
おっ ついに鈴木もデビューか
っていっても 200文字だけど
まとめといて
はい! 紹介文 200文字
頑張ります!
(小声で)ただいま~
うんっ…
あっ…
ごめん 起こしちゃいましたね
寝ててください
大丈夫
遅かったね
ここんところ
前に話した化粧水の発売の準備で
それと並行して
次号の編集も通常運転だから
もう みんな結構 大変そうで
へえ~
あっ…
私も 初めて
原稿 任されたんですよ
奈未ちゃんの原稿
MIYAVIに載るの?
うん!
っていっても
磯辺社長の簡単な紹介文ですけど
あっ… よいしょっ
例えば…
う~ん… あっ こんな感じで
写真のそばに 200文字で
まとめないといけないんですけど
どうやっても
1000文字 超えちゃって
へえ~ すごいじゃん
よかったね
うん フフッ…
あっ? 金沢?
ああ 今日 実家 帰ってて
ふ~ん
食べる? お茶 入れようか?
あっ ううん
私 やります
でも 不思議ですよね
潤之介さんは 金沢で生まれて
私は 熊本で
その2人が 今 こうやって
一緒にいるって
変な感じ
私も行ってみたいな 金沢
《いずれは そのお嬢さんも
金沢に来るんでしょ?》
金沢じゃなくても
2人で どっか お出かけしたいな
じゃあ 今度のMIYAVIが
発売されたら デートしようか?
はい!
表参道に行って ロエベのバッグ
2点をピックアップ
それから エミリオ・プッチの河野様への
プレゼントにブーケを買ってきて あと…
(ノック)
よろしいですか?
どうぞ
鈴木さん
はい
申し訳ないんですが
ちょっと 席を外してもらっても…
あっ はい
実は…
困ったことになりまして
(和美)えっ? へっ!?
「カリスマ編集長 パワハラの実態!?」
シーッ!
(栞)これ 編集長と鈴木さん
(半田)シーッ! 今朝
うちの編集部に送られてきてな
多分 副社長と その話をしてる
どうしたんですか?
(遥)今度 発売される週刊誌に
その記事が載るんだって
えっ これ 私? 「パワハラ」って…
シーッ!
よくぞ言ってくれました
この ひどい扱いを
みんなに知ってほしかった
鈴木か?
えっ?
お前が このネタ 売ったのか?
えっ? いやいやいや 違いますよ
ホント?
(由衣)「関係者の話では
このアシスタントは」
「タクシーで 山に置き去りに
されたこともある」って
盛りすぎよね?
やりそうですけど
そこまでは ないです
(明日香)誰? この関係者って
適当なこと言って!
(中沢)そんなん 今は いいから
問題は
COACHと磯辺社長が どう思うか
磯辺社長も
今回に かけてるだろうし
(ドアが開く)
鈴木 表に車の手配
はい
(宇賀神)
この度は 申し訳ありませんでした
申し訳ありませんでした
(磯辺)私は
出版業界の人間ではないので
これが 本当なのか
そうでないのか よく分かりません
しかし うちは
このとおり 小さな会社です
(磯辺)音羽堂さんの
経営状況についても
知人から助言がありました
社員からも
今回のコラボについて
不安視する声もあり
このプロジェクトを続行していいのか
私の一存だけでは 決められない
っていうのが 正直なところです
私から 言うべきことでは
ないのかもしれませんが
彼女を
信じてあげていただけませんか?
(半田)はい
一度 プロジェクトは ストップで
失礼します
副編集長…
ああ
ISOBEの方が納得しないかぎり
これ以上は進められないそうだ
でも 今 止めたら
間に合いませんよ
OKが出た時のために
準備だけでも進めておいては?
(半田)ダメだ
もし商品化されなければ
記事が 全て無駄になる
今の うちの経営状況じゃ
そこまでのリスクは とれない
もうっ 何なの?
このガセネタ
ねえ ホントに いないよね?
この中に
編集長のこと 売った人
(由衣)バカなこと言わないでよ
だって 内部の人間しか知らない
ようなことまで書いてあるし
どうなの?
(半田)お前ら いい加減にしろ
どうせ こんな記事は…
好調なMIYAVIを
妬んだやつの仕業だ
いいか?
俺達は今 仲間割れしなくたって
音羽堂が吸収合併されて
MIYAVIが廃刊になったら
嫌でもバラバラになる
ここで俺達が
お互いに疑心暗鬼になってたら
このネタを売ったやつの
思うつぼだろ 違うか?
いや 副編集長の言うとおりっすね
ごめん! 変なこと言って
たとえ
コラボがダメになったとしても
次のMIYAVIは発売される
やれること やろう!
(一同)はい
ごめん でも…
ホントに 今まで ありがとう
(尾芦)で カメラマン 辞めること
奈未ちゃんは 何て?
奈未ちゃんには まだ…
ジュンさん
僕なんかよりも まず
奈未ちゃんに言わないと
うん…
でも 奈未ちゃん 今
仕事 一生懸命だし
俺が 実家 帰る って言ったら
俺か仕事 どっちか選べって
言ってるみたいで
何かさ…
言わないってことは
選べもしないってことですよ
決めるのは
奈未ちゃんじゃないですか
言えるかなあ…
何すか それ?
奈未ちゃんちで拾ったんだ
「彼氏ができたら…
やりたい10のこと」
うん まだ つきあったばっかで
こんな喜んでくれてるのにさ…
中沢さん
あっ?
ブレスレット
ありがとうございました
あれ 中沢さんですよね?
ああ… 歩いてたら
たまたま見つけたから
あの あと…
お返事するって
言ってた件なんですけど…
うん
あの…
お気持ち すごく嬉しかったです
でも… あの…
中沢さんは 会社の尊敬する先輩で
だから…
鈴木
はい
冗… 談
えっ?
冗談
俺が…
お前のこと
好きになるわけないだろ
ごめん それは ちょっと
さすがに無理あるわ
でも…
ホントに あんま気にすんな
(遥)中沢さん
おう どうした?
映画
えっ?
中沢さんのオススメの作品
教えてください
ハッハ… 何だよ? 急に
失恋した時
実は 運命の人は そばにいた
ってストーリーの
はあ? ベタすぎ
はい
分かった 考えとく
あっ ちょっ ちょっ…
奈未!
うん? 潤之介さん
奈未も 今 帰り?
うん
うん? 何で 呼び捨て?
どうぞ
あれ?
バイクは?
たまには自転車も いいかなあって
ふ~ん…
あっ プリクラでも撮って帰ろう
どうしたんですか?
何か変ですよ
変?
うん だって自転車もそうですけど
いきなり 呼び捨てとか…
もしかして 誰かと
中身 入れ替わってません?
いや 俺は ただ 「奈未」って
呼びたいと思っただけで
で たまたま 今日
自転車だっただけ
ああ… そうですか
ほら 早く乗って
でも 公道での自転車の2人乗り
って 警察 捕まりますよ
えっ そうなの?
うん
いや 書いてあったから
えっ?
あっ ううん
うーん… あっ じゃ 俺
自分のマンション 帰るから
あとで 電話で話そう ねっ
あとでね
えっ 今じゃダメなの?
はい 潤之介さん
どうしたんですか?
奈未ちゃん
じゃなくて…
奈未の声 聞きたくて
ホントに よく分かんないんですけど
えっ ドッキリ?
そんなわけないだろ
奈未
あの 何か…
急に 呼び捨てされると
変な感じするんで
いつもと同じでもいいですか?
そう?
じゃあ 奈未ちゃん
はい
何もなければ 切りますよ
おやすみなさい
あっ 待って待って 待って待って
待って
はい
奈未ちゃん 何か話すことない?
私は べつに…
いや そう言わず
眠くない?
うん まだ
困ったな…
えっ どうしたんですか?
あっ! 奈未ちゃん
最近 どう?
実は…
今 結構 大変なんです
編集長が
変な疑い かけられちゃって
進めてたプロジェクトも
1回 ストップしちゃって
☎ホントに合併しちゃうのかな
って…
そしたら 新しい会社に?
今の編集部の人達 大好きだし
今のままで いたいんですけど
そっか…
何か 分かる
えっ?
奈未ちゃんにとって…
大事な場所になってたんだね
磯辺社長
(磯辺)編集長さんと副社長さん
からも お話 伺いました
現段階で こちらから
お話しすることはありませんので
ああっ… あんな記事はデタラメです
編集長は そんなパワハラなんて
みじんもない
それはもう
マザー・テレサのような女性で
なあ? 鈴木
信頼関係を築くには
それなりの時間が必要です
何をもって信用すればいいのか
あなたの その言葉なのか
雑誌に書いてあることなのか
あなた達 何してるの?
(半田)編集長!?
あっ いや あの…
これは その…
鈴木が どうしても 磯辺社長と
お話がしたいって…
私が 編集長を呼びました
鈴木が!?
これは アシスタントのあなたが
口を挟むことじゃない
でも 雑誌には
私のことも書かれてます
磯辺社長
おい 鈴木
確かに編集長は
一見 パワハラにも見える言動を
しているかもしれません
でも…
その厳しい言葉や
理不尽にも見える行動は
ただただ よりよい雑誌を作るため
そのためなんです
あなたね…
社長が あなたの意見を求めた?
私が あなたの意見を聞いた?
あなたが しゃべっていいのは
私が許可した時だけ
引っ込んでなさい
いや そういう言い方は…
引っ込みません!
(半田)おい…
私の言うことが聞けないなら
もう 辞めて結構
それ パワハラ…
私 辞めません
これで辞めるんだったら
もう とっくに辞めてます
鈴木
いっつも編集長に こき使われて
もう何度も 「辞めてやる」 って
思ってました
おい…
でも できあがった雑誌 見ると
「これは 私が こき使われたから
できたのかもしれないな」って
嬉しくなるんです
だから 私 辞めませんから
編集長が いるかぎり
アシスタントは 私だけですから
おい おい
仕事も その独り善がりの演説
ぐらい ご立派だと助かるんだけど
独り善がりって…
大体
編集長の その最悪の性格じゃ
他の人がアシスタントやっても
みんな すぐ辞めていきますよ
鈴木…
いても役に立たない
無能なアシスタントなら いない方がマシよ
その無能なアシスタントのこと
いつも利用してるじゃないですか
鈴木…
そんなことあったかしら?
パーティーで けん玉した時とか
そもそも
あなたが嘘ついたんでしょ?
こないだだって 編集長 手土産の
用意で なかなか到着しないから
私が その間 どんなに頑張って…
あの…
もう いいです
よく分かりました
何てことを…
ハッハッハ…
いやあ こりゃあ…
雑誌に書かれてた…
以上ですね
私は あなた方を…
信じてみようと思います
えっ?
えーっ!?
ありがとうございます!
分かりました すぐに
ISOBEから OK 出ました
プロジェクトの準備 再開しましょう
やったー!
プロジェクト また
再開することができましたんで
あなた わざと私に
ケンカ ふっかけたでしょ?
本当の編集長のこと
どうやったら磯辺社長に ちゃんと
分かってもらえるかなって
色々 私なりに考えて
嘘は 本当にならないから
ちゃんと 嘘つかないで
分かってもらいたくて
もし 私が のらなかったら
どうするつもりだったの?
編集長なら
のってくれると思ってました
いいプレゼンだったんじゃない?
ホントですか?
何か…
鈴木と編集長
いつの間にか いいコンビね
お疲れさまでしたー
あれ?
我々は 乗せてってくれないの?
ねえ? くれないんだね… えっ?
戻ったぞ
お疲れさまです
(由衣)あっ 鈴木 できてる?
社長紹介文の200文字
はい
チェックしてもらっていいですか?
(小笠原)
どうも またお世話になります
小笠原さん 待ってました
はいはい
校閲ですね
はい お願いします
活気づいてきたな
ぬあ~っ
何なに どうしたの?
やってしまいました
(半田)何?
お願いしてたカメラマンが
当日NGって
コラボの化粧水の
ページのですか?
こっちが保留にしてる間に
別の仕事 入っちゃったって
急だけど 別のカメラマンに
あたるしかないね
誰か いい人いない?
(明日香)今日の明日ですよ?
鈴木
お前 知り合いに カメラマンいるだろ
えっ そんな人…
あっ
はあ~
(バイブレーター着信)
(中沢)真ん中寄りの
下手の植物あるじゃないっすか
あれ もうちょっと手前に
引いてもらっていいですか
お願いします
(尾芦)おはようございまーす
(一同)おはようございます
今日は よろしくお願いいたします
よろしくお願いします
潤之介さん
今日はありがとうございます
うん
(半田)おはようございます
(一同)おはようございます
本日 カメラマンを務めさせて
いただきます 宝来潤之介です
よろしくお願いします
(一同)よろしくお願いします
まさか あなたと一緒に
仕事をする日が来るとはね
まあ ちょっとは
姉ちゃんの役に立てればいいけど
うん? えっ
あの 今 何て?
(栞・由衣・明日香・遥)姉ちゃん?
どういうこと?
あれ? みんな知らなかった?
俺の姉ちゃんです
(半田・遥・明日香・和美)え~っ
マジか
あっ そういえば
言ってなかったです
ちょっと レフ寄せてもらっていい?
(アシスタント)はい
(アシスタント)
この位置で どうでしょう?
はい OK
確認します 編集長
いいと思う
OK お疲れさまでした
(和美)お疲れさまでした
ジュンさん 最後の現場も
かっこよかったです うう…
姉ちゃん
奈未ちゃん
えっ?
改めて紹介する
今 俺がつきあってる
彼女の奈未ちゃん
偽装じゃなくて
俺の本物の彼女
意外ね
そんなことないよ
まっ 奈未ちゃんは
料理 そんなに得意じゃないけど
レシピサイト見ながら
俺のためにオムライス作ってくれるし
たまに出ちゃう
熊本弁も かわいいし
あと 姉ちゃんみたいに
バリキャリじゃないけど
仕事が好きなんだなって
伝わってくるところとか
俺は いいなと思った
あの時は嘘だったのに
奈未ちゃんが俺の気持ち
ホントにしてくれたんだ
そう
次あるから行くわね
どうしたんですか? いきなり
ちゃんと家族に紹介したくって
あの
今日は お疲れっした
あのさ
俺 この前 恋って
勝ち負けなのかって話 したけど
やっぱ勝ち負けかもね
ドS先輩に渡すつもりないから
俺 負けないよ
まあ
俺も負ける気さらさらないんで
じゃ
(栞)
こういうこと書いて楽しいのかな
これを読むやつがいるから
書くやつがいるんだろ
(明日香・栞)すいません
こんな雑誌に負けてらんないわよ
ほら
みんな 仕事仕事
(和美)はい
あの~
この領収書なんですけど
あっ そうだ 俺も領収書あった
アハアハアハ
あ~っ
(和美)何やってんですか
(半田)すまん すまん
(中沢)春文社
ああ それな
この前 飲み屋で隣になった人が
聞いたら同業者だっていうから
意気投合しちゃって
編集長の話 何かしました?
何で?
「SLASH」 春文社ですけど
副編集長~
俺? 俺か
☎(理緒)ごめんね ジュンちゃん
ううん 俺の方こそ この前
☎ごめん
(理緒)この前?
検査結果
一緒に聞くって言ってたから
ああ あれ えっ?
ホントに
来てくれるつもりだったの?
だって演奏できなくなるかも
しれないとか言ってたから
そっか
そっか
一応 心配はしてくれてたんだ
うん そりゃあ 幼なじみだし
ありがと
☎で? どうだった?
えっ?
けんしょう炎だって
練習のしすぎだから
しばらくは演奏 控えるようにって
☎驚いた?
じゃあ 治る?
もう全然
はあ あ~ よかった
心配してくれて ありがとね
じゃあね
<そして ついにMIYAVI3号が完成>
<それと同時に>
<コラボ化粧水も発売された>
<でも 今日の役員会議の結果では>
そろそろ役員会議 始まる頃だね
落ち着きませんね
ジタバタしても
どうにもならないんだけど
う~ん 売上データの動きは
いつもと変わらないっすね
(役員)
音羽堂出版の雑誌を残すことに
メリットは少ないといえます
現在 音羽堂で出版されてる雑誌を
廃刊すべきか 存続すべきか
決議をとりたいと思います
うっ! これ
何?
(由衣)フワちゃん?
(栞)インスタでコラボの化粧水
あげてくれてます
ヤバい ヤバい
コメント数 すでに1000件超えてる
わっ アンミカさんも
インスタにあげてくれてるんだけど
コメント すごい増えてます
(和美)フワちゃん アンミカ効果?
<このままいけば MIYAVIの廃刊はなくなるかも>
すいません これください
こちらですね
MIYAVI見ました
ありがとうございます
≪すごい表紙もキレイで…
見て見て
何それ メッチャかわいいんだけど
MIYAVI出てる
ねっ
≪これじゃん ねっ 新作
化粧水の売れ行き 好調だそうだ
MIYAVI自体の売れ行きも
さらに上がってきてます
よっしゃ~
紹介ページ こだわりましたもんね
鈴木の200文字もよかったよ
ありがとうございます!
(半田)
みんな ちょっと集まってくれ
ついに
MIYAVIの廃刊が決まった
(半田)みんな よく頑張った
(半田)最後に
お前達と一緒に このMIYAVIを
作れてホントによかった
(半田)俺は忘れない
お前達のことを
(ノック)
何か用?
お願いがあります
合併後 配属先がどうなるか
分かりませんけど
また編集長のアシスタントを
やらせてもらえないでしょうか?
まだ雑用やりたいの?
みんなで 一つのものをつくる
一員でいたいんです
編集長のもとで
私
ずっと 普通 人並み 安定が一番
って思ってきました
でも編集長の姿見て
すごいな かっこいいなって
思っちゃったんです
だから…
あなた 前に言ったわよね?
ファッションって
人に夢を与える仕事だって
そう
この仕事は 人に夢を与える仕事
だから あなたが憧れるべきは
私じゃない
この仕事
《OK!》
《(歓声)》
いい雑誌を 作りましたね
あり… ありがとうございます
はい
ありがとうございます
奈未ちゃん
えっ?
はい OK 行こう
何か これちょっと
歩きづらくないですか?
ちゃんと並んで歩けば大丈夫だよ
はい 手貸して
はい
<うん? レシート?>
あっ 俺 フリーパス買ってくるね
アテテテ
イテテテテ イテテ
はい
あっ これ
えっ これ…
「呼び捨てで呼ばれたい」
「自転車で2人乗り」
「さっきまで会ってたのに電話」
《奈未も今 帰り?》
《うん》
《どうぞ》
《どうしたんですか?》
《奈未の声 聞きたくて》
《今 俺がつきあってる
彼女の奈未ちゃん》
もしかして
潤之介さん これ見て?
ハハッ このマフラーもか
そういえば この前
プリクラとか言ってた気がする
でも これ
私が中学ん時
書いたやつなんだけど
奈未ちゃん
はい どうぞ
ありがとうございます
あっ あとこれ
はい 忘れないうちに はい
ありがとうございます
あっ 潤之介さん
うん?
私 プリクラ撮りたいです
プリクラ? だと思った
中にあんじゃないかな 行こう
(麻美)初めてじゃない?
あなたが私を食事に誘うなんて
ええ
そして これがきっと最後
アハハッ
で? 吸収合併が決まって
早速 私に
こびでも売りにきた?
まっ 頼まれなくても
編集者達の処遇は
宇賀神さんから
お願いされてるけど
副社長が?
そう
あなたと
あなたの雑誌を守るために
あの人 ずっと情報集めてた
私にも頼み込んでね
今日ね
うちの幹部会議があって
この合併で音羽堂から
出版されている雑誌は
廃刊になることが
決まったそうよ
ただし
MIYAVIを除いて
はあ… 今回の件で
MIYAVIとのコラボ企画
他のハイブランドからの
申し出が殺到してるの
そのために うちの会社も
MIYAVIを廃刊にさせるわけには
いかないことになる
そう
すぐに みんなを集めろ
MIYAVI存続だ
一発逆転の存続だ
(小笠原)みんなのお手柄ですね
ホントですか?
存続? あ~ よかった
はい ありがとうございます はい
MIYAVI存続だって
よかったじゃん アハハハハハ よかった
わあ~
(麻美)MIYAVIが残れば
編集長である あなたも残る
う~ん よくできたシナリオね
このコラボ 最初っから
それが目的だったんでしょ?
ただし
一つ条件が付いた
MIYAVI存続の条件
宝来麗子が
編集長から外れること
例のパワハラの記事は
計算外だったようね
ねえ
私が どうしてMIYAVIの編集長を
引き受けたか分かる?
いかなる困難な時期であっても
ファッション誌は
継続されないといけない
雑誌が発売日に本屋に並び
手にとった時の あの高揚感
1ページ 1ページに胸をときめかせ
ファッションから夢をもらい
私も あなたも今
こうしてこの世界にいる
紙の雑誌だからこその価値は
必ずある
MIYAVIは日本から世界へ
モードを発信するという
信念を貫いた雑誌
この業界が生き残るために
MIYAVIは絶対必要だと思ってる
だから道筋をつくった
これで私は
MIYAVIを去る
ここからは
私の編集者とアシスタント
そして あなたに託す
(宇賀神)どうして彼女が
クビになるんです?
(社長)こちらが吸収される側
条件出されたら
のむしかないだろ
あれだけ有能な人材を
僕は納得できません
宝来くん自身は
納得してくれたよ
落ちる 落ちる
待って 待って ヤバい
あ~っ マジで怖い
潤之介さん
大丈夫ですか?
うん 大丈夫
あっ スケートリンクか
ああ
ここ スケートできるんだ へえ~
随分 スケートなんかしてないけど
久しぶりに
スケートしたいな~
いいですよ
ホント?
ホント
うお~ アハハ…
すっごい すいてますね
ま まあね
早く
ちょっと待って
うわ~
あ~
奈未ちゃん 腰引けてるって
だって私 スケートなんて
やったことないんですもん
うわ~ わっ わっ
お~ すごい
あっ あっ あっ あっ…
奈未ちゃん あっ…
あっ あっ あっ
イッタ
アハハ
奈未ちゃん もう下手くそ
だからスケートなんて
やったことないんですって
フフッ あ~
ジャーン
えっ?
どっから出てきたんですか?
はい
ありがとう
俺
奈未ちゃんの笑った顔が
見れるなら
奈未ちゃんが
おばあちゃんになっても
ずっと花をプレゼントする
潤之介さん
奈未ちゃん
俺のお願い 聞いてくれる?
はい
俺の奥さんになって
カメラマン辞めて
家継ぐことにした
一緒に金沢に来てほしい