祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録#06[解][字][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録#06[解][字][デ]

カルテには患者の全てが隠されている。知識も技術もまだない、しかし誰よりも患者の気持ちに寄り添う研修医・諏訪野良太がカルテを通して患者達の秘密と嘘を優しく見破る!

詳細情報
出演者
玉森裕太 池田エライザ 矢本悠馬  濱津隆之 堀未央奈 YU 豊嶋花/原田泰造/勝村政信 金子莉彩/松雪泰子 椎名桔平
番組内容
諏訪野(玉森裕太)と谷川(YU)の研修先・小児科にやってきたのはぜんそく患児・姫井姫子(金子莉彩)。「この病院、怖い。魔女がいるから」と謎の発言をし、病室から何度も姿を消す!3年前にも小児科で相次いで患者が姿を消したという都市伝説が。無表情で気配がなくとにかく不気味な指導医・志村雄一(勝村政信)が患者を洗脳していたという噂も!?姫子が病室から何度も消える本当のワケとは!?カルテが導く答えとは-!
監督・演出
【演出】池田千尋
原作・脚本
【原作】知念実希人「祈りのカルテ」シリーズ(角川文庫/KADOKAWA)
【脚本】根本ノンジ
音楽
【主題歌】「想花」Kis-My-Ft2(MENT RECORDING)
【音楽】サキタハヂメ
制作
【プロデューサー】藤森真実、戸倉亮爾
【制作協力】AX-ON
【製作著作】日本テレビ
おしらせ
■番組HP
https://www.ntv.co.jp/inorinokarte/
■Twitter
https://twitter.com/inorinokartentv
■Instagram
https://www.instagram.com/inorinokarte_ntv/
■Tiktok
https://www.tiktok.com/@inorinokarte.ntv

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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  1. 姫子
  2. 灰崎
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  4. 裕子
  5. 大丈夫
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  10. 子供
  11. お母さん
  12. ハァ
  13. 志村
  14. 志村先生
  15. 先生
  16. 発作
  17. ウソ
  18. 入院
  19. 三崎
  20. 諏訪野先生

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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(みどり) ちょっと 怖い。
(麻友) 優しいでしょ。

怖いよね?
(麻友) どこが?

(諏訪野)
何? 今日は橘が採血してんの?

(麻友) あのね
これは怒ってるんじゃないの。

山内のためを思って言ってるの。

(彩菜) ありがとうございます。

(麻友) 失敗しても許されるのは
1年目だけだから ねっ?

だから その「ねっ?」が怖いの。

怖くないよね? ねっ?

怖いよね? ねっ? ねっ?

ハァ… ご苦労さまです。

(牧村)
三浦君 ズレてます ズレてます。

(牧村) 冴木君 ちゃんと見てって
言ったじゃん!

(裕也) えっ あぁ ごめん ごめん。
(三浦) いえ 自分が悪いんです。

(牧村)
いえいえ 1年目なんですから
うまくできなくて当然です。

僕の腕
好きなだけ使ってください。

頼むよ 冴木君!
ん?

てか 何で後輩に敬語なのよ。

いや 無理なの 同期以外の人の
白衣 緊張しちゃって…。

(谷川)
みんな 2年目になったのに

全然変わってないな。

あと半年で研修期間 終わんぞ
どの科 行くか もう決めたのか?

ちょっと待って!
えっ! ちょっと待て…。

これってデジャビュじゃね?

(牧村)
1年前も同じ会話した気がする。

おう。

(彩菜:三浦) 失礼します!
(麻友) 山内 また後で。

橘~ あんま後輩 いじめんな。

何か やたら裕也 山内かばうよね。

はぁ? そう?

あっ! 俺の魚肉!
ハッハッハッ…。

でも 1年以上
同じこと され続けたら

学習するし。
何? クソ!

ねぇ もう時間だけど?

えっ。
んっ。

あっ!

(看護師)
先生 おはようございます。

おはよう。
(諏訪野たち)おはようございます。

やっぱ 2年目になると
看護師さんの態度が

全然 違うね~!

それ いっつも言ってない?
えっ?

ハハハ…。

(看護師) あっ 先生!
(看護師) おはようございます。

おはよう。
(牧村) おはようございます。

(灰崎) これはこれは 先生方
おそろいで。

あっ 冴木先生は
今日から耳鼻咽喉科ですよね?

何で知ってるんですか?

(灰崎) 製薬会社の人間
情報通じゃないと

やってけません!
灰崎さん。

僕たちに薬の営業しても
意味ないですよ。

扱う薬 決めるのは指導医なんで。

諏訪野先生と谷川先生は
今日から小児科ですよね?

あっ はい。
(灰崎) 弊社 小児の薬

強いんですよ~!
へぇ~。

見せてください。
これ パンフレットです。

はい ありがとうございます。

諏訪野!
あっ。

すいません またゆっくりと
はい すいません。

(灰崎) いってらっしゃ~い!

あれ? 誰もいない。

(谷川) 外来か。
う~ん。

(2人) うわ~!

すみません!
今日から研修します 諏訪野です。

谷川です。

小児科指導医の志村です。

一緒に頑張ろう。
はい。

子供は小さな大人ではありません。

ここでは 想像もしていなかった
ことが 日々 起きます。

それに どう対応するか。

君たちなりのやり方を
見つけてください。

はい。
(谷川) でも 僕ら2年目なんで

ある程度のことはできますけど。

そうですか でしたら
頼みたいことがあるんですが。

うわ~! 切られた~!
(男の子) ヤ~!

ダメだ~! うわ~!

お~… 腕は気を付けようね。
(男の子) ヤ~!

気を付けよう 気を付けよう
うわ~ やめてくれ!

まだ負けないぞ~ おわ~!

「子供を捕まえて 殺して
料理して食べるの」。

(三崎)
救急搬送の患者さん 来ます!

はい!

(裕子) 姫子!

(救急隊員) 姫井姫子ちゃん 8歳
呼吸困難で救急要請。

酸素投与 開始しています。
はい 了解です。

(裕子) 姫子 大丈夫?
お母さんですか?

はい 娘 喘息持ちなんです
急に苦しみだして…。

分かりました。

志村先生!

僕がライン確保と
採血をしますので

三崎さん 薬剤の準備を。
(三崎) はい!

僕らは何を?
お母さんから話を聞いてください。

(諏訪野:谷川) はい!

(谷川) では お母さん こちらへ。
(裕子) 待って!

あの子 私がそばにいないと
ダメなんです!

お母さん
お気持ちは分かりますが…。

(裕子) そばにいさせて!

(志村) わっ フフフ 大っきい音。
(姫子) フフフ…。

(志村) もうちょっと 優しくして。

(足音)

姫子?

(姫子) あっ お母さん!

大丈夫?
うん もう平気。

姫子ちゃん かなり強い喘息発作を
起こしていましたが

お薬の吸入で安定しました。

(裕子) そうですか
ありがとうございました。

(志村) 姫子ちゃんの喘息が
始まったのは?

3歳です。

でも小学校 上がってからは
治まってたんですけど

1年前から
また発作を起こすようになって

今年 3回も入院してます。

これまで お薬は何を?

(裕子) あ…。
(谷川) あっ。

こちらです。

(志村) なるほど。

とにかく 念のため
少し入院して 様子を見ましょう。

では

手続きなど あちらで。

ちょっと行って来るね。

(姫子) ねぇ ここ どこ?

あっ 姫子ちゃんがいつも通ってる
病院がいっぱいだったから

今日は ここに入院するんだよ。

この病院 怖い。

えっ 怖い? どうして?

だって 魔女がいるから。

魔女?

ほら 窓の向こうから
魔女がこっちを見てる!

だから 怖いの。

えっ 魔女?

♬~

(キーボードを打つ音)

「魔女」って 何だろう?

ウソに決まってるだろ。

入院するのが嫌なんだよ。

まぁでも 一応 見て来るよ。

うわ~! あぁ!

びっくりした。

姫子ちゃんの採血の結果
見ました?

採血?

(マウスをクリックする音)

(谷川) 血中濃度がゼロ?

でも薬は しっかり処方されて…。
(志村) 確認してください。

谷川先生はお母さんに
諏訪野先生は姫子ちゃんに。

ただし…。

はい。

(小声で)
これは デリケートな問題です。

くれぐれも慎重に。

はい…。

姫子ちゃん ちょっといい?

もしかして まだ魔女いる?

今は いない。

でも また来るって。

魔女は 何しに来るの?

お母さんに言わない?

うん。

ここにいたら 呪いをかけるって。

じゃあ ここから早く出るために

先生に教えてほしいことが
あるんだけど。

何?

姫子ちゃん
喘息のお薬 ちゃんと飲んでる?

うん! お母さんとお父さんが
毎日くれる薬 飲んでる。

昨日と一昨日は
お薬 誰がくれたのかな?

お父さん。

(谷川) 母親も同じこと言ってた。

昨日と一昨日は
夫が担当だったって。

じゃあ お父さんが
薬 飲ませなかったのかな。

いや… これ ただの怠薬でしょ。

怠薬って 自己判断で
薬 やめることだよね?

大丈夫だと思って
あげなかったんじゃない?

(男の子) クモの巣!
(女の子) ねぇ。

もう お絵描き 飽きた!

じゃあ 次 何で遊ぶか
2人で選んで来て。

私 行く!
ほら 取れるか?

(男の子) 何やってんの~?
ん? 的当てだよ。

うわ~! 待て待て 引っ張っちゃ
ダメだよ いきなり。

おわ~! もうダメだ~。

(男の子) ちゃんと的やってよ~!
やってました~。

あぁ 腰が…。

もっと要領よくやんないと
仕事 終わんないぞ。

(灰崎) どうも どうも~!

お2人の指導医
志村先生になったんですって?

ホント 何でも知ってますね。

行こう。

(灰崎) あの人の噂 知ってます?

噂?

小児科で看護師をしていた方から
聞いた話なんですけど…。

ある日の当直中

患者の男の子が
いなくなったそうなんです。

(看護師)正雄君!

(灰崎の声) 捜しても捜しても
全く見つからない その時…。

笛の音

笛 ですか?

はい。

すんごく不気味な音色で…。

(灰崎の声) そして 突然…。

足音

(灰崎の声)
どこからともなく 志村先生が

子供を連れて来たそうなんです。

子供は まるで

洗脳されたような顔をして…。

♬~

翌日

その子は退院してったそうです。

(三崎) 姫子ちゃ~ん
お熱 測る時間だよ~。

(三崎) 諏訪野先生! 谷川先生!

姫子ちゃ~ん。

姫井姫子ちゃ~ん。

あっ。
食堂には いなかった。

中庭は?
さっき見て来た。

(足音)

♬~

どこ行ってたの?

笛の音がしたの。

その笛についてったら
道に迷っちゃって。

それは怖かったね。
ううん。

もう怖くないから大丈夫。

そういう話なら 俺も知ってる。

5年くらい前かなぁ。

小児科で研修してた研修医が
体験した話なんだけどさ。

うん。
(懐中電灯をつける音)

ある晩 当直してたんだって。

そしたら…。

うめき声

苦しそうな うめき声が
聞こえて来たんだって。

うめき声?

でも その病室
誰も入院してないんだ。

えっ?
何でかなぁ~。

おかしいなぁ。

…なんて思いながら 研修医が

バッ!

(裕也の声) 誰もいない。

でも どんどん
うめき声は大きくなって行く。

うめき声

(裕也の声) ベッドの下を
そっと のぞいてみたら…。

(志村)あ~… うぅ~

うわ~‼

ギャ~~!
うわ~~!

(壁をたたく音)

お… お前 お前…

急に出て来んなよ!
びっくりすんだろ!

何してんの?
えっ?

うちの病院の都市伝説トーク。

よし みどりもやろうぜ。

しょうもな。

私は論文 読むから。

論文?

研修終わったら
そんな暇なくなるよ。

すごいな~ みどりは。

ちゃんと2年目らしくなって。

俺らは何も変わってない。

おい 一緒にすんなよ。

俺は 仕事もプライベートも
充実しまくってっから。

プライベートって?

彼女できた。

えっ マジ? 誰? 誰?

内緒だよ。

ハァ…。

俺って…。

おりゃ~!

あ~ 待って
もう無理 無理… 痛てて…。

つまんな~い。

一緒に遊ぼう。
何やってんだ…。

痛てて…。
(谷川) 諏訪野。

志村先生が来いって。
えっ 何かあったの?

姫子ちゃんのお父さんが来てる。
お父さん?

昨日と一昨日は
お薬 誰がくれたのかな?

お父さん

(洋介)
お父さん 心配したんだぞ~。

(裕子) もうオロオロしちゃって
大変だったんだよ。

ねっ?
うん。

(姫子) ごめんなさい。

だいぶ安定して来たので
今日から飲み薬になります。

姫子ちゃん
もうすぐ退院できるからね。

退院…。

姫子ちゃん これは何?

お友達がくれたの。

へぇ~。

「シンデレラちゃん」?

あぁ… 幼稚園の頃の
姫子のあだ名です。

あっ そっか~ 名前に
「姫」が2つも入ってるもんね。

確かにシンデレラっぽい。

(志村)
それで お母さんとお父さんに

ちょっとお話が…。

あの日は
あなたが薬の担当だったよね?

俺は飲ませたと思うけどな。

絶対?
多分?

(裕子) 多分って何よ!
あっ ちょっと…。

(裕子) じゃあ 姫子の発作は
あなたのせいじゃない!

お母さん 落ち着きましょう ねっ。

ちょっ…。

何で俺がこっちなんだよ。

(姫子) また 魔女!

(谷川) えっ?

(姫子) ほら あそこ!

だ~れもいないよ。

いる! 怖い! 見て来て!

えっ? いやぁ でも…。

早く! お願い!

分かりましたよ お姫様。

(裕子) ハァ… もう信じられない。

もういい!
あなた 姫子に関わらないで!

あの子のことは私が全部やるから。
悪かったって!

お父さんも反省してますからね
それくらいに…。

先生には関係ありません!
これ うちの問題なんで。

ちょ… 志村先生も
何か言ってくださいって。

先生!
(走る音)

あの 姫子ちゃん 来てませんか?

(洋介) 姫子!

(裕子) 姫子!
(洋介) 姫子!

姫子ちゃん… どこ…。

(洋介:裕子) 姫子!

どこ…。

あぁ いた?
いない。

もう 何なんだよ あの子。

(足音)

姫子ちゃん!

姫子ちゃん! どこ行ってたの?

魔女をやっつけてくれる
王子様 探してたの。

王子様?

(裕子) あっ 姫子!

(姫子) お母さん!
あ~ もう心配したんだから!

よかった。

なぜ 目を離したんです?

すいません。

でも 彼女に頼まれたんです。

魔女がいるから見て来てって。

言いましたよね?

ここでは 想像もしていなかった
ことが起こると。

(岩田)頑張りどきのあとは カフェオレどき。

<毎日 忙しい人こそ こころにゆとりを>
です。

<はい カフェオレどき>
お待たせ~。

<「ブレンディ」 スティックは
こころほどける ミルクなあまみ>

ひとやすみ 大事です。

(キーボードを打つ音)

(谷川)
なぁ 志村先生って気味悪くね?

えっ?
もしかして あの人が

姫子ちゃん どっか
連れてってるんじゃないか?

いやいや そんなことは…。

(谷川) 諏訪野。

これ。

♬~

(物音)

あっ… ごめんなさいね~
驚かせちゃった?

灰崎さん!
医局まで来ちゃダメですって!

諏訪野先生に
カタログ持って来たんですよ。

えぇ?

あっ これ 喘息用の。
(灰崎) ええ。

ちょうど今 喘息の患者さん
担当してるんですよ。

あ~ そうなんですね。
はい。

8歳の女の子で。

その子
薬 飲んでなかったからなのか

発作が起きちゃって。

ホントに その子
薬 飲んでなかったんですか?

えっ?

諏訪野 話し過ぎ。

あっ すいません。
いえいえ では 私 これで。

お疲れさまです。
(灰崎) お疲れさまです。

お疲れ。
(彩菜) あっ お疲れさまです。

冴木… 先輩。

親父は?
(彩菜) 今 橘先輩とオペに。

そっか。

ん~ も~う。

あやたん!
ウフフ…。

俺~ ちゅかれたよ~。

い… いいんですか? 病院なのに。

大丈夫 大丈夫 どうせ
しばらく戻って来ないから。

だから 俺のことも
いつも通り 呼んで。

いいの? ゆうたん。

あ~!
ウフフ…。

今度の休み
一緒に温泉行かない? あやたん。

それより…。
うん。

いつ 私のこと冴木先生に
紹介してくれるの?

えっ?

付き合う時
結婚前提でって言ったよね。

ゆうたん。

(冴木) ≪サムギョプサルなんかも
いいんだよね≫

ヤッバ! うわ。
(冴木) ≪ヘルシーだしさ≫

(麻友) 山内 終わった?
(彩菜) は… はい。

今 誰かいなかった?

(彩菜) い… いえ 誰も。

(冴木) ゆうたん。

(頭をぶつける音)
痛って…!

もう 何で隠れたの?
そうだ 何で隠れたんだよ。

いや~ それは その…。

私と付き合ってること
言ってないの?

そうだ 何で言ってないんだよ。

まぁ その 何ていうの…。

ひどい。
そうだ ひどいんだよ こいつは。

だから 山内君
悪いことは言わない。

やめときなさい。

親父が そこまで言う?

うぅ~…。

ほ~らね やっぱ裕也がフラれた。

負けた ジュースおごる。

俺の恋愛で賭けすんな!

うっ!

よし!

こうなったらパ~っと行くか!

やっぱ こういう時は肉か!
ねっ 肉…。

いや 今日は やっぱ奮発して
寿司にしよう ねっ。

お疲れさまです。

(聡美) お~ 若人たち
おそろいでお出掛け?

これから みんなで飲みに。
(牧村) 同期がへこんでるんです。

ほっとけませんよ。
帰りた~い。

私も~。
同じく。

立石先生も
よかったら どうですか?

あっ 遠慮しとく
同期の絆 邪魔したくないから。

あ… じゃあ 失礼します。

(牧村) 失礼します。
お疲れさまでした。

ちょっと みんな~ 元気ないよ~
大丈夫? ねぇ。

(冴木) お疲れ。
(聡美) あぁ お疲れさま。

うちらもよくやったね 同期飲み。

ああ。

言い出しっぺは
いつも立石だったな。

ううん 私じゃ ない。

あいつ。

(広瀬)
あれ? ちょっと太った?

(広瀬)何 そんな怖い顔して

俺たち同期じゃない
何で病院に来たんだ

え~ いきなり それ?
もっと近況報告とか…

もう来るな

あそこは
お前が来る場所じゃ ない

自分が犯罪者だということを
忘れるな

♬~

分かった もう行かない

本当だな?

約束する

じゃあ

広瀬のせき込み

(聡美) ん? どうしたの?

ん?

あぁ いや。

じゃあ。

(裕子) 姫子。

今 薬の準備してるからね。

♬~

♬~
≪(観客の拍手)

(女の子A・女の子B)久しぶり~!

(女の子A)大丈夫。
(女の子B)うん。

(男性)ただいま。
(女性)おかえり。

(母)ありがとうございます。

(娘)頑張った人~?
(父)は~い!

(新婦)おばあちゃん!
(祖母)来たよ。

♬~

飲み過ぎないでね。

裕也
牧村さんとカラオケ行くって。

だろうね ほい。
ありがと。

(激しくドアをたたく音)

(激しくドアをたたく音)

(男性) ≪こんばんは~!≫

≪良太君!≫

えっ お父さん!?

(幸一) お~っとっと…。
危ない もう!

めちゃくちゃ飲んでない!?
(幸一) 悪いかよ。

お父さんだってな
飲む時は飲むんだよ!

…っていうさ。
悪くないよ。

あっ あの どうぞ。
あ~ これは。

その…。
置いときますね。

あれ?

あれれ?

あの時の!

てっきり ガンだと思って

でも 家族にも言えなくて

2人 会ってんの?

まさか…。

2人 付き合ってんじゃ
ないだろうな?

違う違う 彼女も研修医。

ここのアパート
一緒に住んでるだけ。

うん そんなことよりな!
そんなことって…。

良太君は…

諏訪野っていう名字 好きか?

急だな~。

いや 好きとか嫌いとか
別にないよ。

じゃあ… シュっ! シュっ!
シュっ! バ~ン!

これ! これ 何だ?

ん?
これ…。

何で宛先が「小林」のままなんだ
っていうの!

あ~ これ 小学校の時の
同窓会のやつだから

別にいいかなって。

ん~ 「いいかな」じゃ ない!

確かに 君の旧姓は「小林」だよ。

分かる?
うん。

でも 今は「諏訪野」だろ!

なぁ 諏訪野なんだよ~。
あ~ 分かった。

お父さん ほら 座って ねっ。
はいはい…。

あぁ…。

んん…。

あれ?

ここで寝るの?
うん 布団 1個しかないし。

なぁに? これ。

死んだ父親にもらったやつ。

部屋に飾ってんの お父さん見たら
気 悪くするでしょ。

気 使い過ぎ。
気 使うって。

だって 酔って勢いつけなきゃ
会いに来れないような人だよ?

まぁ それでも

会いに来てくれるだけ
いい父親だと思うよ。

えっ?

私には そういうの いないからさ。

(階段を上がる音)

(鳥の鳴き声)

(幸一) 良太君。

良太君!
ん…。

う…。

お父さん。

本当にごめんなさい!

心から反省しています。

全然 大丈夫。

覚えてる? 昨日のこと。

全然…。

お父さん 何言った?
何やっちゃった?

あ… 覚えてないんだったら
いいけど。

よくない! よくない!
(着信音)

うわ… お母さんから。
(着信音)

はい。

あ…。

今からね 今から帰りますんで。

あの… 何かね すごい楽しく
語らってたみたいだから…。

(ドアが閉まる音)

ハッ…。

フフっ。

「オオカミが出たぞ~!

本当だよ! オオカミだよ~!」。

(子供たち) 怖い。
怖いね~。

「また ウソが始まった。

放っておけばいいよ。

羊飼いが言っても
もう誰も信じてくれません」。

(子供たち) え~。
誰も信じてないね~。

「羊たちは みんなオオカミに
食べられてしまいました」。

(男の子) えっ! 食べられたの?

「もう ウソなんてつかないから
許しておくれ~。

羊飼いは泣きながら
そう叫ぶのでした」。

おしま~い。
(子供たち) わ~。

(女の子) もっと読んで…。

(着信音)

いいよ 楽しかった?
はい 谷川です。

(女の子) 次 これ読んで。
いいよ。

あっ 『シンデレラ』か。

(谷川) またですか?
いいね~ 行くよ。

あれ? 破けてる。
(谷川) はい。

諏訪野! 姫子ちゃんが。

(三崎) 大丈夫だよ 苦しいね。
(裕子) 大丈夫?

姫子 大丈夫?
(谷川) 失礼します。

(裕子) 先生!
おかしいじゃないですか!

何で また発作が。
落ち着いてください。

どうして発作が起きるんですか?
一回 起き上がろうか。

(裕子) 先生!

大きく息吐いて… 吐いて~。

ゆっくり吸って~。

(吸入器の音)

うっ…。
すぐ治まるからね。

どう?
(姫子) もう… 大丈夫…。

よかった…。
お母さん もう大丈夫ですよ。

何で こんな目に…。

そうですよね おつらいですよね。

薬 飲んでない。

なぁ 姫子ちゃんのお母さんって
代理ミュンヒハウゼン症候群じゃないか?

えっ それって 子供を傷つけて
献身的に看病して

周りの関心や同情 引くってやつ?
そう。

もし発作が起きるのを分かってて
薬を与えてなかったら

医療ネグレクトになる。

ネグレクト…。

姫子ちゃんに確認してみよう。
待て待て 志村先生に聞かないと。

こんな時にいない指導医って
意味あるか?

(谷川)
正直に答えてほしいんだけど。

うん。

姫子ちゃん お母さんのこと好き?

うん 大好き。

お父さんは好き?

好き。

じゃあ 姫子ちゃんは
ママもパパも好きなんだね。

うん! パパ 大好き!

(谷川の声) 母親に
言わされてるんじゃないか?

ああ言えって。
う~ん。

あの子が言ってた「魔女」って
母親のことだろ。

お母さんから逃げようとして
ウソついてたんだよ。

そうかな?
とにかく

志村先生 捜して来る。

あっ…。

え~。

(聡美) いただきます。

失礼します。

あ~ 今 まさに幸せかみしめる
寸前だったんだけど。

一瞬だけ。
一瞬だけ?

一瞬だけだからね。
はい。

先生なら どうします?
ウソをつく患者さんがいたら。

ウソ?

小児科に入院してる
女の子なんですけど

「魔女がいる」とか
「笛の音がした」とか

ウソばっかりついてて。

オオカミが出たぞ。

えっ?

知ってるでしょ? 童話。

羊飼いの少年が 注目を浴びたくて
「オオカミが出たぞ」って言うやつ。

さっきまで
子供たちに読んでました。

あれ 私 全然 納得行ってないの。

もし 誰かが最後まで
少年の言うことを信じてたら

結末 変わってたでしょ。

えっ?

羊は無事だし

少年は村を救った勇者に
なっていたかもしれない。

1人ぐらい いなかったかな~。

最後まで信じてあげた人。

はい! 一瞬 終わり。

食べていい?
あっ はい すいません。

いただきます。

う~ん うまっ。

だから 姫子ちゃんが虐待されてる
可能性があるんです。

谷川先生の意見は分かりました。

それより

これ。

キッズルームに
置いて来てください。

もう いいです。

(戸の開閉音)
じゃあ 諏訪野先生。

はい。
これを

キッズルームに
置いて来てください。

これは?

『シンデレラ』は昔
そういうタイトルだったんです。

『灰かぶり姫』。

『シンデレラ』。

ハッ…。

♬~

♬~

窓の向こうから
魔女がこっちを見てる!

だから 怖いの

もう怖くないから大丈夫

魔女をやっつけてくれる
王子様 探してたの

お父さんは好き?
好き

じゃあ
ママもパパも好きなんだね?

パパ 大好き!

(幸一)
諏訪野っていう名字 好きか?

確かに 君の旧姓は「小林」だよ

でも 今は「諏訪野」だろ!

♬~

「シンデレラちゃん」?

幼稚園の頃の
姫子のあだ名です

♬~

志村先生。

カルテが 全て教えてくれました!

あれ?

(竹下)♬「ブローネ」
<「ルミエスト」>

(友人A)髪色 変えた?
(友人B)なんか いいね!

プロが選んでくれた色なの!

<「ブローネ」の髪色診断は

カラーコーディネーター 監修>

おっ! 春色タイプなんだ。

<あなたに似合う色を おすすめ>

いいね。

<白髪も黒髪も明るく染まる>

似合う髪色 まだまだあった!

♬「ブローネ」
<「ルミエスト」>

えっ? 何 何? 何見てるかって?

WOWOWのドラマ 「DORONJO/ドロンジョ」。

主人公が はい上がっていく生きざまが
私みたいで

何だか応援したくなっちゃうんだよね。

えっ!? テレビないの?

テレビだけじゃなくて
WOWOWオンデマンドなら

スマホ パソコン タブレットで
いつでもどこでも見られるの。

あっ ちょっと… 今 いいとこだから。

病棟中 捜したんですけど
どこにもいなくて…。

またですか?
どうしたの?

また 姫子ちゃんが… 見てない?

いや。

(足音)

一緒じゃないんですか?

いいえ。

姫子ちゃん!

いたら 返事して!

(灰崎) は~い!
うわ~!

(灰崎) 諏訪野先生!
灰崎さん!

薬! 薬!

薬? な… 何ですか? 薬って。

(走る音)
(姫子) ハァ ハァ ハァ…。

姫子ちゃん!

姫子ちゃん お顔 見せて。

(姫子) ハァ… ハァ…。
うん よし。

もう大丈夫だよ。

ハァ ハァ…。

よし。

姫子ちゃん 息吐いて~。

はい ゆっくり吸って。

(吸入器の音)
よし。

(灰崎) どうですか?
すぐ治まると思います。

大丈夫 大丈夫。
よかった…。

本当によかった!

(谷川) ≪そこです≫

(走る音)

みんな 来たよ。
(谷川) いました。

(洋介) 姫子!
(裕子) 姫子!

(洋介) よかった…。

よく分かりましたね。

ここに いるって。

いや 僕じゃなくて…。

(裕子)
姫子 何で こんな所に来たの?

何やってたの? ここで。

姫子ちゃん
パパに会ってたんです ここで。

パパ?

どういうことですか?

そうですよね? 灰崎さん。

(裕子) 何で あなたが!?

パパは悪くないの!

全部 姫子が悪いの!

(裕子) 姫子?

三崎さん 姫子ちゃんを。

さぁ。
(三崎) 行こう。

(洋介) お願いします。

なるほど そういうことですか。

何がですか?

灰崎さんが 姫子ちゃんのパパ。

つまり
旧姓「灰崎姫子」 灰かぶり姫。

だから シンデレラちゃん。

(谷川) あぁ…。

僕も あの絵本を見て
そう思いました。

確信に変わったのは

さっきの姫子ちゃんを見つめる
灰崎さんの表情です。

あれは わが子を心から心配する
父親の顔でした。

(裕子) どうして?

1年前 離婚した時
決めたじゃない。

姫子には会わないって。
いえ。

多分 姫子ちゃんのほうから

パパに会おうとしてたんだと
思います。

姫子から?

だから 薬を飲まずに
発作を起こして

入院しようとしてたんじゃ
ないでしょうか。

あの子が 自分で?
そんなこと あり得ない。

(志村) 子供は 大人の想像なんか
軽々と超えるんです。

1年前に離婚したと
おっしゃいましたね。

姫子ちゃんの喘息が
再発したのも その頃です。

生活環境が大きく変わった
ストレスが原因でしょう。

恐らく その入院先で

営業に来ていた灰崎さんを
見掛けたんじゃないでしょうか。

その時 思ったんでしょう。

「入院すれば パパに会える」。

だから 何度も薬を捨てて
発作を起こして

入院を繰り返していた。

ただ 今回 運ばれたのが
うちだった。

姫子ちゃん 最初は
「魔女を見た」ってウソをついて

ここを出たがってたんです。

でも

院内のどこかで
灰崎さんを見掛けて

心が変わったんでしょう。

だから 今度は

退院できないように薬を捨てて
発作を起こしたんだと思います。

そんな…。

(灰崎) 裕子。

ホント 申し訳ない。

でも…。

ホントに その子
薬 飲んでなかったんですか?

姫子が ここにいるかもしれない
ってことが分かって…。

(姫子)パパ!

(灰崎)姫子!

やっと会えた!

やっぱり 姫子だったのか

パパ また前みたいに
本を読んで

(灰崎) そう言われて ここに…。

いいかげんにしてよ。

今度こそ約束して
もう二度と会わないって。

それは
誰のための約束なんでしょうか?

姫子のためです。

父親が2人もいたら
あの子が混乱します!

姫子ちゃん
ちゃんと分かってると思います。

彼女 言ったんです。

お父さんのことも パパのことも
好きだって。

その言葉にウソはなかったと
僕は信じてます。

♬~

(姫子) パパ すご~い。

姫子ちゃん 元気そうですね。

(灰崎) しっかり 薬を飲んで
発作も起きてないみたいです。

それに 話し合って

週に1回は
会えることになりました。

あ~ よかったですね。

諏訪野先生のおかげです。

あなた
きっと いい先生になりますよ。

え~ そうですか?

(灰崎) その時は

うちから いっぱい
薬 買ってくださいね!

(灰崎) では 失礼します。
ありがとうございました。

諏訪野。
ん?

負けないからな。

えっ? 何?

何でもない。

もう 何? 言ってごらん。
何でもない。

(子供たち) わ~!

お~。
(男の子) ねぇ また読んでよ~。

いいよ 大丈夫? うん。
また読んで!

これ? あ~ 順番ね 順番 順番…。
(子供たち) また読んで…。

(笛の音)

志村先生。

♪~

これが

小児科で長年 生きて来た
僕のやり方です。

(志村) いつか 君たちにも

君たちだけのやり方が
見つかるはずです。

その日まで

頑張ってください。

(諏訪野:谷川) はい。

♪~

あの人 ホントは
すごい先生だったんだな。

でも…。

何か やっぱり怖い。

(冴木) あぁ 諏訪野先生。

あっ 冴木先生 お疲れさまです。
うん。

いやぁ あれから
あいつ 来てないか?

「あいつ」?

広瀬という患者。

あぁ おみえになってないです。

そうか。

冴木先生 お知り合いなんですか?

あぁ いやいや じゃあ。

(広瀬のせき込み)