PICU 小児集中治療室 #08【願うのは奇跡…心臓移植を待つ少年】[字][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

PICU 小児集中治療室 #08【願うのは奇跡…心臓移植を待つ少年】[字][デ]

志子田は心室細動を起こした圭吾の処置にあたる。その最中、小学生男児2人が倒れているとの連絡が入りドクターカーで現場へ駆けつける。一人は心停止していて…

詳細情報
番組内容
“しこちゃん先生”こと志子田武四郎(吉沢亮)ら丘珠病院のPICUスタッフは、VF(心室細動)を起こした小松圭吾(柊木陽太)くんの処置にあたる。圭吾くんには、一刻も早く補助人工心臓を植え込む手術が必要だが、感染症が治らなければそれも難しい状態だった。武四郎たちは感染症の原因をいまだに特定できていなかった。

そんな折、丘珠病院に10歳の小学男児2人が公園で倒れているとの連絡が入る。
番組内容2
救命医の東上宗介(中尾明慶)は、ふたりが倒れていた公園が丘珠病院から5分ほどの距離であることから、救急車で搬送するよりドクターカーで現場に直行した方が早いと判断し、武四郎、矢野悠太(高杉真宙)らとともに現場へと向かう。

武四郎たちが公園に到着すると、そこには2人の少年が倒れていた。矢本大輝くんには意識があったが、後藤光くんは心停止していて……。
出演者
吉沢亮、安田顕、木村文乃、高杉真宙、高梨臨、菅野莉央、生田絵梨花、中尾明慶、菊地凛子、松尾諭、正名僕蔵、甲本雅裕、イッセー尾形、大竹しのぶ
スタッフ
【主題歌】
中島みゆき『倶(とも)に』(ヤマハミュージックコミュニケーションズ) 
【脚本】
倉光泰子 
【音楽】
眞鍋昭大 
【医療監修(小児外科)】
浮山越史(杏林大学病院)、渡邉佳子(杏林大学病院)川嶋寛(埼玉県立小児医療センター) 
【医療監修(PICU)】
植田育也(埼玉県立小児医療センター) 
【取材協力】
宮城久之(旭川医科大学) 
【プロデュース】
金城綾香
スタッフ2
【演出】
平野眞、相沢秀幸、阿部雅和
ご案内
【公式HP】
https://www.fujitv.co.jp/PICU/ 
【公式Twitter】
https://twitter.com/PICU_cx  
【公式Instagram】
https://www.instagram.com/picu_cx/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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  1. 大輝
  2. 圭吾君
  3. 圭吾
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  7. 大輝君
  8. 綿貫
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  11. 光君
  12. 大丈夫
  13. 病院
  14. 植野
  15. 河本
  16. 心停止
  17. 矢野
  18. PICU
  19. 感染症
  20. 検査

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

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ポニーキャニオン

(優里)《「圭吾へ」》

《「雪が降ってきた。
冬だね。 寒くなるね」》

《「札幌はどうかな?」》

《「こっちより
たくさん積もるかな」》

《「早く元気になってね。
会いたいです」》

《「優里より」》

(真美子)圭吾? 圭吾!?
(アラーム)

≪圭吾君!

(志子田)圭吾君 大丈夫だよ!

(綿貫)VFです!
(東上)まただ。 すぐ 蘇生しよう。

≪分かりました!
除細動器 お願いします!

はい!
1 2 3 4 5…。

40ジュールで。
(羽生)準備できました。

かけます。 離れて。

(除細動器の音)

1 2 3 4 5 6 7…。

脈 触れてます。

気管挿管の準備 お願いします。
≪はい。

次にVFが起きたら
本当に危険です。

早く補助人工心臓を
植え込まないと。

感染症が治らないと

補助人工心臓も
移植も難しいですから。

はい。

小児 男子2名 10歳。

そのうち1名が 心停止。

(東上)うちから東公園まで
5分ほどです。

救急車より うちのドクターカーで
現地に直行した方が早いです。

♬~

♬~

♬~

(大輝)ひ… 光…。 うう…。

(女性)ここです!
ありがとうございます。

分かるかな? 前 開けるね。

(大輝)光を… 助けて。

大丈夫だよ。
先生たち 来たからね。

心停止!
(矢野)向こうの子 頼む。

分かった。 AED 準備します。
(矢野)おなか見せてね。

体温が下がってる。
毛布 お願いします。

はい。
(矢野)大丈夫だよ。

脈 触れてる。

気管挿管の準備して。
はい。

(救急隊員)救急車 到着しました。
≪ありがとうございます。

そちらの男児を
救急車でお願いします。

矢野先生 ついてあげて。
(矢野)はい。

あっ ちょっと待ってください。
この子は脳に

ダメージがあるかもしれません。
高体温を避けドクターカーで搬送します。

丘珠病院のPICUまでお願いします。
(救急隊員)分かりました。

後藤 光君 10歳 A型。
硬膜外血腫に脳挫傷を合併。

現場で心停止し
蘇生後にER収容。

緊急で
穿頭血腫ドレナージを行いました。

その後 手術室で
開頭血腫除去を行いました。

もう一人の患児 矢本 大輝君
10歳 B型。

消化管穿孔していたので
開腹手術を行いました。

2人は先ほど
こちらに入室しました。

(一同)2 3。

硬膜外血腫の光君ですが
心停止の状態が

最低でも10分以上は
続いたと思われます。

脳が耐えられるラインは5分。
危ういラインだ。

今日は日中
だいぶ冷え込んでいたおかげで

脳へのダメージを減らせたかも。

低体温症になっていたことが
不幸中の幸いだったってことですね。

しかし心停止後に
低体温になったわけですから

楽観的になれない状態です。

ご両親に状況を説明しておきます。
(植野)お願いします。

大輝君の手術ですが
無事 終わりました。

河本が立ち会ってるから
状況は よく理解してるので。

フリーエアを認め
緊急手術を行いました。

担当します 志子田と申します。
よろしくお願いします。

河本です。
(大輝の母)お願いします。

(河本)消化管穿孔で
開腹手術をしました。

痛みは
しばらく続くと思います。

まだ10歳ですので
痛みを緩和する お薬を使って

術後管理していこうと思ってます。
(大輝の母)よろしくお願いします。

(綿貫)こちらです。

(光の母)光!? 光!
(光の父)光!

(大輝の母)大輝?

大輝君?

(大輝の母)大輝… 大輝!
(大輝)お母さん…。

大輝君 いいかな。
ちょっと診させてもらうね。

(河本)お母さん。
大輝君 具合どう?

何で光を
あんな所に連れていったの?

えっ?
(光の母)光は

午前中から塾だったの。
あの子が自分で

あんな所に行くはずない。
(綿貫)後藤さん。

(光の母)目を覚ましたんだから
理由 教えてよ!

あの子に何したの!?
お母さん。

(綿貫)お母さん。 お母さん。
大輝君も手術したばかりですから。

(泣き声)
大輝君…。

(大輝の母)あの うちの子だって
今日 空手だったんですよ。

光君が
連れだしたんじゃないんですか!?

はあ?
落ち着いて…。

落ち着けるわけないでしょ!

もし…
脳死なんていうことになったら…。

(植野)お母さん!
光君に聞こえますよ。

お気持ちは分かりますから。

(光の母の泣き声)

(羽生)お母さん
少し休みましょうか。

(梅沢)やっぱ王道だわ~
(缶を開ける音)プシュ!

(大久保)何をごちゃごちゃと…
(缶を開ける音)プシュ!

(グラスの音)カチン!
<サントリー「こだわり酒場のレモンサワー」>

♬~ (着信音) (柳楽)≪帰れば 「金麦」≫

(妻)じゃーん ≪帰れば コタツで≫

≪帰れば 鍋と≫ よっ

≪帰れば…!≫ (泡の音)シュワー

<帰れば 幸せ
帰れば 「金麦」>
乾杯は?
かんぱーい!

(鮫島)《丘珠と
札幌共立大が協力をすれば

ドクタージェットを常駐させれば
北海道の より多くの人たちを…》

《救える。
でしたら 1つ提案があります》

《はい》

《うちの准教授を 丘珠のPICUの
科長にしてください》

《私の後ろ盾があれば

道内の優秀な人材を集めることは
可能です》

《植野先生を
辞めさせるということですか?》

♬~

(羽生)やっぱり
ここで ずっとって こたえるよね。

(綿貫)PICU?
(羽生)うん。

この前 2人から
ここを辞めたいって言われた。

(綿貫)ああ…。
(羽生)引き留められなかった。

つらいって思うの
分からなくないからさ。

そうですね。

でも ここは
絶対に必要な場所だから。

頑張るしかないね。
(綿貫)そう。

頑張るしかない。

よしっ 求人広告 出すか。
(綿貫)フフッ。

(羽生)いただきます。
(綿貫)どうぞ。

ただいま。

わっ。
うおっ びっくりした。

お母さんに お茶入れて。
お化けかと思ったよ。

殺すな。
ごめん そういう意味じゃない。

分かってるよ 真面目か。

ほら 肌艶いいでしょ?

フンッ。
フンッ。

早く寝な。
ああ 昼寝しちゃったから。

お茶。
痛むの?

昼寝しちゃったからって
言ったでしょ。

ごめん。
こうなるから

知られたくなかったんだよ。
どういう意味?

あたしは今までどおり
普通に過ごしたかったから。

家族2人しかいないんだからさ
そんなのないでしょ。

もっと早く言ってくれればさ
違ったかもしんないのに。

あっ そっちで。

痛いから座れないんだろ。
うーん… まあ そうかな。

今月 5万円多かったから。

ハワイ貯金にでも回してよ。
治療費のつもりでしょ。

お母さん ちゃんと保険入ってるし
大丈夫だから。

いいから。

ハワイ貯金だっつってんだよ。

あんたの悪いところはね
打たれ弱いところ。

優しいっちゃ優しいんだけど
思考回路が単純なところ。

何だよ。
あと 嘘をつけないところ。

あんまり正直過ぎて真っすぐだと
自分も 相手も疲れるよ。

ふざけんなよ。

正直でいろっつったの
母ちゃんだろ。

そんなこと言ったっけ?

あたしが教えたのは
「つらいときは泣くな」だよ。

いや 正直でいろっつってたよ。
あたしは言ってないよ。

それは
お父さんが言ったんじゃない?

覚えてないよ。

あんた お父さんのこと
全然覚えてないもんね。

だって 父ちゃん死んだの
俺が2歳のときでしょ?

そうだね。

なあ 母ちゃん。

病院の予約 全然入れてないよな。

何回も うちの腫瘍内科から
連絡 入れてんのにさ。

そういうのバレんだかんな。
バレちゃった。

まずは 精密検査 受けてほしい。

考えるのは その後でいいから。

母ちゃん
何で そんな病院 嫌いなの?

何か父ちゃんのこと関係してる?

ああ 眠くなってきた。
おい。

ほら 止めて。

♬~

しっかり縮瞳しています。

頑張ってくれています。
(羽生)よかった…。

ただ いつ何が起こるか
分からないので

頻繁に確認お願いします。
(羽生)はい。

分かる?

(植野)圭吾君。
これ 元気のもと。

魔法みたい。

♬~
(中島)ジョーンズさん ちょっといい?

あたしのこと
覚えてる?
「地球へ行きなさい」

この惑星の住人 なんでこんな働くの?
(ジョーンズ)ワカリマセン

じゃあ働くの禁止!

(女性)働いちゃだめらしいよ?
(男性)仕事行こ (ビリビリ音)ウッ

(杉咲)働きます
(神木)あ ちょっと待ってビリビリするって
(ビリビリ音)アッ

(役所)人はなぜ働くのか…

<「BOSS」>

PICUって
ホントにいろんな子がいるんだな。

ここで ずっとやってきたなんて
すごいよ 2人とも。

すごいのは子供たちだよ。
そうか。

悠太 無理すんなよ。

休み休みだからな。
うん。

あのさ 前の病院の
看護師さんから連絡 来た。

何か 今 病院の色々 勤務体制
変えてくれてるみたい。

そっか。

何か悠太 いい匂いする。
(嗅ぐ音)

おお 何か つけてんな。
はっ?

恋でもしてんの?
(矢野)違えよ。

誰よ。
してない。

誰よ?
羽生さんか。

人妻だよ やめときな。
根岸さん?

根岸さんも人妻だから。
(綿貫)お疲れさまです。

(河本)お疲れさまです。
あっ お疲れさまです。

(矢野)もう 違うって!
虎田さん。

虎ちゃん。 虎ちゃん?
(矢野)違うよ。

大丈夫?
手術した所 痛くない?

先生。
うん?

僕が…
光を殺しちゃったんだよね?

そんなことないよ。
脳死になっちゃうんでしょ?

ならない。
(大輝)僕が あんな所 行こうって

言っちゃったから…。

《よっしゃー》

(大輝)むきになって

無理やり
ボールを取っちゃったから…。

《あっ!》
(光)《ああ…!》

(せき)
(大輝)《ううっ…》

事故だよ 誰も悪くない。

(大輝)ごめんなさい…。

光は… 光は…!

ごめんなさい!

(荒い呼吸音)
大輝君 大丈夫だよ。

ゆっくり息 吸おう。
大丈夫 落ち着いて。

(大輝の荒い呼吸音)
大輝君。

ゆっくり息 吸ってみようか。
大丈夫 大丈夫。

≪(カーテンの開く音)

ちょっと鎮静剤で落ち着かせた。

大輝君も つらいよな。

このまま
脳死になってしまったら

このつらさを一生抱えることに
なるかもしれませんよね。

そうだな。
まだ 10歳なのに…。

それで 脳死を防ぐ方法なんかを
探してるのか?

ハァ…。

10分以上 心停止になった。

光君の脳に 5分以上
酸素がいかなかったんだ。

俺たちにできることは
奇跡を願うことだけ。

(机をたたく音)

医者なんて無力なんだよ。
神様じゃねえんだから。

≪(すすり泣き)

(圭吾)羊でも一緒に数えようか?

光が死んじゃったら どうしよう。

応援してあげて。

パワーを送ってあげるんだよ
お友達に。

パワー?
(圭吾)ほら。

『HUNTER×HUNTER』の念みたいに。

僕も あのパワーのおかげで

いっつも こっちに
戻してもらってると思うから。

うん。

頑張れ。 頑張れ!

頑張って… 光 頑張れ!

(圭吾)頑張れ。
(大輝)頑張って。

頑張れ!
(圭吾)頑張れ。

(大輝の母)
大輝が そんなことを…。

大輝君も とても不安を
覚えていると思いますし

体も すごくつらいはずなのに

お友達の光君のことを
励ましてるんですよ。

♬~

(綿貫)もう少ししたら
徐々に体温 上げていきましょう。

その間に意識が戻ってくれることが
理想ですが…。

この子は 目が覚めるでしょうか?

声を掛けてあげてください。

お母さんの優しい声
きっと 光君 頑張れます。

うちの医者が あるお子さんに

「お隣のお友達に
声を掛けてあげて」

「きっと聞こえてるよ」って
伝えたんです。

そしたら
その子が目を覚ましたときに…。

《一緒にやるって
約束してたんだ》

(綿貫)
寝てるときに約束したんだって。

苦しいときも
お母さんの声があれば

きっと 光君は頑張ってくれます。

目を覚まします。 信じましょう。

(光の母)はい。

ごめん。

受け売りした。
はい?

パクったってこと。

(植野)志子田先生。

圭吾君の検査結果 どうでした?
芳しくありません。

フィルムアレイ検査でも
何も検出できず

真菌培養も陰性です。

取りあえずミカファンギンを
投薬していますが

まあ それも
肝臓に負担をかけるので…。

そうですね。

抗酸菌の培養を
試してみようと思います。

それが ここで調べられる
最後の項目かと。

サマリーを見せてもらえますか?
僕も調べてみます。

はい まとめておきます。

しこちゃん先生。

お母さん どう?

あっ 実は 今日
この後 検査なんです。

僕の知り合いに
優秀な腫瘍内科の先生がいてね。

はい。
(植野)東京にいる先生だけど

いい先生だから
一度 診てもらったらどうかな?

あ…
お気遣い ありがとうございます。

一応 渡しとくね。
ありがとうございます。

母ちゃん。

もう どんだけ待たせんのよ
病院ってやつは。

仕方ねえだろ 検査の前に
色々手続きとかあんだから。

帰っちゃおうかと思ったよ。

あのね せっかく有名な小林先生の
予約 取れたんだよ。

文句 言うなよ。
今日 何の検査すんの?

今日は血液検査とCT。

CTって… ウィーンって
やったよ 前の病院で。

検査ってのは
そういうもんなんだよ。

我慢しなさい。
子供と親が逆になったみたいだね。

フフッ。

検査結果
俺が代わりに聞いとくから

先 帰っていいよ。
あっ あと これ。

着替えは
病院のがあるんだろうけど

靴下とパンツぐらいは替えないと
ホンットにモテないからね。

あと お弁当と
インスタントのお味噌汁とか。

こんなん売店で買えるから。
もう 荷物だったろ。

うん。
まあ ありがたいけど。

時間だわ。
今 どこ見て言った?

《すいません
腫瘍内科の小林先生ですよね》

《はい》
《PICUの志子田と申します》

《あの 先生に診ていただいた
志子田 南の息子で》

《ああ》

だいぶ 安定してきたね。
うん。

光 起きるかな?
うん。

大輝君は 悪くないし
光君も 大輝君を悪くは思わない。

うん。

昨日
あのお兄ちゃんが教えてくれた。

あのお兄ちゃん すごいからね。

しかも 優しかった。
フフフ…。

圭吾君は すごいな。

脳圧が 少しずつ上がってますね。
(綿貫)そうですね。

根岸さん マニトール お願いします。
(根岸)はい。

(アラーム)
≪(真美子)圭吾。 圭吾!

(羽生)圭吾君!
(真美子)圭吾!

(羽生)すいません。 お母さん…。
圭吾君 起きてるかな?

血圧 脈拍 呼吸
全て下がってます。

ドブタミン 上げてください。
はい。

(今成)どうした!?
代わってください。

(河本)大輝君 心配しないでね。
(東上)圭吾君 聞こえる?

息 吸えてるかな?

(アラーム)

違う。
呼吸から見ると 誤嚥か?

吸引します。
(今成)うん。

VTです!
除細動器 お願いします!

持ってきました。

準備できました。
吸引 代わります。

脈は 何とか 触れてる。

同期カルディオバージョンします。
離れてください。

(除細動器の音)

圭吾君 頑張って!
(今成)頑張れよ!

戻った。

♬~

≪(根岸)志子田先生。

♬~

以上の検査を行いましたが

感染症の原因が
特定できませんでした。

炎症反応があり 発熱も見られ

感染症であることは
間違いないと思います。

ですが… 原因が分かりません。

検査できる項目は
これで全てかと。

残念ながら そうですね。

今回は
気管挿管までいかなかったけど

危なかったことには間違いないな。

悪いケースが続き過ぎだ。

これだけ 不整脈が 頻繁に出て

感染症も
コントロールできないとなると…。

しかし 圭吾君の感染症が
治癒さえすれば…。

そうですね。

でも それは 奇跡的なことで
うちの病院ではできない。

(今成)しこちゃん。

親御さんに いろんなケースを
話す必要があると思うぞ これは。

親御さんには

終末期の過ごし方も含め
お話ししようと思います。

終末期って
諦めるってことですか?

河本。
(東上)助かる可能性が低い。

必要な話だと思います。

一緒に 親御さんに話しましょう。
隣で聞いてますから。

はい。

(植野)以上です。

お願いします。
(今成)よし。

志子田先生。

(ドアの開閉音)

≪(桃子)入るよ~。

(南)ああ…。
ごめんね 身重なのに。

全然! はい。

へぇ~。 こんなに たくさん。

(桃子)
あっ 無理はしないでいいからね。

うん。 おいしそう。

じゃあ 冷蔵庫 入れとく。

よいしょ。

たけちゃんに話したって聞いたよ。
詳しいことも聞いた。

そう。

南ちゃんは
たけちゃんのお母さんだけどさ

それだけじゃないから。

南ちゃんは 南ちゃんだから。

何かあったら すぐ連絡して。

あっ あとさ 翔ちゃんの連絡先
伝えとくね。

もし たけちゃんに
言いづらいこととかあったら

私に つながらないときは
ここに電話して。

何で うちに
お嫁にきてくれなかったんだろう。

こんなすてきな娘さん。

バカ言いなさんな。

もうすぐだね。
(桃子)うん。

フフッ。

もうすぐ会えるよ。

うん。
(南)ウフッ。

(羽生)《志子田先生》

《圭吾君は 小学校6年生です。
大人の雰囲気を すぐ察します》

《お話しするときは
気を付けてくださいね》

起きた?

どこか苦しいところ ある?

よかった。
もう少し休んでた方がいいよ。

ねえ 先生…。

お願いがあるんだ…。

うん? どうした?

もし… 俺が駄目だったら…

俺の体を… あの子にあげて。

心臓は使えないけど…
他なら使えるかも…。

何 言ってんだよ。
優里ちゃんに怒られちゃうよ。

もしだよ… もしの場合。

(圭吾)ちゃんと あげてね…。

ハァ… ハァ…。

俺の命…。

無駄にされたくない。

ゆっくり休んで。 近くにいるから。

うん。

(菅田)おっ!
(村上)おかえり~!

(長男)汚れ。
(次男)ニオイ。
(三男)菌。

(4人)これぞ 洗濯悩み!
トモ姉ちゃんち まとまってるね~。
でしょ~!

そんな姉ちゃんちには 「アタック抗菌EX」!
(4人)「抗菌EX」?

汚れ ニオイ 菌 まとめて 「抗菌EX」!
(4人)おぉ…。

息子たち いくわよ。
(4人)汚れ ニオイ 菌 まとめて 「抗菌EX」!

まとめて 「抗菌EX」!
(4人)まとめて 「抗菌EX」!

すげえ まとまってる。

<汚れ ニオイ 菌のエサを まとめて根本洗浄!>

<「アタック抗菌EX」>

朝まで
そばにいてくれたんですね。

だいぶ 安定してましたよ。

≪(羽生)光君?

先生!

親御さんに連絡してきます。
(綿貫)お願いします。

光?

大輝君
光君 分かってるよ。

現状では

補助人工心臓も移植も
植え込み型の除細動器も

選択できません。

じゃあ あの子は
死んでしまうじゃないですか。

ご家族を失ってしまうかもしれない
恐怖の中で

私たち医者にできることは
ほとんどないのかもしれません。

一緒に考えたいんです。

圭吾君にとって 何が最適なのか。

帰りたいです。

函館に… 帰してやりたいです。

家の近くで
もしくは できるなら 家で

うちの犬とか

あの子の好きなもので
あふれてる部屋とか

お友達とか

そういったものがある中で

最期を…
過ごさせてあげたいです。

分かりました。

♬~

分かりやすく説明したと思います。

♬~

♬~

《どうせ死ぬんだから
ほっといてよ》

(圭吾)《早く 子供が
死んじゃいますようにって

お願いするみたいだ》

(圭吾)《優里! 大好き!》

(圭吾)《先生。
やっぱり 俺 心臓移植したい》

《心臓をくれる子の分も
長く生きたいと思う》

(圭吾)《俺 大きくなったら

先生みたいなお医者さんに
なりたい》

(圭吾)《俺の命…
無駄にされたくない》

♬~

はい 植野です。

≪(ノック)

(鮫島)突然 すいません。

(植野)いえいえ…。
どうぞ どうぞ。

知事 何か ありましたか?

(鮫島)札幌共立大学病院の
渡辺先生から 提案を受けまして。

ドクタージェットを
丘珠に常駐させるための提案です。

ええ。

(真美子)
函館に帰ってもいいんだって!

よかったね。
優里ちゃんに会えるよ。

(東上)
手 握ってみて。 ぎゅっと…。

うん。 反対も。

(今成)よし。 消毒するぞ。

はい。

よし。 ちょっと痛い…。
いくぞ。

(圭吾)しこちゃん先生。

どうしたの? 眠れない?

俺 死ぬんでしょ?

えっ?

だから 函館に帰るんでしょ?

違うよ。

本当のこと 教えて。

先生 ちゃんと教えてよ。

圭吾君。

圭吾君は 今 感染症の治療を
してることは 分かるよね?

うん。 だから
体も すごく 今 だるいと思う。

でもね その治療が終われば
補助人工心臓の手術ができて

移植に向けて 進められるんだよ。

まあ その治療は難しくないから
おうちの近くの病院で大丈夫なの。

本当?

先生
圭吾君に 嘘ついたことある?

彼女 3人いるって言ったじゃん。

フフッ。
嘘じゃないかもしれないじゃん。

嘘だろ。
フフフ…。

どうした?

死んじゃうのかなって
怖かったから。

違ってよかった。

本当だよ。 心配し過ぎだって。

♬~

♬~

うう…。

(植野)しこちゃん先生。

はい。

正しかったです 君は。

圭吾君が 何度も
心停止を乗り越えられたのは

なぜだと思います?

しこちゃん先生が

生きたいという希望を
諦めさせなかったからです。

圭吾君のお母さんが どうして
決心がついたと思いますか?

やれることは
全て やったからです。

ちゃんと 諦めがつけば
みとる覚悟ができるんだと思う。

圭吾君の一番 良い方法で
最後を迎えられるように…。

そう思えるようになるんだと
思うよ。

はい。

頼もしくなったね。

フフッ。

ただいま~。
(南)おかえり~。

これも 桃ちゃんから。
うん。

こんなもん?
うん。

そっちでいいの?
うん。 こっちがいい。

ちょっと。

大丈夫?
うん。 ありがとう。

あっつ あっつ…。

あっつ…。

いただきます。
(南)いただきます。

熱いから 気を付けろよ。
うん。

(2人)あっつ…。

(2人の笑い声)

やっぱり 似るんだね。
フフフ…。

フゥー…。 フゥー…。

あっつ…。
冷めてないんだからさ

待ちなさいよ。
冷めたら まずいでしょ。

フフフ…。
ハァ…。

うちの患者さんでさ

心臓の病気で 何度も 心停止に
なってる子がいるんだけど。

もう 移植しか 手段のない子でさ。

この前 言ってた立派な子?
うん。

毎回 毎回 もう駄目かもしれない
っていう状況になるんだけどさ

立ち上がるんだよね。

立ち上がるたびに 優しくなって

どんどん
周りを幸せにしていくんだよ。

偉いね。

うーん… でも きっと その子は

そうならないと
いけなかったのかも。

健康で
何の心配もない子と違って

その子は そうやって 大人になって
みんなを幸せにしてくれるんだよ。

そっかぁ…。

フッ。 俺 駄目だな。

えっ?

毎回 母ちゃんに言われて
あっ そっかぁって思うんだよ。

ガキだな。 フフ…。
フッ。

あんたは
あんたの道でいいんだよ。

あんたのいいところは
正直なところでしょ。

母ちゃん お願いします。

俺が諦められる…
諦められるだけの時間を下さい。

俺が 母ちゃんと離れる覚悟が
できるだけの時間を。

たくさんじゃなくていいから
ちょっとだけ。

母ちゃん
一回だけ 東京の病院 行こう。

頼むよ。

顔 上げなさい。

分かった。

えっ?

分かったって言ってるの。

ねえ ホント?

ハァ…。 しつこいなぁ。

「泣くな」が うちの家訓でしょ。

ほら 鼻水。

(はなをすする音)

(はなをすする音)

(はなをかむ音)

[『PICU 小児集中治療室』の…]