ドラマ やっぱりおしい刑事(4)「宿敵の正体」[字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

ドラマ やっぱりおしい刑事(4)「宿敵の正体」[字]

風間俊介主演!並はずれた推理力で犯人を追い詰めるものの、いつも最後に事態が急転、手柄を同僚に横取りされてしまう“おしい刑事”こと押井刑事の残念な活躍を描く。

詳細情報
番組内容
20年前、灰田(石川恋)の妹が誘拐、殺害された事件の背後に代議士・長宗我部(鶴見辰吾)の影が…。一度は刑事をやめようと辞表を出した押井だが、灰田から個人的な捜査への協力を要請され、宿敵との対決を決意する。すると、ありさ(萩原みのり)が自宅に転がり込んで来たり、イメチェンした来海(白石聖)から気があるようなことを言われたりと、突然のモテ期が…!微妙な四角関係に浮かれながらも、執念の捜査が始まる!
出演者
【出演】風間俊介,犬飼貴丈,白石聖,橋本涼,石川恋,萩原みのり,森本のぶ,山田純大,鶴見辰吾,武田真治,板尾創路,佐野史郎
原作・脚本
【原作】藤崎翔,【脚本】宇田学
音楽
【音楽】田渕夏海

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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キーワード出現数ベスト20

  1. 立川
  2. 押井
  3. 灰田
  4. 長宗我部
  5. 事件
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  12. 大島
  13. 当時
  14. 誘拐事件
  15. 煩悩退散
  16. 絶対
  17. 駄目
  18. 来海君
  19. アリバイ
  20. 灰田君

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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(押井)で? 話って 何?
(灰田)ああ…。

実は この間 毎朝新聞の記者に

20年前の妹の誘拐事件の情報を
もらいまして

その新聞記者の話だと
妹の誘拐事件の首謀者は

長宗我部だというんです。

(長宗我部)謝罪しに来たのか?
いえ。

犯人は 間違いなく あなただ。

誤認逮捕しといて
自分の非を認めないとはな。

それでも 君は 刑事か?

僕は 刑事を辞めることにした。

もう 辞表も出したんだ。 だから…。

検察官だった父が追っていたのは

当時の副総裁の山田利光でした。

そんな中 妹の誘拐事件が発生しました。

山田の圧力だというのは 明白でした。

山田から 手を引くよう促された
父でしたが…。

絶対に巨悪は 眠らせるな。

私たちの威信にかけても
山田を絶対に挙げるんだ。

正義感の強い父は
山田の逮捕に踏み切りました。

そして 妹は 殺されたんです。

(すすり泣き)

当時 山田の第一秘書をしていたのが
長宗我部だったんです。

山田のそばにいたのであれば

長宗我部が誘拐に関与していたという
新聞記者の話は 合点がいきます。

その数年後 山田の裁判で
有罪判決を見届けると

父は 自ら 命を絶ちました。

私は 感情的になりすぎるかもしれません。

だから 押井さんの力が必要なんです。

妹を誘拐した犯人を
捕まえることができれば

今度こそ 長宗我部を追い込むことが
可能だと思うんです。

その長宗我部を 僕は…

一度は 追い込んだ。

だが その大切な音声データを…。

保存。

保存。 (機械音)
保存したよね?

えっ うそ うそ うそ うそ…。
消去!

僕は 間違えて消してしまった。
えっ…。

いや 惜しいというか…
まぬけすぎて 言葉を失います。

僕は 刑事を辞めるつもりだ。

君の役には 立てないよ。

刑事としての押井さんを
必要としているのではありません。

私が 必要なのは
類いまれなる押井さんの推理力です。

このまま負けで終わっていいんですか?

僕は…。
連絡待ってます。

お待たせしました。
カシスオレンジ カシス抜きでございます。

(グラスを机に置く音)

お客様 割れるのでやめてください。

ああ すいません。 お会計 お願いします。
はい。

お二人で 5, 600円になります。
高っ!

えっ だって 2杯ですよね?
はい。

こちらのウイスキー
4, 000円となっております。

あの子 4, 000円もするの飲んだの?
いやいやいや…。

(横出)ういっす~。
おはようございます。 うい~っす。

(来海)押井さんが辞めたら
私 さみしいです。

さみしそうだな。

ああ いや…。

なあ 来海ちゃん。

一回 イメチェンしない?

イメチェン…?

長宗我部議員
総裁選は 立候補されますか?

大本命とされてますが
ひと言 お願いします。

ひと言 ひと言…。

(記者たちの声)

(渡辺)ご苦労さまです。

はあ… 騒ぎすぎなんだよ。

木谷派と大江派は
こちらに ついてくれそうです。

坂井のところは?
まだ 決断しかねてるようです。

坂井が こちらについてくれないと
混戦になる可能性もあります。

なるほどなあ…。

羽堂さん 困ったもんでしてね。
(羽堂)分かりました。

では 坂井を支援している大木場建設に
融資の話を持ちかけましょう。

ありがとうございます。

この勝負を楽しみましょう。

それでは また。
では。

勝負になんてならんよ。

ハハハ… 私が負けるわけがない!
ハハハハハハ!

よいしょ…。

ん?

砂…。

♬~

(ありさ)わっ!
うわ~っ!

やっほ~。
ありさちゃん。

ねえ 私とつきあってみる?

取って食われそうで やだ。
アハハハ ふざけんなよ。

びっくりした?
鍵かかってたのに どうやって入ったの?

大家さんに 彼女なんで
開けてもらえますか
って言ったら

押井君に 彼女できたなんて
うれしいわ
って開けてくれたよ。

セキュリティー ゼロ…。
喉渇いた。

もはや 住人のたたずまい…。

おかしいねえ おかしいねえ。
何か 攻撃的なヒール履いてるね。

あっ 癖だわ。 こう見えても 帰国子女で。
訳が分からない…。 (チャイム)

は~い。
出前取ったの おなかすいたでしょ。

駄目でしょ。
っていうか 今日 何しに来たの?

私 諦めないから。

刑事辞めるんだ もったいないね。

だって… 僕は いっつも いっつも
最後で 間違えるんだよ。

目立ちたいの?

俺が 捕まえましたって
世間に たたえられたい?

あんた気付いてないんだよ。
知らないとこで 誰かを救ってるってこと。

あんただって 誰かの力になってんだよ。

僕が… 誰かの力に?

私は 感情的になりすぎるかもしれません。

だから 押井さんの力が必要なんです。

このまま負けで終わっていいんですか?
連絡待ってます。

もしもし。

妹さんの事件 手伝うよ。

ありがとうございます。

はいはいはい もう店じまいですよ
お客様。

おいで おいで。
おいでじゃない…。 うるさい。

帰ってください。
(あくび) おはよ。

♬~

事件は 20年前の12月8日

深山町にある公園で起こりました。

事件発生時 妹は 私と公園に遊びに行き

何者かに誘拐されました。
これ捜査報告書 見たけど

当時 目撃情報 ちゃんと集めたのかな。

父は 事件発生時は 公にすれば
妹の命が危ないと判断したようで

すぐには 被害届を出さず

捜査一課の課長に
極秘で捜査を お願いしたようです。

捜査が公になったのは
妹さんが亡くなられてからか。

そこで 誘拐事件の現場近くに現れた
犯人の目撃証言から

この立川修造という男が
被疑者として浮上しました。

この立川っていう男を
逮捕できなかった理由は?

身代金の受け渡し当日
立川には アリバイがあったんです。

アリバイ。
私のもとを訪れた新聞記者さんは事件後

数年間にわたって この事件のことを
熱心に調べてくれていたそうで

その人の話によると この立川という男が
長宗我部と つながりがあったそうです。

長宗我部。 相変わらず
きな臭いところで出てくるよね。

事件当時 立川という男は 事業に失敗し

数千万の借金を背負っていました。

しかし 誘拐事件後 たった2年で

その数千万の借金を
返済し終えているんです。

新聞記者さんの調べでは
その肩代わりをしたのが

長宗我部の支援をしている

福徳ホールディングス
だったというんです。

つまり 当時 山田副総裁の秘書だった
長宗我部が

収賄事件を もみ消すために
この立川に金を払って

君の妹さんを誘拐させた。

紅茶でいい?
はい ありがとうございます。

これは?

ああ こちらは 警察が公開した
誘拐現場近辺の防犯カメラの画像です。

そして こちらが
新聞記者さんにもらった

身代金の受け渡し場所から
少し離れたところにある

本町交差点の定点カメラの画像です。

ただ これが 本当に立川なのかどうかは
定かではありません。

(榎下)分かった。
こっちで解析してみるよ。 助かります。

なあ 探偵ごっこなんかやめて
戻ってこいよ 押井。

ごっこじゃありませんから。

あっ そうだ。

当時 誘拐事件を担当していた

大島という刑事の連絡先だ。

今は 警備会社を経営している。

アポは取っておいたから
まあ 話聞いてみるといいよ。

本当にありがとうございます。

大島さんですね。
(榎下)ああ。

まあ 時期が時期だけになあ…。

気を付けろよ。
はい。

(大島)当時は 何もお力になれず
申し訳なかった。

いつか直接 謝罪したいと思ってたんだ。

いえ。
大島さんが謝ることではありません。

逆につらい思いをさせてしまったのでは
ありませんか?

いや… 君や 君の家族に比べれば…。

早速ですが 当時のことについて
お聞きしてもよろしいですか?

ああ。 誘拐事件が発生して

犯人は 灰田さんの自宅に
電話で身代金を要求してきた。

そして 私が呼ばれ
内密に捜査にあたることになったんだ。

犯人は 午前11時に 現金の入った紙袋を

本町の地下通路の入り口に置くように
指示してきた。

しかし 犯人は
紙袋を持ち去らなかったんだ。

なぜ持ち去らなかったんでしょう?

理由は 定かではない。

誘拐事件が発生したのが 12月の8日。

その翌日9日 臨時国会の終了を見て

君のお父さんは 収賄の容疑で
山田副総裁を逮捕しようとしていた。

大島さんの捜査報告書にあったように

身代金の受け渡し予定だったのが
12月の11日。

で 検察が山田副総裁を逮捕したのが
12月の12日。

問題は なぜ 犯人は
身代金を持ち去らなかったのか?

身代金 要求自体が ダミーだったのか

それとも 警察が動いていることを
察知されたか。

う~ん…。

(小河内)当時の技術じゃ無理ですが
今じゃ これだけ離れていても

周辺の建物と標識の大きさなどから

この人物の身長 体重が割り出せるんです。

(灰田)なるほど。

これは…。

(小河内)
同一人物で間違いないでしょうね。

つまり 身代金受け渡しの現場近くに
現れたのは

立川で間違いないってことか。
そうなると この事件…。

この事件の最大の謎は なぜ立川は
アリバイがあったのに

身代金の受け渡し場所に現れることが
できたのかということになりますね。

何で 先に言っちゃうかな。
ああ 押井もそこに気付いていたんですね。

んっ? 何で 呼び捨てなんですか?
対抗心 燃やしてんだよ。

(灰田)誰に?

あ~ アリバイか…。

とにかく 私の方で
立川の行方を追ってみます。

うん 頼む。 そうしてくれると…。

お疲れさまです。

♬~

あの…。

こんにちは 警察に何か御用ですか?

あっ あの…
多分 あなたに話しかけてます。

刑事課の押井と申します。

刑事課の美良山です。

あっ 美良山さん
なんて すてきな名前なんだ。

僕の知り合いにも 美良山君…。

来海君… 来海君なのか?
はい…。

100年に一人の逸材…。

いや ちょっと… 心の声 漏れてるから。
ああ いや…。

あっ 捜査一課の灰田です。

あっ あの灰田さんですか?
あの?

えっ 何か 悪いうわさが立ってる?
いえ いえ いえ…。

宇戸橋署刑事課の美良山です。
どうも。

あれ? 押井さん。
あっ 灰田もいんじゃん 久しぶり。

ご無沙汰してます。
ここで何やってんの?

ちょっと… 榎下さんに用事があって
来たんです。
へえ~。

えっ? くる…。
気付いた? 気付いた? 来海ちゃん。

きれいっしょ? ねっ?
100年に一人の逸材っしょ。

ほら だから 言ったのに。

で 辞めるって言ったのに

何で 戻ってきたんすか?
何だ その言い方は。

実は 先ほど 新聞記者を名乗る男から
接触がありまして…。 うん。

長宗我部さんのことを

警視庁の灰田という刑事が
調べてるらしいです。

灰田?
ええ。 あと 押井という刑事も。

そうか。

何か 私にできることがございましたら…。
君に頼むことはないよ。

失礼しました。

♬~

しつこい男だなあ。

来海君が かわいい…。

いや 違う。 事件に集中しよう。

何だ あれ かわいいな!

押井さんは 長宗我部を
2度も逮捕し損ねてて

1回目が 殺人教唆の容疑で
2回目が 偽装誘拐の容疑。

長宗我部議員との間に
そんな因縁があったなんて…。

押井さんいわく 長宗我部の事件以来
惜しくなったらしいよ。

真実を見抜く推理力があるのに
最後の最後で ミスをするようになった。

要は 長宗我部の壁を越えられると

押井さんは ワンチャン
化ける可能性があるってこと。

だから 過去の事件を
追ってるってことですか?

それもあるだろうけど

今は 灰田のためじゃねえかな。

何だかんだ 灰田思いだから あの人。

お疲れ。
お疲れさまです。

(戸崎)お前 有給使って 何やってんだ。

立川のことも 調べてるそうじゃないか。

まあ 気持ちは分からんでもないが

立川は お前の妹さんの誘拐事件では
被疑者から外されたんだ。

犯人じゃない人間を追ってどうする?

課長 私が 捜査をしているという情報は
どこから入ったんですか?

出元は知らん。
俺も上から言われたんだ。

いいか 今すぐ この事件から手を引け。

これ以上 調べることは許さん。

行け。
はい。

さて 押井 どう出るかな…。

すいません お待たせしました。

事件から手ぇ引くように言われたでしょ。

どうして それを?

留守電。

(留守電・伊多田)おい!
上の方の偉い人たちから連絡が来たぞ!

何を捜査してんだ!
今すぐやめろ!

俺の立場も考えろ!

お前のせいで 大変…。

恐らく 長宗我部に
僕たちが調べてることがバレたんだろう。

ここからは 僕が調べる。

灰田君は 手を引きな。

父は 本当に厳格でした。

優しくしてもらった記憶が
私にはありません。

本当に心なんてない 冷徹な男ですよ。

あの時 私が手を離してなければ
妹は死なずに済んだかもしれません。

毎晩 あの時のことを思い出します。

私は 妹の無念を晴らすために
刑事になったんです。

何があろうと 止まるわけにはいきません。

僕は家で捜査するよ。
じゃあ 私もお邪魔します。

あっ 前に泊まった時のパジャマ
まだあるよ。

はあ?

夜来るのは 初めてだね。

まさか…。

ああ… いや 灰田君
ちょっと ここで待っててもらえるかな?

ここで待っていてくれないか?

お帰り。
お帰りじゃないよ。

何でいるの? 当たり前のように…。

脱がしてあげるから。
駄目 駄目 脱がしちゃ 駄目…。

あっ。 あっ。
彼女?

私 ありさっての よろしく。
同僚の灰田です。

同僚か よかった。 彼女かと思ったよ。
ああ ないない。 ごめんなさい。

こんな若い子
どこで引っ掛けたんですか?

引っ掛けたって言い方 よくないな
この間の事件で一緒になっただけだよ。

ふ~ん。 ピザかな?
(チャイム) ピザ?

ピザ頼んだの?
人のおうちで ピザ頼んじゃ駄目。

えっ?
あっ 刑事さん?

刑事さん?
ありさちゃん?

来海君 スペシャルバージョン
どうしたの?

ああ… 余計なお世話かもしれませんが

当時のニュース映像とか
いくつか新聞も持ってきたんです。

何か参考になればと…。

ありがと。

押井さんって
隅に置けないとこあるんですね。

違う 違う 違う 違う!
そうなんです。

この人は 空き巣みたいなものなんです。

美良山さん。
あっ 灰田さん こんばんは。

どうも。

ピザコングで~す。
(ありさ)は~い。 3, 000円になりますね。

はい。
はい では ちょうどお預かりします。

ありがとうございま~す!

もしもし 横出君 今 どこにいる?

コンパ後 お持ち帰り中っす。
君は 365日 コンパしてんのか!

何すか 切りますよ?
ねえねえ 早く。

今からさ うち来れない?

ああ 無理っす。
ねえねえ 早くおうち行こうよ。

実は 今 灰田君と 来海君と

あと この間の事件のありさちゃんが
うちに来てるんだよ。

押井さん ハーレムじゃないっすか。

おめでとうございます。
ねえねえ 早く。

うん 切る。
君が来てくれないと…。
もう切れてるよ 切れてる…。

行こう。
行く~。 ごめんね。

全然 大丈夫。

灰田さん 何か できることがあれば
お手伝いさせてください。

喜んで。 私も手伝うよ。
何のことか分かんないけど。

じゃあ 気持ちだけもらっとく。 うん。
ありがとう。

捜査資料 たくさん持ってきたんで…。
(灰田)本当にありがとう。

(パソコン)
「警視庁は 注意を呼びかけています…」。

12月8日 誘拐事件発生。

12月9日 臨時国会閉会。

12月11日 本町地下通路入り口にて
身代金の受け渡し予定。

しかし 被疑者は 現場に現れず。

12月12日 山田副総裁 逮捕。

(パソコン)「山田容疑者を巡っては
山田容疑者の…。

さて 次はスポーツです。
今週末に迫った 関東国際マラソンに…」。

あ~! もう やられた。
ありさちゃん もう おうち帰ったら?

えっ もう1時ですよ。

泊まらせてあげても
いいんじゃないですか? 泊まる!?

そうする! お風呂いい?
いや お風呂?

あっ 私も入ろうかな
着替えも持ってるし。

来海君も…。
私 ないなあ…。

あっ さっき 私のパジャマあるって
言ってましたよね? 泊まる前提…。

何で 私のパジャマがないのに
この人のパジャマはあるの!?

(押井 灰田)違う 違う 違う…。
(ありさ)何で? 何で?

違うんだよ ねっ 灰田君。
本当に違うから 本当にやめて。

そんなに否定する?
でもさ みんな お風呂入るの?

うちの? お風呂に? 3人で?

いや 3人でじゃないか 3人が?
それぞれ?

完全に変態の顔してますけど。
しかたないじゃん!

残り湯のこととか
考えないようにしてるよ!

だから 僕が一番最初に入るよ!

最後の人 ちゃんと流してよね!

煩悩を振り払え 事件に集中だ。

卒業も間近なのかな…。

いやいやいや…
いかん いかん いかん いかん。

煩悩を振り払え 煩悩に打ち勝つのだ。
煩悩に打ち勝て。

煩悩退散 煩悩退散 煩悩退散
煩悩退散 煩悩退散…。

大丈夫かな?
何かやばそうですね…。

いいな ますます好きになる。

煩悩退散 童貞卒業 煩悩退散 童貞卒業
煩悩退散 童貞卒業…。

(灰田)身代金の受け渡し当日
立川には アリバイがあったんです。

(大島)犯人は 紙袋を持ち去らなかった。

(榎下)現場近くに現れたのは
立川で間違いないってことか。

絶対に巨悪は 眠らせるな。

(小河内)なぜ立川は
アリバイがあったのに

身代金の受け渡し場所に
現れることができたのか。

煩悩退散!

♬~

実に 初歩的だよ。

変態かよ。
風邪ひきますよ。 かわいい。

♬~

こちらをご覧ください。

我々が解析した結果
そこに写っている人物は

当時 被疑者として浮上した
立川だと判明しました。

そこは 身代金の受け渡し場所だった
地下通路の入り口から

南に50メートルほど行った交差点です。

そう 立川は 身代金を受け取りに
現場に行っていたんです。

そうか…。

この捜査報告書は

あなたが記載したもので
間違いありませんね。 ああ。

「本町の地下通路の入り口にて
身代金の受け渡し

しかし 被疑者は 現場に現れず」。

日付をご覧ください。

12月11日 午前11時。

う~ん…。

おかしいんですよね。

実は その日
関東国際マラソンが行われていて

午前中 その交差点は
封鎖されていたんです。

(パソコン)「関東国際マラソンに出場する
選手たちに 密着しました」。

なのに なぜ この写真に写っている立川は
横断歩道を渡っているんでしょうか?

封鎖されていたのは
ここだけではありません。

身代金の受け渡し場所だった

この地下通路の交差点もです。

あなた 報告書の日付を偽装しましたね。

前日の12月10日に
この地下通路を歩いていた女性が

男性に突き飛ばされ ケガをして
被害届を出していました。

その時 突き飛ばした男性を
追っていた人がいて

もみ合いになっていたという目撃情報が
あります。

大島さん 身代金の受け渡し

本当は
12月の10日だったんじゃないですか?

参ったな…。

参ったな? 参ったなじゃないんだよ!

あんたが 偽装したせいで
立川のアリバイが成立したんだ!

あんたが取り逃したんだよ!

そのせいで ずっと苦しんでる人間がいる。

ここにいる!
押井さん…。

正直に話していただけますね。

私にも 妹さんと同世代の娘がいたんだ。

何としてでも犯人を捕まえて
君の妹さんを救いたかった。

だが 私は…。

(大島)待て!

♬~

(立川)おい どけよ お前!
離せよ おい! おい!

あ~っ!

(大島)現場に現れた立川を
取り逃がしてしまった。

その4日後 妹さんは 遺体で発見された。

私が下手に動いたりしたから
妹さんは 殺されたんだ。

事件が発覚して
報告書を書くように求められた。

正直に書くのが怖かった。

私は 自分が… 自分の家族が
たたかれることを 恐れたんだ。

それでも あなたは
正直に書くべきだった。

だが 私は 正直に書いた。

日付も内容も虚偽されてますよね?

君のお父さんだよ。

君のお父さんが 書き換えるように
私に直接言ってきたんだ。

父が?
ああ…。

本当に 申し訳ありませんでした。

あなたが命を懸けて
捜査してくれたことに感謝します。

このことで あなたや あなたの家族を
苦しめたくはありません。

受け渡しの日付を変えてください。

灰田さん そんなことしたら
被疑者の立川を逃すことになりますよ。

犯人の逮捕は重要です。

ですが 一つのミスで

世の中があなたを抹殺することは
避けなければなりません。

娘を… 娘を救おうとしていただき

ありがとうございました。

どうか あなたは 生きてください。

君のお父さんはね
検事という仕事に就き

家族を顧みなかったことを悔いていた。

私は 灰田さんに生かしてもらった。

もう 十分だ。

これからは 私自身が
灰田さんのために動くべきなんだ。

すまなかった 本当にすまなかった。

話したいことがある。
向こうで聞きます。

(羽里)こちらへ どうぞ。

係長 覚悟を決めてください。
フッ 心配するな。

何があっても 全て お前に押しつける!

父が 大島さんのことを考えて
犯人を逃す選択をしてたなんて…。

君のお父さんがしたことは
隠蔽行為であり

決して 許されることではない。

ただ 一人の刑事と
その家族を救ったことは事実だ。

立川を おさえて
主犯格である長宗我部を捕まえよう。

すいません。

はい もしもし。

えっ 本当ですか!?
分かりました すぐ行きます。

はい 失礼します。

この間の新聞記者さんが
立川の行方を追ってくれてたみたいで

居場所をつかんだようなので
ちょっと行ってきます。

そうか 分かった。

君野さん お待たせしてすいません。
ああ どうも。

ご連絡ありがとうございます。

♬~

大丈夫ですって
怪しい者じゃありませんから。

怪しいでしょ。

ご無沙汰してます。
何の用だ?

安心してください。
今日は 録音なんてしていませんから。

このあと 党の会合があるんだ。
話があるなら 早くしてくれ。

おや 余裕があるんですね。

僕は てっきり 誘拐事件の
被疑者の立川を

血眼になって
捜していると思ったんですが。

なぜ 私が その男を
捜さなきゃいけないんだ?

首謀者ですもんね。
アハハハハ いいかげんにしろよ。

立川には 多額の借金があり

その返済のお金は
あなたを支援している

福徳ホールディングスから
出ていたんです。

そうなのか それは知らなかった。

うん 仮に そうだとしても

あなたは足がつくような やり方はしない。

どんなに追いかけても

あなたに たどりつくことは
できないでしょう。
時間がないんだが。

ただ一つ あなたを追い詰めることが
できるとしたら

立川の自白です。

立川本人が
誰に頼まれたか しゃべったら

教えてください どうなるんでしょうか?
どうにもならないね。

私は 関係ないからね。
そうですか。

では 立川本人に話を聞きます。

立川の身柄は 我々が確保しました。

今 警視庁捜査一課に
引き渡しが終わったところです。

それは よかった。

しかし 世の中には
悪いやつがいるもんだな。

でもな 押井。 ワルがいるから
お前たち 警察は 飯が食えるんだぞ。

肝に銘じておけ。
やっぱり 録音しとけばよかったな。

ワルの親玉らしい 名ぜりふです。

う~ん…。

困りましたね。

定年後に 明郷物産の
経営顧問のポストを用意できる。

君にとって 悪い話じゃないと思うんだが。

行け 立川。

押井さん 課長から連絡があって
警視庁から逃げ出したそうです。

そうか ご苦労だったな。

しっかり支援してやれ。
はい。

とりあえず 葉山の方で
身を隠させています。

立川が 一度だけ 直接お話をしたいと。

それはいい 私も話したいと思ってたんだ。

(かすれた声で)初めまして 立川です。

そうだな 初めましてだったな。

この度は ありがとうございました。

いや 礼など要らん。

君の話など 聞く気はない
私の話だけ聞け。

このまま逃げ切れると思うな。

私には 野望がある。

君は 私にとって 邪魔な存在だ。

どういう意味でしょうか?

自分で考えろ。

死ねということですか?

貴様が灰田の娘を殺したせいで

どれだけ こちらが迷惑を被ったか
分かるか?

自ら償うぐらい 当たり前の話だろ。

金は渡す。 半年間は自由に遊べ。

そのかわり 半年後には
ちゃんと姿を消すんだ。

生きていたいです。
駄目だ。

死ねよ。 それが無理なら…。

簡単に死ねとか言ってんじゃねえよ。
あ?

ジャ~ン。

いや~ 悪いっすね。 実に悪い。
誰だ? お前。

いや~ 見てごらんよ 灰田君
信じられない眺めじゃないか。

押井。
悪い国会議員が
持っていそうな別荘ですね。

どういうことだ?
本物の立川さんの行方ですが…。

新聞記者の話だと
事件後に フィリピンに逃亡して

7年前に現地で亡くなったそうです。

そうか… 僕に任せてもらえるか?

亡くなっていただと? はめたな!

立川が確保されたとなれば
あなたは 当然 焦る。

絶対に食いつくと思ったんです。

そこで 灰田君の上司にお願いして
協力してもらったんです。

行け 立川。

ばかめ…。

前回同様
どうせ圧力をかけてくると思ったんで。

私を誰だと思ってる?
うん。

前回と同じ手に引っかかるなんて
次期総理は諦めた方がよさそうですね。

ハハハハハ。

巨悪は 絶対に眠らせない。

我々の威信にかけて
あんたを絶対に挙げてみせる。

押井さん…。

この 小わっぱ!
ちょちょちょ… ちょちょちょちょ…!

そういう子供じみたところありますよね。

長宗我部議員 誘拐事件への関与
殺人教唆 および 脅迫の件

署でじっくりお聞きしますので
ご同行お願いします。

証拠は 全部 このボイスレコーダーに
録音されている。

では お聞きください。

「えっ ここでスタンバる感じっすか?」。

「横出君 緊張感を持ってくれ。

早くスタンバりなさいよ。
長宗我部が来ちゃうでしょ」。

ん? ん? ん? ん?
そういえば 押井さん

この間の夜 ハーレムだったんでしょ?
え?

横出君が来なかった夜か…
ハーレムだったよ!

僕の煩悩が暴れだして
股間が爆発しそうだった。

やばい!

あっ あっ…。

長宗我部が来てから
スイッチって言ったじゃん。

ああ そうでしたっけ?
奥まで入ってる これ…。

取れない!
「押井さん
3人の中だと 誰が一番なんすか?」。

え~… 来海君 ありさちゃん 灰田…

君は そうやって すぐ順位をつけたがるな
よくないところだよ 男の。

僕はね 全員 大好きさ!

「いや 駄目 絶対 絞らなきゃ駄目っすよ
だから 今 絞ってください」。

ありさちゃんは
何か ちょっと ロックじゃん?

何か きついっていうか…。
でも あの子 かわいいんだよ。

あとね 来海君。 あんなに かわいいなんて
びっくりしたよ。

最初から気付いてたの?
もちろん。

「言ってよ~」。 ちょっと休憩ね。

「あと 灰田か…。

灰田はさ
ツンデレのデレの部分が 超かわいい」。

「俺的に 押井さん 灰田が 一番
可能性あるっす」。 休憩終わり。

「2年前 押井さん
一回 泊めてますよね 灰田」。

「泊めてる」。 「嫌いな男の家に
女一人 入っていかないっすよ」。

「しかも 一晩 泊まってる」。
「いや~ つきあってんな」。

「つきあってんの?」。
つきあってないし。

「でもさ 一回 断られてるじゃん
あの時 思ったんだよね。

あれね 強がりだと思う」。
「そう そう そう

嫌よ 嫌よも?」。
「好きのうち」。 「そう」。

灰田絵奈 改め 押井絵奈! ハッハハハ!

へえ~ 小学生みたいな会話…。

取れた! 取れた! 取れた!
消去! 消去! 押井さん!

何してんすか。

ハハハハハ! 惜しいにも程があるな。

長宗我部!

こんなこともあろうかと
ちゃんと録音してますから。

ナイス。
あなたは 私の大事な家族を奪った。

何があったって
その憎しみは消えないでしょう。

しっかり償ってきて。

最後の最後に本当にごめん。

押井さんらしいですよね。

何でしょう。 あれから 数日たつのに
何か全然すっきりしなくて…。

母とお墓参りに行って
父と妹に報告したのに…

心の中のさみしさが消えないんです。

守ってあげたかった…。

触らないでください。

3人とも好きなんですよね。
あっ いや… あの 違う それ…。

ごめん。

押井さん 本当にありがとうございました。

あっ 情報をくれた新聞記者の方が

押井さんと 一度 お会いしたいと
言っていたので

連絡先を教えました。
また連絡来ると思います。

そうか。

あっ それじゃ 行きますね。
うん。

あっ… あと…。
何?

私は…

私のことだけを
好きでいてくれる人が好きです。

えっ じゃあ… あの時 僕が
君だけのことを好きだって言ってたら…。

フフッ。

えっ ちょ… 灰田君。

もしもし。

押井さん どうも。
えっ。

こんにちは。
ああ こんにちは 芳川さん 奇遇ですね。

新聞記者の君野です。

あれ? どういうことだろう?
あれ? うり二つの人かな?

そして 田所フーズの芳川です。

どういうことですか?
見事だったよ 君の推理は。

捜査報告書に合わせて 写真の隅に
うその日付を書いたのは 私だ。

よく見抜いたな。
何を言ってるんですか?

ただ新聞記者の思い込みだと思ったのは

う~ん… やっぱり 惜しいなあ。

私は君と勝負したいだけだ。

長宗我部を支援していたんだが
最近の彼はいけ好かなくてね。

羽堂さん 困ったもんでしてね。
(羽堂)分かりました。

では 坂井を支援している大木場建設に
融資の話を持ちかけましょう。

君野さん お待たせしてすいません。
ああ どうも。

ご連絡ありがとうございます。
それで 早速なんですが…。

だから 君に成敗してもらったんだ。

全て あなたが僕に情報を流して

事件を解決するように
誘導したってことか?

誘導っていうのは おかしいな…。

ヒントを落としただけで
解決したのは君さ。

田所フーズの時もね。

うすうす 気付いていたんだろ? 君も。

なぜ 私だけが
レトルトや食材を持って帰ったのか。

まさか…。 あれは
わざわざ 隠れる場所を作ってやったのさ。

彼女 田所会長のこと
殺したそうでしかたなかったから。

なぜ そんなことを…。

趣味かな?

大いに楽しもうじゃないか 押井君。

ふざけるな。 事件は遊びじゃない。

その裏には
必ず悲しんでいる人がいるんだ。

僕は あなたを逮捕してみせる。

あなたの想像を上回るやり方でね。

そのジュースの中には たっぷりと薬が…。
分かってる。

睡眠薬だろう。

あなたの想像を上回る…
こんなふうにね!

どうだ 想像できなかっただろう。

睡眠薬入りのオレンジジュースを
飲み干すなんて。

僕は あなたの想像を上回り
あなたを逮捕してみせ…。

逮捕してみせる…。

逮捕してみせる… 逮捕…。

思ってた以上の変態だな。

逮捕… 逮捕…。

これは 難解な事件になるぞ。
挑戦だな。

よかろう 受けて立とうじゃないか。
友達が殺人を犯していたなら

あなたたちにも責任はあるのよ。
絶対に 殺してなんかいません。

やはり 彼は犯人じゃない。

(口笛)
想像の斜め上いく新しさ。