【土曜ドラマ】六畳間のピアノマン(2)「優しい息子」[解][字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

【土曜ドラマ】六畳間のピアノマン(2)「優しい息子」[解][字]

ビリー・ジョエルの名曲ピアノ・マンの調べが背中を押す4つの物語の第2回。夏野泰造(段田安則)の亡き息子・誠(古舘佑太郎)。人に優しくと育てたが弱さだったのか…

番組内容
夏野泰造(段田安則)は退職の日に、偶然上河内秀人(原田泰造)を見かける。8年前に事故で亡くなった息子の誠(古舘佑太郎)にパワハラをしていた憎い相手だ。人に優しくと育てたことが、パワハラに耐えられない弱い人間にしたのではと悔やむ泰造。しかし警察官の脇見(細田善彦)、誠の同級生の都(福田麻由子)ら、若者たちとの関わりで変わっていく。誠が「六畳間のピアノマン」として楽しそうに歌う動画を見た泰造は…
出演者
【出演】段田安則,加藤シゲアキ,原田泰造,南沙良,三浦貴大,古舘佑太郎,上地雄輔,細田善彦,福田麻由子,中村育二
原作・脚本
【原作】安藤祐介,【脚本】足立紳
音楽
【音楽】ビリー・ジョエル,伊賀拓郎

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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キーワード出現数ベスト20

  1. お前
  2. 人間
  3. 誠君
  4. 大丈夫
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(上河内)入社してから
まだ3件しか売ってない

無能な夏野に比べれば
マシやと思てるんやろ。

ハハハ… 無駄に飯食って

クソするだけの産廃じゃ
救いようがあらへんな。

どういうふうに育ったら お前みたいな

無能な人間が出来上がるんかいな。

お前は クズの中でも最低のクズや!

ハハハ…。

(クラクション)

(大友)夏野!
入らないで!

夏野!
入らないで!

本当に 息子さんは
よくやってくれていましたから

我々としても
非常につらい気持ちでいっぱいです。

(泰造)ご迷惑 おかけしました。

(村沢)お前が ネットにばらまいた音声で
やつは半狂乱になって逃げた。

じゃあ 俺 行くわ。

ああ またな。

ああ。

♬~

(鈴の音)

そしたら 行ってきます。

お願いします。
お願いします。

おはようさん。
おはようございます。

おはようございます。
おはよう。

おはようさん。
おはようございます。

お願いします。
はい。

はい 夏野です。

☎(砂岡)おう 俺や。
専務。

(砂岡)やめてくれよ お前は もう
最後まで専務て。

おい 昼飯どうや?
最後ぐらい おごらせてくれよ。

いえ 今日は…
夜にゆっくり ごちそうになりますんで。

はい… はい では。

(チャイム)

(アナウンス)「お昼になりました」。

何やねん 腰痛いの? 痛い。
大丈夫かいな。

♬~

あの…。

大友といいます。 夏野君とは同期でした。

息子と…。
夏野君には お世話になりました。

本当に… 優しいやつでした。

あ… ありがとうございます。

♬~

(チャイム)

(アナウンス)「終業時間になりました。

残業申請していない方は
速やかに業務を終了してください」。

夏野部長 ご退職おめでとうございます。

これはこれは
どうもありがとうございます。

(拍手)

夏野部長のもとで働けて幸せでした。

部下の私たちにも
本当に優しくしていただいて…。

夏野部長みたいに
優しい人になることが私たちの目標です。

いえ 私のような人間なんか
目指さん方が…。

あ いえ… 私も皆さんと働けて
本当に幸せでした。

こちらこそ お世話になりました。

(拍手)

送別会って 残業代出るんですかって。

開いた口が塞がらんかったぞ 俺は。

あいつらが同じ人間とは
とても思われへんわ。

まあ… あいつらが来ても
気い遣て疲れるだけですから

これでええんですよ。
ほんま もう頼むわ。

敬語はやめてくれよ。
今は ただの同期やないか。

嘱託で残る話 やっぱりあかんか?

お前がおってくれたら
ほんま こっちは大助かりなんやけどな。

専務。
おい。

砂岡。 俺は… もうええわ。

お前は変わってしもたな。

俺は営業のエースで
お前は業務の知恵袋にして懐刀やった。

2人で でっかい案件
何個も取ったやないか。

お前は誠君のことがあってから…。

すまん…。
いや… ええよ。

せやけどな… 悔しいんや 俺は。

あの男が… おった。

あの男?
誠の上司や。

どこに!?

1週間ほど前から
駅前の公園で工事しとるやろ。

あそこで作業員をしとる。

8年間ずっと恨み続けてたのに…
あいつ見ても 体が動かへんかった。

おい… アホなまねは絶対あかんぞ。

気持ちは分かるけどな。

(テレビ)「先週 ネットに投稿された
『地獄の朝礼』というタイトルの音声動画」。

(テレビ・上河内の音声)
「お前は人間やなかったな。

生きる価値のない産業廃棄物 産廃や」。

(テレビ)「この朝礼を行ったとされる会社を
直撃しました」。

「あの すみません 社員の方ですか?

告発されたようなパワハラが
日常化していたのではないか

という意見もあるんですが
どう思われますか?」。

「おい!」。

「あなたが朝礼を行った上司ですか?

お宅の社員が亡くなったことを
どう思ってるんですか!」。

息子さんは
よくやってくれていましたから

非常につらい気持ちでいっぱいです。

(テレビ)「この会社では 先日も
若手の社員が事故で亡くなりましたが

厳しいノルマと
上司からの激しいプレッシャーが

事故につながったのでは
という見方が出てきています」。

(上河内の音声)
「仕事がハードで メンタルやられて

事故っちゃいましたってか?
笑わせんな。

どーせ そんな弱っちいヤツは
この世の中 生きていかれへんわ」。

(泣き声)

いたた…。

(テレビ)

♬~(お風呂が沸く音楽)

(お風呂が沸く音楽の鼻歌)

お風呂が沸きました…。

(夏野)♬「ララ ディディ ダララ」

♬「Sing us a song,
you’re the piano man」

♬「Sing us a song tonight」

♬~

お疲れさん お疲れさん。 大丈夫やった?
ええ。

ほんま? ええって言うけど うそやろ。
痛そうやったもん 腰。

♬~

さようなら。
さようなら。 さようなら。

気い付けてな。
は~い。

さようなら。

♬~

♬~

ただいま。

誠? 来てるんか?

誠…。

ああ… お帰り。

どないしたんや?
ちょっと… 近くまで営業に来たんや。

寄ってみただけ。 もう行くわ。

どうや 仕事は?

まあまあかな。 もう一回りしないと。

今からか?
夜の方が在宅率高いからね。

誠。
ん?

いや…
大変な時こそ 人に優しいするんやぞ。

♬~

おう… おはよう。
おはようございます。

腰 大丈夫なん?
大丈夫です。

ラジオ体操 ちゃんとやっとけ
こうやって…。

今日は お前 やらかさんといてや。
ハハ… おはようございます。

ちゃうちゃう… 中から外へ。
あ~。

分かる?
分かりました。 やってみる?

はい… あっ!
(笑い声)

かかった? ごめん ごめん…。
わざとやろ おい。

あっ…。
おお… 大丈夫かいな!

大丈夫です…。
一輪車 壊れてもうてるやん もう。

ああ ええ ええ…。

また腰いわすやろ。 大丈夫か?
けがないか?

何でや… 何で笑てられんねん…。

♬~

はい お疲れ。 ほい…。

頑張ったから これで乾杯しよう。
ああ ありがとう。

はい いくで。 はい かんぱ~い!
かんぱ~い!

♬~

(上河内の声)
仕事がハードで メンタルやられて

事故っちゃいましたってか?
笑わせんな。

どーせ そんな弱っちいヤツは
この世の中 生きていかれへんわ。

♬~

お… お前は…。
はい?

お… お前は… 私が誰か分かるか!

いや あの…。

分からへんのか!

ハハ… すみません。 あの その…。

何で お前は笑てられんねん!
あ いや そんな…。

わしは… お前を殺したい!
は!?

殺したる… 殺したる!

うっ… ちょっと…。

≪(悲鳴)
ふざけんなよ! 離せよ!

離せっつってんじゃん!
ちょちょ ちょちょ…。

すんません。 すんません…。

(笑い声)

おいおい… おら!

おい!
速っ! (笑い声)

速えな 逃げんのは…。

速えな。
逃げんの速えんだよ ハハハ…。

おっさん来たぞ。
おっさん来たわ…。

おいおい…。
おお 何や? お前。

おいおい おいおい…。
何や? おい。

何や? このおっさん。

どけよ。
どけっつってんだろ。

君らが どけ。
おい 何言うとんじゃ おっさん。

おら!
ううっ…。

邪魔なんや お前。
(笑い声)

おい おら…。

(笑い声)
おら!

何じゃ こら…。

(笑い声)
情けないのう。

おら…。
おいおい おいおい…。

死んでくれ… 死んでくれ…。

ハハハ…。

おい おっさん 何つった? 今。

何で お前らみたいなんが生きてんねん。

お願いやから死んでくれ!

なあ… 誰か お願いやから死んでくれ!

お前らの中の誰か一人だけでもええわ!

な! 頼むさかい死んでくれ!

死んでくれ!
ハハハ マジお前ウケるな おい。

おい おら…。
ううっ…。

大丈夫か おい。 こいつ
頭おかしいんとちゃうか。 おい おら。

死ねへんのやったら…
わしを殺してくれ!

触んじゃねえよ!

ううっ…。

そうや…。 殴れ! 殺せ!

(脇見)おい やめろ!
何や お前は。

警察や。
おら!

うっ…。
なめとんか こら。

うわっ…。
何じゃ こら!

ああっ…。

あ… おい!

大丈夫ですか?

男4人は谷町駅方面へ逃走しました。

こちらは被害者男性のそばにいます。

はい…。

私なんか…
あのまま殺されたらよかったんだ…。

そんなこと言うもんやないですよ。

死んだりしたら ご家族が悲しむでしょう。

女房も息子も死にました。

でも 息子は助けられたかもしれへん…。

あんたみたいに
強い人間に育てといたら…

息子は あんな会社辞められたはずや…。

せやのに私は
優しい人間になれとしか言わんかった…。

人に親切にせえとしか言わんかった…。

うちのおやじは
「強い人間になれ」ばかりでした。

あ… 刑事やったんですけど
柔道も めちゃくちゃ強くて。

私は そんな強い父親に憧れて
刑事になったんですけど

どうにも血が苦手で… 今は交通課です。

お父さん… 何と?

おやじは 私が警官になる前に死にました。

殉職です。

今の私を見たら… 何て言いますかね。

しょうがないなって
苦笑いでもしてくれるといいですけど。

「強い人間になれ」しか言わないおやじを
疎ましく感じたこともありますけど…

多分 その強さの中には 優しさとか

いろんな意味も
含まれてたんやろうなって。

今は勝手に思うようにしてます。

♬~

格好悪いな ええ年して。 笑てくれ。

(泰造)はい 夏野です。

(チャイム)

(インターホン・泰造)「はい」。
(都)お電話させていただきました

誠君の同級生の仁科です。

(鈴の音)

すみません 命日でもないのに突然。

いえ… ありがとう。

よかったら お茶でもどうぞ。

あの… 今日はこれをお持ちしたんです。

これは…。
タイムカプセルです。

こないだ同窓会があって 杉野先生が…。

あ 杉野先生って
6年の時の私たちの担任の先生です。

ああ 覚えてます。 男性の熱心な…。
はい。

その杉野先生が 誠君のタイムカプセルを
預かってくれていたんです。

へえ…。

これ 開けてもええですか?

もちろんです。
そのためにお持ちしたんです。

ああ 開いた…。

(健太)このタイムカプセルを作った日に
あった出来事を みんな書いたんです。

(泰造)
「今日は学級委員になってしまった。

一学期に続いて まただ。
できれば ほかの人がよかった。

どうせなら健太か猛がやればいいんだ。

でも決まったからにはがんばろう」。

(猛)え! これだけ?

(健太)何や そら。
ハハ… でも 何か誠君っぽくない?

面倒なことは かぶっちゃうのに
こういうとこ 変にテキトーで。

ああ 確かにな。
自分のことにはテキトーっていうかな。

誠君 しょっちゅう
学級委員をしてたんです。

してたいうか させられちゃってて。
あいつが?

誰にするか困ったら
誠にやってもらってて。

(健太)誠も困ったような顔してたけど
断らへんねんな。

学級委員だけやなくて
文化祭の実行委員とか

運動会の委員とか… みんなが
面倒くさがってやらないようなことは

いつの間にか 誠君が引き受けてくれてた
ようなところがあって。

優しいやつやったからな。

優しいっていえば 小5の時に
私の家で誕生日会があったんです。

その時 うちの母が 張り切って

たくさん 料理を
作ってくれたんですけど…。

(健太)おい 誠 どんだけ食うねん お前。

(誠)だって これ 全部
都のお母さんが作ってくれたんやろ。

残したら悪いやん。

ほんまに優しい人なんやなって
思いました。

きっと 人が傷つくところを
見たくないんですよね。

いつも気を回して先回りするんです。

そうや 覚えてるか?
俺とお前が けんかした時。

けんか? 何やったっけ?
理由は忘れたけど

俺がお前のこと殴ったら お前
歯食いしばって殴り返せへんかってん。

(猛)ごめん! 殴って悪かった。

(健太)ええよ。

すごいな お前ら すごいよ。

殴り返さへんかった健太もすごいし
謝った猛もすごい。

お前ら かっこええよ。
ほんま かっこよかったわ。

誠って そういうのをちゃんと見て
褒めてくれる 優しいやつやったよな。

そんなふうに…
育てへんかったらよかったと思ってます。

不誠実で傲慢で ひきょうな人間でも…

あそこから逃げ出せる人間に
育てるべきでした。

所詮 優しさなんちゅうのは
弱さの裏返しですから。

(都)そんなことないです。

本当に弱い人は
人に優しくなんてできません。

つきあってた私が言うから本当です。

ええ!
マジで!?

中学卒業してから少しだけな…。

誠君 ほんまに優しい人でした。

そやから私… 何て言うか

一生懸命 誠君のこと
誘う言うたら何か変ですけど…。

何 何!? 言えよ おい。
う~ん…。

すみません! 余計なことを言いました。
いえ…。

もう おいとましますので。 ちょっ…。
いや…。

帰るよ。 待って…。
いや ちょ… ちょっと 待ってください。

あの… 聞かせてもらえませんか?
もうちょっとだけ 誠のことを。

ああ すみません…。 あっ!

え~っと… これだ…。

ビールでも飲みながら… ね。
そんな堅苦しい感じやのうて。

どうです? あ… けど
昼間からは さすがにあれですかね。

(笑い声)
え?

お父さんの感じが 誠君そっくりで。

僕も そう思いました。
そっくりすぎました。

え…?
じゃあ お言葉に甘えて

飲ませていただいてもええですか?

ええ 是非! じゃあ… 座って。

ほんで ほんで?

誠君 ほんまに
何にもしてきてくれないんですよ!

ハハ… ほんま奥手なやつやったよな。

一緒に帰る約束するだけでも
大変やったんやから。

ほんまに つきあってんのかなって。

結局 帰り道に 一度だけ
手をつないだことがあるだけで…。

♬~

誠君といると
優しい空気に包まれる感じっていうか…。

(笑い声)

誠の勘違いやったんですよ!

僕ね その子に全然気ぃなかったのに
あいつが勘違いして

僕と 2人っきりにさせようと思って
来んかったんですよ。

(笑い声)
でも そのおかげで

福子とつきあえたんでしょ。

しかも こいつね その福子と
来月結婚するんですよ。

アホ! あの福子と
結婚することになるなんて

俺が びっくりやわ。
誠のせいで 俺の人生狂ったわ。

あ~ 福子に言うたろ。
絶対 ないしょやで。

怒られるわ~。
怖そうやな。

怖い 怖い 怖い。
絶対言わんといてくださいね。

(都)でも何か 仕事や家事で疲れると…
何でか 誠君のこと思い出すんですよね。

何か ふと楽になるっていうか…。

それ分かるな。
俺も仕事のストレスで しんどい時とか

誠のMYTUBE見てまう。

誠のMYTUBE?
(猛)ご存じないんですか?

うん。

♬~

♬「Sing us a song,
you’re the piano man」

♬「And you’ve got us feeling alright」

「六畳間のピアノマンです。

久しぶりの更新です。

今日 仕事の途中で
実家に帰ったんですね。

何か最近…
もう すごい疲れてしまって。

まあ ちょっとサボったんです。

そしたら 父親に
ばったり遭遇してしまって」。

あっ。
「実は小4の時に 母が亡くなってから

父親は男手一つで
僕を育ててくれました。

昔から『優しい人になれ』が
父親の口癖で。

今日も 久しぶりに会った父親が
言ったのが 『優しくしろよ』で。

疲れ切ってる息子に それかいって
思ったんですが…

何か笑ってしまったんですよね。

会ったのも久しぶりやったから

向こうも きっと
何て言うたらいいのか分からなくて

思わず出てきた言葉やと思うんですけど
おやじらしいなっていうか…。

あきれて 逆に気持ち楽になって。

それで今日 久しぶりに
更新する気になりました。

母親が死んで
2人で家事を分担し合って…。

おやじが最初に 僕に任せてくれた家事が
風呂を沸かすことで…。

よく一緒に入ってました」。

♬~(お風呂が沸く音楽のアレンジ)

(お風呂が沸く音楽の鼻歌)

お風呂が沸きました。
(笑い声)

♬~

「お風呂が沸きました」。

♬~

♬「Sing us a song,
you’re the piano man」

♬「And you’ve got us feeling alright」

♬「It’s nine o’clock on a Saturday」

ああ… お前は弱くなんかなかった…。

ただ… ただ お前は…

優しい人間やってん…。

♬~

ありがとう… ありがとう 誠…。

♬~

大変な時こそ 人に優しいするんやぞ。

♬~

おやじらしいな。

村沢!
何や?

これ… 昨日 俺が
アポ取った客なんやけど

お前が代わりに行ってくれへんか?

どういう意味や。
人に同情してる余裕なんかないやろ。

そうやない。 ほんまに
お前が行った方がええと思うんや。

実を言うと
かなり強引に進めてしまってな…。

頼む 助けると思て。 な。

行ってくるで。

おはようございます。
おはようございます。

おお すまん。 待たせてしもたな。

ああ いや…。

どうや 老後の生活は。 悠々自適か。

いや… 時間を持て余してるだけや。

おいおい お前の暇つぶしに
つきおうてる暇ないで こっちは。

実は… 嘱託の話 まだいけるんやろか?

どういう風の吹き回しや。
あんな かたくなに拒絶しとったのに。

若いやつらに励まされてな。

(砂岡)若いやつ?
ああ。

あいつらも… きっと あいつらなりに
一生懸命生きてるんやと思たんや。

むしろ 一生懸命に生きてへんのは
俺の方やった。

特に この8年間は…。

今までの経験だけで
乗り切ったようなもんや。

若いやつらには文句も言わず

物分かりのええ上司のふりを
してただけや。

ただの抜け殻やった。

けど そんな俺に力をくれたんは
若いやつらやったんや。

せやから俺も… もうちょっと頑張りたい。

こんな老いぼれでも
役に立つことがあれば

何にでも使てもらいたい。

頼みたいことは山ほどあるで。

見てみ。
このアホみたいなチェックリストの山。

このチェックリストをクリアするために

若い連中は
膨大な細かい作業に追われて

疲れ切ってしもて 活力も のうなって
縮こまってしもうとる。

このまま エスカレートしてったら
間違いのう ブラック企業一直線や。

俺たちは 美しい書類を作るために
仕事をしてるわけやない。 そうやろ?

お前の老かいな知恵と経験で
若い連中を助けてやってほしい。

よろしく頼むわ。

ありがとう…。

こちらこそ 改めてよろしくお願いします。
砂岡専務。

また専務や。 しゃあないな。

ほな 社長か。
(笑い声)

♬~

ジンセイデ イッチバン ウマイビール
ノンデイキマセンカ?

え?

オミセ ドウロノ ムコウ。 アレ。

ああ… 一杯やっていくか。

アリガトウゴザイマス。

♬~

あ…。
(真治)いらっしゃいませ。

お待たせしました。 はい…。

お飲み物は何にしましょうか?

そうですね… ビールください。

ビールですね。 少々お待ちください。

あ すみません
あの… 2ついただけますか?

2つ?
ええ 2つ。

かしこまりました。 お二つですね。
ええ。

♬~

(真治)お待たせしました。
おおきに。

こちらで よろしいでしょうか。
はい。

ごゆっくり どうぞ。
あ それと あの ポテトサラダ。

(真治)あ ありがとうございます。

♬~

お前と こうやって
ビール飲んだことなかったな。

乾杯。

ああ うまい! ええ…。

なんちゅううまいビールなんや これ。
ありがとうございます。

何で
こんなうまいビールつげるんですか?

何で… ですかね…。

話せば長なるんですけど。
ええ。

♬~(店内のBGM「ピアノ・マン」)

え?

♬~(「ピアノ・マン」) ああ…。

♬~(「ピアノ・マン」)

時間 いっぱいあるんです。
聞かせてもらえませんか?

分かりました。

それと ビールお代わり。

ありがとうございます。
今 お持ちしますね。

うまいな。

♬~

あなたに襲いかかったんは
彼のお父さんか誰か…。

久しぶりに 人間に戻った気します。
おにいさんのおかげです。

新しい人生 生きていけばええんやない。

ビートル3台見たら願い事かなうんや。

おっちゃんも何か願ったら?

♬~

♬~