[新]親愛なる僕へ殺意をこめて #01【初回から急展開の二重人格サスペンス!】[字][解][デ]…のネタバレ解析まとめ
出典:EPGの番組情報
[新]親愛なる僕へ殺意をこめて #01【初回から急展開の二重人格サスペンス!】[字][解][デ]
山田涼介×川栄李奈!驚愕の二重人格サスペンス今夜ついに開幕!ある朝、目覚めると僕は殺人犯になっていた!消えた3日間の記憶…犯人は別人格の僕かもしれない
番組内容
浦島エイジ(山田涼介)は明京大学の2年生。「人生楽しんだもの勝ち」とお気楽な大学生活を送っているエイジだったが、実は仲間たちにもひた隠しにしてきた秘密があった。15年前に日本中を震撼(しんかん)させた連続殺人事件――通称『LL事件』の容疑者が、エイジの父・八野衣真(早乙女太一)だったのだ。警察に追われた八野衣は、自ら火を放って自殺したが「また殺す……LL」という謎のメッセージを残していた。
番組内容2
事件後、エイジは、八野衣の保護司だった浦島亀一(遠藤憲一)に引き取られ養子となる。そんなエイジにとって、唯一のやすらぎとなる存在が、同じ大学に通う恋人・雪村京花(門脇麦)だった。ある日、畑葉子(浅川梨奈)という女性の遺体が発見される。その殺害方法は、LL事件と酷似していた。かつてLL事件の捜査に当たった警視庁の管理官・猿渡敬三(髙嶋政宏)は、部下の桃井薫(桜井ユキ)らに捜査を指示する。
番組内容3
一方、エイジは、10月19日から21日までの3日間の記憶が全くないことに気付く。それは、葉子が失踪した日から、遺体で発見される期間でもあった。訪ねてきた桃井からその話を聞かされ、動揺するエイジ。そんな中、エイジのもとに、半グレ集団『スカル』のリーダー“サイ”こと佐井社(尾上松也)から連絡が入る。サイは、ナミ(川栄李奈)やその友人だった葉子が働くデートクラブ『アリス』を運営していて……。
出演者
山田涼介
川栄李奈
門脇麦
尾上松也
早乙女太一
・
髙嶋政宏
桜井ユキ
・
佐野史郎
遠藤憲一
他
スタッフ
【原作】
『親愛なる僕へ殺意をこめて』原作:井龍一 漫画:伊藤翔太(講談社ヤングマガジン刊)【脚本】
岡田道尚【音楽】
☆Taku Takahashi(m-flo)【主題歌】
Hey! Say! JUMP「ウラオモテ」【プロデュース】
草ヶ谷大輔【総合演出】
松山博昭【制作著作】
フジテレビジョン
ご案内
【公式HP】
https://www.fujitv.co.jp/shinainarubokue/
【公式Twitter】
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【公式Instagram】
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ドラマ – 国内ドラマ
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- 葉子
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(おびえる声)
≪(物音)
あっ… 嫌…。
♬~
♬~
ああ…! あっ… あ…。
(エイジ)
[殴る 引き裂く えぐる
刺す 燃やす
すりつぶす ねじ切る]
(おびえる声)
やだ! やっ…!
[15年前 売春をする女性ばかりが
狙われた
連続殺人事件が発生した]
[殺人鬼・LL]
[山の中で見つかった
被害者5人の遺体には
あらゆる拷問の痕跡が
残されていた]
[LLの残酷な殺害方法は
日本中を震撼させ
やがて その正体が判明する]
[八野衣 真 26歳]
(真)ああ… あっ… ああっ!
ああーっ!
[警察に追われた 八野衣 真は
自ら火を放って自殺]
あ… あああ~っ!!
[最後に
謎のメッセージを残した]
[「また殺す・・・・・・」]
[「LL」]
(クリック音)
[そして 殺人鬼・LLには
八野衣 真には
一人の息子が存在した]
遅えよ エイジ。
レポート 間に合わねえだろ。
ごめん 図書館 初めてで
迷っちゃって。
お前 2年だぞ。
どんだけ勉強してねえんだ。
また 単位 落としても知らないよ。
(柏木)そうだ そうだ。
まあ 最悪 それでもいいかな。
今日 レポート 諦めてさ
ゲーセン 行かない?
はあ?
(サトル)マジか エイジ。
まあ やっぱ 人生って
楽しんだもん勝ちじゃん?
(柏木)相変わらず
お気楽なやつだな。
まあね。
(柏木)じゃあ そうすっか。
どうせ 間に合わねえし。
[LL事件から15年
僕は 今 幸せだった]
はい。
(京花)おっ。
1。
はい。
(京花)エイジ君ってさ
将来 どんなふうになりたいの?
え~? えっ 何だろう。
でもね 普通の人でいいかな。
仕事は 何でもいいんだけど
毎日 笑って
暮らせればいいかな。
エイジ君らしいね。
うん。 京花ちゃんは?
あたしは…。
夢が一つあるかな。
ん?
フフ… 何でもない。
え~? 何? 何だよ。
[だけど 心のどこかで
分かっていたんだ]
[その幸せが
長くは続かないことを]
(パトカーのサイレン)
(桃井)お疲れさまです。
お疲れさまです。
(犬飼)うう…。
うはっ…。
(桃井)犬飼 現場を荒らすな。
桃井さん…。
(桃井)素人じゃあるまいし
何 ビビってんの?
見てもらえたら
分かると思います…。
私も こんなホトケ
見たことありません。
ものすごい 拷問の痕なんです。
拷問?
(シャッター音)
桃井さん?
♬~
LLが…。
戻ってきやがった。
♬~
(アラーム)
(あくび)
あれ?
京花ちゃん?
あれ?
痛っ! 痛い…。
いって…。
えっ?
何だ?
ええっ!?
《どうして… どうして
あんな大金が 僕の家に?》
≪(京花)エイジ君?
京花ちゃん。
ちょっと聞いてほしいことが
あるんだけど。
よかった。
もう 大丈夫みたいだね。
えっ?
(京花)はい これ3日分のノート。
3日分のノート?
(友人)京花。 行くよ。
(京花)うん。
じゃあね。
うん。
うわ えっ? 生姜焼きと…。
(柏木)じゃあ 俺
エビフライ定食 ご飯メガ盛りで。
はっ? あっ…
柏木 お前 何すんだよ!
何って おごるって約束だろ。
はっ?
とぼけても無駄だぞ。
動かぬ証拠だ。
(サトル)高くついたな。
(柏木)ごちそうさん。
(柏木)バイト 大変だったんだぞ
お前が寝込んでた3日間。
3日間!?
えっ… 僕が?
さっきから どうしたんだよ。
ねえ 今日って10月19日だよね?
はあ? 今日は 22日だろ。
ほら 早く食券 買ってこいよ。
《京花ちゃんが この前
うちに泊まったのが10月18日》
《だけど 今日は 22日》
《10月19日から
3日間の記憶が完全に抜けてる》
《もしかしたら
あれも その3日の間に…》
≪浦島エイジ君?
(犬飼)突然ですが 10月19日から
21日にかけての3日間
あなたは どこで
何をしていましたか?
えっ…。
《3日間!?
今日って 10月19日だよね?》
な… な… 何でですか?
(犬飼)19日の夜から
行方不明になっていた
畑 葉子さんが
昨日 多摩川の河川敷で
遺体で発見されたんです。
そ… その事件と
僕に 何の関係が?
(桃井)
15年前と まったく同じなの。
えっ?
指は切り取られ 生皮は剥がされ
両耳は引きちぎられていた。
畑 葉子の遺体には 他にも
あらゆる拷問の痕跡が
残されていたの。
しかも 彼女は 売春をしていた。
あなた
殺人鬼・LLの息子よね?
ちょ… ちょっと待ってください。
まさか それで
僕を疑ってるんですか?
僕は 何もやってませんし
そもそも 畑 葉子さんなんて人
知りませんし
会ったこともないんですよ!?
(桃井)これは 畑 葉子が
失踪する直前 10月19日
喫茶店Yで撮影されたものだ。
♬~
な… 何で?
(桃井)あなたたち
付き合ってたんでしょ?
えっ?
畑 葉子は お前の彼女だよな?
《僕に 京花ちゃん以外の
彼女がいるはずがない》
《でも 間違いなく
あれは 僕だ》
《記憶が飛んでる間
僕は 何をやってたんだ?》
《駄目だ… 全然 思い出せない》
《まさか 本当に…》
いやいやいや…。
いくらなんでも。
さすがに それは…。
えっ?
うわっ!
♬~
えっ…。
(桃井)
《両耳は 引きちぎられていた》
(犬飼)見え見えの嘘に
あの取り乱し方 完全に黒っすね。
2点。
(犬飼)えっ?
何点満点ですか? それ。
100点に決まってるだろ。
(犬飼)あっ 低~い。
私の見立てでは 犯人は大胆で
計算高い 知的で狡猾な人物だ。
浦島エイジは その犯人像から
かけ離れている。
だが な~んか引っ掛かる。
浦島エイジを
徹底的に調べるぞ。
≪(チャイム)
≪(京花)エイジ君
ご飯 作りに来たよ。
ちょ… ちょっと待ってて。
≪(ドアの開く音)
≪(京花)エイジ君?
あっ 駄目 駄目 駄目…!
えっ!?
あっ 痛…。
何してるの?
あっ… ちょっと片付けてて。
ふ~ん… そっか。
じゃあ ご飯 作っちゃうね。
うん。
♬~
食欲 湧かない?
えっ?
あんま おいしくなかった?
ううん すごく おいしいよ。
どうしたの?
今日のエイジ君 何か変だけど。
♬~
あのさ 実は…。
あっ そうだ。
ねえ この漫画 借りていい?
前から気になってたんだよね。
うん。
いい? ありがとう。
え~ 楽しみだなぁ。
(京花)またね。
あ… うん。 おやすみ。
[僕は 殺人鬼・LLの息子だ]
(子供)《おい 人殺し!》
《お前の父さん 人殺し!》
《地獄に落ちろ!》
♬~
《お母さん おはよう》
[だから 嘘でも偽りでも
何でも よかったんだ]
《まあ やっぱ 人生って
楽しんだもん勝ちじゃん》
[ただ そのときさえ
楽しければ]
♬~
[でも 君だけは違った]
(一同)《おい!
きったねえ。 エイジ!》
《ごめん ごめん ごめん…
ごめ~ん!》
≪(京花)《浦島君》
《あっ…》
《実は あたしも
ああいうノリ苦手で》
《えっ?》
《無理すると
ちょっと疲れるよね》
(京花)《あっ キンモクセイだ》
《ホントだ》
《あたし 大好きなんだぁ》
《甘い香りがいいんだよね》
《うん いい匂い》
♬~
[無理に笑顔をつくってきた
僕が
君といるときだけは
心から笑うことができた]
(珠代)《彼女!?
やるじゃない エイジ》
《いつか ちゃんと
父さんと母さんにも紹介するね》
(珠代・亀一)《うん》
(珠代)《あっ
突然 連れてきたりしないでよ。
家の中 ピカピカにしとくから》
《なあ エイジ》
《ん?》
《彼女には 伝えたのか?
15年前のことは》
《ううん》
《そっか》
《僕の親は あいつじゃなくて
父さんと母さんだから》
[いつかは 本当のことを
伝えないといけない]
[だけど どうしようもなく
怖かったんだ]
[君を失ってしまうことが]
28 29
30。
3, 000万…。
ハァ…。
《ごめん 図書館 初めてで
迷っちゃって》
すいません。 あのう
僕 ここに来たことありますか?
はい?
このカード 持ってるってことは
来たことあるってことですよね?
履歴 調べれば
分かると思いますよ。
ありがとうございます。
♬~
♬~
(えずく声)
《僕は 二重人格だった》
《そう考えれば
全てのことに説明がつく》
(柏木)《バイト 大変だったんだぞ
お前が寝込んでた 3日間》
《畑 葉子は
お前の彼女だよな?》
《だとしたら
畑 葉子さんを殺したのは
もう一人の僕なのかもしれない》
《だって 僕の体には
あのLLの血が流れているんだ》
《あ… あああ~っ!!》
これまでにさ 僕と一緒にいて
おかしいなって思ったこととか
ってある?
おかしいって?
例えば
急に 性格が変わったように
見えたりとか。
ううん。 ほら エイジは
反抗期とかもなかったからね。
そっか。
ていうか 父さん
また ケガしたの?
(亀一)また やっちゃった。
庭の手入れしてたときに。
もう すぐケガするから
やんなくていいって言ってんのに。
もう ホント 昔っから
お父さんは おっちょこちょい。
(亀一)うるさいよ お前は。
(亀一・珠代の笑い声)
《どうしてだろう…
父さんも 母さんも 京花ちゃんも
誰一人 僕が二重人格であることに
気付いていない》
《そもそも 僕は いつから
二重人格だったのか》
《仮に もう一人の自分を
B一としよう》
《B一が 図書館を使い始めたのが
2021年の5月》
《少なくとも 僕は
1年以上前には 二重人格だった》
《それから B一は
僕の知らないところで
畑 葉子さんと恋人になった》
《10月19日 喫茶店Yで
葉子さんと会う》
《その直後に失踪》
《そして…》
♬~
うおっ!
(タップ音)
もしもし?
(サイ)エイジ君
何度も 電話したんだけど。
あ… あ~ ごめん
ちょっと 体調 崩してて。
これから 飯でもどう?
えっ?
都合 悪かったりする?
あっ いや…。
じゃあ 近くにいるやつらに
迎えに行かせるから。
えっ!? ちょっと…。
(通話の切れる音)
えっ… 何これ?
♬~
えっ?
(柏木)エイジ。
ん? どうしたの?
(柏木)レポートを
写させてください!
≪(クラクション)
♬~
♬~
(京花)お待たせ~。
うわ~!
おいしそう。
いただきます!
≪(クラクション)
ごめんなさい すぐ行きま…。
≪エイジ君 遅えよ!
≪どんだけ待ったと思ってんだよ。
早く 下りてこいよ!
≪早く 乗れよ。
(クラクション)
じゃんじゃん 食ってくれよ。
おい 焦げちまうぞ。
(泣き声)
ごめんなさい…。
ごめんなさい…。
(江口)エイジさん どうぞ。
あっ… ありがとう。
(江口)今日は エイジさんの
歓迎会なんですから!
(盛り上がる声)
歓迎会?
(江口)まさか LLの息子が
うちのチームに
入ってくれるなんて。
えっ!? え… え…。
僕 入るんですか?
(盛り上がる声)
《B一は いったい
何を考えてるんだ!?》
何ですか? これ。
ALICEは 俺らが運営する
金持ち向けのデートクラブだ。
(ダム)まあ 実際は
売春クラブだけどな!
(笑い声)
売春…。
《彼女は 売春をしていた》
(王川)入会金は 特別に無料。
俺たちからの加入祝いだ。
どうも…。
(ダム)にしても
畑 葉子が死んじまったのは
痛えわ。
(犬飼)《畑 葉子さんが
遺体で発見されたんです》
《B一と畑 葉子さんは
ここで出会ったんだろうか》
≪(ドアの開閉音)
♬~
♬~
(男)ひ~っ! うっ… うっ…。
(荒い息遣い)
(サイ)中世ヨーロッパで行われていた
刑罰には
原始的な
報復原理が根底にある。
放火犯は 火あぶりにされ
嘘をついた人間は
その舌を抜かれた。
じゃあ…。
人の金に手をつけた人間は?
(男の荒い息遣い)
お前は 俺たちの金を使い込んだ。
ごめんなさい。 ごめんなさい。
ごめんなさい! 許してください!
お願いですから許してください!
ごめんなさい! ごめんなさい!
許してください! お願いです!
わ~! やめて!
やめて! うう~! やめて!
やめて! やめて! うわっ!
うう~! うう~!
う~! う~!
わあ~! うう~! うう~!
(サイの笑い声)
マジだと思ったか?
ハハハハ…。
(一同の笑い声)
そのとおり マジだよ。
(男)え… えっ? えっ!?
(切る音)
(男)うわあああ~!
エイジ君
冷めないうちに食べてよ。
(サイ)エイジ君。
はい… はい。 はい。 はい。
俺は 君のお父さんが
ただの殺人鬼だとは思っていない。
えっ?
(サイ)LLは なぜ被害者たちを
拷問にかけてから殺したと思う?
さ… さあ?
(サイ)古代では 拷問によって
人の罪が清められると
考えられていたらしい。
LLにとって 売春をする女性は
罪の象徴だった。
つまり!
LLの犯行は その罪を取り除く
儀式的殺人の
側面があったんだよ!
だから 畑 葉子も贖罪して
天国に行ったはずだ。
さて…。
本題に入るか。
沢井 始めろ。
(沢井)はい。
(犬飼)畑 葉子がいた ALICEを
運営しているのは
どうやら 半グレ集団の…。
スカル。
だろ?
5年前に 一度 売春の
取り締まりを行ったことがある。
(桃井)《警察だ》
≪《桃井さん》
(犬飼)桃井さん?
で… 何か分かったのか?
畑 葉子が失踪した10月19日
このスカルが経営する
クラブ LUSTSで
何らかの騒動が
あったらしいんです。
騒動?
(沢井)10月19日
仲間が襲撃されました。
犯人は 金属バットを持った
2人組で
輸送中の現金
6, 000万が盗まれました。
《犯人は 2人で
奪ったお金は 6, 000万》
《つまり 一人 3, 000万》
《30。 3, 000万…》
《ま… まさか!》
(サイ)
犯人の正体は 分かっていない。
だが 手掛かりがある。
現金輸送ルートは
俺たち幹部しか知らない情報だ。
外部の人間の仕業とは考えにくい。
マジかよ。
(ドド)じゃあ 犯人は…。
この中にいる。
もう一つ。
襲撃直後 怪しい動きをしていた
畑 葉子を捕まえた。
あの女は
犯人たちの仲間だった。
だが どんなに痛めつけても
犯人の名前だけは
決して 吐こうとしなかった。
(王川)そうまでして
守りたかったってことは…。
ああ。
犯人は 畑 葉子の男だ。
《間違いない…》
《畑 葉子は
お前の彼女だよな?》
《お金を盗んだのは B一だ》
(王川)それで 犯人の目星は
付いてるんすか?
畑 葉子のスマホだ。
調べると 最近 頻繁に
連絡を取ってるやつがいた。
これから
裏切り者に電話をかける。
《駄目だ… もう逃げられない》
押すぞ。
(呼び出し音)
ごめんなさい…。
(一同の怒声)
(ダム)待ってください!
俺は ただ 金のことを
葉子に話しちまっただけなんです!
(葉子)《ねえ あたし もっと
ダムさんのこと知りたいな》
《でも また ケンカとか
音楽の話ばかりになるぜ》
《たまには お仕事のこととか
聞いてみたいかも》
信じてください!
俺は ホントに
襲撃とは関係ないんです!
そうだ…。
葉子には 他にも男がいました。
そいつが犯人に違いありません!
そんなことは
全部 分かってんだよ。
畑 葉子のスマホからは
他に 何も出てこなかった。
男の指示で
データを消していたんだろう。
だからなぁ ダム。
お前の情報だけが頼りなんだよ。
で? 誰なんだ?
その葉子の男って。
言うから待ってください!
(桃井)《畑 葉子は
お前の彼女だよな?》
葉子の男は…。
(サイ)
《人の金に手をつけた人間は?》
(男)《ううー! ううー!》
《うわ~! うわああ~!》
知らないんです…。
すいません!
ホントは 何も知らないんです!
(ダム)許してください!
お願いです!
女に まんまと利用された
人間に対する罰は…。
何だと思う?
(一同の怒声)
何でもしますから!
やめて! あっ! うわ~!
あっ あっ あっ…
うっ やだ!
ベロロロロ…。
(ダム)あ~!
スカルとは
また厄介な連中が絡んできたな。
浦島エイジの方は?
どうした? 会ってきたんだろ?
事件に関与している可能性は
あると思います。
(猿渡)そうか。
管理官。
本当に 模倣事件なんでしょうか?
もしかして
LLが戻ってきた…。
(猿渡)LLは 死んだ。
八野衣 真は 死んだんだ。
(猿渡)しかし
あの事件を担当した俺たちが
今回の事件を
捜査することになるとは
運命のいたずらとしか
言いようがないな。
《あああ~っ!!》
柏木 サトル。
1・2限 休講だって。
どうする?
どうして 今まで黙ってたんだよ?
えっ?
行こうぜ。
(男性)ケース・バイ・ケースですが
その可能性も捨てきれませんね。
(司会)15年前の
いわゆるLL事件のとき
八野衣 真 容疑者は
5人の女性を
殺害したといわれてますね。
しかも
その凄惨な拷問の末にと。
先生 今回の事件も
さらに被害者が増える
可能性あるんでしょうか?
(男性)あると思いますね。
今回の事件は
15年前の残忍な殺害方法を
忠実に再現しています。
犯人が…。
≪(京花)エイジ君。
よかったら一緒に…。
京花ちゃん 行こう。
どうしたの?
(京花)わっ! 大丈夫?
うん…。
何するんですか?
君さぁ よく こんなやつと
一緒にいられるよな?
(学生)あれ? まさか?
聞いて… ない?
京花ちゃん もういいから。
よくない。
今の どういう意味ですか?
(学生)いや だから…。
京花ちゃん ホントに もういいから。
待って エイジ君。
(学生)待てよ。
お前 LLの息子なんだろ?
(学生)マジで 引くわ。
今回の事件も
お前が犯人だったりしてな。
♬~
≪(チャイム)
≪(チャイム)
ご飯 一緒に食べよう。
エイジ君の好きな
ビーフシチュー 作ってあげる。
♬~
あとで 一緒に 映画 見ない?
面白そうなの見つけたの。
フフ…。
♬~
♬~
《京花ちゃんは
どんなときも
僕に寄り添ってくれた》
《でも 僕は
ずっと彼女を
裏切り続けてきた》
(亀一)《彼女には伝えたのか?
15年前のことは》
《実は…》
《駄目だ… 怖がってちゃ駄目だ》
《もし B一が殺人犯だったら
僕が京花ちゃんを
殺してしまうかもしれない》
《逃げてばかりじゃ
京花ちゃんを守ることなんて
できないんだ》
《自分が何者なのか
真実と向き合わないと》
あのさ…。
(京花)ん?
僕たち もう終わりにしよう。
えっ…。
何? ドッキリ?
朝から 変な冗談 やめてよ。
エイジ君?
もう 飽きちゃったんだよね。
もともと 京花ちゃんとは
遊びだったし
ぶっちゃけ 付き合えれば
誰でもよかったんだ。
あ~ 何…。
ただ やりたかっただけっつうか。
今のは 冗談でも傷ついたな。
ごめん…。
《京花ちゃん》
《君を守り抜くには
これしか方法がないんだ》
(桃井)《これは 畑 葉子が
失踪する直前 10月19日
喫茶店Yで撮影されたものだ》
(店長)お待たせしました。
あっ…。
ありがとうございます。
あのう…。
畑 葉子さんについて
お聞きしたいんですけど。
この前 刑事が来て
あんたのこと聞かれたよ。
そのコーヒー 飲んだら
帰ってくれ。
え…。
(店長)550円になります。
≪(ノック)
(ナミ)ナミで~す。
指名 ありがとう。
マネージャーが 浦島さんには
最高のサービスしてやれって。
いや あの…
実は あの そういうんじゃなくて。
えっ!? あっ いや…
あっ だから そのう
そういうんじゃなくて その…。
ごめん カーテン 閉めてくれる?
はい。
えっ?
うっ!
ん?
はっ?
何ですか? これ。
おとなしくして。
ちょっと 意味が分からない…。
おとなしくしてって
言ってるでしょ!
うわ~!
あなたなの?
はあ?
あなたが 葉子を殺したの?
《そもそも 畑 葉子さんなんて人
知りませんし
会ったこともないんですよ!?》
何とか言ってよ!
分かりません。
はっ?
自分が犯人かどうか
分からないんです!
ふざけないで!
(スパーク音)
うわああ~!
うっ… うっ…。
お願いですから
僕の話を聞いてください!
実は 僕は 二重人格で
葉子さんと会ってたのは
もう一人の僕なんです。
だから 葉子さんのこと
僕は 全然 知らなくて。
それで ALICEのホームページを…。
いいかげんにして!
(スパーク音)
うわあ~! ぐっ…。
でたらめばっかり言って
何が目的なの?
信じてください…。
僕は
ホントに何も分からないんです…。
何も分からないって…。
あなた
葉子の恋人だったんでしょ!?
葉子が 何で殺されたか
知ってること
全部 話してもらうから!
(スパーク音)
まままま… 待ってください!
二重人格っていうのは
ホントに 本当で
ホントに 何も知らないんです!
早く話して!
お願いします やめてください!
や… やだ! やだ!
やめてください! もう やめて!
あああ~!
やめて… やめて!
(スパーク音)
ハァ ハァ ハァ…。
(アラーム)
ハァ ハァ ハァ…。
ちょ… ちょっ えっ!?
鍵! ねえ 鍵!
鍵 外してくださ…。
(葉子・ナミの笑い声)
《うわ~ 出た!》
(葉子・ナミの笑い声)
♬~
♬~
♬~
(バイブレーターの音)
もしもし。
(スタッフ)佐伯ヒロカズさまから
指名が入りました。
ありがとうございました。
(男性)お疲れさまでした。
もしもし。
(サイ)エイジ君さ 今 暇?
えっ?
ちょっと 遊びに来てよ。
こっち かなり盛り上がっててさ。
あっ いや えっと その…。
じゃあ 待ってるから。
あっ いや…。
(通話の切れる音)
《スカルの連中とは
もう関わりたくない》
《でも…》
《あなた
殺人鬼・LLの息子よね?》
《京花ちゃんを守るために
今 僕にできることは…》
《危険を冒してでも
B一の正体に近づくことなんだ》
♬~
ごめん 遅れて。
みんなのお菓子 買って…。
あっ エイジさん!
エイジ君 来てくれたんだ~!
ほらほら 早く こっちおいでよ!
≪主役の登場だ!
(盛り上がる声)
≪(泣き声)
ナミさん!?
あの… いったい何が?
(王川)現金を盗んだ犯人を
探ってたら
とんだバカを見つけてな。
こいつら
こっそり付き合ってたんだよ。
ああっ!
(ヒロ)うっ!
(サイ)こいつは 俺たちの
大事な商品に手を出した。
エイジ君!
はい…。
仕上げは 君に任せるよ。
えっ?
一度でいいから
見てみたかったんだ。
LLの息子が
どんな拷問をやってくれるのか。
(サイ)本家本元の登場だなぁ~!
(盛り上がる声)
(サイ)ウハハハハ!
ハハハハハ…。
アハハハハハ!
(盛り上がる声)