[終]にじいろカルテ #9/さよなら真空先生-ありがとうずっと大好き。[字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

[終]にじいろカルテ #9/さよなら真空先生-ありがとうずっと大好き。[字]

ついに倒れてしまった真空(高畑充希)を、涙を浮かべ必死に処置する朔(井浦新)と太陽(北村匠海)。人生雨あり虹あり-果たして虹ノ村診療所の3人が迎える結末は…?

◇番組内容
医者だって人間じゃん?―“秘密“を抱えて山奥にポツンと佇む虹ノ村診療所にやってきたドクター・真空(高畑充希)は、ツナギにグラサン姿のヘンテコ外科医・朔(井浦新)と、優秀だが小うるさい前髪ぱっつん看護師・太陽(北村匠海)と一つ屋根の下で暮らすことに…!全然スーパーじゃないドクターたちは、時に泣き喧嘩しながらも熱く命と向き合っていく。岡田惠和脚本でお送りする、笑って泣けるチーム医療ドラマ!
◇出演者
高畑充希、北村匠海、安達祐実、眞島秀和 ・光石研・ 西田尚美、泉谷しげる、水野美紀、井浦新
◇脚本
岡田惠和
◇演出
深川栄洋
◇主題歌
藤井風『旅路』(HEHN RECORDS / UNIVERSAL SIGMA)
◇スタッフ
【ゼネラルプロデューサー】三輪祐見子(テレビ朝日)
【プロデューサー】貴島彩理(テレビ朝日)、松野千鶴子(アズバーズ)、岡美鶴(アズバーズ)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/nijiiro/
☆Twitter
 https://twitter.com/nijiirokarte
☆Instagram
 https://www.instagram.com/nijiirokarte/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

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キーワード出現数ベスト20

  1. 霧ヶ谷
  2. 太陽
  3. 大丈夫
  4. 真空
  5. 真空先生
  6. 西川
  7. 雪乃
  8. 佐和子
  9. 氷月
  10. 一同
  11. 絶対
  12. 日出夫
  13. 全然
  14. お前
  15. 頑張
  16. 今日
  17. 朔先生
  18. 晴信
  19. 藤田
  20. 本当

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気の配信サービスで見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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(浅黄 朔)
よく来たなあ! 待ってたよ。

(霧ヶ谷 桂)
紅野真空先生 ようこそ!

(紅野真空)ここが診療所で
私が住むのも ここなんですか?

素敵…。
やだ 最高。 どうしよう。

ここにいたいなあ…。

私… 嘘をついてました…。

私は… 病気を持っています。

医者で患者か… 最強じゃん!
(蒼山太陽)ですね。

なんか変な感じ。

自分と同じくらい 自分の体の事
知ってる人がいるなんて。

俺よりも太陽だろ。

あいつ 絶対に真空先生を
悪化させないって本気だからさ。

こんな気持ち 初めてで…。
この3人でいたいんです。

君の事もさ 朔先生の事もさ

ハグしてさ チューしたいって
思うぐらいさ 大好きだよ。

病気が悪化して
動けなくなったって

絶対 離してやんないんだからな
馬鹿太陽!

(嗚咽)

(霧ヶ谷)
ハハハハ… ハッ ハハッ…!

いい家でしょ? ねえ。
若い人に使ってもらいたくてね。

ハハッ… よいしょ。

えーっと 12番ね…。
よいしょ。

じゃあ これ あの… 鍵ね。
はい。 うん。

あっ いろいろ
説明とかしなくていいかな?

ああ… そう? うんうん。

じゃあ あの…
よろしくね 今日から。 ねっ。

(藤田浩二)よろしく…。

(霧ヶ谷)あっ トイレとかわかる?
うん そう…。

あっ 火 大丈夫? うん…。

あっ そっち 居間ね。
うん うん…。

(緑川嵐の声)えっ? 例の
「村を仕事場にプロジェクト」の人?

うん そうなんだよ。

(橙田雪乃)へえ~。
で 全然しゃべんないんだ。 全然?

うん。
でもね 悪い感じじゃないの。

全然 いい奴なんだよ。 フフッ。

大丈夫なの? その人。
ちゃんと調べたの?

うん 大丈夫。
俺の勘に間違いないから。

この3人だって
大丈夫だったでしょ?

えっ?
えっ…?

ちょっと待って! 何? それ。

まあ そうか。
おい! えっ!?

うるさっ!
ハハハハハハッ…!

私は あんまり
強く抗議できないといいますか…。

ああっ… ああ そうだよな。
嘘つきだったもんなあ!

ええ そうですね! はい。
そうだよな!

なんか… よくわかんないけど
あれですか?

なんか 村が…
誘致するって事ですか?

(霧ヶ谷)
ああ… まあ そうなんですよ。

あの… 村に こう
空き家がいっぱいあるんですよ。

そこに なんだろう…
移住してきて頂いて

そこを 仕事場とか作業場とか
研究所…?

まあ そういうのに
利用して頂ければいいなと思って。

なるほど。

それ 霧ヶ谷さんが考えたの?
えっ すごいね!

まあ それ テレビ…
えっ ラジオ?

あっ いや 噂だったかな?

まあ そういうので聞いて
ちょっと まねしてみた。

なんだ そうだったの!?
(霧ヶ谷)いいじゃん!

ハハハハッ…!

ねえ どう?
「のどじまん」の練習 順調?

(霧ヶ谷)おっ きた!
(氷月)教えな~い。

だって ライバルだも~ん。

(嵐)ほう そうきますか!

真空ちゃん 何 ほほ笑んでるの?

真空ちゃんも
申し込んであるからね。

えっ?
出たいって言ったじゃん。

「のどじまん」来るの。 予選あんの。

え~… 頑張ります。

あっ 言ってましたね。

そうなの? そうなの?
そんな事 言ったの?

言ったわ。
本当に?

(嵐)あれ? 両脇の2人も
一緒に申し込んであるからね。

診療所チームとして
申し込んであります。

えっ? えー…!
えっ 俺… 俺も!?

(嵐)そうだよ 当たり前じゃん!
何言ってんの?

えっ… えーっ!?
(雪乃)楽しみだね~。

楽しみじゃないです。 もう…。

(虫の鳴き声)

(鳥のさえずり)

(目覚まし時計のアラーム)

(電源を入れる音)

よーっ…!

たあーっ! とうっ… だあっ!!

ああっ! 痛いっ…!

おお~っ! おお…!

おお~!

おお~っ!

おう おはよう!
おはようございます。

おう おはよう!

お~ そうか。 へえ~。
ああ 今日も私が負けかあ。

私がビリか~ おかしいな。
はいはい はいはい はいはい。

フフフ… フフフフ…!

あれ? なんか 何?
なんか 調子良さそうじゃない?

えっ? わかります?
うん うん。

フフッ… ホホホホッ…!
数値送った。

どれどれ?

(朔・太陽)おお~!

ホホホホホッ…!
(朔・太陽)おおっ!

一喜一憂の…。

(一同)一喜!

一喜~! バアッ!

ハハハハッ…!
ちょっと やりたい やりたい…。

どうやんの? どうやんの?

一喜~! クルクル クルクル…。

バアッ!
バアッ!

はい 楽しい感じで
『にじ』 いきますよ。

おう オッケー オッケー。
1 2 3 4… ジャン!

♬~(一同)「ラララ にじが にじが
そらに かかって」

よし…。

はい できた!
はーい。

これ おいしい!
おいしいですよね。

だよな。
カリフラワーくんのくせに

本当 大したもんだ! うん。

えっ? あっ…。
あ~あ。

きた。 きた。
きた。

どこ行くの? どこ行くの?
いやいや… なんで? なんで?

これ 野菜だし! 野菜!
俺 褒めてるし!

いや ルールはルールなんで。
「カリフラワーのくせに」って

100パーセント褒めては
ないですよね。

え~っ!?

(真空・太陽)
「くせに」頂きました~!

ああっ マジか! マジか!
はい。

(2人)お~っ イエイ!
うわ~~っ!

50「くせに」でーす。
「くせに」でーす。

いやあ 最初から最後まで
ぶっちぎりでしたね。

うん。
うるせえっ!!

さて 私たちの言う事を
なんでも聞いてくださる

という事ですが どうする?

どうする?
どうする?

どうする~?
どうする~?

ああ…
じゃあ いつにする? カツ丼。

えっ 何言ってるんですか?

私たちが決めた事を聞いてくれる
っていう約束ですよ。

カツ丼で済まそうと
すんじゃねえよ。 プッ!

えっ… えっ 何? これは… 何?
これから… 地獄なの?

俺は 地獄を味わうの?
これから…。

あっ じゃあ これ。
あっ これは?

何 何? あっ きた!
怖い 怖い 怖い…!

なんつった? なんつった…?
えっ 何…?

マジっすか? じゃあ じゃあ

こういうのは どうですか?
あの…。

フフフフフッ…!
何に火をつけるの? 何に?

あの… 選んでいいですよ。
いや 選べるか! そんなの!

どっち?
どっち?

♬~(2人)「どっち どっち どっち
どっち どっち どっち…」

あっ あっ…
ああ… 耳が… ああ~!

あれ? あれ? ちょ ちょ…
やめて! もう怖いから!

ああ~っ…
ちょちょちょ…! こっち!!

私!?
うわあっ!!

やったあーーっ!
ああ まあ… 全然いいっすね。

あのさ…。

うん。

くせにポイントなんだけどさ
あれ もうやめない?

もう やだよ 俺。
フフフ…。

だって 俺ばっかじゃん あれ。

つまんないじゃん そんなのさ。

えっ 別に
やめてあげてもいいですけど。

フフフフ…。

なんかね 次のステージに行きたい
みたいなとこ ありますよね。

おいおい 何?
次のステージって。

何? ちょっと興味ある。
いや… まだわかんないけど。

でも あれですよね。 なんか…。
ん? どうした?

ここ最近
割と忙しくないですよね。

ああ… まあ 確かにね。
いい事だけどね。

昨日とか
すっごい暇だったじゃないですか。

いや…! ちょちょちょちょ…
ちょっ ちょっ ちょっ…!

いやいやいや… お前!
駄目だよ お前!

駄目だよ! それ… 言ったら。

駄目?
どうしたんですか?

いや 医療ドラマとかで

「最近 ちょっと暇ですよね」とか
言った途端に

もう 本当に 絶対に
大変な事が起きるから。

もう これ 決まりだから!

えっ 知らないの? それ。
知らない?

なんですか? それ。

ってか… えっ?
医療ドラマとか見るんすか?

見るよ そりゃ。 大好きだよ 俺。
もう それがなきゃ駄目だよ~。

普通 見ないっすよね。

だって 医療の仕事就いて
一日働いて

で テレビつけて医療。
「またかよ!」って

「もう勘弁しろよ!」って
なりません?

ならない ならない。
全然ならない。

「ここ 違うだろ!」とか
「おかしいでしょ それは!」とか

「いや それ なくないですか?」
とか…。 えっ 疲れません?

疲れない。
全然 疲れる意味がわからない。

だって もう
それが楽しいわけでしょ?

「鑷子と鉗子の あっ ちょっと
持ち方違ってる」とかって

ツッコミながら見るのが
もう 最高じゃん!

もう 最高だよ それが!

わっかんねえな~。

ああ~~~~…。

わかったぞ わかったぞ。

ねえ もしかしてさ 太陽さ

看護師が活躍しないから
だから 嫌なんじゃないの~?

ねえ?
(舌打ち)

フフフッ…。

いやいや… とにかく とにかく

「あっ 最近 ちょっと暇ですよね」
とかって言ったら

もう 駄目だから!
絶対に忙しくなるから!

それがドラマのルールだから。

「俺 今日 早く帰ってくるから」
って言ってる奴は

もう 絶対に
早く帰ってこないから。 ねっ?

「俺は大丈夫だから
お前 先行け!」とか言ってる奴は

絶対に大丈夫じゃない目に
遭うから! ねっ?

しかも… しかもだよ?

「もう 私 あの人
超大っ嫌いなんだけどね」

とか言ってる奴は

もう 最終回で
絶対に大好きになるから!

そうだから!!
ドラマ 好きすぎでしょ。

だろ? 俺 すげえだろ?

(ドアの開く音)

(霧ヶ谷)
おーい! お願いしまーす!

ほら 見ろーーっ!!
何がだよっ!!

あっ 今 行きまーす!
ちょっと… あっ 納豆が…。

はい。
何 何 何 何…? えっ 何 何?

よし! はい はい…。
なんですか? これ。

(太陽・朔)休んでろっ!!

♬~

(藤田)ううっ… うっ!
(霧ヶ谷)よし よし! 大丈夫?

ほら…。 太陽くん。
おおっ。

(霧ヶ谷)あの…
ほら 例の移住してきた人。

なんか 書類集めて届けたらさ
なんか うめき声が聞こえて。

それで なんか 歩けないみたい。

えっ? あ… 足痛い? 足痛い?

えっ…?
いや これ 俺のほうかな?

ちょっと…! よしよしよし…。

わかった。
じゃあ お前 ちゃんと あれだぞ

お前 休めよ? なっ。
飯 残すなよ! なっ。

(霧ヶ谷)ハハハッ…
何? どうしたの? 今日。

いや 今日
内科 休診日なんですよ。

手伝うとね 怒るんです。
怖いんですよ。

(霧ヶ谷)へえ~… いいね。
はい。 フフッ…。

おお おお…。

(藤田)ううっ…! ううっ!
嘘っ!?

これ… ねえ ねえ どう痛いの?
いつから?

バーン! ぶつけたとか?
グリン! ひねったとか?

(藤田)いや なんか あの…。

靴下も いっちゃいますね。
うん。

(藤田)あっ あっ あっ あっ…!
いきます。

アイテッ…! ああっ…!

ああ ああ ああ… こりゃ…。
何やってんだかなあ もう。

名前 なんだっけ?
あっ 霧ヶ谷です。

いや わかってるよ!!
いや そっちじゃなくて こっち!

(霧ヶ谷)ああ… 藤田です。
藤田?

藤田さん
何 食べてました? ずっと。

あ~あ もう…。 藤田さん
これ ちょっと触りますよ。

太陽。
はい。

(触る音)
(藤田)ああっ!! ああ…!

いや 骨には異常ないんだよな。
ですね。

(ドアの開く音)
(晴信)すいませーん!!

あれ?

(西川)痛い…!
イテテ… イテーッ!

ちょっと…
ちょっと横になろうかね ここね。

ああっ! ああっ…!

おお おお おお…!
(晴信)すいません!

(霧ヶ谷)ああ…!
どうした? 西川くん!

(西川)す… すいません!
きゃ… 脚立からぁ~…!

またかよ!
(晴信)たまたま通りかかって

落ちるところに。
見事に落ちてた。

貴様は もう乗るな 脚立に!
(殴る音)

(西川)ああっ! イテッ!
触らないの!

触らないの!
(霧ヶ谷)貴様! コラッ!

えっ 何? 西川くん!?
何? 今度は何?

(西川)み… 右なんですぅ~…!

(霧ヶ谷)何が右だ!
右も左もあるか おい!

触んないの!!

右も左もあるかよ!
(霧ヶ谷)いい加減にしろ!

触るな!
なんで あんたが触るんですか!?

はめてやるよ!
しょうがねえな この野郎!

真空先生! お願いしまーーす!!

(霧ヶ谷)真空先生 いいですか?
ああ どうぞ どうぞ。

ここ お掛けください。
(霧ヶ谷)ゆっくり ゆっくり。

ほら ここ座って。

あっ…
このところ 何 食べてました?

(霧ヶ谷)何 食べてたんだよ!?

ポテトチップスとか?
チョコバーとか?

(西川のうめき声)

フフフッ やっぱりね。
はあ~ …ったく!

あっ 上着
お預かりしましょうかね。

(西川のうめき声)

(霧ヶ谷)西川くん うるさいよ!
…ったく!

あっ 霧ヶ谷さん 大丈夫ですよ。

一人で大丈夫か!?
なんとか なんとか… はい。

ああっ…! ああああ…!
ああ 痛い。 痛い 痛い 痛い…。

(霧ヶ谷)
西川くん! …ったく もう!

ちょっと 採血するので
失礼しますね。

(霧ヶ谷)入った!?
入んない!

(西川のうめき声)
(霧ヶ谷)どうすりゃいい!?

押さえて! とにかく押さえる!

これね 痛風ですね。

若い人でも なります。

ジャンクフードとか

尿酸値 高くするものばっかり
食べてると…。

ねえ… 痛風ね つらいですよね。

もう 「風が吹いても痛い」って
書きますから。

あっ そうだ
ちょっと これ こう…

痛み止めのお薬 先 飲めますか?

はい お水。

(西川たちの騒ぎ声)

はい。
じゃあ ちょっと採血します。

失礼します。

まあね 好きなもの食べるなとは
言わないですけど

せっかく この村に来たんだから

おいしいものね
いっぱいありますから。

(西川たちの騒ぎ声)

はい じゃあ
ちょっとチクッとしますね。

失礼します。

(西川たちの騒ぎ声)

はい 採血終わりました。

どうします?
えっ… えっ?

ちょっと ゆっくりしていきます?
ここで。

えっ… はい。

(朔・西川・太陽)あああーーーっ!!
(霧ヶ谷)入った!? 入った!?

はい 頑張って! 頑張って!

はい。
よかったら 食べてください。

どうぞ。

(西川たちの騒ぎ声)

フフッ…。

(西川たちの騒ぎ声)

集中してたらね
そういうふうになっちゃうの

すごいわかります。

私も 試験前とか
そんな感じだったし。

フフッ… ごめんね。
ゆっくり食べて。

お二人さーん!

爆弾おにぎり作りまーす!
具の要望は?

ちょっと 早く!
えっ… ああ どうしようかな。

えーっとね ええ…。

葉とうがらし!
みそ! きゃらぶきーっ!

ツナ! めんたいこ!
梅ダブルで!

おい! しっかり休めよーっ!

了解でーす!

自分は たらこでぇ~~~っ!

(霧ヶ谷)アホかっ!
(たたく音)

あっ…。
えっ?

(西川)あっ… 入った!

すごいじゃん。
うわっ!

たたいただけ。
(ドアの開く音)

(雪乃)ちょっと…!
誰か… 誰か 助けてー!

(霧ヶ谷)雪乃ちゃんじゃないの?
雪乃…? 雪乃!?

(雪乃)ちょっと来て!
お願い お願い! 来て来て来て!

(氷月)あっ… 早く! 早く 早く!

おう まじょたく~! やった!

やった やった やった!
やった! 来た!

やった~! ヘーイ!
(霧ヶ谷)どうしたの?

(氷月)ちょっと…!
やっと来た ペンキ!

(雪乃)ちょっと…
どっか どっか…!

(氷月)早く! 朔先生 早く!
やった! イエーイ!

はい! ご苦労さん!
(氷月)早く 早く!

(まじょたく君)
ご利用ありがとうございました!

なんだよ? お前。
なんだよ? やめろよ お前!

危ねえな お前!
(倒れる音)

ああ… ああっ! えっ 俺? 俺?

えっ ごめん! ごめん!
ごめん ごめん ごめん!

えっ 泣いてる?
ど ど… どうしたの?

言わないんだよ!
でも どっか痛そうで…。

ええ~?
どこだろう?

あああーーーっ! ああっ…!
はい! はい!

木の上から落ちまして 足を…。

木の上?
足?

(まじょたく君の荒い息)

(まじょたく君)ああーっ!
ああ~…。

ああ… これ 折れてるわ。
えっ?

(まじょたく君)アイテテテ…!

(霧ヶ谷)お前 何やってんだよ?

(まじょたく君)だって 木の上に
子猫がいて…。 アイテッ…!

はあ…!
下りられないわけですよ。

助けるじゃないですか 人として。

しかも 黒猫ですよ?
(西川)ええっ!? ええーっ…!

(まじょたく君)助けるでしょ?
まじょたくとしては。

(霧ヶ谷)ハハハハッ…!
黒猫だから? ハハハハハ…!

太陽 開放骨折だな。

えっ じゃあ ここで…?

いやあ~…
隣町に運ぶ時間ないだろう。

ああ… 麻酔の準備 頼む。
はい!

えっ なんすか? 怖い。
まじょたく 手術するぞ。

え~ そんな… 嫌です!
なんも心配する事ねえ。

なっ?
俺が必ず治してやるからな。

(妻)どうした?
(夫)早く帰ってきてください。

シャンプーしてたら 後ろに気配が…。

そういうときあるから。

≪(猫の鳴き声)ニャーオ!

何かいる! 早く帰ってきてください!

無理だよ メキシコだし。

いつ帰ってきますか?
あした? あした? あしたとか?

No te preocupes!

え? ねぇ ちょっと…。
<部屋があなたを守ります>

<セキュリティ賃貸住宅 「D-room」>
おかえりなさい。

ニャーオ!
ひぃ!

ふふっ。 ただいま。
<見学会やります>

(霧ヶ谷)ありがとう ありがとう。
(氷月)ありがとう。

はーい。 はい。

あっ 入れます?
ありがとう。

ねえ 真空先生 大丈夫なの?
ここにいて。

あっ…
手伝うとね 怒られるんですよ。

必要な時は ちゃんと呼ぶから
休める時は休みなさいって。

(一同)ふーん…。
(雪乃)いいね なんか。

いいですか?
(雪乃)うん。

(嵐)わあっ どうしたの?

(晴信)おお… 佐和子さん!
あ~! 佐和子さん!

(霧ヶ谷)佐和子さん!
佐和子さん!

あら 素敵ねえ…。

佐和子さん 佐和子さん。
こんなだったのねえ…。

(嵐)はいはい。

あら 真空先生… 素敵な診療所ね。

あっ… はい。
ありがとうございます。

来てくださったんですね
佐和子先生。

フフフフ…。

(嵐)あのさ 偶然会って
連れてきたんだけど

なんか 様子がおかしくてね。

病院苦手だから行きたくない
って言ったけど

真空先生に会いに行こう
って言って 連れてきたんだけど

手が しびれてるんだって。
ああ…。

そうなんだ。
あっ… ありがとうございます。

佐和子先生。
んっ?

最近 電話が少なくて
寂しいですよ。

あら 嬉しい。
フフッ…。

ごめんね。
いえいえ。

あっ! せっかくだから
ちょっと お体 診ていきますか?

私たち ちょうど 手が空いてるし。

そう?
うんうん うんうん。

あらっ ラッキー 佐和子さん
ぜひ 診てもらったほうがいいよ。

こんなチャンス なかなかないから。
(氷月)うんうん。

あら そう…? そうなの?

うーん… 特別ですよ。
アハハハッ!

あら! そういうの 好き。
好き?

太陽くん ドリル 取って。

はい。

えっ? ドリルって なんすか?

えっ これ 手術ですよね?
改造されませんよね?

ちょっと… 朔先生?

まじょたく。
はい。

静かにしようか…。

(ドリルの音)
えっ なんすか? それ。

えっ? えっ?
ちょっと太陽くん!

太陽くん 何やってんの?
大丈夫だよね? これ。

足 引っ張りますよ。
大丈夫だよね? これ。

太陽くん! えーっ!?

いやいや いやいや いやいや…!

(ドリルの音)
ええっ!? えーっ!

うわーっ!!
(ドリルの音)

佐和子さん。

手が しびれたりとかは
ありますか?

ちょっと取りますね。

うん…。

右手だけね 時々…。

うんうん。

そうですか。 じゃあ…。

ちょっと

私の手を握ってみてもらっても
いいですか?

はい 先生…。
うん。 ギュッて。

ギューッてできますかね?
ギュッ!

うん。 ありがとうございます。

じゃあ 最近
なんか 頭が痛かったりとか

こう フラフラするなあ
みたいな事はありますか?

ああ…。

あったかもしれないなあ…。

ちょっと 横になりましょうかね。

立てますか? 佐和子さん。
はい。

はい どうぞ。
はい ゆっくり ゆっくり。

ゆっくり ゆっくり。

おお~ 佐和子先生だ!

うわ~ 珍しい…。

♬~

佐和子さん 閉めますね。
(カーテンの閉まる音)

降圧剤 投与します。

うん。

どうですか? そちらは。

うん 終わった。
うん。

どうやら 外科医の腕がいいらしい
この診療所。

ふーん なるほど。

「なるほど」じゃないよ。
うん。

大丈夫か?
大丈夫です。

♬~

大げさだな。

フフッ…。

(江口)
<これからは 豊かさよりも
心地よさだと思う>

<その全てが心地いい>

<ニューノーマルで いこう。
ダイハツ「ミラ イース」>

<買うならワンクレ1.5%>

(大泉)
《新しい暮らしの機能として》
うん。

《「タント」が
まさに 人と人をつなぐ 入り口になる》

やはり「タント」だ。
<ダイハツ NEW「タント」>

<買うならワンクレ1.5%>

でも 嵐
よく佐和子さん 連れてきたよね。

(嵐)いや 違うのよ。

日向が最初に気づいてね
病院行こうって言ったのよ。

いやあ でも かっこよかったね
先生たち! ねえ?

かっこよかったな。

なんかさ なんかさ 医療ものの
ドラマみたいだったよね。

(日向)私…。
(嵐)ん?

真空先生みたいになる!

(一同)おお~!

医大か! 大変だな こりゃ!
(晴信)大変だな。

じいちゃんに
頑張ってもらわないとね。

(日向)真空先生みたいに

男2人を従えて生きるの!

(嵐)そこか!

私もやり直したいよ。

この子の父親が
出ていかないようにとかさ。

帰ってきたら どうすんの?

うーん…。

帰ってこなくていいよ。

だって 私 お母ちゃんが一番
世界で好きだから。

お母ちゃんだけがいい。

泣く…。
泣けるな。

泣きます 私…。
かわいい。

おいで。

♬~

(戸の開く音)
ただいま~!

あっ おかえりなさい。
どうでした? 今日。

ちょっと
聞いて 聞いて 聞いて 聞いて!

何? 何? 怖い 怖い…!
俺の処置が完璧すぎるって

もう 隣町の院長に
感心されちゃってさあ!

ハハッ よかったですね。
よかった よかった!

ただいま。
あっ おかえりなさい。

佐和子さん どうだった?
どうだった?

はい あの… お家 戻ったら
落ち着かれたみたいで。

うん。
ひと安心です。

(真空・朔)よかった。
あっ 2人とも 手洗ってください。

(朔・太陽)はーい!
俺 先~! イエーイ!

ちょっと やめろよ
邪魔すんなよ!

いや 邪魔してない。
やめろ やめろ!

喧嘩しないで。
邪魔してないから。

いただきまーす!
(真空・太陽)いただきまーす!

おお~ いい!

うーん!
うん。

おいしい?
おいしい!

めちゃくちゃおいしい…。
あっ よかった。

いや すげえ うまい!

きゃらぶきも うまっ!

なんか 最近 ちょっと 私たち
いい感じですよね。

はい。
いい感じ。

いやいや いい感じどころか
最強でしょ 俺ら。 なっ?

最強だよな?
はい。

最強だよな?
言って 言って。 最強だよな?

うん 最強!
なっ? なあ~?

言わされて…。

でも あれですね
なんか 暇だねって言ったらね

やっぱり
忙しくなっちゃいましたね。

だろ?
あの もう 絶対に言わないです。

どんなに暇でも言いません。
すいませんでした。

おっ 素直でよろしい。 うん。
本当にすいませんでした。

真空先生。
はい。

大丈夫だったか?

あっ はい。
おかげさまで大丈夫でした 全然。

うん そっか。 よかった。
うん。

うまいな これ。

想像を超えて おいしかったです。
本当に? よかった。

お昼より全然おいしいでしょ?
(2人)うん。

♬~(歌声)

なんだい?
その格好でやんのかよ?

はい! なあ?
はい そうです。

なんか
いつもどおりがいいかなって。

そうそうそう いつもどおり。
なるほどな。

でも あるよね 制服の職業の人が
そのまま出るのってあるよね。

あるな。
えっ そんな事あるんですか?

(嵐)あるよ あるある。
あるあるだもん あるある。

あるある…?
え~?

だから 言ったじゃないですか
衣装。

何 言ってんだよ!
そろそろバス来るんじゃねえかな。

(クラクション)

あっ バス来た!
(霧ヶ谷)バス来たって!

バス来た!
来た!

よし 全員集合!
(一同)おーっ!

いいか お前ら! 今からな
みんな ライバルだけどな

虹ノ村を代表して挑んでる
って事を忘れるんじゃないぞ。

鐘が鳴らなかったといってな

金づちを奪って 鐘をたたいちゃ
駄目だぞ!

(嵐)それ 去年の父ちゃんだ。
(一同の笑い声)

よし いくぞ!

(一同)おおーっ!!

よーし!

頑張るぞ!
♬~(次郎)「ボン ボンボン」

♬~(晴信)「アー アー アー アー」

♬~「アー」

太陽くんが 「いいんじゃないすか」
とか言ったからじゃないの!

(クラクション)

(日出夫)まったくよ! ああ~!

ああ~!

(日出夫)あーあ…。

(博)荷物が重いよ。

(青木久志)
うまく歌えなくて ごめんね…。

(日向)ううん 悪くはなかったよ。

なんか…。

すみませんでした。
すみませんでした。

すみません。
すみませんでした。

(霧ヶ谷)えっ? なんで謝るの?

(氷月)そうだよ。 なんで?

いや 皆さん 楽しみにしてたのに
こう… あの…

途中参加というか…。

ねっ?
うん。 なんか…。

村の人間じゃない俺たちだけが
予選通過しちゃって… なっ?

あの…
複雑といいますか なんか…。

(日出夫)誰の事だよ? ああ?

村の人間じゃないって
誰の事 言ってんだよ?

だって 村の人間だろ? なあ?

(次郎)「虹ノ村から来ました」って
言ってたじゃねえか。

言ったけど…。

ありがとうございます。

あっ…。
よし じゃあ… というわけで!

(3人)やったー!

やった やった!
(一同)いやいやいや…。

いやいや
そういう事じゃなくてさ

大体 俺たちは
コーラスが悪かったんだな。

(嵐)はあ?

そりゃねえだろ 日出夫よ。
(日出夫)なんでだよ?

(次郎)あのよ ひでちゃんよ。
(日出夫)なんだよ?

ワンコーラス目
ひでちゃん 歌うだろ?

そのあと 俺ら コーラスな。
(日出夫)おうよ。

その前に カーンって
鐘 鳴っちゃったんだよ!

だよ!
私たち ひと言も歌ってないわ!

(博)そうだよ。
(日出夫)えっ 俺!?

(一同)そうだよ。

いや そういう事か。 いやあ…。
いやいやいや…。

それもあるけどさ 晴信。
(日出夫)えっ?

(霧ヶ谷)壮大にスベってたよな。

(一同の笑い声)

あれがさ 大々的に
放送されちゃうんでしょ?

(一同の笑い声)
恥ずかしいよな。

(晴信)忘れたいのよ!
もう やめて!

(氷月)本番でもさ
ツルンって滑ってさ…。

♬~「ようこそ」
(晴信)やめて!

やめて!

やめて!!

♬~

(うめき声)

♬~

おお~!
(太陽・朔)うわあ~!

すごーい!

やばっ!
なんだ? これ!

マジか!
嘘でしょ?

朔先生… 朔先生!

俺の竜宮城 見て これ!
ドーン!

お先に どうぞ。
いいですか?

はい。
いただきます。

とりあえず まず…。
飲むよね 飲むよね。

うん! うーん!

うーん! うーん!

ああ もう 止まれない。

今 海になった 口が!
口が海になったよ。

そこまで… 海って そこまで…。

(3人)うーん! うまい!

うまい!

うーん!
このサーモン いいね!

どうだ? ほら。
何? 何? カニ? カニ?

それ 大阪にいますよね。
大阪にいる?

うん! うん!
うまい!

もう 刺し身もいこうかな 刺し身。
あっ… ほらほら。

うまっ!

ほら ブリが ブリが…
ブリ 生き返ったよ ほら!

(皿を落とす音)

(箸を落とす音)
お前がさばいたんだろ。

真空先生? 真空先生!?

どうした? どうした?

うっ…。

まずい! 窒息する!
太陽 マギール鉗子!

はい。
うっ… うっ…。

大丈夫だからな。 大丈夫だぞ。

大丈夫 大丈夫。 大丈夫だぞ。

太陽! 早くしろ!

頑張れ! 頑張れ!
大丈夫だからな!

うまっ!

(皿を落とす音)

(箸を落とす音)

♬~

真空先生? 真空先生!?

どうした? どうした?

うっ…。

まずい! 窒息する!
太陽 マギール鉗子!

はい。
うっ… うっ…。

大丈夫だからな。 大丈夫だぞ。

大丈夫 大丈夫。 大丈夫だぞ。

太陽! 早くしろ!

頑張れ! 頑張れ!

朔先生!
ああ! 気道確保!

気道確保!

口 開けろ! もっと開けろ!

よし!

(荒い息)

大丈夫か? おい。
(せき込み)

俺の手 握ってみろ ほら。

(荒い息)
握ってみろ!

もっと強く握れ! ほら!

(荒い息)

朔先生。
ああ。

山ノ医大に搬送します!
ああ。

(せき込み)
なんだ? どうした? 何?

ん?

(荒い息)

佐和子さん…。

佐和子さん… よろしく…。

わかった。 わかった! うん。

あと…。
何?

(せき込み)

ゆき… 雪乃さんが…。

雪乃さん…。

雪乃さん もう… もうすぐ…。

わかった。 わかったから!
俺たちに任せろ! なっ?

もう しゃべるな しゃべるな!

(荒い息)

♬~

♬~

(救急隊員)
山ノ医大病院の救命でしょうか?

連絡が行ってると思いますが

紅野真空さんの受け入れは
可能でしょうか?

もう大丈夫だからな。
安心しろ。 なっ?

(救急隊員)今 虹ノ村診療所を
出ましたので

よろしくお願い致します!

(救急車のサイレン)

(心電図モニターの音)

来ちゃったな この日が。

少し 長い入院になると思う。

わかるよな?

村の診療所で働くのは無理だ。

諦めろ。

そう言われるかもしれない。

まあ… 言われるだろうな。

でも 帰ってこい。

絶対 帰ってこい。 なっ?

いいか?

あそこは お前の家だよ。

絶対 帰ってこい。

なっ? わかったな?

言いましたよね? 真空先生。

体が動かなくなっても
3人でいてやるって

言いましたよね。

約束は守ってもらいますから。

なんで
「はい」って言わないんだよ…。

なんで うなずかないんだよ。
ふざけんなよ…。

俺は 認めないから。

医者でも患者でも
どっちでもいいよ。

真空さんが必要なんだよ。

一緒に生きるんでしょ? 俺たち。

真空先生の負けだな。

(荒い息)

(荒い息)

♬~

…モテモテだ。

ヘヘ…。

♬~

フフフ…。

♬~

♬~

ここ つけたままにしようか。

…はい。

♬~

(ドアの閉まる音)

♬~

♬~

♬~

じゃあ 小田さん お大事に!

うん。 いえいえ…。 またね。

じゃあ 1カ月後
また来るからね!

♬~

(青木敏子)おかげさまで元気です。

そりゃよかった。
いや もう 元気が一番だよ!

ねっ。 ねっ? 太陽くん。
(敏子)ありがとうございます。

じゃあ 血圧 測ろう。
(敏子)あっ はい。 お願いします。

どうした?
(久志)別に。

(ため息)
えっ…。

どうした?

(ため息)

別に。

まあ そうだよな…。

久志。

真空先生のペン やるよ。

朔先生
上が128 下が72 脈拍68です。

はい。

「(不合格の鐘)」
(司会)「ありがとうございました」

「いやあ 残念でした」
ハハハハ…!

(司会)「今の気持ちを
誰に伝えたいですか?」

(博)あり得ないな。
(男性)「お母ちゃん ごめんな!」

「愛してるよ!」
(司会)「ありがとうございました」

(嵐)ありがとう!
ただのノロケだな。

(嵐)あっ 次 うちじゃない?
虹ノ村!

(司会)「では 次は 25番
虹ノ村診療所チームの皆さんです」

(嵐)おっ 来た 来た 来た。
(拍手と歓声)

「えー…」

「25番。 虹ノ村診療所の
医療チーム3人で歌います」

「皆さん つらい事が
たくさん あると思います」

「でも あのきれいな虹は
雨が降らないと見られません」

「えー
皆さんの心の中の雨がやんで

で きれいな虹が
見られますように」

「それでは に… 『にじ』歌います。
フフフ…」

(嵐)すっごい緊張してるよね。
(雪乃)本当。 固まってる。

♬~『にじ』

♬~

♬~(朔・真空・太陽)
「にわの シャベルが」

♬~「いちにち ぬれて」

♬~「あめが あがって
くしゃみを ひとつ」

♬~「くもが ながれて
ひかりが さして」

♬~「みあげて みれば」

(霧ヶ谷)雨が降らないと
虹は見れないから。

♬~(朔・真空・太陽)「ラララ」

♬~「にじが にじが
そらに かかって」

♬~「きみの きみの
きぶんも はれて」

♬~「きっと あしたは
いい てんき」

♬~「きっと あしたは
いい てんき」

♬~「せんたくものが
いちにち ぬれて」

♬~「かぜに ふかれて
くしゃみを ひとつ」

♬~「くもが ながれて
ひかりが さして」

♬~「みあげて みれば」

♬~(3人)「ラララ」

♬~「にじが にじが
そらに かかって」

♬~「きみの きみの
きぶんも はれて」

♬~「きっと あしたは
いい てんき」

♬~「きっと あしたは
いい てんき」

♬~「あのこの えんそく
いちにち のびて」

♬~「なみだ かわいて
くしゃみを ひとつ」

♬~「くもが ながれて
ひかりが さして」

♬~「みあげて みれば」

♬~(3人)「ラララ」

♬~「にじが にじが
そらに かかって」

♬~「きみの きみの
きぶんも はれて」

♬~「きっと あしたは
いい てんき」

♬~「きっと あしたは
いい てんき」

♬~「きっと あしたは
いいてんき」

「(合格の鐘)」

「おおっ おおっ…!」
(次郎)真空ちゃーん!

「すごいすごい すごいすごい!」
「すごい すごい! 本当に?」

(司会)「今 この喜びを 誰に
一番 お伝えしたいですか?」

「えっ 誰だ? 誰だ? 誰だ?」
「えーっと 誰だろう…」

「伝えたい人が いない 俺は」

えー? ハハハハ…。

「私たちを支えてくれた皆さんに
伝えたいと思います」

(司会)「ありがとうございました」

(司会)「とてもいい歌でしたね」

♬~

(拍手)

よっ!
(拍手)

(司会)「はい。 では 次は 26番…」

お薬なんですけど 朝 食後に…。

梅村さん お待たせ。
(梅村)はいよ。

おお 今日も 満員 満員。
みんな 待っててね。

はいはい どうぞ。 よし。

梅村さんは
今日は どうしたの?

じゃあ ちょっと のど 見ますね。
(梅村)よろしくお願いします。

うん。 じゃあ
お口 あーんしてくださいよ。

はい あ~…。
あ~…。

あ~…。

はい 真っ赤です。 はい。

腫れてるね。
そうか…。

♬~

(バスおじさん)
「次は 森の守護神前」

「森の守護神前になります」

(バスおじさん)「お降りの方は
お知らせください」

(バスおじさん)
「次は終点 虹ノ折返所」

「虹ノ折返所になります」

「本日は ご利用頂きまして
誠にありがとうございます」

「お帰りには お気をつけください」

♬~

よっ! 先生。

フフ…。 まさか 世界的有名な
電動車いすメーカーの

社長だったとは。

いろいろ かわいく
デコレーションしてくれちゃって

ありがとう。

最高。

ほい。 フフフ…。

♬~(口笛)

朔さん… 朔さん!

ああ?
来たよ!

わかってるよ!

あのね こういう時はね
待ってないほうがいいの!

そっちのほうが
大物感 出るだろ?

あのね そういうのが
小物って言うんだよ。

びっくりした…。

えっ? な… なんて言った? 今。

小物。 あなたは小物。

お前 もう一回 言ってみろ
この野郎!!

小物だって言ってんだよ!
お前 本当に言うなよ!

お前は小物なの!
俺たちな 友達だけど

俺 先輩だからな!
わかってんのかよ!

この…!

危ねえよ。
ああ 危なっ。 フフフッ。

ただいま。

おかえり。
おかえり。

フフフ…。

すげえ! これ!
何? これ…。

そっちかよ! フフフ…!
何? これ! 初めて見た!

♬~

へえ~! 何? このモーター!

すげえ~!!

(貼り紙を剥がす音)

最新じゃん これ!

激アツ。 やばいよ これ!

絶対 パンクしないやつじゃない?
これ。

うるさいよ!

♬~

♬~

(真空の声)えっと
今日は どうされましたか?

血圧が高いですね。

(氷月の声)先生! 先生!
(真空の声)はいはいはい。

(嵐の声)どうも~!
(氷月の声)ちょっと… 漫才か!

(真空の声)2人とも 大丈夫です。

(太陽の声)どうされました?

(霧ヶ谷の声)
火の見櫓で作業してて

滑って 下に落ちたんだよ。
(日出夫の声)死ぬなよ 博!

(真空の声)
酸素… 酸素を投与しないと!

(朔の声)
なんで 自分で全部言うんだよ!?

ちゃんと怒られろ 俺に!

(太陽の声)隣の村のキャンプ場で
土砂崩れです。

(霧ヶ谷の声)よっしゃー!

(荒い息)

♬~

(真空の声)すごい!
ここが私の部屋ですか? 本当に?

(太陽の声)アイコンタクトお断り。
必要な事は 言葉で…。

(朔の声)わあ 言った!
言いました 言いました!

「男のくせに」って言いました!
わ~い!

(真空の声)夫婦じゃないし!

あっ 3人で写真撮りますか?
(朔の声)いいね~!

(真空の声)病気って 面白い。

病気をしてなかったら
ここに来てなかったわけだし

皆さんに会う事も
一生 なかったわけだし。

(太陽の声)患者としてじゃなくて
仲間に嘘つくな!

♬~(真空の声)「かえるのうたが」

♬~「きこえてくるよ」
♬~(朔の声)「かえるのうたが」

♬~「きこえてくるよ」
♬~(太陽の声)「かえるのうたが」

(朔の声)待って!
やだ! やだって もう!

(真空の声)はい~!
(朔の声)もう やだよ~!

(真空の声)貼りました~。
(太陽の声)悔しいなあ…。

え~っ!

これ… 一体 何があったの?

ちょっと… 俺 あの ゼロなんで。

ゼロポイントです。
何?

「人として いかがなものか!?」
そう。 次のステージ。

次のステージ?
そうそうそう。 次のステージ。

朔さん 勝手につけたでしょ!
これ… これ 何やるの?

俺は ゼロだよ!
勝手につけない…。

ああ…!
やっぱ そうじゃん!

(氷月・嵐)おかえり~!!

え~!
ただいま ただいま ただいま…!

あっ… あの あの…
あの 私

はじめましてなんだけど…。
あっ はい。

(雪乃)あなたは 大好きな
私の主治医の真空先生…。

はい。 よろしくお願いします。

同い年だよね?
いや 違います。

(舌打ち)

変わってない 雪乃さん…!

(雪乃)えっ? えっ そうなの?

なんか 嬉しい…。
えっ… 私 こうなの?

(嵐)うん。 超 雪乃だよ。
変わってない。 全然 もう…!

(氷月)そうだよ! フフフフ…!
(雪乃)え~?

(嵐)…っていうか なんていうか
あの… 大丈夫なの?

あの… 車いす 乗ってなくて。

あっ ああ…
あれは 体力 温存したい時とか

ほら 往診 行く時とかね。
あっ そうなんだ。

おかえり~!
えっ ただいま! ただいま!

(霧ヶ谷)なんで…。

紙で…!
ただいま ただいま。 アハハ…。

♬~

また来ますね! お大事に!

ちょっ… ちょっと待てよ。
早いよ!

♬~

ちょっ ちょっ…
ちょっと待って!

ああっ…!
やだ! 待たない!

あっ! ハハハ…。
ああ~! やばい やばい やばい!

ちょっと待って。
ちょっ ちょっ ちょっ… 冬瓜が!

真空先生! 冬瓜が!

知りませ~ん!

太陽! 冬瓜 持ってきて~!
ハハハ…。

ちょっと待ってください。
待って待って!

ああ 冬瓜が…。 朔先生!
ああ…!

なんで 枕元に現れるんだよ!
(次郎)水虫なんだよ。

(博)かっこよかったんだよ 俺は。
(次郎)でさ ほんでさ

ここんとこがさ…
ここ。 ここ。 ここんとこがさ…。

病気じゃない人は
帰ってください!

アタタタタ…。
おなか 痛え。

あの… 親知らずが…。
(博)すげえ 頭 痛え。

ああ 痛い 痛い 痛い…。
(日出夫)おふくろ!

頭 痛いわ こっちが。

♬~

いただきまーす。
いただきまーす。

ありがとう。

う~ん!

ひと往復で 3つぐらい…。
そうそう そうそう。

フフフ…。
ハハハ…!

「真空先生~!」ってなっちゃう…。
フフフフ…!

無言ご飯ですよ。
そんな事ないよ。

2人で ピクニックとか
したんですか?

大体 してるよ。
全然してないです。 全然。

毎日 にぎやかだったっけ?
フフフフ…。

♬~

あら。 どうして?
そんな事ない。

無言。 無言ご飯。
フフフフ…!