エルピス　＃０５[字][デ]【流星群とダイアモンド】…のネタバレ解析まとめ

2022年11月21日

出典：EPGの番組情報

エルピス　＃０５[字][デ]【流星群とダイアモンド】

またしても制作中止が言い渡され、膠着した状況をなんとか打開するべく「真実」を求めて走り回った拓朗が手にしたものとは…！？　長澤まさみ　眞栄田郷敦　鈴木亮平

詳細情報
番組内容
松本良夫死刑囚（片岡正二郎）の再審請求が棄却され、責任を感じたチェリー（大山さくら／三浦透子）が自殺を図る。しばらくすると、岸本拓朗（眞栄田郷敦）たちも特集の続編を制作することを禁じられ、あらがえない大きな力に脅威を感じた浅川恵那（長澤まさみ）は、制作中止の理由も問わぬまま、上層部の決定を静かに受け入れる。だが、世間の反響が大きく視聴率も良かっただけに、拓朗はどうしても納得できない。
番組内容２
行き場のない正義感をまとった拓朗は、単独で、事件の目撃証言をした西澤正の身辺を調べ始める。すると、西澤がかつて、事件のあった八頭尾山のふもとの町に住んでいたことが判明。さらに現地で聞き込みを続けると、西澤の息子・健太の親友だという男が現れ、西澤の新たな顔が浮かび上がってくる。そこに、いちるの望みをかけた拓朗は、男を介して、ある人物に接触を試みることに…。
番組内容３
一方の恵那は、元恋人の斎藤正一（鈴木亮平）と再び良好な関係を築き始めていた。その矢先、同期で報道部の滝川雄大（三浦貴大）から、斎藤が警察に多大な影響力を持つ、とある大物政治家と親密な関係であることを聞かされて…。
出演者
長澤まさみ
眞栄田郷敦
三浦透子
三浦貴大
近藤公園
池津祥子
　・
梶原善
片岡正二郎
　・
山路和弘
岡部たかし
　・
六角精児
筒井真理子
　・
鈴木亮平　ほか
ご案内
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ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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1. 由美子
2. 西澤
3. 息子
4. 自分
5. 靖子
6. お願い
7. 海老田
8. 健太
9. 今日
10. 斎藤
11. 松本
12. 証言
13. 真実
14. お疲れさ
15. ママ
16. 岸本
17. 主人
18. 西澤正
19. 浅川
20. 事件

解析用ソース（見逃した方はネタバレ注意）

ちょっとずつ 高く｡
おぉ～｡

もう１回 下から｡

(ナレーション 岸本拓朗)
＜ あさみちゃんは かわいいな｡＞

(回想 チェリー)

＜ あさみちゃんは
僕をはめようとして｡＞

(あさみ)

＜ それから僕の この悪夢も
始まったわけだけれども｡＞

＜ どうでもいいんだ｡＞

＜ そんなことは｡＞

＜ あれから随分 いろんなことが
変わってしまった｡＞

(斎藤正一)

＜変わってないのは

あさみちゃんのかわいさだけだ｡＞

≪ふぅ～！

＜先週
チェリーさんが自殺を図った｡＞

＜アルコールと薬による
錯乱状態で

ベランダから飛び降りた｡＞

＜部屋が３階で かつ
幸い 植え込みに落ちたために

命に別状はなかったが

全身打撲と骨折で入院した｡＞

＜更に今週の会議で｡＞

(名越)
あぁ～ それと八頭尾山の特集は

正式に中止が決定しました｡

至急 差し替え企画の準備を
お願いします｡

何でですか？
詳しい理由を教えてくださいよ｡

(名越)
だから もう 決まったことなの｡

君らには
これまで かなり譲歩してきたし

これ以上 時間取られるのは
みんなも もう 大概 迷惑だよね？

結論は結論｡ はい
というわけで グルメコーナー｡

＜結局
理由は教えてもらえなかった｡＞

≪今はやりのチーズハットグの
特集です どうぞ｡

＜浅川さんは

何も言わなかった｡＞

(陸子)はい どうぞ｡

いらないって言ったでしょ｡
ははっ もう どないしたんよ？

こないだから急に｡

いってきます｡

＜ そして僕は｡＞

でも
ママも学校に何も言わなかった｡

いじめの主犯が

学年で一番の
有力者の息子だったからです｡

＜ あの夜から
なぜか受け付けられなくなった｡＞

＜食べ物と

彼女のことが｡＞

♬～

(心の声)

何で こんなとこまで
来ちゃったんだよ｡

♬～

どこなんだよ ここは｡

(浅川恵那)チェリーさん｡

えぇ～ やだ 浅川さん｡

お疲れさまです｡

(チェリー)お恥ずかしい話

もともと
うつのお薬を私ずっと のんでて｡

全然見えないって
言われるんですけど｡

ふっ｡

けど

今度ばっかりは
マジで自分死ねって思っちゃって｡

だって

全部 私が
言いだしたことじゃないですか｡

岸本さん 脅迫して

浅川さん 巻き込んで

そんで

おじさんの再審を
だめにしたんですよね｡

おじさんの人生って

ほんと ずっと私が
むちゃくちゃにしてるんですよね｡

(松本)
≪

≪

(松本)やめてください
離してください｡

あぁ～ ほん…｡

ほんっと…｡

♬～

♬～

♬～
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♬～

＜国から再審が棄却され

局からは制作中止を言い渡され

浅川さんは離脱｡＞

＜ だけど
僕は諦めきれないでいる｡＞

＜西澤正

逮捕の決め手となった
目撃証言をした男｡＞

＜犯行直後の松本さんが

逃げていく姿を見たという｡＞

＜ だけど この目撃証言
どうも うさんくさい｡＞

＜事件直後に
有力視されていた他の証言と

食い違いまくっているのだ｡＞

＜ もし 西澤正の証言が
うそだとしたら｡＞

(靖子)ちょっと あなた！

たばこ捨てないでって
何回言ったらわかるの？

≪知らないんですけど｡
(靖子)ははっ 何言ってんの これ

今捨てたの見てたのよ｡

捨てたでしょうよ
毎日 毎日ポイ捨てして｡

うるせぇな｡
(靖子)ねえ ちょっと聞いてんの…｡

≪(西澤)うるせぇな！
(靖子)うわ｡

近所迷惑なんだよ ばばあ！
うわ～｡

(西澤)
こっちは まだ寝てんだよ おい！

(靖子)火 付いたまんまなの…｡
(西澤)掃除すりゃいいだろ

お前 掃除が趣味なんだからよ｡
(靖子)あなたがしなさいよ

あなたのごみを｡
(西澤)掃除しとけ！

もういい つってんじゃん｡
さっさと掃除しとけ！

(靖子)自分のごみは
自分で処理しなさいよ

危ない…｡
≪プップー！(クラクションの音)

あぁ～ あぁ～！

(西澤)邪魔だよ ばばあ！
ちょっと｡

ちょっと！

どこ行くのよ！

♬～

(靖子)
ほんっとに もう あの人たち

引っ越ししてくれやしないかって
ず～っと思ってる｡

あの若い奥さんとは
最近結婚されたんすかね？

ふっ
あんなの奥さんじゃないでしょ｡

旦那が連れ込んだ
どっかの商売女よ｡

そもそもね
旦那だって引っ越ししてきたのよ｡

１０年ぐらい前に｡

１０年前？
(靖子)うん｡

えっ その前はどこに？

え～っと 八頭尾山の麓のほうって
聞いたことあるけど

まあ あそこら辺はね
土地も悪いしね｡

まあ ろくでもない男ってことよ｡

ちなみに
どんな仕事をしてるんですか？

(靖子)さあ？
働いてるようには見えないわね｡

ああやってさ
毎日 毎日 パチンコに行ってさ｡

それなのに あんな車
乗ってるでしょ｡ 怪しくない？

＜ そうして僕は ついに｡＞

＜自転車を買った｡＞

♬～

すいません 僕 大洋テレビの
岸本っていう男なんですけど

この人
ご存じだったりしないですか？

わかんねぇな｡
西澤正っていう人なんですけど｡

＜ とにかく 片っ端から
西澤正について聞いて回った｡＞

≪おい イベントが…｡
すいません すいません｡

＜ そこに きっと何かあるという
僕なりの直感

とかは何にもなくて｡＞

＜ とりあえず がむしゃらに
動いていたかっただけだ｡＞

＜手当たりしだいに
ぶつかっていたかった｡＞

ご存じだったりしないっすか？

あっ！
知ってますか？

ん？
知らな～い｡

西澤 西澤正っていう
男なんですけど はい｡

いや 俺 知らないな｡
あぁ～ 悪いね｡

ありがとうございます｡
悪いね｡

＜ そうしているのが
一番楽だったからだ｡＞

♬～

＜ それでも
そうやってるうちに少しずつ

僕は近づき始めていた｡＞

＜ そして１週間後｡＞

えっ 何て名前だっけ？

西澤です 西澤正｡

あっ！うちの息子と
こいつの息子が同級生だったかも｡

マジっすか？
≪何つったっけな｡

健太だ 健太君｡
健太？

≪でも
このおやじ マジでヤバいよ｡

何がヤバいんすか？
どうしよっかな～｡

ボトル入れてくれる？

あっ はい 入れます｡

ＤＶ｡ しかも家族全員｡

＜真実｡＞

＜真実｡＞

＜僕は生まれて初めて

真実を自分の力で
手に入れるかもしれなかった｡＞

＜ そして ある夜

西澤の息子が通っていた小学校の
同窓会に

もぐり込むことに成功し｡＞

僕 今 人を捜し…｡
≪もう１回 乾杯｡

かんぱ～い｡
≫イェ～イ｡

＜緊張をほぐそうとして
ちょっと飲み過ぎて｡＞

だから 息子さん

息子さんについて聞きたいんすよ｡

誰の息子？

えっとね えぇ～

ははっ｡
ははははっ｡

誰だっけ？

≫ねえ ちょっと外 出ようか｡

＜ ふと気付くと｡＞

痛っ うっ…｡

＜目の前にヤンキーが
バットを持って立っていた｡＞

誰っすか？
おい

てめぇ 何 嗅ぎ回ってんだよ｡
えっ？ な… 何がっすか？

うわ！

てめぇ 西澤の差し金だろ？
はっ？

≫わかってんだぞ お前
ふざけんなよ｡

いやいや 違う違う…
岸本拓朗と申します！

大洋テレビの者です｡

今 ちょっと
ある取材をしてまして｡ ちょっと｡

＜彼は西澤の息子 健太の親友で

西澤の差し金で
息子の居場所を捜していると

勘違いしたらしかった｡＞

あの

じゃあ 健太君たちは今

もう この辺にはいないんすか？

≫だから
いねぇ つってんだろ！

逃げてんだよ
ＤＶくそおやじから｡

じゃあ どこに…｡

≫はぁ？ 教えるわけねぇだろ｡

すいません｡

えっ… じゃあ

だめもとで

頼んでみてもいいっすか？
あぁ？

健太君に ひと言だけ

伝えてもらいたいことが
あるんですけど｡

えぇ～ 西澤さんのことで

お母さんに
お聞きしたいことがありますと｡

１２年前の事件についてですと｡

事件？

何だよ？ 事件って｡

あぁ～ いや さすがに それは…｡

言えよ！
いやいや いやいや でも これは

健太君が困るかもだから
本人にしか話せないんです 絶対｡

♬～

おう 健太 久しぶり｡

今さ お前のこと
捜してるってやつがいてさ｡

今 呼んでくれてるんすか？
≫大丈夫だと思う｡

だから
近くにいねぇ つってんだろ｡

えぇ～ じゃあ どこに…｡

≫(足音)

あっ…｡

もしもし｡

≫いらっしゃいませ
こちらへどうぞ｡

はい｡

♬～(店内のBGM)

♬～

ごゆっくりどうぞ｡

どういうこと？
ん？

こんなとこで２人だけで
食事なんかしてたら また｡

いや～ よく考えたらさ

｢ニュース８｣の
新人キャスターならともかく

｢フライデーボンボン｣の
女子アナが誰と飯食おうが

もう 誰も
べつに気にしねぇかなと思ってさ｡

いや 私はそうかもだけど
あなたに迷惑かかるんじゃ｡

いや
俺なんか もっとどうでもいいよ｡

好きな女と うまいもん食いたい｡

じゃなきゃ 毎日 毎日

こんな
ばかみたいに しんどい思いして

働いてる意味なくねぇ？

♬～

♬～

♬～

斎藤さん｡

岸本？
お疲れさまです｡

おぉ～
どこの浪人生かと思ったよ｡

あぁ～ そういえば 今日 ちょっと
ひげそんの忘れてました｡

…だけじゃなくて
全体にお前 何か 別人なんだけど｡

先週の会議で
また突然 制作中止って言われて｡

へぇ～｡
第２回までの

数字も反響もいいのに
やめろってことは まあ 何か

それ以外の理由なんだろうなって
気はするんですけど｡

その… 社内のパワーバランスとか
ほんと疎いんで

さっぱり わかんなくて｡

これって 一体
何が どうなってるんですかね？

まあ うちが ごねたんだろうな｡
報道ってことっすか？

多分 警察か検察から
プレッシャーかかったんだろう｡

そりゃ やつらにしてみりゃ

えん罪の可能性なんて 一番
追及してほしくないとこだもん｡

だから潰しにかかる｡ 例えば

うちだけ会見場 入れないとか
ネタくれないとか

そういう
あからさまな制裁をかましてくる｡

で うちとしちゃ

ふざけんな ｢フライデーボンボン｣
ってことになるんだよ｡

てことは 報道局長が
うちの局長に文句言ったんすかね？

だろうな｡
う～ん｡

うちは
言い返さなかったんですかね｡

バラエティーは
報道に言い返せねぇよ｡

何でですか？
そういうパワーバランスだから｡

お前 ちゃんと飯食ってんの？

あんまり
１個の事件に のめり込むなよ

人生狂うぞ｡

とりあえず 今回はさ

ここまで やっただけでも上等だよ
素人にしちゃ｡

もし 僕が…｡

一発逆転の すごいネタを
つかんだとするじゃないですか｡

｢ボンボン｣で
やらせてもらえないからって

報道に持ち込んだとしても

やっぱり 握り潰されますかね？

うん｡

もし
そういうのをつかんだ場合は

先に俺に相談してほしい｡
斎藤さんに？

俺から
上に掛け合ったほうがいいと思う｡

お前が直接持ち込むより｡

はあ…｡

はい｡

そうっすね｡

(小声で)
西澤氏の証言は本当ですか？

♬～

長らくのご乗車
お疲れさまでございました｡

次は終点 名古屋駅です｡

次は終点 名古屋駅です｡

♬～

♬～

あの 吉村由美子さんですか？

(由美子)あっ はい｡

大洋テレビの岸本です｡

えっと

約束どおり 顔は映しませんし

お名前も匿名です｡

後 この 名古屋って住所も
絶対出しませんので

そこは安心してください｡

はい｡

あの じゃあ
よろしくお願いします｡

(由美子)よろしくお願いします｡

ピッ ピピッ

２００６年１１月１８日

当時１４歳の井川晴美さんが
何者かに殺害されました｡

元ご主人の西澤正氏が

午後６時３５分頃に

現場近くで松本良夫容疑者の姿を
目撃したと証言｡

それが決め手の１つとなって

松本容疑者は逮捕されています｡

その後 死刑が確定｡

この西澤氏の証言は

本当なのでしょうか？

いえ

違うと思います｡
あっ…

すいません
もう少し はっきりお願いします｡

(由美子)はぁ～｡

うそです｡

主人は その時刻 うちにいました｡

うちで酔っ払って寝てました｡

だから 八頭尾山で

松本さんの姿を
見ていたはずないです｡

♬～

では

なぜ 西澤氏は
そう証言したのでしょうか？

お金をもらったんだと思います｡

なぜ そう思うんですか？

(由美子)これ｡

(由美子)毎月
このアサベ商事ってとこから

３０万ずつ
振り込まれるようになったんです｡

本人は
給料だって言ってましたけど

働いてませんから｡ ううっ…｡

おかしいなと思って
電話帳で調べても

市内に
アサベ商事なんてとこないんです｡

多分 架空の会社だと思います｡

その日

西澤氏が家にいたことを

他に証言できる人はいますか？

はい｡

息子と娘もいました｡

はぁ～｡

子供が小さいうちは

どうしても
あの人からの仕返しが怖くて

誰にも
このこと言えませんでした｡

でも 息子も もう成人して

今度こそ ほんとのこと
言ったほうがいいって｡

自分たちは もう
大丈夫だからって言いまして｡

ううっ… 本当に

ううっ… はぁ～

申し訳なかったです｡

ううっ… ほんとに

ううっ… ほんとに｡

♬～

ピッ

(由美子)ううっ…｡

あっ コーヒー どうぞ｡

獅子座流星群の日だったんですよね
あの日

事件の１１月１８日｡

あぁ… ちょっと待ってください｡

(由美子)あっ｡ これは
そんな大した話じゃないです｡

ただ
獅子座流星群の日だったから

主人がうちにいたとか

細かいことをいろいろ
思い出せたんだなと思って｡

(純夏)あの日は

獅子座流星群が たくさん
見られる日だったんですよ｡

あの 流れ星が
いっぱい見れる日ですよね｡

(由美子)はい｡ あの日

主人は ずっと

酔っ払って
うちにいたんですけど｡

夕飯頃に起きだして

いつものように
私を殴ったり蹴ったりしたあと

そのまま寝ちゃったんです｡

そのあと

泣きながら
部屋を片づけていたら

テレビを見ていた健太が｡

(健太)
(西澤)

(由美子)お母さん 今日 流れ星が
いっぱい見れるんだよって

後で一緒に見ようよって
言ってくれたんです｡

(健太)

(健太)
こんなの見れて うれしいね

お母さん｡

(由美子)
たったそれだけのことですけど

この子たちがいてくれてるから

自分は まだ生きていけるんだと
思いました｡

そのことを

星が教えてくれてるような
気がしました｡

♬～

１１月中旬には
獅子座流星群が流れます｡

ふだんは１時間に数個の流れ星が
流れますが

２００１年
１１月１９日未明には

１時間に
１, ０００個以上の流れ星が流れ

それはまさに
星のシャワーのようでした｡

♬～

♬～
(高畑)わっ
(妹)生理痛がつらくて…

そんな時はルナなのだ！

でも…眠くなったら困る…

＜｢バファリンルナi｣は痛みによく効く＞

だけじゃない！
＜眠くなる成分無配合＞

ぴんぽん

♬～
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♬～

(ボトルを開ける音)プシューッ!

＜サントリー
｢THE STRONG｣ 激泡＞

♬～ ≪(母)お父さん迎えに行った～
(黒木)はーい じゃあね～

≪帰れば ｢金麦｣ 帰れば ワイワイ≫
あ～おかえり～

≪帰れば おでんと≫
(缶を開ける音)シュカッ

≪帰れば…！≫
(父)おっ
(泡の音)シュワー

＜帰れば 幸せ 帰れば ｢金麦｣＞

お疲れさまです｡

(マナーモード)

もしもし｡

(滝川)同期のよしみでさ
めんどくさいことは抜きで

さくっと聞いていい？
何？

例の君らが追ってた えん罪の件
今 どこまでいった？

はぁ？

どこまでも何も
中止になっちゃったけど｡

どうせ そっちのボスが
うちにクレーム入れたんでしょ？

いやいや いや｡

まあまあ まあ
ああいうのは ほら

おじさんたちの あれだから｡

えっ
じゃあ あれから進んでないの？

うん｡ 何で？

(滝川)いや まあ…
正直 うちのやつらは

君らの特集なんて
ままごとだと思ってんだけど

ただ 俺個人は

あの件には まだ

やっぱ 続きがあるんじゃないかな
って気がしてんだよね｡

…っていうのは この前
神奈川で女子中学生が殺された

あの捜査チームが

異様な早さで
縮小されてるらしいんだ｡

あぁ～｡
(滝川)何かが

アンタッチャブルなんだなって
においが ぷんぷんする｡

要するに 君らが言うように

これが真犯人の最新の犯行だと
仮定すれば

全部 納得いくんだよね｡

松本が
犯人に でっちあげられたのも

恐らく意図的なもので

とにかく
真犯人を逮捕させまいとする

力が働いてる｡

しかも それがけっこう
かなりでかい気がすんだよな｡

何らかの権力者が
絡んでるってこと？

うん 相当な｡

だって 警察 動かしてっからね｡

あっ ところで

復活したの？ 斎藤さんと｡

うん｡
ちなみに斎藤さん

何か言ってた？ この件について｡

えっ 何で？
うん？

何で斎藤さんのこと聞くの？

いや…
だって あの人が今 永田町で

誰に かわいがられてるかは
知ってるでしょ？

知らない｡

副総理の大門さん
元警察庁長官の｡

うわ ヤベェ｡

ちょっと 悪ぃ｡

はい もしもし｡

あっ すいません 今 取材中で｡

≫(滝川)あっ はい はい…
大丈夫です すぐ戻ります｡

はい｡

♬～

♬～

(黒島)やっほ～ (柄本･渡邊)おっつ～
すみません｢ビアボール｣ひとつ! ≪｢ビアボール｣ひとつ…≫

(柄本)なにそれ ビール？ (渡邊)ハイボール？

(店員)どうぞ～
(柄本･渡邊)｢ビアボール｣って なに？

＜サントリー｢ビアボール｣＞

飲みたい？

(梅沢)やっぱ王道だわ～
(缶を開ける音)プシュ!

(大久保)何をごちゃごちゃと…
(缶を開ける音)プシュ!

(グラスの音)カチン!
＜サントリー｢こだわり酒場のレモンサワー｣＞

たとえば 冬を楽しむフライパン蒸し料理。

つけるという楽しみ方もあります。

深いごまの味わいで まろやかに。

えっ？
おばあちゃん入院したって…

心療内科なの？

いや あっ…

ごめん｡ あの…

おばあちゃんのことは うそ｡

はっ？

ねえ 拓ちゃん

１回ちゃんと
お医者さんに診てもらおう

なっ？

何？ それ｡

(陸子)あっ… 拓ちゃん｡

えっ？ ちょちょ ちょ…

ちょ… 拓ちゃん｡

待って 拓ちゃん ねっ？

お願い｡ ねっ？ 拓ちゃん｡

お願い｡

はぁ～ ううっ はぁ…｡

俺 この家 出るね｡

何で？

拓ちゃん

拓ちゃん 待ってよ！

ねえ 拓ちゃん！

ママが何したっていうん？

拓ちゃんってば｡

パパが死んでから

ママ１人で

何不自由ない暮らし
させてきたやん｡

やりたいこと何でも

好きにさせてあげてきたやん｡

ねえ ねえ！

拓ちゃん

言うてよ 何？

ママの何が嫌なんよ？

はぁはぁ…｡

♬～

カイ君が…｡

死ぬ前｡

♬～

俺 ママに言ったよね｡

カイ君が あっくんたちに
いじめられてるって｡

自分では先生に言えなかったから｡

ママに
こっそり言ってほしいって

頼んだよね｡

♬～

あんときさ…｡

何で言わなかったの？

何で握り潰したの？

そんな言い方…｡

(陸子)はぁ はぁ…｡

だって そうじゃん｡

ううっ…｡

母子家庭やから うちは｡

はぁ～
あらがえるわけないやん｡

和歌山の田舎出の成金弁護士に

あの世界から
外されへんためには

倣うしかなかったんや｡

はぁ～
全部 あんたのためやんか！

(陸子)ううっ…｡

♬～

ううっ… あぁ～｡

♬～

はぁ～ はぁ…｡

(由美子)うそです｡

(由美子)主人は その時刻

うちにいました｡

(由美子)
うちで酔っ払って寝てました｡

♬～

篠山さん 篠山さん｡

ちょっといいっすか？

♬～

何ですか？
あのさ 今日の台本…｡

はい｡
ここ ちょっと変更して

今週は あの大人気アイドルの
舞台裏に密着取材｡

これを？
こちらのＶＴＲをどうぞに｡

(あさみ)えっ？
ちょっと言ってみて｡

こちらのＶＴＲをどうぞ｡

笑わないで言って｡
笑わないの？

うん｡ それから

誰にも言わないで このこと｡

何で？

何なんですか？

訳わかんないことに
巻き込まれるの嫌なんですけど｡

バラすよ？

えっ 何を？

君が俺をはめようとしたこと｡

♬～

もう この仕事

できなくなると思うよ｡

(山崎)はい｡ はい じゃあ
今度 自分の好きな…

はい ズームして｡ からの…｡

すいません エンタメコーナーのＶ
こっちと差し替えお願いします｡

≪はい わかりました｡
(山崎)これはエンタメの…

はい タイトルいくよ はい｡

お願いしま～す｡
(山崎)どんどん盛り上げてって

はい｡ は～い そうそう｡
(村井)うん｡

うん｡
(山崎)はい これＶ入ったら…｡

≪本番５秒前｡
(海老田)はい｡

≪４ ３…｡

♬～

(海老田)届くかな？ あっ

届かない… 撮るな 撮るな～！

(MIMI)ははっ｡

はい 今週も始まりました
｢フライデーボンボン｣

司会の海老田天丼です｡
(川上)アシスタントの

川上美咲です
よろしくお願いしま～す｡

(拍手)

(海老田)そして 今日も
元気なだけのボンボンガールズ｡

(ひかり･あさみ･愛)こんばんは～｡
(海老田)皆さん あの

クリスマスの予定とか
決まってるの？

ホテルの予約とか｡
(ひかり)決まってないですよ｡

(海老田)はいはい はい…
皆さん そろいもそろって

かまととぶりぶりざえもんで～す｡
はい

今週も このコーナーから
いってみましょう｡

(川上)今日は あさみちゃんの
リポートからお送りします｡

あさみちゃ～ん｡

はい｡

(海老田)はい お願いしますよ｡

こちらのＶＴＲをどうぞ｡

≪はい ＶＴＲ入りました｡

(あさみ)
にゃ～ん！どこだにゃ～ん？

は～い 今日はこちら

フワフワフェアリーズの
桜丘愛莉ちゃんの楽屋を

のぞき見にゃんにゃん
しちゃいま～す｡

♬～

(あさみ)おじゃましにゃ～ん｡

＜ こうして また１つ

道は潰された｡＞

＜真実は再び闇に返された｡＞

良い週末を～｡

≪はい オンエア以上です
お疲れさまでした｡

(海老田)はい どうも お疲れさま｡
(MIMI･愛)お疲れさまでした｡

(海老田)はい どうも は～い｡
≪(ドアの開閉音)

(村井)おい！浅川！

岸本！

はい｡

来い｡

(村井)これ 何で黙ってた？

何ですか？

おま… とぼけんな 今更｡

いや
ほんと わかんないんですけど｡

何ですか？

＜闇にあるものは
理由があってそこにあるのだと

村井さんは言った｡＞

＜知られたくないやつと｡＞

＜教えたくなかった人と｡＞

＜知らなくていい人や

知りたくない人に

真実は嫌われて｡＞

＜ たたかれ
押しつけ合われたあげく

また闇に押し込められたまま｡＞

ガールズバー どうですか？

＜明日も世界は
平和なふりして回るのだ｡＞

♬～

あぁ～ ははっ くそだな｡

♬～

くそが｡

≪(あさみ)ドンマイです｡

何だか知りませんけど｡

何がしたかったんですか？

あぁ…｡

ごめん｡

忘れて｡

わかりました｡

でも私

案外 今日の岸本さん
嫌いじゃないです｡

もえます 割と｡

(由美子)うそです｡

(由美子)
主人は その時刻 うちにいました｡

♬～

(由美子)
うちで酔っ払って寝てました｡

(由美子)だから 八頭尾山で…｡

はぁ はぁ…｡

(由美子)松本さんの姿を
見ていたはずないです｡

はぁ…｡

(由美子)
お金をもらったんだと思います｡

はい｡
もしもし どこ？ 今｡

えっと ここは… 目黒？

何してんの？

ちょっと休憩を｡

今から行っていい？

ここに？
タクシーで １０分で行くから｡

えぇ～… 明日じゃだめっすか？

ごめん 今すぐ話したい
どうしても｡

♬～

ごめんなさい｡

謝りたくて とりあえず｡

えっ う～ん 何を？

私が情けなかったこと｡

迷ったあげくに逃げたこと｡

闘いもしないで
負けに甘んじたこと｡

君は

本当にすごいことをしたね｡

何のことっすか？
君が差し替えようとしたビデオ

見た さっき｡
あっ…｡

けど もう 意味ないっす｡
えっ？

また
真実は闇に葬られて終わりました｡

何言ってんの？
えっ？

君 自分がしたこと
わかってないの？

いや わかってますけど｡
うちで出せなかったんだから

もう 可能性ないじゃないですか｡
報道もだめだし｡

報道？
ヤバすぎるネタは潰されるって

斎藤さん｡ はぁ～｡

だから その場合は

先に俺んとこに持ってこいとは
言ってくれたんですけど

その
何か ちょっと悔しいっていうか｡

けど やっぱ 素直に
持っていけばいいんすかね

斎藤さんとこに｡

やっぱり わかってない｡

あのね
もう そんな次元の話じゃないの｡

そんなの何もかも 全部
吹き飛ばせるくらい決定的で

最強の真実を君はつかんだの｡

本当に

松本さんを
釈放できるかもしれない｡

♬～

あの…｡
ん？

僕 ちょっと

雑炊 食っていいっすか？
へっ？

さっきから あそこの人
すっげぇうまそうなんすよ｡

ピッ
ピンポーン！

あっ すいません 雑炊１つ｡

≫はい｡
ははははっ｡

はぁ～｡

♬～

ふふふっ｡

＜僕は

ようやく自分が
空腹だったことに気が付いた｡＞

＜ そして

ひどく睡眠不足だったことも
思い出した｡＞

君 どうすんの？

あぁ～ 漫喫かどっかで寝ます｡

うちで寝なよ｡

いや… いえいえ さすがにそれは｡

何 いっちょ前に遠慮してんの｡

あっ タクシー来た｡

ちょ 浅川さん
ま ま… まずいっす｡

♬～

♬～

＜夜がもう少しで…｡＞

♬～

＜明けようとしていた｡＞

♬｢Mirage｣

♬～

♬ 届きはしない月に手を伸ばし

♬ もがく横顔

♬ 欲望の形をしたビルディング

♬ 歪なワルツだ

♬ 誰にだって
口に出せないことがあって

♬ 塞いでいる

♬ 自分で着けたリードを
噛み切った獣

♬ あなたに焦がれる胸を
仕留めてくれ

♬ 灯された場所で誓い交わそう

♬ あまりに強い火に
身を滅ぼす異教徒

♬ 運命に返事はしないでよ

♬ きっと下される裁き

♬ can’t stop the fire

♬～

♬ 信じたいんだ

俺と君は いつの間にか

相克の関係にある｡

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