遺留捜査 #8/ヒット映画の黒い過去!?お手玉が暴く女優の秘密[解][字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

遺留捜査 #8/ヒット映画の黒い過去!?お手玉が暴く女優の秘密[解][字]

大ヒット映画の撮影中に主演女優が女子大生の遺体を発見!だが被害者の正体は、女優の秘密を暴きに来た“記者”だった…!?遺留品の<お手玉>に秘められた大女優の過去とは!?

◇番組内容
人気シリーズ映画の撮影中に、主演女優の大峰恵(高梨臨)が遺体を発見。被害者は、撮影とは無関係の大学生・西沢紗香(大幡しえり)で、何故そんな所で殺されたのか謎が深まる。所持品のお手玉が気になる糸村は、中に足袋の留め具・コハゼが入っているのを発見する。一方、シリーズ第1作でもスタッフが死亡していたという情報が浮上。さらに出版社に就職予定の紗香が撮影所に“潜入取材”に行くことを友人にほのめかしていて…!?
◇出演者
上川隆也、栗山千明、永井大、戸塚純貴、宮﨑香蓮・甲本雅裕、戸田恵子
【ゲスト】高梨臨、大幡しえり、阪田マサノブ、大家由祐子、久下恵美、梅林亮太 ほか
◇脚本
たかひろや
【プロット協力】吉原れい
◇演出
兼﨑涼介
◇音楽
吉川清之
◇主題歌
小田和正『風を待って』(ソニー・ミュージックレーベルズ)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】三輪祐見子(テレビ朝日)
【チーフプロデューサー】佐藤凉一(テレビ朝日)
【プロデューサー】藤崎絵三(テレビ朝日)、丸山真哉(東映)、谷中寿成(東映)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/iryu_2021/
☆Twitter
 https://twitter.com/iryusousa_tva

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

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トマトのあれを出してだからね。

すごいなあ。
色も きれいだったし…。

ウリャッ!

デヤアッ!

♬~

ダアーッ!

おのれーっ!

♬~

段取りと違うぞ…。
どないする?

行け!
ヤアーッ!

うわあっ!!
ええっ!?

♬~

(神崎莉緒)
糸村さん! こっちです!

遺体が発見されたのは

『剣戟炎武』の
撮影中だったみたいですよ。

(糸村 聡)『剣戟炎武』…?

知らないんですか?
大ヒット映画ですよ。

撮影していたのは その新作。
これで6作目ですよ。

私 元々 原作の漫画が
大好きだったんですけど

その主人公に 主演の大峰恵が
もう はまり役で!

ビジュアルはもちろん
それ以上に…。

あれ?

(カメラのシャッター音)

(雨宮 宏)死因は窒息死。

ひも状のもので
首を絞められたようです。

(佐倉路花)凶器は見つかったの?
(雨宮)まだです。

ああ… 糸村さん 話の途中で
いなくならないでください!

お構いなく。
神崎 どうだった?

やはり
撮影の関係者ではないようです。

誰も 被害者の事は
知りませんでした。

(沖田 悟)
被害者の身元がわかりました。

所持品に学生証が。

西沢紗香… 共侑大の4年か…。

おかしいわね。

撮影中の撮影所には
関係者以外は入れないはずよ。

そうなんですか?
詳しいですね。

昔 よく 映画に出てたんだって。

えっ? 佐倉さん
女優さんだったんですか?

子役よ 子役。
佐倉路花だよ!

すげえ!
もう 名子役って言われてた。

すげえ!

でも なんで
撮影とは関係ない学生が

こんな所で
殺されていたんでしょう?

まずは
そこら辺から探ってみるか。

手分けして聞き込み。
(沖田・雨宮・莉緒)はい!

(雨宮)沖田 行くぞ。
(沖田)はい。

糸村さん 行きますよ。
はい。

(お手玉が落ちる音)

すみません。
ちょっと待ってもらえますか?

これ
被害者の持ち物でしょうか?

どうですかね?
ありがとうございます。

お手玉…。

(お手玉の音)

♬~

(大峰 恵)本番直前まで

あの建物には
入る予定じゃなかったんです。

じゃあ 本番で急に変更された?

はい。 監督の水木さんが…。

(水木俊彦)じゃあ こうしよう。

挟まれたら
あそこの小屋の中に入っていく。

そしたら 追っ手は

表から こう回り込んで
待ち構えたところを 立ち回り。

そのほうが
動きに変化が出るから。

(莉緒の声)
では 恵さんが入るまで

誰も建物の中を見ていなかった
という事ですか?

(恵の声)…だと思います。

あの…
それで 亡くなっていたのは

どなただったんですか?

大阪の大学生で
もうすぐ卒業だったみたいです。

名前は 西沢紗香さん。

西沢紗香…?

その人 ここへは
何をしに来てたんですか?

その辺りの事も 今 調べています。

すみません。 僕からも
一つ よろしいでしょうか?

このお手玉に
見覚えはありませんか?

ありません。 これが何か?

被害者の西沢さんが
持っていたものなんです。

(お手玉の音)

それが
何か事件に関係があるんですか?

さあ… それはどうでしょう…?

すいません。

全く関係ないと思いますから
気にしないでください。

(浜岡実枝)
社長 まだ警察の方が…。

(大峰洋子)恵!
(実枝)社長!

(洋子)失礼。
恵 ホテルに帰るわよ。

撮影は どうなるの?

このまま中止でしょ 中止!

中止?
(洋子)当たり前よ。

こんな事件が起きて
撮影なんか続けられないでしょ。

監督にも あとで そう伝えるわ。

やめて! 撮影は続ける。

余計な事 言わないで。

(恵)もういいですよね?

(洋子)ちょっと め… 恵!?

実枝さん 荷物 片付けといて。
(実枝)ああ… はい。

(実枝)すみません…。
あの… 今の方は?

うちの事務所の社長です。
社長さん?

恵さんの母親なんです。

うち 恵さんの個人事務所なので。

そうなんですか。

(女性)若井さん
誰でも誘ってるでしょ。

(若井太志)そんな事ないよ。
(女性)行きます!

(若井)おっ いいじゃん。
(女性)ちょっと!

(女性)行きましょうよ。
(女性)まだ 撮影…。

(沖田)すいません。
あっ すいません。

プロデューサーの
若井太志さんですか?

(雨宮)京都府警の雨宮です。

被害者の西沢紗香さんを
撮影所の中へ入れたのは

あなたですか?
(若井)えっと…。

(沖田)防犯カメラの映像でも
確認できています。

彼女とは どういう関係ですか?

えっ…
まさか 僕を疑ってるとか?

(沖田)あっ いえ。

僕 あの子に会ったの
今日が初めてっすよ。

(西沢紗香)あの…!
撮影スタッフの方ですか?

そうだけど。

(紗香)今日 大峰恵さんが
撮影で来てるって

聞いたんですけど 見学って
させてもらえないですか?

いや それは…。
お願いします!

邪魔にならないようにするので!

じゃあ… 連絡先 教えてよ。

えっ…?
いや ほら

これも何かの縁だしさ。

(若井の声)
それで セットまで案内して

そのまま 僕は仕事場に。

(紗香)ありがとうございます!

(沖田の声)
それは何時頃ですかね?

(若井の声)
8時くらいだったと思います。

あの… この事 他のスタッフには
言わないでくださいよ。

ただでさえ 僕
この作品 参加するの

今回が初めてで
周りから浮いちゃってるんで。

わかりました。
お願いします。

あの… ここだけの話
僕 なんか

この『剣戟炎武』って作品
呪われてる気がするんですよね。

呪われてる?

お前さんとこの
事務所の社長だって

中止しろっつってんだろ?

あの人がなんと言おうと
関係ありません。

あの時と同じです。

絶対に最後までやります。

わかった。

♬~

えいっ!

(糸切りはさみの音)

(村木 繁)ちょっとさ
さっきから何してんの?

どうぞ お構いなく。

いやいやいや…
あんたがお構いさせとるんじゃ!

どうせ 来るんだろ?
調べてくれって来るんだろ?

先に言っとく。 拒否!

はい。 そう言うと思っていました。

ですから 今回は
村木さんの手を煩わせないように

自分でやってみようと思いまして。

えっ? えっ? 何?
えっ 面食らっちゃうんだけど。

よし できた。

う~ん…。

うん?

これは… なんでしょう?

(滝沢綾子)何かの金具ですかね?
はあ…。

でも わかりませんねえ…。
謎ですねえ…。

「謎」とは わからない事。

「不思議」とは 間違った認識の事。

…って 誰かが言ってました。

う~ん…。
う~ん… でも 困ったなあ…。

コハゼ…。
はい?

コハゼ!

(綾子・糸村)コハゼ?

あのさ 足袋のさ
こうやって こう なんか

キュッキュッキュッと引っかける
金具があるでしょ 留め具。

あれをコハゼと言うんです。

ああ~! さすが 村木さん。

謎が一つ消えました。

当たり前だ。
私は科捜研の村木だ!

じゃあ 残りの鑑定は
科捜研の村木さんにお願いします。

えっ?

じゃあ 失礼します。

ちょ…!

また はめられたー!

いいえ。
「自ら はまりにいった」ですね。

うん?

(ドアの開く音)

(沖田)西沢紗香さんが
セットに案内されたのが8時。

そして 撮影が始まり
遺体が発見されたのが9時過ぎ。

犯行は その時間の間ですね。

(雨宮)状況的に
外部の人間による犯行とは

考えにくいですね。
うん…。

殺害現場となった建物には

本番直前まで
入る予定はなかったそうです。

犯人は この事を
知っていたのかもしれません。

犯人は撮影の関係者…。

紗香さん 本当に 大峰恵さんに
会いに行っただけなのかしら?

何か別の目的があった
という事ですか?

会って
なんの話をするつもりだったのか

どうするつもりだったのかよね。
ちなみに

紗香さんが持っていた
お手玉の中には

コハゼが入っていました。

コハゼ?
はい。

なんで そんなものがお手玉に?

…って
これ 事件に関係あります?

さあ…。
(沖田)「さあ…」って。

その他 何かわかった事は?

気になる話が一つ。

この映画の撮影で人が死んだのは
2人目だそうです。

2人目?

死んだのは…
スタッフだったらしいですよ。

あの… それ いつ頃ですか?

さあ…。

シリーズ最初の作品で
って事しか。

あんま
触れちゃいけない事らしくて

詳しい事は何も。

わかった。 じゃあ その件は
私のほうで調べてみる。

雨宮と沖田は 紗香さんが
撮影所に来た目的を探ってみて。

(沖田・雨宮)はい。
(路花)神崎と糸村くんは

入ってきてからの
紗香さんの足取り。

はい。
(路花)…って 糸村くん

ちゃんと聞いてる?
はい。

行きますよ!

(三井久留美の声)先週まで 紗香

就職先の研修で
東京に行ってたんです。

(雨宮)
就職先は どちらだったんですか?

(久留美)出版社です。 文東出版。

文東出版って
あの 暴露本とか よく出してる?

はい。

その研修で 課題を出されたって
言ってました。

いいネタが入れば そのまま
記事にしてくれるんだって。

(久留美)すごっ!

じゃあ 例の学部長の不倫
書いたら?

やだよ!
私 書きたいの決まってるし。

12年ぶりに撮影所にも行くしさ。

(久留美)何? それ。
潜入取材ってやつ?

そういう事かな。

(久留美)かっこいい!

(沖田)潜入取材っていう事は
やっぱり 大峰恵関連ですかね?

ああ…。

ちょっとさ 文東出版に
話 聞いてきてくれ。

今からなら 日帰りできるだろ。
えっ!?

いきなり 大阪から東京ですか?

なんか言いたい事でもあるのか?

いえ 全然…。

沖田 行ってきます。
頼んだぞ。

(福田)あれ? この子…。
覚えてますか?

(福田)恵さんの事務所の社長と
一緒にいたんじゃないかな。

(福田)あっ… でも この事
僕から聞いたっていうの

くれぐれも内緒で。
あの人 怖いんで。

もちろんです。
ありがとうございます。

すみません。
こちらも見て頂けますか?

糸村さん 今 それはいいですから。

神崎さん。
うん?

無駄な試みはない。
もし 成果が得られなくても

成果が得られなかったという
成果が得られる。

…って 誰かが言ってました。

先に行ってます。

あの このお手玉なんですけれども
見た事ありませんか?

(福田)
う~ん… 記憶にないですね。

いきなり 恵に会いたいって
言われただけですよ。

それは 取材のために?

取材?

そんな感じじゃなかったけどね…。

恵さんに
大事な事をお伝えしたいんです。

12年前の事で。

何が目的か知らないけど

とにかく 恵に会わせるわけには
いかないから。

(莉緒の声)12年前の事…。

紗香さんが そう言っていた事を
恵さんには?

言うわけないでしょ。

どこの誰かも知らない子
だったんだから。

ねえ?
ええ。

社長には
その事を聞いていましたけど

恵さんには伝えてません。

そうですか…。

このお手玉なんですが…。

(映写技師)う~ん…。
お手玉いうたら

1作目の小道具で
そんなんあったな 確か。

1作目…?

『剣戟炎武』の1作目ですわ。

見てみはります?

いいんですか?
どうぞ。

「ああ…」

「父上… 父上!」

「美紅…」

「あの子に… これを…」

「(お手玉が落ちる音)」

すみません。 今のところ
もう一度いいですか?

♬~

はい ストップ。

お願いします。

「(お手玉が落ちる音)」

(お手玉の音)

見た目は同じ…。

でも 違う音…。

♬~

なんで 誰も話そうとしない…。

(泊)路花ちゃん!

ああ! 泊さん!

(泊)ああ… 懐かしい。
元気だった?

ええ ええ。
泊さんこそ お元気そうで。

でも まさか こんな形で
また ここに来るなんて。

そうか… 路花ちゃん
刑事になったんやったなあ。

もったいない。
続けてたら 今頃 スターやで。

まぁねー!
(2人の笑い声)

ねえねえねえ 泊さん
『剣戟炎武』の撮影で

以前 スタッフが亡くなってるって
聞いたんだけど

何か知りません?

いやあ 俺 その撮影
入ってへんからなあ…。

お願い。 知ってる事だけでも…。

泊さんの昔の事 みんなに
しゃべっちゃおうかな~。

佐倉さん。

(路花)あっ お疲れ。
なんかわかった?

殺される前 紗香さん

恵さんの事務所社長の
大峰洋子さんと会っていました。

12年前の事で伝えたい
大事な事があると

言っていたようです。

12年前?

それ ただの偶然じゃ
ないかもしれない。

以前 スタッフが
亡くなっていた件ですか?

うん。 ようやく聞き出したわ。

亡くなっていたのは
録音助手の森本直己さん。

森本さんは

自宅で倒れていたところを
発見された。

この衣装に致しましょう。
(恵)はい。

失礼します。

あの… すみません。 こちらに
足袋って置いてないでしょうか?

ああ… 足袋でしたら

皆さん 個人で
お持ち帰りになりますので

ここには置いてません。

そうですか。
ありがとうございました。

あっ そうだ。 恵さん あの…
この前 見て頂いたお手玉

1作目の『剣戟炎武』で使った
小道具と よく似ていたんですが

音が違ったんです。

音が違う…?
はい。

あのお手玉の中には
コハゼが入ってたんです。

(恵の声)コハゼですか?

お手玉の中にコハゼを入れると

「シャン」と
澄んだ音がするんですよ。

あの… それが何か?

それは それだけです。

刑事さん 変わってますね。

もし そんなに
お手玉が気になるなら

持道具さんに聞いてみたら
どうですか?

持道具さん…?

お芝居に使う道具を
管理する人たちです。

なるほど。
ありがとうございました。

それで…。
はい。

犯人は
まだ見つからないんですか?

ああ…
残念ながら まだのようです。

そうですか…。

早く 撮影
再開したいんですけどね…。

お芝居 お好きなんですね。

そう見えます?

違うんですか?

私は 悔しいんです。

悔しくて仕方がないから

この作品を
ここまで続けてこられた。

変ですよね。

そんな事ないと思います。

♬~

(麻衣子)ああ… 確かに
12年前に使うたんと

同じもんやなあ。

(麻衣子)せやけど コハゼは
入れてへんかったと思うよ。

そうですか…。

はいはい はい はい はい。
はい もうちょっと もうちょっと。

はい。 はい オッケー。 はい。

あっ…

せやけど 本番用のがどうやったか
わからへんなあ。

本番用?

(麻衣子の声)
あの時 撮影で使うたんは

予備のもんやったんよ。

本番用のは スタッフが
持って帰ってしまってて。

それは 誰ですか?

あれ? 沖田くん
どうかしたんですか?

糸村さん…。
ちょっと 探し物を。

あっ ご苦労さまです。
はーい。

(携帯電話の着信音)
うん?

(携帯電話の着信音)

あっ 村木さん。

はい もしもし 糸村です。

(村木)糸村さん
あなたが持ち込んだお手玉から

大変なものが見つかりましたよ。
すぐ来て!

大変なもの…。

(綾子)お手玉の表面に
飛沫が付着していたんですが

そこから 微量のアコニチンが
検出されました。

アコニチンって トリカブトの
毒の成分でしたよね?

そう!

呼吸困難 心臓麻痺を引き起こす
猛毒ですよ これ あなた。

飛沫は 付着後
10年以上 経過していました。

でも
紗香さんが持っていたお手玉に

なんで そんな猛毒が?

その「なんで?」を調べるのは
あんたの仕事!

佐倉さんには
もう お伝えしておきましたので。

ありがとうございます。

それで…
コハゼは どうなりました?

あんたさ アコニチン鑑定に
どれぐらい苦労したか 知ってて

それ言うか? このアコニチンが!
ブス。

…っていう漢方薬にも
なるんですよね アコニチンって。

では 引き続き
なる早でお願いします。

西沢紗香さん 12年前に亡くなった
森本直己と繋がっていました。

12年前までは 西沢紗香さんは

京都市内の森本の家の近くに
住んでいました。

紗香さんは 森本を

「お兄ちゃん」と呼ぶほど
懐いてたそうで

よく 家にも
遊びに行ってたみたいです。

(紗香)お兄ちゃん お母さんが
肉じゃが作ってくれ…。

(雨宮の声)森本が倒れているのを
最初に発見したのも

彼女でした。

(紗香)お兄ちゃん!? お兄ちゃん!

お兄ちゃん! お兄ちゃん…!

(雨宮)さすがに
ショックだったんでしょうね。

そのあとすぐ
家族で大阪に引っ越してます。

(ドアの開く音)
ただ今 戻りました。

糸村くん!
ちょっと どこ行ってたの!?

おかげさまで

ようやく この お手玉の持ち主が
わかりました。

えっ? これ 紗香さんのものでは
なかったんですか?

違うんです。 元々は
映画の小道具だったんです。

それを 森本さんという方が

持って帰ってしまったんだ
そうですよ。

(路花)えっ!? 森本さんって…。

ちょっと待って。
そうなると 話は変わってくる。

このお手玉には

アコニチンという毒物が
付いていたのよね?

はい。 トリカブトの猛毒です。

となると
もしかしたら 森本さんは

殺されたって事?

それに 紗香さんは気づいていた。

だから それを恵さんに伝えに来て
殺された…?

って事は これ
大峰恵の犯行って線もありますよ。

(ひざをたたく音)
よし! その線でいこう。

(雨宮)はい。
(路花)…って 雨宮 沖田は?

ああ… そういえば

東京の出版社探りに
行かせたままでした。

撮影所で会いましたよ。

何か探し物があるって
言ってました。

はあ? 探し物?

うーん… ないなあ。

うーん…。

ないなあ ないなあ…。

(路花)12年前に亡くなった
録音助手の森本さん

ご存じですよね?

森本さんが亡くなった時

撮影は
中止になりかけたそうですね。

でも あなたは
それを良しとしなかった。

あなたは 先頭に立って
撮影続行を訴えた。

最後までやりましょう。

森本さんも
きっと それを望んでるはずです。

森本さんのためにも…
お願いします!

あなたが そう訴えた事で

以前よりも
スタッフは まとまり

結果として
映画は大ヒットを収めた。

でも それって 見方を変えれば
森本さんの死を…。

利用した。
そう言いたいんですよね?

違いますか?

あの… いくら警察でも
それは失礼じゃないですか?

いいから。

そのとおりです。

私は あの人の死を利用した。

利用して ここまで来ました。

殺された西沢紗香さんが
持っていた お手玉は

元は 森本さんの持ち物
だったようです。

そのお手玉に

トリカブトの毒成分が
付着していました。

お手玉に毒…?

トリカブトの毒は
心臓発作を引き起こします。

つまり 森本さんは
殺された可能性がある。

(実枝)えっ…?

♬~

(路花)紗香さんは その事を

あなたに確かめに来たんじゃ
ないでしょうか?

♬~

(路花)
このバッグ 恵さんのですか?

(恵)はい…。

少し
貸してもらってもいいかしら?

(莉緒の声)ハンドバッグ
鑑定に回しておきました。

念のためにね。
何か出れば 御の字。

(沖田)お疲れさまです。
(雨宮)お疲れさま。

沖田 おい 随分遅かったな。

お前 連絡ぐらい
ちゃんと入れろよ!

(沖田)すいません。
遺留品 調べてて…。

(路花)なんでまた
そんな糸村くんみたいな事を…。

いや 紗香さん ICレコーダーを
持っていたはずなんですよ。

文東出版に話を聞いたら

研修で 取材の時には
必ず持っていくようにと

教えていたみたいで。

でも 現場にも遺留品の中にも
見当たらないんですよね。

…ん? ちょっと待って。

確か 遺体の発見場所は

本来 撮影する予定のない場所
でしたよね。

(路花)あっ そういう事か…。

(沖田)なるほど。 すぐ確認します。

雨宮さん 行きましょう。
(雨宮)ちょっ… どこに? えっ?

本来 撮影する予定だった場所よ。
(雨宮)はい!

♬~

(沖田)こっちです。
(雨宮)ああ…。

この辺りです。
ああ…。

沖田!
(沖田)えっ?

♬~

あったぞ。
あった…。

フッ! えいっ!

恵! 撮影は もう中止なんだから
稽古やめなさい。

(戸の開く音)

西沢紗香さん殺害の件で
ご同行願えますか?

(濱田)ちょっとー!
この除菌できる洗剤 速乾じゃない!

≪フキンの菌が 食器につくかも!?≫

除菌できる洗剤は 速乾でしょ!

置くだけで乾いてく ≪清潔≫

≪速乾プラス カラッと除菌!≫カラッと除菌!

♬~

(主婦・男性)えっ!

(新津ちせ)《バスタブクレンジング!

シューーーとまんべんなく

60秒後 流すだけ》
(主婦)ラク~!

♬~こすらず洗えるバスタブクレンジング

西沢紗香さん殺害の件で
ご同行願えますか?

♬~

浜岡実枝さん。

さあ…。

♬~

全部 あんたのせいよ。

(路花)ほら!

♬~

(村木)あっ 糸村さん。

このコハゼ もう
復元するのに苦労しましたよ。

ちょっと失礼。
あっ…。

♬~

これは…。

♬~

(女の声)
「なんの事かだけでもいいから

教えてくれないかな?」
(紗香の声)「私 小さい時

森本さんに
よく遊んでもらったんです」

これは
あなたの声で間違いないわね?

(実枝)なんで…
なんで こんなものが…?

(沖田)紗香さんは 研修で

取材の時には
必ずICレコーダーを回すよう

教えられていたようです。

不安な時は
前もって回すようにと…。

凶器となった大峰恵のバッグは

撮影現場では 常に
あなたが持っているそうですね。

12年前に森本さんを殺し
そして 紗香さんを殺したのは

あなたね?

♬~

(紗香)あの人 確か…。

♬~

あの… 大峰恵さんの
事務所の方ですよね?

(洋子)そうだけど…。
あなた 入館証は?

ここはね
関係者以外 立ち入り禁止なの。

恵さんに大事な事を
お伝えしたいんです。

12年前の事で…。

(実枝の声)
最初は そんなはずないって…

見られてないはずだって
思ってました。

でも どうしても気になって…。

(実枝)ねえ ちょっと あなた。
(紗香)えっ? ちょ ちょ…!

(実枝)ちょっといいかな?

はい…。

12年前の事って?

恵さんに
直接 言いたくて…。

なんの事かだけでもいいから
教えてくれないかな?

私 小さい時

森本さんに
よく遊んでもらったんです。

だから 恵さんと
一緒にいるところも見てて…。

♬~

(実枝の声)とにかく
早く消さないとって…。

(紗香)あの… 恵さんに
せめて これだけでも…。

ううっ! うっ… うっ…!

ああっ… うっ…!

ううっ…!

(ICレコーダーが落ちる音)

おい じゃあ…
準備するぞ 準備。

はい!

はい!

(実枝の声)
私だって 殺すつもりじゃ…。

でも ああでもしなきゃ…。

まだ終わってないわよ。

12年前の事も
全て聞かせてもらえるわね?

(福田)ちょっと見てきます。
(水木)マジでポツポツきたよ…。

(福田)監督!
恵さん 出てきません。

衣装も まだ着てないみたいで。

おいおい… これだよ お前。
(福田)もう時間ないですよね。

勘弁してよ!
(麻衣子)どないすんの?

ちょっと! どないすんの?
(水木)マジでポツポツきてるぞ。

(お手玉の音)

恵さん 3分でいいんです。
お時間を頂けませんか?

これを見て頂けますか?

これは 紗香さんが持っていた
お手玉の中に入っていたコハゼを

復元してもらったものなんです。

これ…。

はい。 恵さんのコハゼです。

なんで…?

実は このお手玉は

元々 恵さんが

映画の中で使うはずだった
お手玉だったんです。

それを 森本さんが…。

(森本直己)お願いします! 絶対
撮影までには持ってくるんで。

(麻衣子)ええ~? 絶対やで。

これ 本番で使うものなんやから。

約束します。
ありがとうございます。

(麻衣子)
それで 何するつもりなん?

(森本)あっ…
ちょっとしたサプライズです。

サプライズ…?

当時 恵さんは

森本さんと お付き合い
されていたんですよね?

やめてください。

確かに そんな事も
あったかもしれません。

でも その人には
他に何人も女性がいたんです。

私が知らなかっただけで…。

私が知ったのは 彼が死んだあと。

笑っちゃいますよね?

私 ずっと
だまされ続けてたんですから。

それは違うんです。

違わない!

恵さん 聞いてください。

マネジャーの浜岡実枝が
全て話しました。

(洋子)何度 言わせるの?
今が一番大事な時なの。

せっかく つかんだ
映画の主演よ。

恋だの愛だの
言ってる場合じゃないでしょ!

私 撮影だって
手を抜かずに ちゃんとやってる。

そういう事じゃない!
大体 スタッフなんかと…。

スタッフだから
どうだって言うのよ!?

(実枝の声)社長は

恵が 森本という録音助手と
付き合ってる事に大反対でした。

私も 2人を別れさせろと

毎日のように
社長から責められるし…。

なんとかしなきゃって
思ってました。

(森本)別れません。

恵とは 別れません。

(実枝の声)
ちょっと苦しい思いをすれば

こっちが本気だって
わかるだろうって思っただけで

本気で殺すつもりなんて
なかったんです。

♬~

(実枝の声)出てくるところを
見られたかと思ったんです。

でも… でも ちゃんと
病死って事になって…。

全部うまくいったと思ったのに…。

今度は 恵のほうが
撮影できなくなっちゃって。

ふざけんな! って感じでしたよ。

男が死んだぐらいで

こっちに
どれだけ迷惑かけるんだ!? って。

(実枝の声)
だから… 森本にとって 恵は

何人もいる遊び相手の一人だった
って吹き込んだんだ。

(実枝の声)そしたら あの子

急に 目の色 変わっちゃって。

(笑い声)

あんな合成写真 信じるなんて…。

どこまでも身勝手な人ね。

♬~

私…

彼が現場にいると
不思議と緊張しなかったんです。

彼は いつも近くで
私を見守ってくれてた。

それなのに 私
彼を恨み続けてた。

裏切り者って思って…。

ずっと悔しくて…。

恵さんは 紗香さんとも
親しかったんですよね?

(糸村の声)紗香さんは

恵さんと森本さん お二人の事が
大好きだったそうです。

それは
仲のいいお二人の姿に対する

憧れがあったのかもしれません。

本番用のお手玉に
コハゼを入れるというのは

紗香さんの
アイデアだったそうです。

紗香さんは
お手玉の中にコハゼを入れると

澄んだ いい音がするように
なる事を知っていたと

紗香さんのご両親が
教えてくださいました。

そのアイデアを 紗香さんは
森本さんに投げかけたんです。

紗香ちゃんが…?

だから 森本さんは

わざわざ
本番用のお手玉を借り出して

紗香さんと一緒に
コハゼを入れたんです。

いい音がするお手玉で
お芝居をしてもらおうと。

それは

録音助手だった森本さんなりの
サプライズだったんでしょう。

しかし その計らいが

恵さんの手に届く事は
ありませんでした。

森本さんが亡くなったあと

紗香さんは そのお手玉を
もらいに行きました。

それから12年。

東京の出版社に就職が決まり
上京の準備をしていたさなか

大切にしまっておいた
このお手玉が

出てきたんです。

新人研修で

ネタ探しの課題を出されていた
紗香さんは

その時 思いついたんです。

『剣戟炎武』の撮影現場を
取材しようと。

もし採用されて 記事になったら
作品を応援する事ができる。

何より もしかしたら
恵さんに会えるんじゃないか…。

こんな機会は もう二度と
巡ってこないかもしれないと

紗香さんは
思ったんじゃないでしょうか。

私…

私 何も知らなかった…。

♬~

恵さんは 先日

悔しさがあるから
映画を続けてこられたと

おっしゃいましたね。

でも それは
本心だったんでしょうか?

本当は 今でも忘れられない
誰かへの思いがあるから…。

その思いに 今日まで

突き動かされてきたのでは
ありませんか?

紗香さんが
このお手玉を持っていたのは

このお手玉に込められた
本当の気持ちを

恵さんに伝えたかったからじゃ
ないでしょうか?

紗香さんと森本さん
2人が込めた本当の思いは

きっと 恵さんの力になると
僕は思います。

(お手玉の音)

♬~

♬~

♬~

♬~

(福田)はい。
ちょっと もうちょっと…。

あっ 監督!

(水木)来たよ…。
来た来た 来た来た…!

よし じゃあ 再開するぞ!
はい 再開します!

時間… 準備お願いします!
よろしくお願いします!

♬~

「ダアーッ!」

12年越しに たどり着いたんですね
あのお手玉。

なんか ロマンチックですね。
ねっ。

(村木)ヘイ ガール
ビー クワイエット。

「(扉を蹴破る音)」

「ヤアーッ! ううっ…!」

「(斬る音)」
「(倒れる音)」

♬~

(お手玉の音)

避難小屋があるみたいですから。
(村木)うわっ!

お知り合いですか?
(吉井貴子)いえ…。

(並木優香)全部 嘘だったんです。

(沖田)やはり
そういう関係だったんですね。

これ 見覚えありませんか?
(村木)彼女の証言が 本当か嘘か

確かめます。
うわっ…!

これまでの『遺留捜査』を
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