親愛なる僕へ殺意をこめて #06【復讐編、開幕!】[字][解][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

親愛なる僕へ殺意をこめて #06【復讐編、開幕!】[字][解][デ]

主演・山田涼介、怒涛の展開で話題の二重人格サスペンス、復讐編が開幕!15年間、俺は復讐のためだけに生きてきた…殺人鬼・LLはすぐ近くで生きていた?!

詳細情報
番組内容
浦島エイジ(山田涼介)は、雪村京花(門脇麦)を刺した容疑者として警察から追われる。京花は、病院に搬送されたものの意識不明の状態だった。エイジは、ナミ(川栄李奈)に助けを求め、彼女の車でとある廃校に向かう。だが、ナミが一緒にいたのはエイジではなく、エイジのもうひとりの人格“B一”だった。そこでB一は、ナミに衝撃な事実を告げる。「後から生まれた人格は俺じゃない。浦島エイジは15年前に俺が生み出した
番組内容2
別人格なんだよ」と――。

エイジの両親、浦島亀一(遠藤憲一)と珠代(阿南敦子)は、テレビのニュースで京花の事件を知る。心配した亀一はエイジに連絡を取ろうとするが電話はつながらなかった。

B一は、15年前のLL事件後に世間から受けた仕打ちや母の死などで苦痛を味わった挙句、ついに感情が爆発し、意識を失って倒れたことをナミに話す。そのときに生まれたもうひとつの人格がエイジであり、
番組内容3
彼は自分に代わって苦痛を受けるためだけに生まれた存在だと言うのだ。話し終えたB一は、椅子に縛り付けたナミを残して、その場から立ち去ろうとした。そんなB一に畑葉子(浅川梨奈)のことを切り出し「本当はあなたが葉子を殺したんでしょ?だって、あのLLの息子なんだから」と言い放つナミ。するとB一は激高し「父さんはLLじゃない。真犯人は他にいる」と返し……。
出演者
山田涼介 
川栄李奈 
門脇麦 
尾上松也 
早乙女太一
 ・ 
髙嶋政宏 
桜井ユキ
 ・ 
佐野史郎 
遠藤憲一 

スタッフ
【原作】
『親愛なる僕へ殺意をこめて』原作:井龍一 漫画:伊藤翔太(講談社ヤングマガジン刊) 

【脚本】
岡田道尚 

【音楽】
☆Taku Takahashi(m-flo) 

【主題歌】
Hey! Say! JUMP「ウラオモテ」 

【プロデュース】
草ヶ谷大輔 

【総合演出】
松山博昭 

【制作著作】
フジテレビジョン
ご案内
【公式HP】
https://www.fujitv.co.jp/shinainarubokue/  
【公式Twitter】
https://twitter.com/shinboku_cx  
【公式Instagram】
https://www.instagram.com/shinboku_cx/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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  1. LL
  2. 葉子
  3. 京花
  4. エイジ
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  9. お前
  10. ナミ
  11. B一君
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  13. 八野衣
  14. ハハハハ
  15. 警察官
  16. 年前
  17. お父さん
  18. ハァ
  19. ホント
  20. 浦島エイジ

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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ポニーキャニオン

後から生まれた人格は
俺じゃない。

浦島エイジは 15年前に
俺が生み出した別人格なんだよ。

嘘…。

そんなの嘘。

絶対 嘘!

教えてやるよ。

15年前

なぜ エイジが生まれたのか。

≪エイジ!

飯だぞ。

お父さん!

投げるのうまくなったな。
うまくなったよ。

すげえじゃん。 おーし
じゃあ いっぱい 飯 食うぞ~。

いくぞ~!

お父さん。
(真)ん?

今度の火曜日は
早く帰ってこれる?

(真)う~ん 遅くなるかもな。

そっか…。

な~んてな。 フフフ。

お前の誕生日だろ?
夕方には ちゃんと帰ってくるよ。

ホント? ホントに!?

おう。 男と男の約束だ。
うん。

(子供たち)おめでとう!
ありがとう。

≪(チャイム)
お父さんだ!

お父さん おかえ…。

その日を境に
俺の人生は一変した。

(子供)おい 人殺し!
(子供)お前の父さん 人殺し!

(子供)地獄に落ちろ!

♬~

お母さん おはよう。

(泣き声)

(子供)《お前の父さん 人殺し!》

≪《八野衣 真容疑者を…》
≪《5人の女性を殺害した…》

≪《通称 LLとみて…》
≪《行方を追っていましたが》

≪《男と男の約束だ》
≪《5人の女性を殺害した…》

≪《エイジ!》
≪《LLとみて…》

≪《投げるのうまくなったな》
≪《自殺を図ったと…》

≪《な~んてな》

あああああ…!

そのときから 俺の中に
もう一つの人格が生まれた。

それが 浦島エイジだ。

あいつは 俺の代わりに
苦痛を受けるためだけに生まれ

今日まで 何も知らずに
生きてきたんだ。

エイジは…。

エイジは どこにいるの?

今すぐ エイジに会わせて。

無理だ。

俺たちは 自分の意思で
交代できない。

じゃあ 次は いつ出てくるの?

さあな。

もしかしたら もう二度と
現れないかもしれないな。

どうしてよ?

俺は あいつが寝ている間にしか
表に出ることができなかった。

だから
二重人格の治療を始めたんだ。

近いうちに 浦島エイジは
俺に統合される。

統合したら

エイジは どうなるの?

この世から 完全に消える。

そんな…。

エイジは 生きてる。

後から
生まれたのかもしれないけど

ちゃんと生きてるの!

フフフ…。

何が おかしいの?

あいつは 弱くて
頭も悪い ただの腰抜けだろ。

俺にとって
無駄なものが寄せ集められた

ただのガラクタなんだよ。

処分されて当然だろ。

待って。

まだ 聞いてないことがある。

葉子に いったい何があったの?

どうして 葉子は
死ななくちゃならなかったの?

知ってること 全部 話して。

ホントは あなたが
葉子を殺したんでしょ?

だって

あのLLの息子なんだから。

父さんは LLじゃない。

えっ?

15年前

LLは 5人の女性を拷問し
殺害した。

その後 警察に追われた父さんは
自ら火を放って自殺した。

だが 真犯人は 他にいる。

父さんは 人を殺すような
人間なんかじゃない。

父さんは…。

LLに罪を着せられたんだ。

(真)《ああ… あっ… ああ!》

LLを見つけだして
この手で殺す。

15年間 俺は
復讐のためだけに生きてきた。

畑 葉子は その犠牲になったんだ。

えっ? どういうこと?

LLの被害者たちは 全員

ホワイトラビットという
売春クラブで働いていた。

だから 俺は
真犯人の手掛かりを求めて

当時の従業員を
片っ端から当たった。

(山勝)《顧客リストがありゃ
何か分かるかもな》

《顧客リスト?》

(山勝)
《店の関係者が一目で分かる》

《ただ LL事件の直後

どさくさに紛れて
花坂社長が持ち逃げしちまった》

《そいつは 今 どこにいる?》

《5年ぐらい前から
失踪して 警察も捜してる》

《だが 実際は
殺されたって話だけどな》

《殺された?》

《どうせ トラブルにでも
巻き込まれたんだろうよ》

(妻)《花坂の私物は
これで全てです》

《リストのようなものは
なかったと思いますけど》

♬~

♬~

花坂は サイとつながってたんだ。

サイが売春クラブを始めたのは
5年前。

ちょうど 花坂が失踪した時期だ。

サイは 花坂を殺している。

そのときに奪った
顧客リストを使って

ALICEを立ち上げた。

そう考えて
俺は サイと接触した。

(ナミ)じゃあ あなたが
スカルに加入したのも

サイのリストが
目的だったってこと?

ああ。

サイからリストを盗むには
協力者が必要だった。

だから 近づいたんだ。

畑 葉子に。

♬(音楽)

(ユカリ)《ねえ 聞いた?
この近くで通り魔が出たんだって》

(ユカリ)《マジ 怖くない?》
(葉子)《通り魔か…》

《あたしを殺してほしい》
(ユカリ)《えっ?》

《ユカリさん 指名が入りました》

《あっ… はい》

《ビール》

《これ お前だよな》

《あたしを買いに来たの?》

《だったら お店 通して》

《嘘つけよ》

《「私を殺してほしい」じゃなくて

ホントは
「私を助けてほしい」だろ》

《この腐りきった世界から

俺が お前を救い出してやる》

(ナミ)その言葉

全部 嘘だったの?

葉子は あなたのこと信じてた。

あなたが救ってくれるって
本気で信じてたの!

それが どうした?

俺にとっては 復讐が全て。

だから 畑 葉子を利用したんだよ。

(葉子)《これ 私に?》

《ああ》

《クローバーは
シロツメクサといって

花言葉は 幸運》

《葉子には
幸せになってもらいたいんだ》

《ありがとう》

《でも あたし

幸せになれるかな…》

《必ず なれる》

《エイジ君…》

《スカルをつぶす
いい方法を思いついたんだ》

《手を貸してほしい》

そして 10月19日

俺は 白菱と共に
スカルから現金を奪い。

その裏で 畑 葉子に
データを盗ませたんだ。

そして ホテルで
白菱と落ち合う前…。

畑 葉子から
そのデータを受け取った。

《リストは?》

だが 次の日
想定外のことが起きた。

(白菱)《昨日から 葉子ちゃんと
連絡が取れないんだ》

《エイジ君
これを警察に渡そうと思う》

《駄目だ》
《えっ?》

《しばらく 様子を見る》

《俺がいいと言うまで
警察には 通報するな》

何で?

何で すぐに
助けてあげなかったの?

盗んだ サイのデータには
ホワイトラビットの

顧客リストなんて
含まれていなかった。

サイは 花坂から リストなんて
奪っていなかったのかもしれない。

リストの行方を探り続けるには
警察沙汰は避けたかったんだよ。

まさか

その直後に
畑 葉子が殺されるなんて

思ってもなかったけどな。

いいかげんにして!

じゃあ どうして
葉子の耳なんて持ってたの?

あなたが殺したからでしょ!?

違う。

だったら 誰だっていうのよ!

雪村 京花だ。

雪村 京花?

何で 彼女が…。

(サイ)《リストは
どこだっつってんだよ》

《いって…》

(サイレン)

≪(京花)《エイジ君》

《な~んだ B一君か》

《俺が寝てる間に
何があった?》

《LLが…》

《戻ってきた》

《畑 葉子さんが
拷問を受けて 殺されたの》

《15年前の事件と
まったく おんなじように》

人格が交代してから
初めて 家に戻ってくると

スカルから奪った金が
なくなってたんだ。

エイジが
畑 葉子を殺すはずがない。

耳を送りつけてきたのは
俺と畑 葉子の関係を

知ってる人物としか
考えられなかった。

つまり…。

《お前なんだろ?》

《お前が LLなんだろ?》

《この数日間
お前のことを調べた》

《ここで
畑 葉子を殺したのか?》

《どうなんだよ 白菱!》

《どうして お前が…》

《どうしてだと思う?》

《畑 葉子を殺したのは
LLじゃない》

《私なんだ》

(京花)《そう それ》

《私は B一君の
その顔が見たかったの》

《どういうことだ…》

(京花)《私がね
わざわざ LLと同じように

彼女を殺したのは

B一君に LLが戻ってきたって
思わせたかったから》

《やっぱり LLは 存在した》

《ついに 復讐ができる》

《そう思ったとき
すごく うれしかったでしょ?》

《でも 現実は どう?》

《そう》

《LL事件の真犯人なんて
どこにも存在しないの》

《私は どうしても
B一君に その事実を

受け入れてほしかった》

《だから 彼女を殺した》

《これで
嫌でも分かったでしょ?》

《LLは 八野衣 真》

《そして あなたは…》

《殺人鬼・LLの息子》

(京花)《それは
恥ずかしいことじゃない》

《むしろ
素晴らしいことなんだよ!》

《誇るべきことなんだよ!》

《どうして それを
否定して生きるの?》

《お願い》

《お父さんが
私を救ってくれたみたいに

あなたも 誰かを救ってあげて》

《「また殺す LL」》

《LLの後を継げるのは
あなたしかいない》

《今度は
あなたが LLになるの》

《ふざけるな》

《誰が LLなんかに》

《そう…》

《父さんは… LLじゃない》

《父さんは…》

♬~

♬~

《もしもし》
(ナミ)《やっと出た》

《今 どこにいるの?》

《病院ですけど…》

《家です!》

《何で 僕は
家にいるんですか!?》

畑 葉子について
俺が知ってることは

これで全てだ。

許さない…。

白菱も 雪村 京花も許さない。

あなたのことも。

絶対に。

♬~

♬~

♬~

《父さん…》

《俺 間違ってないよね》

♬~

東京に戻る。
えっ?

雪村 京花が目を覚ました。

何しに行くつもり?

あの場で 何が起きたのか
それを確かめに行く。

車を出せ。

急げ。 雪村 京花が逮捕されたら
近づきづらくなる。

(アクセルを踏む音)

(看護師)困ります。 容体が
安定するまで お待ちください。

ちょ… ちょっとだけ すいません。

警視庁捜査一課の者です。

雪村 京花さんと
話をさせてもらえますか?

(医師)先ほど 高熱が出たため
アスピリンを投与しました。

今は 眠っています。

お引き取りください。

(舌打ち)

≪(パトカーのサイレン)

(警察官)
そこの車 止まりなさい。

(警察官)
そこの車 止まりなさい。

スピード ゆっくり落として
左に寄せて。

(ウインカーの音)

おい。

余計なこと しゃべんなよ。

(ノック)

(警察官)こんにちは。
(ナミ)スピードですよね。

(警察官)エンジン 止めて
降りてもらってもいいですか?

えっ?

どうかしました?

あっ… いえ。
(警察官)はい お願いします。

♬~

♬~

(ナミ)《許さない…》

《あなたのことも》

《絶対に》

♬~

♬~

(ノック)

車から降りてください。

早くしなさい。

♬~

♬~

埼玉県警本部から坂戸4。
(警察官)はい 坂戸4。

ヒラモトの交差点で
小型トラックによる

ひき逃げ事故発生。
ただちに現場へ急行せよ。

了解です。

君たち 安全運転で。

車に危険物とかないか
調べさせろって。

(ナミ)何してんの?

急いでるんでしょ。

どうして 俺を助けた?

警察に 俺を突き出すことも
できたはずだ。

別に あなたを
助けたわけじゃないし。

あたしも

最初は
ただの腰抜けだと思ってた。

《やめてください!》

でも 全然 違ったんだよね。

エイジは 誰よりも
つらい人生を送ってきた。

あなたの代わりに
ずっと ずっと 苦しんできた。

それでも乗り越えて
やってきたの。

毎日 笑顔つくって
頑張ってきたの。

《ナミさんも言ってましたよね。
笑顔をつくってたって》

《僕と同じなんです》

できるなら

いずれ消えるんだとしても

その苦しみから
解放してあげたい。

だから…。

お父さん 無実だといいね。

♬~

♬~

≪(風の音)
≪(物音)

ハァ…。

駄目じゃない。
開けっ放しにしちゃ。

♬~

お疲れさまです。
コーヒーでも いかがですか?

ありがとうございます。

♬~

♬~

♬~

会いに来てくれると思ってたよ
B一君。

声を上げるな。

あそこで何があった?

エイジに刺されたのか?

じゃあ 誰にやられた?

B一君。

ごめんね。

私が間違ってたみたい。

どういう意味だ?

私を刺したのは

B一君が捜してた人だよ。

俺が捜してた?

誰のことを言ってる?

L… L。

LLが 姿を現したの。

ふざけんな。

お前は 俺の父親が
LLだと信じてたはずだ。

嘘じゃないよ。

LLは 生きてたの。

私たちの すぐ近くで

生きてたの。

本当なのか?

誰だ?

LLは 誰だ!?

(ナースコールを押す音)

(呼び出し音)

ハハハハ…。

アハハハハハ!

(舌打ち)

アハハハ…。

ハハハハ… アハハハハ!

(京花の笑い声)

(男性)おい そこで何をしてる!?

♬~

ハァ ハァ ハァ…。

ハハハハ…。

LLは いた…。

LLは いたんだ…。

父さん…。

俺は 間違ってなかったよ。

ハハハ…。

ハハハハ…。

ハハハハ…。

ハハハハ…。

(キャスター)雪村さんの病室に
侵入したのは 雪村さんと

同じ大学に通う
浦島エイジ容疑者で…。

(アナウンス)ただ今
電話に出ることができません。

お父さん エイジは?

駄目だ。 つながらない。

(キャスター)依然として逃走中で
警察は 行方を追っています。

≪(ドアの開閉音)

≪(足音)

お前か。

何しに来た?

あたしの所に刑事が来たの。

今 警察が 街じゅうで
あなたのことを捜してる。

これから どうやって
一人で逃げ切るつもり?

お前には 関係ないだろ。

私が協力してあげる。

あっ?

もちろん あなたのためじゃなくて
エイジのためだけど。

ハァ…。

好きにしろ。

(ナミ)
LLが 雪村 京花を刺した?

ああ。

父さんは LLじゃなかった。

LLは やっぱり生きてたんだよ。

でも それ ホントなの?

分からない。

ただ

雪村 京花が あの状況で
嘘をつくとは思えない。

なら 逃げ回ってないで
警察に言えばいいでしょ。

何? これ。

雪村 京花を監視するために
カメラを仕掛けてきた。

正体を知られたLLが

口封じのために
また 姿を現すかもしれない。

警察なんかに
捕まえさせてたまるか。

LLは 俺が殺す。

そのために 15年間
真犯人を捜し続けてきた。

≪動くな!

どうして ここが分かった?

お前か。

違う…
あたしは 通報なんてしてない。

そうじゃない。

後をつけられてたんだよ。

(桃井)やめろ!

お前 死ぬ気か?

こちら 桃井。

空振りだ。 全員 引き揚げろ。

もう一度 繰り返す。

浦島エイジは 発見できなかった。
全員 引き揚げろ。

了解です。
了解です。

どういうつもりだ?

さっきの話は 本当か?

雪村 京花を刺したのは
LLだと

彼女自身が そう言ったんだな?

15年前 八野衣 真が死んだ日
何があったのか

教えてやる。

お前の父親の最期を。

(パトカーのサイレン)

(桃井)猿渡さん!

一足 遅かった。
俺たちが到着したときには

もう このありさまだ。

八野衣 真は?

きっと 中だ。
逃げきれないと思って

火を放ったんだろう。

≪おい 見ろ!

(真)うあ~!

≪人だ! 人だ!

(猿渡)桃井! 桃井!

(真)ああ… ああ…!

あああ~っ!!

(管理官)八野衣 真を
一連の殺人事件の被疑者として

死亡のまま書類送検とする。
特別捜査本部は これにて解散だ。

(一同)はい。

♬~

(桃井)私は 納得できません。

どうして殺したのか
なぜ 拷問したのか

まだ 動機もつかめていません。
もっと 徹底的に調べるべきです。

八野衣の自殺現場からは

被害者たちのDNAも
検出されてる。

やつが犯人で間違いない。

(桃井)この鑑定結果 猿渡さんも
目を通してますよね?

現場で発見した写真から

誰のものか分からない血液が
検出されたんです。

せめて そのDNAの
身元特定だけでも…。

その辺にしとけ。

捜査に落ち度はない。

これ以上 ほじくり返すと
身内を敵に回すぞ。

(桃井)その言葉

八野衣 真の
家族の前でも言えますか?

万が一 冤罪だったら

われわれは
責任を取れるんですか?

桃井 諦めろ。

終わったんだよ。

LL事件は。

当時の私は 自分に
言い聞かせるしかなかった。

全ては 終わったんだと。

だが この15年間 ずっと

私は LL事件を忘れることが
できなかった。

もし 本当に
真犯人がいるとしたら

警察は お前に
返しても 返しきれない

借りをつくったことになる。

3日やる。

その間に お前の父親の無罪を
証明してみせろ。

フッ…。

ふざけんな。

いまさら
何 寝ぼけたこと言ってんだよ。

お前らのずさんな捜査のせいで

俺の家族がどうなったか
分かってんだろ。

責任があると思ってんなら

今すぐ 俺の前に
LLを連れてこい!

(桃井)
お前の言い分は もっともだ。

ただ 下手に動けない理由がある。

この事件には

警察の人間が深く関わっている
可能性があるんだ。

♬~