[新]にじいろカルテ #1/医者だって人間じゃん?―いま戦うすべての人へエールを。[字] …のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

[新]にじいろカルテ #1/医者だって人間じゃん?―いま戦うすべての人へエールを。[字]

高畑充希×北村匠海×井浦新が、山奥のポツンと診療所でシェアハウス…!?岡田惠和脚本でお送りする“秘密”を抱えたぽんこつドクターの、笑って泣けるチーム医療ドラマ。

◇番組内容
山奥にポツンと佇む虹ノ村診療所にやってきたドクター・真空(高畑充希)。ツナギにグラサン姿の外科医・朔(井浦新)と、優秀だが小うるさい看護師・太陽(北村匠海)と一つ屋根の下で暮らすことになるのだが、彼女にはある“秘密”が…?―医者も患者も、人間だから。全然スーパーじゃないドクターたちは、時に泣き喧嘩しながらも熱く命と向き合っていく。岡田惠和脚本でお送りする、笑って泣けるチーム医療ドラマが幕を開ける!
◇出演者
高畑充希、北村匠海、安達祐実、眞島秀和 ・光石研・ 西田尚美、泉谷しげる、水野美紀、井浦新
◇脚本
岡田惠和
◇演出
深川栄洋
◇主題歌
藤井風『旅路』(HEHN RECORDS / UNIVERSAL SIGMA)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】三輪祐見子(テレビ朝日)
【プロデューサー】貴島彩理(テレビ朝日)、松野千鶴子(アズバーズ)、岡美鶴(アズバーズ)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/nijiiro/
☆Twitter
 https://twitter.com/nijiirokarte
☆Instagram
 https://www.instagram.com/nijiirokarte/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

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キーワード出現数ベスト20

  1. 霧ヶ谷
  2. 次郎
  3. 日出夫
  4. 氷月
  5. 先生
  6. 大丈夫
  7. 本当
  8. 雪乃
  9. 久志
  10. 携帯電話
  11. お前
  12. 着信音
  13. ハハハハ
  14. 高村
  15. 雷鳴
  16. 看護師
  17. 駄目
  18. 部屋
  19. 自分
  20. 診療所

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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(救急車のサイレン)

お願いします。

(紅野真空)こちら お願いします。

(救急隊員)30代男性
意識レベル20 血圧132の74。

問題ないと思われます。
オーケー。 ありがとう。

骨折 なさそうです。
はい。

(看護師)入ります。

はい わかりました。

(高村)ゆっくり
横になってください…。

尿管結石ではないかと…。
(高村)私もそう思う。

確認するぞ。
わかりました。

(医師)交通事故の患者 来るぞ。

レベル 悪いそうだ。
着いたら すぐFASTだ。

準備 急げ!
(看護師)はい!

♬~

♬~

(高村)何 ニヤニヤしてんの?

すいません なんか嬉しくて…。

嬉しい? 何が?
いや…。

ここが 私が生きていく
職場なんだなと思うと

なんか嬉しくて 誇らしくて…。
(高村)へえ~…。

結構大変だったんで
ここまで来るの。

そうか。
あっ あの

頭部CT 問題なかった
頭痛の患者さん どうしますか?

(高村)任せる。
はい。

よし…。

あっ ごめんなさい…。

(看護師)先生 どうしました?
ごめんなさい 全然…。

すいません すいません…
あっ… 大丈夫です 大丈夫です。

ちょっ… ごめんなさい。

(荒い息)

本当に…。

ちょっと…。

(荒い息)

(高村)自分で どう診断する?

多発性筋炎… 皮膚筋炎ですか。

(高村)俺も同じ診断だ。

そうですか。

うん…。

どうしよう… 参ったな。

(高村)とりあえず しばらく休め。

あっ ちょ…
ちょっと待ってください。

いや ああ… そういうわけには
いかないんです。

いかないんです 私。

あの…
休んでる場合じゃないんです。

働かせてください。

うち だって 別に…

医者だから お金持ち
とかじゃないし。

あっ そうだ… あの 奨学金だって
返さないといけないし。

だって…。
(高村)悪いが…

うちに必要なのは 患者じゃない。

♬~

♬~

(携帯電話の振動音)

♬~

(すすり泣き)

(一海)いらっしゃいませー!
(平太)いらっしゃいませ!

(一海)こちらへどうぞ。
(平太)いらっしゃいませ。

(平太)はい どうぞ。
あざっす。

(一海)もう 大丈夫?
うん。

ねえ ちゃんと食べてんの? ねえ。

母の事 よろしくお願いします。

(平太)えっ? ああ…
いやいや こちらこそ。

ハハハ…。
(一海)フフフフ…。

何よ? もう… どうしたの?
うん?

ううん 別に。

おいしい。
(戸の開く音)

(一海・平太)いらっしゃいませ!
(男性)2名で。

(平太)2名様!
はい ありがとうございます。

(雷鳴)

(雨の音)

(霧ヶ谷 桂)はあ…
あっ あっ あっ… ああ!

いやあ 参った 参った 参った。
ああ… いやあ 参った!

(霧ヶ谷)べっちょべちょだ。
べっちょべちょ。

ああ… あらら。

ねえ。 ハハハ… ふう…。

はあ… よいしょ。
いやあ 参った!

(霧ヶ谷)いやあ…。

あっ…。

おお…!

ああ…。
(霧ヶ谷)ハハハハ…。

へえ~… 東京でもね。 へえ~…。

まあ 見えるか 東京でも。

虹はいいねえ。 きれいだねえ。
ヘヘヘヘ…。

でも 雨が降らないと
虹は見れないから。

ハハ… なんちって!
ハハハハハハ…!

ハハハハ… ごめん…。

わ… 私ね 虹ノ村っていうとこの
役場で働いてるの。

うちの地域で取れたものとかをね
お店で…

置いてもらってる店が
すぐそこ 曲がったとこにあるの。

ハハハハ… なんつうの?

商品のアピールなんかを
しに来ててね。

アハハハ…!

これ うちの村で取れたリンゴ。
はい。

どうも…。

(霧ヶ谷)ハハハハ…。
あっ 見た目は悪いけどね

味は普通。 ハハハハハハ…!

よくある話だけどね

村おこしっていうの?
頑張ってるの。

でも まあ
成果はさっぱりだけどね。

日本中の町や村が
やってるからねえ…。

あっ 大変大変。

予算がないから
泊まれないし 鈍行なのよ。

新幹線とか駄目。 ハハ…。

あっ 言わない?
「鈍行」 今どき。

「鈍く行く」って書くの。
ハハハ…。

やだよね。 乗りたくないよね。

ハハハハ… じゃあね。

♬~

普通。

♬~

うわ… ダサっ…。

内科募集中…。

♬~

♬~

(バスおじさん)
「虹ノ大橋 渡りましたら

虹ノ村に入ります」

「バスの揺れにご注意ください」

(バスおじさん)「次は
空を持つ柱前 空を持つ柱前」

「お降りの方は お知らせください」

「空を持つ柱前 通過します」

「次は 森の守護神前」

「森の守護神前になります」

「お降りの方は お知らせください」

「次は 山の目ビューポイント」

「山の目ビューポイント前に
なります」

「右手に見える山をご覧ください」

「大きな目が
私たちを じーっと見ています」

「山の目ビューポイント
通過致します」

(笛)

(蒼山太陽)朔先生!

もう時間ですよ!
遅れちゃいますよ!

(浅黄 朔)わかってるよ!
うっせえな 本当に…。

そんな急ぐ事ねえだろうが。

大体な こういうのは

遅れて行ったほうが
大物感があっていいの!

あの そういう事 思ってる時点で
小物なんですけど。

ああ~ なんか言ったか?

言いました!
もう一回 言いますか?

もういいよ。 わかった わかった。
ああ そういう事ね。

はいはい はいはいはい。

はあ~ 何 ボケッとしてんだ?
ほら 行くぞ!

遅れちまうぞ。
はあ?

「次は終点 虹ノ折返所」

「虹ノ折返所になります」

「本日は ご利用頂きまして
誠にありがとうございます」

ありがとうございました。

「ありがとうございます」
ありがとうございました。

おおっ…。

お気をつけください。
はい。

(バスおじさん)出発~!
あれ?

(蝉の鳴き声)

こんにちは。

♬~(アコーディオン)

(拍手と歓声)

♬~『にじ』

♬~

♬~「ひかりが さして
みあげて みれば」

♬~「ラララ」

♬~「にじが にじが」

♬~「そらに かかって」

♬~「きみの きみの
きぶんも はれて」

♬~「きっと あしたは
いい てんき」

♬~「きっと あしたは
いい てんき」

♬~「きっと あしたは
いい てんき」

(霧ヶ谷氷月)
イエ~イ! 上手 上手!

(霧ヶ谷)紅野真空先生 ようこそ!

(拍手)
あっ…

ありがとうございます。
(霧ヶ谷)ありがとう ありがとう!

本当に 来てくれてありがとう。
嬉しいよ!

あっ 今ね 指揮してたの
うちの妻!

ありがとう! もう
ようこそ! 来てくれて。

(霧ヶ谷)いやあ 嬉しい。
東京行って先生に会えたのもさ

あれ 運命だなあって。

ほら 虹が作ったご縁だもんねえ。

確かに そう…。

(緑川日出夫)なんだよ なんだよ
なんだよ 子供じゃねえかよ。

だよなあ…。
大丈夫なのか?

「私 失敗しませんから」とか

そういうんじゃ
なかったのかよ。

大病院の
派閥争いに負けた奴とは

思えねえな ありゃ。

死んだ人間の声が聞こえる
ってのは本当か?

科捜研出身って
俺 聞いたんだけどよ。

科捜研か…。
うん。

(橙田雪乃)かわいい~。

(橙田晴信)そうだね。
(雪乃)かわいい。

かわいい~。
(晴信)雪乃 雪乃 雪乃。

(カメラのシャッター音)

(霧ヶ谷)というわけで 我が
虹ノ村村議会と致しましてもね

この先生を
全員でお迎えしてですね…。

(緑川 嵐)はいはい もういいよ
いいよ! 話が長い 長い…。

(霧ヶ谷)ここから
面白い事 言うんだけどな。

(嵐)面白くないから
もう大丈夫よ。 ねっ。

はい 私ね 緑川嵐。
かっこいい名前でしょ。

一応 役場に雇われていて

診療所の村の窓口 私だから
なんかあったら 私に。 ねっ。

見てのとおり きれいで優しい
お姉さんだから。 ねっ。

この子は日向。 かわいい~。 ねえ。

さっきは ありがとう。

(嵐)アハッ 照れちゃって。
かわいい。

(嵐)えーっと…

先生 先生 後ろ 見て。
はい。

(嵐)この人たちが
愉快な村人たちだから!

まあ おいおいね おいおい。

「おいおい」ってなんだよ。
おい! おい!

紹介しろよ お前。
十把一絡げな感じはなんなんだよ。

(嵐)おいおい
もう そんな時間ねえよ。

よし よし。
(話し声)

(嵐)ちょっと 遅い…。

痛いって! もう…。
(嵐)遅いよ。

だってさ こいつが もう
ちんたらちんたら してんだもん。

(朔・太陽)はあ~!?
(嵐)もういい。 わかった。

もう 先生 来てるんだから。
早く自己紹介して。

えっ? えっ…。

えっ… あっ。

おあ~! よく来たなあ!

待ってたよ。
はい…。

あの 内科医の紅野と申します。

外科医の浅黄だ。 よろしくな!

で ついでに
こいつは看護師の蒼山。

どうも お願いします。
どうも。

ついでに? ついでにですか?
うるさいよ。

皆さん よろしくお願いします。

(拍手)
(霧ヶ谷)イエ~イ!

いやあ 本当に嬉しいよ。
俺の勘に狂いはなかった。

声かけて よかったよ。
やっぱ 運命 感じたの。

この先生は
この村に来てくれる人だって。

アハハハッ… ねえ?
(嵐)もういい。 わかったよ。

痛っ! 力 強いんだよ お前。
痛いんだよ こいつ。

力 強いのよ。 そんなんだからね
旦那にも逃げられるって…。

うるさいよ!
(霧ヶ谷)痛っ 骨折れるだろ お前。

いいじゃない。 ねえ?
外科の先生と内科の先生

そろったんだからねえ。

(日向)ねえ~。
(氷月)やっと そろったよね~。

俺 いつか言おうと思ってたからね
俺 本当 いつか言おうと…。

(雪乃)よろしくね。
あっ… はい。

(雪乃)あっ 私 あの…

この店の看板娘なんだって。

人妻らしいんだけど
見えないでしょう?

でも そうらしいの…。

「らしい」?
うん。

(晴信)ああ… 村では
店は ここだけだから。

コンビニとか…。

(一同の笑い声)
ない ない ない。

あっ 面白い…。

(雪乃)遊びに来てね。

あっ 結局 来る事になるんだけど
ここしかないらしいから 買い物。

「らしい」?
うん。

(晴信)まあ… そういう事。
ああ じゃあ

そろそろ診療所のほう
向かいましょうかね。

だな。
あっ はい。

よっ…! ちょっと ちょっと
ちょっと 太陽くん 駄目だ これ。

これ ちょっと 一人じゃ
もう絶対無理! 絶対無理!

いっせーの…!
フンッ! すっげえな これ。

何 入ってるの? これ。
よいしょ。

あっ 痛っ…。
重い。

何? これ。

ここですか?

ここが診療所で

私が住むのも ここなんですか?
そうなんですか?

えっ? えっ… ああ。 ああ。

そうですけど…。

嫌だったか? こんなボロい家。

話が違うとか…
そういうあれか?

素敵…。

(荒い息)

えっ… やだ 最高。 どうしよう。

えっ どうしよう…。
えっ 中 見たい!

おお… おう おう。
これ 洋館?

あっ 昔の学校だ。
そう そう そう!

マジで初めて見た! すごっ!

うわあ…。

ここが待合スペース。

で 俺がいつもいるのが ここです。

へえ~。

で あっちが診療スペース。
よいしょ…。

あっち?

失礼します。 ああ…! フフッ。

ここが内科の診療室ですね。
はいはい はいはい。

すっご。

で あっちが外科です。
こっち? よいしょ。

失礼しま~す。

まあ 機器は
最新とは言えないんですけど

それなりに充実はしてます。
うん。

もし 見てみて なんか
足りなかったら 教えてください。

村の予算会議に出して
買ってもらいます。

わかりました。
そんなに大きい額は

買えないんですけど 一生懸命
予算つけてくれてますんで。

でも 古いかもしれないけど

なんか すごい丁寧に
手入れされてますね。

だろう?

俺ですよね? やってるのは。
らしいな。

(舌打ち)

あっ… 生活スペースも見ますか?

あっ 見ます!
行きたい! 見たい。

ここがトイレですね。
へえ~。

そして…。
なんか いい感じ。

ここからはスリッパになります。

はあ… すごっ!

すごっ!

どうぞ。
ああ すいません。

ええ~! ちょっと…。

ここが我々の共同スペースですね。

へえ~!

キッチンも…。
で キッチンダイニングですね。

ああ すごい。
ええ どうしよう… どうしよう。

ちなみに…。
はい はい!

ここ 俺が造ったの。
へえ~!

すごい。
(舌打ち)

あっちは?
そこ 俺の部屋です。

あっ そうなんですね。
で あっちが朔先生…。

そっち 俺ね。
へえ~。

私の部屋は?

3階の はしごを上った
一番上の部屋です。

行きたいです。
行きますか?

行きたいです。

♬~

ここが先生の部屋です。

あの… あっ ここが
私の部屋ですか? 本当に?

本当に。
えっ…。

♬~

おおっ… おお すごい。

あの 私は どこで寝るんですか?
ここ?

あっ 上です。

上? これ 上っても?

どうぞ。

あの… ちょっと すいません。

一人にしてもらっても
いいですか?

ん…? うん。

はい。 じゃあ ごゆっくり。

(はしごを下りる音)

キャ~ッ!

えっ… ヘッ!

(においを嗅ぐ音)
フフッ…。

ああ~! ヒヒヒッ…。

うわあ~!

(たたく音)

キャ~ッ!

やいやい やいやい…!

お気に召して頂いたようで。
だろうな。

上も俺が改装したって
もちろん言ったよな?

いいえ。

(机をたたく音)

なんで言わねえんだよ!

自分で言えば
いいじゃないですか!

いやらしいだろ それは!

人に言わせるほうが
いやらしいですよ!

そうかな~…?

それは なんか…。

言ってる事が
めちゃくちゃだよな…。

うーん… 参った…。

ここにいたいなあ…。

(真空の声)嘘だしなあ…。

でもなあ…。

えいっ…。

ふう~…。

虹か…。

ごめんなさい。 お願いします…。

(受信音)

うわあ… 早っ。

(氷月)ありがとうね。
(女性)ご苦労さまでした。

(氷月)
さようなら バイバイ。 またね。

じゃあね。

偉かったでしょう? 子供たち。
ああ よかった。

ねっ 頑張って練習したからね。
うん。 じゃあね~。

ハハハ… だな。
はい さようなら。

ああ よかったよ
いい先生 来てくれて。

27歳だっけ?
ああ そうだっけ?

あんな感じか 27の女の子。
えっ?

まあ あれぐらいの子がいてもさ
おかしくないんだよね 私たち。

ハハハハハ…!
あっ そうか。

だな!
(2人の笑い声)

あの… 夕方までさ
時間あるよな?

だよな。
だよなあ。

(日向)なあ!
(嵐)アハハ… まねしたの?

駄目だからね 診療所行ったら。

一応 開くの
明後日からなんだから。

えーっ!
えーっ! じゃないよ。

わかってんだよ
何考えてるか 父ちゃんたちが。

だって だって だって…

俺だってさ
診察してもらいてえもん!

そうだよ。 俺だって
診察してもらいてえもん。

どこも悪くないでしょ!

そんなもん 年寄りなんだから
探しゃあ ある…。

そうだよなあ。
(嵐)探さなくていいの!

(博)じゃあな。
ああ…。

あれ? 帰っちゃった。
ああ…!

よいしょ…。 ねえ 雪乃。

カツ煮もできてるからさ
お願いしていい?

雪乃…?

雪乃… 雪乃…。

雪乃ーっ!!

(大泉)
《新しい暮らしの機能として》
うん。

《「タント」が
まさに 人と人をつなぐ 入り口になる》

やはり「タント」だ。
<ダイハツ NEW「タント」>

<フェア開催>

♬~ 想い出は モノクローム

♬~ 色を点けてくれ

<フェア開催>

(夫)
<妻が妊娠。 わが家は自給自足を決意した>

まずは井戸だ!

<水は出なかった。
しかし僕の心には火がついた>

<牛を飼い 稲を植え…>

<鶏を飼った>

自給自足 サイコー。
(妻)はぁ…。

<石を削り 布を織り 時は流れた>

<そして ある日 力尽きた>
これだけ…。

<というわけで わが家の自給自足は

電気だけ
ということになった>

<電気を自給自足する家。 大和ハウス>

雪乃ーっ!!

(雪乃)はい。

何? どうしたの?

変なの。 寂しがり屋さんか?

(チャイム)

うん。

いいですか?

あっ ちょっと待ってくださいね。

はい。

手書きメモですか?

あっ… これが好きなんです。

はい 大丈夫です。
はい。

えー じゃあ まず
村の構成というか

人口分布について
いきたいと思います。

はい。
まず 総人口が170…。

ねえねえ 終わった?
…はあ?

いや 今からです。
これからです。

なんで?

なんで ここに?

ああ…。

あとで 資料 送っときます。
あっ ありがとうございます。

えっと…。

ああ… 田舎暮らし最高! 素敵!
みたいな?

憧れ! とかさ。 とか…
それか それか…。

あっ 無医村で頑張る先生に
なりたい! みたいな?

それ? それ?
まあ はい… はい そうです。

おお…。 そっか そっか そっか。

いいよな。
はい はい。

ちなみに
こいつは なんでかっていうと

お母さんがね…。
いや ちょっと待ってくださいよ!

えっ… なんで 俺の事を
あなたが言うんですか?

いいだろ? 別に。

よくないです。 よくないですし
あの… お母さん関係ないです。

いや まあ…。
そ… そうだっけ?

俺 お前の事 大体知ってるよ。
あっ じゃあさ じゃあさ…。

俺ね 俺の事さ
お前 言っていいから。 なっ。

だって ほら お前 俺の事 大体…。
知らないし

本当の事 言ってるかどうかも
わからないですし

大して興味を持ってないです。

持ってよ! もっと 俺に! ねえ。

フフフ…。

あっ わかった! じゃあ
この際 はっきりさせとくよ。

医師と看護師の関係って
いったら…。

勘弁してくださいよ!

どうせ 看護師は女房役とか
思ってるんでしょ?

それとか
自分たちはピッチャーで

看護師はキャッチャー
みたいなさ…。

冗談じゃねえよ!

いや 言いたい事
目ぇ見ればわかるとか

そんなん ないですし。

あと お断りします。
俺は あんたの女房役じゃない!

アイコンタクトお断り。

必要な事は
言葉で言ってください!

だってさ 俺…
無口な外科医だし…。

誰が無口なんだよ!

はい…。 あっ はい!

アイコンタクトお断り 了解です。

あっ…
おっしゃる事は納得しました。

ありがとうございます。
泣いちゃった…。

僕は… いや 私は…

俺は… えっと…

全部 自分でやりたい
タイプなんです 仕事を。

誰かと共有するんじゃなくて。

自分に自信があるから
なんですけど 仕事の。

あの… それができると思って
ここに来ました。 はい。

素敵です。

ありがとう…。

真面目か。
いや 真面目ですよ。

ふざけた理由で来ませんよ
あなたみたいに。

この人は 医者とかじゃなくて
なんか もう

田舎暮らしとか 畑とか
やりたくて来たんですよ。

それだけの理由で。
へえ~。

うん…
まあ そういう事にしとくか。

自分で言ったんでしょうが!

(ため息)

真面目だなあ…。

真面目すぎるよ 太陽くん。

いいか?

患者さんも そうだけど

語る言葉っつうのは
全てが真実とは限らないんだぞ。

わかるか?

わかりますけど それは…。

まあ 人の道は それぞれだし…。

理由なんて
なんだっていいか。 なっ。

自分で質問したんでしょ…。

あっ! そうだ そうそうそう…。

なんかさ 月一回 東京に
戻らないとならないんだって?

あっ…。
えっ なんで?

なんで? それ。 なんで?

あの~…。 あの… えー…。

母親が 一人で あの…
介護とか いろいろ…。

すみません。

ああ… へえ~…。
えっ それ なんか 大変だな…。

あっ 全然 全然。
あの… すみません。

大丈夫? 大丈夫?

いや 本当 俺たちでよかったら
本当 なんでも言ってね。

なんでもするから。 ねっ。

ん?
どうもーっ!

びっくりした…。
あっ アハハ…。

ああ 暑いね~!

あ~…。
どう? 大丈夫そう?

はい。 あっ いや…。
あっ 何がですか?

一応さ 心配でさ 役場としては。

女の子じゃない?
真空先生は。

で 男2人と…。
あっ ありがとう!

一緒なわけだしさ…。

ねえ。 考えたわよ。

先生だけ
うちに泊まってもらおうかとか

私も ここに来たほうが
いいんじゃないかとかさ。

えっ? あっ…。

何よ?
何 嫌そうな顔してんのよ!

お前 それは失礼だろ…。
いやいや 別に そんな…。

(嵐)ちょっと!
サングラス取りなさいよ!

はい。 あっ…。
家の中で…。 『西部警察』か!

すいません 本当に ちょっと…。
すいません…。

『西部警察』気取りか!
違うんです。 その なりゆきで…。

一応ね ほら
大きく くくれば

イケメンの部類に
入るとは思うしさ

ちょっとドキドキしちゃって
やりづらいみたいな事さ ない?

あっ ああ…
そういう 男と女的な…?

あっ…。

あっ 全然大丈夫です。
全然? ハハハハ…!

あ~…。
そっか そうだよね。

(嵐)しゃべると 結構
残念な感じだもんね 2人ともね。

はい。
「はい」だって。 ハハハハ…。

落ち込んでんじゃないよ。
おいで ひな!

よし! よいしょ! さあ…。

行こっか。
んっ?

(次郎)おーい できたか?

(氷月)あっ もう来ちゃった!
(霧ヶ谷)おお 来たね 早いね!

(次郎)ハハハハハ…!
(日出夫)できてるね。

(氷月)もう ちょっと!
(晴信)まだ駄目 まだ駄目…!

これ 絶対 みんな喜ぶぞ これ…。

ああ… これは 本当うめえ。
ハハハ…。

いやあ 楽しいよ。 なあ。
ハハハ…。

♬~「今日は
みんなで酒が飲めるぞ」

なんてな…。

あっ あっ…。 ああーっ!

(転落する音)

なんなんですか?

あの 診察の準備とか
まだ いろいろ知りたい事あるし。

真面目か!
ええっ? そ… そうですよ!

不真面目か!
そうですよ!

(嵐)まあまあ まあまあ…。
怖い この人。 なんだ これ…。

(嵐)今日だけ 今日だけね。
今日だけ?

先生に開けてもらおうか。 ねっ。

はい じゃあ…。 うん。

(クラッカーを鳴らす音)
(次郎)おお~!

(氷月)あれ?
(雪乃)あっ…。

(霧ヶ谷)なんだ? 今の。
(氷月)なんで入ってこない?

あっ… なんで?

みんなが こっち向いて笑顔で
怖い…。

あの… サプライズっていうかさ。

えっ また?

(日向)おしっこしたい。
おしっこしたい? どうしよう!?

(日出夫)おい!
(次郎)おい!

(嵐)入って 入って…。

(クラッカーを鳴らす音)
(嵐)ごめん… こっち こっち…。

(霧ヶ谷・次郎)イエーイ!

(氷月)はい 行こう 行こう…。

(霧ヶ谷)座って 座って!
(次郎)かわいいぞ この野郎!

(雷鳴)

先生のお名前 覚えた?
うん 真空先生。

わあ~ すごい!

すごい。

真空先生。
ねえ 偉いね。

好きなんだね。
僕も覚えたよ。 真空先生。

もういいよ!

なんかさ…

俺らの時と
だいぶ違わない? これ。

ですよね…。

なんか 俺の時なんか
本当に微妙で。

えっ 看護師 男なの!? はあ~…
みたいな。

もう 何回も言われました。

言われてた 言われてた!
最高だった!

おかしくないですから。
笑いすぎですよ。

やべえ! 面白え!
思い出した 思い出した。

面白くないよ 別に。

だから そういう話じゃなくてさ
よかったって言ってんの。

よかったっていう話よ。

だってさ みんなさ
内科の先生 待ってたのよ みんな。

そうね。

外科の先生だけ いてもらっても
あれだしな…。

それでさ みんなさ
診察して いろいろ話してさ

それで 薬もらって帰るの
好きなの 年寄りはさ。

だから 本当に…。

ですよね。
「ですよね」じゃねえよ!

(次郎)真空ちゃん 真空ちゃん…
真空ちゃんはさ…。

ちゃん付けで言うなよ お前!
先生付けろよ。

真空ちゃんはさ まだ独身でしょ?
独身です。 はい。

彼氏は?

彼氏は いないというか
それどころじゃないというか…。

あっ ちなみにさ 俺も独身。
ばあさん死んじゃったから。

ハハハハハ…。

笑ってるけどね 次郎さん
それ セクハラだからね!

アウトだからね!
じじいだからって

許される事じゃないんだからね。
はい ちゃんと謝罪してください。

(次郎)どうもすいませーん。

(日出夫)おっかしいなあ…。
どうしたの? 日出夫さん。

(日出夫)ん? 博が来ねえんだよ。
(霧ヶ谷)えっ?

(日出夫)
どうしちゃったんだろうなあ。

畑見るって帰っただけなのによ。

そうなんだ…。 電話 出ない?

(日出夫)出ねえんだよ 電話よ。
いくら電話してもよ。

(雷鳴)
うわあ!

やめてー! 太陽くん 助けて。
行かないで!

(携帯電話の着信音)

(雷鳴)
(携帯電話の着信音)

(携帯電話の着信音)

そんで いた? 博。

ああ そう…。

そうなんだ。 悪かったね。
それじゃ どうもね。

はい ありがとう。
(次郎)いねえか?

はあ~… いねえってよ。

(舌打ち)
おかしいなあ…。

光吉んとこの息子によ

ちょっと 家見てきてくれって
頼んだんだけどよ。

近えからよ 一番よ。
(嵐)そうなんだ…。

家にいないとなると…。

(嵐)忘れて
どっか行っちゃったとか?

それは 絶対ねえよ。 あいつと俺は
70年の付き合いなんだけどよ

それは 絶対にない。
(氷月)どういう事?

(日出夫)あいつが
タダ酒を飲みに来ないなんて事

あり得ねえんだよ。
それは あり得ない。

絶対に ないの。
本当に あり得ないんだからね。

これは断言するけど
絶対に ありません!

異論は却下!
(次郎)…だな。

そうなの?

そうだね…。

(雷鳴)

おお~…。
(次郎)日出夫ちゃん 電話。

もう一回 電話!
ああっ…。

(携帯電話の着信音)

なんだよ こんな時に…。

(携帯電話の着信音)

(雷鳴)
(携帯電話の着信音)

ほい。
あざっす あざっす…。

(嵐)畑のほう…
家には いなかったんだもんね?

畑ね?
(日出夫)畑 畑。

(携帯電話の着信音)
(霧ヶ谷)気をつけてな。

(携帯電話の着信音)
えっ えっ? 次郎さん? 違う?

あっ 俺です 俺です。
(霧ヶ谷)誰?

(携帯電話の着信音)

あっ まじょたく君でした…。

なんだよ あいつ!
なんだよ もう…。

まじょたく君って
宅配便のお兄さん。

1人でね 請け負ってるの
この村。

いろんなもの頼むと
買ってきてくれるんだ。

へえ~。

えっ? 博さん!?

(次郎)何? 何?
(日出夫)えっ!

ああ… はい はい。
わかりました はい。

あの…
崖の下に落ちちゃったみたいです。

はっ!? おいおいおい
どういう状況だよ? おう…。

右足? 出血は?

意識ないのか!?

えっ!
うん…。

体温 低いらしい。
すいません。

もしもし? はじめまして
内科医 紅野です。

はい… あっ あの 体の状態
どんな感じですか?

はい… わかりました。

ありがとうございます。
すぐ行くんで。 はい。

ありがとうございます。
失礼します。

あの 位置情報が
スマホに届くので…。

あと あの… 私も
かっぱを借りてもいいですか?

(嵐)ある ある。
(雪乃)じゃあ これ…。

(携帯電話の通知音)
あっ 位置情報 来ました。

ありがとうございます。
ちょっと 男手 もう1人 誰か!

(日出夫)俺が行く 俺が行く!
いや 無理 無理 無理!

診療所で お待ちください。
危ないだろ! そんなの。

診療所で お待ちください。

お前ら
生半可な気持ちで行くなよ 絶対。

気をつけろよ!
山をなめるな! 山を。

(次郎)だったら…。

お前が行けよ!

(嵐)そうだよ!
(霧ヶ谷)いや… いやいやいや…!

「いやいや」じゃねえ。
俺は だって 救助した事ないもん。

(氷月)いいから いいから
早く助けてあげなって。

(嵐)なんか 役に立てるでしょ!

あの…
外科の部屋 わかりますよね?

(次郎)わかる わかる!
(嵐)わかる わかる。

ちょっと… 暖めといてください。
暖房最大で!

お湯も沸かしといて…。
お湯ね お湯。

(嵐)だって 停電だよ?
(次郎)石油ストーブ…!

ああ~… 滑るな。

(霧ヶ谷)おい 自転車があった!

まじょたくさん?
まじょたく!

(霧ヶ谷)まじょたく!
どこだよ!

まじょたく!

下りますか?
下りる?

まじょたく! 博さん!
まじょたくさん?

(まじょたく君)
ここ ここ! こっち…。

(霧ヶ谷)あそこ… ほら ほら!
(まじょたく君)ここ!

(雷鳴)
まじょたくさん!

足元 気をつけてください!

(まじょたく君)
博さん 博さん! 来たよ。

博さん!
(まじょたく君)助けに来たよ!

博さん!
博さん!

博さん 聞こえますか?
博さん 大丈夫ですか?

上で温めよう。
はい。 運びます?

血 止まってない! 上 運ぶぞ。

急ぎましょう!

(氷月)着いた!
(ドアの開く音)

(氷月)暖房 暖房…
暖房わかる?

(次郎)部屋 暖めなくちゃ…。
(日出夫)ああ そうか そうか。

暖房のスイッチ わかる?

次郎さん ストーブ
どこにあるか知ってる?

どこだ? 納屋は どこだよ?

ここに下がってるだろ この野郎。

ありがとうな まじょたく!
(まじょたく君)いやあ そんな…。

素晴らしい処置でした。

(まじょたく君)
ありがとうございます。

研修 受けてたんで。
へえ~。

あっ!

すいません。
朔先生に頼まれた本が…。

おお おお!
どうした どうした…?

流されちゃった!
何やってんだよ お前!!

泳いで取ってこい!
馬鹿野郎が!

気にしないでください!
ありがとうございまーす!

何 勝手にオーケー出してんだよ!

うるさいな!
今 それどころじゃないですよ。

お前… おい お前…!

博さん! 博さん!

博さん 頑張れ! もう少しだ。
博さん!

(霧ヶ谷)救急箱 ここ置くよ!
(氷月)嵐 今 お湯沸かしてるから。

ありがとうございます。
40度くらいで すぐ お願いします。

どいてください。
どいてください!

(霧ヶ谷)ほら 出て… 出て 出て!

待合室で待っててください。

邪魔だよ!

博さん 大丈夫ですか?

体温 測りますね。 博さん…!

♬~

(体温計の電子音)
(霧ヶ谷)博さん!

32度。 低体温症です。
ああ やっぱり!

点滴ですか?
33度から35度でいきましょう。

はい。
(霧ヶ谷)博さん!

(氷月)あっ お湯!
お湯持ってきた。

ありがとうございます。
ありがとうございます。

そこの上で温めて。

はい ありがとうございます。

あんまり急激にやると
不整脈 出るかもしれないので

ゆっくり…。

はい 博さん 点滴しますね。

(霧ヶ谷)見える?
ありがとうございます。

霧ヶ谷さん 手元 明かり。
(霧ヶ谷)はい。

(霧ヶ谷)見える?

わあ~…!

洗浄縫合するぞ。 洗浄 手伝って。
はい。

(霧ヶ谷)うわ~ 博さん…!
大丈夫ですよ 博さん。

(霧ヶ谷)うわあ…! これ…。

博さん アレルギーは?
破傷風 打ってる?

あっ!

おい 集会所によ
発電機なかったか?

え~?

ああ… あった。
あった?

持ってくっか!
持ってこよう。

(携帯電話の着信音)
ちょっと待ってね。

(嵐)あれ? 何? どこ行くの?

(次郎)ヘヘヘ… ランプ ランプ。
(嵐)ランプ? えっ?

はい もしもし?

あっ 青木のおばあちゃん
どうしたの? んっ?

えっ! えっ お風呂で?
えっ どう…。

先生! 先生!

はい なんでしょう?

(氷月)久志くんっていう
7歳の男の子が

お風呂で
気を失ってたみたいなんです。

なんか のぼせて
様子が変らしくて…。

あの それ 保護者の方ですか?

あっ いや 久志くん
おばあちゃんと2人暮らしで。

で おばあちゃん
足 悪いんですよ。

(嵐)ご両親 東京で働いてて
たまにしか帰ってこないのよ。

ああ わかりました…
すぐ行きます。

ちょっと待っててね。

朔先生 ちょっと出ます。
ああ オーケー。

俺も行きます。

大丈夫です。 縫合のほうを…。
わかりました。

はーい。

ああ… お願いします!
停電になっちゃって。

久志が お風呂で寝ちゃって…。

(氷月)おばあちゃん!
おばあちゃん 大丈夫だった?

久志くん! 久志くん?

(氷月)久志くん 大丈夫?
久志くん 体温 測るね。

(氷月)久志くん!
(霧ヶ谷)しっかりしろ 久志!

久志くん 起きてよ!

はい。 はい…。

(氷月)久志くん!
(霧ヶ谷)久志!

久志…。
(体温計の電子音)

あっ 40度… 熱中症確定ですね。

40度も…!
(霧ヶ谷)どうする? 先生。

診療所に連れて行きます。
あっ じゃあ 洋服…。

ああ 大丈夫です。
体 温めたくないので。

よいしょ… よいしょ。
(氷月)気をつけてよ!

久志くん 大丈夫かな?

(発電機の起動音)
(雷鳴)

うっ 肩… 肩…。

♬~

よいしょ…。
はあ はあ…。 よいしょ…。

次郎さん…。

ありがとうございます。

もらいます。

♬~

(日出夫)おい… 死ぬなよ 博!

博よお… ふざけやがってよお…!

お前が死んだらよ 俺
どうすりゃいいんだよ お前!

(次郎のすすり泣き)
(嵐)よしなよ 父ちゃん。

(日出夫)駄目だ 駄目だ 駄目だ…。
後悔しちまうよ

お前が死んじまったら
俺は後悔しちゃうからさ

生きてるうちに言っとくけどよ…。

お前な あのさ あのさ
あの… こ… 高校ん時よ

お… お前が惚れてた
あの… あの 小百合ちゃんな

お前には あの その…
やめろと言ったけどよ!

実は! 俺と…。 ごめん!

(嵐)なん… なんだ それ!

ほいからよ
あの… それから…

新島に旅行に行った
あの こずえちゃんな

お前 連絡取ったけど
連絡来なかったって

落ち込んでたけどよ
実は あれも…

俺がよ…。 ごめん!

最低だな お前。

俺 謝ったからな。
謝ったからな…!

恨むなよー! 恨むなよ…。

お前 なんかあるだろ お前も。
なんか言え。 お前もあるだろ。

(次郎)ないよ。 最低だよ お前は!

(雷鳴)
ああ~!

はい もしもし。

あ… マジか…。

はい…。 はい わかりました。

ど… どうした?
熱中症です。 体温40度なので。

えっ?
内科の部屋 冷やします!

おいおい… マジかよ おい!

新しい氷です。

(日出夫)ほら!
はい… はい お待ちどおさん!

(霧ヶ谷)ほら 持ってきたよ。
(嵐)えっ すごい すごい!

てっちゃんの奥さんが
よろしくっつってた。

本当に? まだ起きてた?
(次郎)ああ 起きてたよ。

(霧ヶ谷)犬にほえられた…。
(一同の笑い声)

どうなんだ? 具合は!
(嵐)今ね 落ち着いたみたい…。

あっ 開いた!
本当? よかったね。

どう? どう?
このぐらいあれば足りるかな?

ああ ありがとうございます。
容体も落ち着いてます。

ああ そう。

(氷月)先生 あの…
この子 ちょっと寒そうです。

震えてる。 このままじゃ…。

体を冷やさないと危険なんです。
体温を下げないと。

(氷月)でも…。
信じてください。

はい…。

(鳥の鳴き声)

えっと… 36度4…。

110の64。

脈拍80。

おお…。

(くしゃみ)

シーッ。 シーッ。 寒っ…。

35度8…。

上が136 下が87…。

脈拍64。

っしゃー!
っしゃー!

よし…!

ちょっと ちょっと ちょっと…
みんな こっち こっち…。

こっち来て こっち来て…。
来て 来て。 早く!

円陣 円陣…。 円陣 組みたいの。

いや 俺 組んだ事ないですよ。

せーの…。
よっしゃー!

よっしゃー!
よっしゃー!

やったー! やった! 復活した!

太陽くん 大好きー!
うわわわわ…!

(日出夫)なんだよ…。 えっ?
(次郎)どうした?

(日出夫)おっ おっ… やったの?

大成功ー!
(次郎)うわあ~!

(霧ヶ谷)えっ 大丈夫だったの?
(日出夫)ガヤさん!

わあ~!
よかった よかった!

俺 すごいね。
あんた 最高だ。

(日出夫)あっ… 博! 博!
(次郎)博!

(日出夫)おい 博! おい…
起きろ 起きろ 起きろ 起きろ!

ちょっと ちょっと…!
(日出夫)起きろ 博~!

ちょっと…。 あっ 起きたよ
なんか言ってる 言ってる…。

酒… 俺の酒 どうした?

ハハッ… 酒…!
酒!? 酒…!?

よっ 治った! よっしゃー!

おはようございまーす!
(霧ヶ谷)来た来た 来た来た…!

大丈夫だった?

大丈夫だったんだってよ!

うわあ~!

♬~

♬~

まじょたく いたなあ 忘れてた。
あいつ どこ行ってんだ?

(日出夫)あいつは?
(次郎)いつも忘れてるよね。

ちょっと…。
(氷月)何? えっ?

(日出夫・氷月)えっ?

(日出夫)真空先生?
(嵐)何…? えっ 何?

(すすり泣き)

ごめんなさい…。

えっ 何? ど… どうしたの?
何? 何?

私…

嘘をついてました…。

ごめんなさい…。

私は…

病気を持っています。

抱えて… 生きています。

多発性筋炎という難病で

今の医学では
完治する手立てはありません。

症状が進行していくと 日常生活が
送れなくなる事があります。

免疫が落ちていくにつれて
肺炎とか 合併症とかを起こして

亡くなってしまう可能性がある
病気です。

5年生存率は 60パーセントから
80パーセントぐらいで…。

なので 月に一度
東京に戻らなきゃいけないって

母の介護でって言ったんですけど

嘘でした…。

私の検査で…。 すいませんでした。

ずっと…

ずっと お伝えしなきゃって
思ってたんですけど

採用を取り消されたらどうしよう
と思って 言えなくて…。

ごめんなさい…。

あっ…。 いや…
いやいや いやいや… そんな…。

でも 私 働きたくて… なので…

ここにいては いけませんか?

ここで生きていては
いけませんか?

私 もう
ここしか居場所がないんです。

お願いします…!

いいんじゃねえの?
(霧ヶ谷)えっ?

医者で患者か… ああ…。
最強じゃん! なあ?

ですね。
ああ。

(日出夫と次郎の笑い声)

(霧ヶ谷)いやいや いやいや…
いやいや いやいや…。

マジ ない。 それ マジ ない。

ハハハハ… それ ない。
ハハハハ…。

これは 返事するのは
この私だっていうかさ

やっぱり この村でさ
私が あれなわけだしさ…。

ああ ああ~。
そっか そっか そっか。 失礼~!

軽っ。 軽っ 軽っ。
何? それ。 えっ?

で!? どうなの? 早く!

(霧ヶ谷)いや 「どうなの? 早く」
ってかさ…。

(嵐)はっきりしなさいよ!
(氷月)どうなの!?

ハッハッハッハッ…。

問題ないに決まってんじゃん
そんなの!

(氷月)フフッ… よく言ったー!

(拍手)

いいんですか?
私… ここにいて いいですか?

(霧ヶ谷)「いていいんですか」とか
じゃなくてさ

いてください!!

(泣き声)

(日出夫)なんだ なんだ
泣くなよ おい お前よ。

俺は てっきり

医師免許持ってねえのかと
思ったじゃねえかよ 馬鹿野郎!

(次郎)俺はさ

「未来から来たんです」なんて
言うのかと思った!

(氷月)違う 違う!
ごめんね。 ごめんね!

♬~

(嵐)あれれ… どうした?

♬~

(嵐)わあ~!
(氷月)おっ!

(嵐)きれいだね~!

(雪乃)わあっ!

(日出夫)おお おお…。

(氷月)行列だよ 診療所。

具合悪くねえのによ
行くんじゃねえぞ お前。

来てみたくてね。
頼ってくれてるのが嬉しくて。

ちゃんと食べろ。 もたねえぞ。

(次郎)胸が…!
(日出夫)死ぬんじゃねえぞ!

ちゃんと怒られろ。
(晴信)守ってやれなくてごめんな。