ドラマ カンパニー~逆転のスワン~(6)「“カンパニー”崩壊?」[字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

ドラマ カンパニー~逆転のスワン~(6)「“カンパニー”崩壊?」[字]

自分たちの公演日程に、ロシアの有名バレエ団が来日公演をかぶせて来た事に動揺を隠しきれない敷島の面々。青柳(井ノ原快彦)と由衣(倉科カナ)は危機打開に奔走するが…

詳細情報
番組内容
自分たちの公演日程に、ロシアの有名バレエ団が来日公演をかぶせて来た事に動揺を隠しきれない敷島の面々。青柳(井ノ原快彦)と由衣(倉科カナ)は危機打開に奔走、宣伝費もままならないなか、青柳はある案を思いつく。しかし、高野(宮尾俊太郎)はその案に猛反発。紗良(小林美奈)もそっぽを向く。そして、団員の結束が進まないのは自分に責任があると考えた那由多(古川雄大)も、レッスンに顔を出さなくなる。
出演者
【出演】井ノ原快彦,倉科カナ,宮尾俊太郎,織田梨沙,古川雄大,小林美奈,松尾龍,栗山廉,尾花貴絵,大谷玲凪,藤谷理子,田畑志真,中川晴樹,岡田浩暉,岩松了,坂井真紀,小西真奈美,西村まさ彦,黒木瞳
原作・脚本
【原作】伊吹有喜,【脚本】梅田みか

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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   ごあんない

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(由衣)
必ず 誰よりも 高く跳ばせてみせる。

(瑞穂)ここにいる みんなの力を借りて

全く新しい「白鳥の湖」を作り上げたい。
(拍手)

(司会)「白鳥の湖」の制作発表 記者会見を
始めさせていただきます。

(脇坂)大変なことになりました。
ロシア国立バレエ団です。

3日間 全公演 丸かぶりです。

(有明)肝心のバレエファンは
誰も来ないってことか!?

もっと妖艶に。

お客様に妖艶さ伝わってない。

那由多も ちゃんとサポート…。

止めて。 もう一回 紗良。
(那由多)すいません。

音楽。
(KIKKO)はい。

全然 心が入ってない。

ねえ 誘惑して。
ねえ オディールの心 どこにあんの?

那由多… 王子が ここにいるのよ。

王子ね…。

オディールが誘惑して 王子を翻弄するの。

あなたが ちゃんとリードしないから
彼の演技も よくならないのよ。

(那由多)すいません!
あの… 今のところ もう一回…。

触らないで!

ちょっと気分変えてきます。

(乃亜)すぐ戻ってくるのよ。

さあ 少し休憩しよっか。

10分後に ロットバルトのソロから。
いい?

(青柳)参ったな…。

公演のチケットの売れ行きなんですけども
正直 思ったように動いてなくて…。

ロシア国立バレエ団の日程と
重なったことが原因?

それは 大きいと思います。

でも バレエを見たことない 新しい客層が
期待できるんじゃないの?

それが 那由多ファンも
ちょっと予想とは違う反応で…。

(乃亜)「白いタイツ履いた なゆっちなんて
見たくな~い」か…。

バーバリアンJのファンも
随分 心が狭いんですね。

記者会見 翌日のスポーツ紙は

「バーバリアン バレエに殴り込み!」
なんて 大々的に取り上げられてたのに。

すいません。 以前のように うちが

売れ残ったチケットを買い上げられれば
問題なかったんですけど…。

これだけの賭けに出て
チケットが売れなかったら

うちのカンパニーは 本当に終わりだわ。

(ため息)

なんとかします!

新たにチケットを売る方法を考えます。

必ず完売できるように。

♬~

(乃亜)瀬川さん。
はい。

ちょっと これ見てよ。

「『世界の高野』の終わり」?

バレエ評論家のブログなんだけど

「悪魔 ロットバルトを主役にすえた
斬新な演出ということだが

王子をやらない高野 悠は
『終わった』という感が否めない」。

ひどい… 何ですか この書き方!

まあ ずっと 王子を踊り続けてきた
高野君が

ロットバルトをやるっていうことは

こういう反応が出るのは
しかたがないんだけど…。

高野さん…

見てないといいけど…。

高野さん 今日 踊ってみた感じ
どうですか?

(高野)ああ 膝のテーピングのおかげで
腰の負担も 痛みも かなり少なくなった。

よかった!
よくない。

えっ…。

そのかわり 回転がしにくくなった。

それから ジャンプをした時の
着地のプリエにも すごい違和感がある。

そうですか…。
バレーボール選手のジャンプなら

これでいいのかもしれないが
バレエは バレエの正確なポジションと

美しい体のラインを維持したまま
踊らないと意味がないんだ。

すいません。

アスリートのケアと
ダンサーのケアは違うって

分かってたつもりなんですけど…。

いや… 言い過ぎた。

新たに宣伝費を上乗せしろ?
はい。

そんなの無理に決まってるじゃないか。

合併のせいで 追加の予算は そう簡単に

下りなくなってることぐらい
分かるだろう。

そこをなんとか…。
だから 俺は 反対だったんだよ。

悪魔が主役の舞台なんて。

やっぱり
無謀な企画だったんじゃないのか?

そんなことありません。
カンパニーのみんな 頑張ってますので

きっと いい作品になると思います。

出来上がった舞台を見たこともないくせに
どうして そんなこと言えるんだ?

いや… それは…。
予算に頼らない宣伝を考えるのも

君の仕事だろ!

はい!

♬~

うわ…。
(美波)もっと下…。

このまま?
上がる…。

(笑い声)

ああ!

バーレッスンだけで クタクタだ~。

ありがとうございました。

すいません こんなこと頼めるの
美波さんだけだから。

由衣さん 筋がいいですよ。

やっぱり スポーツやってたから
運動神経がいいんですね。

いや…。

高野さんのケアをしていて
痛感したんです。

やっぱり バレエの体の使い方を
きちんと理解してないと

一歩 踏み込んだケアができないなって…。

高野さんのこと
本当に親身になって考えてるんですね。

あっ いや… 美波さんこそ

青柳さんと仲よさそうじゃない?

そんなこと…。

私が バイトしてるコンビニに

よく お弁当を買いに
いらっしゃってるんです。

ああ。 青柳さん 奥さんと娘さんに
出ていかれちゃったからか…。

そうなんですか?

ごめんなさい 私 余計なことを…。

じゃあ 青柳さん お一人で
さみしいですね…。

あっ でも 最近は
那由多ファンの娘さんが

時々 遊びに来てくれるようになったって
喜んでたよ。

そりゃあ バーバリアンJのファンなら
バレエには 食いつかないかもね。

ファンだったらさ
那由多君が何をやったって

応援してあげればいいのに。

いや 那由多の白タイツは きついっしょ。
えっ?

でも 応援してるよ。

ほら。 動画も ちゃんとチェックしてるし。
ハハハ。

うちの会社もさ
SNSで発信してんだけどさ

イマイチ反応悪いんだよね…。

見て。
えっ こんな真面目なのじゃ 駄目でしょ。

もっと短くて
笑いが取れる動画にしたら?

う~ん…。
そしたら うちらも見るよ。

笑いが取れる動画か…。

バレエで面白い動画なんか 撮れるかな…。

そうそう。 パパ これあげる。
ああ。 何だ?

ママのバレエの発表会。

えっ バレエの発表会って
ママ こんなの出るのか?

うん 今 追い込み中で
超気合い入ってるよ。

毎日 夜のレッスン。

夜のレッスン!?

パパが見に行ってあげたら
ママ 絶対喜ぶよ。

そうかなあ…。

これで仲直りできたら
那由多に会わせてよね。

いやいや それと これとは 別だろ。

え~。

♬~

あの~ すいません 皆さんに
ちょっとお願いがあるんですけど…。

チケットを もっと たくさんの人に
買っていただくためには

宣伝が必要だと思うんです。

で うちのSNSで

「バレエおもしろ動画」を配信してみたら
どうでしょうか?

おもしろ動画? ダサ。
えっ?

(りさ子)今更作っても 誰も見ないかも。

あっ でも 若い子は
結構 見るみたいで…。

私たちが 若くないって言いたいの?

いやいや そういうことじゃなくて…。
ああ…。

だから 言ったじゃないですか
誰も乗らないって。

いや でも 俺は
結構 いけると思うんだけどな。

(那由多)いいじゃないですか。

おもしろ動画やりましょうよ。
本当?

そういうのは お得意でしょうね。

(真帆)確かに なゆっち SNS
フォロワーさん めっちゃ多いし。

その割には
チケット 売れてないらしいけど。

あっ… まあ 俺のファンが

バレエ ダッサとか
思っちゃってるんですかね。

言うねえ。
ああ…。

だったらさ そのダサいを
面白いに変える動画を作ったらどうかな?

ダサいを面白い?
うん。

例えば…。
せ~の…。

♬「チャンチャン チャンチャン…」
左。

いいねえ。
もう くだらない…。

何をやってるんだ。

高野さん 皆さん 休憩中だったんで
協力してもらって…。

そんなことをしてる暇があったら
少しは練習したらどうなんだ。

みんなの足を引っ張ってるのは
君なんだぞ。 すいません。

僕が頼んだんです。
チケットを売るために

面白い動画を撮りたいって…
すいませんでした。

スタジオに プロモーションのことなんか
持ち込むな!

こっちは 最高の舞台を作り上げるために
集中してるんだ。

はい。 それは 分かってるつもりです。

でも いくら 最高の舞台を作ったとしても
見に来てくれる人がいなかったら

公演は成り立たないんですよ。

結局 君は 会社側の人間だからな。

あっ 高野さん 高野さん!

膝のケア お願いします。

お願いします。

はあ… 何か ごめんね。 ごめんね。

ああ!

すいません 今 どこら辺でしょうか?

今… ここですね。

チャルダッシュが始まるところです。

チャルダッシュ… ありがとうございます。

♬~

上手だった~!
いや~ ありがとう!

うわ~ ありがとね。
ああ うれしい。

また連絡するね。
うん 待ってるね。 またね。

またね~。
じゃあね バイバ~イ。

(相馬)悦子さん! お疲れさま!
先生!

チャルダッシュ よかったよ。
あでやかで!

先生のおかげです ありがとうございます。

えっちゃん! 写真 写真!
あっ じゃあ 先生 一緒に。

いくよ はい チーズ。

ああ 撮れた~。
ああ うれしい 見せて 見せて。

(佳奈)パパ。

おっ 佳奈。
来てくれたんだ。

早くママに挨拶しなよ。

いや いいよ パパは。
今から呼んでくるから。

じゃあ また あとで。
ありがとうございます。

ママ。 パパ来てるよ。 えっ?
ほら そこ。

あれ? パパ?

♬~

青柳さん。

ああ。

今日は
妻のバレエの発表会を見に行ってね。

奥様が バレエを…。
うん そう。

舞台の上で 本当に楽しそうに
生き生きと踊ってて…。

ふだんの妻からは 想像できないぐらい
輝いてて…。

何か 見違えちゃってね。

あっ… よかったですね。

ああ いや… 俺は もう 何年も
妻をあんなふうに笑わせてなくて

妻を輝かせたのは 俺じゃなくて
あいつなんだよなあ…。

あいつ?

ああ いやいや… ハハハ…
もう 何言ってんだろ。

いやいや バレエって 本当に
すごいなと思って。 はい。

女性は バレエをやると
あんなにきれいになるもんかね?

前にバイトしてたスポーツクラブでも

バレエは 姿勢がよくなるし

美容体操代わりにいいって人気でしたよ。
へえ~。

バレエで美容体操か…。

それだ!

(りさ子)バレエ体操?

痩せたり きれいになったりする
バレエ体操を動画にしたら

人気出るんじゃないかなと思って…。

企画書まで作っちゃって
懲りませんね 青柳さん。

だってさ お金をかけずに
チケットの宣伝しようと思ったら

SNSしかないでしょ?

例えば オデットの白鳥の
羽ばたく手の動きは

二の腕のシェイプに効き目があるから

そういうのを取り入れるのは
どうですかね?

いいですね!
青柳さん。

いい線 いってんじゃないっすか?
(笑い声)

あっ で ほかにないかな?
バレエで美容体操。

足が細くなったら うれしくない?
うれしい。

だったら 1番のルルヴェとか?

ああ 確かに。
効く。

ねえねえ パ・ド・ブレとかは?

ああ いい。
結構 つらいんだよね。

みんなが協力してるのに 何 その態度。

大体 有明さんが 何で こんな苦労して

公演のチケット売ろうとしてるのか
知ってる?

あなたのパパが

今回からチケット買い上げるの
やめたからなんだってね。

ああ… りさ子さん ちょっと それは…。

だから 何?

そのおかげで
あなたたち 今まで ずっと

チケットノルマなしで
踊ってこられたのよ。 違う?

誰かさんは 全然 当てにならないしな。

(英語で)

センキュー ベリー マッチ。

♬~

はあ… ちょっと
何で 何回やってもできないの?

すいません。

大抵のことは 君のテクニックで
回避できるはずだ。

こんなことで
いちいちリハーサルを止めるなよ。

これじゃ いつまでたっても
前に進まないだろ。

君たちもだ。

列の乱れは
さっきも注意されていたことだろ。

プロなら 一度で直せ!

お前たちもだ。
君は いつも音に遅れていて 目障りだ。

あと 君。 二日酔いか? あっ?

やる気がないなら帰れ!

高野君 ちょっと…。

いいか コール・ド・バレエで
そのバレエ団のレベルが分かる。

こんなレベルじゃ
輪が乱れてるだけで 邪魔なだけなんだよ。

悠。

彼らが出ていくかどうか決めるのは
あなたじゃない。

指導者は 私です。
ここでは 私に従ってもらいます。

僕と一緒に世界レベルの作品を作ろうって
約束したじゃないですか。

瑞穂先生だって こんな完成度で
いいと思ってるわけじゃないでしょ。

今 このカンパニーを
めちゃくちゃにしているのは

あなたです。

また すねる。

さっ ボ~ッと突っ立ってないで
もう一度。 音楽。

高野さん。

あんな言い方して 高野さんの言葉が
ダンサーたちにとって

どれだけ重いか分かってるんですか?

みんな 高野さんと 同じ舞台に
立てることを 楽しみにしてるんです。

一人一人に もっと向き合ってあげれば…。

俺に そんな時間はないんだ。

悪いが 一人にしてくれ。

いつまで こんなポスター貼ってんだ。
失礼しました。

おう 脇坂君。
社長 お疲れさまです。

最近 全然 顔見せてくれないけど

敷島バレエ団の公演
チケットの方は 大丈夫なんだろうね?

はい。 ただいま 青柳と瀬川が
ローラー作戦で絶賛営業中でございます。

おお そうか そうか。
まあ その調子で頼むよ。

頼むよ。
はい。

この公演のポスターなんですよ。

貼らしていただけませんか?
じゃあ そこなら…。

えっ いいですか?
ありがとうございます!

ありがとうございます!

是非 こちらの雑誌で
取り上げていただきたいんです。

そこ置いといて。
ありがとうございます!

このポスターなんですけど

こちらに貼らしていただくことなんて
できませんかね?

すいません 今 忙しいんで…。

あっ そうですか
すいません ありがとうございました。

はい。

高野さんが リハーサル来なかったって
どういうこと?

生で大丈夫ですか?
ああ…。 生2つ お願いします。

もう 高野さんだけじゃないよ。
紗良さんと 那由多君まで。

えっ 3人とも!? どういうことなのか
こっちが知りたいですよ。

瑞穂先生も 乃亜先生も 機嫌悪くて
私たち 集中攻撃ですよ。

もう やってられへん。
それは 大変だね…。

ねえ 有明さん どうなっちゃうんですか?
うちの公演。

えっ? だって 主役の3人が
稽古に来ないなんて

もう 無理じゃない?
いやいや そんなことないよ 大丈夫だよ。

高野さんたちだって
もうすぐ戻ってくるから。

(優希)だと いいけど…。
はあ…

せっかく世界の高野と
共演できると思ったのにな。 ねえ。

どうしたんですか?

高野さん 何を そんなに
焦ってるんですか?

私が トレーナーとして至らないのは
本当に申し訳ないと思ってます。

いや 責任を感じる必要は 全くない。

君は よくやってくれている。

それでも 以前のようには 踊れない。

これは 僕の問題なんだ。

(ため息)

あと何回 舞台に立てるか…。

果たして この舞台で
自分のダンサー生命を

終わりにしていいのか?

その疑問が頭から離れない。

実は 次の夏のパリ公演で
主演をオファーされた。

でも 今 無理をして ケガが悪化したら
その舞台には立てないだろう。

それは 今回の舞台を降りる可能性も
考えてるってことですか?

でも 瑞穂先生のロットバルトにも

今まで感じたことのないような魅力を
感じている。

こんなにも やりがいのある役を
演じられるのは

最後かもしれない…。

話してくれてありがとうございます。

よく分かりました。

♬~

やっぱり 悠は苦しんでいたのね。

10年前 王子を踊れなくなった夫を
もう一度 舞台で輝かせたい。

その一心で 私は 新解釈「白鳥の湖」に
取り組んだの。

舞台に立つこともかなわず
夫が亡くなった時

私の時間も
止まってしまったのかもしれません。

あの時と 同じように
今 私が 悠を苦しめているのなら

これ以上
悠に 無理をさせることはできません。

でも 高野君なしでは

新解釈の「白鳥の湖」は
成り立たないじゃないですか。

その時は その時です。

悠の決断に任せましょう。

瑞穂先生は ああ言ってるけど

高野君が出なかったら 公演は
中止にするしかないんじゃないかな。

それは うちみたいな
弱小バレエ団にとっては

そのまんま
カンパニーを畳むってことだけどね。

そんなこと言わないでくださいよ。

だって しょうがないじゃない。

高野君だけじゃない。
紗良も 那由多君も 抜けて

真ん中の3つのピースが抜けた
ジグソーパズルを完成させるなんて

誰にできるっていうのよ。

お疲れさま。
お疲れさまでした。

お疲れさまでした。

はあ… 私 バレーボール選手の時

情熱 努力 仲間。 この3つがそろえば
必ず勝てるって 信じてたんです。

でも 現実は 情熱は続かないし

努力は報われないし

仲間はバラバラになる。

結局 きれい事なんですよね。

でもさ まだ分からないじゃん。

高野さんの中に この舞台に出たい
っていう気持ちがあるんだよ。

そう思ってくれてんだよ 高野さん。

俺はさ 高野さんのこと信じたいんだよ。

今日も3人とも
リハーサルに来なかったそうです。

そっか…。

手伝います。
ああ ありがとう。

どうして そんなに頑張れるんですか?

今 僕にできることは これしかないから。

よし 出来た。 次 行こう。
はい。

♬~

(悦子)「『白鳥の湖』 オデットと王子の
優雅なパ・ド・ドゥは

もちろん素敵だったけど
今夜 一番 感動したのは

一糸乱れぬ コール・ド・バレエだった。

二十四羽の白鳥たちが
それぞれ美しく輝いて

全員で心をひとつにして踊っているから

こんなにきれいなんだ」。

♬~

カンパニーに来る前は
いつも ここで練習してるって聞いて…。

今の…
オデットのヴァリエーションですよね。

リハーサル来なくても
練習は 続けてたんですね。

有明社長の力で
主役をやってるって言われてること

気にしてますか?

別に。

子供の頃から ずっと 父親のコネだ
お金の力だって言われてきたから

もう慣れてる。

つらかったですか?

実際 いろんな面で
恵まれてるのは確かだし…。

でも そのおかげで
誰にも心を許せない癖もついたけど。

カンパニーのみんなにも?

私は プリンシパルだから
弱みなんて見せられない。

紗良さん 一つお願いがあります。

なゆっちから シャンパン頂きました~!
(一同)イエ~イ!

へえ~ 青柳さんでも
こんなとこで遊ぶことあるんすね。

あるわけないだろ。
君に会いに来たんだよ。

まままま とりあえず飲みません?

はい 座って 座って。
ねえ ほら一緒に飲みましょうよ。

乾杯。

最近 酒は飲んでないって聞いたけど。

前の晩 飲んでると
バレエのレッスンきついんすよね。

だから 柄にもなく 禁酒してたんすよ。

じゃあ 何で 練習に来ないんだよ。

だって… 紗良さん いらついてんのも
高野さん 出てっちゃうのも

全部 俺が下手なせいじゃないですか。

せめて チケット売ってやろうと思ったら
そっちも 駄目駄目だし。

そこに 俺いる意味 あります?
あるよ!

瑞穂先生は 水上那由多に賭けて
今回の舞台 作ってんだよ。

君だって この舞台に賭けるって
言ってたじゃないかよ!

そりゃ 俺だって やりたいっすよ!

でも…。

なあ 俺に一つ 協力してくれないかな?

青柳さん これ どこ置けばいいっすか?

そのテーブルの横に並べてください。

(真帆)今日って 青柳さんの奥さん
出かけてはるんですか?

ああ… そうなんだよ。
(真帆)え~ 見たかったのに~。

あっ あの… そのお皿
2つに分けてもらっていいですか?

は~い。

(優希)あっ 有明さん。
青柳です。

何で 急に 有明さんちで鍋やろうなんて?

アハハ… まあ ほら
同じ釜の飯を食うなんて言うじゃない。

考えてみたら このカンパニーのみんなと
食事したことなかったから…。

ほかには 誰かいらっしゃるんですか?

あとね 紗良さん。

(リョウ)
えっ 紗良さんが 来るわけないじゃん。

お嬢様が こんな庶民の鍋なんて
来ないよね。

庶民…。

(チャイム)

ごめん ちょっと お願いできるかな。

これ ちょっとデリケートだからな…。

あっ ちょっと出て。

は~い。

な…。
うん?

キャ~ッ!

えっ パパ 見て見て。
ん?

那由多から サインもらっちゃった。
うわ ちょっと…

おい 呼び捨てにすんなって
パパ 仕事なんだから。

仕事じゃないじゃん 鍋じゃん。

てか 何で 那由多が うちで
鍋やってるわけ?

ねえ やばいよ。 やめて。
ねえ 今日はおとなしくしときなさいって。

何で? 何でじゃないでしょ。
(チャイム)

あっ 私 出る。
ちょっ…。

う~わっ 顔ちっちゃ…。

じゃあ 皆さん
今日は ありがとうございます。

じゃあ 乾杯しますよ。
せ~の…。

(一同)乾杯。

あ~ さすが 紗良さんのシャンパン。

ああ 高級な味すんな~。
味なんか 分からへんやんか。

分かるよ。 あ~ とはいえ
ジュースもありますからね 皆さん。

那由多君 ジュース。
ねえ サイダーない?

何でよ。
これでいいじゃん ぜいたく言わないで。

いや 私じゃなくて
那由多の好きな飲み物なの。

えっ あっ そうなの?

じゃあ 私 買ってくるね。 フフフフ。

大丈夫か?
うん。

お金持った?
持った!

あっ 紗良さ~ん。 このお肉どうですか?
奮発したんですよ これ。

あっ 私 お肉食べないの。
えっ あっ そうなんですか…。

じゃあ
こっちの鶏だんごにしましょうかね。

いや それだって お肉ですよ。
ああ そっか…。

高野さん いらっしゃってないんですね。

ああ お誘いはしたんですけど…。
やっぱり 来ないかな…。

このままリハーサルも来なかったりして。

あっ。

那由多君 もっと食べなよ。

肉! ほら なっ。

やっぱり 俺さえ いなきゃ

全部うまくいくのにって
思っちゃうんですよね。

ちょっと… 何言いだすんだよ いきなり。

あの… 正直に言います。

俺 バレエちょろいとか 口だけで

結構 覚悟決めて 入ってきたんですけど

全然ついていけなくて 情けないっす。

本当に皆さん すごいですよ。

何だよ 今日は やけに素直じゃん。

紗良さん すいません。

俺のせいで イライラさせちゃって。

みんなも 迷惑かけて すいません。

俺… この舞台 降ります。

舞台を めちゃくちゃにしてるのは
高野さんじゃなくて 俺ですから。

本当 すいませんでした。

あなたが悪いわけじゃない。

私は ただ… 怖かったの。

高野さんが求める世界レベルの舞台に

私が対応できるのか…。

プリンシパルとして
あなたを支えられるか

怖くて…

必要以上にナーバスになってた。

だから この舞台にふさわしくないのは
あなたでも 高野さんでもなくて

私なの。

もう うんざりだ!

これ以上 みんながバラバラになるのは
嫌なんです。

実は 高野さん…

今回の舞台に立てないかもしれない。

まだ詳しいことは言えないけど

今 無理をさせるわけにはいかない。

ダンサー生命に 関わるかもしれないから。

じゃあ この舞台
もうできないってことですか?

そりゃ そうだろ。

だって 高野さんが いなきゃ
始まんないじゃん。
そうじゃない。

そうじゃないよ。
なあ 瑞穂先生 言ってたよね?

みんなの力を貸してほしいって。

ここにいるメンバーにしかできない
新しい舞台を

瑞穂先生 作ろうとしてるんだよ。

それに賛同したから
みんな 頑張ってたんだよね?

僕はね 一人一人が輝けば 今回の舞台
きっと すばらしいものになるって…

そう信じてます。

だからさあ もう 高野さんに頼ってちゃ
駄目なんだよ!

たとえ 高野さんが
この舞台に立てなくても…。

公演を 最後まで やりきりましょうよ。

そのために 今 できることを
僕は 全力でやりたいんですよ!

もう一度 みんな 心を一つにして

公演を成功させましょう。

でも 高野さんが出られへんかったら
代わりは どうするんですか?

それは…。

俺が…

俺が ロットバルトやります。

それは…

無理だと思います。
(笑い声)

座り 座りって 恥ずかしい 恥ずかしい。
何か ごめんね。

お酒飲む?
乾杯しよ 乾杯しよ。

ん? ああ 佳奈 帰ってきたのか?
うん。

高野さん!
高野さん…。

下にいたから 連れてきた。
いや…。

ああ 今 ちょっと 鍋やってるんですよ。
どうぞ どうぞ いい感じに煮えてますよ。

じゃあ 上着 預かっちゃいますよ。 ねっ。

あっ あの… え~…。
ああ そうそう。 こっち こっち こっち。

ごめん ごめん ごめん。
ああ そうそうそう。

これ紗良さんからの差し入れなんです。

それは 要らない。
えっ。

明日のリハーサルに響く。

明日のリハーサルって…。

高野さん 大丈夫なんですか?

なんとかなるだろう。

腕のいいトレーナーも ついてるしね。

はい!

それじゃあ
高野さんの分まで 頂きましょう。

頂きましょう~。
佳奈ちゃん 佳奈ちゃん おいで おいで。

瀬川さん
信じてても いいんじゃないかな?

情熱 努力 仲間。

これが そろえば 勝てるって。

パッション レッスン カンパニー。

フッ 君たちの好きそうな言葉だ。

(笑い声)

あっ そう そう そう。 あの 皆さん
僕 まだ 諦めてないですからね。

プロモーションのこと
皆さんに不評でしたけど。

あの バレエ体操ですか!?
そう!

いやいや 実はね
那由多君に協力してもらって

バレエの動きを取り入れた踊り
考えたんだよ なあ? はい。

♬~ (歓声)

なゆっち~!

青柳さん 頑張って!

こっちです。

いきますよ。
ああ よいしょ。

すごい! ちょっと 紗良さん。
紗良さん 紗良さん!

おっ 紗良さん!

那由多君 これでいいよね?

みんなも やりません?
みんな みんな。

ごめん。 さっきの話
高野 悠と立ち聞きしちゃった。

えっ!

そうだったのか…。

バラバラじゃないじゃん 全然。

♬~

失礼しま~す。 は~い。
先生。 はい。

先生。

申し訳ありませんでした。

公演まで時間ないよ。

もう雲隠れしてる暇 ありませんよ。
はい。

♬~

すいません。
ここ もっと 思いっきり グッてつかんで。

つかんでいいから。
(那由多)はい。

顔の向き 気を付けて
体ともう少し ボディー反らせて。

体の向きと顔が 全部同じ角度で

で 手と足 長くして

腕も遠くに羽ばたき続けているかのように
優しく…。

♬~

どう? 右? あっ ちょっと待って
その前に 固定しないと…。

そんな感じで カメラこっちにあるんで
フレームインしてくる。

みんなから言うと こっちっすね。

こう… こういう感じで…。
違う 違う 違う… 違うんだよ。

根本的に違うよ 行くよ 行くよ!

あれ? こうだよね?
そうです そうです。

♬~

バレエ体操 動画再生回数
すごい伸びてますよ!

うわっ お~!

すご~い!

♬~

すごい…。

すごい勢いで
チケットが売れてきてますよ!

うお~!
あ~ やった~!

痛い!

皆さん たった今 連絡が入りました。

チケットが…

完売しました!
(歓声)

ありがとう! ありがとうございます。
ありがとうございます。

諦めずに 助けてくれて ありがとう
青柳さん!

だから 青柳じゃなくて… 青柳?

あれっ? ああ…。

ありがとう 青柳さん。
ありがとう 青柳さん。

(拍手) ありがとう。
ありがとうございます。

あの これは あの 誰か一人の
手柄ってわけじゃなくて

ここにいる カンパニー全員の心が
一つになった結果だと思ってます。

だから ありがとう。

(拍手)

いよいよですね。

あとは 舞台を完成させるだけです。

う~ん 完成なんて まだまだ程遠いわ。
えっ?

チケットが売れたからって
終わりじゃないのよ。

さあ 皆さん リハーサル始めますよ。

お客様に恥ずかしくないものを
お見せしないと。 (一同)はい!

これ作ったんですか?
ああ 作った 作った。

ついにチケット完売か。
はい。

青柳君 よくやった!
ありがとうございます。

いや~ カンパニーの
みんなの協力のおかげですよ。

これで 公演成功の見通しが立ったわけだ。

ついに 君は
当初のミッションをクリアしてくれた。

これで 社長も喜んでくれますかね。

もう そんなことは どうでもいいんだよ。
へっ?

有明社長の先は 長くない。

次の取締役会で 恐らく 経営陣から
外れることになるだろう。

えっ じゃあ カンパニーは
どうなるんですか?

うちはカンパニーから 一切の手を引く。

協賛も 今回の公演限りだ。

そ… そんな…。

今後 有明社長の案件に関わることは

泥船に乗るのと同じだ。

いいか 青柳君。
すぐに あのカンパニーから外れろ。

一緒に沈みたくなかったらな。

何で こんな大事なこと
言ってくれなかったんですか?

公演までは
ここに いられないんじゃないですか?

どなた?
みんなの様子が変なんだよ。

君は ここでは もう 用無しってことさ。

大至急 カンパニーに戻ってきてください。

瑞穂先生。
救急車!

皆さん こんばんは!