「江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~」恋侍が大暴走!激闘の切なき想い[字][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

「江戸モアゼル~令和で恋、いたしんす。~」恋侍が大暴走!激闘の切なき想い[字][デ]

江戸の花魁・仙夏(岡田結実)が東京に舞い降りる!草食男子・蔵地(葉山奨之)と同居し、令和男子たちを恋の渦に巻き込み、現代女性にそっと寄り添う「粋キュン」恋物語!

出演者
仙夏…岡田結実
蔵地俊輔…葉山奨之
春日泉美…吉谷彩子

岩佐長兵衛…一ノ瀬颯
蔵地寿乃…山口まゆ
森谷香澄…藤江萌
大河内拓馬…中本大賀(円神)
松野隆二…森田甘路

鳥居直樹…前田公輝

蔵地雄彦…田中直樹(ココリコ)
番組内容
花魁・仙夏(岡田結実)を追い江戸から来た武士・長兵衛(一ノ瀬颯)が現れ、仙夏は江戸に戻る決意をする。仙夏を愛する鳥居(前田公輝)、仙夏に嫉妬する泉美(吉谷彩子)を交え激論になるが、蔵地(葉山奨之)は何も言うことができない。そんな中、蔵地の誕生日が近付き、泉美は彼をディナーに誘い、仙夏はサプライズを企む。一方、長兵衛は仙夏のために大金を稼ごうと、怪しい誘いに乗ってしまい…恋の五角関係が事件に発展!
原作・脚本
【原作】
江戸キリエ「江戸モアゼル」(幻冬舎コミックス)
音楽
兼松衆ほか
【主題歌】
「Say Your Name」円神(nonagon records/UNIVERSAL SIGMA)
制作
【脚本】
政池洋佑
【P・監督】
汐口武史
【チーフプロデューサー】
岡本浩一
【プロデューサー】
斎木綾乃
森安彩
関本純一
番組ホームページ
https://www.ytv.co.jp/edomoiselle/
番組公式SNS
【Twitter】
@edomoiselle_ytv
【Instagram】
@edomoiselle_ytv
【LINE ID】
https://lin.ee/2k4Y62F

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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  20. 雄彦

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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(蔵地寿乃)
仙夏さんは江戸から

タイムスリップしてきたんだよ!

(仙夏)旦那の心 アタシが
あたためてあげようか?

あたたかい…。

(鳥居)俺と付き合え。
え…?

(蔵地俊輔)
10年前も今も 好きです。

粋じゃないねぇ!

止めるべきなんじゃないですか?
(鳥居)君は なぜ今 怒っている?

(泉美)
蔵地君の事 取らないでください!

アタシがいる事で
要らぬ争いが起きるなんて…。

(長兵衛)
お仙の心を射止めてみせる!

(蔵地雄彦)
まさか もう1人
江戸から やってくるとはねぇ。

(寿乃)で この人 誰なの?

昔 隣に住んでた 泣き虫長兵衛。

武士に その呼び方は やめんか。

お仙 おかわり。

なんで アタシが あんたのご飯を
盛らないと いけないんだよ。

当然じゃろう。
おぬしは拙者の妻になる女じゃ。

妻!?
ほほぅ…。

(鳥居)
秋山!キャンペーンは どうなった!?
(秋山)はい!

俺んところ 届いていないぞ!
すみません…。

約束は ちゃんと守らせろ!!
はい!

(長兵衛)
お仙 約束を果たしに来た!

拙者と…夫婦になろう!

約束って…

一体 あいつ誰だ!?
(机を叩く音)

なるはや?そういう曖昧な納期は
ダメって言ってるでしょ!

締め切りはハッキリさせて!

仙夏さんのこと
蔵地君は どうなの?

ハッキリしてよ…。

ああ~ もうっ!!

ん?

あ?
あ?

あ?
あ? あ?
あ?

あ?
あ? あ?
あ?あ?

あ?あ?
あ?
あ?あ?

(寿乃)
え~っ!?座敷箒 発明したのって
長兵衛さんなんだ。

左様。お仙を身請けするため

座敷箒を売って
大金持ちになったのじゃ。

その金で 武士の身分も買った。

お仙 江戸に帰ったら

何不自由ない暮らしを
約束するからのぅ。

江戸に帰る…。

うん…。

一緒に 江戸に帰ろう。

ん?

仙夏さん?仙夏さん?

仙夏さ~ん。仙夏さん?
仙夏さん!仙夏さん?

突然 江戸に帰るって言われたら
そりゃビックリしちゃうよ。

みんな 今まで世話になったね。

(3人)えっ?
え?
えっ?

さらば令和 さらば東京だよ。

♬~

(松野)仙夏ちゃんとは

たくさん…思い出があって…。

イッ!そんな まずかった?

仕事中にスマホは
ちょっと…ね

シュークリームに
興味津々だね

お店を辞めても…元気でね。

松野の旦那のことは忘れないよ。

(松野)
それでは 仙夏ちゃんのために
1曲 歌います。

(雄彦)よっ!松ちゃん いいよ!
(香澄)松野さん!

(大河内)ダメよ…マイク食べて
どうすんの!?

マイクは食べても意味ないから…。

(ドアの開く音)

2人とも よく来てくれたね。

突然 何?お別れ会って
どういう事?

仙夏さん
どこかに行くんですか?

江戸だよ。
ああ 江戸ね。

うん。
ん 江戸!?

(雄彦)
ああ こちら 岩佐長兵衛君ね。

拙者 お仙を連れて帰るために
江戸から参った。

以後よろしく。
は?

(泉美)
ほら やっぱりタイムスリップか。

え 受け入れるの早くない?

薄々 感づいてましたから。

みんな…世話になったね。

アタシは再び…

江戸で花魁として咲き誇るよ。

嫌だ!

仙夏さん やっぱり
江戸に帰らないで!

仙夏ちゃんが
急にいなくなったら…

いや…俺も
ちょっと寂しいかも。

でしょ!鳥居さんも

仙夏さんの事が好きなんですよね。
帰ったら嫌ですよね?

いや 俺は もっと手前の段階だ。

タイムスリップ?
全く話が入ってこない。

ん…。泉美さんも

仙夏さんがいたから 俊ちゃんと
付き合う事になったんですよね?

帰ってほしくないでしょ?
おい 寿乃。

私は帰るべきだと思う。

仙夏さん 江戸の人なんでしょ?

時代が違う人が 令和に
居続けるべきじゃないと思う。

(ガタッ!)
江戸の人が

令和に居続けちゃいけない
決まりなんて ないですよね!?

(泉美)そうかもしれないけど!
でも 仙夏さんの

ご家族や お友達だって
心配してるんじゃないかな。

なんで 俊ちゃん 黙ってんの?

仙夏さん帰ったら寂しいでしょ?

俺?

急に振られても…。

ハッキリしてよぉ!

もういいよ 寿乃。

アタシは江戸の人間。

やっぱり
江戸に帰るべき人間なのさ。

さあ 善は急げ。

長兵衛 夜が明けたら
ここを出発するよ。

お仙…。

すまぬ。
ん?

拙者…
帰る方法は分かっておらぬのじゃ。

は…?
え?

だ だから 拙者 江戸に帰る方法は
分かっておらぬ…。

ウッ!

令和の夜は 明るいねぇ。

江戸の夜は真っ暗で
何も見えなくてさ。

だからこそ 小さな炎ひとつが

すごく頼もしくてね。

小さい頃 家の表には夜

灯が掲げられててね。

もしアタシが迷子になっても

その火が
アタシを導いてくれる…

そう思えてねぇ。

火はアタシたちにとって

帰るべき場所を教えてくれる
道しるべだったのさ。

君には…

帰るべき場所があるんだな。

ああ…。

(長兵衛)
腹を切って詫びるべきか…。

介錯 願えるか?
ヤダ!

っていうか
そんなに落ち込まなくても。

私は結果 満足だし。

おぬしは お仙に江戸に
帰ってほしくないだけであろう。

そうだけど 悪い?

で そもそも長兵衛さんは
どうやって こっちに来たの?

分からぬ。大八車に乗った
お仙が消えたという噂を聞き

連日 同じ場所を何度も何度も

大八車に乗って
走っておったのじゃ。

さすれば
ようやっと1572回目で

この世界に来ておったのじゃ。

1572回目?

お仙!先程は すまなかった。

拙者 必ず江戸に帰る方法を
見つけてみせるでござる。

されば 一緒に江戸に帰ろう!

嫌だね。嘘つき長兵衛なんかと
一緒に帰るもんか!

お仙…。

江戸に帰る…か。

仙夏ちゃん 今日は大変だったね。

ほんとだよ。せっかく江戸に
帰れると思ったのに 長兵衛の奴。

どうしたんだい?
あはは…いや

最初に江戸に帰れるって聞いた時
仙夏ちゃん固まってたからさ

ほんとは頭の中
混乱してるのかなって。

何言ってるんだい。

むしろ気付けて良かったよ。

急にアタシが
こっちの世界に来たように

急に帰る日が
来るかもしれないって事にね。

あ そうだ。
来週 俊輔 誕生日なんだよ。

誕生日…?

令和では 大切な人の
生まれた日に 「おめでとう」とか

「いつも ありがとう」の気持ちを
込めて お祝いするんだよ。

へぇ いい風習だねぇ。

で 特に
相手に隠して宴を開いたり

贈り物を渡すことを
「サプライズ」って言ったりする。

さぷらいず…。

(刀の音)

ハッ!

これが全集中の呼吸か。

(長兵衛)この働きぶりを見れば
きっと お仙も

拙者を見直すに違いない!

いいなぁ
仙夏ちゃん モテモテで。

まあ 鳥居社長も仙夏さんのこと
大好きですもんね。

その鳥居殿だが
どのような男なのだ?

強敵だよ。
大名級の大金持ちだからね。

さすがに 無一文の武士じゃ
太刀打ちできないかな。

それほどまでの男か…。

拙者も負けてはおられぬ!

令和の世でも金を稼ぎ

お仙の心を射止めてみせる!

うん!いい根性だ。

俺が手取り足取り
色々教えてあげる。ムシの呼吸…。

蔵地殿 頼みがある。
何?

拙者の後押しをしてほしいのじゃ。

幸せになるには
長兵衛と江戸に帰るべき。

お仙に そう伝えてほしいのじゃ。
俺が?

鳥居殿には負けられぬ。

どうか よろしく頼む!

お先に失礼するよ。

お仙 どこに行くんじゃ?

呉服屋で ばいとするんだ。

呉服屋?バイト?

よってらっしゃい
みてらっしゃい!

本日
ういんたーくりあらんすせーる

全品3割引きでありんす~。

お客様 このデザイン
抜き襟といって

うなじから背中が
せくしーに見えるように

後ろ襟を 大きく開けております。
どんな男の目も釘付けでありんす。

買います!

お買い上げ
ありがとうございま~す!

(みな実)
仙夏ちゃん
マジ バイブス上がるんだけど。

抜き襟の説明 完璧だし。

抜き襟は 江戸の女子には
常識の着こなしだからね。

(みな実)
この調子で
どんどん売っちゃって。おね!

おね。
よろ!

よろ…。

首巻きか…。

これは似合いそうだね。

♬~

社長 おはようございます。
ああ おはよう。

今 俺の頭 ぐわんぐわん…。
してません。

社長の頭を社員が ぐわんぐわん
するなんて ありえないよな。

はい。あっ こちら作ってきた
資料なので 確認してください。

仙夏さんとの恋愛 どう思う?

タイムスリップまでは
なんとか理解した。

しかし 考えれば考えるほど
この恋には先がない。

そう思うようになって。

先がないから 好きなのを諦める。
それでいいんですか?

いいも何も 仕方ないだろ。

正式に かっこ悪いですね。

ちょっと嬉しかったんですよね。
仙夏さんが江戸に帰るって聞いて。

なんか ホッとしたっていうか。

正式に 嫌な女だね。

はい。
でも 仙夏さんはまだ結局

江戸に帰りそうにない。

私 蔵地君の誕生日を
完璧にするって決めました。

なので こちら
そのためのプランです。

確認してください。

そういう資料なの?
(泉美)はい。

いくばく稼げば お仙は拙者を
認めてくれるのであろう。

やはり 鳥居殿ほどの
大名にならぬといかんのか。

(鷺沼)確実に儲かる話があってね
1本電話して

指定の場所に行くだけの 簡単な
バイトなんだけど どうかな?

電話して 指定の場所に行くだけ?
うん。そう。

拙者にも その話
詳しく聞かせてくれぬか?

聞いちゃう?
おう。

(鼻歌)

やけに ご機嫌だな。

フ…バイブス上がるで
ありんすよ。

バイブスって
どこで覚えたんだよ。

アタシは やっぱり商売の才能が
まんじなんだよ。

あのさぁ なんで別の仕事
始めたんだよ。

うちのバイトに
不満でもあんのかよ。

ないよ 不満なんて。
じゃあ なんで。

江戸に帰る前に たくさん
思い出作っておきたくてね。

思い出?
うん。

こっちは
江戸じゃ経験できないことが

たくさん経験できるから

江戸に帰ったら
みんなに話してあげたくてね。

そんなに早く帰りたいのかよ。

え?
どうせ江戸に帰るんならさ

早く長兵衛と一緒になった方が
いいんじゃない?

なんでそんなこと言うんだい?

長兵衛さ
本当に仕事も頑張ってるし

本気で仙夏のこと
幸せにしようとしてるから。

江戸での暮らしを考えるなら
そっちの方がいいでしょ。

ちゃんと答え出さないと
鳥居さんにも失礼だし。

ま 俺が口出すことじゃないけど。

(松野)蔵地君は
ゼロ集中の呼吸だね。

なんか 機嫌悪そう。

蔵地君
カフェラテ 持ってって。

(長兵衛)あれは拙者が11の時

お仙が吉原に行く時
拙者は お仙と

結婚の約束をしたのでござる。

急に なんですか?

お仙と夫婦となるためには
手段は選ばん。

常にそうやって
生き抜いてきたのじゃ。

手段を選ばない…。

泉美殿は
鳥居殿の家臣であったのう。

ここはひとつ 鳥居殿の弱点を
教えてはくれぬか?

手段を選ばないって
そういうこと?

当然じゃろう。
これは男と男の戦じゃ。

自分が傷つくか 相手が傷つくか。

恋とは そういうものであろう。

もしもし じいちゃん?俺 俺。
ああ 俺 俺。

俺だよ 俺。
もしもし ばあちゃん?俺 俺。

拙者 拙者でござる。

(電話が切れる音)
え…。

はぁ…あんたさぁ
電話はもういいから

これ 受け渡しの想定問答集。
しっかり読んどいて。

了解いたした。

ありがとうでありんす。

最終日 全品5割引きでありんす。

ありがとうでありんす。
5割引きだよ。

恋人へのプレゼント?

世話になった人に あげたくてね。

似合うだろうね…。

(泉美)仙夏さん?

それ 蔵地君の
誕生日プレゼントですよね。

ああ。そうだよ。

ちょうど あったかそうな
首巻きを見つけてね。

さぷらいずしようと思って。

なんで そういうもの
あげるんですか?

え?
なんのために あげるんですか?

感謝のしるしだよ。

突然 江戸に帰る日が
やってくるかもしれない。

今回のことで そう思って
渡せるうちにってね。

その感謝の気持ちの中に

好きっていう気持ちは
混じってないんですか?

令和じゃ 誕生日に贈り物を…。

令和とか江戸とか 関係ないから!

仙夏さん 1人の女性として
贈り物あげようとしてますよね。

時代とか関係なく

好きだから 嬉しそうな顔して
贈り物をあげる…。

アタシはただ 思い出を…。
仙夏さんは ずるいですよ!

仙夏さん 江戸に帰るんですよね?

蔵地君の元から
いなくなるんですよね?

仙夏さんには 長兵衛さんも
鳥居社長もいるじゃないですか。

蔵地君まで…。

その気がないなら
近づかないでください。

蔵地君のこと
取らないでください。

カフェ 藏です。
コーヒーの配達に来ました。

蔵地君。
ご苦労様 受け取るよ。

いつも ありがとうございます。

(鳥居)君はどうなんだ?
え?

仙夏さんのこと。送別会の時
何も言わなかっただろ?

ああ…俺は ただの同居人なんで
何か言える立場でもないっすね。

まぁそれに
あいつが帰るっつってんだし。

君はずるいな。
自分の意思を 全く表さない。

そうやって
見て見ぬふりをしていれば

傷つかずにやり過ごせるとでも
思っているのか?

そういう中途半端な
態度をとるから

春日さんを不安にさせるんじゃ
ないのか。自分の意思を

はっきり表せよ。

その言葉 そっくりそのまま
お返ししますよ。

タイムスリップって聞いただけで
怖気づいて。

仙夏のことが好きとか
付き合えとか言っておいて

いざとなったら何にもしない
あんたこそ 中途半端だろ!

仙夏のこと 好きならさ

江戸に帰るなって
止めるべきなんじゃないですか?

君は なぜ今 怒っているんだ?

自分の代わりに 俺に
仙夏さんを止めてほしいのか?

長兵衛さん
なにしてるんですか?

(長兵衛)刀をフリマアプリで
売るのでござる。

(寿乃)は!?
拙者 この令和の世でも

金持ちになることを
決めたのでござる。

そのためには 手段は選ばぬ。

捕まるよ 普通に。

あっ お仙!

そろそろ拙者と
江戸に帰る気になったか。
なってないよ。

お仙 江戸に帰りたくない
他の理由があるのではないか?

しつこいね アタシのことなんか
さっさと諦めな。

諦めきれぬ!
拙者は お仙を幸せにするために

10年頑張ってきたのじゃ。
そう簡単に諦めきれぬ。

あんたが勝手にやったことだろ!
え?

武士なんだから 女々しいこと
言ってんじゃないよ!

武士って こんなに叱られる
職業だったっけ?

(携帯の着信音)

もしもし。
(鷺沼)あすの午後3時

行ってほしい場所が
あるんだけど。

了解いたした。

(雄彦)それ 俊輔へのプレゼント?

渡すか わからないけどね。
え?

せっかく バイトして
買ったのに?

長居は するもんじゃないねぇ。

令和の人間じゃない
アタシがいることで

要らぬ争いが起きるなんてね。

もう これ以上 余計なことは
しない方がいいのかもね。

アタシは江戸に
帰るべきなんだから。

みんな

「べき」って言葉に
縛られすぎなんだよ。

大事なのは

「こうすべき」じゃなくて

「こうしたい」っていう
気持ちなのに。

こうしたい…。

そう。だから

もっと「こうしたい」って
言うべきなんだよ。

べき?

あっ!いや ハッハッハ…。
ハハハ…。

いや 今のは…。
雄彦の旦那も詰めが甘いねぇ。

もうちょっとだったのに…。

♬~

♬~

♬~

(春江)お待たせしました。

わたくし
弁護士の岩佐と申します。

息子さんの代わりに

交通事故の慰謝料を
受け取りに まいりました。

こちらをどうぞ。

確認させていただきます。

まさか 久しぶりの便りが
こんなこととはね…。

あれ?今日 長兵衛君は?

あ…今朝早く
出かけたみたいだけど。

どうかした?

長兵衛さんの荷物の中から
これが。

何だい?これは。

(雄彦)詐欺のやり方が
書かれてある。

あのバカ…。

仙夏さんを
振り向かせるためだと思う。

こっちの時代でも
認められるようにって

お金を稼がなきゃって
頑張ってたから。

長兵衛さん?

金を受け取らなかった?なぜ?

あのご婦人 息子殿と

10年 連絡を取っていないと
のたもうていて…。

だから騙しやすいんだろ。
騙す!?

おぬしら よもや悪党なのか!?

おい こい。

♬~

(松野)うらやましいな~。

あんな かわいい彼女と
誕生日デートなんて。

俺が代わりに行こうか?
何でだよ。
今日 誕生日じゃないでしょ。

おつかれっした~!
おつかれさまでした~。

おつかれっした~!

(電話のベル)
どうぞ。

(香澄・大河内)どうぞ。

(電話のベル)

はい カフェ 藏です。

あ 仙夏ちゃん。

長兵衛君?

こっちには来てないよ。

そうかい わかった。

あ もしもし泉美さん?

長兵衛さんなら さっき
街中で見かけたけど。

何か ちょっと
言い争ってるみたいで

心配だったんだよね。

泉美さん 長兵衛さん
見かけたって。

どこで見たんだい!?

(泉美)蔵前第八ビルです。

わかった!

お前のせいで大損だよ。

ゴホッ…。

ふざけた髪形しやがってよ~!

おぬし 何をする!
やめろ!やめろ~!

こんなとこ
予約してもらっちゃって。

結構 高いんじゃない?

誕生日なんだし
気にしなくていいから。

ありがとう。
フフフ…。

ん!これ めっちゃうまい!

永遠に食べれちゃう。

うめ~!

このあとさ

うち 来ない?

え?

今日は
もう少し一緒にいたくて。

はい。

フフフ…。

うまいな~。
(泉美)フフ…。

(携帯のバイブ音)
あ ちょっと ごめん。

(携帯のバイブ音)

はい もしもし。
(寿乃)俊ちゃん 今 どこ?

今 春日さんと一緒にいるけど。
(寿乃)あ そっか。

じゃあ 仙夏さんの所に
向かってるんだね。

え?どういうこと?

(寿乃)泉美さんから
聞いてないの?

何も。

何か あった?
(寿乃)泉美さんから

長兵衛さんが もめてるところ
見たって聞いて

今 仙夏さんが
そこに向かってるの。

わかった。

ちょっと また かけ直す。

長兵衛のこと見たんだって?

仙夏が それを聞いて
助けに行ってるらしい。

何で 何も言わなかったの?

そんな大ごとだと
思わなかったし

今日は蔵地君と
一緒にいたかったから。

蔵地君 仙夏さんのことになると
すぐ そっち優先するから。

何で そんなふうにばっか
考えるんだよ。

あたしだって こんなふうに
嫉妬したくないよ。

こんな自分 大嫌いだし。

でも 今日は…

誕生日だけは

いい思い出に したかったから。

仙夏 どこに行ったの?

おい お前が埋め合わせしろよ。
500万。

そんな金 持っておらぬ!

知るか!知り合いか誰か
いんだろうがよ。

そいつに頼め。
知り合いなど おらぬ。

おったとしても…
拙者は言わぬ!

いいかげんにしろ!

(ドアが開く音)

(鷺沼)何だ この女。
お前の仲間か?

お仙 なぜ ここに!

拙者のことはいいから
早く逃げろ!

悪かったね 長兵衛。

アタシのせいで
こっちの世界に来ちまって。

本来なら あんたは

江戸で幸せに
暮らしていたはずなのに。

あんたの作った座敷箒

みんなが使いやすいって
重宝してたよ。

お仙 拙者のことを
知っておったのか?

ふるさとのことは嫌でも
アタシの耳に入ってくんだよ。

泣き虫のくせに…。

お仙~!

よく頑張ったね。

はい もう いいよ。
この女 どうにかしろ。

≪へ~い≫
お仙!んっ…。

おい 姉ちゃん1人で
何しにきた…いってぇ。

てめぇ クッソー うっ!

おりゃ~!

おりゃ~!

うおっ!

おりゃ~!

うわ!

≪うわぁ~ いってぇ…≫

アタシが あんたを
突っぱねたせいで

こんな詐欺に手を染めちまって。

拙者が勝手に
やったことでござる。

アタシ あんたから
江戸に帰ることを言われて

戸惑っちまってね。

戸惑った?

無視すんなよ!
うわ~!

その中で気付いちまったんだ。

アタシは

江戸にいる頃のアタシじゃ
なくなっている。

ほんとは帰るべきなのかも
しれないけど

まだ ここにいたいって。

アタシは令和に来ちまった。

令和と出会っちまったんだ。

だから あんたの気持ちには
応えられないよ。

(鷺沼)バカにしやがって!

蔵地の旦那 どうしてここに?

たまたま通りかかってね。

たまたまって…。

(鷺沼)こいつらの仲間か?

ああ そうだよ。

丁度いいな。どっちがいい?

金を払うか 痛い目みるか。

どっちも 嫌だ!

あっそう。

(パトカーのサイレン)

やばい!ほら 逃げろ!
(パトカーのサイレン)

俺たちも逃げるぞ。

話を聞かれたら ややこしい。

ただ 逃げるだけかい。
頼んないねぇ。

うるせぇな。

また
思い出ができちまうじゃないか。

行くぞ。

長兵衛 お前もだ。逃げるぞ!

ちょんまげと 刀と服も。早く!

行くぞ 仙夏。

大丈夫か?

待て…おい!

(寿乃)おかえり。

ちょっと蔵地
あんた 体力ないねぇ。

いや お前らの体力が
すごすぎんだよ。

もう…みんな無事でよかったよ。

心配かけたね。

でも 大丈夫さ。

アタシは そう簡単に
やられたりしないからね。

いい加減にしろよ!

お前 江戸に帰るんだろ?

今 何かあったらどうすんだよ。

今は まだ帰り方
わかんないかもしんないけど

こっちでの思い出

仲間に話すんだろ?

だったらさ…

帰るまで元気でいろよ。

蔵地…。

分かった。

もう無茶はしない。

分かったならいいけどさ。

今日は 申し訳なかったね。

ほんとだよ。

俺 今日 誕生日なのに…

なんて日だよ。

♬~

♬~

(泉美)
何で こうなっちゃうんだろ。

うまく いかなかったみたいだな。

完璧な計画立てて

誕生日お祝いして

家に呼んで

プレゼント渡して…。

今以上に もっと
幸せになれるはずだったのに。

私の何がダメだったんですかね?

ちょっと 何するんですか!

ダメじゃない!俺は 知ってる。

君ができること 全てやったこと。

完璧な計画だった。

今は 待つんだ。

結果は いつも遅れてやってくる。

俺が 保証する。

鳥居社長は どうするんですか?

できること 全てやったんですか?

(寿乃)うん これでよし。

また すぐ伸びるって!
もし 何だったら

俺の育毛剤 貸そうか?
あ そういうのいいから。

でも 短い髪形も似合ってるよ。

えっ そうでござるか?

仙夏 どこ行ったんだよ。

え 部屋にいなかった?

うん。

どこ ほっつき歩いてんだよ
あいつ。

出ない。

マジかよ。

ほんとは 言っちゃ
ダメなんだけどさ…。

(雄彦)今日 仙夏ちゃん
俊輔にサプライズで

誕生日プレゼント
渡すつもりだったんだよ。

え?

バイトしてたのは

お前に プレゼント買うためで。

拙者 少し その辺りを
見てくるでござる。

その気がないなら
近づかないでください

蔵地君のこと
取らないでください

お前 江戸に帰るんだろ?

もう蔵地の旦那に
世話になる訳には いかないし。

やっぱり アタシは
東京にいる人間じゃないのかもね。

お仙!

まずは…

東京じゃない街にでも行こうかね。

♬~

あんた…どうしてここに。

蔵地君から 連絡があったんだ。

[ 回想 ]
仙夏の行方が分からなくなって。

そんなに遠くには
行ってないと思うんですけど。

すぐ捜しに行く。

仙夏のこと…

お願いします。

君は 捜しに行かないのか?

中途半端なこと

もうしないようにします。

[ 現在 ]
でも 何で松明なんて。

迎えに来たんだ。

もしアタシが迷子になっても

その火が アタシを導いてくれる

火は 帰る場所を
教えてくれるんだろ。

…って 熱っ!!

熱い…熱っ。

熱っ!
ハハハ…。

あんた ほんとバカだね。

いや…。

俺の家に来ないか?

えぇ?

俺と 一緒に暮らさないか。

アタシは 江戸から来た女だ。

こっちの世界では
幸せになれないんだよ。

だから あんたのその気持ち

他の場所で使ってやんな。

もう 鳥居の旦那とは
会わないほうがいい。

じゃあね。

どこから来ようが関係ないから。

もちろん…

最初は 戸惑った。

でも 仙夏さんが
いなくなるって想像したら

居ても立っても
いられなくなった。

君が来たのが
江戸時代だろうが

平安時代だろうが
原始時代だろうが 関係ない。

俺は 今 目の前にいる

あんたのことが好きなんだ。

俺が お前の帰る場所になる。

♬~

(鳥居)仙夏

俺の妻になってくれ。

♬~

お仙…。

♬~

♬~

♬~

♬~

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