親愛なる僕へ殺意をこめて #04【新章スタート!】[字][解][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

親愛なる僕へ殺意をこめて #04【新章スタート!】[字][解][デ]

新章スタート!ついに、エイジの別人格が姿を現す!信頼、裏切り、謎が連鎖する…そして今夜、また一人誰かが消える!

番組内容
浦島エイジ(山田涼介)は、半グレ集団『スカル』のリーダー“サイ”こと佐井社(尾上松也)に拉致された恋人・雪村京花(門脇麦)を救出した。その際、エイジは「僕は、本当に人を殺しているかもしれない」と告げ、二重人格であることをついに打ち明ける。京花は、そんなエイジのことを受け入れ、一緒にもうひとりのエイジである“B一”のことを調べると言い出す。

別の日、エイジは、ナミ(川栄李奈)からの電話で
番組内容2
目を覚ます。だがそこは、入院していたはずの病院ではなく自宅アパートのベッドの上だった。ナミによれば、エイジは病院から突然姿を消したのだという。10月27日に病院に運ばれた後、10月28日から30日までの3日間、またB一になっていたことを知るエイジ。

その後、エイジはナミと合流。ナミは、エイジが頑張ってくれたおかげで『スカル』が潰れた、と言ってお礼を伝える。そこで初めて『スカル』が
番組内容3
一斉摘発されたこと、そしてサイが死んだことを教えられ、驚くエイジ。サイには、畑葉子(浅川梨奈)を殺害した容疑もかけられるという。「サイから葉子のこと、何か聞いたりしなかった?」と問われたエイジは、戸惑いながらも、葉子を殺したのはB一かもしれないと打ち明けるが…。
出演者
山田涼介 
川栄李奈 
門脇麦 
尾上松也 
早乙女太一
 ・ 
髙嶋政宏 
桜井ユキ
 ・ 
佐野史郎 
遠藤憲一 

スタッフ
【原作】
『親愛なる僕へ殺意をこめて』原作:井龍一 漫画:伊藤翔太(講談社ヤングマガジン刊) 

【脚本】
岡田道尚 

【音楽】
☆Taku Takahashi(m-flo) 

【主題歌】
Hey! Say! JUMP「ウラオモテ」 

【プロデュース】
草ヶ谷大輔 

【総合演出】
松山博昭 

【制作著作】
フジテレビジョン
ご案内
【公式HP】
https://www.fujitv.co.jp/shinainarubokue/  
【公式Twitter】
https://twitter.com/shinboku_cx  
【公式Instagram】
https://www.instagram.com/shinboku_cx/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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  1. 京花
  2. エイジ君
  3. B一
  4. ハァ
  5. サイ
  6. 今日
  7. 桃井
  8. 葉子
  9. 桜井
  10. 雪村
  11. B一君
  12. お母さん
  13. ホント
  14. 珠代
  15. スタッフ
  16. 一緒
  17. 大丈夫
  18. 病院
  19. アナウンス
  20. ナミ

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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ポニーキャニオン

(エイジ)いったい…。
(京花)あっ 大丈夫?

痛い… いっ…。

いいよ ちょっと休んでも。

ありがとう。

(サイレン)

(心電計の音)

もしもし…。
(ナミ)やっと出た。

今どこにいるの?

えっ 病院ですけど。

家です!

何で僕は家にいるんですか!?
それは こっちのせりふ。

いくらかけても つながんないし
病院行っても いないし

何やってたの?

ナミさん 今日って何日ですか?

10月31日だけど。

まさか…。

はい。

僕が病院に運ばれたのが
10月27日なんで

3日間 また
B一になってたんだと思います。

フゥ…。

ねえ これから
ちょっと出られたりする?

えっ? はい。

じゃあ いつものファミレスで。
はい。

《アクセサリー屋さん

いつか 本当に
やれるといいですね》

♬~

♬~

≪(自動ドアの開く音)
≪(店員)いらっしゃいませ。

すいません。

いらっしゃいませ。

じゃあ 同じのを。
かしこまりました。

この3日間のこと
何か分かった?

いいえ。

B一は 病院を抜け出して
何をやってたんですかね。

また白菱さんと会ってたりして。

僕も そう思ったんですけど

白菱さんと
全然 連絡取れないんです。

そう。

(吸う音)

(店員)お待たせいたしました。

ありがとうございます。

(吸う音)

傷の方は?
んっ。

まだ ちょっと痛むんですけど

でも この3日間で
だいぶ良くなったみたいです。

前から思ってたんだけど
それって 癖?

ああ。 何か 落ち着かない時とかに
ついつい触っちゃうみたいで。

そう。

はい。

何ですか? これ。

ほら あなたが
頑張ってくれたおかげで

スカルがつぶれたから。

えっ?

ありが…。
スカルって つぶれたんですか!?

ハァ…。

ネット見てよ。

じゃあ 僕たちの計画
うまくいったんですね?

うん。

よかった。

だから その…。

ありが…。
えっ!?

ハァ… 今度は何?

葉子さんを殺した犯人って
サイだったんですか?

まだ何も分からない。

どうしてですか?
サイは捕まったんですよね?

サイは…。

死んだの。

(銃声)

(ナミ)だから
捜査も進んでないんだと思う。

あの日 サイと
ずっと一緒にいたんだよね?

葉子のこと
何か聞いたりしなかった?

(サイ)《お前は
リストを奪うために

畑 葉子を利用するだけ利用して
殺したんだ》

どうしたの?

いや…。

(ナミ)
何か言いづらいことでもあんの?

えっと… その…。

(ナミ)ちょっと はっきりしてよ!
(机をたたく音)

葉子さんを殺したのは…。

B一かもしれません。

えっ?

B一が スカルからお金を盗んだ後
サイは 葉子さんを捕まえました。

でも…。

《俺が殺す前に
助けに来たやつがいたんだ》

《黒いミニバンに乗っていたのは
お前だろ?》

黒のミニバンで助けに来たのは
僕だって。

いや そんなの

サイが そう言ってるだけかも
しれないじゃん。

それだけじゃないんです。

僕のハンカチの中に…。

《うわっ!》

葉子さんの耳が。

今まで黙ってて ごめんなさい。

ご迷惑をおかけしました。
(看護師)お大事に。

エイジ!

母さん。

京花ちゃん!?
えっ 何で?

(珠代)ウフフ。

3日前 病院に駆け付けてみたら

エイジがいなくなってて
もう びっくり!

そんで そのとき
雪村さんと会ったの。

それで さっき
お母さんから連絡もらって。

ああ。
(珠代)駄目じゃない。

彼女を心配させちゃ。
ごめーん。

病院抜け出したの
B一君でしょ?

お母さんには
適当にごまかしといたから。

ありがとう。

(珠代)あっ そうだ。

ねえ 雪村さん
この後 うちでご飯食べてかない?

(2人)えっ!?

(京花)お邪魔します。
確か お父さんって

小説家さんなんだよね?
うん。 ボランティアで

保護司とかもやってて。
ふーん。

どうぞ。

乙姉ちゃん。

紹介するよ 雪村 京花さん。

エイジ君と
お付き合いさせてもらってる

雪村 京花です。

同じ大学に通ってて。

(珠代)ジャーン。
(京花)すごーい!

遠慮しないで食べてね。
(京花)ありがとうございます。

父さんと母さんも
大学時代に出会ったらしいよ。

(京花)そうなんですか?
(亀一)母さん こう見えてもね

地元のミスコンで
グランプリ取って有名だったんだよ。

(京花)すごーい!

と言っても
ミスさつまいもだけど。

ちょっとやめてよ お父さん!
もう。

あっ あれって
北海道の小樽ですよね?

昔 旅行 行ったときの写真。

私も 小樽に引っ越した
知り合いがいるんです。

(珠代)ああ そう。

(京花)へぇ~ エイジ君も
いろんな所 行ってるんだね。

小さいころは
よく みんなで出掛けてて。

(珠代)ああ ちょっと
お父さん 指!

(亀一)ああ 切っちゃった。

ごめん ごめん ごめん。
よくやるんだ こういうこと。

ホント
おっちょこちょいなんだから もう。

大丈夫?
(亀一)大丈夫 大丈夫。

今日は 急に来てもらっちゃって
ごめんね。

ううん エイジ君のお父さんと
お母さんに会えてよかった。

フフッ。

エイジ君。
ん?

エイジ君って どうして
浦島家の養子になったの?

あたし エイジ君のこと
全部知っておきたくて。

もともと 父さんが
あいつの保護司だったんだ。

(チャイム)

《はい》

《君がエイジ君?》

《あっ 私はね あの

以前 君のお父さんの
保護司をやっていたんだ》

《保護司?》
《あ…》

《友達みたいなもんだよ》

《近く通りかかったから

君とお母さんの様子
見に来たんだ》

《お母さんは 今いません》

《そっか》

《ねえ そのケガは?》

《どうしたのかな?》

《何でもありません。
大丈夫です》

♬~

≪(亀一)《何かあったら
いつでも そこに連絡しなさい》

《みんながみんな敵じゃないよ》

《私は 君の味方だから》

それから ずっと
僕のことを気に掛けてくれてて。

今の僕がいるのは 間違いなく
父さんと母さんのおかげかな。

ねえ 今度は
うちに遊びに来ない?

お母さんが
エイジ君に会いたがってるの。

あしたの夜とか どう?
お父さん ちょうど出張でいないし。

都合でも悪い?

あっ いや その…
都合が悪いとかじゃないんだけど。

僕は…。

父親がさ。

心配しないで。

エイジ君のことなら
とっくに話してるから。

お母さん その話を知った上で

エイジ君に会いたいって
言ったんだよ。

(珠代)京花ちゃん
ホント いい子よね。

(亀一)うん。 あんなに楽しそうに
笑うエイジ 初めて見たよ。

京花ちゃんに感謝しなきゃね。

(京花)エイジ君。
ん?

(京花)ちょっと聞いてくれる?
うん。

(京花)あのことなんだけどね。
あのことって?

言ったでしょ
B一君のこと調べるって。

《決めた》

《あたしも一緒に
B一君のこと調べてみる》

ああ。

(京花)3日前
病院に お見舞いに行ったの。

そのときのことは
今 思い出すだけでも ぞっとする。

あたしが二重人格のことを
知ってるって言ったら

あたしを にらみ付けて
たった一言

「俺に干渉するな」

そこには
あたしの知らないエイジ君がいた。

だから ごめん。

B一君のこと
何一つ聞き出せなかった。

そっか。
でも 分かったことが一つあるの。

これ見てくれる?

こんなの いつ撮ったの?

おととい。
おととい?

えっ だって おととい僕は…。
うん。

それは エイジ君じゃない。

B一君なの。

えっ? えっ どういうこと?

(京花)あたしも
びっくりしたんだけど

笑い方とか
しゃべり方とか

B一君は エイジ君を
完全に まねできるみたい。

《うわ~! 肉じゃが》

あれは 僕を
観察するためのものだったのか。

B一君って

普段は エイジ君として
生活してるのかもね。

じゃあ 京花ちゃんも
今までにB一と?

あたしは会ったことないと思う。

エイジ君じゃなかったら
絶対に見抜ける自信あるし。

でも 他の人なら だまされても
不思議じゃないと思う。

ハァ… B一は
何のためにそんなことを。

理由は分からないけど

自分の存在を 誰にも
知られたくないんじゃないかな。

(京花)《「俺に干渉するな」》

《理由は分からないけど

自分の存在を 誰にも
知られたくないんじゃないかな》

(電子音)

(アナウンス)チャージしてください。
(英語のアナウンス)

(電子音)

この前
チャージしたばかりなのに。

(アナウンス)チャージしてください。
(英語のアナウンス)

(操作音)

♬~

♬~

≪(瀬川)あっ 浦島さん。

こんにちは。

今日は 診察ですか?

えっ あっ えっと…。

あ…。

あっ! すいません あの 今日
診察券 忘れちゃったみたいで。

(瀬川)
では あちらでお待ちください。

はい。

(桜井)今日は いないんですか?

はい?

この前 一緒に来てた女の子です。

女の子?

《どういうことだ?》

《B一は ここに
1人で来たんじゃないのか?》

あの 僕と一緒にいた女の子って?

えっ…。

ああ とてもカワイイ子でしたよ。

何ていったかな?

そうそう 思い出した。

京花ちゃんだ。

何で…?

何で B一と京花ちゃんが?

うわっ! ああ~!

(桜井の絶叫)

桜井さん 桜井さん。
(桜井)殺される 殺される。

大丈夫ですよ 桜井さん。
(桜井)あいつが…。

あいつが俺の腕をつかんで…。
あ~!

(瀬川)すみません。

知らない人に触られると
駄目なんですよ。

あっ こちらこそ すいません。

あの ちょっといいですか?

僕が この病院に来るときって
1人ですか?

(瀬川)はい?

誰かと一緒に来たり
してませんでした?

特に お連れの方がいた覚えは。

ホントですか?

もしかして 桜井さんに
何か言われました?

ちょっと
記憶に問題がある方なので

どうか気になさらずに。

≪(スタッフ)浦島さん どうぞ。

はい。

失礼します。

やあ。
今日は突然どうしたんだね?

えっ えっと その…。

君の名前は?

あっ 浦島エイジです。

どうやら 挨拶は

初めましての方が
正しかったようだね。

えっ?

君は ここに通っているエイジ君とは
別の人格だな?

どうして分かったんですか?

もう一人の君は 私の前では
浦島エイジとは名乗らない。

じゃあ 何て?

八野衣エイジだ。

どういうことですか?

彼は
そう呼ばれることを望んでいる。

あの もう一人の僕は
どうしてここに?

彼からは 二重人格

つまり 解離性同一性障害の
治療について 相談を受けている。

僕の二重人格は
治るんでしょうか?

これまで 治療の目的は

人格を統合することだと
いわれてきた。

ただし 統合は
簡単にできるものではない。

特に 君たちのような
珍しいケースでは

慎重に慎重を重ねて
治療を進める必要がある。

珍しいケースというのは?

二重人格になる原因には
複雑な事情が絡む。

もし 君も治療を望むなら

ぜひ また
ここに足を運んでもらいたい。

[B一のことを知れば知るほど

B一のことが
余計に分からなくなる]

[B一は 殺人鬼なんだろうか?]

[それとも…]

(スタッフ)雪村さん こんにちは。
(京花)こんにちは。

(スタッフ)今日は 久しぶりに
暖かくなりましたね。

(京花)ああ そうですね。

何で…?

《葉子さんを殺したのは…》

《B一かもしれません》

ハァ…。

ハァ…。

《葉子ちゃんは
サイに連れ去られた》

あれ?
《俺が殺す前に

助けに来たやつがいたんだよ》

《黒のミニバンで助けに来たのは
僕だって》

言ってること全然違う。

(アナウンス)ただ今
電話に出ることができません。

♬~

(犬飼)ちょっ… 桃井さん。
すいません。

どういうことですか?
サイを撃ったのは あたしです。

何で管理官が処分を?

サイは 浦島エイジを
殺そうとしてた。

適切な対応だったと
上も納得してる。

ハッ。

今 問題なのは

この重大事件の捜査が
難航してることだ。

現場のトップが責任取るのは
当たり前だろ。

(桃井)しかし
難航させてしまったのは…。

別に 警察を
辞めさせられるわけじゃない。

捜査から外れるだけだ。

休暇が取れて
むしろ感謝してる。

犬飼 行くぞ。

はい。
すみません すみません。

ちょっと 桃井さん。

桃井さん。

桃井さーん。

桃井さん。

いや あの… お~! すんません。

管理官は 桃井さんを
かばってくれたんですよね?

あの人は いつも ああなんだよ。

《猿さん ホシです!》

《応援を呼ぶ》

《警視204より捜査本部》
《ああっ》

《待て!》
《うわっ!》

《来るな おい》

《うわー!》

《ぐあっ! あっ…!》

《確保!》

≪(上司)《お前が付いてながら
何やってんだ!》

《白昼堂々
大捕物なんて演じやがって》

(猿渡)《すいませんでした》

(上司)《いまさら謝ったって
遅いんだ!》

《全て お前の責任だ。
分かってるな?》

(桃井)《すいません!
私のせいで》

《なーに 気にすんな》

《桃井》

《はい》

《お前 これからも好きにやれ》

《けつは俺が拭いてやる》

管理官がいなければ
今の私は いない。

いつまでも甘えてばかりは
いられないんだよ。

行くぞ。
(犬飼)はい。

(スタッフ)《雪村さん こんにちは》
(京花)《こんにちは》

もしもし。
(京花)エイジ君 ごめん。

高校の友達が
突然こっちに戻ってきてて

これから会うことになったの。

ノート 後で写させてくれる?

うん それは構わないんだけど。

ありがとう。
じゃあ また夜にね。

(ノック)

(男性)通りますよ。

あの 白菱さんは?

学生さん?

はい
レポート提出しようと思って。

(男性)なら 先生の机に。
今日 休みだから。

休み?

何かあったんですか?

(男性)さあ?
全然 連絡が取れなくて。

困るんだよな
いきなり代行なんて言われても。

♬~

♬~

(京花)エイジ君! ハァ…。

ごめん 部屋 片付けてたら
遅れちゃって。

うん。
じゃあ 行こっか。

京花ちゃん!
ん?

あのさ…。

昨日 うちの実家に来た後って
何してた?

昨日? その後は
真っすぐ帰ったけど。

そっか。

あっ!

忘れる前にノート渡しとく。

(京花)うん ありがとう。
うん。

はい。
(京花)ありがとう。

行こう。
うん。

(真須美)あの子
我が強いとこあるでしょ。

フフッ だから よく男の子と
ケンカなんかもして。

でも すごくモテたの。
えー そうなんですか。

お母さん 話 盛り過ぎ。
アイドルだったんですね。

(スタッフ)《雪村さん こんにちは》
《こんにちは》

(京花)《昨日?
真っすぐ帰ったけど》

《どうして…》

《どうして京花ちゃんは嘘を?》

《この前
一緒に来てた女の子です》

《まさか 裏で
B一とつながってるんじゃ…》

エイジ君 どうかした?

ううん いただきます。

でも エイジ君 安心してね。

この子
そういうの あまり興味なくて

家に 彼氏連れてきたの
今日が初めてだから。

おっ?
だから もう私の話はいいって。

エイジ君は どうだったの?
えっ?

小さいころの話。

僕ですか?
(真須美)うん。

僕は…。

(子供)《お前の父さん 人殺し!》
(子供)《地獄に落ちろ!》

特にないですかね。
すいません。

(真須美)京花 コンビニで
お菓子 買ってきてくれる?

お菓子? お菓子なら…。

いいから。

はいはい。

また余計な話 しないでね。

お願いね。
(京花)はーい。

♬~

エイジ君
京花のこと よろしくね。

あの子 普段は
明るく振る舞ってるけど

ちょっと
無理してる部分もあって。

でも あなたのことになると

いつも ホントに楽しそうに
話してくれるの。

あなたには ホントに感謝してる。

いえ 僕の方こそ京花ちゃんには。

時がたつのって
ホントに あっという間よね。

エイジ君は 今のご家族に
幾つのときに引き取られたの?

ぶしつけにごめんね。

話したくなければ
全然いいんだけど。

ああ いえ。
6歳のときです。

そう。

うちは
京花が7歳のときだったわ。

えっ?

あらやだ。
あの子 まだ言ってなかったの?

私は てっきり
あなたには伝えてるものだと。

何のことですか?

京花は 7歳のときまで
養護施設に預けられてたの。

京花は 私たちの養子なのよ。

京花ちゃんが 養子?

あの…
京花ちゃんは どうして施設に?

詳しいことは よく分からないの。

ご両親は亡くなったって
京花は言ってたけど

昔のことは話したがらなくて。

エイジ君 今の話は
聞かなかったことにしてね。

京花も いつかは自分の口から
伝えようと思ってるはずだから。

はい。

(子供)早く 早く。
(子供)待ってよ。

(高橋)それで
知りたいことというのは?

この施設に入る前の
京花ちゃんのことです。

本人には
ちょっと聞きづらくて。

実の両親とは
死別したんですよね?

死別?
京花が そう言ったんですか?

違うんですか?

いえ 違うというか…。

誰も知らないんです。

えっ?

ここに来る前の京花のことは
一切 何も。

どういうことですか?

あの子は 5歳のときに

公園のトンネルで
ホームレス生活してるところを

警察に保護されました。

ホームレス?

一種の失語状態だったのか

京花は ほとんど
しゃべることができませんでした。

言葉が戻ってからも
精神が不安定で。

過去のことを口にすることは
一切ありませんでした。

精神が不安定。

じゃあ 今も
心に病気を抱えてる可能性は?

相当な経験をしてきたはずです。

そうであっても
不思議ではないと思います。

(スタッフ)《雪村さん こんにちは》
《こんにちは》

[京花ちゃんは子供のころ
ここで暮らしていた]

[そのときのことを知るのは
彼女しかいない]

[闇だ]

[ここにあるのは
どす黒い闇だ]

[この闇の中で…]

[彼女は 毎日 何をして

何を思っていたんだろうか?]

♬~

(真須美)《あの子 普段は
明るく振る舞ってるけど

ちょっと
無理してる部分もあって》

♬~

♬~

♬~

じゃあね。
(学生)バイバイ。

♬~

♬~

♬~

(足音)

ハァ ハァ ハァ…。

エイジ君?

ハァ ハァ ハァ…。

僕は…。

どうしようもないバカだ。

いつも自分のことばっかりで

君の苦しみや

君が無理してることに
まったく気付けなかった。

それどころか…。

君のことを疑いもした。

ホントにごめん。

京花ちゃん…。

君が僕にしてくれたように

僕も君の力になれないかな?

君が過去のことで
苦しんでるんだとしたら

僕なら…。

僕だから

君のことを受け止めて
あげれるんじゃないかって。

いまさらかもしれないけど

僕は
君のことを助けてあげたい。

君のことを守ってあげたい。

だから…。

私の方こそ
黙っていてごめんなさい。

ちゃんと話そうと
思ってたんだけど

エイジ君から嫌われちゃうかも
って思ったら

なかなか言い出せなくて。

♬~

♬~

(京花)
エイジ君 これから時間ある?

うん。

(京花)エイジ君に
ぜひ見てほしい場所があるの。

(京花)そこで話すね。

今まで誰にも言えなかった
私の過去。

(京花)それから…。

畑 葉子さんの事件のことも。

こっちか。

えっ!?

嘘でしょ…。

(サイ)《黒いミニバンに
乗っていたのは お前だろ?》

《俺が殺す前に
助けに来たやつがいたんだ》

《黒のミニバンで助けに来たのは
僕だって》

誰が彼女を殺したか
全部 教えてあげる。

♬~