最初はパー #4[字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

最初はパー #4[字]

ジェシー(SixTONES)と市川猿之助が異色コンビ結成!
相方、突然の告白…豪太が政治家へ転身!?
秋元康 企画・原作・脚本≪笑劇ドラマ≫急展開の第4話!

◇番組内容
澤村(市川猿之助)からステージ4のがんだと告白された豪太(ジェシー)は、澤村に付き添って向かった病院で「何としてでも救ってください」と担当医に懇願する。しかし、そのためにはかなり高額な治療費が必要になると豪太は聞かされ…!?一方、鬼講師・相田(小籔千豊)は、元相方の人気芸人・正野(レイザーラモンHG)から「コンビを再結成してやり直したい」と迫られていて…!?
◇出演者
ジェシー(SixTONES)、市川猿之助、賀喜遥香(乃木坂46)、基俊介(IMPACTors/ジャニーズJr.)、青木柚、迫田孝也、橋本じゅん、小籔千豊
◇スタッフ
【企画・原作・脚本】秋元康
【ゼネラルプロデューサー】横地郁英(テレビ朝日)
【プロデューサー】秋山貴人(テレビ朝日)、高崎壮太(テレビ朝日)、小林麻衣子(テレビ朝日)、神通勉(MMJ)、山本喜彦(MMJ)
【総合監修】佐久間宣行
【演出】日暮謙(MMJ)
◇音楽
末廣健一郎、MAYUKO
◇主題歌
SixTONES『Good Luck!』(ソニー・ミュージックレーベルズ)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/paa/
☆Twitter
 https://twitter.com/saisho_ha_paa
☆Instagram
 https://www.instagram.com/saisho_ha_paa/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. シュポシュポ
  2. 市毛
  3. 澤村
  4. 高子
  5. お前
  6. お笑い
  7. 豪太
  8. パパ
  9. 幸田
  10. 最初
  11. 駄目
  12. 芸人
  13. アイドル
  14. ウォシュレット
  15. パー
  16. 一人
  17. 一同
  18. 結婚
  19. 自分
  20. 小学生

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気の配信サービスで見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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(子どもたち)
ただいま! 寒~い! 寒い寒い寒い!

(ナレーター)パナソニックなら 速くあったか。
(娘)あったか~い!

しかも あたたかさが
ノンストップで続きます。

(澤村銀平)コンビ名は…。

(利根川豪太)最初は…。
(豪太・澤村)パー。

心配すんな
俺たちは必ず成功するぞ!

(利根川周郎)まだ そんな
くだらん事やってるのか。

政治家なんかにはなりません。

芸人になります。

(利根川)執行猶予中なんだね。

(利根川)蓮見。
(殴る音)

(利根川)私が奴に殴られたと
被害届を出せば

それが事実になる。

最低だな。

小学2年になる娘がいてな

極道やってる間は会わせねえって
まゆたんに言われたよ。

今日 病院 行ってきたんだよ。

そしたら 先生に呼ばれて…
突然よ? こう言われちゃったの。

あんた がんだよ~。
末期がんだよ。

ステージ4だよ。

澤村さん…。

死ねねえんだよ…。

娘に… 娘に
テレビ出てる姿 見せるまではよ。

(鼓動)

(息を吐く音)

♬~

(拍手)

(豪太・澤村)
どうも~! 最初はパー!

最初はパーです…。
よろしくお願いします。

いや 僕ね 渋谷 歩いてたら
若者に絡まれました。

若者って お前も若者なんだから
そんな強調する事…。

いやいや… 僕より15~16歳は

年下だったと…。
小学生じゃねえかよ!

お前から15~16引いたら
小学生になっちゃうよ。

小学生でも
高学年になれば怖いですから。

怖くねえよ!
手を出せば噛まれますからね。

動物じゃねえんだ お前…
カピバラじゃねえんだから

小学生が噛むかよ。
何人か たむろしてると

怖いんですよ!
で 絡まれて どうなった?

ガンを飛ばしたとか
肩がぶつかったとか

生意気だとか
難癖つけられるんで

僕も 頭カチーン きて

この野郎!
やめろ! 小学生だ!

奴らの…。
えっ!?

公文式を解いてやりましたよ。
はあ!?

宿題の…。
なんだ それ!

いい事してるじゃねえか。

しかし 僕も… 僕も
小学生にビビってるようでは

この先 もっとガタイのいい
幼稚園児が現れたら

目も当てられませんからね。

どんな幼稚園児だよ。
こうやって歩くの?

だから 今日は 澤村さんに
喧嘩の必勝法を教えて頂きたい!

俺に? いいよ 俺は もう いいよ。
教える事ねえよ お前になんか…。

澤村さんは すごいんですから。
改めて なんだ…。

何がすごいんだ 俺の。

何がすごいって?
みんなの前で言ってみろ。

顔が怖い。
顔かよ! お前…。

(一同の笑い声)
怖い顔は 喧嘩に関係ねえんだよ!

ありますから。
力なんだよ 力…。

だって
えなりかずきさんに脅されても

怖くないでしょ?
確かに そうだね。

怖くない 怖くない。
ひとつ 聞いていいですか?

やっぱり 喧嘩しそうになった時
「こいつ強そうだな」とか

わかるんですか?
よく聞いてくれた。

そりゃ あるんだな。
あるんですか。

見てみろ
俺みたいに眉毛がないとかな

タトゥー入れてるとか
脅し文句いくら並べようがな

結局 とどまるとこはな ひとつだ。
ひとつ?

とどのつまりが
なんだと思う?

この指先 こう見るだろ?
これこれ これこれ…。

目を見りゃ わかるんだ。
ああ~!

ほら わかっただろ?
うん。 目頭切開したとか

涙袋にヒアルロン酸
入れてるじゃんとか…。

お前
美容整形じゃねえんだから…。

むしろ 俺は やってもらいたいよ。
やりますか? 行こう 行こう!

今じゃなくていいんだよ。
聞けよ 聞けよ。 なっ?

この野郎が 今までどれぐらいの
修羅場をくぐってきたか

っていうのはな なっ?

目の奥に広がる
深~い闇を見ればわかるんだ。

よく見てみろ。

お前がやってるのは それはな
にらめっこっていうんだよ。

近づきすぎて 危うく
チューしちゃいそうでした。

お前…
人のあごを つかむんじゃねえ。

威嚇じゃなくてな… なっ?

マジな奴っているだろ
人を殺しちゃうようなさ

闇を持ってる奴がよ。

出川哲朗さんとかね。

違うよ。 違うよ あんた。
出川哲朗さん 人いいからね。

いや 意外な人が
喧嘩強いのかなと思いまして。

誰だよ? 例えば。

温水洋一さんとか。

〈僕たちは 何も変わらなかった〉

〈だって 少しでも
何かが変わってしまったら

僕たちの大切な何かまで
ガラガラと音を立てて

崩れてしまうような
気がしたんだ〉

〈だから 澤村さんも僕も

必死に何かと闘いながら
漫才をやった〉

〈笑いっていうのは
こういうふうに

自分の中の悲しみだとか苦しみを
吐き出す事だと思った〉

(2人)はい ドンドン ドンドン
ドン引き 了解!

♬~

♬~

(相田忠則)少しは前より
形になったんとちゃうか?

その分 なんか
前より おもろなくなったなあ。

笑いいうのは 上手にやったから
おもろい いうわけやないねん。

なんやろうなあ…。

変な間とか

そこに味があるというか…。

最近 なんかあったか?

2人の中で
「よっしゃ 頑張ろう」みたいな

変な気合 入るような…。

(澤村の声)豪太…。

すまん!

「すまん」じゃありませんよ。

ステージ4だろうが
ステージ5だろうが

ステージ6だろうが

首に縄つけてでも
漫才やってもらいますよ。

相方なんですから。

あんまりな
頑張りすぎたら あかんで。

お笑いなんて
そこそこがええんや。

シリアスになったら
息苦しいやろ?

人生も…。

(市毛 稔)おお~!
(かりん)うわあ~!

(かりん)ドッカーン!
(市毛)おお~! すごい! ねえ。

(かりん)うわあ~!
(市毛)うわ~!

上手だね。
すごい上手。

バババーン! バーン!

やっほー!
(市毛)やっほー!

(市毛)バンバーン!
(かりん)イエーイ!

(市毛)楽しいね。
(かりん)うん!

(かりん)パパ!
はーい!

やっほー! パパ!

はーい!
パパ! やっほー!

かわいい!

♬~

(かりん)パパは どうして
お家に帰ってこないの?

(市毛)お仕事が忙しいからだよ。

ママと離婚したからじゃないの?

(せき込み)

確かに それもあるね。

ふ~ん。

かりんちゃんは 寂しい?

うん。

それに 幼稚園の運動会とか

パパがいないと
ちょっと気まずい。

(ため息)

ごめん。

パパは 負け組なの?

ママが そう言ってたから。

う~ん… 負けとか勝ちとか
あんまり考えた事なかったけど。

じゃあ いいんじゃない?
深く考えなくても。

うん…。

もしかしたら
パパ 負けちゃったのかな。

パパ。
ん?

泣きたい時は
泣いたっていいんだよ。

おいで。

ありがとう。

ありがとう かりん。

(雨宮すみれ)
ちょっと いいですか?

うーん…。

キャバクラ46か~い!

(古川香織)すみれ?

すみれじゃん!

えっ… 香織! 覚えてない?
高校一緒だった。

…ああ~! あっ 香織か。

(香織)ほい。
(すみれ)あっ… ありがとう。

すみれ 今 何してるの?

ああ… 専門学校…。

専門学校? なんの?

まあ いろいろ…。

声優とか?

まあ そんな感じ… うん。

香織は?

大学 行ってたんだけどさ
マジでつまんなくて…。

で 今は風俗!

…ああ。

風俗っていってもデリヘルだから
好きな時だけね。

そうなんだ。 へえ~…。

すみれ
なんか 明るくなったよね?

あんた メンヘラだったし
引きこもりで 高校もさ

途中から
学校 来なくなったよね?

うん…。

いじめられてたっけ?
ううん 別に…。

無視はされてたけど

私も
誰ともしゃべりたくなかったし。

いじめてた? 私。

いじめられてないと思う… 多分。

高校なんて そんなもんだよね
卒業しちゃうとさ。

うん…。

きてたでしょ?

クラス会!

ううん…。

すみれのLINE
誰も知らないからじゃない?

貸して。

でもさ… クラス会 行く?

会いたい人とかいる?

いない… なあ。

行ってもさ どうせ
藤子たちに自慢されるだけだし

行かなきゃ行かないで
何を噂されるか わからないし…。

(携帯電話の着信音)
あっ…。

はい 紫式部です。

えっ? クレオパトラちゃんからの
ピンチヒッター?

今から?

ホテル エデン?

わかりました。
今から向かいます。

ごめん… 仕事入っちゃった。

またね。 LINEちょうだい。
(すみれ)うん。

あっ…。

すみれも
お金欲しくなったら言って。

紹介するから。

じゃあね! バイバーイ!

(拍手)

(小塚 尊・木島大和)どうも~!

イエーイ!

(大和)イケイケメンメンの

絶対に
友達になりたくないタイプ…。

(2人)出発進行~!

シュポシュポ シュポシュポ
シュポシュポ シュポシュポ

シュポシュポ シュポシュポ…。

昨日 見た夢を
思い出し笑いしながら話す奴。

(2人)シュポシュポ シュポシュポ…。
(尊)俺がオーダーした

ハンバーガーセットの
フライドポテトを

当たり前のように つまむ奴。

(2人)シュポシュポ シュポシュポ…。

「私はいいんだけど」とか

「俺は全然嫌いじゃないんだけど」
とか言いながら

人の悪口をめっちゃ言う奴。

(2人)シュポシュポ シュポシュポ…。

うんこした時は
手を洗うけど

おしっこをした時は
手を洗わない奴。

(大和・尊)シュポシュポ シュポシュポ…。

みんなで記念写真を撮る時に
最前列で寝そべる奴。

(2人)シュポシュポ
シュポシュポ 電車が参ります。

黄色い線の内側で。 連結完了。
(市毛)えーっ!

(3人)シュポシュポ シュポシュポ
シュポシュポ シュポシュポ

シュポシュポ シュポシュポ。

ディズニーのファストパスを
なくした!

って嘆いているおじさん。

(3人)シュポシュポ シュポシュポ…。
(尊)スタバのレジで

何々変更とか 何々追加とか
何々増量とか

カスタマイズうるさい奴。

(3人)シュポシュポ シュポシュポ…。

「わかる~」を連発しながら
本当は何も共感してない女子。

(3人)シュポシュポ シュポシュポ…。

コンビニのセルフレジで
おどおどしているおじさん。

(3人)シュポシュポ シュポシュポ…。

「シュポシュポ」やあらへんがな。
とうに脱線しとるわ。

市毛も まだ自分のネタ
ちゃんとできてへんくせに

何 一緒になってやっとんねん。

イケイケメンメンに
協力しようかと…。

お前ら 勘違いすんなよ。

ええか? 売れてへん芸人が

よう みんなで助け合おうとか
言うてるけど

そんなもん
なんの助け合いにもならんぞ。

海で溺れてる人がおって

そこに 泳がれへん奴が

助けに行くようなもんや。

どっちも海の中 沈むだけや。

芸人には 2種類しかないねん。

売れてる芸人か…。

(正野泰也)
こんぐらいのレベルやから

今 大ブレーク中や。

お前ほど才能のある男が
何をくすぶってんねん?

…売れてない芸人かや。

売れな意味ないぞ 売れな…。

すみれです。

この間 渋谷を歩いていたら

いかにも… いかにもな人が
声をかけてきました。

「ちょっと いいすか?」。

ああ~! これは
どこかの芸能プロダクションの

スカウトだろうなって思ったら
案の定…。

「なんとか46とか
興味ないですか?」

って聞いてきたので

「すいません 急いでるので」って
振り切って歩きだそうとしたら

「お姉さ~ん うちの店だったら
ナンバーワンになれるのに」

って声が聞こえてきました。

いや キャバクラ46か~い!

(一同の笑い声)

そりゃあ 私だって
アイドルに憧れた事はありますよ。

だって お笑い芸人になって

「すみれちゃ~ん
この間のネタ 笑ったよ」

って言われるのと
アイドルになって

「すみれちゃん この間のライブ
かわいかったよ」って言われるの

どっちが嬉しいと思います?
(一同の笑い声)

(すみれ)でもなあ…

私 アイドル向いてないと
思うんですよ。

アイドルになって
ミュージックビデオとか撮る時に

リップシンク
っていうんですか?

歌の途中で カメラが寄るとこ
あるじゃないですか。

♬~「ランララ ランララ
ランランラン」

ああいう時
きっと アイドルだったら

あざとい顔しなくちゃいけないと
思うんですけど 私の場合…。

♬~「ランララ ランララ
ランランラン」

(一同の笑い声)

ちょっと 笑いを取りに
いきたくなっちゃうんですよね。

(足音)

すみれな…。

はい。
別に 職業って

アイドルかお笑いかの2択
ちゃうやろ。

幼稚園の先生とか
料理人とか OLとか

いろいろあるがな。

(すみれ)
ずっと引きこもりだったので

いつも 何か刺激が欲しいんです。

昨日と同じ今日じゃなくて

毎日 新しい出会いがあったり
新しい発見があるような…。

すみれの言うてる事も
わかんねんけどな

人生や環境に期待したら
落胆するで。

どこにも そんな
刺激的な生活なんかない。

退屈な日常の中で
己が 自分で見つけなあかん。

お笑いも アイドルも
幼稚園の先生も

結局は 同じ事の繰り返しや。

職業でドキドキするんやのうて
本人の問題や。

自分が 今の自分の生活を
楽しいって思えへんかったら

何をやっても どこに行っても
同じや。

(湯飲みを置く音)
蓮見!

(ノック)

(蓮見誠一)失礼します。

(蓮見)お待たせ致しました。

(利根川)まだ続いているのか?

(蓮見)豪太くんにしては 珍しく。

本気で芸人になるつもりか…?

今のところは 養成所にも
通い続けていますし…。

ただ そろそろ
準備をして頂きませんと

後援会の皆さんへの
根回しもありますので。

そうだな…。

豪太は まだ あの筋の悪い男と
つるんでるのか?

相方ですから…。

♬~

金で解決しろ。

あの男は 金じゃ転びませんよ。

警察沙汰にして
執行猶予を取り消させるぞと

揺さぶった時も
動じませんでしたから。

なかなか 肝の据わった男です。

じゃあ どうすりゃいいんだ!?
(机を蹴る音)

それが…

どうも あの男のほうは
心配する事もないようで…。

ん? どういう意味だ?

(蓮見の声)
澤村は 体調が悪いようです。

澤村の動向を追わせていた
田尻から…。

♬~

(拍手)

(江雅江・森繁久代)どうも~!

(久代)ナタリー・ポートマンです。
(雅江)ユマ・サーマンです。

(2人)似たようなもんです。

最近ね 朝晩
冷え込むようになりましてね。

吐く息まで 白くなってきまして。

そうなると なんか 急に…

結婚したくなりますね。
…結婚?

ええっ!? なんで?
「冬ですね~」とかじゃないの?

やって 吐く息まで白くなったら

こたつとか出さなきゃって
思うでしょ?

はい。 思います。
寒い夜は こたつに入って

みかんでも
むきたくなりますよね。

(久代)ちょっと待ってください。
ひょっとして ユマ

こたつに
一人で入ろうとしてます?

もちろんよ ナタリー。

それ ほんま 危険ですよ。
(雅江)…危険?

(久代)こたつには
センサーが付いてて

足は4本以上 入らんと

自動的に 電源が
オフになりますから。

聞いた事ないですね。
一人じゃいけないんですか?

一人で入っちゃ駄目ですよ。

ましてや 30過ぎた女が
一人で入ったら

感電死しますよ。

…感電死? なんでですか?

あれは
カップルで入るもんですよ。

中で 足と足がぶつかって

愛を確認する
いうもんなんです。

せやから
私は 結婚するまでは

こたつに入っちゃいけないと
思って

こたつは出さずに
足湯で我慢してるんです。

…足湯?
そうですよ。

洗面器に お湯張って
パクチー入れて。

…パクチー?
ワンポイントね。

年頃の女子ですから。
(雅江)ああ… ハハハ…。

でも 結婚するまでは
こたつには入りませんよ。

そんなのはナタリーの偏見ですよ。
30歳を超えた女性が

一人で こたつ入ったって
いいじゃないですか!

いいですよ! そんなに
一人で入りたいんやったら

こたつに入ったって
いいですけど

あなた こたつから
足抜けできなくなりますよ。

ユマ あなたの部屋には
来年の夏になっても

こたつが出しっぱなしになってる。
(雅江)いや 結婚したって

夏まで こたつ出してる家庭だって
あるでしょうが!

結婚したら 誰だって
フローリングの床になるんですよ

フローリングの床に。
(一同の笑い声)

お香も たくし…。

…お香?

(鼓動)

誰が
ナタリー・ポートマンやねん?

誰が ユマ・サーマンやねん?

(雅江・久代)
似たようなもんじゃないですか。

…って 誰かがツッコまな
成立せえへんのちゃうん?

はい…。
はい…。

で ナタリー・ポートマンって 誰?

(久代)映画の『レオン』とか

『ブラック・スワン』とかに
出演してる

めっちゃ美人な女優さんです。

で ユマ・サーマンは?

『パルプ・フィクション』とか…。

『キル・ビル』…。
『キル・ビル』とか。

その2人になりすまして
独り身女の こたつの話?

それ
どういう仕掛けのお笑いなん?

(足音)

(ナレーター)空気中から集めた水分に

高電圧をかけて生み出す ナノサイズのイオン

ナノイーX。

さまざまな菌に対する

確かな除菌効果が実証されています。

失礼します。

♬~

(村山悠作)
失礼ですが… ご家族の方?

えっ? まあ… あの…。

プライベートな 大切なお話を
しなければいけないので…。

まあ こいつはな 家族っていうか

今の俺にとっちゃ それ以上に…
大事な相方なんだ。

(村山)相方…?

パートナーって事です。

では いいんですね?

(村山)
この白く染まってるところが

肝臓がんで

正直申し上げて
状況は かなり厳しいと思います。

まず 肝右葉部分切除の手術を
行おうと思います。

抗がん剤治療もしていきますが
必要であれば 肝動脈動中療法や

骨に転移していたら 放射線治療も
併用する事になります。

このあと 手続きが整い次第
入院して頂きます。

よろしくお願いします。
お願いします。

手術をして
様々な治療となりますと

かなり高額になりますが
澤村さん 何か保険のほうは?

ほ… 保険?

ええ。
生命保険とか がん保険とか。

あっ… いや そういうもんは

生まれてこの方
からっきし 縁がねえもんで。

でも… 何か 会社のほうで

自動的に引き落としになってたり
しませんか?

ああ… 会社といってもな
あの… その…

フロント企業でな… あの…。

すいません。

何か 病院の事務のほうから
お話があるみたいで…。

おう それじゃあ 何かい?
おめえ。

金がなかったら
手術はできねえって事なのか!?

あの… あくまで 手続き上の…。

いや あの…
衆議院議員の利根川周郎の…

僕は 息子の利根川豪太で

澤村さんは うちの父が
長年お世話になってる

後援会の方で…。

ああ… あの利根川先生の!

うちの病院の理事長も
高校の先輩後輩で…。

ああ… そうですか。
ええ!

では いずれ うちの父からも
連絡させますが…。

おい… ご… 豪太 おめえ…。

まずは 澤村さんの手術や放射線
抗がん剤の治療を

全力でやって頂いて…。

もちろんでございます!

この人を 絶対に
死なせるわけにはいかないので。

利根川家にとって
とても大切な方なので。

澤村さんを待っている人が
いるので…。

なんとしてでも テレビに
出さなきゃいけないんですよ。

…テレビ?
とにかく

元気になってもらわないと
困るんです。

よろしくお願いします!

支払いの保証人は
衆議院議員の利根川周郎が…。

♬~

豪太… すまん。

何 言ってんですか。

がんなんかに
負けないでくださいよ。

反社なんですから。
反社 関係ねえだろ。

反射神経がいいんだから
頑張ってくださいって事ですよ。

でもな… 正直 俺…

怖えんだ。

僕だって 怖いですよ…。

まあ なんとかなるでしょ!

なんとかなるかね…。

最初は…。
(2人)パー!

次に何を出すか…。
お前だったら 何 出すんだ?

言えませんよ!
いいじゃねえか。 教えろよ!

そんなの 言ったら

じゃんけんじゃなくなる
じゃないですか!

ケチくせえな。 俺 がんなんだよ?

がんだから 何をやっても許される
って事じゃないんですよ。

馬鹿野郎! 俺 明日
死んじゃうかもしれねえんだ。

もっと優しくしろよ!

そういう ずるい人間は
死にませんよ!

絶対に。

だったら 俺 すぐ死んじゃうな。
なんでですか?

「なんでですか?」って
こっちだよ 言いたいのは。

俺は まっとうに生きてきたから
死んじゃうっつってんだよ。

死にませんよ。
いやいやいや… ずるい奴が

死なねえんだったら 俺は…。
今 ずるいから 死にません。

短い時間の散歩も
施設の外に出る場合は

外出許可が必要です。

それじゃあ お前 許可出たら
一緒に飲みに行かねえかい?

駄目です。
なんでだよ?

おう 豪太… 聞いてくれよ。
はい。

今さ 一緒に飲みに行こう
っつったら 断られちったよ。

そりゃ駄目ですよ。
なんでだよ? いいじゃねえか。

なあ? 飲みに行こうよ!

(2人)駄目です!

こちらになります。
608か。

縁起がいいなあ! 末広がりだ!
ハハハ…。

豪華だねえ…。

病院に合う服が
全くなかったんで…。

♬~

(拍手)
(下田富士夫・市毛)どうも~!

(市毛)下痢です。
(下田)便秘です。

(2人)近頃、お腹の調子は?です。
よろしくお願いします。

いや いきなりなんですけど
私 根っからの

ウォシュレットマニアなんですよ。

なんですか?
ウォシュレットマニアって。

お尻を洗う ウォシュレットを
こよなく愛する紳士たちの

秘密クラブ的な集まりですよ。

そんな集まりがあるんですか?
(市毛)あるんですよ!

そこで 私 なぜ こんなに
ウォシュレットが

みんなに愛されているのか
わかりました!

お尻が きれいになるから
じゃないんですか?

それもある! …が

ノット オンリー
バット オルソーだ。

私は気づいた。 あの温水が
いつ 肛門に飛び込んでくるのか

その駆け引きに
ハマってしまったんだ!

そんな駆け引き あります?

便秘くんも
よく思い出してごらんよ。

用を足して
洗浄ボタンを押してからの

あの数秒間…。

どうだったっけ? 下痢くん。
(市毛)いやあ もう…! いい?

まず 「ンン~」って
機械が作動してる音。

これは 恐らく ノズルが
位置を調整してるんだろうな。

それから 「ンン~ ジジジ…」って

ちょっと 温水をくみ上げる
長めの音。

そこで しばらく
無音になるんだよ。

全く音のしない
海の底のような静寂。

あれ? 壊れちゃったのかな?
って 不安にさせておいて

お尻を上げようとした時
いきなり…

温水が当たるんだよ~!
一番 敏感なところに!

だから 思わず みんな
漏れるだろう?

「あん…」って。

いや なんか 言っちゃうんだよね。
「あん…」って。 ハハハ…。

あれ? 便秘くん 言わない?
「あん…」って。

言ってるのかな?
(市毛)言ってるよ 本能的に!

条件反射で 「あん…」って。

それに気づいてるのと
気づいてないのとでは

今後のウォシュレットの楽しみ方
全然 違ってくるからね!

温水が来るのか来ないのか

肛門に全神経を集中させた
あのシンキングタイムは まさに

快楽への導火線さ!

(下田)抜本的に聞きたいんだけど
ウォシュレットって

用を足してから
トイレットペーパーで拭いてから

ウォシュレットのボタンを押すのか
ウォシュレットで洗ってから

最後に トイレットペーパーで
拭くのか…。

便秘くんは
コロコロうんちだからいいけど

こっちは大変だよ! もう。

僕は
何で怒られてるんでしょうか…。

お前ら ずーっと
この路線でいくんか?

この路線って トイレ路線ですか?
いやいやいや…!

そういうつもりじゃないですけど
登場で…。

下痢です。
便秘です。

…って始まると
なんか そういう話が

中心になっちゃうんですよね。
駄目ですか?

駄目とかの前に 続かんやろって。

最初は面白がっても
他のネタ いきにくいがな!

あっ… 次は 痔になった時の話を
ネタにしようと…。

だから それ系の話 やめろ
言うてんねん。

大体 この会話 5回目やないか
お前!

すいません…。

♬~

(ため息)

(幸田道明)ごめんなさい!
(丸岡高子)幸田くん!

(幸田)ごめんなさい!

(高子)幸田~っ!!
(市毛・幸田)うわあ~っ!!

(市毛)どうしたの?

(高子)幸田くんが
お笑い養成所 辞めるって!

ええっ!? えっ… だって
まだ始まったばっかりじゃない。

(幸田)だから…
まだ間に合うかなって…。

(市毛)なんに間に合うの?

今なら まっとうな生活に
戻れるかなって…。

(高子)じゃあ もずくとオクラは
どないすんねん!?

(市毛)ああーっ!!

(市毛)ああーーーっ!!

だから それは申し訳ないって…。
(高子)ああっ!?

(市毛)ああっ…!
ちょっと 高子さんも冷静に!

幸田くんも
まっとうな生活って何?

なんか いわゆる
ちゃんとお給料をもらって

保険とか福利厚生とかが
しっかりしていて…。

何を今さら
甘い事 言うとんのや!

うりゃ~… うわあ~~っ!!

(市毛)イヤーーーッ!!

高子さん! 待って 待って…!
駄目 駄目…!

(高子)どりゃあ~~っ…!

でも お笑いが好きで この世界に
飛び込んだんじゃないの!?

ここにいる
皆さんたちを見てたら

なんか…
怖くなってきちゃって…!

(高子)今さら言うかーっ!!

(踏む音)

(衝撃音)

そうか… 確かに そうだよね。

この世界
なんの保証もないもんね。

うん そうやな。

でもな そんな事は 初めから
わかっとった事やろ~っ!!

(市毛)ああーーっ!!

オラ~~ッ!!
ぐわあーっ!!

そうなんだけど 僕は だんだん

お笑いは
趣味で とどめておいたほうが

いいのかなと思い始めて…!

(高子)んん~っ…! だあーっ!!

(衝撃音)

うう~~~っ…!
ああっ…!

(高子)お笑いが趣味って
もう一回 言ってみろ~!

(幸田)楽しく… 楽しくお笑い…
ちょっと…!

(高子)楽しく!?
何が 「楽しく」じゃ~!

2人さ ど突き合ってるの
面白いわ。 うん。

ああーーーっ!!
(市毛)ハハハハハハ…!

(足音)

(足音)

♬~

どうした?
家を飛び出したんじゃないのか?

根性のない お前でも
さすがに早すぎないか?

鞄をください。

鞄?

3つのバンの1つです。

地盤 看板 鞄の「鞄」ですよ。

どういう意味だ?

鞄の中の金が必要なんです。

♬~

あの 素性の悪いゴロツキに
脅されたか?

金の使い道を
あーだこーだ言わないのが

政治家の暗黙のルールなんじゃ?

それが票に繋がるのならばな。

俺が断ったら どうする?

あなたには断れませんよ。
フハハハハハハハ…!

現役の政治家を脅すとは
さすが 俺の息子だ! ハハッ…!

だが 断…。
選挙に出ます。

あなたには断れませんよ。
フハハハハハハハ…!

現役の政治家を脅すとは
さすが 俺の息子だ! ハハッ…!

だが 断…。
選挙に出ます。

僕が 次の選挙に出ますから
鞄が必要なんです。

お笑いのほうは どうする?

卒業公演が終わったら
キッパリ 足を洗います。

♬~

蓮見!!

♬~

♬~

そんな奴の入院費だか 手術代に
選挙の軍資金を使っていいのか?

はい。

どうしても
落としたくない一票なんで。

♬~

(オコチャ)お待たせしましたー!

お通しになりまーす。
(男性)すいません 注文。

エイヒレと…。
(バラバラに注文する声)

(オコチャ)はい!
(白鳥・オコチャ)がってん承知の助!

(戸の開く音)
いらっしゃいませ!

(戸の閉まる音)

(正野)ハイボール。

(白鳥)がってん承知の…。

あっ… アパッチボーイズの
正野さんですか?

錦鯉の長谷川とは違います。

ファンなんです。
握手してください。

(正野)ありがとう。

隣 空いてるとは言うとらんど。

誰も来んやろ。

お前も
売れっ子の芸能人なんやから

もうちょっとマシな店 行けや。

この間の話やけどな…。

また一緒にやらへんか?

いつの話や。 忘れたわ。

島地に話した。

何をや?

うちらの将来の事や。

勝手にせえや。

(白鳥)お待たせしました!
ハイボールと お通しです。

ありがとう。

すいませーん!
(白鳥)押忍!

アパッチボーイズは
もう 限界やねん。

(正野)それは やっとる俺たちが
一番ようわかってんねん。

(正野)島地もな

この間 出た 映画での演技が
評判良くてな

お笑いより 役者の道 進もうか
悩んでたらしいわ。

だから なんやねん?

お前らアパッチボーイズが
解散しようが

島地とお前が
今後 どういう道に進もうが

俺には なんも関係あらへんがな。

相田… もう一度
一緒に組んでくれへんか?

この前も言うたやろ。 断る。

ほんまに
もう お笑いに未練ないんか?

ないなあ。

少なくとも 自分が板の上に立って
お笑いやろうとは思わん。

なんでや?

あんなあ 世の中には

おもろい奴が
ぎょうさん おんねん。

そん中で勝つんは大変や。

お前と俺が組めば 勝てる!

M-1グランプリかて
優勝できるで!

その自信は どっから来んねん?

俺がお笑いやめて20年。

お笑いの世界は 何も問題なく

俺の存在なんて
最初から なかったように

普通に回っとるがな。

アパッチボーイズかて同じや。
今 解散したって

1年もすりゃ 俺たちの位置に
新人が立っとるわ。

わかってるんやったら
今の人気を無駄にするな。

勘定は 金持ちになった
アパッチボーイズの正野くんに。

(白鳥)あ…。

相田! 俺は真剣やで。

俺も生きる事に真剣なんや。

(澤村の声)フフフフフフ…!

(豪太の声)
やりましょうよ 僕たちも。

(澤村の声)心配すんな。
俺たちは必ず成功するぞ!

「澤村さんは 僕の相方です」って。

死ねねえんだよ…。

娘に テレビ出てる姿
見せるまではよ。

♬~

♬~

(呼び出し音)

俺だ。

ああ すまん…。

いや 別に…。

ああ…
電話はしねえって約束した。

わかってるよ。

あの でもよ… しばらく
ちょっと いなくなるから。

いや 懲役なんかじゃねえよ。

極道の世界から足を洗うって
言ったろ。

あの言葉に嘘偽りは ねえ。

ももこ どうしてる?

フフフ… そうだよな。
もう寝てるよな。

いや わかってるって。

ちゃんと
堅気で稼げるようになるまではさ

会わねえよ。

あっ お前 生活費…。

あんな額で申し訳ねえな。

いや まっとうに働こうとすると
金って稼げねえもんだよな。

真由美…

お前には 本当 苦労かけて
すまねえと思ってるんだ。

ああ…。

なんか変か?

うん。 ハハハ…
別に なんもねえよ。

ハハッ…。

あのよ
しばらく日本を離れっから。

いや 別に やべえ仕事じゃねえ。

国の仕事で ほら

NGOだか ODAだか
あるじゃねえか。

あれでな ミャンマーとか
カンボジアとか オマーンとか

なんか そっちの方面へ行けって
言われてよ。

うん。 帰ってきたら
また 連絡すっからよ。

うん。

真由美 頼んだぞ…。

お前と出会えて
本当に よかったと思ってる。

馬鹿… なんも意味はねえよ。

ただ そう思っただけだよ。
ヘヘッ…。

ああ。 じゃあ… またな。

♬~

「またな」か…。

「また」が あったらな…。

♬~

♬~

♬~「Hey guys! This song is
for all dreamers」

♬~

♬~

「最初は…」
(2人)「パー!」

「キャバクラ46か~い!」

「じゃあ… またな」

♬~

♬~

♬~

「今の俺にとっちゃ
大事な相方なんだ」

♬~「ランララ ランランラン」

(高子)「どないすんねん!?」
(市毛)「ああーっ!!」

「この人を 絶対に
死なせるわけにはいかないので」

♬~

お前よ お笑いの道は諦めるのか?
政治家になるんだってな…。

(2人)ドンドン ドンドン…!

(一同)ドン引き 了解!
了解!

死にたくねえ…。
俺 生きたい…! 生きてえ…!

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