PICU 小児集中治療室 #02【火傷を負った姉弟…「正しい判断」とは】[字][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

PICU 小児集中治療室 #02【火傷を負った姉弟…「正しい判断」とは】[字][デ]

PICUに運び込まれてきたのは火傷を負った姉弟。皆が弟の治療に集中するなか、志子田は姉の異変に気付くのだが…

番組内容
丘珠病院のPICUは、解決のめどすら立たない深刻な人材不足に直面したままだった。志子田武四郎(吉沢亮)は「何かの役に立てるなら」と、休日を返上して出勤する。だが、同僚医師の綿貫りさ(木村文乃)や看護師長の羽生仁子(高梨臨)から「ひとりにカウントできるとは思えない」「ギリギリ半人前かどうか」などと冷たくあしらわれてしまう。

同じころ、PICUの科長・植野元(安田顕)は「北海道PICU推進に向けた
番組内容2
意見交換会」で北海道内の医師たちに協力を呼びかけていた。そこにやってきた札幌共立大学救急科科長の渡辺純(野間口徹)は「PICUに必要な経験と実力を兼ね備えるスタッフならば手放すはずはない」と植野に告げる。続けて渡辺は、PICU設置に動いた北海道知事・鮫島立希(菊地凛子)のことに触れ「彼女がやっていることは、次の選挙に向けての票集めでしかない」と言い放つ。

そんな折、丘珠病院に火傷を負った急患
番組内容3
2名が救急搬送されてくる。9歳の姉・佐渡莉子(田中乃愛)は軽傷のようだったが、6歳の弟・理玖(中村羽叶)は右肩全体に重度の火傷を追っていた。植野は、救命医の東上宗介(中尾明慶)や麻酔科医の今成良平(甲本雅裕)らの協力を得て理玖の治療を開始。武四郎には、姉弟の母・京子(紺野まひる)と莉子についているよう指示するが……。
出演者
吉沢亮、安田顕、木村文乃、高杉真宙、高梨臨、菅野莉央、生田絵梨花、中尾明慶、菊地凛子、松尾諭、正名僕蔵、甲本雅裕、イッセー尾形、大竹しのぶ
スタッフ
【主題歌】
中島みゆき『倶(とも)に』(ヤマハミュージックコミュニケーションズ) 
【脚本】
倉光泰子 
【音楽】
眞鍋昭大 
【医療監修(小児外科)】
浮山越史(杏林大学病院)、渡邉佳子(杏林大学病院) 
【医療監修(PICU)】
植田育也(埼玉県立小児医療センター) 
【取材協力】
宮城久之(旭川医科大学) 
【プロデュース】
金城綾香 
【演出】
平野眞、相沢秀幸、阿部雅和
ご案内
【公式HP】
https://www.fujitv.co.jp/PICU/ 
【公式Twitter】
https://twitter.com/PICU_cx  
【公式Instagram】
https://www.instagram.com/picu_cx/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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キーワード出現数ベスト20

  1. 莉子
  2. 植野
  3. 今成
  4. 大丈夫
  5. 先生
  6. ハァ
  7. 頑張
  8. 羽生
  9. ハァー
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  11. 河本
  12. 京子
  13. 今日
  14. 子供
  15. お願い
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  19. 全然
  20. 駄目

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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ポニーキャニオン

(志子田)うまっ。
(河本)1人で

食べ過ぎなんですけど。
俺が さばいたんだよ。

食べやすいように。
悠太のために お父さん

持ってきたんだよ。
(桃子)春から網走だもんね。

奨学金 返済しなきゃ
いけないからさ。

ずっとってわけじゃないし。

うん。

ほら。

おっ。
はい でかいの。

やった~。

いや ホント 器用だよな。

お母さんのために
料理 練習したんだもんね。

マザコンみたいに言うなよ。
マザコンは悪いことじゃないでしょ。

しょうがなくて やってたの。

うちの母ちゃん
料理 下手っつうか 手際 悪いから。

(南)家事っていうのはね
料理以外にも たっくさんあるの。

うるせえぞ ババア! 地獄耳。
中2か お前。

ここ 離れたくないから
東京じゃなくて

家から近い病院にしたくせに。
あのね うちは貧乏だから

家賃とか
節約しなきゃいけないの。

強がっちゃって。
子供だね~。

(南)昔は こんなに
かわいかったのにな~。

(桃子)何 何?
(南)ほら。

おい…。
≪カワイイ~。

(矢野)あっ 全裸。
それ やめろ。 それ やめろ。

おい!
いいから…。

うわっ 懐かしい。

ほら これ。
一緒に行ったよね。

(桃子)懐かしい。
(河本)行った。 あったね。

(南)こんな子が 小児科の先生に
なるなんてね。

武四郎は 小児科
向いてると思いますよ。

あたしも。
(河本)あたしも。

何なの お前ら。
あらあら 見抜かれちゃってるね

優しいのが。
おい! やめろ 気持ち悪いな…。

いって!
いいお医者さんに なんなさいよ!

やめろよ 何だよ…
何だよ もう。

(南)《いいお医者さんに
なんなさいよ!》

おはようございます。

あれ? 今日 確か 休みだよね?
おはようございます。

はい 休みです。
(羽生)あっ

昨日のお土産
届けに来てくれたんだ。 稚内の。

あっ いや… 僕にも何か
できることないかと思いまして。

辞めてなかったんだ。
はい?

(羽生)綿貫先生は
休まなくて いいんですか?

30 過ぎて メイク 落とさないと

肌 ぼろぼろに
なっちゃいますよ。

昨日も 寝てないんでしょ?

僕に できること あれば
何でも言ってください。

(綿貫)帰ったら?
いや… あの…。

1人でも 人手が多い方が
いいと思うんで。

1人にカウントできるとは
思わないけど。

顔 洗ってきます。

そうね。 ぎりぎり 半人前か
どうかって感じだもんね。

あ~ 人が足りない 足りない。

頑張れよ~ 植野 元!

よ~し。

今日も みんな キレッキレだ。

(植野)何かありましたら
ぜひ 24時間

こちらの番号に かけてください。

(医師)あっ 渡辺先生!
どうも どうも

ご無沙汰しております。

お元気そうで。

あっ じゃ どうぞ こちらへ。
どうぞ。

(植野)今日は 皆さんに
お願いしたいことがありまして

こうして
お集まりいただきました。

(医師)人材の件でしょ?

まっ 苦労されてるのは
聞いてます。

(医師)立ち上げは難しいですよ。
どこも 人手不足ですから。

皆さん はっきり おっしゃったら
いいじゃないですか。

自分のスタッフを
差し出す気はないって。

PICUには 経験と実力を
兼ね備えたスタッフが必要だ。

そんな人材 僕らだって
手放すわけないでしょ。

皆さんが 多大な働きかけを
されていたことは…。

でも 北海道は何も動かなかった。

そのくせ 有名子役が亡くなったら
知事は動いた。

他の子供の命を
何だと思ってるんでしょうね。

確かに 乱暴だったかも…。
(渡辺)鮫島知事の

やってることは 選挙に向けての
票集めでしかない。

(植野)皆さんも
お考えは 一緒なんでしょうか。

手元の資料を ご覧ください。

つい先日も 稚内から
患者さんが搬送され

死亡した悲しいケースが…。
(渡辺)私たちのせいだって

いうんですか?
(植野)それは違います。

道が 今まで
動かなかったせいで

私たちは 何度も
悔しい思いをしてきた。

あなた方が PICUのために
湯水のように使ったお金は

どこかの病院に 与えられるはず
だったものなんです。

そのせいで 亡くなる子供が
出るかもしれないですよね。

人や お金を
1カ所に集めるというのは

そういうことです。

(羽生)1人も集まらなかった!?
(植野)すみません。

(羽生)長野のときより
ひどいじゃないですか!

ちゃんと説得したんですか?
(植野)僕なりに

頑張ってるんですけどね。
(羽生)僕なりだから

駄目だったんじゃないですか!?
もう! 猫の手でも借りたいのに!

あの 僕
代わりに 何でもやります。

本物の猫の手は いらないのよ!

えっ…?
(羽生)看護師は 8人

技師 麻酔科医も
常駐してくれないと 駄目だし。

クラークさんと
できれば 看護助手さんも。

臨床工学技士さんと 薬剤師さんも
常駐してもらいたいし…。

今だと 1床が限界。
(植野)しこちゃん先生。

はい。
(植野)今日は 帰ってもらって

結構ですよ。
えっ?

お休みの日は
しっかり休まないと。

いざというときに 疲れちゃったら
意味がありません。 ねっ。

(植野)どこの土地でも たいてい
スタートは そうなります。

慣れっこです。
(鮫島)私のことで

嫌み 言われたりして大変でしょ?
はい。

はっきり 言いますね。
知事

やるべきことを やっていれば
きっと 人は ついてきます。

実現に 3年 かかった
プロジェクトです。

すぐには うまく いきませんよ。

そうですね。

(呼び出し音)

(矢野)もしもし。

あっ ごめん 悠太。
今 勤務中?

(矢野)うん。 少しだけなら
大丈夫。 どうした?

いや ごめん。 特に
用があるわけじゃないんだけど。

何だよ 元気ないじゃん。

お前 すごいな。

何で 俺が落ち込んでんの
分かんの?

分かるよ 誰だって。

あのさ…。

何でもやるって言ってんのに

家に帰らされたからね。

帰してくれるなら
優しいじゃん。

全然 頭数に 数えられてないから。

お前だったら きっと ここでも
うまくいくんだろうな。

そんなことないよ。

≪(救急車のサイレン)

うちに来るかも。
大丈夫か?

ごめん。 俺から電話しといて。
ああ 大丈夫。

ごめん。

おい!

はい 分かりました。
準備します。

≪(足音)
(植野)急患 1名。 7歳男児。

重度の熱傷です。
(綿貫)はい。

応援を掛け合ってきます。

お願いします。

PICUの志子田です。

(救命士)佐渡 理玖君 7歳。
左肩に重度の熱傷です。

先生! お願いします!
助けてください!

志子田君 お姉ちゃんと
お母さんに ついてあげて。

はい。
(京子)理玖…。

お母さん 深呼吸 しましょう。
(京子)何とかしてください。

お願いします。

怖かったね。
もう大丈夫だから。

先生が ケガの手当て するね。

(河本)血管が見えません。

(羽生)代わります。

お願いします。
(今成)麻酔 追加してあげよう。

体重25kgぐらい?
(羽生)ルート 入りました。

(東上)はい そうです。
(今成)ケタミン 50mg お願い。

≪はい。

(浮田)お待たせ。
(東上)先生 左肩から一面です。

(浮田)ひどい やけどだな。

ちょっと 見せてね~。

痛いね。 ごめんね。

頑張れ。 痛いな。

はい。 よく頑張った。

また ちょっと痛いよ。
ごめんね。 いくよ。

うう…。
あ~ ごめんね。 痛いね。

(莉子)うっ… うっ…。

(東上)消防署の見立てでは
火遊びではないかと。

火遊びで
こういうやけどになるかな。

料理をしていた可能性は
ありませんか?

もし 料理していたとすると
油が付着して

理玖君の体に 火が広がるのが
早かったのかもしれませんね。

(ブザー)
(東上)ショックだ。

(植野)生食 500ミリリットル
ポンピングで。

心エコー 見てみよう。

頑張ってね。

はい おしまい。
よく頑張った。

他にも見せてもらえる?

莉子ちゃん
お口 開けられるかな?

ああ… あああ…。

ああ… ああ… ああ…。

ああ… ああ… ああ…。

ごめんね。

(苦しそうな呼吸音)

先生!
(植野)えっ?

莉子ちゃんが。
(植野)えっ? 行きましょう。

(莉子)ハァー ハァー ハァー。

お母さん すいません。
こちらで お待ちください。

気道熱傷かもしれません。
(莉子)ハァー ハァー…。

大丈夫だよ。
すぐ 楽になるからね。

ちょっと 触るよ。
(莉子)ハァー ハァー ハァー…。

静脈ルート とって
気管挿管しよう。

はい。
(莉子)ハァー…。

ちょっと 横になろう。
苦しいね。

大丈夫 大丈夫。
すぐ 楽になるよ。

(荒い呼吸音)
(植野)大丈夫。

頑張れ。
(植野)大丈夫だよ。

(稲垣)はぁ~ ごちそうさま! ♬~

今日は そのあとの話をします

飲み終えた後のボトル

正しく捨てれば 何度でも何度でも蘇る

君たちはゴミじゃない 資源だもんね

また会おう

(ボトルをつぶす音)

<素晴らしい過去になろう>
(香取)おっ おっ

(3人) <サントリー> (草)助かるわ~

頑張ってるね。
志子田先生。

科長。
ホントに ありがとうございます。

で? 状況は?

(植野)お姉ちゃんの
莉子ちゃんなんですが

気道熱傷により 声帯が狭窄し
呼吸しにくくなっています。

間膜穿刺の処置をし
現在は安定しています。

何で 気付かなかったんだろうな。
救急隊員には

呼吸に異常はないと
伝えていたそうです。

お母さんも びっくりしちゃって
しゃべれないと思ってたと。

ずっと 我慢してたってこと?

かなり 苦しかったはずだけど。

(鈴木)いいよ 見送りなんて
忙しいんだから。

ありがとうございます。
(鈴木)すごいじゃない。

(京子)どういうことですか!?
虐待って言いたいんですか?

(職員)いえ そういった意味では
ございません。

いやいや…。 皆さんに お伺い
しないと いけないんですよ。

ねっ? そういうことじゃ
ないんですよね?

はい。
(京子)子供たちが

こんなことになって
虐待なんて…。

大丈夫?
呼吸は楽になった?

うん。

ずっと 苦しかったんでしょ?

莉子ちゃん 理玖君のこと
心配だよね?

莉子ちゃんが

今 どうなってるとか
何があったとか

そういうことが分かると

莉子ちゃんの治療にも
理玖君の治療にも 役に立つ。

お母さんもさ
すごく心配してるし。

教えてもらえないかな?

ちょっと待ってね。

莉子ちゃんは おなかがすいた
理玖君のリクエストで

冷凍のチキンナゲットを
揚げようとしたようです。

≪お母さん
シングルマザーですもんね。

莉子ちゃんも 火元の近くに
いたようです。

結果 熱気で 気道熱傷し
声帯が狭窄したのかと。

(今成)しこちゃん
よく聞き出せたな。

弟のために ずっと苦しいのを
我慢してたなんてな。

(植野)しこちゃん先生
今回は 莉子ちゃんのこと

よく 気付きましたね。
いや…。

莉子ちゃんの様子 見てきますね。

よし。
(植野)浮田先生。

ありがとうございました。

別に 仕事ですから。
(植野)ええ。

俺たち小児外科も
やれることは やる。

でもね うちだって 人は足りない。

他の科も。 ねっ?

どこも そうだ。
(植野)はい。

綿貫先生 休憩 取ってください。
代わりますよ。

(綿貫)結構です。

いや… でも。

命に関わる患者なので。
大丈夫です。

俺が悪いんですか?

訳 分かってないやつに
触られると

怖いってことじゃねえか?
ハハハハ。

機嫌が悪かったとかね
そういうことも ありますからね。

そうですよね。 プライベートとか
ありますもんね。

(植野)そうそう。
(今成)あっ…。

綿貫先生って
裁判 やってんだろ?

詳しくは知らないけど。
綿貫先生 前の病院で

訴えられちゃったんすか?
それは まあ…。

(今成)何か 患者にしちゃった?

私が言うのも あれですが

お二人とも あんまり
モテるタイプじゃないですね。

こちとら バツ2だぞ。

いい男だって 言われますけどね。

ひゃ~
どうせ 母ちゃんだけだろ?

言ってんの。
いやいや 違いますよ。

いろんな人 言ってますよ。
誰だよ。 言ってみろよ。

(今成)誰だよ。

バス… バスガイド…。

えっ?
バスガイドさんとか 言ってますよ。

オーライ オーライ。
オーライ。

ストップ!

(南)お疲れさま。
(桃子)お疲れさま。

フラ 始まっちゃう!
(南)ごめん ごめん。

真駒内の渋滞が
大変だったのよ。

南ちゃん 急いで 遅刻しちゃうよ。
(南)はーい。

じゃあ 帰るね。

(植野)今成先生。
(今成)ん?

僕たちと一緒に
やっていきませんか?

ん~ 小児は 自信がないんだよ。

今回も前回も 今成先生は

非常に的確な麻酔を
行われました。

うちには不可欠な才能です。

無理だって。

他に仕事もあるし。

こう見えて 俺
引っ張りだこなのよ。

じゃあね。

フゥ…。

若い男の先生から 聞いたよ。

莉子 理玖のために
痛いの がまんしてたんだってね。

ごめんね。

莉子は 悪くないよ。

ママ ここに いるから
ゆっくり 休んで。

(植野)理玖君の方は
ミダゾラムを 投与して

現在 徐々に
落ち着いてきています。

いつ 何が起きても
おかしくない状況だけどね。

あの… 莉子ちゃんの声帯の方は
どうでしょうか?

あの程度で済んで よかったよ。

発話は 問題なく
できるようになる。

よかった。 声に問題なくて。

いや 元には 戻らないよ。

えっ?
(浮田)完全にはね。

でも 発話ができれば 上々だよ。
このケースだと。

手術すれば 元に戻る可能性も
あるんじゃないんですか?

志子田先生。

(浮田)難しいんだよ。
小児の声帯は。

先生たちさ 何か 違くない?

(河本)何が?

莉子ちゃんを
ないがしろにしてるっていうか。

あんたの気持ちは 分かる。

でも 私は 何が正しいとか
まだ 分かんないかな。

(菅田)洗濯槽にも潜んでいた…。
(賀来)ニオイ カビをかくまう 「菌の隠れ家」

(間宮)これじゃ 洗っても洗っても…。
(杉野)臭くなるだけ。

(松坂)そうなる前に 新「アタックZERO」だろ!
(4人)洗濯槽まで!?

<洗濯槽の「菌の隠れ家」まで。 新「アタックZERO」>

莉子ちゃんなんですが。
(京子)はい。

(植野)声帯が狭くなってしまって
硬くなって動きが悪いので

手術が
今後 必要になるかもしれません。

莉子 合唱 やってるんです。

歌えますか?

元のように歌うことは

難しい可能性があります。

そんな…。

あの子には
このこと 言わないでください。

これ以上 苦しめたくないので。

分かりました。

この件は ご本人には
決して 伝えませんので。

よろしくお願いします。

手術に向けて 浮田先生と
打ち合わせしましょうか。

分かりました。

あの… 本当のこと
言わなくて いいんですかね?

ひょっとしたら
受けたい治療も

変わってくるんじゃ
ないでしょうか。

志子田君の 言いたいことは
分かります。

でもね 一番 莉子ちゃんのことを
分かっているはずの お母さんが

伝えるべきじゃないって
判断したんです。

植野先生は
どう思われてるんですか?

僕も 今は
その方がいいと思ってます。

いや でも…。
自分に酔わないで。

別に 酔ってません。

担当医と 親御さんとで
決めたの。

あなたの意見が入る余地はない。

(羽生)ちょっと 上げるね。

莉子ちゃん。
声帯って分かるかな?

(植野)そう そう そう。
声を出すところ。

そこがね 傷がついちゃったんだ。

だから 今
すごく 声 出しにくいよね。

(植野)少しずつ よくなるように
お薬で 治療していくからね。

喉の痛みは
だいぶ 楽になると思うよ。

♬~

もちろん。

頑張ろうね。

♬~

♬~

♬~

ちょっと ごめんね。

(植野)酸素が取れました。
(京子)はい。

ちょっと 楽になったかな?

(今成)ごめんね。
(理玖)痛い 痛い…。

よし じゃあ ミダゾラム
もう一回 入れてあげよう。

(羽生)分かりました。
(今成)よし 頑張れ。

もうちょっとで 終わるよ。
(今成)はい 終わった。

(今成)終わったぞ。
よく頑張った。

寝れなさそう?

ぐっすり眠ってるよ。

先生もね
お母さんが忙しかったから

ずっと お料理してたんだ。

先生のお父さん

先生が ちっちゃいときに
死んじゃってね。

だから お母さんが
仕事も 家のことも

全部 一人でやってて

何か お手伝いしたいなと思って
料理 始めた。

喜んでくれるのが
うれしくてさ

うん… 一生懸命 作ってた。

莉子ちゃんも そうでしょ?

莉子ちゃんは 何にも悪くない。
みんな 分かってるから。

今は しっかり 喉 休めて。

ねっ。

莉子ちゃん?

駄目だよ ちゃんと寝ないと。

(莉子)ハァ… ハァ… ハァ…。

莉子ちゃん。
(莉子)うっ… うっ…。

落ち着いて。 大丈夫 大丈夫。

どうした?

大丈夫 大丈夫。

(書く音)

大丈夫だよ。
ちょっとしたら 治るよ。

♬~

今日は ゆっくり 休んで。 ねっ。

♬~

♬~

おしゃべりは
できるようになるけど

高い声で 歌うのは
難しいかもしれない。

でも 今 先生も
治る方法 探してるから。

♬~

♬~

おやすみ。

♬~

(山本)まあ
PSBはイクとして (堺)イクとして?

春巻きか~?
焼売か~?

≪(女性店員・男性店員)
いらっしゃい!

焼き餃子(堺・山本)か~!

<「パーフェクトサントリービール」 糖質ゼロ>

♬~

(缶を開ける音)カシュッ

<ちょうどよい。ここちよい。
サントリー 「ほろよい」>

ERが代わってくれたから
一瞬 外に出ようかと思って。

ああ…。

しこちゃん先生。
はい。

ご飯 食べました?
まだです。

(植野)いただきます。
いただきます。

≪いらっしゃいませ。

醤油にしたんですね。

はい。 ここで
牡蠣味噌バターコーン 頼む人

初めて見ました。
内地の人っぽいっすね。

だって 内地の人ですもん。
フフ。

食べたいんでしょ。
結構です。

う~ん… あ~。

う~ん あ~ う~ん…。

うまい う~ん… うまい。
ハハハハ…。

志子田君は?
ずっと北海道ですか?

はい。
うん。

ここが好きなんですね。
ん~。

まあ ここしか知らない
っていうのも あるんですけど。

先生も気に入ると思いますよ。

食べ物 おいしいし
自然は豊かだし。

うん。

フフ。 あっ…。

北海道って 九州2個分よりも
広いんですってね。

びっくりしました。
フフ。

時間が空いたら
回ってみてください。

一人旅に お薦めな場所って
あります?

先生 ご家族は?

学生のころから ずっと
好きな人が いたんだけど

まあ その子が
結婚しちゃってね

それから ずっと 一人。
えっ?

すごい 何か 分かります。
あっ 分かります? ハハハ…。

PICU 慣れました?

全然です。

でも ここで働けて
よかったと思ってます。

そうですか。

そう思ってくれる常勤の医師や
看護師が

もっと増えてくれれば
いいんですけどね。

きっと増えますよ。

これから 優秀な人も
絶対 来ちゃうと思うんで

僕も 頑張んないと。

しこちゃん先生 莉子ちゃんの
よく気付きましたよ。

植野先生。

莉子ちゃんは
受け入れてくれました。

何をですか?

本当のことを話しました。

莉子ちゃんは 教えてくれて
ありがとうと 言ってくれました。

(莉子)うっ!
(今成)莉子ちゃん 大丈夫?

莉子!
(今成)1 2 3!

よし。 大丈夫だよ。
莉子ちゃん 大丈夫 大丈夫。

≪莉子ちゃん 落ち着いてね。
(今成)はい 落ち着こう。 ねっ。

チューブ 入りました。
(今成)ありがとう。

(綿貫)莉子ちゃん 深呼吸して。

(植野)どうしました?
(今成)自己抜去した。

(京子)莉子 どうしちゃったの?
何があったの?

(植野)いったん
落ち着かせましょう。

(今成)ミダゾラム
3mg 持ってきて。

(羽生)はい。 離れます。
(今成)はい 莉子ちゃん。 はい。

ん? はい 深呼吸。
(莉子)ハァ… う~…。

(今成)はい 深呼吸して。

♬~

(綿貫)莉子ちゃん 大丈夫だよ。

(今成)大丈夫だよ。

(二階堂)生理だからこそ
できるだけ 気持ちいいものを

身につけたい。 うん。
<コットン 100%>

♬「しあわせ素肌」
<ボタニカルコットン 誕生>

うん。
♬「ロリエ」

莉子ちゃんは 眠りました。

すいませんでした。

お母さんと約束したのを
覚えていますよね。

はい。

決めたことを 独断で
変えてしまって いいんですか?

いいえ。

弟のことで
深く傷ついていたのに

さらに 追い込むことを
言ったんです。

命を絶つ可能性だって
あるんですよ。

そのことを考えましたか?

いいえ。

(植野)個人的な感情で
決断することは 非常に危険です。

だからこそ お母さんと話し

方針を決めてから伝えたんです。

真実を伝えられた
たった10歳の子供が

それを 簡単に 受け入れることが
できると思ったんですか?

志子田君…。

もし 余命宣告だったら
伝えましたか?

あなたは あと3カ月の命だって
言えましたか?

いいえ…。
命のことなら言えないのに

声のことは言えるのは
どうしてですか?

もう いいじゃないか。

よくありません。

よく 肝に銘じておいてください。

ここは チーム医療です。

そのチームには

親御さんも 入っているんです。

志子田君

帰ってください。

(南)武四郎 今夜 ご飯 何?

俺 遅くなるかも。
適当に食べてて。

適当って?

ごめん。

(通話の切れる音)
(南)うちの息子 何か 変。

♬~

♬~

そこから始めたら
何年 かかんだよ。

俺 もう ホント 駄目だ。
全然 うまくいかない。

(河本)しょうがないよ。

悠太みたいに なりたいわ。
(矢野)いや 俺は…。

(河本)悠太は
いつも 謙遜ばっか。

ねっ? 桃子。
(桃子)そうだね。

もっと 自信満々でも
いいと思うけど。

あ~ もう ホント
自分が 嫌になる。

えっ どうしたの?
たけちゃん。

(河本)ちょっとね。

もう そんな
くよくよしないでさ。

♬~

≪(南)おかえり!

ただいま。

ハァー。

(南)ご飯 持ってって。

ねえ 何で しょうが焼きと
炊き込みご飯と ギョーザなの?

えっ? あんたの好物じゃないの。

いや 好きだけどさ
しょうが焼きには白米だろ。

それに…。

ええ!?
えっ?

白米がいいなら チンしなさいよ。
いや 食べるけど。

あっ それと これも。 大分の
お客さんから もらったの。

シイタケ。 おっきいでしょ。
どんこって言うんだって。

あっ それに
佃煮と サラダもあるから。

こんな 食べきれねえよ。

まあ 食べるけど。

いただきます。
いただきます。

何 くよくよしてんのよ。

つらくても 泣いたら
駄目だからね。

余計 つらくなる。

お母さんは よく食べるでしょ?
うん。

うれしくても 悲しくても
つらくても 食べるの。

食べれば ひとまず
エネルギーになるのよ。

エネルギーがないと
立ち上がろうって元気が

なくなっちゃうから。

ひとまず 食べる。 いい?

だから 太るんだよ。

それがさ 痩せたんだって。

嘘つけ。

フフフ 息 止めてんじゃん。

バレたか。
フフフ。

ホントに 痩せたんだけどな。

どんこ。
ありがとう。

うん。

おはようございます。

(今成)ここ ちょっと 外すよ。
はい 取るよ。

昨日は 本当に 申し訳…。

(今成)はい はい 交換するぞ。

はい 交換した。

大丈夫?

≪(足音)

向いてないと思う。 この仕事。

いつか 訴えられるよ。

(羽生)莉子ちゃん 早めに
病棟に移れて よかったよね?

はい。

莉子ちゃん。

ママに… 怒られたでしょ。

私のせいで ごめんなさい。

ごめんね。

本当に ごめんなさい。

(莉子)じゃあね。

♬~

(植野)《弟のことで
深く傷ついていたのに

さらに 追い込むことを
言ったんです》

《命を絶つ可能性だって
あるんですよ》

《そのことを
考えましたか?》

♬~

♬~

≪空 何か 飛んでます?

えっ いや あの 空…。

今日の空は 奇麗ですからね。

ドクタージェットが
飛べばいいなと思って

見てました。

丘珠のお医者さんですか?

一応 医者なんですけど
全然 駄目駄目で。

やりたかった仕事なんですけど
もう失敗ばっかりで。

周りを傷つけて。

ホント 駄目なんです。

向いてないって言われて
そのとおりなんです。

先生が お医者さんになった理由
教えてくれますか?

何でだったかな。

よく分かんないんですけど

まあ 勉強も できる方だったし

母親に 安心してもらいたい
っていうのもあったし。

ただ 僕 子供のころ 毎日が
すごく 楽しかったんですよ。

特に 恵まれてるっていうわけでも
なかったんですけど

子供時代
めちゃくちゃ 楽しくて。

だから
みんなにも元気に 健康に

楽しく過ごしてほしいなって。

いいですね。 すてきです。

いや~ でも これから
どうしたらいいのか

全然 分かんなくて。

もう 初めてのことばっかりで
全然 うまくいかないし。

どっかに隠れたくなります。

初めては みんな
うまくいかないもんですよ。

何が起こるか 分からないし

怖いし
びくびくするもんだから。

やっぱり そういうもんですか?

ええ。

私は 大丈夫だって
自分に言い聞かせながら

だましだまし やってます。

だまし だまし?

今のところ 何とか それで。

ここで 飛行機 飛ぶの見て
自分を励ましたりして。

北海道中の子供たちが
健康で 元気に 楽しく

過ごせるようになると
いいですね。

そうなんですよ。

≪(飛行音)

あっ。

もしかして
パイロットさんですか?

(林)知事 お時間です。

(鮫島)じゃ 私は これで。

一緒に 頑張っていきましょうね。

知事!?

♬~

♬~

目 悪くなるぞ。

何してるかと思ったら。

しこちゃん 落ち込んでたよ。

いいことです。
(今成)えっ?

落ち込んで折れそうになっても

立ち上がって学ぶ。

それの繰り返しじゃないですか。
私たちは。

面白いな。
2人とも そっくりで。

えっ?
(今成)君と 志子田君。

負けた。

俺は おっさんの味方だから…。

チームに 入れてください!

フゥ~。

よし!

どうした?

(矢野)ハァ… ハァ…。
悠太?

ハァ… ハァ… ハァ…。

武四郎…。

ハァ… 俺…。

ハァ… ハァ… ハァ…。

[『PICU 小児集中治療室』の…]

[無料期間の終了後も…]