【よるドラ】ここは今から倫理です。(4)[解][字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

【よるドラ】ここは今から倫理です。(4)[解][字]

新時代の“よるドラ”は全く新しい学園ドラマ。山田裕貴演じるミステリアスでクールな倫理教師が悩める高校生の問題に立ち向かう。「この『倫理』は人生の必修科目です!」

番組内容
近藤陸(川野快晴)は兄のカイト(山科圭太)が逃げたとチンピラ達から言いがかりをつけられ暴行を受ける。そこに現れた“ジュダ”と呼ばれる男(成河)に助けられた陸だったが、今度はジュダに軟禁されてしまう。そこに飛び込んでくる高柳(山田裕貴)。ジュダと高柳の間にはかつて、一人の女子生徒を巡る浅からぬ因縁があった…。高柳は陸を連れ出そうとするが、ジュダはそれを阻み、ハンナ・アーレントの言葉を突きつける。
出演者
【出演】山田裕貴,川野快晴,茅島みずき,池田優斗,渡邉蒼,池田朱那,浦上晟周,吉柳咲良,板垣李光人,犬飼直紀,杉田雷麟,中田青渚,異儀田夏葉,藤松祥子,川島潤哉,山科圭太,板橋駿谷,成河
原作・脚本
【原作】雨瀬シオリ,【脚本】高羽彩
音楽
【音楽】梅林太郎

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

テキストマイニング結果

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キーワード出現数ベスト20

  1. 先生
  2. 人間
  3. ジュダ
  4. 兄貴
  5. 近藤君
  6. カイト
  7. 学校
  8. 交換
  9. 世界
  10. 幸喜
  11. 彼女
  12. アーレント
  13. アイヒマン
  14. 二度
  15. 木原
  16. 連中
  17. カント
  18. タバコ
  19. ハンナ
  20. フッ

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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(カイト)陸 メシ~!

(陸)お~。

ほれ… ナポリタ~ン。

いただきま~す。

ちょい待ち… 待って待って…。

またブロッコリーかよ~。

(カイト)ブロッコリー食っときゃ
野菜は最強だから。

かけ過ぎだって!

どう?
うん うまい。

(カイト)だろ?

はい お疲れ。

うん… えっ マジ?

うん。 まあ なんとかするわ。

なあ 陸。

これ 友達のタバコなんだけど

ちょっち俺の代わりに
今から渡しに行ってくんねえ?

は? 俺が? 今?

んで 俺も そいつから もらうもんあって。
交換こみたいな。

あ~。
(カイト)頼む~。 じゃあ お駄賃出す!

分かったよ。

んで どこ?
あ~ あっちの公園のさ…

詳しい場所はメールするわ。
うん。

(カイト)ちょっ 待て待て 待て待て…。

んなもん つけてくなよ だっせえからよ。

じゃあ 頼むわ。

うん 行ってくるわ。
おう。

[ 心の声 ] 何で?

何で?

あ~ ねえ あんちゃん あんちゃん…
待って~。

タバコ もらっていい?

うえ~い。

あの…。 あ?
交換こは?

(笑い声)
交換こ。 交換こ?

交換こ これ。 ハハハ… じゃあな。
バイバイ。

[ 心の声 ] 何で? 何かおかしいよ。

でも 口には出さなかった。

こうなるまで。

(高柳)
人間は 理性的な存在であると同時に

自然的な存在であると
カントは言っています。

沸き上がる感情や欲求に
あらがいきれないことがある。

皆さんも思い当たるところが
あるのではないですか?

勉強しなければならないのに寝てしまう。

太ると分かっていても食べてしまう。

不快さよりも心地よさを求めるのは
自然なこと。

人間は そもそも
快楽への傾向性を持っているのです。

知らねえって何だよ お前。

すいません。

立て!

兄貴出せ お前 おい!

てめえの兄貴が
ヤク持って逃げたっつってんだよ。

しかし 自然法則に従って
欲求のままに生きることは

果たして自由なんでしょうか?

(幸喜)やっぱり話そう。
(亮太)うん。

それは
自然法則に支配されているだけなのでは?

おにいさんたちと一緒に行こうか。

(うめき声)
おい! 何してくれてんだ てめえ!

ジュダさん。

(ジュダ)その子 俺に頂戴。

♬~

(チャイム)
倫理を終わります。

(いち子)起立!

(恭一)あっ 今日 僕が当番!

きよつけ~! 礼!

ありがとうございました!

ちょっと!

先生 あの 今の号令ですけど 僕には
ちゃんと当番をやる意志があった…。

ねえねえ 先生 今日のとこって…。
今 僕がしゃべってるから!

(時代)うるさい。
(いち子)どうでもいいってば。

それよりさ…。
誤解があったら あれなので!

(幸喜)たかやな。

ちょっと いい?
あれ? 先生 何か今日 人気者じゃん。

珍しいね。
ナチュラルにディスってる。

(いち子)何が?
陸のことなんだけど。

私も気になっていました。

(木原)近藤 陸。

もう丸2週間 学校に来ていません。

(梅沢)
あの子んちはね いろいろ複雑だから。

このまま欠席が続くようなら
卒業も難しくなるね。

(小林)間と山野は何て言ってるの?
仲いいでしょ あの3人。

(木原)いや そうなんですけど…。

俺たち 本当 何も知んねえんだって。

一応 メールはしてっけど
全然返ってこなくて。

でも 担任の木原が超聞いてくっから。
ねえ 何か俺ら 疑われてます?

木原先生は 本当に優しい方ですから。

あと 木原「先生」。

え… たかやなは たかやなでも
文句言わねえじゃん。

間君は 私には敬称をつけるに値しないと
評価していると理解しています。

いや 親しみ込めてるつもりなんだけど。
それは ありがとうございます。

(亮太)
で… 俺たち 陸とは仲いいんすけど

何でもかんでも言うって感じではなくて。

(幸喜)家族のこととか絶対話さないし。

(いち子)え? 兄貴がらみじゃない?
はい?

あいつの兄貴 やばくて有名だから。
そうなのですか?

今はやりの半グレってやつ?

えっ 知り合い?
いや 単に地元が近いだけだから。

逢沢さん 差し支えなければ
あなたの地元について教えて頂けますか?

え? 笠出だけど。 あの 笠中通りの辺り。

先生 どうしたの!?

ちょっと思い当たることがありますので。

間君 山野君
近藤君に連絡を取り続けて下さい。

ういっす。

(恭一)先生!

♬~

な… 何で 俺を。

(ジュダ)好きなの 高校生。
え?

バカだから。

俺みたいなのにも
ホイホイついてきてくれるし。

ちょ… ちょっと待って下さい!
待って! 気持ちい?

逃げてどうすんの?
今 外 出たら連中に捕まるよ。

次 やつらに捕まったら 殴られるだけじゃ
済まないと思うけど?

お兄ちゃんと仲よかった?
だから お兄ちゃんの仕事 手伝ったの?

はい。

お兄ちゃんのこと忘れな。

(ジュダ)お兄ちゃんさ
みんなで仲よくさばいてた商品と金

全部持って逃げちゃったんだよね。

分かるよね?
そういうやつが どんな目に遭うか。

悲しい?

いや。 何かあの人 いつも
危ない人とばっか つるんでたから

とうとう来たか みたいな…。
(ジュダ)へえ。

うちは母さんもいなくなったし

父さんも何か ずっと家にいなくて。

兄貴も
いつか いなくなるんだろうなって。

かわいそうだね。

ジュダさんは
何で俺を助けてくれたんすか?

言ったじゃん 好きだからって。

俺と仲よくすれば
連中からは守ってやるよ。

ちょ… 待って下さい。
しっ! 静かに。

優しくするから。

ん? 何だよ これ。

何だ ネクタイか。

ん? これ 羽北高校のネクタイ?

お前 羽高生?
はい。

あっぶねえ~!

あ~っぶねえ~な マジ
勘弁してくれよ~。

あっぶねえ~。

今の全部 冗談だから。
え?

うわっ!

あ~ クソ!

はい もしもし?

ああ まあ いるけど。

(幸喜)既読つかねえ。 そっちは?

こっちだけ つくわけないだろ。

ねえ 帰らないの?

逢沢さんこそ 帰らないの?
は?

え? 何で?

あ~ もう 陸!

(扉をたたく音)

(舌打ち)
早えな。

(扉をたたく音)
おい 鍵 開けてやって。

いや でも…。
いいから。 ほら 早く!

(扉をたたく音)

たかやな? 何で?

近藤君… こちらへ。

おい とりあえず ドア閉めて鍵かけてよ。

できません。 閉じ込められては困る。

はあ?
近藤君

まずは ここを出て話しましょうか。

おい 弟君 鍵閉めて。
えっと…。 行きましょう。

(ジュダ)
外には お前を捜してる連中がいんだぞ。

違うんだよ たかやな。

近藤君 やめなさい。

あの男の言うことは聞かないで。
行きますよ 近藤君! ちょっと待って…。

待て!

先生 そりゃないでしょ。

てめえんとこの生徒
救ってやったんだけど これでも一応。

うん…。

あ~ さすがに今の態度は むかついたわ。

おい 弟 鍵閉めろ。 連中に入られる。

はい。

あんたは今 はなから俺を悪とみなし
俺との対話を拒絶した。

それは「倫理」の先生として
いかがなもんかね?

確かに そのとおりです。

それについては申し訳ない。
気が動転していました。

あんたの言いたいことは分かる。

あんた 俺のこと 俺がふだん
どんなところで生きてんのか知ってる。

だがな こいつが自分から入ってきたんだ。
俺の生きてる世界に。

バカだから。 何が善か悪かも知らずに。

その場その場で流されて 何にも考えずに。

そうなんですか?

近藤君は なぜ ここにいるんですか?

[ 回想 ] これ 友達のタバコなんだけど

ちょっち俺の代わりに
今から渡しに行ってくんねえ?

交換こ これ。 ハハハ… じゃあな。
バイバイ。

[ 心の声 ] おかしいなと思うタイミングは
何回もあった。

でも 思うだけで口には出さなかった。
「何で?」って。

だから 誰も答えてくれなかった。

そのうち
考えるのも めんどくさくなった。

カイトと似てないよね。

陸ちんの方が かわいい!
あ~ ちょっと ちょっと!

[ 心の声 ]
何で学校に行かなきゃいけないのか。

何で うちには親がいないのか。

陸!
陸ちん!

おかえり~。

陸ちん おいしい?
はい。

やだ~ やっぱかわいい! アハハッ!

[ 心の声 ] 何で 兄ちゃんたちの
作ってくれるジュースを飲むと

次の日 頭 痛くなるのか。

めんどい。
いろいろ考えんのは めんどいし

頭が痛くて…。

分かんないっす。 何となく…。

(ジュダ)先生 この子叱るのは違うぜ。

その場のノリに流されて悪に行くのは
人間として当然だ。

「人間の本性は悪」。 荀子も そう言ってる。

「性悪説」ですか。
カントだって言ってる。

「人間は気ままに生きると
争う『悪』になる」って。

そうだ ハンナ・アーレントもだな。

「『悪』は陳腐 『悪』は月並み」って。

誰もが当たり前のように
簡単に悪に染まっていく。

それが この世界の真理だ。
そうだろ? 先生。

いいえ あなたは彼らの思想を
都合よく解釈しているだけです。

荀子も カントも アーレントも

人間は当然 悪であるから
悪を容認するとは言っていません。

彼らは だからこそ
人が悪を乗り越えるために

何をすべきか語っているのです。

フッ…
先生なら そう言うだろうと思ったよ。

だがな 荀子が人間の本性が悪だと
言ってから何年たった? え?

おい 弟
ハンナ・アーレントは分かるか?

いや…。
おい 先生!

彼女のことは
まだ授業で扱っていないんです。

ハンナ・アーレントは
1961年 アイヒマン裁判を傍聴し

全体主義の中で醸成される悪について
分析した。

アイヒマンは? 知らねえだろうな。

アイヒマンは 元ナチス親衛隊で
ホロコーストを主導した人間だ。

まあ ユダヤ人大虐殺の実行犯って
思えばいい。

どんなやつだったと思う?

果たして
裁判で人々の前に現れたアイヒマンは

ヒトラーに心酔した
狂った差別主義者だったか。

冷徹な快楽殺人鬼か。

そうじゃない。 やつは ごく普通の
真面目なドイツ人だった。

上からの命令に忠実に従っただけの
従順な官僚。

分かるか? 命令されたから。

それだけの理由で
人間は毒ガスの噴射スイッチも

原爆の投下スイッチも
簡単に ちゅうちょなく押せるんだ。

誰もが当たり前のように悪なんだ。
そうだよな 先生。

それは…。
(ジュダ)名だたる哲学者たちが何人も

人間の悪性を どう乗り越えるべきか
について 頭を悩ましてきた。

そして その都度 答えも出した。
それで人間は変わったか?

ほんの数十年前
人間は富の奪い合いのために

愚かしくも たくさんの血を流してる。

誰かれ構わず 戦渦に巻き込み
原爆を落とし ユダヤ人を虐殺してる。

そこでも哲学者たちは言った。

こんなこと 二度と起こらないために
どうすればいいか。

で? 人間は変わったか?
世界は変わったか?

人間によって 人間の命が奪われる。

そんな悲劇は
もう この世界じゃ起きないか?

違うよな。 あんただって…。

いや あんたこそ よく分かってるはずだ。

人は悪を克服できない。

誰もがアイヒマンで ユダなんだ。

人間の本性は悪。 それが世界の真理。

なのに不思議だよ 先生。
そんなに善ぶるなんて。

私は 彼の教師ですから。

教師として
善の心で彼に接するしかありません。

フッ… つらいね 先生。

教えて下さい。 彼に何があったのか。

なぜ 彼がここに来たのか。

あんたみたいな善には 何にも教えない。

教えたとこで分かんねえだろ。

あんたの顔
偽善の仮面が べったりくっついてるよ。

二度と引き剥がせないぐらいにな。

分からないかもしれません。

ですが 分かろうとすることはできる。

だから 問い続けます。

近藤君
あなたは なぜ ここにいるんですか?

♬~

ねえ 弟君 君はどうしたいの?

分かんない。

分かんないっす。

どうしたらいいか

分かんない。

分かんないっす。

だって 兄貴は…。

兄貴は いつも俺に優しかったし。

家族は兄貴だけで。

俺 兄貴が好きで。

誰が悪いとか考えたくなくて。

何でここにいるかとかも言えなくて。

だけど 俺

どうしたいか 分かんないっす。

分かんないっす。

分かんないっす。

(陸のすすり泣き)

(メッセージの着信音)

♬~

♬~

(陸のすすり泣き)

俺 学校…

学校行きたい。

すいません。

♬~

飛び込むとは…。
(くしゃみ)

ねえ 君たち 何がしたかったの?

うるせえな。
あ~あ 夏来たのにな。

(くしゃみ)

(ジュダ)あ~ もしもし
カイトの弟のことなんだけどさ

絶対 手ぇ出さないで。

ほかのやつらにも言っといて。

何かしたら お前らに
二度とブツ売らねえから。

何かを 救ってくれたのですか?

(ジュダ)俺は正しいことが大っ嫌い。 でも…。

フッ…。

でもね 先生。

誰よりも正しく生きてるあんたが

俺みたいなのと
真剣に言い合いしてくれんのは うれしい。

あんたと こうして口論することだけが

俺がしてる唯一の倫理的なこと。

変なのに からまれたら
ジュダの名前出して。

じゃあね たかやな。

体には気を付けて 川村君。

おい! 次 その名前言ったら殺すからな。

たまには飲みに来てよ。

話したいんだよ あんたみたいな人と。
ガキ抜きで。

♬~

あの…

何で たかやなは
あの人と知り合いなんすか?

2年前

あの男に教え子をとられました。

何度も校内で
自殺未遂を起こした子だった。

何度も話を聞いたけれど

ついには学校に来なくなり

夜の繁華街の中 あの男の隣にいるのを
見つけて連れ帰ろうと。

それでも 彼女は戻ってこなかった。

彼女は一人で生き始めた。

あの男と同じような 闇の世界で。

時々 あの男のもとへ
彼女の話を聞きに行っていたのですよ。

学校という 正しい場所では
あんなに死にたがっていたのに。

悪は憎むべきだけれど

彼女は その悪のおかげで今も生きている。

でも 近藤君。

あなたが もし
その悪に触れ 怖いと思い

学校という正しい場所を
不快に思っていないなら

二度と こんなことしないで下さい。

ちゃんと考えなさい!

自分にとって 何が善か悪かくらい!

明日から また

学校に来るんですね?

はい。

♬~

(幸喜)えっ 兄貴 捕まったの!?

おいおい… 過激だな~。

てか 何で お前
弁当 ブロッコリーだけなんだよ。

このくらいなら 自分でもできるしさ。

♬~

(亮太)俺の卵焼きやるよ はい。

俺のも…。

それかよ。
おいしい ありがとう。

(笑い声)

うまい。
うまい?

お~ たかやな。

これ見て。
休んでた間のノート 写してんの。

そうですか。

ではまた 倫理の時間に会いましょう。

すげえな マヨネーズ。
フフフフ…。

結構 うまいよ。
うそだよ。

≪食べる?
≪食べない。 ≪食べる?

あ~あ。 切っちゃおうかな。

彼は 誰にでも あんなふうに
くっつくのですか?

大丈夫だよ。

私は あなたの心を救いたい。

先生 ギュッてして。