[終]遺留捜査 #10/最終回…糸村vs偽りの名探偵!200年前の骨の謎 [解][字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

[終]遺留捜査 #10/最終回…糸村vs偽りの名探偵!200年前の骨の謎 [解][字]

糸村、最後の事件!
家出人捜索専門の探偵が殺害された!現場からは200年前の骨が…!?“骨”に導かれ、糸村が探し当てたのは家出少女と家族の秘密!?衝撃ラストの最終回!

◇番組内容
家出人捜し専門の探偵・西野伸太郎(片桐仁)が刺殺された。糸村は、現場で古い人骨を発見…鑑定でなんと江戸時代後期のものと判明する。被害者は依頼人とのトラブルで殺害されたのか!?糸村は依頼人のひとり、考古学教授の大山国広(モロ師岡)のもとを訪ねる。家出した娘・環奈(佐竹桃華)の捜索を頼んだことを認め、無事に連れ戻してくれたという。だが、出された茶菓子が、殺害現場にあった菓子折りと同じものということに気付き…!?
◇出演者
上川隆也、栗山千明、永井大、戸塚純貴、宮﨑香蓮・甲本雅裕、戸田恵子
【ゲスト】片桐仁、モロ師岡、山下容莉枝、小松彩夏、佐竹桃華、えのもとぐりむ、や乃えいじ、福田ユミ、岩瀬晶子、井上うた、浅海翼 ほか
◇脚本
真部千晶
◇演出
長谷川康
◇音楽
吉川清之
◇主題歌
小田和正『風を待って』(ソニー・ミュージックレーベルズ)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】三輪祐見子(テレビ朝日)
【チーフプロデューサー】佐藤凉一(テレビ朝日)
【プロデューサー】藤崎絵三(テレビ朝日)、丸山真哉(東映)、谷中寿成(東映)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/iryu_2021/
☆Twitter
 https://twitter.com/iryusousa_tva

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

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  11. 探偵
  12. 年前
  13. お母さん
  14. 村木
  15. 沖田
  16. 家出人
  17. 夏希
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  19. 福井真衣
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すげえ!
どこから出てくるんだ その発想。

(相沢文雄)おう。
今 西野さんのところに来てる。

はい。 はい。

(ノック)
(相沢)西野さん。

(相沢)西野さん?

あっ… ああっ…!

(足音)

(パトカーのサイレン)

(カメラのシャッター音)

(糸村 聡)探偵…。

♬~

(佐倉路花)あら 今日は早いのね。
お構いなく。

(神崎莉緒)
遺体は司法解剖に回しました。

争った様子も
物色された形跡もなさそうね。

(路花)こっちは…

ああ
ここで寝泊まりしてたんだね。

(路花)糸村くん!
もう 勝手に入らないで!

でも 鑑識作業
もう終わったんですよね?

また妙な遺留品を
見つけたりしたら 面倒だから。

今回は ちゃんと みんなと一緒に
捜査しよう。 ねっ。

とりあえず 今は
ここに座ってようか。

これは…。
(路花・莉緒)勝手に触らない!

あっ 錦風庵の和菓子。

第一発見者が
持ってきたのかしらね?

(雨宮 宏)いや 違います。

第一発見者の相沢さんは
テレビ局のプロデューサーで

昨日 放送した情報番組で
西野さんを取り上げてたんです。

家出人捜し専門の探偵として。

家出人捜し専門?

はい。
(沖田 悟)番組終了後に

テレビ局のホームページに
こんなメールが届いたそうです。

(路花)
「西野という探偵は詐欺師だ」

「金だけ取って 実際には
家出人探しをしてない」?

♬~

あっ 糸村さん
何やってるんですか?

いえ 雰囲気のいい焼き物だなと
思いまして。

ん?

♬~

これは…。

なんでしょう?

ちょっと… それって

人骨じゃないの?

(雨宮・沖田・莉緒)えっ!?

人の骨…。

♬~

(村木 繁)うん うん。
こんな感じでしょうかね。

村木さん! 人の骨の復元も
できるんですか?

うーん… マリコさんには
かないませんけどね。

これ 本物なんですか?

そうよ! 本物の人骨よ!

事件性は あるんでしょうか?
誰の骨か特定できませんか?

どっちも無理。

だってさあ この人

江戸時代の方だから。
(糸村・莉緒)えっ?

(滝沢綾子)
放射性炭素年代測定によると

およそ200年前 江戸時代後期の
骨である事が わかりました。

江戸時代の人の骨…。

(綾子)たとえ
古い時代の骨であっても

届け出なく手元に置いておくのは
違法行為です。

死亡推定時刻は
21日の午後1時から3時。

ペーパーナイフによる
腹腔内出血で死亡。

凶器からは
犯人の痕跡は出ませんでした。

(沖田)西野伸太郎さんは
母親と2人暮らしでしたが

8年前に亡くされていて
近親者はいないようです。

15年前までは
大阪市にある調査会社で

調査員をしていましたが

33歳の時に
現在の探偵事務所を設立。

当初は依頼もなく 生活のために

土木作業員としても
働いてたそうです。

(路花)この写真は どこから?

西野さんを取り上げる際の
番組の取材で

テレビ局が預かっていたものです。

その番組が これです。

事件前日に放送されました。

(ナレーション)「西野伸太郎」

「彼は 家出人捜しを
専門に請け負う探偵である」

(西野伸太郎)「ひと目でわかるよ。
ああ この子は家出中だなって」

「で そういう子たちを
犯罪者も狙ってる」

「だから 犯罪に巻き込まれる前に
家族の元に戻す」

「それが俺の仕事」

(路花)で この放送後に

テレビ局に
匿名のメールが送られてきた。

(路花)「金だけ取って
実際には家出人探しをしてない」

もしも これが本当だとすると

依頼人との間のトラブルで
殺害された可能性も

考えられるわね。

今 アドレスから 発信者の身元
調べてもらってます。

事務所に ここ最近の
依頼人との契約関係の書類…。

あれ? ここに置いたのに…。

お借りしています。

西野さんは 5人の家出人の捜索を
引き受けてたみたいですね。

(路花)はあ~ まずは

この依頼人たちから
当たってみよう。

(沖田・雨宮・莉緒)はい。
じゃあ 僕は…。

糸村さん どこ行くんですか?

大山さんのお宅です。
はあ?

大山さんって 誰?
この人じゃないですか?

「考古学教授」… これが目的か。

大山さんは 考古学を教えている
大学教授でいらっしゃいますが

江戸時代の人の骨も
調べたりなさいますか?

(大山国広)
私の専門は縄文時代です。

江戸時代は専門外です。
はあ…。

…と言いますのも

西野さんが 江戸時代の人の骨を
持っていたんですね。

その理由をご存じではないかと
思いまして。

西野さんって 探偵の?

家出した娘さんの捜索を
依頼されてますよね?

(大山容子)西野さんが殺された
ってニュースで見ましたけど

あの方には感謝してるんです。
環奈を見つけてくれて。

よかった 無事で。

それ いつの事ですか?

先週の木曜日です。

今日からは
学校へも行くようになりました。

念のためにお伺いしますが
大山さんと奥様は

昨日の午後1時から3時
何をされていましたか?

昨日は 一日中 家にいましたよ。
家族3人で。 なあ?

ええ…。

(大山)もう よろしいですか?
仕事がありますので。

あっ お邪魔しました。

このお菓子

1つ ちょうだいしても
よろしいでしょうか?

神崎さんも お一つ どうぞ。

ああ…。

糸村さん 私 ちょっと…。
失礼します。

あっ 先生。

江戸時代の人の骨を
手に入れるのって

簡単じゃありませんよね?
(大山)そうでもないですよ。

縄文時代の骨を発見するのは
至難の業ですが

江戸後期のものは
結構 出てくるものです。

工事現場とか。

工事現場…。

ありがとうございました。

家出した娘さんと
連絡ついたんですか?

(松島 栄)はい。
西野さんが捜してくれはって。

もう ホッとしました。

今のお母さんも そうですけど
家出した家族の身を案じて

切実な思いで
探偵に頼んでるんだろうな。

(携帯電話の着信音)
あっ ちょっと…。

テレビ局にメールを送った人物が
わかった。

福井常之。

家出した妻の捜索を頼んでいた
依頼人よ。

(福井常之)3カ月前
妻の真衣がいなくなりました。

心配で 心配で。

家出人専門の探偵がいるって
ネットで知って

西野さんに依頼しました。

でも 一向に連絡も来ないので
こっちから会いに行ったんです。

なんの情報もないなんて
本気で捜してるんですか?

(西野)捜してません。

(福井)ちょっと待ってください。

着手金30万も払ってるんですよ。

女房に逃げられる あんたが悪い。

えっ?

(西野)
契約解除されても構いませんよ。

ただし 返金はできません。

その条件で
あなた サインしてますよね?

あの人は詐欺師ですよ。

なのに
堂々とテレビなんか出やがって。

だから 本当の事を
世間に知らせなきゃと思って

メールしたんです。

あの… 昨日の午後1時から3時は
どこで何をされてましたか?

プレゼンの準備で
休日出勤してたんです。

人骨が出た事あるんですね?
そうです。 あの辺になりますね。

それは いつの時代のもの
だったんでしょう?

江戸時代と聞いてますが…。

江戸…。

(雨宮)福井常之は 確かに
休日出勤をしていましたが

会社に入ったのは
午後2時過ぎだとわかりました。

1時間ちょっともあれば
京都で西野伸太郎を殺して

大阪の会社に行く事は
不可能じゃありませんよ。

西野さんは 福井さんの奥さんは
捜さなかった。

でも 他の家出人は
ちゃんと捜してるのよね?

大山家の娘も 西野さんが見つけて
連れ戻しています。

これ
あの家で出されたお菓子です。

(路花)「錦風庵」…。

探偵事務所にあったのと
同じじゃない。

あっ 錦風庵の和菓子。

お店に聞いたら 事件当日の朝

大山国広が
このお菓子を買いに来てました。

(路花の声)
じゃあ あの菓子折りは

大山さんが
持ってきたものだったの?

でも 大山が西野を殺す動機って
なんですか?

娘さんだって
見つけてもらってるのに。

それをこれから調べるの。
…の!

あっ こんにちは。

大山先生のお嬢さんですか?

お出かけですか?

怪しい者じゃありません。

京都府警の糸村といいます。

(容子)環奈!

家に戻りなさい。

(大山)お見苦しいところを…。
いえ。

それより 先生。 8年前でした。
は?

この江戸時代の人の骨

8年前 尾堀町の工事現場で
見つかったものと思われます。

ああ…。

なぜ 私に そんな話を?

いえ 大山先生のおかげで
わかった事ですから

ご報告をと思いまして。

では 失礼致します。

♬~

(戸の開く音)

♬~

事件当日 西野さんの事務所に
行ってますよね?

あっ すいません。

何をしに行ったんですか?

環奈が家出をし
私も家内も慌てました。

警察にも届けを出し

知る限りの場所を捜し回りました。

でも
あの子がいなくなって3日目に

見知らぬ男が訪ねてきて…。

ひょっとして お宅のお嬢さん
家出してます?

えっ!? あなた 誰ですか?

探偵をやってる者です。

ある家出人を捜してる途中で
お宅のお嬢さんを見かけました。

どこですか?
環奈 どこにいるんですか?

私が必ず連れ戻します。

ただ 未成年者略取と
勘違いされると困るので

親御さんからの正式な依頼で
動いている事を

書面に記してください。

(大山の声)
うさんくさい男だと思いました。

それでも
娘の居場所がわかるならと

契約書にサインをしました。

すると その翌日に
本当に娘を連れてきたんです。

よかった 無事で。

♬~

(大山)
あなたは 一体 何者なんだ?

しがない探偵ですよ。

ただ 長年
人捜しをやっているので

家出している子は
すぐわかるんです。

では。

(大山の声)何か魂胆があるに
違いないと思い

おととい 事務所を訪ねました。

娘を連れ戻してくれた事には
感謝してます。

いえ。

だが 料金の請求もしない。

あなたの目的は なんですか?

別に目的なんて…。
ただ善意でやった事です。

なんで
うちの娘を知ってたんですか?

それは… どこかで見た顔だなと
思ったんです。

(西野)これを見た記憶が
残ってたんですね。

お宅の家族写真。

(大山)ああ もう行かないと。
人と会う約束があるので。

(大山の声)それ以上 追及しても

無駄だと感じました。

彼と一緒に事務所を出て
高小路通りで別れました。

西野さん
どこで誰と会っていたのか

足取り調べて。

了解です。
了解しました。

神崎?

この写真を見てたから
大山家の娘だとわかった。

西野さんは
そう言ってたらしいけど

この雑誌は6年も前ので
環奈ちゃんは まだ小学生。

中学3年生になった
今の彼女を見かけて

すぐわかるなんて
おかしくないですか?

ないです。
ん?

江戸時代関連の書物がないんです。

本棚を見る限り 西野さんは

江戸時代のマニアというわけでは
なさそうです。

だったら なぜ 江戸時代の人骨を
手元に置いていたのか。

いや そんな事より
西野さんと環奈ちゃんには

両親の知らないところで
接点があったのかもしれない。

ありました。
えっ?

共箱です。

ともばこ?

家出して あなたは
どうするつもりだったの?

(大山環奈)アイドルの
オーディションを受けに行った。

アイドルになりたくて
家出したんだ。

違うよ。 受かったら
合宿所に入れるからでしょ。

(環奈)一人で生きていくには

その方法しか
思いつかなかったんで。

西野さんに連れ戻された時の事を
教えて。

オーディションの結果が出るまで
ネットカフェにいたの。

そしたら…。

大山環奈ちゃんだね?

お父さんとお母さんに頼まれた。
家に帰ろう。

嫌だ。 帰らない。

待って ちょっと待って!
家族が待ってる!

あの人たちは
本当の家族じゃない!

(たたく音)

(環奈)なんなんだよ?
あのおっさん。

たたかれたの?

もういいですか?

環奈。

(ドアの開閉音)

あの…
本当の家族じゃないって…?

あの子は養女なんです。

えっ…。

(容子)
生後8カ月で引き取ったので

環奈は
何も知らずに育ってきました。

いつかは話さなきゃと
思ってはいたんですが

今は思春期で
傷つきやすい年頃だと思って

受験が終わったらと 主人とも。

でも 第一志望の高校に落ちて…。

私の本当の親は どこにいるの?

何 言ってるの? 環奈。

おばさんたちが話してるの
聞いたの。

あの子は
大山家の本当の子供じゃないって。

あなたは私の子よ。
お父さんとお母さんの…。

♬~

私たちが お前に出会ったのは

四国の児童福祉施設だ。

施設にいたの? 私。

環奈の本当のお母さんは

仕事の帰りに
土砂崩れに巻き込まれて

亡くなったそうだ。

環奈は身寄りがなかったために
施設に預けられ

私たちと出会った。

私たちは ずっと
子供が欲しいと願っていたから。

やっぱり 私は
大学教授の娘じゃなかったんだ。

だから馬鹿で 受験にも失敗する。

私は この家の子じゃない。

お世話になりました。

待ちなさい! 環奈。

それまで なんの疑問も感じずに
幸せに育ってきたから

何を信じていいのか
わからなくなってるんだろうね。

大人びて見えるけど
まだ15ですから。

環奈ちゃんの実の父親については
何かわかってるの?

いえ。
シングルマザーだったそうです。

殺された西野さんが
実の父親だったなんて事はない?

私も それを考えていました。

実の父親だから 環奈ちゃんが

大山家に引き取られている事も
知っていた。

依頼を受けたわけでもないのに

家出中の環奈ちゃんを見つけたと
言ってきたのも

実の父親だったから?

環奈ちゃんの出生が 今回の事件と
関係してるんでしょうか?

はあ~ ぴったり。

やっぱり
この花瓶の共箱でしたね。

(村木)「花入」

うん 花瓶という事ですね。
なるほど。

花瓶に骨を入れておくなんて
どういう神経してるんでしょうね。

物事について
自分の側しか知らない人は

その事をほとんど知らない。

…って 誰かが言ってました。

(村木)こっちは作者ですかね。
うん。

えーっと 下が口だね。
で 上が えー…

ション ション ション。

これ
哲学の「哲」じゃないでしょうか?

今 やってるから。

で 下は…。
ちょっと 私の日記… 私の…。

右左の左ですから…。
そうだけど… 日記 見ないで。

いや… ちょっと
見ないでよ それ…。

こうじゃないですか?

(村木)哲左。 おい 哲左さんよ。

そんな名前の人はいないよ。
ちょっと 日記 見ないで…。

(綾子)いましたよ。
えっ?

丹波哲左。

陶芸家です。

いたね。

(丹波哲左)これは…
私が作ったものです。

(丹波)もう 40年ぐらい前に
なりますかね。

私がよく通っていた
小料理屋の大将の

西野さんのところのお祝いに
差し上げたものです。

なんのお祝いだったんでしょう?

従業員だった きみ子さんと
再婚されたんです。

その絵柄は

家族4人が ひとつになった事を
示してるんですよ。

家族4人…?

ありがとうございます。

きみ子さんには
伸太郎くんという男の子がいて

大将のほうにも
奈美絵ちゃんという娘がいて

子連れ同士の再婚でした。

でも 家族4人でいられた時間は
短かった…。

大将が

突然 くも膜下出血で倒れてね…。

その三回忌に伺った時には

奈美絵ちゃんも…。

娘さんにも何かあったんですか?

家出したんです。

(丹波)奈美絵ちゃんが?

(西野きみ子)東京の大学に
進学したいっていうのを

私が反対したから…。

警察にも
捜してもらってるんですけど…。

悪い人に
捕まってるのかもしれない…。

どこかで
倒れてるのかもしれない…。

奈美絵ちゃん…。

(西野)大丈夫だよ。

お姉ちゃん すぐに帰ってくるよ。

(泣き声)

それで 娘さんは
帰ってきたんでしょうか?

みたいですよ。

何年か前だったか
偶然お会いしたんです。

奈美絵は帰ってきてますよ。

伸太郎が見つけて
連れて帰ってきてくれたんです。

(丹波の声)それから まもなく

きみ子さんは亡くなったと
人づてに聞きました。

最後に笑顔が見られて
よかったですよ。

この男性を見ませんでしたか?

うーん 存じませんね。

そうですか。
ありがとうございます。

(自転車のブレーキ音)

あっ 神崎さん。

事件当日
西野さんは 事務所を出たあと

高小路通りでタクシーを拾い

この場所で降りた事が
わかりました。

この場所…。

床屋さん…?

すみません。
(白江夏希)いらっしゃいませ。

京都府警ですが

この男性が おとといの日曜日に
ここに来ませんでしたか?

ああ…
伸太郎さんの事件の捜査ですか?

あの… 殺されたって
ニュースで見て 驚きました。

西野伸太郎さんとは
どういうご関係で?

元カレです。

この前 たまたま
テレビに彼が出てるのを見て

連絡してみたんです。

(夏希)私は 実家に出戻り。

ハハハッ! まあね。
そっちは?

(夏希)「あの件 どうなったの?」

まあ 電話じゃ あれだから…。

久しぶりに髪切ってもらおうかな。
明日って やってる?

そう… 8年前に…。

それで全て解決した。

そっか。
うん…。

切る?
うん。

どうぞ。
はい。

♬~

(夏希)えっ!?
(西野)ちょっと待って!

(夏希)何?
捜してる家出人かもしれない!

(夏希)ええ~?
(西野)ごめん。 また来るわ。

捜している家出人?
はい。

あの…
8年前 何が解決したんですか?

それは…。

西野さんが店を飛び出した直前の
防犯カメラ映像です。

(キーを打つ音)

(路花)この女性を
追いかけていったの?

はい。

別の防犯カメラにも
映っていました。

(キーを打つ音)

女性の顔を拡大鮮明化したのが
これです。

(沖田)おっ!

これ 福井の妻ですよ!

(沖田)家出中の福井真衣を
西野は見つけたんだ。

いや でも 福井には 捜してないと
言ってたはずだけどな。

とにかく 福井真衣を見つけて
事情聴取!

(3人)はい!

♬~

(自転車のブレーキ音)

♬~

(携帯電話の振動音)

もしもし 糸村です。

何やってるの?
福井真衣を捜すの 手伝って!

ああ… すみません。

僕 今 とても遠くにいるので
無理です。

遠くって… どこにいるの?
「失礼します」

(電話が切れる音)
あっ 切りやがった!

(舌打ち)
…ったく! 好き勝手ばっかり!

(消防団員)糸村さん!
はい。

これが当時の記録です。
ああ!

わざわざ ありがとうございます!

♬~

(夏希の声)そう… 8年前に…。

(西野の声)それで全て解決した。

(丹波の声)家族4人が
ひとつになった事を

示してるんですよ。

奈美絵は帰ってきてますよ。

(西野)お宅のお嬢さん
家出してます?

(容子の声)あの子は養女なんです。

(たたく音)

♬~

(濱田)ちょっとー!
この除菌できる洗剤 速乾じゃない!

≪フキンの菌が 食器につくかも!?≫

除菌できる洗剤は 速乾でしょ!

置くだけで乾いてく ≪清潔≫

≪速乾プラス カラッと除菌!≫カラッと除菌!

♬~

(主婦・男性)えっ!

(新津ちせ)《バスタブクレンジング!

シューーーとまんべんなく

60秒後 流すだけ》
(主婦)ラク~!

♬~こすらず洗えるバスタブクレンジング

もう 30人目ですよ
福井真衣の中学時代の同級生。

(チャイム)

(館林加代)はーい。
(沖田)こんにちは。

突然 すみません。

あの… 福井真衣さんを
捜してるんですけども…。

(加代)警察?

な… なんで?

えっ? あっ いるんですか?
(加代)いや…。

すいません。 失礼します。
(加代)ちょっ ちょっと!

旦那から逃げてたの?

もしかして 暴力を受けていた?

(福井真衣)毎日 毎日…。

もう耐えられなくて
逃げ出しました。

なのに…。

(西野)すみません。
ご主人に頼まれた探偵です。

あなたを ずっと捜してました。

(西野)座っててください。

♬~

(真衣の声)夫の元に
連れ戻されたら また…。

(真衣の声)やめて!
(殴る音)

(真衣が倒れる音)

(真衣の声)戻りたくない…。

もう
あんな地獄には戻りたくない…。

(真衣)やめて! ううっ!

(刺す音)

(路花)西野さんは

あなたを旦那の元に帰すつもりは
なかったと思うよ。

えっ…?

家出した原因は福井にあると
彼は気づいてたんでしょう。

(西野)捜してません。

女房に逃げられる あんたが悪い。

出演していたテレビ番組で

西野さんが
こんな事を言っています。

家庭内暴力や虐待から
逃げている家出人もいます。

そういう人たちこそ
早く見つけてあげて

保護してくれる団体や
シェルターを紹介して

守ってあげるべきなんです。

(路花)彼が
あなたを捜していたのは

安全な場所に 連れていって
あげたかったからなのよ。

ああっ…!

(泣き声)

♬~

どうしたんですか?

環奈がいないんです!
また家出したみたいで…。

♬~

(荒い息遣い)

♬~

(大山)環奈!
(走ってくる音)

どこまで親に心配をかければ
気が済むんだ!!

本当の親でもないくせに…。

環奈…!

環奈さん 容子さん 大山さん。

3分で結構です。
僕に時間を頂けませんか?

西野さんは 江戸時代の人の骨を
花瓶に入れて

手元に置いていました。

その理由は

大山さん あなた方ご家族に
関係していたんです。

どういう事ですか?

西野さんのお母さん
きみ子さんは

ご自分の息子と
再婚相手の連れ子である娘さん

2人の子供を育てていました。

分け隔てなく
愛情を注いでいましたが

娘さんは
そうは思っていませんでした。

(西野奈美絵)
本当の親じゃないから

そういう事 言うのよ!

きみ子さんに反発した娘さんは
家出してしまいました。

どこかで
倒れてるのかもしれない…。

奈美絵ちゃん…。

大丈夫だよ。

お姉ちゃん すぐに帰ってくるよ。

ところが
半年待っても 1年経っても

娘さんは帰ってきませんでした。

♬~

そして きみ子さんは

毎日欠かさず 娘さんの分の食事を
用意していたそうです。

(西野)お母さん…。

おなかすかせて
帰ってくるかもしれないからね。

西野さんは 後悔していました。

本当の親じゃないから
そういう事 言うのよ!

うるさい!
お姉ちゃんは文句ばっかり!

そんなに不満なら
この家を出ていけばいい。

出ていけ!

(きみ子)奈美絵ちゃん!

あんな事
言わなければよかった…。

お姉ちゃん 帰ってきてよ…。

西野さんは お姉さんを捜すため
調査会社に入りました。

人捜しのノウハウを学び
のちに独立して

全国的なネットワークも
作りました。

自分の家庭を持つ事もなく

ひたすら
お姉さんを捜し続けたんです。

そして
8年前 西野さんは ついに…。

見つけたの?

はい。

ところが お姉さんは

今から15年前 四国のある町で

土砂崩れに巻き込まれて
亡くなっていた事が

わかったんです。

土砂崩れ…?

町の消防団に

15年前の救助活動の記録が
残っていました。

これは
無理を言って お借りしてきた

被害者の写真です。

環奈だわ…。

♬~

この人が 私の本当のお母さん…?

私たちも
お顔を見るのは これが初めて。

名前は 確か… 里崎…。

里崎奈美絵さん。

奈美絵さんが家出したあと

どこで どんな人生を送ったのか
いつ 里崎と名前が変わったのか

調査が及んでいないため
わかりません。

ですが 西野さんが捜し続けていた
お姉さんこそ

環奈さんの
生みのお母さんだったんです。

じゃあ あの人は
私の叔父さんだったの…?

ちょっと待って!
家族が待ってる!

♬~

西野さんは
奈美絵さんが亡くなっていた事を

お母さんに報告しました。

そう…。

あの子を 西野家のお墓に
入れてあげなきゃ…。

お父さんと同じお墓に…。

(糸村の声)西野さんは困りました。

土砂崩れに流された
奈美絵さんの遺体は

見つかっていなかったからです。

そんな折 西野さんが働いていた
工事現場から

江戸時代の骨が見つかったんです。

骨ですか?

(糸村の声)西野さんは その一部を
こっそり持ち帰りました。

お母さんのためだと
自分に言い聞かせながら…。

そして その骨を
奈美絵さんの遺骨として

西野家の皆が幸せだった頃の
思い出の花瓶の中に

入れたんです。

♬~

(きみ子)奈美絵ちゃん…。

おかえり。

(きみ子)奈美絵ちゃん…。

♬~

きみ子さんは ようやく安心して

安らかに亡くなりました。

そのあと 西野さんは

お姉さんが残した赤ちゃんの
消息を調べ

大山家に引き取られた事を
知ったようです。

♬~

(莉緒の声)幸せに暮らしている。

そう思っていたのに

先日 家出人を捜している途中で
環奈ちゃんを見かけた。

(莉緒の声)
西野さんは驚いたと思います。

お姉さんの娘が

お姉さんと同じように
家出をしている。

ですから 西野さんが
環奈さんに声をかけたのは

人捜しのついででも

探偵としての勘でも
なかったんです。

(環奈の声)あの人たちは
本当の家族じゃない!

(たたく音)

家族だよ!

もし 君が
このまま いなくなったりしたら

家族は ずっと苦しむ!

いつも いつも 君の事を考えて

心配して 後悔して…。

頼むから
家族に黙って いなくなるな!

何年も何年も捜し続けて

それでも会えないまま
この世を去ってしまった家族。

後悔だけが残る人生。

西野さんは 大山さんたちに
そんな不幸を

繰り返してもらいたく
なかったんじゃないでしょうか。

「黙って いなくなるな」。

本当は お姉さんに言いたかった
この言葉は

西野さんが
姪である環奈さんに向けた

家族の愛情だったんだと
僕は思います。

♬~

ごめんなさい…。

(環奈)ごめんなさい…。

♬~

♬~

♬~

おかえり!

(振る音)

ただいま。

(扉の開く音)

ないな…。

あの骨は 埋蔵文化財を保管してる
施設に 引き取ってもらいました。

ちょっと すみません。

えーっと…。

糸村さん さっきから
何やってるんですか?

(村木)糸村さん!
はい。

科捜研にはありませんでした
自転車の鍵。

そうですか…。
なくしたんですか?

名探偵ムランの推理では

この部屋の中にあると思います!

自転車に
つけっぱなしって事はない?

見てきます!

(路花)はい 見てらっしゃい。
(村木)ちょっと…。

(鍵を取り出す音)
(村木)ん? この音…。

あっ!
あっ!

たまには懲らしめないと~。

もう いつも好き勝手ばっかり
やってるから 糸村くんは!

無駄ですよ 佐倉さん。

どうせ よそから借りてきますよ
あの人は。

無駄ですか~!

神崎 はい。

えっ!? 私ですか?

返してきます。

♬~

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