ウチの娘は、彼氏が出来ない!!#06[解][字][デ]  君をなくす…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

ウチの娘は、彼氏が出来ない!!#06[解][字][デ]  君をなくす

第2章突入!「君をなくしてしまうなら、私はどんなに泣くだろう」「私、母ちゃんの娘じゃないの・・・?」脚本・北川悦吏子×菅野美穂&浜辺美波、母と娘のラブストーリー

出演者
菅野美穂、浜辺美波、岡田健史、福原遥、東啓介、中村雅俊(特別出演)、川上洋平[Alexandros]、有田哲平、沢村一樹
番組内容
漱石(川上洋平)の異変に気付いた碧(菅野美穂)は病院へ!次回作の成功を誓い、“母と娘”を描く小説の執筆に取り掛かる。そんな中、空(浜辺美波)は、自分と碧の血液型が親子ではあり得ない組み合わせであることに疑問を持ち、病院で検査を受けていた。空の行動に気付いた碧はゴンちゃん(沢村一樹)の前でパニックに。自分と母が“他人”であることを知った空が助けを求めたのは、いつもそばにいた光(岡田健史)だった…!!
監督・演出
【演出】南雲聖一
原作・脚本
【脚本】北川悦吏子
音楽
【ドラマ主題歌】「空と青」 家入レオ(ビクターエンタテインメント) 作詞・北川悦吏子 作曲・川上洋平[Alexandros]
【音楽】得田真裕
制作
【チーフプロデューサー】加藤正俊
【プロデューサー 】小田玲奈、森雅弘、仲野尚之(AX-ON)

【制作協力】AX-ON
【製作著作】日本テレビ

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 水無瀬
  2. 入野
  3. 血液型
  4. 俊一郎
  5. ハァ
  6. O型
  7. 大丈夫
  8. 漱石
  9. 今日
  10. AB
  11. 光君
  12. ホント
  13. 渉先生
  14. お前
  15. フフ
  16. 自分
  17. デート
  18. ハハハ
  19. 気持
  20. コール

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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(沙織) そういうこと。

(橘) 俺じゃ… ダメだった?

(沙織) ごめん…。

(クラクション)

(急ブレーキ音)

(クラクション)

(橘) ハァ ハァ…。
(振動音)

(振動音)

あ… もしもし。

(水無瀬 碧) あ~ 漱石~。

風邪ひいたんだって?
会社 休んだって。

(橘) あぁ… 少し微熱が。

そっか。

あの 『真夏の空は、夢』
企画 通ったって。

通してくれたんだよね
ありがとう。

あ… いえ…。

『レモンページ』などと提携を…。

漱石?
あ… ハァ ハァ…。

漱石! どうした?
ハァ ハァ…。

そ… そこ どこ!?

(小西) 大変ですね 夜遅くまでね。
(看護師) いえ 夜勤ですので。

あ~ なるほど
部下なんですよ 僕の部下。

あっ はい。
いや 急にさ

霞ヶ丘の交差点で40度の熱
出して動けなくなっちゃって

で 僕 タクシーで
わざわざ そこまで行って

ここに運んで来たんです 僕が。
すいません。

(足音)
来た 来た…。

漱石 大丈夫~!?

あっ 小西君 ありがとう
迎えに行ってくれたのよね。

(小西) さぁ じゃあ あとは
若い2人に任せて…。

ん? 若くねえか。

じゃあね~。
あっ…。

すいません
わざわざ来てもらっちゃって…。

(戸が閉まる音)

私 てっきり
事故ったかと思って…。

はい 俺も死んだかと思いました。

あっ 失礼します 髪に…。

あっ コウヤボウキの綿毛かな?

もう そんな季節だ。

♬~

よかった。
えっ?

ビビった~。
碧さん?

君がいなくなると困る。

光栄です。
そういうことじゃなくて。

待って… ください。

ん!?

ちょっと待って。
えっ?

今 私の人生で
ものすごいことが起きてない?

こんなふうな拒絶って これ 私
一生 傷になるんじゃないの?

大丈夫なの? 私
この先 生きて行けるの?

いやいや… そうじゃなくて
僕 今 風邪なんですよ。

40度の熱の。
まぁ 確かに。

うつすわけには いかない。
それ 言い訳?

何で?
私のやってること

パワハラ? セクハラ?
だったら はっきり言って。

セクハラでも
パワハラでもありませんよ。

っていうか もし そうだとしたら
悲しいですよ 僕は。

でも 碧さん…。

碧さん 割とその場のノリで
その辺の小犬

「うわ~ かわいい なでちゃう~」。

チュっ… ぐらいのノリで

キスとかしちゃったりする
タイプじゃないですか。

えっ 君 小犬なの?

セルフイメージ 小犬なの?
そんなかわいいの?

すいません
比喩が適切ではありませんでした。

思い上がってました。

ただ
空気にのまれやすいっていうか。

例えば この先のこととか
考えてますか?

この先?

あの… その…

こう見えて 私 男なんですよ
バリッバリの。

いや まぁ 今ちょっと
風邪やら何やらで痛んでますが。

これ もう
この前とかは空さんが来て…。

物音

事なきを得ましたが
それを もう一回ぶり返して…。

ぶり返す?
ぶり返す…。

言葉 違うな
「ぶり返す」だと風邪…。

意味 分かるから…。

ぶり返して
そして チュ~なんてしたら

もう 後戻りできないですよ 私。

僕のこと本当に好きなんですか?

何で考えるんですか?

即答できないなら キスとかしちゃ
ダメだと思いますよ 僕は。

えっ キスするから
好きなんじゃないの?

そう キスしたら
好きになっちゃうじゃないですか。

確定しちゃうじゃないですか。

恋人とか
なるわけじゃないですか…。

うわ 乙女~。
いや よく言いますよ。

ずっと そういう世界観じゃない
ですか 水無瀬 碧の恋愛小説は。

プライベートは違うとは
言わせませんよ。

…で 何だっけ?
だから その…。

取りあえずフタをしませんか?
この感じに。

えっ?

一度 フタをして
3か月後に開けてみるんです。

なぜ? えっ でも
なぜ1週間でも2週間でもなく

3か月? そんなに先なの?
えっ…。

もしや そんな先では
自分の気持ちに自信がないと?

もしや…
今現在でも自信がないと?

今 自分の気持ちを確認して

さっき その左側のぷくっとした
頬を見た時に

気持ちが完全に動いたような気が
したのですが

こう 正面から見ると
そうでもないような…。

いや そうでもないことも
ないの… か?

いやいや 人は見た目じゃないし。
ちょ… ちょっと待って。

それ 俺
ブサイクみたいじゃないすか?

いやいやいや まさか まさか。

とにかく 僕を鑑定しないで。

やめましょう
気持ちの確認 やめましょう。

ファジーで
どっちに転んでも何か怖い。

何か怖い。

第一 僕たち こんなことやってる
場合でしょうか?

えっ?

今日 碧さんの新刊の企画が
通りました。

そう! そうだった!
『真夏の空は、夢』。

そして それは恋愛小説ではない。

新たな分野です
絶対 成功させなければいけない。

僕も それを成功させないと
次がない。

確かにそうだった。
恋とかしてる場合でしょうか?

確かに それどころじゃ ない。

『真夏の空は、夢』は
母と娘の話だし

恋愛したって仕方ないし。

し… 仕方ない。

うん そうだった
それどころじゃ ない。

新刊小説 頑張ろう。

取りあえずは…。

えっ?

(小田俊一郎) いらっしゃい。
(沙織) いらっしゃい!

(水無瀬 空) <いつしかサリーは
俊一郎さんを慕って

「おだや」で働き始めていた>

(沙織) えっ!

漱石が40度の熱?
しかも事故りかけた?

えっ 知らなかった?
知らない。

ヤベェ~ 言っちゃった。

だって もう別れたもん。

別れたと言いつつ 俊一郎さんと
二股かけてるのかと思った。

いや そんなことするわけ…。

ありそうだよね? 私。
うん。

でも してないんだ 今回は。
「今回は」…。

キレイに別れた。
ほほう。

でも 漱石 もう元気なの?
それ いつの話?

ん~!
何?

止めてる サリーの心が
漱石に押し戻るのを止めてる。

ほほう。

俊一郎さん
いくつだと思ってんの?

ショック死したらどうすんの!
フッ… 大丈夫。

私の心は固い 岩のように固い。

そんな?
多分。

「多分」?

こんにちは。
あっ こんにちは。

4時に打ち合わせの
約束だったんですけど

ケータイにもかけたんですけど。
(鍵を開ける音)

母ちゃん 最近 何か
新しいネタ思い付いたでしょ。

そうすると もう止まらない。

「はなカフェ」なんか行って
めっちゃ書いてるよ ノーパソで。

おぉ… それでこそ作家。
はい。

(キーボードを打つ音)

(店長) ゾーン入ってますね。
分かる~?

おっ。

今なら空も飛べそうよ。
ハハっ。

ねぇねぇ 聞いてくれる?
新作なんだけどね

天国と この世の話なの
2つの違う世界のお話が

同時進行で進んで行くの。

へぇ~
全然分かんないけど面白そう。

えっ 分かんないの?

あれ? 今日 何曜日だっけ?
何か忘れてる気がすんな~。

あれ? 歯医者? エステ?

スマホねえ。

まぁ いっか。

何か甘いもん ちょうだい。

この前 夜中に「漱石が大変!」って
母ちゃんが飛び出してった時は

これはもう2人は…
と私は思った。

ないです 何にも。
えっ!?

えっ どうして? 漱石
母ちゃんと付き合わないのか?

母ちゃんの老後の面倒は
見てもらえないのか?

私の代わりに!
ていうか 今日 忘れられてたし。

あ… そこと ここは切り離して
あの人は そういう人だから。

若い頃
「怖い夢 見ちゃった 来て!」

…と夜中に彼氏を呼び出して
彼が着いた頃には

ドアチェーンまで掛けて
ス~ス~寝ていた。

彼は ひと晩中 外で朝を待った。

ハァ… それ
僕 乗り越えられるかな?

えっ その気が?

僕は様子を見ようと思います
碧さんの心の様子を。

ハァ… 不安だ
母ちゃんの心の様子は

長年 一緒にいる私でさえ
その変わりように驚く。

山の天気のように変わる。
それは手に取るように分かる。

不安… 僕も心が弱ってるし

今 何か事を
起こさないほうがいいような…。

心が弱ってる?

あぁ サリーの俊一郎さんね。

「俊一郎さん」?

えっ?
えっ?

俊一郎さん… 誰?

だ… 誰だろう?

犬? えっと 最近 家で飼い始めた
小型犬の名前。

シュンイチロ~!

あれ? 散歩かな~。

あっ!

(橘)うまっ うまいわ これ

(小田欣次)
ホントかい? うれしいね

もう1個 いいですか?
はいよ

俊一郎さん!
たい焼き お代わり

(俊一郎)あいよ!

思い出した 俊一郎さん…。

あれは絶対
サリーのタイプ ど真ん中。

ファザコンだし。

では 私は出掛けるので。

えっ このタイミングで?

さっきからオシャレに
気が付きませんか?

私のオシャレに。

何で こんなキレイな格好に
着替えてんの?

たい焼き臭い服から。

デートだからですよ!

俺のためかと思った。

天下のJDを何だと思ってるのか
おっさんのくせに!

似てる… 母に似てる!

その唯我独尊の
自分中心に世界が回る感じが!

冗談ですよ デートですね
分かりました。

あっ いいよ いいよ
漱石 ここで母ちゃん待つといい。

忠犬ハチ公みたいに。
ワン!

びっくりした~。

これ鍵ね 一応。

恋をしたのよ。
ほう。

何だよ またフラれんのかよ。

何で そうなんの?
お前の恋と失恋は

いつでもパックだ 対だ
ヤマザキパンとオシャレ小鉢だ。

切っても切り離せねえんだよ。
失礼ね!

ハハハ… 寅さんみたいだね
碧ちゃん え? オンナ寅さん。

あれって いつもフラれんだろ?

私 生まれも育ちも港区すずらん。

姓は水無瀬 名は碧 人呼んで…。

さくら~!
ハハハ…! 似てる 似てる。

ハハハ…。
割と好き あの映画。

マドンナやりたかったな。
何 言ってんの? ブスが。

何だと?
あ~!

食べ物を粗末にしちゃダメ!

食べますよ。

う~ん! おいし~い!
だろ?

いなりのいい皮があったんで
ショウガでじっくり煮込んだんだよ。

ウソつくなよ
そこの「きつねや」のだろ?

おいしければ どちらでも
そう! どちらでも。

私たちはファジーなの
グレーなの。

何を言ってんだ?
何だ? グレー? 色?

そう 黒でも白でもないグレー。

赤でも白でもないピンク
青でも白でもない水色。

何 言ってんだ?
おいら 分かるよ え?

そういう曖昧な時ってのがね
一番 楽しいんだよ 恋は。

さすが俊一郎さん
分かってらっしゃる。

何だ 何だ? 2人で盛り上がって
で 今度の相手はどこのどいつだ?

ん~ 何ていうか同じものを志す?

仕事か。
そう。

打ち合わせという名の逢瀬…
今度は水曜日。

碧ちゃん 今日 水曜日。

えっ? まだ火曜日でしょ?

水曜日。

ウソ!?

はぁ! ホントだ!

締め切りまで
もう1日あるといいな

もう1日あるといいな
という強い思いが

私のカレンダーを
狂わせてしまった~!

(ケンタ) うお~!

痛い!
(ケンタ) ありがとうございました!

「お待ちしておりましたが
帰ります」…。

あ~…!

ハァ…。

(ノック)
あいよ。

ただいま~。

これ お土産
ポップディップのシュークリーム。

原宿 行った。
お~ ここのカスタード 神!

サンキュー。

君 デートか?
ヴァレンティノ着てる。

ちょっと。

いいなぁ 若いと
何だって すぐ やり直せそうで。

フフ…。

ちょっと! 今 食べんのか?
それポップディップだよ?

ちゃんと おいしい紅茶 入れて…。
今 食べてぇ。

しかも ベッドの上で…。
ベッドの上で 今 食べたい!

子供か。

あっ 今日 漱石 来てた 会えた?

帰ってた…。

私の人生とは こういうものだ。

今 後ずさったよね。
だって 話 長くなりそう。

ん?

生クリームとカスタードの
ハーフ アンド ハーフ あげる。

えっ…。

あっ! 何!?
君のことは 離さない!

もう 男は いいかもしれない!
毒親…。

ん~ フッフッフ~
今更 気付いたか?

ブルブルブルブル ブルドッグ~!

一番 最初に落ちて来た星を

君に あげよう。
痛っ。

渉先生とのデート どうだった?

すっごい楽しかった。

100%のデートだった。

素晴らしい!
君が恋を知って よかった。

気持ちがあふれ出す! 持たない!

いい感じ。

はぁ~ 君もいつか大人になって
私を離れて行くかな~。

母ちゃん 私 もう大人 二十歳。

そうか 二十歳は大人か。
うん。

渉先生と結婚したりするのかな?

えっ そんな ま~さか~。

そうしたら 母ちゃんは1人だな。

そんなことないよ。

フフ… 本当に渉先生のことを
好きになったら

母ちゃんのことなんて
忘れちゃうよ。

忘れないよ。

私は母ちゃんを忘れないよ。

いつだって。

そう言わないと 母ちゃんが
遠くに行くような気がした。

(入野) なるほど。
私は今まで

彼氏とか いたことないから
一番 近い人は母ちゃんだった。

うん なるほど。

ひとの話 聞いてんの?
すっげぇ聞いてんじゃん。

カフェラテお代わり おごれよ。

そんなに好きか? 渉先生。

手をつないだ。
ほう。

ううん 別れる時に握手をしたの。

(空の声) 長い 長い握手
握手にしては長過ぎた。

(空の声) お互い 手を離しづらく
なったんだと思う。

そしたら 手をつないだみたいに
なっちゃった。

へぇ~。
次 会うの明日。

明日6時 「はなカフェ」。
ふ~ん。

すっごいドキドキする
持たない 自分が持たない。

俺は寝ても
そんなにドキドキしたことないね。

寝ても?
うん。

あぁ そういうことか…。

ふ~ん 私もこの先 渉先生と
そういうことあるのかな…。

ブッ。
何 焦ってんの?

いや…。

あんまり 想定外だったから。

この手のことは
母ちゃんには相談しづらいし

頼むね 入野 いろいろ相談するわ。

フフ…。
マジっすか。

ドキドキして来た。

まぁ でも こうしてね

水無瀬には
絵 描いてもらってるしな…。

漫画は好きで描いてる。

この前は
あんなふうに言ってごめん。

やっと空 漫画 描く気に
なったんだもんね

ただの趣味なんで

『ジャンプ』目指してるって
言えなくて ごめん。

いやいや… えっ?
えっ 目指してんの?

うん 目指してる。

持ち込み 行こう 私 調べてみたの
『ジャンプ』の持ち込みシステム。

何か お前 いろいろすごいな。

みなぎってんな~。

恋の力?

だってさ

何といっても私
水無瀬 碧の娘だから

才能あるかもしれないと思って。

うん。

ほら 血って 割とあるじゃない
遺伝子とか…。

水無瀬 碧はO型か

そう 私は変わり者だからAB

ごちそうさまで~す。
あっ いいよ いいよ 俺 俺…。

いや 何で? 割り勘
私 話 聞いてもらったし。

バイト代 入ったばっかだし
たまには おごらせろ。

何 カッコつけてんだよ。
いいって。

いいよ!
何で!

OからABって
生まれなくね…?

いらっしゃ…。

お~ 1人?
はい。

名前 何君だっけ?
あっ ちょっ… 何か明るい感じの。

ワット! ワット君! 空の同級生。
光です。

ほいっ。
あっ すいません。

いいね いいね~ 炭水化物祭り。

若い男の子は
それでも太んないから。

何? 何か鍛えてんの?
あっ いえ。

高校ん時は陸上やってたんすけど
今はさっぱりです。

そう 何かもったいないな~
何かやったらいいのに~。

あ… あの!

あの… 碧さん。

水無瀬 碧さんの
血液型って何型ですかね?

ん~…。

あいつ 確か
O型だったんじゃないかな。

ふ~ん… 空さんは?

さぁ? 聞いたことないなぁ。

そうなんですか?
何? 血液型占い?

また はやってんの?
(入野) まぁ そんな感じっすね。

お兄さん ちょっといいかな?
あっ はい。

よかったら 日本酒 光芒。

えっ いいんですか?

♬~

父親…。

とうっ。

「食べる」。

(ノック)
は~い。

母ちゃん 腹すかねえ?

ビンゴ~! 食べる~。

ウバる?
ウーバーイーツ?

うん。
やぁ 母ちゃん ちょっと

外 歩きたいから
何か買って来てやるよ。

うん。
(俊一郎の声) ほ~う。

(俊一郎) そんな好きな子が…。
はい 好きなんっす。

好きで 好きで ヘヘヘ…。

好きなんですけど…。

1ミリも漏らしてないんす
気持ち 閉じ込めてんっす。

ハハハ…。
えっ 何で?

フラれる… から?
そんなカッコいいのに。

そうなんっすよ 俺
めっちゃイケてるじゃないっすか。

いや まぁね ちょっと こう
いろいろ ごまかしてる部分

あるとしても…
一見 イケてるじゃないすか?

よ~く分かるよ
イケてる男の悩みは。

おいらには分かる。

分かってくださいますか?

まぁまぁ… 飲んで 飲んで…。
(俊一郎) ハハハ…。

いや おいらの酒 おいらの酒。
(入野) 飲んで。

うん。

ヤドヴィガはAB型。

そして その母親 ドミニカはO型。

そして父親は…。

あっ そういえば血液型って

何から何 生まれる
みたいのあったな。

勝手には決められない…。

(操作音)

「血液型」。

ん?

えっ…。

すいません
ごちそうになっちゃって。

いやいや… 楽しかったよ。
また来てよ ワット。

いや 光で~。
フフフ…。

(着信音)

もしもし? 空。
おう。

今 話していいか?
うん あぁ 大丈夫。

漫画 描いててさ。
(入野) うん。

ヤドヴィガ やっぱB型じゃないか
って気がしてさ。

うん…。

でも そしたら母親のドミニカ
何型になるんだろう?って。

ほら 血液型ってあるじゃん。

何型からは
何型が生まれるみたいなの。

そしたらさ O型から
ABって生まれないんだよね。

今 ググった。

父親が何型であれ
O型の母親からABは生まれない。

そうだよね…。
おかしくない?

うち 母ちゃんO型 私AB。

いや それ 俺も思ったんだよ
この前。

水無瀬さぁ… 自分の血液型
間違えて覚えてない?

あぁ…。
水無瀬

どうやって自分の血液型 知った?
母ちゃんに教えてもらったの?

いや それはなくて。

高校の時
友達に誘われて献血して

そしたら「AB」って
カードの端っこに…。

それ 思い込みってこと ない?

いや どうだろう…。

あっ でも そもそも
母ちゃんのO型が思い込み

…ってことはあるかも
あの人の性格だと。

フフ… ある気すんな 十分。

♬~

(メッセージの受信音)

(碧の声) 「更科 豊田 来ない?

かーちゃん
蕎麦 食べたくなっちゃった」。

(操作音)

♬~

(鍵を開ける音)

♬~

血液型… 書いてないか。

母子手帳…
母ちゃんが生まれた時のだ。

♬~

O型…。

(愛梨) ねぇ! あれは
酔っぱらっちゃっただけじゃん。

(ナオキ) こいつ めっちゃ
酔っぱらってたの この前。

(愛梨) いや そんなことないよ。
(ナオキ) 目ぇ こんな。

(ナオキ) ハハハ…。
(愛梨) うわっ 何?

入野に用事ある。
な な な… 何? 何?

とか言いつつ もう立ち上がってる
用事 聞く気満々。

O型だった。

母ちゃん O型だった。

そうか。

私は これから自分の血液型を
確かめて来ようと思う。

あの コーヒー牛乳に釣られて
やった献血の時のAB型が

見間違いだったかどうか
確かめようと思う。

こんな時に
笑い 取らなくていいから。

どこで笑い取った?
コーヒー牛乳。

入野 笑いの沸点 低い。

いや 笑ってないけどさ…。

笑ったほうがいいのかなって
思うじゃん。

ここにね ここにあった私の
母子手帳の位置が変わってんの!

パスポートの下に
入れといたはずなのに…。

それでね この引き出しの鍵が

このグラスに入ってるはずなのに
隣のグラスに入ってたの。

何で お前
こんな分かるようなとこ

置いとくんだよ ずぼらだな~。

だって あの子 こんなとこ
触ったことないから…。

(チャイム)

あっ 親父だ 心配して来た。
「おだや」 お店 大丈夫?

何 気にしてんだ お前
こんな時に。

(ロックを解除する音)
親父 開けた。

(入野) でっけぇな…。

やっぱり…。
えっ?

ケインズゼミ
出たほうがよくない?

里中 出席 厳しいし…。

いいよ 別に1回ぐらい。

水無瀬が病院 行く気に
なんないんだったら

病院じゃなくてもいいよ
どこでも付き合うよ。

どこでもって どこ?
分かんねえけど…。

映画とかディズニーランドとか?

ハッ… ディズニーランド
行かないでしょ。

このタイミングで。
じゃあ ボウリングでも行く?

♬~

ヤドヴィガさ…。

耳 つけたじゃん。

うん。

その耳が大っきくなってさ
飛べると よくない?

えっ それ すっげぇいい…。

ハァ…。

♬~

痛って…。

♬~

ウッソ…。

♬~

痛って。

ハハっ。
痛くはないけど…。

道草…。

ん?

こういうの
道草っていうんだよね。

家に帰りたくない時…。

小さい時 こうやって
1人で道草 食ってた。

ハッ…。

あっ 俺も。

今は2人だね。

おう。

(俊一郎) この前さ 光君
あの… 空ちゃんと同じ大学の

光君が来て ゴンに
碧ちゃんの血液型 聞いて来たろ?

ああ。
おいらね あん時に

光君と連絡先 交換したから。

あっ じゃあ 電話 光君に事情…。
いや 待て。

お前はO型 空はAB
空は それ知ってんのか?

うん 私はあの子が
生後3か月の時から知ってて

それで あの子に血液型検査とか

なるべく やらせないように
してたんだけど

そしたら あの子
高校1年の時だったかな。

中学3年だっけ?
友達と一緒に献血に行って。

そしたら「母ちゃん うちAB型だ」
なんて…。

碧ちゃんがO型って
何でバレたの?

雑誌のインタビューの
プロフィルとかで。

あぁ… それで?
あっ… そう。

でも OからABが生まれないとか
そういうことには気が付かなくて。

そっか。

そのままにしてた~。
そのまま…。

いつか こういう時が来るかなとは
思ったけど…。

このまま
しらばっくれられるかな?

…とかも思って。

俊一郎さん。

本当のことって言わなきゃ
いけないんでしょうか?

ん…?
あっ いや 碧。

その段階 もう過ぎてるから。

光君がうちの店に お前の血液型と
空の血液型を聞きに来て

で お前の母子手帳の位置が
変わってたわけだろ。

空は
お前の血液型 確かめたんだよ。

(受付)
問診票の記入 お願いします。

はい。
(振動音)

(入野) ん?
(振動音)

はい もしもし。

もしもし 光君?

今 これ 俊一郎さんから
電話番号 聞いて…。

あっ はい…
あっ 今 空さんと一緒です。

彼女 ちょっと
離れたとこにいますけど。

どこ?
(入野) 病院です。

血液型検査?

はい 血液型を知りたいと。

あなたが言ったの?
O型からAB生まれないって。

いえ… そういうわけでは
ないんですけど。

漫画の登場人物のキャラを
考える時に

そういう話になって…。

僕が最初に おかしいって
気が付きました。

やめて! 検査 やめさせて!

どうやって…。

ホントだ どうやってだろう…。

彼女は それをすると思います
今 やめさせても。

お母さん 僕がついてます。

こんな俺じゃ まるでダメかも
しれないっすけど…。

子供が何 言ってるって
ことかもしれないっすけど

僕がついてます。

あっ 彼女が戻って来ます。

光君!

お願いね 空をお願い。

はい。

誰? また彼女? 新しい彼女?

フフ まぁね。

やっぱ 結構いるんだって。
ん?

自分の血液型 違うので
思い込んじゃってる人。

へぇ~ そうなんだ。

(看護師)
水無瀬さん 水無瀬 空さん。

はい。

♬~

じゃあ おいらは
夕方の仕込みがあるんで…。

おう。

♬~

ハァ ハァ ハァ ハァ…。

どうしよう…
どうしよう? ゴンちゃん。

空が いなくなる
空が どっか行っちゃう。

んなことあるわけねえだろ。

うっ… 私のこと

ウソついた 今まで黙ってた
私のこと 許してくれない…。

何 言ってんだよ 大丈夫だよ。

(泣き声)

もう終わりだ…。

みんな終わりだ…。

(泣き声)
んなことあるかよ。

何も終わらねえよ。

(泣き声)

ABだった。

正真正銘 AB型だった。

(缶を開ける音)
(入野) ん。

ありがとう。

あっ お金。
いいよ。

(缶を開ける音)
あっ。

1人になりたい… とかある?

ん。
あっ 忙しかったりする?

いやいやいや… 全然 全然 全然。

今日 ずっと
付き合ってもらっちゃって。

何なら 短期バイト
終わったばっかだし。

バイト 何?

パン工場で
バナナオムレツ作ってた。

何? それ。
知らないの?

コンビニとかで売ってんじゃん
バナナ1本 丸ごと入ってるべ?

それに 生クリームとスポンジ 巻くの。
うまそう。

私は そのバナナの皮を
延々 むいていました。

ウソ!
ホント 朝から晩まで。

バナナの皮ってさ
3~4回でむくじゃん。

あれ 俺 1回でむけっからね。
ウッソだ。

ホントだって コツがあんだよ。

ホントかな?

お前 そうだ
今日 渉先生とデートじゃね?

うん… そうなの 6時。

こんな日に…。

約束だから 行かなきゃ。

それに 家に帰る気分じゃないから
ちょうどいい。

ふ~ん…。

今 何時?

今…。

4時半。

そっか… まだ時間ある。

ああ。

あの人 他人?

えっ。

だって
血がつながってないってことは

他人ってことだよね?

そんなふうに言うなよ。

母ちゃん かわいそうだろ。

どんな事情があるか
分かんないけどさ…。

何か心当たり ある?

♬~

どんな事情があるかは
分かんないけどさ…。

俺だったら まず 礼を言うね。

他人なのに
ここまで育ててくれた。

水無瀬 碧は
水無瀬 空をすっげぇ愛してる。

俺には そう見える。

(泣き声)

水無瀬…。
(泣き声)

私… どうしよう…。

血液型なんか…。

血液型なんか
調べなきゃよかった!

み… 水無瀬。
何? 何?

何で 何で
こんなことになっちゃったの?

み… 水無瀬。
母ちゃん 大好きだし…。

何で!? 私に何が起こってんの!?
水無瀬!

水無瀬! 水無瀬!
(泣き声)

しっかりしろ しっかりするんだ。
(泣き声)

いいか? 俺がいる 大丈夫だ。
(泣き声)

1人じゃ ない。
(泣き声)

1人じゃ ない…?
ああ 俺がいる。

ここにいる 絶対いる。

水無瀬を守る… とかは言えない
言わないけど

そんなカッコいいこと
言えないけど

自信もないけど… 必ず いるから。

何があっても。

俺がいること 忘れんな。

なっ?

うぅ… 入野~。

(泣き声)

入野…。

<私が 初めて
男の子にハグされたのは

これで>

<まるでヨレヨレになった
おばあちゃんが

電信柱に もたれ掛かるみたいに>

<恋とは遠く… でも切実で>

<入野… いてくれ>

ハチミツ~。

チリペッパー。

ユズ。

よし!

お~
イベリコ豚のベーコンじゃん。

さすが いいもの持ってるね
金持ちめ!

いつでも 電話くれたらいいから。

3コールで出る フフっ。

(着信音)

はい もしもし。

ホントだ 1コール。

フッ…。

お前 ちょっとかわいいからって
調子 乗ってんじゃねえぞ。

ん!?

いや 今度は半コール
2分の1コールで出られるように

努力します。

あいよ ゴンちゃん特製スープ。

いらない。

んなこと言うなよ
せっかく作ったのに。

ンッフッフッ!

うん。

♬~

うまっ。
だろ~? みそが隠し味よ。

何か腹に入れたほうがいいぞ
気分も落ち着く。

ん…。

空 渉先生とデート行ったんだろ?
うん 今 光君から電話があった。

光君もイケメンだし
渉先生もいい先生だし

空ちゃんモテモテだね~
両手に花。

おめぇがいなくても
大丈夫なんじゃないの?

いやいやいやいや 冗談だよ。

空も大人になったってことだよ
分かってくれるさ。

そうかなぁ…。
うん。

どうなっちゃうんだろうな
私たち。

いいか? 碧。

俺は何があっても
お前ら親子を守るからな。

あの時だって 空ごと
プロポーズしたろ? ここで。

は? プロポーズ? 何? それ。

泣き声
お前よぉ…

泣き声
あの…

大変だったら 俺
一緒に育ててやってもいいぞ?

泣き声
あぁ よちよち

菜子さんも来てくれてるし
何とか…

え? それプロポーズなの?

分かんないよ~。

明日も手伝いに来てくれる
ってことかな くらいに思うよ。

もう とにかく 空 夜泣きすごくて
寝させてもらえなくて

朦朧としてるから
「プロポーズです」

…ぐらい言ってくれないと
分かんないよ。

俺がお前に「結婚してくれ」とか
言えるかよ!

だって その後 すぐ
放浪の旅に出たじゃん!

傷心の旅?
よく言う!

パリで すぐ
エトワールと結婚したくせに。

それはそれとして…。
まぁ お断りしますよ。

は?
プロポーズ

ありがた~くお断りします。

今は してねえし!
あの時 したんだよ。

あの時… 金輪際しないよ!
あの時な

おめぇが あまりにも
かわいそうだったから

ほ… 施しだよ 施し。

あっ。

(渉) いや…
今日 元気ないなぁって思って。

そうかな?

何かあった?

じゃあ いいけど…。

あっ ちょっと 微熱あるかも。

えっ あっ じゃあ…。
あっ ううん。

今日は整体もよくて…。

ごめんなさい 帰ります。

(着信音)
(入野) はい はい はい…。

(着信音)
はい はい はい… はい。

おう どうした?

家に帰りたくなくて…。

おう まぁな…。

行っていい?

えっ 今?

あっ ちょっ…
今 ちょっと部屋が汚い…。

今 どこ?

おっ… 分かった?
分かった。

ケータイのグーグルマップ。
おぉ どうぞ。

どうも。

お前さ 水無瀬さん。
ん?

こういうの あんまりランダムに
やらないほうがいいぞ。

相手 年頃の男だと
やられちゃったりするから。

えっ 私 やられちゃうの?

いやいやいや…! それはない
俺はない 全くない。

お前を相手にするほど
俺 全然 女子に困っていない!

だけどな ほら

ランダムに行くと どういう男に
当たるか分かんないからさ。

選んでる。
フフ 選ばれました。

…じゃなくて これ 取りあえず
シーツも替えたし

冷蔵庫に水とか食べ物とか
入ってるから ご自由にどうぞ。

えっ 君は?

俺は… まぁ その何ていうか
こう見えて 年頃の男なんで

駅前の漫喫にでも。

大丈夫 大丈夫 ケータイ
3コールでちゃんと出るから。

さっきも出たろ?
風呂から飛び出したんだぞ。

あっ そうだ で 漫喫は ここ。

漫画喫茶「うみがめ」。

すぐだから 何かあったら
駆け付けられるから。

あっ お前 母ちゃんに連絡した?

うん… 友達とオールするって。

うん。

ふぅ…。

♬~

ハァ…。

空の好きなリモンチェッロ…。

(ノック)
(店員) お客さん。

はい?
(店員) お客さんです。

えっ?

何で?

アハハ…。
(入野) アハハ… じゃなくて。

1人で いたくなかった。

ん~…。
ついて来てしまった。

いきなり 気 許し過ぎじゃない?

ヤドヴィガ 描いたから。

は?

誰かの心の中にあるものを
ああして具現化して

絵にするってことは
それは もう

心が通じ合ったも同じと思った。

そんなこと いつ思ってたの?

今 適当に言った。

やめて そういうの やめて
俺の心 もてあそばないでよ。

不思議。

私 入野といると 心が自由になる。

こんなに泣きたいのに

どうしようもないのに

何か ちょっとだけ
心が抜け道 見つける。

俺 抜け道かよ。
でも その抜け道の先には

光が見える。
光だけにな?

そういえば 母ちゃん言ってたね。

「光」と「空」なんて
ステキな名前なのに

何で名前で呼び合わないの?って。

俺は「水無瀬」って呼ぶたびに

その先に空が…。

青い空が広がって行くような
そんな気がしたけどね。

うまいこと言った?
いや 本気。

疲れた。

今日 疲れた。

ちと 寝る。

♬~

いや…。

寝るっつったって お前…。

(寝息)

ガチで寝たよ…。

ふぅ…。

(メガネを置く音)

母ちゃん…。

♬~

♬~

ありがとう ここまでで。

大丈夫かよ? 1人で。

うん。

3コール 生きてるんでしょ?

フッ… 生きてるよ。

今度 おごれよな。
おう。

「おだや」の焼きそば? たい焼き?

あっ。

ん?
ガチャガチャ。

白血球 あるかな?

いつか ヤドヴィガをこの中に!
いいね それ。

おっ。
ん?

キラキラ ビー玉。
あっ ホントだ。

空の好きなやつ。

私の好きなやつ。

出たら やるよ。
えっ?

これで見ると街が逆さまになって
新鮮なんだろ?

泣きたくなったら
これで世界 見てろよ。

なんて 取れるかな?
取るよ~。

(ガチャガチャを回す音)

えっ えっ…。
えっ?

あっ あっ あっ…。

(2人) お~!

♬~

(空の声) お守りにする これ。

(入野の声) おう。

♬~

ただいま。

何か目ぇ覚めちゃって
コーヒー入れてた 飲む?

うん。

母ちゃん。
ん?

私 母ちゃんの娘じゃ ないの?