[終]最初はパー #8[字]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

[終]最初はパー #8[字]

ジェシー(SixTONES)と市川猿之助が異色コンビ結成!
思いきり笑って泣ける感動のフィナーレ!
秋元康 企画・原作・脚本≪笑劇ドラマ≫最終回!

詳細情報
◇番組内容
ついにお笑い養成所の卒業式の日がやってくる。いつもの教室は生徒たちの家族や友人、マスコミ関係者で満席!緊張しながらも最後のネタ合わせに臨む生徒たちーー。豪太(ジェシー)と澤村(市川猿之助)は、無事にネタ披露できるのか…?はたして、生徒たちはプロの芸人になるチャンスをつかみ取ることができるのか!?
『最初はパー』、ついに思いきり笑って泣ける感動のフィナーレ!
◇出演者
ジェシー(SixTONES)、市川猿之助、賀喜遥香(乃木坂46)、基俊介(IMPACTors/ジャニーズJr.)、青木柚、迫田孝也、橋本じゅん、小籔千豊
◇スタッフ
【企画・原作・脚本】秋元康
【ゼネラルプロデューサー】横地郁英(テレビ朝日)
【プロデューサー】秋山貴人(テレビ朝日)、高崎壮太(テレビ朝日)、小林麻衣子(テレビ朝日)、神通勉(MMJ)、山本喜彦(MMJ)
【総合監修】佐久間宣行
【演出】根本和政
◇音楽
末廣健一郎、MAYUKO
◇主題歌
SixTONES『Good Luck!』(ソニー・ミュージックレーベルズ)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/paa/
☆Twitter
 https://twitter.com/saisho_ha_paa
☆Instagram
 https://www.instagram.com/saisho_ha_paa/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
福祉 – 文字(字幕)

テキストマイニング結果

ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. ドンドンパン
  2. ドンドン
  3. 市毛
  4. 観客
  5. 豪太
  6. 相方
  7. 大和
  8. 拍手
  9. オコチャ
  10. 澤村
  11. お前
  12. 久代
  13. 最後
  14. 自分
  15. 試合
  16. アイドル
  17. ウラ
  18. お願い
  19. リー
  20. 頑張

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

解析用ソースを読めば、番組内容の簡易チェックくらいはできるかもしれませんが…、やはり番組の面白さは映像や音声がなければ味わえません。ためしに、人気の配信サービスで見逃し番組を探してみてはいかがでしょうか?

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(利根川豪太)澤村さん…?

澤村さん…!!

澤村さん!

♬~

(太田黒平次)いらっしゃいませ。

席は自由席になっております。
はい。 どうぞ。

(太田黒)おお! 貴重な時間を
ちょうだい致しまして

ありがとうございます。
さあさあ 先生 どうぞ。

♬~

♬~

(市毛 稔)すごいですよ。
大入り超満員。

(森繁久代)
どうせ身内ばっかりでしょ?

いやいや いやいや。
テレビ局の人間らしき人も

何人かいましたよ。

(左川右近)さっきトイレで
一緒になった人が

「シーアー ソイホー

ガイナーのチャンネーが」って

芸能界用語で話してました。

あれは業界人ですね。
じゃあ 本当に これが

テレビに出るチャンスに
なるかもしれませんね。

(市毛)そう!
(小塚 尊)よっしゃ!

あっ 市毛さん!

客席のノリ どうでした?

やっぱ クリスマスですからね
なんとなく 全体的に

浮き足立ってる感じは
しましたけどね。

(雨宮すみれ)
お客さんの男女比率は?

男性のほうが やっぱり多いかな。

よし。
なんか意味あるの?

やっぱり 女性だと
女ピン芸人に厳しいので。

(安藤央太郎)そんな
客層の心配をしてるようじゃ

真の演劇はできないぞ。

(市毛)っていうか
プライド廃棄物って 結局

トリオから コンビで
再出発する事にしたんだ?

オコチャ抜きで

前のようなコントは
できないしね。

(相田忠則)
何 もたもた準備しとんねん!

もうすぐ開演やぞ?

(下田富士夫)先生
トイレに行く時間はありますか?

他人のお腹の調子ばっかり
気にしてるから

バチ当たったんや お前。
オープニング終わるまで我慢せえ。

えっ…。
(木島大和)あの…

オーマイガーミュージック
っていうレコード会社の方って

もう いらっしゃいました?

ん? 今から お笑い養成所の
卒業公演や言うてんのに

なんで そんな
スパゲティのメーカーみたいな

レコード会社の奴が来んねん?

僕らをアイドルとして
デビューさせたいって

この間 連絡をくれて…。
(市毛)えっ!

お前ら
アイドルになりたかったんか?

いや…。
もっと早よ言うてくれよ。

こんな遠回りせんと
ジャニーズ事務所に言うて

「入れてください」言うたほうが
早かったやろ。

そういうわけじゃなくて…。
なっ?

元々 お笑いが
やりたかったんで…。

どっちでもええねんけど
これだけは言うといたるわ。

お笑いにしては
ちょっとイケメンやな

イケメンにしては
しゃべりおもろいな いうのは

どっちつかずや。
絶対 大成せえへんぞ。

自分がイケメンやと
思うんやったら

イケメンだけの中で
勝負してみい。

自分がおもろいと
思うんやったら

おもろい奴だけの中で
勝負してみい。

「何々にしては」の言い訳付きで
勝負すな。

(丸岡高子)やだっ!
もう10分前じゃない!

(江雅江)相田先生
前説 お願いします。

なんで 俺が
お前らの前説せな あかんねん?

場を温めておいてもらわないと

僕たちが いきなり出ていっても
ウケないじゃないですか。

兄さん。
本番前に ちょけんな!

いっちゃん おもろないくせに。
口 臭っ!

すいません…。

ああ そうや 忘れとった。

ネットに
このお笑い養成所の悪口

ようけ書いとった奴おったやろ?

「こんな相方と組みたくなかった」
って書き込んだ裏切りもん。

あれ 誰か わかったぞ。
(一同)えっ?

「こんな相方と組みたくなかった」
って書き込んだ裏切りもんはな…。

俺や。
(一同)えっ?

疑心暗鬼なったやろ?

「もしかしたら…」
そう思ったんちゃうか?

信じとっても
そこに隙間風が吹きよるねん。

まさか 相方が
そんな事 思ってるって…

ない ない。

何度 打ち消しても

なんか変な影みたいなんが
頭 持ち上げんねん。

でもな お前ら みんな
ここにおるやんけ。

これが答えや。

いろいろ 相方の事 疑っても
最終的には信じたんや。

う~ん そんな
きれい事やないかもしれんな。

最後まで… いや さっきまで

「俺が裏切りもんや」って
告白するまで

相方の事を疑ってた奴おるやろ。

でも 最終的には
こう思ったはずや。

「ここまで来たら

もう こいつが
裏切りもんでもええわ」って。

変な諦めみたいな気持ち。

これがな…

運命共同体って事や。

♬~

相方とは 運命共同体や。

♬~

〈街で流れているはずの
『ジングルベル』が

全く聞こえてこない
クリスマスだった〉

〈お笑い養成所の卒業公演を前に

僕たちは それぞれの
運命共同体の相方と

最後のネタ合わせをしていた〉

♬~

行きますよ 澤村さん。

♬~

♬~

(太田黒)というわけで
断腸の思いで

このお笑い養成所を
クローズする事に致しました。

振り返れば この18年間
いろいろな事がございました。

中でも 忘れられない…。

相田から ひと言 申し上げます。

(拍手)

講師の相田です。

物事 なんでも 始めがあれば
終わりがあるわけで。

これからは

こんなお笑い養成所に
高い金払うて通わんでも

YouTubeとかで
どっかの芸人が

もっと面白く教えてくれる時代が
来ると思っています。

そういう意味では

ひと昔前の時代の
お笑い養成所に通ってしまった

最後の生徒たちのネタを
見てやったってください。

正直
あんまおもろないと思いますが

こいつらは
今まで お笑いを一生懸命

命を懸けて
頑張ってきましたので

どうか 最後まで
お付き合いください。

お願いします。

(拍手)

(拍手)

(古川香織)すみれー!

(拍手)

すみれです。

クリスマス… 卒業の季節ですね。

…って なんでやねん!
まだ早いやろ。

菓子折り持って謝罪しに行く
小学生ぐらい 早いやろ。

こっから

「冬休み あいつに会えないな~。
初詣とか行ってるのかな?」

カラン カラン カラン…。
(かしわ手)

「3学期も あいつと いっぱい
しゃべれますように」とか

バレンタインとか
ホワイトデーとか 合格発表とか

いろいろあってからの
卒業式やろ?

(観客の笑い声)
(すみれ)まあ…。

(すみれ)「実は 私も
卒業したい事があるんですよ」

卒業したい事。

いつまでも くよくよ悩む事。

卒業したい事。

大して寒くもないのに

男のパーカを
ずっと羽織ってる女を見ると

イラッとする事。

(観客の笑い声)

卒業したい事!

エスカレーターの高低差を
利用して

いちゃついてるカップルを見ると

むしずが走る事!

(観客の笑い声)

卒業したい事。

「自分だけ盛れてる写真を
投稿する人を

必死やなあ! って思う事」

(一同の笑い声)

(すみれ)「卒業したい事」
(久代)間もなく終わる 終わる…。

(雅江)えっ 嘘? えっ…!
(久代)いってきます。

(すみれ)
「割り勘を要求する人を…」

えっ… えーっ! えーーっ!!

(すみれ)「…って思う事!」

(市毛)あっ オコチャ!
(高子)オコチャ~!

もし 私がアイドルで

卒業ライブというものを
する事になったら

こう宣言してみたいです。

本日は 私の卒業コンサートに
来てくださり

本当にありがとうございます!

(すみれ)ファンの皆さん
メンバーのみんな

聞いてください!

私 すみれは…

本日をもちまして…

深夜のラーメンを卒業します!

(観客の笑い声)

ありがとうございました。

(拍手)

(久代)お疲れ。
(雅江)お疲れ。

トップバッター しんどいよな マジ…。
緊張した…。

めっちゃ最高だったよ。
頑張って。

(久代)頑張る。
行ってくる。

(安藤)オコチャ おい!
いつ 日本に帰って来たんだよ!?

(オコチャ)ずっと日本にいるよ!

じゃあ
今日まで どこにいたんだよ!?

行くとこないから
公園で野宿してたよ!

そんなの寒いじゃないか!

寒かったよ!

犬に ほえられるし
警官に職務質問されるし

悲しかったよ!

なんで養成所に
戻らなかったんだよ!?

だって…!

オコチャの国は… ここだろ!

オコチャの国?

オコチャの国なんだよ!

♬~

出れない…。

(久代)足の折れた
テーブルくらいしか…。

違う。 粗大ごみじゃない。

久代ちゃん 醍醐味。
醍醐味をちょうだい。

(久代)はい あなたは だんだん…。

ウィッシュ。
そのDAIGO味じゃない 久代ちゃん。

DAIGOさんを
味わいたいわけじゃないの。

「(観客の笑い声)」

(久代)「あなたは だんだん…」

大丈夫?

新ネタ やるの?

はい。 2人で
相当 練習しましたから。

…そうか。

(2人)
どうもありがとうございました。

(拍手)

(市毛)お疲れ!
(久代)お疲れさまです。

むっちゃ緊張した!

もう なんか みんな
私らのネタ見てるんやもん。

そりゃそうですよ
発表会なんですから。

(高子)「よろしくお願いします」

でも 知らない人もいるのよ。

わざと「笑わんとこう」みたいに
むっつりしてる人とか…。

それ 業界人じゃないですか?
うん。

僕たちを
スカウトしに来てるんですよ。

あれ
私の 小学校の時の担任の先生…。

えっ?

なんで そんな人を招待したの?

ほんまに笑わない先生で

小学校6年間
笑った顔を見た事がなかったから

あの人を笑わせれば勝ちや
みたいな…。

で その先生は笑ってくれたの?

最後の最後に
手をこうやってたから

笑ってくれたんか…

あくびを隠したのかは
わからない…。

いやいやいや
先生も笑ったんだと思いますよ。

そして 笑うって楽しいなと
感じてくれたんじゃないですかね。

次の次から気をつけます。
(幸田道明)次から気をつけて。

レディース アンド
ジェントルメン!

イッツ ア マジックショー!
いいぞー!

今からご覧頂くマジックは
タネも仕掛けもありません。

そうだ そうだー!
(幸田)違う 違う!

タネも仕掛けもないぞ!
(幸田)違うって!

それ 選挙演説の
サクラみたいになってっから。

「そうだー!」とか いらないのよ。
(観客の笑い声)

オーマイガーミュージックの
プロデューサー

マイケル寺内です。 よろしく!

エニーウェイ ユーたち
ルックスがいいんだから

お笑いなんかやめて
パッキパキのアイドルやりなよ。

甘い目ん玉なんちゅうの どうよ?
ヘヘヘ…。

ユーたちのユニット名ね
今 ビビーッときちゃった。

あくまでも イグザンプルね。

やっぱり 僕たち
お笑いでいこうかと思ってて…。

何 言っちゃってるの?

いや 俺たち お笑いの中にいると

そこそこ
ルックスが良く見えますけど

ピカピカのアイドルの中にいたら
一等賞には なれませんし…。

どこまでやれるか
わかりませんけど

お笑いの道一本で頑張ります。

結局 好きなんですよ お笑いが。

アイドルかお笑いか

どっちのほうが
成功する確率が高いとか

そういうのじゃなくて…。

(大和・尊)すいません。

(マイケル)もつたいないねえ。
もつたいない。

もうすぐ出番なんで…。

よかったら 見ていってください。

(尊・大和)失礼します。

(ため息)

ノーッ!

僕 アイドルに興味があります。

(拍手)

(大和・尊)どうも~!

イケイケメンメンの…。
(2人)ドンドンパン劇場。

ワン ツー
ワン ツー スリー フォー。

ドンドンパン ドンドンパン
ドンドン ドンドン ドンドンパン。

ドンドンパン ドンドンパン
ドンドン ドンドン。

いないいないばあ。
ドンドンパン。

マスター いつもの。
ドンドンパン。

あれ? マスター? マスター?
誰もいないバー!

(大和・尊)ドンドンパン ドンドンパン
ドンドン ドンドン ドンドンパン。

ドンドンパン ドンドンパン
ドンドン ドンドン。

ドッジボール。
ドンドンパン。

顔面セーフ。 顔面セーフ。
(大和)ドンドンパン。

顔面セーフ。
いや 顔面がアウト。

(大和・尊)ドンドンパン ドンドンパン
ドンドン ドンドン ドンドンパン。

ドンドンパン ドンドンパン
ドンドン ドンドン。

(大和)プロボクサー。
(尊)ドンドンパン。

(大和)タオル投げんなよ。
(尊)ドンドンパン。

(大和)絶対だぞ。 絶対だからな!
(尊)いや フリに聞こえる。

(大和・尊)ドンドンパン ドンドンパン
ドンドン ドンドン ドンドンパン。

ドンドンパン ドンドンパン
ドンドン ドンドン。

ドンストン。
ドンドンパン。

ドンストン。
ドンドンパン。

(大和)ドンストン。 ドンストン。

(2人)
ドンストンドンドドンストン。

ドンドンパン ドンドンパン
ドンドン ドンドン ドンドンパン。

ドンドンパン ドンドンパン
ドンドン ドンドン。

開示請求。
ドンドンパン。

誹謗中傷。
ざわ… ざわ… ざわ… ざわ…。

(大和・尊)ドンドンパン ドンドンパン
ドンドン ドンドン ドンドンパン。

ドンドンパン ドンドンパン
ドンドン ドンドン。

韻を踏むだけ。
ドンドンパン。

チーズかまぼこ。 家に火をつける。
(大和)ドンドンパン。

(尊)新登場!
チーかま 放火魔 ニューカマー!

(2人)ドンドンパン ドンドンパン
ドンドン ドンドン ドンドンパン。

(拍手と歓声)

(すみれ)みんなともお別れですね。

でも また いつでも会えるでしょ
肝臓道場に行けば。

確かに。 あそこに行けば
みんな いそうです。

必死にネタ書きながら…。

豪太さんは
本当に政治家になるんですか?

変?

いや 変じゃないですけど
本当になっちゃうのかなって…。

約束だからさ。

バックレちゃえば
いいじゃないですか。

(澤村銀平)バックレちゃえば
いいじゃねえか。

そういうわけにはいきませんよ。
男と男の約束ですから。

そうだけどよ おやっさんだって

ちゃんと話しゃあ
わかってくれるって。

一人息子が
やっと見つけた夢だぜ?

ええ。

豪太 漫才 やりてえんだろ?

澤村さんと
ずっと 漫才やりたいですよ。

まあ 俺はともかくさ…。

駄目ですよ

澤村さん以外の相方だったら
漫才できないじゃないですか。

わかってるよ。 わかってる。
俺だってそうだよ。

でも もし 俺がさ…。

あ~~~。

ガキみてえな事やめろ。
あ~~~。

やめろっつってんだ。

もしもの話をしてんだよ。

もしもの話なんか
聞きたくないです。

馬鹿野郎 世の中はな
「もしも」で成り立ってんだ。

いろんな「もしも」でいっぱいだろ。

もしも俺がいなくなっても
豪太は 絶対 お笑い続けろ!

一人になったら
漫才できないじゃないですか。

その時は 新しい相方
見つけりゃいいんだよ。

いませんよ…
澤村さん以外の相方なんて。

そりゃいねえよ
俺ほど おめえの事 考えて

おめえの事が好きで

おめえの事をわかってる
相方なんか。

世界中 どこ探したって いねえ。

そうだろ?

はい。

けどな やめてほしくはねえんだ
豪太に お笑いを。

♬~

お笑いは 俺の夢でもあるんだぜ?

俺は
テレビに出なきゃいけねえんだ。

すみません 無責任な事 言って。

すみれちゃんは?

結婚します。

(仲間)いよいよ厳しい冬本番。
もう私 どうにかなってしまいそう。

では 失礼して。

結婚します。

ずっと
早く お笑いの道なんか諦めて

家庭を持とうって言ってくれてる
幼なじみがいて。

そうなんだ…。

おめでとう。

…なんてタイプに見えます?
えっ?

結婚してくれる人なんか
いないですよ。

この養成所がなくなったら

友達が いいお金になる言うてた
仕事でもしながら

R-1グランプリ挑戦しようかな
思って。

そっか。

すみれちゃんも ちゃんと
やりたい事 見つけたんだね。

私の場合
やりたくない事を削っていったら

お笑いが最後に残った
って事ですかね。

無理だよ! 準備もしてないし!

だから 前に3人で作った
ネタなんだから できるだろ?

できるかできないかで言ったら
できるけど!

(大和)うわっ
まだやってるんですか?

何?
(左川)大和 手伝って!

(尊)はいはいはい…
とりあえず…。

(大和・尊・左川・安藤)せーの!

(オコチャ)ああ~っ!

(拍手)

(オコチャ)プライド廃棄物です。
お願いします!

(左川・安藤)お願いします。

(安藤)お前ら!
負けて悔しくないのか?

右近 悔しいか?

はい 悔しいです。

もっと腹から声を出せ。
悔しいです!

オコチャ お前はどうだ?
悔しいか?

全然です!
なんとも思ってません!

よーし 声が大きい。

それでいいの!?

(安藤)お前たちの
その腐りきった根性を

俺がたたき直してやる。
右近 歯 食いしばれ!

フンッ!
あっ…。 ありがとうございます。

目が覚めました。
次 オコチャ。

はい! エイッ エイッ!

ナイス ディフェンス!
よけていいんだ!?

(オコチャ)何 言ってるんだ!
当たったら痛いだろ?

そりゃわかってるよ。
いや そういう事じゃなくて…。

(携帯電話の着信音)

お前たちには
伝えていなかったが…

実は 俺は この星の住人ではない。

そうなの!?
(携帯電話の着信音)

そして このタイマーが鳴ると

あと3分間しか
俺は生きられない。

(左川)3分間しか?
(携帯電話の着信音)

(オコチャ)実は
俺も この星の人間じゃない。

(左川)お前もなの!?
(オコチャ)だから…。

えっ どうしよう 市毛さん どこ?
(携帯電話の着信音)

あっ いた いた…!
ごめん ごめん ごめん…!

(着信音)
(市毛)オーマイガー!

(携帯電話の着信音)

もしもし? ああ 俺。

えっ? 今?

(市毛さやか)近くまで来たから。

うん…。

かりんは?

おばあちゃんのとこに預けてきた。

そうか…。

元気?

おかげさまで…。

元気そうね。

うん。 まあ… 普通かな。

じゃあ… 行くね。

えっ もう?

だって
もうすぐ出番なんでしょ?

まあ そうなんだけど…。

あっ 見ない? 俺のお笑い。
天然おにぎりって…。

興味ないから。

そうだよね。

じゃあ…。

じゃあ…。

あのさ…!

何?

あっ いや…。

(市毛)行かなきゃ… 出番だし。

(さやか)お笑い養成所
クローズするんでしょ。

うん… そうなんだ。

そう…。

(市毛)じゃあ…。

家に戻ってくれば?

えっ?

(観客の笑い声)

遅いよ~!
(市毛)ごめん ごめん ごめん。

どうしたの? その顔。
なんか いい事あった?

いや 別に。
どう? 近頃 お腹の調子は。

全部出て すっきりしたけど。
へえ~…。

話 振りっぱなしかよ!

(観客の拍手)
(市毛)終わった 終わった!

(観客の拍手)

(下田・市毛)どうも~!

天然です。
おにぎりです。

(2人)天然おにぎりです!
よろしくお願いします!

(下田)ねえねえ 天然くん。
(市毛)はいはい。

(下田)学生時代に
転校ってした事ある?

うん。 まあ 中学の時に。
本当? その話 聞かせて!

僕 転校した事なくて
興味あるんだ。

そうなんだ?

いや リトルリーグ時代は ずっと
ピッチャーやってたんだけど

中学校で肩壊してから
セカンドやるようになった。

聞きたい話じゃなかった!
違うんだ?

何も 投手から野手に転向した話が
聞きたいわけじゃないのよ。

あっ イリュージョンのほう?

プリンセス天功でもないのよ。

学校を変わった話。
(市毛)そっちの転校?

(下田)いや 大体
こっちの転校だと思うんだけど…。

その転校の 何が興味があるの?

ほら 新しい学校に行ったら
友達ができるかなとか

ドキドキしたりするじゃない。
そういうの味わいたいなと思って。

(市毛)なるほど!
じゃあ 味わわせてあげよう。

あっ!
君が転校生のおにぎりくんだね。

はい!
大体の事は

前の学校から資料を頂いて
把握してるから。

ガラガラ ガラガラ。
よし みんな 席に着け!

今日は転校生を紹介する。

群馬県 大黒高校から来た

3月6日生まれ 魚座でA型。
好きな食べ物はラーメンで

前の学校ではサッカー部だった
おにぎりくんだ。

さあ 自己紹介して!

いや もう 大体 言われました!
言う事 全然残ってないです。

(下田)「好きな色は…」

(正野泰也)…っす~。

(市毛)
「学校やめるって本当かよ!」

「こんなになったのは
俺たちのせいなんだろ?」

自分は もう 出番終わったん?

この次です。
ピン?

いえ 漫才コンビです。
えっ 相方は?

今 ちょっと 席を外してまして…。

ああ そうか。

人の芸も ちっとは
見といたほうがええでって。

まあ… 俺も 人の芸なんてクソや
思っとったから

偉そうに言えんけどな。

「(観客の笑い声)」

なんで アパッチボーイズ
解散したんですか?

あっ… すみません。

これ以上 苦しめたくなかったんや
島地を。

(豪太の声)島地さんが
苦しんでたんですか?

人間ってな
すぐ 自分に絶望すんねん。

自分の事が嫌いになんねん。

自分が自分の事
一番わかっとるしな。

もしも俺がいなくなって
おめえ一人になったって

豪太は 絶対 お笑い続けろ!

相田先生と組むんですか?
新しい漫才コンビ。

どうやろうなあ…。

相田は やらんかもしれんな。

どうしてですか?

この間も あんなに
息が合ってたじゃないですか。

新しい漫才コンビやって
解散するのが怖いからや。

怖い…?

新しく漫才コンビ作らんかったら
解散もせんで済むやろ。

ありがとう! ありがとう!
ううっ…!

よし それじゃあ
おにぎりくんに何か質問ある人?

いや もう無理。

(2人)
どうもありがとうございました!

(観客の拍手)

「(観客の拍手)」

自分の相方 遅いな…。

もう
舞台袖に行ってると思います。

そうか。
ほな 客席から見せてもらうわ。

頑張ってな。

ありがとうございます。

(息を吐く音)

♬~

(ノック)
(扉の開く音)

豪太さんですよね?

相方の利根川豪太さんですよね?

…はい。

澤村さんから これを…。

(看護師)もしも
自分の身に何かあったら

相方の利根川豪太さんに
渡してくれって。

♬~

(澤村真由美)
すみませーん! ごめんなさい。

(澤村ももこ)じいじ~!

(南郷)おおっ もも 来たか~!
よいしょ。 ハハハッ!

間に合うたな。

(真由美)うん!

♬~

(大和)あっ お疲れです。

♬~

♬~

よっ!
豪太!

どうも~!

(2人)最初はパー!
「最初はパーです!」

「どうぞ よろしくお願いします。
おう おめえ 高校野球 好きか?」

ごめん。
高校野球 あんまわからないね。

あっ あれだけは知ってるわ。
あれだけは知ってるのよ。

「何?」
BL。

「PLだろ!」

「BLだったら
ボーイズラブになっちゃって

話が違う方向 行っちゃうからな」

でも 試合終わったあと よく
ピッチャーとキャッチャーが

抱き合ってるじゃない
こうやって…。

「確かに そうだけど」

「あれは 愛し合って
抱き合ってるんじゃねえんだよ」

「お互いの健闘をたたえ合って
抱き合ってるっていうんだよ」

「お前 意味が違うよ 意味が」

「えーい
こんな家 出てってやるよ!」

(観客の笑い声)

♬~

アァー… ウト!

(観客の笑い声)

♬~

(観客の笑い声)

(観客の笑い声)

「いい加減にしろ! はい!」

(2人)ドンドン ドンドン
ドン引き 了解!

「どうもありがとうございました」
ありがとうございました。

(観客の拍手)

ほら パパ テレビ出てるよ。

♬~

♬~

「豪太! 豪太!」

♬~ かしこく食べたい
(2人)うわ~!

♬~ おとなですもの
(高畑)先輩…

おいしそうに食べますね。
(先輩)ンフ!

(2人)ンフフフ。
♬~ カロカロ おとなのカロリミット

(観客の拍手)

ブラボー!

(観客の拍手)

「豪太! 豪太!」

「おい 豪太ったらよ!」

「豪太! ハハッ!」

「見えてるか?
おっ… 見えてるだろうな」

「ハハッ…」

「これを見てるって事は…

まあ そういう事だ」

「いや 俺もさ 本当は
そっち行きたかったんだけどな」

「人生って なかなか…
思うようにいかねえんだ」

「いつもさ 不機嫌そうな顔して

厳しい事ばっかり言ってる
さつまいも」

「ヘヘッ! 相田 おめえの事だ!」

「おめえにも 最後 直接会って
言ってやりたかったぜ!」

「確かに おめえの言うとおり

俺は
お笑いのセンスはイマイチだ」

「けどよ あんなに全否定されちゃ
立つ瀬がねえじゃねえか」

「世が世ならな… ハッ!」

「お前 ボッコボコにして
簀巻きにして 重しつけて

東京湾の底に
沈めたったったのにな」

何 言うとんねん 反社。

「けどよ おめえに たった一つだけ
感謝してる事があるんだ」

「それは…

豪太と出会わせてくれた事だ」

「最高の相方の存在を
教えてくれた事だ」

「相田! てめえも
変な意地 張ってねえでよ

さっさと相方と組んで

新しい人生 歩みやがれ
この野郎!」

「俺は ひと足お先に

あちらの世界へ
いっちゃいますよ」

「いやあ
全然 寂しかなんかねえよ!」

「これまでの俺だったらよ… ん?
ずっと一人だったから

誰かに残したい言葉なんか
なかった」

「けど 今は違う」

「今は こうしてよ

豪太や相田

それから すみれ

大和 尊

ヘヘッ… おにぎり

オチョコ…」
オコチャだけど…。

「タレス 左川

江 森繁

丸岡 幸田」

「それから あと一人
いたような気がするんだけど…

思い出せねえや。
いいか! ハハッ」

「真由美 ももこ

テレビ出るって約束
果たせなかった」

「ごめん!」

(泣き笑いする声)

「みんな ありがとう」

「なあ 豪太…」

「生まれ変わっても
また 俺の相方になってくれ」

「ハッ… ハハハ… なんだか
しんみりしちゃったな」

「最後は笑って別れよう!
はい!」

「ドンドン ドンドン
ドン引き…」

「了解…」

♬~

「じゃあな」

♬~

ドン引き…。

了解…。

♬~

(拍手)

澤村!
澤村さん!

♬~

お疲れさまでした…。

澤村さん。

(息を吐く音)

(はなをすする音)

馬鹿ウケでしたよ。

(ドアの開く音)

(利根川周郎)何が面白いのか
私には ちっともわからなかった。

♬~

人生には、 飲食店がいる。

♬~

今日もまた

笑って 語って。

サントリー

(利根川)何が面白いのか
私には ちっともわからなかった。

♬~

見てくれたんですか…?

俺のスピーチのほうが よほど
ユーモアのセンスがあるぞ。

まあ 笑いのツボは
人それぞれ 違いますからね。

あんな調子で選挙演説されたら
かなわんからな…。

お前はクビだ!

えっ…?

お前は もう少し…

お笑いの世界で
ユーモアを学び直せ。

お父さん…。

(2人)ドンドン ドンドン
ドン引き…。

了解。

了解。

豪太…。

頑張れ!

♬~「Hey guys! This song is
for all dreamers」

♬~

まあ 答え
「アウストラロピテクス」やがな

めっちゃきれいな字で ツレ
「猿」って書いとったよ。

いや アホすぎるやろ。

〈相田先生と正野さんは

「元の木阿弥」というコンビ名で

2023年 M-1グランプリに出場〉

〈決勝戦で蛙亭に負け 準優勝〉

〈すみれちゃんは その後
ピン芸人を辞め

なんちゃら46の
オーディションを受け

関西弁を隠して 活躍中〉

マイケル寺内です!

〈市毛さんは 子供番組の…〉

(スタッフ)ポロリンさん お願いします。
(市毛)はーい!

〈着ぐるみキャラ ポロリンで
活躍中〉

(かりん)パパ 頑張って!

頑張るよ!

〈おにぎりくんは
ぽっちゃりアイドルグループ…〉

(一同)フェアリーボーイズ!

〈…で センター〉

〈高子さんと幸田さんは

どつき漫才コンビ
もずくとオクラでブレーク後

軽井沢の教会で結婚〉

〈夫婦漫才の中心として 活躍中〉

〈似たようなもんの
雅江さんと久代さんは

その後 名前を戸越銀座姉妹に変え
大ブレーク〉

〈今や テレビで見ない日はない〉

(歓声)

〈イケイケメンメンの2人は

お笑い界のアイドルとして
人気が出始め

デビュー曲
『君とはやってられないわ』が

大ヒット〉

〈今 グラミー賞を狙うために
渡米中〉

〈プライド廃棄物の3人は

いま一つ パッとせず

2024年12月

3人で オコチャの国へ
活動の拠点を移す〉

♬~

♬~

♬~

〈そして 僕 利根川豪太は

「一人漫才」というピン芸を
開発したのですが…〉

〈まだ 誰にも理解されず
悪戦苦闘中です〉

どうも~! 最初はパー!

最初はパーです。
よろしくお願いします。

ごめん 俺 高校野球が
あんまわからないのよ。

あっ あれだけは知ってる。

BL。

いや でも
試合 終わったあと よく

ピッチャーとキャッチャーが
抱き合ってるじゃない!

(澤村の声)あれは 別に
愛を確かめ合って

抱き合ってるわけじゃねえんだよ。

お互いの健闘を
たたえ合ってるんだよ!

あっ そう…。
でも 高校野球の何がいいの?

プロのほうが
すごいんじゃないの?

(澤村の声)
そりゃそうだけどよ… ええ?

高校野球には
また プロ野球とは違った

感動するドラマがあるんだよ!

いつまでも 球遊びしてねえで
とっとと うちの店を継げ!

球遊びなんかじゃねえ!
野球はな 俺の人生なんだよ!

もういい。 お前なんか
俺の息子なんかじゃねえ。

出ていけ!

こんな家 出ていってやるよ!
フンッ! 出ていってやる…。

二度と うちの敷居を
またぐんじゃねえぞ。

お前… カンドウの意味が
違うじゃねえかよ! お前!

俺が言ってるのは
感動するドラマ。

今のだと 俺
勘当されちゃうドラマだからな。

全く違います!
じゃあ 感動するドラマって何?

野球漫画! よくある。
野球漫画?

野球漫画で よくあるやつだ。
最後の甲子園! 腕 ボロボロだ!

痛み止めの注射を打ちながらも

「頼む! あと少しだ 持ってくれ!
俺の右腕!」

って言いながら 試合に臨む姿!
まさに青春だよ! ハハッ。

はあ!? そんなもんかねえ?

なんで この感動が
伝わらないのかねえ!?

お前 それ 知らねえからだ。
ちょっと やってみろ。

そしたらね 俺の言ってる意味が
わかるから。 感動しちゃうから。

試合は2回のウラ。
ノーアウト1塁。

痛み止めの注射が切れた。

早えんだよ お前!
早い?

2回の そんなウラで お前
痛み止めの注射 切れたら

絶対 最後まで持たないからな!
あっ 確かに!

「確かに!」じゃねえ お前。
9回のウラからでいいよ。

そうだ 9回のウラだ。
ドラマだ ドラマ!

試合は9回のウラ。
そうだ。

痛み止めの注射が切れて
腕の感覚はねえ。

ああ いいねえ…。
たとえ この試合が

俺の野球人生最後の
試合になっても構わない。

だから あと少し!
少しだけでもいいから

頼む 持ってくれ! 俺の右腕!

アァー… ウト!

お前 それ 審判じゃねえかよ!
お前!

ゲームセーーーット!

うるさいんだよ お前!
どこの野球漫画が

審判にスポット当てるんだよ
お前! 選手だろうが 選手!

選手?
そうだよ。

試合は9回のウラ。
はい。

あと少しだけ持ってくれ
俺の右腕!

アァー…!

リー リー リー リー!
おおーっ!

…って お前 それ ランナーだよ!
えっ?

選手は選手でも… ランナー
右腕 関係ねえじゃねえかよ!

あるよ。 リー リー リー リー…。
違うよ! 俺が言ってるのは

ピッチャーだよ ピッチャー!
あっ ピッチャー?

すごい激しいピッチャー…。
いいんだよ いいんだよ。

試合は9回のウラ。
はい。

あと少しだけ持ってくれ
俺の右腕!

アァー…!

まずは4番を歩かせて
5番で勝負!

敬遠してんじゃねえよ!
敬遠も 立派な作戦じゃない!

確かに そうだけど
お前 高校野球で敬遠って

あんまりドラマになんねえから…。
真っ向から勝負しろよ!

試合は9回のウラ。
そうだ!

少しだけ…
あと少しだけ持ってくれ

俺の右腕!
頼む!

アァー!
バシッ バシッ バシッ…。

おお…!
ストライク! バッター アウト!

やったー!
よっしゃー!

地方予選ベスト16 進出!!

まだまだじゃねえかよ!
もういいよ!

(2人)はい! ドンドン ドンドン
ドン引き 終了!

(拍手)

『最初はパー』最終話を
ぜひ もう一度!

♬~

何度でも 全話イッキ見するなら
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「最初はパー テラサ」で検索!

(藤原)今を生きるということは

胃の負担を抱えて
生きるということかもしれない。

あなたの胃も。
(レスラー)ウォー‼

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一時的な胃の負担をやわらげる>