ファーストペンギン!#03[解][字][デ]…のネタバレ解析まとめ
出典:EPGの番組情報
ファーストペンギン!#03[解][字][デ]
家なし・金なし・仕事なしのシングルマザーが、荒くれ漁師たちのボスに!?
“奇跡の実話”をもとにした、爽快リアル・サクセスストーリー!出演者
奈緒 堤真一
鈴木伸之 渡辺大知 遠山俊也 志田未来 中越典子 梶原善 吹越満 梅沢富美男 ほか
番組内容
「お魚ボックス」の注文を増やすため、東京で外回り営業を開始した和佳(奈緒)。一方港では、漁協の組合長・杉浦(梅沢富美男)が吹聴した「和佳は詐欺師で、裏に悪い男がいる」という噂が広まり、漁師たちは和佳への疑いを募らせる。そんなある日、和佳は、息子・進(石塚陸翔)を片岡(堤真一)に預けて東京に行ったきり、音信不通に…!さらに、片岡が和佳に渡した船団の口座から、大金が引き出されていたことが発覚し…!?
監督・演出
【演出】 小川通仁
原作・脚本
【脚本】 森下佳子【原作】 坪内知佳「ファーストペンギン シングルマザーと漁師たちが挑んだ船団丸の奇跡」(講談社)
音楽
【主題歌】 緑黄色社会「ミチヲユケ」(ソニー・ミュージックレーベルズ)【音楽】 菅野祐悟
制作
【チーフプロデューサー】
三上絵里子
【企画プロデューサー】
武澤忠
【プロデューサー】
森雅弘
森有紗
阿利極(AX-ON)【制作協力】 AX-ON
【製作著作】 日本テレビ
おしらせ
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ドラマ – 国内ドラマ
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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)
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(和佳) さんしは お魚ボックス
やってくれますか?
(片岡) もちのろんスケじゃ!
組合長が手のひら返して
やってええって
言うちょってくれての。
(ICレコーダー:統括さん)
ホテルに連れ込まれて
書類に判を押すしか
なくなってしもうて。
(浜尻)
これ どういうことなんじゃ?
(杉浦の声)
あん子は詐欺師なんかもしれん。
(杉浦) 統括さんを色仕掛けで
はめただけじゃのうて
議員の秘書あたりも
たらし込んじょるらしいのう。
えぇ? そりゃ
ど… どんな筋の子なんじゃ?
(杉浦) 詳しいことは分からん。
じゃけど あんた
さんしは このままでは
食い物にされるんやないんか。
うわっ! あっ!
ごめんなさい すいません!
あっ! 大丈夫ねぇ?
ごめんなさい。
(女性) あっ… アハハ…。
あっ… ハハ…。
ありがとうございます。
(女性) いえ…。
(安野) 何であんなこと
言うたんですか?
大体 こないだ
手打ちにしちょりませんでした?
わしゃ 心配しちょるだけじゃ。
もし あん子が詐欺師で
この浜を荒らされたらってのう。
そんなこと…。
ただの
シングルマザーじゃないですか。
分からんぞ?
裏に悪い男がいるかもしれん。
この浜を守るために
わしができることは
みんなに
注意を促すことぐらいっちゃ。
無力じゃのう。
うわさ流して
さんしのヤツら自体に
あん子を追い出させようって
魂胆ですかいね?
わしゃ 心配しちょるだけじゃ。
よし。
行ってみよう。
あの 私 こういう者なんですが…。
後々! 今 開店前だから!
あっ すみませんでした。
うちの魚
きっと こちらのお料理に
合うと思うんですよね。
あんた そもそも
うちの料理 知ってんの?
ですよね~。
店長 呼んで来ますので
ちょっとお待ちください。
あっ ありがとうございます。
(男性) おいしい?
(女性) おいしいです。
俺も食べてみる。
(女性) うん どうですか?
おいしいよ これ。
(店長) お待たせしました
ご用件は?
あの 注文いいですか?
は?
ご注文 ありがとうございました!
食べるのが
最強の営業ツールってことか~。
あそこのさぁ ボックス…。
ボックスに
ご興味がおありですか?
は? あっ いや 席のことね…。
そうですか お席の!
実は私も
ボックスを扱っておりまして…。
(進) <この頃の母は
朝 保育園に僕を預け
最終の新幹線で
帰って来る生活だった>
<そして深夜 カッちゃんの家から
僕を引き上げ
家に着いたら事務作業>
まおさんがタイ中心 白…。
タイ中心 白身。
<一体 あの頃の母は
いつ寝ていたのだろうと思う>
(中川) 白身 余っちょらんか!
(小峠) はいよ! 行くど!
あっ! ショウさん!
魚投げないでください!
チュウさん!
魚入れないでください 落ちたの。
(中川) はぁ? 何でじゃ。
力が加わった時から
傷んじゃうって聞きました。
どこも傷んじょらんわや。
時間がたつと傷みが出るんです
ダメです。
やり直してください。
(中川) えっ…。
まぁまぁ
言うこと聞いちゃりぃや。
あっ ダイさん ちょっと待って!
勝手にフタ閉めないで!
姿造りにするやつなんです。
これ できると思います?
(大島) これはのう
わしから店への挑戦状じゃ!
やり直してください!
これ 見て。
「全部 同じ魚で!」。
(永沢) おまけのつもりで。
やり直し!
はい!
これ 何て書いてある?
(たくみ)
「できるだけ いろんな種類」。
それで?
(たくみ) 入ってんじゃん ほら。
やり直して!
メモ ちゃんと見てください!
何ですか これ。
(山中)
え? 貝だけで ええんじゃろ?
「貝だけは入れないで‼」。
やり直し!
くわえタバコ禁止です。
(磯田) え~?
熱い!
これもダメ! 全くダメ!
信じられない!
ご苦労さま!
じゃあ 片岡さん
後は よろしくお願いします。
いってきます!
はい。
(中川) 素人が何様なんじゃ!
わしら この仕事
40年やっちょるんど?
おめかしして
自分は魚一つ詰めんでのう。
忙しいんちゃ 岩崎さんは 営業で。
これじゃ 岩田ちゃんも見れん。
慣れたら 早 終わるようになる
慣れるまでじゃ ほれ!
(山中) はいよ!
(磯田) なぁ ひろっさん。
あぁ?
営業って あん子 どこ行っとる?
東京じゃ。
東京?
地元じゃあ こん魚を食べるのは
当たり前と思うとるじゃろ。
こん魚に高い金 払うてくれる
客をつけるには
東京じゃて。
あぁ~ そうなんか…。
<そんな調子で
何とか お魚ボックス事業は
滑り出しては行ったが…>
フゥ…。
♬~
(菅田)洗濯槽にも潜んでいた…。
(賀来)ニオイ カビをかくまう 「菌の隠れ家」
(間宮)これじゃ 洗っても洗っても…。
(杉野)臭くなるだけ。
(松坂)そうなる前に 新「アタックZERO」だろ!
(4人)洗濯槽まで!?
<洗濯槽の「菌の隠れ家」まで。 新「アタックZERO」>
≪いらっしゃい!≫
何か たこ伝 久しぶりじゃのう!
そうじゃのう!
(浜尻) お~ これからか。
かわいそうにのう
大将が色ぼけしちょる船は。
まったくやのう!
あ~ かわいそ!
(浜尻) ごちそうさん!
何を言うとるんじゃ 唐突に。
(大島) ホントかのう? 今の話。
(中川) あ~ 信じられんのう。
いや~ おめぇ ひょっとしたら
ひょっとするかもしれんど?
浜尻の連中に何か言われたんか?
わしら あん子に
だまされとるんやないかて。
ん? それ どういうことなんか?
あん子は詐欺師で
わしらは かもにされちょるって。
(小峠) それで裏に たちの悪い
これでも ついちょるんやないん
っちゅって。
あ… よいしょ。
ここか…。
で 何が言いたいんか?
じゃけぇ あん子がホンマに
信用おけるんかいう話じゃ!
あん子の何が信用できんのか?
(山中) 統括さんが
あん子から色仕掛けされたって
言うちょるらしい。
ほら あの ICレコーダー?
あれに入っちょるって!
あれは そう言えって
漁協が統括さんを脅して
言わせたほっちゃ!
えっ? そうなん?
そうじゃ! 脅したんは
あん子やのうて漁協じゃ!
わしゃ
あん子から そう聞いちょる!
じゃ… じゃけど
議員さんの秘書をたらし込んで
裏から手回して
ほら 大臣のハンコ!
のう? のう?
ありゃ 手はず取ってくれたんは
女の官僚さんじゃ!
それも わしゃ あん子から
ちゃ~んと話を聞いちょる!
えっ? そうなん?
そうじゃ!
あん子 別に何も
おかしなことはしちょらんけぇ
大丈夫っちゃ。
じゃけど それ ひろっさんが
あん子から聞いた話じゃろ?
それがホントのことって
証拠はあんのかの?
そ… そりゃあ…。
あぁ… そうじゃ!
そもそも仕事頼んだのは
わしじゃ!
あん子から やらしてくれて
言うて来たわけじゃあねえ。
そもそも あん子 何で
こんな縁もゆかりもないとこに
来たんかのう?
そのへんも
どうにもおかしいじゃろ。
ん~…
誰も知らんとこ行きたいとか
ん~… 都会が嫌んなったとか
理由なんか
なんぼでもあるじゃろうが!
大体 あん子 一生懸命 毎日毎日
営業行っちょるんじゃ!
どこが怪しいんじゃ!
東京で実際 何しちょるか
分からんじゃろ?
朝から晩まで
営業するって言うちょる割に
件数も そんなに伸びちょらんし。
え? そうかのう?
(山中) 魚だけに
フィッシング詐欺かもしれんど?
何を言うちょるんじゃ お前は!
じゃあ 一緒に営業行ってみます?
私的には
一日 4~5軒が限度ですけど
みんなで営業すれば一気に
顧客拡大できるかもしれません。
(中川)
お… おのれは何でおるんじゃ?
東京行ったんやないん?
忘れ物取りに来たんです。
それより 皆さん
私に聞きたいことがあるように
お見受けしたんですが。
いや…。
いい機会なんで…。
直接 お答えしますよ。
(せき払い)
あんた 何それ
おめかししちょるんかいな。
ビジネスマナーです
きれいなお店のことも多いですし。
だけど デートするような
格好なんじゃけど。
専業主婦だったんで
こういうスーツしか
持ってないんです。
営業言うて誰か男と
しけ込んじょるんじゃないんか。
男って?
(中川) 絶対おるじゃろ!
裏に 糸引いちょる男が!
このボックスも 何とかっちゅう
国の認定取るのも!
普通の奥さんじゃったあんたが
そんなことできるわけなかろうが
って みんな言うちょるんじゃ!
フッ…。
まぁ…
確かに 男ならいますね。
かなりヤバいのが。
(中川)
お~ 誰なんじゃ そいつは!
それはですね…。
♬~
(山中) 何じゃ 息子ちゃんか。
ヤバいくらい かわいいでしょ?
ねっ?
あんた! わしらんこと
バカにしちょるじゃろ!
わしらなら口先でなんぼでも
丸め込めるって。
普通の奥さんの私に
こんなことができるはずがない。
だから 何か 男がいて
裏で糸引いてるって
そちらも なかなか 私のこと
バカにしてると思いますけど?
まぁ そこは おあいこってことで。
じゃあ 営業 いってきます。
(中川) 何じゃあ ありゃ!
おなごのくせに生意気じゃな!
漁協がおかしなうわさ
流しとるだけじゃ!
あの 結婚詐欺とか後妻業とか
そういうの考えます。
(磯田) ん?
あっ 僕があの人だったら。
さんしをかもって…。
さんしは お金もないですよね。
じゃけど わしは
あん子が何でここまでやるんか
理由が腑に落ちんのじゃ。
うちがどうなろうと
あん子にゃ関係ねえじゃろ。
それを粘りに粘って
最後には大臣って…。
何で そこまで必死になるん?
そねぇ考えると
やっぱ 何か あん子にとって
うまみのある話なんじゃねえんか
って そう思わんか?
何か
うまい詐欺のやり方があって
だまされてるんとちゃうんかって。
昔 長い物に巻かれたからだって
言ってましたよ 岩崎さん。
同じことを繰り返したくないって。
それ 何があったん? 一体。
そこまでは…。
しょっぼい会社じゃけどのう
3人で山あり谷あり
やって来たんちゃ。
わしゃ さんしが大事なんちゃ。
♬~
(磯田)東京で実際 何しちょるか
分からんじゃろ?
(磯田)それ ひろっさんが
あん子から聞いた話じゃろ?
それがホントのことって
証拠はあんのかの?
♬~
ホントのことじゃろ?
みやこ…。
(安野)
何か効いちょるみたいですよ。
組合長の「ご心配」。
借金まみれで逃げて来たとか
ヤクザの女じゃとか
前があるなんちゅう話も
出て来ちょります!
わしゃ
そんなこと言うちょらんよ?
漁師は お魚大好きやけぇ
すぐ尾ひれ付けよるのう。
(安野) まったくです。
う~ん…
これ… どねぇするんですか?
ご近所に お配りするんじゃ。
(安野) いや… でも これ
さすがに作り物じゃって…。
すごっ!
(杉浦) それ
ご近所に お配りしちょって。
進? 起きて もう…。
ホント ごめんね そよさん。
毎日毎日
預かってもらっちゃって。
(そよ) ううん 全然
うちは楽しいからいいんだけど。
でも あのさ
和佳ちゃん 体 大丈夫?
えっ?
すんごい顔色 悪いけど。
あっ あぁ…。
いや ファンデーション落ちたら
こんなもんだよ。
元々 顔色 良くない。
大丈夫?
あぁ 全然 大丈夫 大丈夫。
アハハ… ちょっと疲れたかな。
(そよ) ホントにそれだけ?
え? どしたの?
あの…。
ううん やっぱいい。
何? 言って 遠慮しないで。
うん…。
あのさ 和佳ちゃん。
うん。
2人目 できてたりしない?
えっ?
私も つわりひどくて
貧血になって
そんな状態で
こんなハードワークって…。
ハァ…。
いい人いたら紹介して?
進のきょうだい欲しいけど
残念ながら相手がさ…。
そう?
そう。
フフっ。
フフフ…。
ほら 進 起きて。
フフ…。
起~き~て~!
起きて~ 起きて~。
(そよ) フフフ…。
ほら お靴履いて。
よいしょ。
ちょっと 何 進!
それ おじちゃんの!
ハハハ…!
(そよ) フフフ…。
ごめんね。
(そよ) ううん 全然 大丈夫…。
じゃあ 今日はホントに
お世話になりました。
♬~
ねぇ 進 何か欲しいものある?
明日 お誕生日でしょ。
(進)
でも… お仕事 忙しいでしょ?
大丈夫!
プレゼントくらい買えるから。
何でも!
じゃあ パパ!
えっ?
パパ 来てくれないかな?
あっ… あぁ~ うん
言ってみるけど
ちょっと無理かな 忙しそうだし。
そっか…。
うん。
じゃあ マルギクベーカリーの
あんパン!
あっ あれね!
進 好きだったもんね。
分かった 絶対買って来るね。
うん!
フフフ…。
「岩崎和佳は
ホストに貢いでます」。
「浜の金を
この男に流しています」。
何かね? こりゃ。
あっ!
あっ…
ありがとうございます
こん子…。
(磯田) お母ちゃん どうしたん?
(靖子) 高志…
これ ホントかもしれん。
え? ホントかもしれんって
何が?
うち この子が
大金持っちょるの見たんよ。
♬~
母がキユーピーを使っていたので
そのまま受け継いだんです
おすすめはレモンマヨソテー
炒め物にも使います
爽やかさとマヨネーズのコクが
両方引き立ちます
どんな調味料とも仲良くなれるので
お子さんも食べやすいんです
家族が喜ぶと料理も楽しくなります
マヨソテーにしませんか?
進 ママ 今日は
できるだけ早く帰るから。
ホント? 何時くらい?
8時くらいかな。
だから それまで
カッちゃんのところで
いい子にしててね。
うん!
じゃあ いってきます!
バイバイ!
あっ!
よし!
いらっしゃいませ。
(振動音)
あぁ! もう!
(振動音)
(振動音)
あっ!
(振動音)
(振動音)
はい。
(女性) ちょっと!
注文したのと全然違う魚が
来ちゃってるんだけど!
すいません!
あの 何が入ってました?
(女性) もういいよ!
二度と頼まないから!
えっ あの…。
(通話が切れる音)
あ~ もう…。
ごめん 進…。
ホントに すみませんでした。
明日 代品対応させて
いただきますんで。
ホント
メニュー出す身にもなってよ!
すみませんでした。
(振動音)
あっ…。
(振動音)
えっ?
(振動音)
(磯田) ひろっさん。
おう! どしたん? 高志。
会社の通帳 見せてくれんかの?
ちょっと
確かめたいことがあるんじゃ。
明日でもええか?
いや~…
できれば 今 見たいんじゃけど。
今 ちょっと手元にないんよ。
え? 手元にない?
あん子に渡してしもうたほっちゃ。
客の振り込み確認やら
毎度毎度あるけぇ。
それ 渡したん 通帳だけなん?
カードは?
ん?
いや 実はのう わしの…。
(着信音)
おう 片岡じゃ。
片岡さん ごめんなさい!
ちょっと
頼まれてほしいんですけど…。
お… 何じゃ?
進を預かってくれるはずの
おうちのお子さんが
水ぼうそうになっちゃって
今日 預かれなくなったって
電話が入って。
保育園に進のこと
迎えに行ってほしいんですよ。
はぁ?
片岡さんっていう人が
迎えに行くって 保育園には
話 通しておきましたんで。
話 通したって
そんな わしだって漁あるし。
7時には 私 事務所に
迎えに行きますんで。
すいません
それまで預かっててください。
お願いします。
できるだけ 早 頼むど。
ん? どねぇしたん?
すまん 高志。
ちょっと出て来るけぇ
話 戻ってからにしてくれ。
いや ひろっさん…。
すまんのう。
カード…。
う~ん! おいしい!
ん! 追加の注文いいですか?
まだ行けるの?
大丈夫です
すっごくおいしいんで!
アジとヒラメください。
はいよ!
おい 高志~ 戻ったど~。
はい 入って 入って ほれ。
あっ そん子…。
あん子の息子の進君じゃ
スッくんじゃ。
あぁ…。
こんにちは。
こんにちは。
夜まで預かってもろうちょる
お友達が
水ぼうそうになってしもうたんて。
で 話って何じゃ?
うん ええわ またにするわ。
え?
ほんなら 後での。
え?
(磯田) 後での フフフ…。
何じゃあ?
ほんじゃ スッくん
おいちゃんと遊ぶか!
うん。
よし! こっちおいで。
おいしょ。
おじちゃん お仕事ないの?
何でじゃ?
お仕事あったら悪いでしょ?
ん? 何じゃこれ。
僕 今日 誕生日だったから
保育園でお祝いしてもらったの。
あ~ そうなんか!
そりゃ めでたいの!
ケーキでも買いに行くか?
えっ!
よ~し決まりじゃ!
あっ… でも いい。
何じゃ 遠慮せんでええど?
いい! 今日はママが
あんパン買って来てくれるし。
ただいま~
おう! お土産もらったど~!
やった~! 早 開けて!
何じゃろ のう?
ありゃ 2つか…
おいおいおい…
兄ちゃんもおるじゃろ!
あっ 僕 ええっちゃ
さっき あんパン食べたけぇ
じゃけど…
ええ ええ
♬~
スッくん ペンギン好きなんか?
うん。
♬~
(ペンギンの鳴きマネ)
何かの 気分出んの。
のう のう…。
(ペンギンの鳴きマネ)
すごい すごい!
(ペンギンの鳴きマネ)
(進:ペンギンの鳴きマネ)
(ペンギンの鳴きマネ)
(ペンギンの鳴きマネ)
(ペンギンの鳴きマネ)
ハハっ あんた
何回 「日本一」って言うのよ。
あっ すみません つい…。
(大将) ハハハ…。
大将は例えば
こういう魚が欲しいって
あります?
あるよ。
魚種 指定していただいても
いいですし
ざっくり
白身とか 青いのとかでも
こういう料理で使いたいとかでも。
(大将) うん…。
(振動音)
(大将) いいよ いいよ 出な?
すいません。
はい。
(琴平) 岩崎さん?
(琴平)
今日 これから会えますか?
今日 これからですか?
はい。
♬~
≪(観客の拍手)
(女の子A・女の子B)久しぶり~!
(女の子A)大丈夫。
(女の子B)うん。
(男性)ただいま。
(女性)おかえり。
(母)ありがとうございます。
(娘)頑張った人~?
(父)は~い!
(新婦)おばあちゃん!
(祖母)来たよ。
♬~
(杉浦) 何じゃあ?
(磯田) あっ…。
どうしたんか?
あぁ…。
あの…。
(音声ガイダンス)
ご用件をお話しください。
とにかく 早 帰って来てくれ
漁にも出られんし。
スッくんも心配しちょるけぇ!
岩崎さん
電話つながらないんですか?
何遍かけても留守電でのう。
新幹線の中とかですかね?
あぁ…。
僕 一人でいいよ? 大丈夫。
そんなわけ行くか
何かあったら どねぇするんじゃ。
永沢君 こん子のこと
見ちょってくれるか?
えっ? でも…。
取りあえず わし一人でやるけぇ。
あん子来たら 連絡だけはくれ。
あっ はい!
苦手? お魚オムライス。
ううん おいしい。
さっきのできるようになった?
ペンギンのマネ。
あ あ あ あ~! あ あ あ あ~!
お~ うまい! どうやるの?
「あ」を3回言って
最後に伸ばすの。
あ あ あ~! あ あ あ~!
下手だね なが「さ」わ君。
なが「さ」わ君…。
あっ そうだ 永沢君
もう一つ スッくんに
教えてもらいたいことあって
前にママがさ
昔 すごく悔しい思いしたことある
って聞いたんだけど
何があったか知ってる?
長い物に巻かれたって
言ってたんだけど。
あっ 髪の毛 茶色い子がいたの。
で 先生は
「黒くしなさい」って言って
でも
ママは「おかしい」って言って。
でも 誰もママには
ついて来なかったの。
やなことだったって言ってた。
失敗したファーストペンギン だったのか
ママは。
ファーストペンギン!?
これでしょ?
ファーストペンギンは
すごいんだよ。
敵がいるかもしれない海に
一番に飛び込むんだよ。
そうそう これこれ!
ママ 敵に食べられちゃうの?
だって失敗したんでしょ?
う~ん… 前に失敗したから
今度は失敗しないように
するんじゃないかな。
あるかな?
あっ こうなるように。
ママ また失敗しない?
今度は多分
こうなるまで やめるつもり
ないんじゃないかな。
だから 失敗しないよ。
大丈夫 明日には
お魚 いっぱいくわえて
戻って来るよ。
そっか。
♬~
♬~
事務所にも連絡ないんか?
はい。
あぁ… 進君は?
奥の部屋で まだ寝てます。
じゃけど あん子
何かあったんじゃないんか?
おぉ いくらなんでも
こりゃ おかしいけぇ。
事故かなんか…。
(たくみ)
男と しけ込んでんじゃね?
(山中) たくみ お前!
いや 事故に遭うより
男と一緒にいるほうが
全然 自然っしょ?
じゃ お疲れっす。
こ… 子供の誕生日だぞ お前!
誕生日ほっぽって
そんなことする母親おるか!
ひろっさん
ちょっと これ 見てくれや。
何じゃあ?
会社の口座の出し入れじゃ。
漁協に調べてもらったんよ。
何で漁協にそんなこと…。
ええから ここ見て。
え? 一 十 百 千…。
さ… 30万!?
他にも10万 15万
ひと月で150万近くが
引き出されちょる。
ひゃ… 150!
ひろ兄が
引き出したんじゃないんか?
(中川) …っちゅうことは?
いや あん子が引き出したとは
限らんじゃろうが!
カードが
誰かに勝手に使われたとか
漁協が
こんなふうに細工しよったとか。
わしのおふくろが
あん子が大金を持っちょるとこを
見ちょるんよ。
やけぇ 漁協に無理言って
調べてもらったんじゃ。
これは世間で言う横領
使い込みじゃ!
ひろっさん
あん子は みやこさんじゃねえ。
ハァ…。
(磯田)
ええかげん 目 覚ましてぇや!
うっ…。
あっ…。
遅くなって すみません
ちょっと いろいろありまして。
あの 進は…。
奥に。
ありがとう。
ごめんなさい お世話かけて。
あの 今日の分の注文があって
魚 今 どういう状態ですか?
今からでも詰められます?
わしら もうやらんけぇ。
えっ?
あんたとは
もう一緒に仕事はやれん。
え? 何で?
あんた 横領しちょったろう。
うちの金 勝手に引き出して
それこそ150万近く!
これ 営業の経費ですよ。
こんな! 営業に
こんな金かかるわけなかろう!
一体 どんな営業やっちょるんか。
どんなって
行き帰りだけで
5万かかるんですよ。
もうわしら あんたの言うことは
信じられんのじゃ!
ちょっと
話が見えないんですけど。
スッくん 見ちょったら
分かるんじゃ。
あんたが どんな子か。
進?
あんた 普段からこんなこと
ばっかりやっちょるんじゃろ。
やけぇ スッくん
あんな子に育つんちゃ。
聞き分けがようて
誕生日ほったらかされても
文句ひとつ言わん。
周りに遠慮ば~っかりしちょる。
大事にされちょる子はの
わがままじゃ。
あ~ もう ブチわがままじゃ!
文句ば~っかり言うちょる!
それをせんっちゅうのは
あんたが普段から
スッくん ほっぽっちょる
我慢ば~っかりさせちょる
そういう生活させちょるっちゅう
証拠っちゃ!
あんたは そういう女っちゃ!
要するに 私は進をほっぽって
例えば 男性とイチャついて
朝帰りするような
普段から
そういう生活をしている女で
だから 信用もできない。
そういうことを
おっしゃってます? そうじゃ!
分かりました。
じゃあ
私は育児に専念するんで
あとは皆さんで
よろしくお願いします。
♬~
ひろ兄 これ どうする?
そんなもん ほっちょけぇ。
いや ほっちょけって。
(ベル)
あっ 僕が。
(ベル)
(ベル)
はい さんし船団丸です。
(大将) 岩崎さんいるか?
今 ちょっと出てますけど。
そうか
店からケータイ出て来たから
連絡くれって伝えてくれ。
ケータイ
そちらに忘れてたんですか?
(大将)
あんたら何も知らんのか!
(大将) 社長 出して。
は?
(大将) いいから社長出せって
言ってんだよ!
営業先の人が社長に替われって。
あぁ…。
はい 社長の片岡ですけど。
あんた 何やってんだよ!
<あの 「TSUBAKI」から
ダメージケアの黒 誕生>
<イオンの力が 髪を根本から補修>
<艶あふれるオーラ髪へ
「黒TSUBAKI」>
社長の片岡ですけど。
あんた 何やってんだよ!
あんた 岩崎さんの体のこと
どう思ってんの?
どうして
あんなことさせたんだい?
は?
(大将) 岩崎さん
昨日 うちで倒れて
病院に運ばれたんだよ。
えっ えっ えっ…!?
あん子 どっか悪いんですか?
あの子… あの子はな…。
急性腎障害だったって。
きゅ… 急性腎…
えっ えっ えっ!? それ…。
腎臓だよ。
腎臓 悪くしてんだよ!
医者の話じゃ
どうも 食べて吐くのを
繰り返してたんじゃないかって。
食べて吐く!?
(磯田) 何の話か?
(ボタンを押す音)
あの子な 客のフリして
入ってくんだよ。
(大将)いらっしゃい!
1人なんですけど
(大将)こちらへ どうぞ
(大将の声) それで
1人で 刺し盛りや煮付けやら
いっぱい頼んで
ペロっと平らげて。
うん
ごちそうさまでした
まぁ よく食べたね
すっごくおいしかったんで
特に これ!
何か特別なお仕事されてます?
まぁ そりゃね
企業秘密だけど
あぁ…
実は私も
お魚 売ってるんですよ
いや~ うちの魚も
大将の腕で
絶品の料理に
仕上げてくれませんかね?
あんた いつも
この手で営業してんの?
そんなわけないじゃ
ないですか
大将のお料理
ホントおいしかったんで
たまたま たまたまです
いいから
ひと箱 頼んであげるから
正直に言いなよ
ありがとうございます
はい そうです
いつも こうやって
ハハハ… だよな
けど そんだけ食うのも
なかなか しんどいだろ
でも… 私には
これしかできないんで
これしかできない?
実は私 お魚のこと あんまり
よく知らないんですよ
そんな私が
おいしい店を見つけるには
もう食べてみるしかない
っていうか
あんた いっぱしに
売る店 選んでんの?
あ… はい
ちょっと どうかな?って
思ったら
話し掛けないで そのまま出ます
はぁ? まぁ しかし あんた
手間のかかった営業するね
だって
うちの魚は
日本で一番おいしいですから
どこの漁師も みんな
そう言うけどね ハハハ…
でも ホントに
うちの魚は日本一なんです
だって 朝方 漁が終わって
クタクタの漁師たちに
その場で詰めてもらうんですよ
みんな ブ~ブ~言いながらも
疲れた体に鞭打って
詰めてくれて
だから
うちの魚は
日本で一番おいしいんです
だから
日本一おいしいお刺し身にして
出してほしいんです
ハハっ あんた
何回 「日本一」って言うのよ
あっ すみません つい…
(大将)ハハハ…
こういう魚が欲しいって
あります?
(大将の声) そこに電話が入って
あんまりにも戻って来ないもんで
様子を見に行ったら…。
どうした!? 大丈夫か!?
救急車! 救急車!
社長さんの命令でやってたのか
あの子が勝手にやってたのかは
知んねえけどさ
こんなこと繰り返してたら
あの子 死んじまうぞ!
(スピーカー:大将) よく考えな!
(スピーカー:通話が切れる音)
食うて吐くって 何でそこまで…。
交通費のことを考えると
できるだけ
一回で たくさん回ろうって
思ったんじゃないですか?
ひろ兄 これ。
♬~
(中川)
一日 何軒 回っとるんじゃ。
(大島)
もう ちゃんと言うてぇや~。
(ページをめくる音)
(小峠)
これ どんだけ行っちょるそか!
♬~
♬~
もう
あの人を疑う理由 ないですね。
おう…。
もう逆らえんっちゃ。
あん子には もう逆らえんのう。
のう? 高志。
うん。
ああ!
ごめんね。
ママ 約束破って。
うん…。
あんパンも買えなくてさ。
うん…。
進 怒っていいんだよ。
ママにキレていいんだよ。
「ママのバカ~!」って。
「僕 誕生日
独りぼっちだった!」って。
でもね
永沢君 ずっといてくれたし
片岡のおじちゃんも
ペンギンのマネ
教えてくれたりして
一人じゃなかったんだよ。
だから ママはバカじゃないよ。
うん…。
ハァ… よし!
じゃあ あんパン買いに行こっか。
えっ?
新しいお気に入りのお店
探しに行かない?
うん!
うん。
よし。
≪岩崎さ~ん 待って~!≫
≪岩崎さ~ん!≫
待って! 待ってくれ!
そのまま! そのまま!
岩崎さ~ん!
≪待って!≫
≪岩崎さ~ん!≫
≪岩崎さ~ん!≫
≪待って!≫
ママ おじちゃんたち
「待って」って!
ママ 呼ばれてるよ!
≪お~い!≫
≪待って!≫
≪ちょい ちょい!≫
≪ちょっ 待って~!≫
(山中) 岩崎さ~ん!
♬~
疑うて すまんかった!
店の人から聞いた~!
ノート見た~!
もう二度と あんたを疑わんけぇ
戻って来てくれ!
ママ 止まって!
止まってってば!
ひどいこと言うヤツにゃ
「あん子は そんな子やない」って
言うて回っちゃるけぇ!
「あんなに知恵が回って
度胸があって
一生懸命な子はおらん」て
ちゃんと言うちゃるけぇ!
戻って来てくれいや~!
(山中) 戻って来てくれ~!
(磯田) あ~!
あっ!
ママのバカ~!
あっ!
何するの 進!
これ! ママ これ!
♬~
♬~ (山中) 岩崎さ~ん!
♬~
♬~ (進) これだよね。
♬~
あんた
わしらの社長になってくれんか?
社長?
わしら あんたに ついてく。
わしらのボスは
あんたしかおらんけぇ!
頼む!
(漁師たち) 頼む!
もちのろんスケじゃ!
ありがとう!
ありがとう! ハハっ!
ありがとう!
(拍手)
社長!
(拍手)
≪社長!≫
≪社長!≫
社長!
(拍手)
(拍手)
<これは僕の母の話だ>
もう貝ば~っかし入れんけぇ。
貝料理専門も行ってみます。
(山中) あ… あぁ!
タバコ やめるけぇ。
詰める時だけ控えてもらえれば。
おう。
<食い詰めたシングルマザーが
お先真っ暗の漁師たちと
関わることとなり
何だか業界の
ファーストペンギン になってしまったお話>
<これはその 本当の始まり>
(振動音)
モンシェリ…。
ミスティーク。
(琴平) ≪食べ吐きは
さすがにマズいでしょ≫
はい 体にも悪いし
「魚 もったいないって
売るヤツが
そんなことしたらいけんじゃろ」
ってとこも怒られて。
反省してます。
ホントにダメですよ。
フフフ… はい。
あの ここって
ずっと誘ってくださってた
お友達のお店ですよね?
そうなんです。
実は今年は
星 行けんじゃないかって。
あぁ…。
星って…
『ミシュラン』ってことですか?
こういうとこに お魚ボックス
入れられたら よくないですか?
そりゃいいですけど…。
≪今日は どうも≫
お待ちしておりました。
シェフの流山と申します。
あ… あっ
はじめまして 岩崎と申します。
ふ~ん この人が例の岩崎さんか。
(琴平) もう ちょっと余計なこと
言わないでくださいよ。
早く料理作って。
(流山) はい では ごゆっくり。
(琴平) よかったんですか?
お試し無料でなんて。
ずっとタダでもいいくらいです。
こんな所で使ってもらえたら
どれだけ宣伝になるか。
あ~ おいしかった~。
よかったです 喜んでいただけて。
あっ 先生って
ホント親切ですよね。
こんな営業先まで
紹介してくださって。
別に親切だけじゃないですよ。
えっ?
岩崎さん。
は… はい。
(琴平) 社長になったことだし
漁師さんたちには その敬語
やめてみるって どうですか?
えっ? あ…。
いや でも
年 倍以上の方たちだし…。
最初はギャ~ギャ~
言うかもしれませんけど
若い女の子に
タメ語たたかれたいところも
あるんですよ あの人たち
仲間感に弱いっていうか。
「あの人たち」?
いや…。
一般論です
田舎のおじさんはってことです。
あっ そういう。
あの…
また お誘いしてもいいですか?
えっ?
他に紹介したいお店もあるんで。
よかったら 一緒に行きましょ?
はい 行きます。
どこでも行きます。
よかった。
じゃあ 今日は
ありがとうございました。
こちらこそ。
じゃあ。
(流山) ひどいことするねぇ
女心 もてあそんで。
そんなことしてないですよ。
でも あの子
何も知らないんだろ?
本当のこと。
そのうち話しますよ。
仲間感か~。
お待たせしました。
わしは これの。
(山中) じゃあ これか わしは。
よし じゃあ わしは これじゃ。
よし これを…。
≪おっは~!≫
何じゃあ その格好は!
えっ? 私もみんなと一緒に
詰めようかなって。
はぁ~ 高校のジャージーだ。
そう! 物持ちいいでしょ。
のうのう これやって これ。
えっ 何で?
何でスーツじゃないんか~。
社長のくせに!
えっ?
じゃけど 営業行く時は
スーツじゃろ?
そりゃそうだよ。
そりゃそうじゃよな。
ひろ兄 大丈夫じゃ 大丈夫。
お… おう ほんじゃ。
(せき払い)
(せき払い)
社長就任…。
(3人) おめでとうございます!
(拍手)
えっ? 何これ。
わしらから 社長セットじゃ!
ウッソ! えっ えっ えっ…?
何 何?
スーツ!
うん うん。
カバン!
(2人) おう…。
名刺入れまである!
わ~! ありがとう!
今日 何か ええ感じやのう。
おう いつもと違うて
何か仲のええ感じじゃのう。
オホホ…。
ホホホ…。
しゃ… 社長交代やと?
はい 「雨降って地固まる」
ってやつですかいねぇ。
あぁ… そんなことは想定内じゃ。
あっ。
(安野) あ~…。
失敗しちゃいましたね。
安野~‼
あ~!
残り10箱で~す!
いいペースですよ~!
みんな もうひと頑張りじゃ。
(漁師たち) う~い!
♬~
♬~
♬~ (受信音)
♬~
≪マダイ ほらよ!≫
≪サバサバしとるぞ!≫
≪ダジャレはええんじゃ のう!≫
≪ハハハ…!≫