ドラマ やっぱりおしい刑事(6)「ガス爆発の惨劇」[字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

ドラマ やっぱりおしい刑事(6)「ガス爆発の惨劇」[字]

風間俊介主演のコメディ×ミステリー!橋本涼との推理対決!Snow Man岩本照もゲスト参戦!【出演】犬飼貴丈、白石聖、池田鉄洋、橋本マナミ、河相我聞、武田真治

詳細情報
番組内容
テレビディレクター(岩本照)から取材依頼を受けた押井(風間俊介)が「捜査の支障になる」と断ると、伊多田(板尾創路)が「実は押井の師匠だ」と密着取材に名乗りを上げる。と、そこにガス爆発の一報が入る。爆発の衝撃で住人の女性が頭を強打して死亡したが、押井は現場の状況から事件の匂いを嗅ぎとる。すると押井の一挙手一投足を観察していた伊多田が、取材クルーのカメラの前で「これは事件だ!」とポーズを決めた…。
出演者
【出演】風間俊介,犬飼貴丈,白石聖,橋本涼,石川恋,萩原みのり,池田鉄洋,橋本マナミ,河相我聞,岩本照,半海一晃,諏訪太朗,松尾貴史,武田真治,板尾創路,佐野史郎
原作・脚本
【原作】藤崎翔,【脚本】宇田学
音楽
【音楽】田渕夏海

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 押井
  2. 英子
  3. 津島
  4. 爆発
  5. ガス
  6. 影武者
  7. 携帯
  8. 現場
  9. 事件
  10. DV
  11. メール
  12. 係長
  13. デェーボイ
  14. 気付
  15. 刑事
  16. 自殺
  17. 犯人
  18. 暴力
  19. 井川
  20. 可能性

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気のVOD(ビデオオンデマンド)サービスで、見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

全て無料!民放各局の動画視聴ができるTVer(ティーバー)!まずはココから → 民放公式テレビポータル「TVer(ティーバー)」

他にも、無料お試し期間のあるVODサービスが増えてますので、以下バナーから各社のラインナップを調べてみるのもいいかもしれませんね。





ABEMA



NHK
created by Rinker
¥1,320 (2021/06/13 16:39:12時点 Amazon調べ-詳細)

♬~

(灰田)私の方で 調べました。

本名は 羽堂亜郎。

天然ガスの研究で 巨万の富を得た男です。

羽堂亜郎…。

私は 君と 勝負したいだけだ。

大いに楽しもうじゃないか 押井君。

羽堂は 大学在学中に
環境エネルギーの分野で特許を取得し

20代でベンチャー企業を立ち上げ

当時の純資産は 2億ドルを超えています。

そんな男が なぜ 殺人を
引き起こそうとするんだ。

英国の別荘で
パーティーを行っていた際に

友人の男性が亡くなっているんです。

警察は 自殺と断定し
事件にはなりませんでしたが

これをきっかけに 羽堂の周辺で

多数の不可解な事件が
起こり始めました。

そして 10年前
突然 表舞台から姿を消し

消息を追うことはできませんでした。

何かをきっかけに 押井さんに
興味を持ち始めたことは確かでしょう。

僕が必ず正体を暴いてみせる。

(舘市)いや~ かっこいいっすなあ。
(伊多田)憧れますね。

(甲元)ご存じですか?
ええ もちろんですよ。

この有名番組のディレクターさんが
何で我が署へ?

この長宗我部元議員を追い込んだ
敏腕刑事に

どうしても密着取材を
お願いしたいんです。

敏腕… 敏腕…

あっ それ僕のことですね。
てれるな…。

うわさでお聞きしたんですが
シャーロック・ホームズが好きすぎて

インバネスコートを着てらっしゃると。
個性的で すばらしいです。

宇戸橋署のシャーロックといえば 僕です。
アハハ。

せっかくのお話ですが…

お受けいたします。

ありがとうございます!
せっかくのお話ですが…

お断りします。 えっ。
えっ!?

おい! どうしてだ!
せっかくのチャンスを!

刑事が一番気を付けなきゃいけないこと
何だか分かりますか?

顔が割れないことですよ。
いやいやいや…

お前 十二分に SNSで
顔が割れてるじゃないか。

あれは… 刑事だとバレていません。

ただの変態だと思われてるだけです。
なるほど。

とにかく このお話 お断りします。

申し訳ありませんが 僕は これで。

お… 押井!

しかたありませんね。

あの… これは ここだけの話に
しておいてほしいんですが…。

えっ?
実は…

あの男 影武者なんです 私の。

ん? ん? ん?
どういうことでしょうか?

押井は 全て 私の指示で
動いていたんです。

うん そうだ。 そうなんだよな。

実は 我が署の敏腕刑事というのは
この男のことなんですよ。

あっ そうだったんですか。

敏腕刑事!

あっ 影武者ですか? あれ。 敏腕…。

取材って 騒がしくて困るな。

(来海)押井さん お疲れさまです。
お疲れ。

ふん…。

ふんふんふん…。

えっ! えっ どうしたんですか?

この前 まともに見てくれなくて
困るって言ってたから

慣れとこうと思ってね。

眼鏡があれば
いけるんだな…

ちょっと外してみて。

はあっ! かわいい!

戻しなさい。 はい。
ああ 危ない…。

この前の来海君の残像が
フラッシュバックしてしまった。

ちょっとずつ…
ちょっとずつ 眼鏡下げてみて。

ちょっとずつ?
ちょっとずつ ちょっとずつ。

ちょっとずつ…
ああ まだ大丈夫 まだ大丈夫。

まだ大丈夫… ああ そろそろ かわいい
そろそろかわいい…。

かわいい!

戻して 戻して。 はい。
心の準備しとくから せ~ので外すよ。

行くよ…。 押井…。
せ~の…。

殺す気か!
アハハハ。

おい 楽しそうにやってんな。
横出さん…。

来海ちゃん 押井さんに気があるんだよ。

まっ 頑張ってな。
何がですか!

「警視庁から各局 宇戸橋署管内
爆発事故発生との通報あり」。

爆発事故?

(美佐子)
リフォーム始めたばかりだったのにね。

(政康)大丈夫かな…。

(津島)どいて… どいてくれ!

通してくれ!
1階に妻がいるんだ!

危険なんで下がってください!
いいから通してくれよ!

本当なんだよ! 危なくたって
関係ないよ! 入れろよ おい!

英子!

英子!? おい 大丈夫か 英子!
下がって!

英子! 入れろよ!

ご主人ですかね…。
(津島)英子しっかりしろ!

だろうな。
(津島)英子!

入れてくれよ 頼むよ!
駄目なんですよ。

うわ~。

被害者の女性は
頭部に負傷してましたよね。

爆発で吹き飛ばされて
どっかで頭を打ったんじゃねえかな。

これ事故っすかね 押井さん。
う~ん…。

(甲元)はい では 回りました。
ん?

なるほどな…。

何やってんだ? あのおっさん。
分かんない。

(主瀬)何か 押井さんは
自分の影武者だって。

実際は 裏で自分が操ってたんだって。

(羽里)で いきなり あの衣装と
小道具用意しろって言われて。

はいはいはい…。
あんな格好して恥ずかしくないのかね。

いや 一緒のようなもんすけどね。
えっ?

すいません 影武者さん
そこ見切っちゃってるんで

もうちょいコンパクトにいけます?
はあ?

ちょっと君 ここ現場だよ?

僕…。
いいから いいから。

この人には 自由に動いてもらいましょう。

いや~ でも 影武者のくせに
結構 目立っちゃってんだよな。

くせに? くせにって何 くせにって。
確かに。

じゃあ ぼかし入れましょうか。
ああ まあ そうしましょっか。

そうしましょっかじゃないよ
何なんだ あいつは!

ちょっと 影武者さん。 影武者さん。
ぼかし刑事。

今 影武者さんって呼んだ?

ここは現場ですし

落ち着きましょうか。 ね?

もしもし。
押井さん これは事故なんでしょうか?

うん…。

いや これは殺人事件の可能性…。

これは…

殺人事件かもな。

押井さん 被害者の女性
亡くなったそうっす。

さてと…。

♬~

被害者の津島英子さんの死因は 頭部外傷。

ガス漏れについては 今 消防と共に
原因を究明しています。

今 分かっているのは 英子さんは
ヘビースモーカーだったようで

遺体の右手には
ライターが握られていたそうです。

ガス漏れに気付かず
タバコに火をつけたってことか。

ガスが充満していれば
匂いで気付くはずです。

いくら ヘビースモーカーだからって
常識的に考えて

ガスが充満している部屋で
タバコを吸おうとは…。

ちょ… ちょっとすいません。
何で影武者が偉そうに否定するんですか?

影武者 影武者…。
影武者 落ち着いて。

落ち着いてじゃないんだよ。 係長

こうやって クルーが ここまで
入ってきてること自体おかしいでしょ。

こういう時は
外で待機していてもらうものでしょうが。

あの… 邪魔だけはしないでください
お願いします。 こっちのセリフだよ。

お願いって… お願いしますだよ。
≪(城野)すいませ~ん

遅くなりました。 ADの城野琴音です。

よろしくお願いします。

♬~

押井と申します
お仕事お疲れさまです。

もう好きなだけ
撮っていってください。

外で待機じゃないんすか?
立ち位置は そこら辺かな。

そこら辺がいいんじゃないですかね?

ハハハ。

これは 事件の可能性があります。

もちろん 俺もそう思っていた。

ちょっとすみません。

ここからは
捜査に深く関わる話になりますので

外でお待ちください。
いや でも

さっき 撮影オーケー
していただきましたよね?

情報が先にリークされては困るんです。

来海君 好きなだけ 撮ってってもらえば
いいんじゃないかな。 ほら 影武者も

こう言ってるじゃないですか。
いや もう いいかげんにしてください!

こっちは 真剣にやってるんです!

じゃあ 外で待たせてもらいますね。

行こうか。

でも 私たちも いい画が撮りたくて
真剣にやってます。

そうだよね。
私たちも いい画が撮りたくて 真剣に…。

押井さん!
すいません!

失礼しました。

そんな怖い顔で怒んなくてもさ。

ははは… 見れない…。

情報を外に漏らすのは
よくないことだと思います。

ごもっともです。
かけてください かけないと見れない…。

見れるようになった。
もう。

ナイス 美良山。
押井 なぜ事件だと思った?

今のうちに お前の推理を聞かせろ。
ん?

おい 一言一句 聞き逃さないように
メモしろ! ああ… はい。

イライラは お肌に悪ぃぞ。
とにかく

夫の津島さんは
コンビニ帰りなのにもかかわらず…。

通してくれ!
1階に妻がいるんだ!

1階部分に英子さんがいると
しきりに訴えていた。

ん? それの何がおかしいんすか?
爆発が起きたのは

リフォームが行われていた 1階部分だ。

比較的 被害の少ない2階部分にいて

英子さんは 無事かもしれない。

もしくは 救急隊が
既に 救出した可能性もある。

それなのにもかかわらず 爆発が起きた
1階部分にいると断定していた。

奥さんが 既に死んでいたことを
最初から知っていたということか。

その可能性が高いですね。
俺の名推理。

(2人)よっ 金田一!
いや でも

津島さんは 爆発発生時刻の19時45分には
コンビニにいたんですよ。

奥さんの死因も
恐らく爆発によるものですし

時限発火装置になるようなものも
現場にはありませんでした。

エアコンだよ。

あのエアコンは スイッチを入れると
電気の火花が飛ぶことで

リコールの対象になっていた。

津島さんが 家を出る前
エアコンのタイマーを入れておけば

ガスが充満した部屋を
爆発させることは容易だ。

そもそも生きていたら
ガスの匂いで気付くだろう。

気付くよなあ。

つまり 津島さんは
何か 鈍器のようなもので

奥さんの頭を殴り

エアコンのタイマーを入れて
コンビニに出かけた。

(伊多田)そして 爆発したのを確認して
現場に戻ったってことか。

俺の名推理。
(2人)よっ 耕助!

うるせえよ。
司法解剖の結果

頭部の殴打痕から
何が凶器か分かるだろう。

よ~し 2人とも 行くぞ。
(2人)はい!

お疲れさまです。
(榎下)ああ… 誰?

金田一。
ああ そうか。

おう 押井。
分かりましたか 頭を殴った凶器が。

はっ? 凶器?
一体 何のことだ?

えっ。
えっ?

この頭部の傷は 爆発時

現場にあった テーブルの角で
打ったことによるものだと

考えられるんだよね。
え~っ!

つまり 押井の推理は 間違っています。
(榎下)間違ってる。

2人そろって そんなストレートに…。

床下のガス管が腐食し
ガスが漏れていたと分かりました。

そのガスが部屋中に充満し
爆発を引き起こしていました。

だとしたら 英子さん
ガスが充満してる部屋に

いたっていうことになっちゃうじゃない。

匂いに気が付かないなんて
おかしいじゃない。

(ため息)
えっ 無視?

あなたの顔が気に入らないのです。
顔関係なくない?

えっ 何のやり合いですか?

来海ちゃんが 原因だよ。
えっ?

普通は ガスの匂いに気が付いたら
そりゃ 換気するわな。 そうですよね。

あと少し気になることがあるんです。
また無視。

頭部以外に
右足にも ヒビが入っていました。

以前 骨折した箇所だったみたいです。

それが何?

(小河内)
骨折のしかたが気になるんですよね。

これは通常
事故で起きた骨折というよりは

傷害や暴行でよく見られる
骨の折れ方なんです。

もしかして DVですか?
DV!

奥さんは 漏れてきたガスの匂いには
気付いていた。

しかし 夫からの日々のDVに
耐えきれず

突発的に持っていたライターで火をつけ
自殺を図ったというのであれば

話の筋は 通りますよね。

自殺!? ありうるな…。
やるな 小河内。

いやいやいや… そんなわけない!

これは きっと殺人事件だ。
そうだ!

テレビの人たちに 押井の推理を
つるっと まるっと しゃべっちまったよ。

引くに引けないぞ 殺人にしろ。

むちゃくちゃなこと
言わないでくださいよ。

小河内 どう思う?

これは自殺ですね。
(榎下)だな。

(たかし)いや~ 実はね それがですね

津島さんちのご夫婦 前からね

何があったと思う?
それを聞きに来たんですけどね…。

おっきな叫び声をね 何回も聞いたんだよ。

奥さんが 突然ね…

うわ~っ!

悲鳴上げたりしてな。

(笑い声)

怖かったろ!
すっごい特徴的な人 来た…。

(ひろこ)ごめんなさいね
おとうさん 怪談話が大好きだから

どうしても
こういうしゃべり方しちゃうのよ。

ハハハハハ。
叫び声を聞いたんですね?

ええ。 何度か聞きましたよ。

なぜ通報しなかったんですか?

まあ 子供さんがいたらね。

それに たまに 外で会ったら
仲むつまじく見えましたよ。

(英子)今日はお天気もいいですね。

あれは そう!

デェーボイだったのかもしれないな。

(2人)デェーボイ? DVね。
ああ DVね。

うん そう デェーボイ。
DVな。

デェーボイ。
いやいや どっちでも… どっちでも…

どっちでもいいでしょ。
デェーボイ デェーボイでいいです。

デェーボイって書いといて
デェーボイって。

昨夜も 何か聞きましたか?

それがね…。
またスイッチ入っちゃった。

夜 散歩してたらね 何が起こったと思う?
ちょっと めんどくさくなってきた…。

まあまあ 押井さん。
爆発が起こる前にね

何かの気配を感じた俺が
ぶわっと振り返るとね

津島さんちの隣の滝川さんちから

パン パン!
大きな音が 2回ぐらい聞こえてね

何かが光ったんだよ。

あれは そう 怪奇現象だね。

怖いだろ?
怖くねえし 隣の家の話 聞いてねえから。

やめなさい やめなさい。
横出さん。

(美佐子)はあ?
はい。 何それ。

そんな音なんてさせてないわよ。
あのおじいさん ちょっとおかしいでしょ。

確かに。
会う度 怪奇現象だのなんのって

大変なのよ。
ああ…。

じゃあ 話変わりまして
お隣の津島さんご夫妻と交流とかって…。

ないわね。
すいません。

近所だからって 仲よくしないといけない
ルールなんてないでしょ。

ごもっともで。
私 嫌いなの そういうの。

お通夜には 顔出そうと思ってます。

あの もう いいかしら?
すいません。 それじゃ。

すいません…。

ほら!
(舌打ち) はい!

すいません!

ハハハハハ 怖っ!

俺は 好きだな。
旦那さん 尻に敷かれてたな。

大変そうですね。

えっ 妻の悲鳴ですか?
はい。

私が 暴力を振るっていたんじゃないかと
疑ってるんですね。

けんかは よくしました。
でも 暴力は振るってません。

妻は あの… 被害妄想というか

いつも あ~っ! と大げさに叫ぶんです。

では なぜ 奥様の右足は
骨折していたんでしょうか?

半年前に 階段から落ちたんです。
なるほど。

津島さん。
あっ 井川さん。

この度は ご愁傷さまです。
恐れ入ります。

では おそいさん。
おお… 押井です。

ああ 押井さん これで失礼します。

どうぞ 中へ。

(甲元)はい 一旦 カットします!
カットです!

ディレクターさん 今の見れる?
もちろんです。

押井さん お疲れさまです。

お疲れさまです
僕の名前 覚えてくれたんですね。

はい もちろんです。
腰のガムテープ バミリですよね。

そうです そうです。
琴音さんの隣 バミリ…。

押井さん。 はい すいません。
撮影が邪魔なんで 部屋変えました。

いや 邪魔って そんな…。

ずっといてくれていいんですよ。
何言ってるんですか もう!

俺 役者の方が向いてんじゃない?
よっ 金田一!

英子さんのスマホは
爆発で大きく破損していたんですが

通信履歴を調べたら
爆発が起きる直前まで

友人とメールのやり取りを
していたことが分かりました。

えっ?
やっぱ 爆発時まで
奥さん生きてたことになるんすよね。

念のため スマホの電源が切れた時間も
調べたんですが

爆発が起きた19時45分
ちょうどになっていたんです。

英子さんの携帯電話は 現場にあった。

最後 友人にメールを送ったのが19時43分。

電源が切れたのも
爆発が起きた時刻と一致。

これ やっぱ 事故っすかね。
うん…。

(せきばらい)
(主瀬)係長… 係長!

あれ… まずいな…。

あれから ぴくりとも
動かないんですけど…。

頭の中で事件の糸口探ってんだろ。

えっ 寝てますよね これ。

(甲元)あっ 動いた。

今日は ここまでにしましょう。
(一同)えっ!?

いやいやいや… ちょ… ちょ… ちょ…
ちょっと待ってください。

私は 新たな情報を得るために
行動します。

係長!
おい ちょっと…。

そこを取材させてください。

ここからは 私が独自に雇ってる
情報屋に聞きますんで。

係長!
ちょっと待ってくださいよ。

お疲れさまです。
あっ 小河内さん。

消防との調査の結果
届けようと思ってたんだ。

どうでした?

ガスの数値を確認したら
微量だけど 数日前から漏れてたみたいだ。

それが部屋に充満したところで
爆発が起こったみたい。

やはり 自殺の可能性が高い。

でも 押井さんは
自殺じゃないと踏んでるんです。

何だかんだで押井さん 解決の手前までは
持ってくるんですよね。

いや そこが すごいところで…。
君は どう思ってるの?

えっ? いや まあ…

すてきだなって…
ああ 刑事としてですよ。

僕が聞いたのは そういうことじゃない!

事件についてだよ。

あっ ああ… ハハ すいません。

君の推理では 殺人なのか 自殺なのか
どっちなんだ?

経験豊富な押井さんが
殺人だと思ってるなら

そうかもしれません。

じゃあ 私 戻りますね。

押井… 押井… 押井!

あの…。
はい。 はい?

押井さんをご存じですか?

知ってますけど。

あっ ご協力 ありがとうございました。
ありがとうございました。

お疲れさまでした。

撮れ高ゼロでしたね。
ああ。

あの金田一やべえかもな。

何か この警察署
やばい人 多くないですか?

(甲元)ああ あの影武者とかな。

主瀬! 羽里! (2人)はい。
いいか 押井を捜し出せ! えっ!?

さっき言ってた情報屋は どこに?
そうですよ。

そんなもんいるわけねえだろ!
(2人)えっ!?

押井だよ!
全ての情報源は 押井なんだよ!

(2人)え~っ!
早く捜しに行け!

どうもありがとうございました。
では。

ありがとう。

刑事さんたちに
どうしてもお伝えしたいことがあって…。

井川さんって 英子さんが亡くなる前に
連絡を取り合っていた方ですよね?

はい。 事故直前の
私と英子のメールのやり取り

見てもらえますか?
よろしいですか?

以前のやり取りと比べても

文脈や絵文字の傾向に
違和感はないですね。

これは 僕の仕事だよ
君は 自分の仕事に戻りなさい。

失礼。 思ったよりも
てこずってるように見えたんで。

何か すっごい絡まれてるんですけど。
まあ…。

あのさ ほかの人が書いた可能性も
あると思うよ?

まだ自殺説を否定するんだな。
否定とかじゃないから。

真実にたどりつくことが大事なんだよ
ポワロ君。

だったら その証拠を出したらどうだ
押井。

そこは シャーロックって呼べよ。
(井川)あっ あの… あの…

刑事さんたちは 自殺だと
考えてるんですか?

すいません。

そこに あるとおり
来週 温泉に行く予定だったんですよ。

あの子 それを
すっごく楽しみにしていて

自殺するなんて 考えられません。

先週も 英子と一緒に
ランチに行ってたんですよ。 ほら。

実は 英子さんには
DVを受けていた形跡がありまして。

そんなのありえないわ。

英子は 中学 高校と
空手で 東日本1位になってるのよ。

旦那が何かしてきたら 蹴り返してるわよ。
えっ?

最近も空手教室で
足の骨を折ったって言ってたわ。

それなら
暴力で骨折したように見えますね。

それに DVがあったなら
私に いの一番に相談に来たはずです。

あと 実は…

英子 旦那さんに
離婚を持ちかけられていたんです。

そうなんですか?
はい。

英子は 別れる気はないって
言ったそうなんですが

旦那さんは しつこく
離婚を迫ってきていたようです。

けんかばっかりだけどさ
離婚は また別よね。

この年で独り身になったら
生活も困るわけで。 まあ そうだよね。

ただね お隣の奥さんと
頻繁に連絡取ってるみたいなのよね。

えっ 浮気?

ああ いや… 真相は分かんないけど…。

もう やんなっちゃう。

津島さんは お隣の奥さんと
関係を持っていて

離婚したかったんだと思います。

だから 別れてくれない英子を
殺したんだと思います。

ああ… なるほど。

詳しくお話 聞きたいので
もう少しお時間いいですか?

滝川さんの奥さんと津島さんが
浮気してたってことですか?

井川さんの話が本当なら そうだろうね。

押井さん ビンゴっす。

津島の通話履歴 調べたら
隣に住む 滝川美佐子と

電話で頻繁に連絡取り合ってました。

しかも 時間帯は 主に深夜で

お互いのパートナーが寝静まったあとに
連絡取り合ってますね。

いや~ 大人の恋だな。

スリル マジ ぱねえっすね。
楽しそうに言うなよ。

電話だけということは

文面での証拠を残さないようにしていた
ってことですよね。

恐らくそうだろうな。

津島さんは 離婚を持ち出したことを
黙っていた。

僕らに知られたら
余計に怪しまれると思ったんだろ。

やっぱ 津島が犯人っすかね。

津島さんが 犯人だとして

どうやって この事件を成立させたか…。

通話履歴からも 津島さんと
隣に住む美佐子さんが…。

浮気をしていたことは間違いないだろう。

それが原因で
奥さんを殺した可能性がある。

ここで まず問題になるのは
現場で見つかった 英子さんの携帯だ。

金田一さん もう きも
カメラ意識してもらっていいっすか?

こちらです。
(伊多田)英子さんは

爆発の直前まで
友人と連絡を取り合っていたこと。

そして 爆発と同時に

携帯の電源が切れていたことは
事実として分かっている。

最後に英子さんが
メールを返信したのが 19時43分。

携帯の電源が切れたのが 19時45分。

その間 津島さんは コンビニにいた。

防犯カメラの映像を確認したが
津島さんがメールを返信した様子はない。

だとすれば
誰かが英子さんになりすまして

メールを返信し そのあと 携帯を破壊。

そして 爆発に巻き込まれて
壊れたように見せかけて

現場に持っていった可能性がある。

隣に住んでる人間なら まあいけるか。

あとは なぜ英子さんは…。

ガスの匂いに気付かなかったのか。

充満していれば 匂いで分かるし

吸引したことで
体調も悪くなるはずなんだが…。

いや~ 金田一さん
完全ノッてきましたね。

(伊多田)お恥ずかしい。
(甲元)いいですね。

(あくび)

ああ もう何なんですか あの係長。
どうしたの?

ここで話してたこと盗み聞きして
撮影隊の人たちに全部話してましたよ。

まだ捜査中なのに
あの人 警察官の自覚あんのかな。

(あくび)
自覚ない人 もう一人。

何か分かりました?
何にも分かんないよ。

こっちは徹夜で考えてんのに。

徹夜で考えても 何も分かんなかったら
寝ても一緒っしょ。

わあ 正論。

ったく もう… ああ!

あの もし行き詰まってるなら
小河内さんも呼びませんか? 何で?

推理は得意そうですし 協力すれば
事件の解決につながると思うんです。

何か僕につっかかってくるでしょ。

仲よくやれるかな。
来海ちゃん次第っすよ。

(2人)えっ?
恋の大三角形。

ん? ん? ん?
えっ 分かんない?

子供の恋愛だな。

何か 分かった?

やっぱり 無視されるんだけど!

何かさ 推理が
好きなのかもしれないけれども

現場経験が浅いんだよな。

いっつも惜しいとこまでしか
いかないくせに

なぜか自信だけはあるんだよな。

ハハハ…。

まあ お互い推理し合って
何か見つかりゃいっか。

(物音)
(主瀬)ああ!

何してんの? あっ いや
過去の捜査資料を探しに… なあ?

どうせ係長に頼まれたんですよね。

押井さんの推理を盗んでこいって。
まあね…。

(羽里)すいません。

もう どうしようもねえな 係長。

都市ガスは 空気よりも軽い。

部屋の天井部分にたまるはずなんだよな。

だから 匂わなかったのか?

直前まで犯人が
メールのやり取りをしていたとして

爆発後にどうやってスマホを
現場に戻したんだ…。

床下のガス管が腐食してたんだから

ガスは 下から上に上がるだろう。

匂うよなあ…。

犯人は 複数いる?

だとすれば 不倫関係を疑われてた
お隣の奥さんか…。

いや でも 爆発時 家にいたと
旦那さんが証言してたしな…。

スマホを破壊して
家に持って入ることは不可能か…。

もう 協力しませんか?

汚っ!

うわっ!

何? その情報は本当か?

押井さんが言うんで 間違いないっす。

しまった…。

盲点だったな…。

よし 分かった。 後は俺に任せろ。

♬~

あ… あの… 提案があります。

だいぶ臭うので
シャワー浴びたらどうですか?

私 いつ徹夜してもいいように
常備してるんで使ってください。

いいの?
はい。

ああ 来海ちゃんの匂いだ。
すっきりしましたね。 おお…。

うん… うん うん…。

これ持つよ。
あっ 大丈夫です。

私のゴミも入ってるんで。

そっか…。
しかし 難解な事件ですね。

だから 敬語はやめてくれないか。
いや でも…。

俺だよ 小学生の時 同級生だった。

はい?
5年 6年の時 一緒のクラスだった。

小河内…。
ほら 思い出したべ!?

ごめんなさい 覚えてないです。
えっ…。

一緒にフォークダンス踊ったでねぁが…。

覚えてないです。
なして…。

私 友達少なかったんで…

小学校の頃のこと
あんまり覚えてなくて…。

なして覚えてねんだ。

おらは忘れたことねえのに… クッソ~。

あの… すいません。
はい。

携帯電話 落としまして

前に使っていた携帯でGPSで追ったら

この場所にあるって出てきたんです。
携帯…。

でしたら 落とし物で
届いてるかもしれませんね。

奥に会計係というのがあるので
そちらに行ってみてください。

ありがとうございます。
はい。

♬~

私の灰色の小さな脳細胞が 活動を始めた。

あ~ やっぱ おいちゃんのオレンジは
格別だわ。

そりゃ まあ 生搾りの
カリフォルニアオレンジだからだよ。

それをお湯割りがいいのよ。
はい いらっしゃい。

(ありさ)おっす~。
おっす~ えっ?

署から ず~っとつけてたよ。
気付かなかったのかい?

気付いてたよ。
おっちゃん 大根と煮卵とはんぺん。

はいよ。

うちに全然帰ってこないからさ
心配したよ。

あのさ 勝手に うちに上がり込むの
やめてもらっていいかな?

仲がいいな。
違うよ この子は…。

彼女のありさっす!
はい よろしく。 おいおいおい…。

ん? ん? ん? 何? 何? 何?

あっ 浮気したっしょ。
え?

頭から来海ちゃんと おんなじ匂いがする。
え? うそ うそ…。

女ってね そういうの気が付くよ。
男がシャンプー変えて帰ってきたら。

いや 違う… 違う… 違う… 違うんだよ。

どこまでいってんの? 来海ちゃんと。
いや どこまでって そんな…

って あのさ 君 僕の彼女じゃないからね。

ああ そういうこと言うんだ。
そういうこと言うんだ!

おっちゃん この匂い どうにかしたい!

おお よし じゃあ これで消せ!

わ~っ!
ちょ… ちょ… ちょ…。
おでん おでん おでん おでん!

すごい 降り注いでる。

うん あの女の匂いは全て消えた!
これでよし!

いや これでよしって
消臭剤じゃん 何やって…。

消臭…?

ありがとう。

ちょ… ちょ… ちょ… ちょっと待って!
置いてかないでよ~!

何か気付いたようだな。
そちらこそ。

君の 灰色の小さな脳細胞を
お借りできるかな ポワロ。

いいだろう シャーロック。

おや?
おやおや?

♬~

津島英子さんの死因は 頭部外傷。
1階に妻がいるんだ!

(小河内)床下のガス管が腐食し
ガスが漏れていたと分かりました。

うわ~っ! 悲鳴上げたりしてな。
DVですか?

(井川)離婚を持ちかけられていたんです。

(津島)けんかは よくしました。
でも 暴力は振るってません。

実に…。
私の灰色の小さな…。

実に…。
私の灰色の小さな…。 何で邪魔すんの?

そっちこそ。

実に 初歩的だよ。
私の灰色の小さな脳細胞が 活動を始めた。

夢のコラボレーション。
これで穴は埋まったんですね。

来海君 津島さんと お隣の滝川さんを
呼んでくれ。

はい 分かりました。

お手柄だよ ポワロ。
偉そうに言うな 押井。

そこは シャーロックって呼べよ。

♬~

犯人は あなただ!

いきなり?
冗談じゃない。

証拠を示せ。
横ソン君。

1か月ほど前 隣の市の薬局で

酸性タイプの洗剤を
大量に購入してますよね?

あなたは この洗剤を

床下のガス管にかけ 鉄の酸化を急がせ

事件の数日前
さびたガス管を 僅かに削り

この部屋にガスを充満させた。

そんなことしたら 私だって
多少の中毒症状が出るでしょう。

事件前日まで
リフォーム中のリビングの窓は

設置されていなかった
という証言があるんです。

リフォーム業者に問い合わせたら

事件当日の朝 窓を取り付けに来たと
おっしゃっていましたよ。

事件当日
あなたは取り付けられた窓を閉めきり

リフォーム中のリビングに
英子さんを呼び寄せた。

そして 頭をテーブルの角に打ちつけ
殺害し

ライターを握らせ
不慮の事故に見せかけた。

そんなことをしたら
妻は この部屋に入った時点で

匂いで気が付くはずだ。
あなたは ホームセンターで

臭気ガスに脱臭効果のある
腐植質脱臭剤を購入していますよね。

恐らくそれを床下にまいた。

僕が この現場に来た時

床には 冷蔵庫用の消臭剤の炭が
散乱していました。

あなたは 腐植質脱臭剤と
冷蔵庫用の消臭剤を使って

ガスの匂いを消したんです。

私は 爆発時 コンビニにいたんだ。

どうやって引火させたっていうんだ。

それも簡単ですよ。

エアコンのタイマーを
あらかじめセットして 家を出る。

このエアコンは スイッチが入ると
火花が出るんです。

その火花で 爆発を起こすことができる。

それに加えて うちのポワロが
重要なことに気が付きました。

ポワロ分かんねえだろ。

津島さん 現場に落ちていた
奥さんの携帯電話

あれ一つ前の携帯でした。

こちらを見てください。

旧型と新型では
カメラのレンズの数が違うんです。

現場に落ちていた携帯は
奥さんが前に使っていた携帯で

本当の携帯は 誰かが持ち去り
井川さんと連絡を取り合っていたんです。

恐らく 奥さんの携帯を使って

友人の井川さんに
メールをしていたのは

お隣に住む 滝川美佐子さんでしょう。

そろそろ白状したらどうですか?

美佐子さんと
不倫関係にあったんですよね?

それで妻の英子さんが
邪魔になって殺害した。

違う! 何言ってんだ?
そんなことあるわけないだろ!

本人を目の前にしても
同じことが言えますか?

こんにちは。
こんな忙しい時に… で 何?

美佐子さん 津島さんとの関係を
正直に話してほしいんです。

あ? どういうこと?

不倫してたんですよね?

え~っ! えっ この2人が?

不倫なんかするわけないじゃん。
こんな おっさんと。

あなたと津島さんが

ほぼ毎晩 電話で話していることは
通信履歴に残っているんです。

は? 電話なんかしてないし。

まあ 聞いてください。

事件当日の夜 あなたたちの家から

パンという音と
閃光がしたという証言がありました。

(たかし)
爆発が起こる前にね 滝川さんちから

パン パン!
大きな音が 2回ぐらい聞こえてね…。

その音と閃光の正体を
これからご覧にいれます。

来海君。
はい。

横ソン。

これが答えです。

スマホのバッテリー部分に
瞬間的に強い圧力をかけると

大きな音と火花が出るんですよ。

あなたは 津島さんから
英子さんのスマホを預かり

英子さんの友人である
井川さんにメールをしたあと

ガス爆発の前に破壊し
証拠隠滅をはかった。

ふざけんじゃないわよ
やってないって言ってんでしょ!

じゃあ あなたの家から聞こえた

パンという音と閃光は
どう説明するんですか?

それは…。
ほら 答えられない。

言いたくないことだってあるでしょ。

違う! 妻は犯人じゃない!
あんたは 余計なこと言わなくていいの!

(2人)ん?

これ以上 黙ってられるか!
お黙り!

ありがとうございます。
どうした? どうした?

ありがとうございます?
あっ あの… それは…。

刑事さん パンパンという音は
この音だったんです!

(美佐子)やめなさい!
何? 何? 何? 何?

わお。

私たちは SMが趣味でして

あの夜は
妻にパンパンしていただいたんです。

パンパンしていただいた?

閃光は その姿を カメラに
収めていただいた時のフラッシュです。

(美佐子)どうせ気持ちいいんだろ?

(政康)き… 気持ちいいです!

恥ずかしい…。
衝撃の展開っすね。

おお… いや… でも毎晩のように
津島さんと連絡取ってたじゃないですか。

その電話の相手は 私です。
えっ?

私は 携帯を持たせていただけないので
妻の携帯をこっそりお借りして…。

はあ?
津島さんに
連絡を取らせていただいたんです。

なぜですか?

津島さん。

はっきり言った方が いいですよ。

ん? いや…。 こっちも脱ぎだした。
みんな… みんな脱ぎたがるの?

わお こっちもSMっすか?

うちは DVです。
デェーボイ…。

英子は 私に対して
日々 暴力を振るってました。

空手のチャンピオンだったことは
ご存じですよね。

彼女の暴力… 半端ない痛みでした。

だから そのことを 滝川さんに
相談に乗ってもらっていたんです。

お互い妻が寝静まってから…。

あの… 奥さんの骨折は
どうしたんですか?

あれは あまりの暴力に耐えきれず

思わずそこにあった鉄パイプで
ガードしてしまったんです。

何やってんだよ!
す… すいません… すいません!

日々 繰り返されるDVに耐えきれず…

殺してしまったんです。

メールのやり取りは誰が?

私です。
最後のメールは 送信予約で送りました。

電源は ポケットの中で切りました。

そういえば ポケットに手入れてたな。

はあ…。

話は分かりました。

詳しくは 署で聞かせていただきたいと…。

おい お前。 はい。
お前のせいで 辱めを受けただろ おら。

すいません。
おい。 すいません!

いいかげんにしろよ お前。 あっ 首が…。
暴力やめてください!

見たくない!
ああ… 羨ましい!

謝れよ! 暴力はやめて!
助けて~!

そろそろですね。
シ~ッ。

(ひろこ)おとうさん おいしかったね。
(甲元)あっ 来ましたよ。

おりゃ~!
あらららら! 何! 何!

逮捕だ~!
えっ?

白状しろ。 あんたが首謀者だ
っていう情報は 上がってんだ。

分かった 分かった。
刑事さんたちに話してないことを話す!

あのうちの周りは
昔 昔… お墓だったんだよ。

はあ?
あの事件は 幽霊の仕業なんだよ。

はあ?
これ 大丈夫か?

やばいですね。

係長! 大変です!
どうした?

押井さんたちが 犯人を逮捕しました。
何!?

犯人は…。
おとうさん いいから そんなこと!

あの… 誤認逮捕した
ってことで よろしいですか?

違うんだ!
明日のニュースで使えそうです。

そうだな。 せっかく密着したし
報道にVを渡すか。

カメラ止めて! カメラ!
止めてください!

(たかし)犯人は幽霊…。

えっ? 横出さん 係長に
うその情報 流したんですか?

まっ たまには
痛い目 遭ってもらわねえとな。

あっ 小河内さん。
ん?

ああ。

今回は いろいろと助けていただいて
ありがとうございました。

あのさ 遠足のバスが隣同士だったのは
さすがに…。

覚えてません。

どうしたの?

小学校の同級生だったみたいなんですけど
私 全然覚えてなくて…。

へえ~。

ところで 来海ちゃん
押井さんに気があるよね? えっ!?

そんなことありません。
尊敬はしてますけど…。

へえ~。
押井さん 気が付いてないだろうな。

言うの?
言いません。 っていうか

そういう気持ちじゃないですから。
はあ~ どうだか。

本当にないですから。

あっ 押井さん!
えっ? うっそ~!

もう!
アハハハハハ!

また間違えちゃったよ…。

スマホの閃光と勘違いするとはね…。

どうやら君には
深読みし過ぎてしまう癖があるようだ。

余計なお世話だ。

というか なぜ事件の内容を知っている?

やっぱり 君は 惜しい刑事だな。

質問に答えろ!

財とは恐ろしいもので
何もかも見えるようになるんだ。

世の中の裏の裏の その裏のことまで。

私は 君に会えて うれしい。

君もそうだろ。

お前の目的は何だ?

楽しみを増やすことさ。

私は 決して 君に打ちのめされない。

君にもし 私を破滅させるだけの
知力があるなら

私にも また
君を破滅させるだけの知力がある。

もうゲームは始まってるんだよ 押井君。
待て!

ん? 何これ? ん? ん?

私は 常に 君の一歩前にいる。

そのことを忘れるな。
接着剤つけて 一歩前…。

(子供たちの話し声)

いや 何やってる…。
それは僕が一番分からないよ!

(子供たちの話し声)

誰が殺したんだ?
何でも金で解決できるもんだな。

視力が全くないんです。
人 殺しちゃ駄目だ。

すき…。
放っておけないんです。

押井さんに逮捕状が出ます。
何が目的だ。

これはゲームなんだよ! 私と君の。
人の命を弄ぶな!