<オトナの土ドラ>・その女、ジルバ #05【シジュー娘の決断】[字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

<オトナの土ドラ>・その女、ジルバ #05【シジュー娘の決断】[字]

スミレ(江口のりこ)が辞める!?新(池脇千鶴)とみか(真飛聖)は前園(山崎樹範)を問い詰めるが…。それぞれが迎える大きな岐路。そして事態は思わぬ方向へ…。

番組内容
退職願を出したとスミレ(江口のりこ)に突然告げられ、仰天する新(池脇千鶴)。みか(真飛聖)は前園(山崎樹範)に食ってかかるが、スミレは自分の意志だと説明しその場を収める。その夜、「OLD JACK&ROSE」では一同がスミレの愚痴を聞いていた。その場の怒りは前園へ向かい、流れで新は前園こそが婚約破棄したサイテー彼氏であることを白状させられる。その時、店に新を訪ねて1人の客がやってくる。
番組内容2
なんと前園であった。彼なりにスミレの退職に関しては思うところがあるそうで…。
出演者
池脇千鶴 
江口のりこ 
真飛聖 
山崎樹範
 / 
久本雅美 
草村礼子 
中田喜子 
品川徹 
草笛光子
スタッフ
【企画】
市野直親(東海テレビ)

【原作】
有間しのぶ『その女、ジルバ』(小学館「ビッグコミックス」刊)

【脚本】
吉田紀子

【音楽】
吉川慶 
HAL

【主題歌】
「ドラマチックに乾杯」山本彩(ユニバーサルシグマ)

【監督】
根本和政

【プロデューサー】
遠山圭介(東海テレビ) 
松本圭右(東海テレビ) 
雫石瑞穂(テレパック) 
黒沢淳(テレパック)

【制作】
東海テレビ 
テレパック
ご案内
公式サイトやSNSなど、充実のウェブコンテンツは「オトナの土ドラ」で検索!! 

【公式サイトURL】
https://www.tokai-tv.com/jitterbug/

【公式ツイッター】
@tokaitv_dodra

【YouTube】
東海テレビ公式チャンネルも好評配信中!

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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  10. 一同
  11. 会社
  12. 仕事
  13. 村木
  14. 浜田
  15. アンパン
  16. パワハラ
  17. 課長
  18. 一応
  19. 退職
  20. 中村

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

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(新)[私は 笛吹 新。
40歳 独身]

[昼は 物流センターの倉庫で
働き

夜は 高齢バー
オールド ジャック アンド ローズで アルバイト]

[ひょんなことから
仲良くなった 40の 三人娘]

[少々 ずうずうしいが
一応 娘と いわせていただこう]

[みかちゃんは 四大卒で
百貨店 管理部門からの 出向]

(みか)私に 思い切り
期待 かけてたからさ。

[スミレちゃんは 物流センター
勤続 10年の ベテランで

チームリーダーだ]

(スミレ)2人を 辞めさせたり
しない。 ホントは 一人も…。

[その スミレちゃんに

リストラという 魔の手が
忍び寄っているとは]

(前園)パワハラです。

♬~

(みか)最近 不気味なくらい
平穏だよね。

(新)えっ?

(みか)リストラの話。

一応 再就職先 当たってみたりは
したんだけど。

いや。 ないよね ホント。
信じられないくらい。

やっぱり?
(みか)うん。

(みか)今までの仕事って 結局
何のキャリアにも ならないし。

就活のときの 再来って感じ。

(新)思い出したくもない。
あの悪夢。

私さ 一番 なりたかったの
銀行員なんだよね。

えっ? そうなの?
(みか)うん。 大学 経済学部だし

国連の 経済会議とかに
出席しちゃって

世界を 股に掛けて
活躍する バンカーみたいな。

何と 壮大な夢を 見ていたのかと
自分でも思うよ。

現実って 思ってるより
厳しいよね。

(スミレ)私語厳禁だよ。
(みか・新)すいません。

(スミレ)まっ これ 言うのも
来月までだけど。

えっ? 今 何て?

(スミレ)希望退職願
出してきた。

(みか)えっ? どういうこと?
(スミレ)だから…。

(スミレ)辞めるから ここ。
来月 いっぱいで。

えっ!?

♬~

(みか)前園 どこだ? 見ぃつけた。
(前園)何? 村木 何?

(みか)ちょっと あんた
どういうこと? スミレちゃんが

希望退職って。 何で スミレちゃんが
退職しなきゃいけないの?

(前園)いや。 だから。 それは 上。
上からの 業務命令。

でも 何で それを?
(みか)希望退職ってさ

出向からじゃなかったの?
スミレちゃんに

何か 恨みでもあんの?
みかちゃん。

(前園)まさか。
それに これは

あくまでも
浜田さんの希望だから。

(みか)スミレちゃんの希望?
よくも そんなこと 言うよ。

(スミレ)村木さん。
いいから 持ち場 戻って。

(みか)いや。 でも。
(スミレ)もう 決めたことだから。

(エリー・ナマコ)パワハラ!?

(ナマコ)ちょっと。
それ どういうこと?

(スミレ)だから 私が
パワハラしてるって 噂があるって

課長に 言われて。
(みか)何 それ? ひどい。

(スミレ)私 言葉遣いも悪いし
愛想も学歴もないし。

かっとなると すぐ 怒鳴るし。
パワハラと思われても 仕方ないと。

(エリー)しかし 頭にくるわね。
その上司。

(エリー)簡単に 希望退職とかさ。
人を 何だと思ってんのかしらね。

きっと 人の心 分かんない
ろくでもない男よ。

私 思うんだけどさ
そういう男には

案外 美人の奥さんとか
カワイイ彼女が いるのよね。

あっ。 男よね? その上司。
(みか)はい。

(エリー)どうして そういう男を
好きになんのかしらね。

すごく 不思議。

すみません…。

(エリー)うん?
どうして アララが 謝るの?

(みか)その課長こそ
昔 アララが 付き合っていた男。

(エリー・ナマコ)えっ!?

(エリー)あっ。 あの 例の
結婚詐欺の 元カレ?

(幸吉)結婚詐欺は
エリーじゃなかったのか?

いえ… あのう。
一応 結婚詐欺じゃなくて

結婚破棄なんですけど。

(ひなぎく)アララ。
そんな人が いるところで

よく 頑張ったわね。
偉いわね。

(エリー)どんな男なんだろ?
顔が見てみたい。

(みか)アンパンに かつら
かぶせたみたいな感じですけどね。

(ナマコ)アンパン?
昔は 少し 痩せてたんですけどね。

(みか)めちゃくちゃ
人当たりがいいわりに

腹黒いところがあって。
(ナマコ)腹黒い? アンパン。

アンパンだけに。
(エリー)腹黒い 詐欺師。

(ひなぎく)どこが よかったの?

皆さんと 話してるうちに
どこが よかったのか

どんどん
分からなくなってきました。

どこが よかったんだろ。 一応
結婚まで 考えたんですけどね。

(みか)ずっと
気になってたんだけどさ。

うん。
(みか)出会いは 何だったの?

デパートの
業務用エレベーターの中。

停電で エレベーターが
止まって

たまたま 2人で
そこに 閉じ込められて。

震災の すぐ後で 被災した
弟たちのこともあって

私も 落ち込んでる
時期だったから。

(ひなぎく)優しく
感じちゃったのね。

いいえ。

能天気で
何も 考えてなさそうなのが

逆に ほっとしちゃって。

ディス イズ 前園。

≪(ドアの開く音)
(きら子)あっ。

(マイカ)あっ。
いらっしゃいませ。

(一同)いらっしゃいませ。
≪すいません。

≪ここに 笛吹 新さんという…。

(マイカ)アララさん。
ご指名ですよ。

(前園)新。

(スミレ)課長。
(みか)前園。

(マイカ)えっ? 皆さん
お知り合いなんですか?

(みか)リストラの張本人。
詐欺男です。

(エリー・ナマコ)アンパンに…。
(ひなぎく)かつら。

(前園)アンパン…。

すいません。
出直します。

(エリー)まあまあ まあまあ…。
ねえねえ ねえねえ。

いいじゃないの。
ねえねえ ねえねえ。

この際 お話 聞きましょう。
みっちりと。

(前園)いえ。 でも 私は。

(みか)でも 用があったんでしょ?
ご指名の アララさんに。

(前園)はい。 いや。 違う。
ちょっと ここでは。

(スミレ)私 帰ります。

スミレちゃん?
(前園)いや。 僕が。

(スミレ)これ 私の分。
(ナマコ)スミレちゃん ちょっと。

(スミレ)すいませんけど お先に。
あっ。 相談に乗ってもらって

ありがとうございました。
(ナマコ)ちょっと スミレちゃん。

(一同)スミレちゃん!?
スミレちゃん!? スミレちゃん!

(前園)帰ります。

うわ!? 何? 待ち伏せ?

ちょっとだけ
話したいことが あるんだけど。

(幸吉)しょうがねえな。 入んな。
(前園)はい。

ただし!
2人きりには させねえ。

(前園)すいません。

(前園)いやぁ。
さっきは 驚いたよ。

まさか チームリーダーが
いるなんて 思わなくて。

驚いたのは こっちですよ。
(前園)それにしても 新。

似合うなぁ ドレス。
すげえ 新鮮。

っていうか ある意味
感動的ですら あったよ。

話したいの それ?
(前園)まさか。

(前園)チームリーダーのことが
気になって。

いいのかな? あの人。
会社 辞めても。

何 言ってんの? だって
前園課長が 言ったんでしょ?

退職しろって。

(いびき)

(前園)退職しろとは
言ってないよ。

早期退職の 勧奨をしただけで。
何? 勧奨って。

だから つまり
よいこととして 勧めること。

それ 会社にとっては
いいことかも しれないけど

言われた方は
全然 よくないじゃん。

(いびき)
(前園)まあ そうだけど。

もう少し 粘ってくれるかと。
何よ それ?

あの人 前に 言ってたよね。

従業員 一人一人に
それぞれの生活が あるんだから

そういうこと よく考えて

軽々しく
リストラなんかするなって。

うん。

その言葉がさ
ずっと 突き刺さってて。

確かに そのとおりだし

もう 俺 何てこと
しちゃったんだろうって。

そう 思うならさ
やらなきゃ いいじゃん。

俺だって 好きで
やってるわけじゃないよ。

できれば
こんな仕事したくないよ。

けど 上の命令だから。

(幸吉)上官の命令なら 殺すのか?

(いびき)

寝てるよね?
たぶん。

これは 噂なんだけど
本部に

浜田さんと
犬猿の仲の部長がいて

どうも その人が
言ってるみたいなんだよ。

浜田スミレを
辞めさせろって。

どうして?

その部長に
女の子が 生まれたとき

チームリーダー 写真を見て
言っちゃったらしいんだよね。

《全然 かわいくないっすね。
猿かと 思った》

って それで。
そんな くだらないことで?

(幸吉)いや。
それは 俺も分かる。

俺だって マイカを
猿と言われたら 刺す。

(前園)もちろん
それだけじゃないと 思うよ。

部長に いちいち
盾突いてたみたいだし。 浜田さん。

あんたは どう 思ってるの?
スミレちゃんのこと。

(前園)えっ?
チームリーダーとして。

彼女は 有能だと思うよ。
有能だし 一生懸命だし。

そりゃ 時々
怒鳴ったりすることも あるけど

でも あの人が いなければ
うちの倉庫は 回らないよ。

いなくなったら
大きな損失だと思う。

♬~

(幸吉)けど あれだな。

あの男 まだ アララに
未練が ありやがる。

まさか。

あいつ お前さんに 背中を
押してほしかったんだろうよ。

えっ?

上に逆らえない 自分の駄目さを
叱ってほしかったんだ。

[マスターの言うことは
分かるような 分からないような

何だか 違うような気もした]

[ただ 一つ 分かったのは

リストラする側も
つらいんだなと いうこと]

[でも つらいと 言い訳するのは
ずるいなとも 思った]

[あのときも そうだった]

[「新とは 結婚できない。
つらいけど」]

[「でも 無理なんだ」と
あいつは 言った]

[本当に つらいのは
切り捨てられる方なのに]

[ねえ? スミレちゃん]

えっ? スミレちゃんが 休み?

(みか)うん。 そうなんだって。
何か メールしたらさ これ。

有給 消化中。 心配 無用。
これだけ?

(中村)ねえ? チームリーダーが
リストラになったって ホント?

(みか)えっ? 何で そのことを?

≪アララ & みかちゃん。

その声は…。

(ナマコ)ジャン。
(みか)ナマコさん。 どうして?

(ナマコ)どこでも入れる 秘密兵器
持ってんのよ。

はい。 乳酸菌。
体に いいよ。

あっ。 これね 私の副業。
昼の仕事。

昼の仕事?
(みか)してたんですか?

(ナマコ)そう。
この近所も 回ってるの。

あっ。 じゃあ いただきます。
(みか)いただきます。

(ナマコ)どうぞ。
(みか)やった。

(ナマコ)うちさ 旦那ちゃん
体 弱くてね。

私が 働かないと
生活 回んないのよ。

いや。 いい人なんだけどね。

いい人過ぎちゃって
見捨てられなくて。

結婚して もう 30年以上。
(みか・新)へぇ。

(ナマコ)家ではね 煎餅 抱いて
猫の愚痴 聞いて

旦那ちゃん かじってる。
ツッコんでよ。

渾身のボケ。

(ナマコ)ねえねえねえ。
スミレちゃんは?

今日 休みなんです。

(みか)何か
有給 消化するからとかって。

(ナマコ)そっか。 スミレちゃん
どうしてんのかなと 思って

来たんだけどさ。
うーん。 そっか。 休みか。

(ナマコ)私さ あの子の気持ち
分かるんだよね。

(みか)えっ?
(ナマコ)こんなときも

さっさと
仕事 休んじゃってさ。

たぶん 人に
同情されたくないから。

ホントは 甘えたいんだけど
甘えられなくてさ。

つい 乱暴な口 利いちゃって。

ホントはね 会社なんか
辞めたくないに 決まってんのよ。

(ナマコ)だから きっと 今ごろ
どうしていいか 分かんなくて

一人で ぼうっと
突っ立ってると 思うよ。

トーテムポールみたいに。

ナマコさん。
どうして そんなに?

(ナマコ)うん。

私と おんなじだから。
(みか・新)えっ?

スミレちゃん
家族 いないみたいだよ。

やっぱりね。
言えてないんだ。

こんなに 仲いい 2人にもね。

(ナマコ)幾つになっても

乗り越えられない壁って
あるんだね。

≪(子供)ハンバーグ。
≪(母)ハンバーグか。

何ハンバーグに しようか?
(子供)チーズハンバーグ。

(ナマコ)私には ジルバがいたから
何とか やってこれた。

でもさ スミレちゃんは

これから先 また 一人で
仕事 探してと 思うとさ

ほっとけなくてさ。
スミレちゃんに

何かあったら お店においでって
言っといて。

お客さんとしてじゃなくて
いいから

ナマコと 話しにおいでって。

ナマコさん 優しい。
(みか)うん。

(ナマコ)別に 優しいわけでは
ないんだけどさ。

でも いつも
思っちゃうんだよね。

こんなとき ジルバだったら
どうするんだろうって。

(ナマコ)ジルバが
私にしてくれたこと

少しは 誰かに
お返ししなくちゃって。

私にとって
お母さんみたいな人だったから。

(滝口)チャームポイントなんだからね。
(ナマコ)大事なのよ ここ。

あっ。 滝口さん。
ダンス いっちょ 踊っちゃう?

(滝口)いっちゃう?
(ナマコ)いっちゃおうよ。

(ナマコ)マスター。
曲 お願いします。

(幸吉)OK。

[お店では いつも 明るくて
面白い ナマコさん]

[昼の顔は 別人のようだった]

[エリーさんが
そうだったように…]

[もしかしたら ひなぎくさん]

[きら子ママ]

[マスター]

[お客さまにも
別の顔が あるのかもしれない]

「みかちゃん
お元気ですか?」

「先日は 全快祝いを
ありがとう」

「こちらは だんだん
寒くなってきたので

マフラー とても
うれしかったです」

「神在月の今 出雲大社は

神事に集まる 参拝者で
にぎわっています」

「長い間 あなたにも
ご心配 かけました」

「でも もう 大丈夫」

「そう 言える日が 来たことに
感謝しています」

「ことしの 年末年始は
帰ってくるの?」

「久しぶりに お会いできるのを
楽しみにしています」

「母より」

≪(物音)

(スミレ)あっ。
(みか)あっ。 どうしたの?

今日 有給じゃ?
(スミレ)ちょっと

忘れ物 思い出して。
(みか)あっ。

(スミレ)何 それ? 紅葉?

(みか)ああ。 母がね 手紙…。

ああ。 手紙に 挟んできた。
(スミレ)手紙とか 書くんだ。

(みか)私は 書かないけど 母は
時々。 全快祝い 送ったからさ。

(スミレ)孝行娘だね。
(みか)そんなんじゃないよ。 全然。

(みか)あっ。 今日さ 昼間に
ナマコさん 来てたよ。

(スミレ)嘘。 何で?

(みか)スミレちゃんに
よろしくって。

また 遊びに来てって。
(スミレ)そう。

(みか)ねえ?
(スミレ)うん?

(みか)いいの? ホントに。
(スミレ)何が?

(みか)退職のこと。

(スミレ)一応 退職金も
余計に 出るみたいだし

失業保険 もらいながら
次の仕事 探す。

(みか)でも…。
(スミレ)いや ホント。

みんなに 心配してもらうほどの
ことでもないし。

力仕事とかだったら
結構 あるんじゃないの?

その気になれば。

♬~

♬~

スミレちゃんは
辞めることないのに。

♬~

(スミレ)みかちゃん。
会社 辞めるって どういうこと?

私も 今 聞いた。
どうして?

課長。 どういうことですか?
また リストラ?

(前園)そういうことではなくて
これは 村木からの…。

また 希望退職とか
退職何ちゃらとか

また 言うつもり?
(みか)いや。 違う。

そういうんじゃなくて。
(スミレ)私が 辞めるからって

何も みかちゃんまで
付き合わなくて いいから。

(みか)だから 違うってば。
聞いて。

これは ホントに 私の希望。

前から 考えていたこと。

私 会社 辞めて

田舎に帰るって 決めたから。

どうして 教えてくれなかったの?
どうして?

もう 嫌だ。 どうして
みんな いなくなっちゃうの?

スミレちゃんも。 みかちゃんまで。
どうして こういうことになるの?

[私の心の中で 何かが
ぷつんと 音を立てて 切れた]

もう これ以上 言い訳なんか
聞きたくない。

みんな 一生懸命 働いてきたのに。

自分たちで できることを
何でも やってきたのに。

そういう人たちさえも
守ってくれないの?

何で あんた ここに来たの?

みんなを 引っ張っていくのが
課長でしょうが。

この年になって
怒鳴って 公私混同して

みっともないかも しれないけど

ホント あんたには
愛想が尽きた。 最低。

新。 ちょっと 落ち着けって。
落ち着けない!

次々と 仲間が
いなくなっていくんだよ。

どうして?

(中村)あのう。

お取り込み中 申し訳ないんだけど
課長。 ちょっと いいですか?

(前園)はい。 はい。
何でしょうか?

(中村)これ 私たちで
署名を集めたんですが。

チームリーダーを 慰留してもらうことは
できませんか?

(遠藤)私たち パワハラなんて
された覚えも ないし。

(中村)そんなことで 浜田さんが
辞めさせられるなんて

納得できないのよ。 だから 何とか
本部に 掛け合ってもらうことは。

(遠藤)浜田さん。 辞めないでよ。
(中村)そうよ。

駄目よ。 辞めたりしちゃ。
(一同)浜田さん。 辞めないで。

(スミレ)みんな。

(前園)あのう。
そのことについてなんですが…。

(遠藤)何!

(前園)勝手なことをして
申し訳ありませんが 実は

これ まだ 提出してません。

(前園)パワハラについては
誤解だということを

本社の人事に 説明してきます。

私に できるのは
それくらいですが

何とか 交渉してみます。

(前園)
ですので これは いったん

浜田さんに お返ししても
よろしいでしょうか?

♬~

はい。 お願いします。

(前園)皆さん
おはようございます。

[前園課長が その後

どう 踏ん張ったのかは
定かではないが

スミレちゃんは
リストラを 免れた]

[だけど…]

村木みかさんに 一言 ご挨拶を
お願いしたいと 思います。

[みかちゃんは
自ら 退職を決めた]

皆さん お世話になりました。

(みか)どうぞ
体 大切にしてください。

あと ケガと 病気に
気を付けて。

今日まで ホントに
ありがとうございました。

♬~

(前園)村木。
(みか)何?

(前園)頑張れよ。 元気でな。

(みか)あんたに 言われたくない。

(みか)前園も 首になんないように
気を付けて。

会社は いつ 何するか
分かんないから。

(前園)だな。

(みか)でも あんたは
大丈夫だと 思うけど。

村木に 言われたくないよ。

(前園)たまには 顔 出せよ。
(みか)うん。

(みか)って 普通は
言うんだろうけど

たぶん もう 二度と
ここには 来ないと思う。

東京に来てからの 22年の中で
一番 つらい 3年だったから。

じゃあ。

(みか)ああ。 前園。

ありがとね。 スミレちゃんのこと
守ってくれて。

見直したよ。

では 乾杯。
(一同)乾杯。

みかちゃん お疲れさま。

(スミレ)みかちゃん 元気でね。
(みか)ありがとう。

(きら子)みかさん。
お疲れさまでした。

ありがとうございます。
皆さんも ありがとうございます。

(ナマコ)はい。
はいはい はいはい。

座って 座って。
(みか)何?

(ナマコ)ジャック アンド ローズ名物
ナマコの スペシャルケーキです。

どどどどどーん。 ばっ!
だあ!

(みか)えっ? すごっ。
ナマコさんが 作ってくれたの?

(ひなぎく)ナマコが作る ケーキは
超 おいしいのよ。

(エリー)何なら
ろうそく 立てる? 40本。

用意 あるのよ。
この店は 何十本でも。

また そういうことを。 もう。

それと これは 私たちから。
お餞別。

ホントに?
えっ? ありがとう。

何? ちょっと待って。
うれしいんだけど。

ちょっと待って。
えー。 ちょっと。

(一同)何だろ? 何だろ?
(みか)うん? 何だろ? えっ?

カワイイ。 ちょっと待って。
何 これ? 部屋着?

私 よそ行きにする。
あと 20歳 若ければ。

(エリー)あら。 私だったら
外 着てっちゃうわよ。

(ナマコ)そうよ。
全然 OKでしょ。 これぐらいね。

(みか)ありがとう。
スミレちゃん。 アララ。

私も 人生後半戦ですけど

皆さんの若さを 目標に
これからも 頑張ります。

ちょっと 今 何て 言った?

(一同)40で 後半戦?

何 言ってんの? あんた。
40なんて まだまだ 序の口よ。

これからの あなたには

もっと 色々なことが
起こるでしょう。

楽しかったり うれしかったり
悲しかったり つらかったり。

でも それが
これからの あなたの人生。

笑って 踊って。
(ひなぎく)転んだら また起きて。

40。 50。
(ナマコ)60。

(ひなぎく)70。
(せきばらい)

(幸吉)80。
その先も。

さあさ お酒 飲んで おいしい
ケーキを いただきましょう。

で その後は…。

村木みか。 40歳。
シジミの島根に 帰ります。

♬~

(ナマコ)何? すごい。 もう。

まあまあまあ。
あの方 何やってたの? 今まで。

(エリー)いっそ
この店で 働いたら?

それは できません。
お母さん。 待っててね。

[その日の みかちゃんは

それまでの
やりきれなかった思いを

一気に 吐き出すように
はじけとんでいた]

(幸吉)あの お嬢ちゃん
マザコンだったのか。

みかちゃん 母一人 子一人で

お母さんに
苦労 掛けたみたいなんです。

だから 田舎に戻って
親孝行したいって。

それぞれ 事情は 色々だね。
はい。

[マスターの 言うとおり

名もない 私たちの
一人一人に

それぞれの物語がある]

[歴史には 埋もれてしまう
普通の人たちにも…]

[そうですよね?
ジルバママ]

ねえ? どうして 決断できたの?
会社 辞めるの。

勇気 いったでしょ?
(スミレ)うん。

(みか)うん。 そうだね。

不安がないって 言ったら
嘘だし

この先 何も 当てがないって
思ったら ホントは 怖い。

でもね うーん。

欲とか 見えとか 不安とか

全部 取っ払って
自分に 聞いてみたの。

「みか。 本心では
何がしたいの?」って。

そしたら 答えは
田舎に帰って

お母さんと 一緒に
暮らしたいだった。

そっか。
(みか)うん。

もう 東京は いいかなって。
うん。 何か 踏ん切り ついた。

でも 負けて
帰るわけじゃないって…。

それだけは そう 思いたい。

勝ちとか 負けとか

そんなふうに くくらなくても
いいんじゃないかな?

(みか)うん?

最初っから そんなものないって
思えばいいんだと 思う。

(みか)何か 今

しみじみ アララの すごさを
感じた気がする。

そんなんじゃないけど。

私は 生まれたときから
ぼんやりした人生だったから。

みかちゃんみたいに
優秀じゃないし

頑張り屋さんでもないし。
だから そう 思うの。

でもね 今 3人で
こうやって 話して

楽しくて 幸せって 思えれば
よくない?

だね。
(みか)かもね。

もしかしたら
それが 一番 幸せかも。

ちょっと わびしい感じも
なくはないが。

(みか)それも よしってか。
もう 40だしね。

(スミレ)あのう。
恥ずかしいこと 言っていい?

(みか)何?
また 酔いがさめるような

爆弾発言とか やめてよ。
(スミレ)えっ? うん。

私さ 40になって こんな 友達が
できると 思わなかった。

だから すごく うれしい。

♬~

私も。
私も。

(みか)乾杯。
(一同)乾杯。

(みか)「スミレちゃん。 アララ。
昨日は 送別会 ありがとう」

「ホントに 楽しかった」

「たくさんの 元気と 勇気を
もらえました」

「2人には
感謝しかありません」

「これから 飛行機ではなく

鉄道を乗り継いで
島根に帰ります」

「秘密にしてたんだけど
実は 私 軽い 乗り鉄で」

乗り鉄って 知ってた?

(スミレ)知らない。
でも 絶対 「軽い」じゃないね。

(みか)「大学に受かって
上京したときは

早く 東京に行きたくて

飛行機で あっという間に
着いてしまったけれど

帰りは
東京での 22年を思いながら

大好きな鉄道を 乗り継ぎ
ゆっくり帰ろうと 思います」

(みか)「さよなら。
ホントに ありがとね」

「2人の幸せを 祈ってます」

何か さみしいね。

(スミレ)いいね。
帰る場所が あるって。

♬~

(みか)あっ。 お母さん?
みか。

うん。 のんびり 帰るよ。 うん。

でもさ きっと もう
近所の噂だろうね。

東京から 逃げ帰った
40の娘。

(母)噂なんて 風だよ。
噂なんて 風。

そう。 帰ったの。
みかさん。

はい。 何だか 気が抜けちゃって。
えっ?

心に ひゅーっと
風が 吹き抜けるみたいに。

恋人を 失ったみたい。
ホントですね。

でも これから 私も リストラ勧告
受けるかもしれないし。

そうしたら どうしたら
いいのかなって。

うちの専属に なっちゃえば?
えっ?

私たちは
それでも 構わないのよ。

ウエルカムよ。 ねっ?

ねえ? コウちゃん。
ああ。 OKよ。