親愛なる僕へ殺意をこめて #05【ついに犯人が明らかに!】[字][解][デ]…のネタバレ解析まとめ
出典:EPGの番組情報
親愛なる僕へ殺意をこめて #05【ついに犯人が明らかに!】[字][解][デ]
恋人・京花の衝撃の秘密が発覚!消えた大学教授、殺人課の刑事、警察上層部、育ての父、被害者の親友、恋人、もう一人の自分…ついに殺人犯が明かされる!
番組内容
浦島エイジ(山田涼介)は、恋人・雪村京花(門脇麦)の過去を知り、彼女の心の闇に触れる。かつて京花に救われた時のように、今度は自分が彼女を救いたいと願うエイジ。その思いを受け止めた京花は、今まで誰にも言えなかった過去と、誰が畑葉子(浅川梨奈)を殺したのかを教える、とエイジに告げる。一方、警察署を訪れたナミ(川栄李奈)は、葉子の事件を追う刑事の桃井薫(桜井ユキ)に、
番組内容2
帝東大学教育学部教授・白菱正人(佐野史郎)の証言はうそかもしれないと話す。白菱は、葉子が半グレ集団『スカル』のリーダー“サイ”こと佐井社(尾上松也)に連れ去られたと証言していた。だが、サイはエイジに、葉子は黒のミニバンに乗って逃げたと明かしていたのだ。ナミは、白菱の自宅に停まっていた黒のミニバンの写真を桃井に見せ……。同じころ、エイジは京花に連れられて、古い集合団地を訪れる。
番組内容3
黙って京花の後をついていき「C‐302号室」に入るエイジたち。そこは、かつて京花が家族と暮らしていた部屋だった。そこで京花は、衝撃的な事実をエイジに告げる――。
出演者
山田涼介
川栄李奈
門脇麦
尾上松也
早乙女太一
・
髙嶋政宏
桜井ユキ
・
佐野史郎
遠藤憲一
他
スタッフ
【原作】
『親愛なる僕へ殺意をこめて』原作:井龍一 漫画:伊藤翔太(講談社ヤングマガジン刊)【脚本】
岡田道尚【音楽】
☆Taku Takahashi(m-flo)【主題歌】
Hey! Say! JUMP「ウラオモテ」【プロデュース】
草ヶ谷大輔【総合演出】
松山博昭【制作著作】
フジテレビジョン
ご案内
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https://www.fujitv.co.jp/shinainarubokue/
【公式Twitter】
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ドラマ – 国内ドラマ
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(エイジ)君が過去のことで
苦しんでるんだとしたら
僕なら…。
僕だから
君のことを受け止めて
あげれるんじゃないかって。
♬~
(京花)
エイジ君 これから時間ある?
うん。
(京花)エイジ君に
ぜひ見てほしい場所があるの。
(京花)そこで話すね。
今まで誰にも言えなかった
私の過去。
(京花)それから…。
畑 葉子さんの事件のことも。
♬~
えっ!?
嘘でしょ…。
(サイ)《黒いミニバンに
乗っていたのは お前だろ?》
《俺が殺す前に
助けに来たやつがいたんだよ》
《黒のミニバンで助けに来たのは
僕だって》
誰が彼女を殺したか
全部 教えてあげる。
♬~
う~っ!
捜査に進展はなさそうだな。
管理官! お疲れさまです。
(猿渡)
寝かせてもらってないんだろ。
はい。 この2日間 ほとんど。
あいつが相棒なら しょうがない。
桃井さんとは 昔
コンビだったんですよね?
ああ。
新人のころから面倒を見てる。
口説いたこともあったな。
(犬飼)えー!? マジっすか。
フラれたけどな。
(犬飼)おお…。
美人なのに
何で彼氏つくんないんですかね。
(バイブレーターの音)
(犬飼)あっ すいません。
(バイブレーターの音)
噂をすればです。
(バイブレーターの音)
(桃井)犬飼 どこで油売ってんだよ。
すぐ戻ってこい。
お待たせしました。
どうぞ こちらに。
(犬飼)畑 葉子さんは
サイに連れ去られた。
確かに 警察の事情聴取でも
白菱さんは そう供述してますね。
《葉子ちゃんは
サイに連れ去られた》
それが嘘かもしれないんです。
えっ?
浦島エイジが
サイから聞いてたんです。
《俺が殺す前に
助けに来たやつがいたんだよ》
(ナミ)葉子は 黒のミニバンに乗って
逃げていったって。
それで?
(ナミ)白菱の車です。
あっ。
(ナミ)もしかしたら…
白菱が葉子を。
しかし 白菱さんは
彼女を救うために浦島エイジと
スカルを
つぶそうとしてたんですよね?
それも よくよく考えると
おかしくて。
白菱は
LL事件の被害者遺族です。
普通 犯人の息子なんかと
仲間になると思いますか?
今 白菱は?
おとといから連絡が取れなくて
大学も無断で休んでいます。
犬飼 白菱を捜すぞ。
(犬飼)はい。
《今まで黙ってて ごめんなさい》
(アナウンス)ただ今
電話に出ることができません。
エイジ君 こっち。
♬~
どうぞ。
(ドアの閉まる音)
11月なのに また花を咲かせてる。
キンモクセイって
時々 二度咲きするんだよね。
(京花)あたし
この部屋に漂ってくる
キンモクセイの香りが
昔から好きだったんだ。
昔から?
この部屋って…。
そう。
ここは 私が生まれ育った場所。
それで 私の部屋が…。
ここ。
えっ 押し入れ?
どういうことかな?
私ね お母さんから
ずっと虐待を受けてたの。
この暗くて狭い空間が
私の世界の全てだった。
手を伸ばすと 世界の終わりに
触れることができた。
(水中でもがく音)
(京花)《ハァ ハァ ハァ…》
(母親)《どうして あんたが臭いか
教えてやろうか?》
《身も心も汚れてるからだよ!》
(水中でもがく音)
(母親)《汚れるから
手 使うんじゃないよ》
《おなかすいたでしょ 食べよう》
(姉)《おなかすいた》
(姉・母親・父親)《いただきます》
(姉)《おいしそう》
《大好き ロールキャベツ》
(母親)《ちょっと前から ずっと
食べたいって言ってたから》
(姉)《食べたかった。
パパ いる?》
《ねえ ママ
ロールキャベツの作り方 教えてよ》
(母親)《いいよ。
今度 一緒に作ろう じゃあ》
(母親)《パパ あの子 臭いから
押し入れ閉めてきてくれる?》
≪(母親)《そういえば
テストの結果 どうだったの?》
≪(姉)《また一番だったよ》
≪(母親)《さすがママの子》
《だって もう
ずっと一番じゃない ここ最近》
《ううう…》
《ゲホッ!》
《ううっ ううう…》
《ゲホッ ゲホッ ゲホッ!
ハァ…》
《う~!》
私は 死ねなかった。
自分で自分の首を絞めても
壁に頭を打ち付けても
私は 私を殺せなかった。
でもね そんな私の前に
ある日 突然
白馬の王子様が現れたんだ。
白馬の王子様?
うん。
それはね エイジ君。
えっ。
…の お父さん。
えっ お父さん?
そう!
エイジ君のお父さんのLLがね
私のお姉ちゃんを殺してくれたの。
そしたら お母さんも
後を追うように死んでくれてね。
だから
こうして私が自由になれたのは
エイジ君のお父さんの
おかげなんだ。
ごめん。
ん? どうしたの?
いや あの その…。
い… 言ってる意味が
全然分からないんだけど。
だからぁ 15年前に
エイジ君のお父さんが
5人の女性を殺したでしょ。
その中の1人が
あたしのお姉ちゃんだったの。
お姉ちゃんは
優等生だったんだけど
家族に内緒で売春してて。
お母さんは お姉ちゃんが
殺されたことよりも
そっちの方が
よっぽどショックだったみたいで
自殺しちゃったんだ。
お母さんもいなくなって
家族は崩壊。
そのおかげで 私は お父さんから
逃げ出すことができた。
それから 2年くらい
施設で育てられて
7歳のときに 今のお父さんと
お母さんの養子になったの。
あのまま お母さんと
お姉ちゃんが生きてたら
笑って暮らすことさえ
できなかったと思う。
だから 今の私がいるのは
ぜ~んぶ LLのおかげなんだ。
ちょっ ちょっと待って。
まだ全然分からないよ。
だって 僕と京花ちゃんは
偶然 大学で出会ったんじゃ。
違うよ。
えっ?
あたしは エイジ君を
ずーっと探してたんだよ。
(スクロールする音)
(一同)《おーい! 汚え!》
《ごめん ごめん ごめん…!
ごめーん!》
《無理 無理!
これ こっちがすごい》
《ちょっ 無理 無理 無理!》
同じ大学に入って
初めて話せたときは…。
泣きそうになるくらい
うれしかったな。
《浦島君》
《あっ》
LLの血を受け継いだ
エイジ君なら
いつか必ず
お父さんみたいになってくれる。
私は その姿を
一番近くで見守りたかったの。
じゃあ 今までのことは全部…。
エイジ君 それは誤解だよ。
全部が全部 嘘じゃない。
私は エイジ君のことが
本当に好き…。
違う!
君が思ってたのは僕じゃない。
君が見てたのはLLで
僕のことなんて
まったく見てなかったんだ。
私は エイジ君のことを
ずーっと見てたよ。
だから
B一君のことにも気付けたの。
気付けた?
気付けたって
僕が二重人格ってこと?
いつから?
初めにおかしいなって思ったのは
2カ月くらい前かな。
♬~
♬~
(チャイム)
(葉子)《エイジ君》
《入って》
(京花)エイジ君が
他の女性と付き合ってる。
何か訳があるんじゃないかな
と思って
しばらく様子を
探ってみることにしたの。
♬~
(野島)《もう少し
今の治療を続けてみよう》
《二重人格の治療に
焦りは禁物だ》
えっ?
京花ちゃんは病気だったんじゃ…。
違う 違う。
心配かけてごめんね。
あれは 二重人格のことを
調べるために
病気のふりして
通ってただけだから。
エイジ君は 二重人格だった。
しかも 畑 葉子は 売春をしてる。
それが分かったときは
ホンットに感激したな。
大学のエイジ君は表の顔で
別人格のB一君は
売春婦を殺そうとしてる。
お父さんと同じ道を歩んでる。
私は その日が来るのを
ワクワクしながら待ち続けたの。
だけど B一君は
いつまでたっても
畑 葉子を殺さなかった。
だからね
あの人に探らせてみたの。
あの人?
私のお父さん。
せっかくだから紹介するね。
と言っても エイジ君は
もう会ったことがあるんだけど。
えっ?
白菱さん…。
実は 私たち 血のつながった
本当の親子なのでした~。
驚いた?
♬~
♬~
白菱って
いっつも他人の言いなりで。
根っからの奴隷体質なの。
15年ぶりに会っても
そういうところは
全然変わってなくて。
(京花)《お父さん》
《きょ 京花…》
(京花)《ある人の動きを
探ってほしいの》
《なっ なぜ私がそんなことを》
《私にしたこと
忘れたわけじゃないよね?》
《驚いたな~》
《再婚して いいパパになってる
って聞いたよ》
《お母さんが私にしたことを
この子にも してあげよっか》
《頼む それだけは》
《おなかすいてるでしょ》
《食べていいよ》
《早く食べて》
(京花)《違う》
《口で拾え》
《私の言うことが聞けないの?》
《お母さんの命令なら
喜んで私をいじめてたくせに》
《そっ それは…》
《いいから
私の言うことを聞きなさいよ!》
《はい よくできました》
《今から この人に会ってきて》
≪《ねえ 名前
何て呼べばいい?》
《何でも構わない》
≪《うーん じゃあ…
シロちゃんがいいかな》
《フフッ》
《私は 葉子。
よろしくね シロちゃん》
(ナミ)《金は出すけど
手は一切出さない》
《いつも話だけして帰っていく
変わったお客さんがいるって》
(京花)直接 B一君に
近づかせるのは難しいから
まずは 畑 葉子の
お客さんになってもらったの。
なら 白菱さんが
ああ言ってたのは…。
《彼女に近づいたのは
罪滅ぼしのためだ》
ぜ~んぶ私の作り話でした。
フフッ。
白菱は 結構
頑張ってくれたんだけどさ
B一君からは
何も聞き出せなくて。
だから 何でさっさと
畑 葉子を殺さないのか
結局のところ
何も分からなかったの。
それでね 思い切って 初めて
B一君に話し掛けてみたんだ。
(京花)
《何をたくらんでるのか教えて》
《そうしないと あなたのことを
もう一人のエイジ君に伝えるよ》
(京花)
でも 私の期待は裏切られた。
B一君には
彼女を殺すつもりなんて
これっぽっちもなかった。
バカげてると思わない!?
お父さんは
あんなに素晴らしい人なのに。
だからね
目を覚ましてあげようと思ったの。
(京花)10月19日。
スカルから現金を盗み
ホテルで
みんなと合流した後…。
《よし。
じゃあ あたし先に出るね》
≪(葉子)《うっ!》
(京花)白菱は
サイに暴行される畑 葉子を
偶然 目撃した。
(非常ベルの音)
《ハァ ハァ ハァ…》
(車の走行音)
《早く乗りなさい!》
《シロちゃん!》
(車のドアを開ける音)
(白菱)《これで もう大丈夫だ》
《でも サイにバレた》
《あたし 絶対 殺される》
《私たちの計画は
うまくいったんだ》
《スカルがつぶれたら
サイも
それどころじゃなくなるだろ》
《ホントに?》
《ホントに大丈夫なの?》
《誰!?》
(ブレーキ音)
《驚かせてすまない》
《私の娘だ》
《娘?》
《確か 娘は殺されたって》
まさか…。
(京花)あの日は
私も一緒に
白菱とホテルに来てて。
そのまま拉致しちゃった。
もともと どっかで
誘拐するつもりだったし
ラッキーだったな。
嘘だよね…。
京花ちゃんが そんなこと。
畑 葉子にはね しばらく
この部屋にいてもらったの。
(葉子のうめき声)
(白菱)《ゆっ 許してくれ!》
《拷問なんて私には無理だ!》
≪(葉子のうめき声)
(京花)《分かった》
《分かったよ お父さん》
《あとは私がやるから
もういいよ》
《さようなら》
《もう 会うことも
ないでしょうね》
(白菱)《あっ》
(男)《おい!
ぼーっと歩いてんじゃねえぞ!》
《ごめんなさい…》
《ママ》
《命令して》
《さようなら》
《ああっ!》
《ちゃんと できるから…》
《僕》
《さようならなんて…
言わないで》
《さようなら》
《ママ》
(京花)《もう会うことも
ないでしょうね》
《命令して》
《ハァ ハァ ハァ
ハァ ハァ ハァ…》
(葉子のおびえる声)
《分かったよ ママ》
LLの殺害方法をまねて
白菱にやらせてみたんだけど
これが なかなか難しくってさ。
ねえ! 私の話 聞いてる?
あ~ さては
まだ信じてないでしょ。
もう しょうがないな。
はい 証拠。
うわ~!
もう片っぽの耳は
受け取ってくれたでしょ?
私からエイジ君への
プレゼントだったんだぞ。
(京花)《エイジ君?》
《京花ちゃん》
《ちょっと聞いてほしいことが
あるんだけど》
(京花)最終的には
白菱に罪をかぶせて
めでたし めでたし
ってなる予定なんだけど。
それで 白菱さんも?
ううん。
白菱は 自分で死んじゃったんだ。
罪の意識に耐えかねたのか。
それとも
私の命令がなくなっちゃって
絶望したのかな?
あっ!
LL模倣事件なんだから
最後は焼身自殺に
見せ掛けた方がいいのかな。
ねえ どう思う? エイジ君。
何で… 何でこんなこと。
さっきも言ったでしょ。
(葉子)《エイジ君…》
《彼は あなたのものじゃない》
《これから多くの人を殺して
誰かの王子様になるの》
《私を救ってくれたみたいに》
♬~
(もがく音)
だから
畑 葉子には死んでもらった。
嘘だ…。
絶対に嘘だ!
京花ちゃんが犯人だなんて。
私はね どうしてもB一君に
LLの後を継いでほしかったの。
B一君にも その気持ちは
ちゃんと伝えたんだよ。
でも 結局
受け入れてもらえなかった。
エイジ君は どうかな?
「僕なら…」
「僕だから
君を受け止めてあげられる」
そう言ってくれたとき
ホントに…
ホンットにうれしかったんだよ。
何を言ってるんだ。
LLの後なんか
継ぐわけないだろ!
君は 完全にどうかしてるよ。
どうかしてるのは
そっちだと思うけど。
お父さんのことを
私に ずっと言えずにいたよね?
どうして隠す必要があるの?
どうしてお父さんのこと
誇りに思えないの?
私が エイジ君とB一君のために
ここまでしてあげたのに
どうして分かってくれないの!?
違う!!
僕のためじゃない。
全部 自分のためだ。
君は 自分のために…。
全部 自分のためだけに…。
人を殺したんだ。
♬~
ごめん 京花ちゃん。
もう 僕は君の力にはなれない。
君を どう救ったらいいのか
分からないよ。
♬~
そっか。
分かった。
分かったよ エイジ君。
私…。
今から エイジ君を殺すね。
えっ?
フゥ…。
まずまずかな。 フフッ。
桃井さん!
Nシステムで
白菱の車がヒットしました。
畑 葉子が失踪した日の
画像です。
畑 葉子を拉致したのは
白菱で間違いありません。
白菱の居場所は?
まだ分かりませんが
1つ気になる情報が。
数週間前 白菱は
以前 住んでいた団地を
なぜか買い戻してるんです。
♬~
♬~
桃井さん。
ここの3階の部屋です。
行くぞ。
(犬飼)はい。
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
警察だ!
今すぐ 武器を捨てろ!
うわっ! ちょっ ちょっ…
ちょっと待ってください!
こっちに来ないでください。
抵抗しても無駄だ。
今すぐ刃物を離せ。
♬~
♬~
(桃井)待て!
(桃井)追うぞ!
(犬飼)はい!
(キャスター)ここで速報です。
午後3時ごろ 西東京市の団地で
男性の遺体と
刃物のようなもので刺された
女性が発見されました。
被害に遭ったのは
大学教授の白菱 正人さんと
都内の大学に通う
雪村 京花さんで
雪村さんは 現在
意識不明の重体となっています。
警察は
現場から逃げ出した男性が
白菱さんと雪村さんと
何らかの関連があるとみて
行方を追っています。
(呼び出し音)
もしもし エイジ?
京花ちゃんのニュース 見た?
助けてください ナミさん。
えっ?
警察に追われてるんです。
まさか
現場から逃げ出した男って…。
えっ ねえ
ちょっと どうなってんの!?
僕も分かりません!
とにかく
早く助けに来てください。
今 どこ?
(聞き込みする声)
ハァ ハァ ハァ…。
(ナミ)エイジ 何があったの?
ちゃんと説明して。
まずいです 警察が…。
早く出してください!
このままだと
見つかってしまいます。
僕は何もやってないんです!
分かってるから!
でも 逃げたら余計に怪しまれる。
警察に 話 聞いてもらった方が
いいと思うけど。
警察は 僕の言うことなんて
絶対に信じてくれません。
そんなの分かんないじゃん。
分かります!
だって 僕は…。
LLの息子なんです。
お願いです ナミさん。
≪(警察無線の音)
ナミさん!
エイジ 無理だよ。
逃げ切れないって。
やっぱり警察に…。
とっとと車出せ。
あなた… 誰?
あなたが B一なの?
これから どうするつもり?
どこに向かってんの?
だまって運転しろ。
(ナミ)一つだけ聞かせて。
今日 何があったの?
京花ちゃんは 誰が刺したの?
もしかして…。
あなたが それで?
(舌打ち)
俺に いくら聞いても無駄だ。
人格が交代したとき
目が覚めたら
俺は あの団地にいた。
♬~
《何だ?
いったい何が起きた?》
(京花)《エイジ君…》
《おい 何があった?》
《エイジか?
エイジに刺されたのか?》
《誰にやられた!?》
《おい… おい!》
♬~
(桃井)《警察だ!
今すぐ 武器を捨てろ!》
《うわっ! ちょっ ちょっ…
ちょっと待ってください!》
あの女を刺したのは俺じゃない。
えっ?
エイジが刺したって言いたいの?
エイジは
絶対に人を傷つけたりしない。
ホントは あなたなんでしょ?
あなたが やったんでしょ?
もう…。
あなたのせいでエイジの人生
めちゃくちゃじゃない。
どうでもいいだろ
あいつの人生なんて。
そもそも あいつは
存在しない人間なんだ。
存在しない?
どういう意味?
まだ分かってなかったんだな。
えっ?
そのまんまの意味だ。
後から生まれた人格は
俺じゃない。
あいつだ。
浦島エイジは
15年前に俺が生み出した
別人格なんだよ。
嘘…。
そんなの嘘。 絶対 嘘!
教えてやるよ。
15年前
なぜ エイジが生まれたのか。
♬~