[終]親愛なる僕へ殺意をこめて #09【衝撃の最終回!】[字][解][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

[終]親愛なる僕へ殺意をこめて #09【衝撃の最終回!】[字][解][デ]

主演・山田涼介の二重人格サスペンス、ついに衝撃の最終回!「最後の殺人」とは!?誰が犯人で、誰が被害者か…すべてが晒され浮かび上がる、もう一人の真犯人!

詳細情報
番組内容
浦島エイジ(山田涼介)のもうひとりの人格“B一”は『殺人鬼・LL』の正体がエイジの義父・亀一(遠藤憲一)だったことをナミ(川栄李奈)に打ち明ける。だが、証拠になるものが何もないため、亀一に会って確かめるという。亀一がそれを認めたらどうするつもりなのか、とナミから問われたB一は「浦島亀一を殺す」と答え――。

B一は、浦島家のリビングで亀一と対峙(たいじ)していた。亀一は、真実にたどり着いた
番組内容2
B一の推理に感心しながらも「まだ満点はやれないな」と告げる。亀一は、エイジの父親・八野衣真(早乙女太一)が売春組織から少女たちを救ったのは、人のためや罪滅ぼしのためではなく、女性を食い物に仕事をしなければならない惨めな現実から目をそらしたかっただけだ、とB一に告げた。そして『殺人鬼・LL』がどのようにして生まれたのかを話し始め…。
出演者
山田涼介 
川栄李奈 
門脇麦 
尾上松也 
早乙女太一
 ・ 
髙嶋政宏 
桜井ユキ
 ・ 
佐野史郎 
遠藤憲一 

スタッフ
【原作】
『親愛なる僕へ殺意をこめて』原作:井龍一 漫画:伊藤翔太(講談社ヤングマガジン刊) 

【脚本】
岡田道尚 

【音楽】
☆Taku Takahashi(m-flo) 

【主題歌】
Hey! Say! JUMP「ウラオモテ」 

【プロデュース】
草ヶ谷大輔 

【総合演出】
松山博昭 

【制作著作】
フジテレビジョン
ご案内
【公式HP】
https://www.fujitv.co.jp/shinainarubokue/  
【公式Twitter】
https://twitter.com/shinboku_cx  
【公式Instagram】
https://www.instagram.com/shinboku_cx/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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ポニーキャニオン

♬~

何? 話って。
LLの正体を突き止めた。

えっ?

浦島 亀一だ。

ホントなの?

これから
あいつと会って確かめてくる。

それで もし認めたら?

浦島 亀一を殺す。

人格交代しなくなってから
1カ月以上がたった。

エイジは消えた。
二度と戻ってはこない。

もう俺に関わるな。

♬~

(亀一)お前の父親
八野衣 真はな

何も人のためや罪滅ぼしのために
少女たちを助けたわけではない。

お前が思うほど
あいつは良い人間でも

良い父親でもなかった。

それが満点の答えだ。

なぜだ?
なぜ こんなことをした。

そうだなぁ。

この痛覚まひを理由とするには
短絡的すぎるが

原因の一つではあるだろう。

だけど 私は もう
それ以前から壊れていたと思う。

私は 生まれたときから
何ていうか 不確かだった。

自分が
ここに存在していない感覚を

常に抱えていたんだ。

だから
その空っぽな心を満たそうと

動物を 繰り返し傷つけた。

(殴る音)

その興味の対象が人間に傾くまで
時間は かからなかった。

だけど 道を踏み外す一歩手前で
何かが私を押しとどめていた。

ところが16年前
突然 この体になった。

私はね これを啓示と受け取った。

神様が 私を後押ししてくれた。
そう思えたんだ。

《やだ 来ないで!
ああっ!》

(亀一)誰かを拷問してるとき
痛みを感じることができた。

自分が ここに存在しているという
実感を

見いだすことができたんだよ。

しかし いつしか
その感覚もまひして…。

《嫌だ! もうやだ…》

(殴る音)

(亀一)もう5人目のときは
もう何も感じなくなった。

そして 私は また
不確かな存在となった。

だけど 思い付いたんだよ。

最高のアイデアを。

殺人鬼・LLという壮大な物語を
世の中に まき散らすことにした。

主役はもちろん 八野衣 真だよ。

真は 私のシナリオどおり

最後までバカ正直な男を
演じきってくれた。

(真)《浦島先生 いったい
何がどうなってんだよ!?》

《何で俺が警察に…》
(亀一)《落ち着け 真》

(亀一)《疑いは 必ず晴れる》

《とにかく 今は 私の言うとおり
そこで じっとしてるんだ》

(真のもだえる声)

(亀一)そう 私は
この瞬間を待っていた。

真心を持って更生させた真が
死にゆくさまを見て

もう一度
痛みを感じてみたかったんだ。

だが 結局 あいつが死んでも
何も感じなかった。

真の死は
何の役にも立たなかったんだよ。

ふざけんな!

(ナミ)《LLを殺して

それで あなたの復讐は
本当に終わるの?》

(亀一)もう二度と
痛みを感じることはない。

真の死後 私は諦めていた。

だが 予想外のことが起きた。

お前だよ エイジ。

私も人の心が ないわけではない。

私のせいで 父親を失い

殺人鬼の息子となったお前が
気掛かりだった。

それから お前と交流を深めた。

見守り続けた。

そして 気付いたんだ。

お前に表と裏があること。

そう 私は 全てを知った上で
お前を養子にした。

お前が二重人格であることも

お前の目的が復讐であることも。

なぜなら

お前なら 私に 最高の痛みを
与えてくれると思ったからだ。

愛する息子に殺される。

その愛が大きければ大きいほど
その痛みもまた 大きくなるだろ。

私は そう考えた。

だから 今日まで
お前を わが子以上に

大切に大切に 育ててきた。

どうやって種を明かそうか。

この15年間 物語の幕の引き方を
ずっと考えてきた。

すると

雪村 京花が
面白いことしてくれた。

(亀一)「また殺す」

「LL」

15年前に 私が 遊び半分で
書いた言葉を利用して

彼女は 殺人を犯した。

そして お前は
その事件をきっかけに

15年前の真相を知ることになり
私の元にたどり着いた。

想像もしなかった
素晴らしいエンディングだ。

雪村 京花には感謝しなくちゃな。

(亀一)何やってんだ エイジ。

お前は 私の話を聞くために
ここに来たわけじゃないだろ。

私を殺すために
ここに来たんだよな?

ああ。

そうだよ。

♬~

お前の望みどおり

ぶっ殺してやる!

《父さんは
LLに罪を着せられたんだ》

《15年間 俺は
復讐のためだけに生きてきた》

(亀一)エイジ 私たちは
血のつながった親子ではない。

だが お前のこと

腹を痛めて産み出した
息子のように思ってる。

その息子に殺される。

この15年間
ずっと待ちわびた瞬間だ。

さあ エイジ お別れだ。

私の空っぽな心

お前が満たしてくれ。

うお~!

(銃声)

B一。

なぜ撃たない? エイジ!

何だ この結末は!

あ~!

あ~!!

うわ~!

あ~!!

あ~!

あああ…。

(パトカーのサイレン)

刑事さん。
は?

俺の上着から
携帯 取ってもらえますか?

15年前のLL事件

浦島 亀一が真犯人だと
認める会話が録音されてます。

えっ?

(パトカーのドアの閉まる音)

(裁判官)それでは これより
被告人 雪村 京花に対する

殺人および死体遺棄事件の
証人尋問を始めます。

証人の浦島エイジさん
お願いします。

今日 ここに来たのは

畑 葉子さんが殺害された
事件について証言をするためです。

しかし
この事件の全貌を解明するには

まず 雪村被告が犯した
もう一つの殺人について

話をしなければなりません。

(検察官)もう一つの殺人?

はい。

俺の別人格である
浦島エイジの殺人です。

(検察官)
いったい何があったのですか?

あの日…。

分かったよ エイジ君。

私…。

今から エイジ君を殺すね。

えっ?

B一君とエイジ君
2つの人格を統合する。

そうやって生まれた
新しい人格に

LLの後を継いでもらう。

それが私の目的。

だって
B一君もエイジ君も駄目なら

2人に
消えてもらうしかないでしょ。

そうして やっと出会えるの。

私の求めていた
本当のエイジ君に。

育ててくれたお父さんも
きっと喜んでくれると思うな。

そ… 育ててくれた?

そう。

殺人鬼・LLの本当の正体はね

あなたの育てのお父さん
浦島 亀一なんだよ。

は?
フフッ。

本当のことを知ったときは
がっかりしたな。

だって LLの息子だと思って
エイジ君に近づいたのに。

でも きのう お父さんがね…。

(亀一)《こんな電話してきて
何が目的なんだ?》

《ただ感謝の気持ちを
伝えたくて》

《私を救いだしてくれたのは
あなたです》

《エイジに近づいたのは
LLの息子だからか》

(京花)《はい》

《だから とても残念です》

《だって 彼は

あなたの本当の息子では
ないんですから》

《いや それは違うよ》

《エイジは私が
腹を痛めて産んだ息子も同然だ》

《血のつながり以上に

強い関係で結ばれた親子だと
私は思ってる》

(京花)うれしかったなぁ!

他でもない LL本人が

エイジ君のことを
そう認めてくれてるなんて。

ああ やっぱりエイジ君こそが
私の運命の相手なんだって。

私 エイジ君のこと
もっともっと好きになれたんだ。

父さんが… LL?

嘘だ。

嘘だ~!

(泣き声)

信じられない?
それとも 信じたくない?

そうやって あなたも
目の前の現実から

目をそらし続けるの?

あなたたちは
どっちも そんなんだから

ばらばらで中途半端な存在に
なってしまったんだよ。

でも安心して。
私が一つに戻してあげる。

そうすれば

今度こそ 私のことを
ちゃんと受け止めてくれる

理想のエイジ君に
なってくれるよね。

ねえ この前 私のこと

西宮メンタルクリニックで
見かけたんでしょ?

あのとき 先生に
相談に乗ってもらってたの。

新しい人格をつくる方法を。

(野島)
《人格の統合を目指すには

その人格が生まれた原因と
役割を知り

トラウマに向き合うこと》

《ただ 絶対に
やってはいけないことがある》

《別人格が自分自身を
別人格だと気付いていない場合

その事実を
不用意に伝えてはならない》

《どうしてですか?》

《アイデンティティーの崩壊を
招くからだ》

《それは
別人格の消滅を意味する》

《さらに その影響が
主人格にまで及べば

新しい別人格が生まれてしまう
危険性もあるんだ》

《なるほど》

《よく分かりました》

エイジ君 私がこれから言うことを
よく聞いてね。

あなたは
今から15年前に生まれたの。

えっ?

お父さんがLLと疑われたまま
死んでしまったこと。

お母さんが
目の前で自殺したこと。

加害者の息子として
苦しめられたこと。

そういう大きな痛みから
逃れるために

八野衣エイジという少年が
生み出した人格が

あなただったの。

つまり あなたは後から生まれた
ただの出来損ないの人格。

この世に存在しない人間なんだ。

(京花)《出来損ないの人格》

《この世に
存在しない人間なんだ》

(ざわめき)

(裁判官)静粛に。 静粛に!

本日の証人尋問は
以上といたします。

引き続き
浦島エイジさんの証人尋問を

次回期日にて執り行います。
これにて閉廷いたします。

(ナミ)どうして
あんなこと知ってたの?

あなたが証言台で話したことは

エイジしか
知り得ないことばかりだった。

人格が統合された場合
別人格の特徴や記憶が

主人格に引き継がれることが
あるらしい。

この一年で少しずつだが

エイジの記憶が
俺の中に戻ってきている。

ってことは
やっぱりエイジは もう…。

分かった。

じゃあ また次の公判で。

(車の解錠音)

♬~

♬~

前回の話には
まだ続きがあります。

(検察官)続き?
雪村 京花は

浦島エイジを
この世から消そうとしました。

しかし 自分一人の力だけでは
殺せなかったんです。

他の者の手を借りなければ。

(検察官)他の者?

それは…。

浦島エイジ自身です。

京花ちゃん…。

まだ消えてなかったんだ。

ようやく分かったよ。

君の本当の目的が。

私の本当の目的?

君が僕に近づいたのは…
僕たちに執着していたのは

LLのように
なってほしかったからじゃない。

君は…。

君は ずっと誰かに
認めてほしかったんだ。

君という存在を 誰かに
受け入れてもらいたかったんだ。

君は生まれてから
ずっと1人だった。

誰にも受け入れてもらえなかった。

でも LLの息子の僕たちなら
きっと自分を理解してくれる。

そう思ってたんだろ?

だけど 結局
僕たちに拒絶されてしまった。

「私は また独りぼっちに
なってしまうかもしれない」

君は そう考えた。

だから 僕たちを消そうとした。

統合して新しくつくった人格に
自分を認めてもらいたかったんだ。

君は ただ誰かに
愛されたかっただけなんだよね?

エイジ君。

さっきから 何を言ってるの?

僕も ずっと そうだったんだ。

僕も この世界に
居場所なんてなかった。

だから 京花ちゃんの気持ちが
痛いほど分かるんだ。

でも 僕は…。

君と出会って救われた。

クソみたいな僕の人生に

君だけが 唯一
僕の居場所になってくれたんだ。

君といるときだけは
心から笑うことができたんだ。

たとえ それが
偽りの姿だったとしても

京花ちゃんの存在が
僕を救ってくれたんだ。

僕も君に同じことをしてあげたい。

君を救いだしてあげたい。

でも…。

僕 すっげえバカだからさ。

君を許すくらいしか
してあげられない。

君がしてくれたことが
全て嘘だったとしても

僕は 君を恨んだりしない
くらいしか してあげられない。

世界中が京花ちゃんの敵に
なったとしても

僕だけは 君の味方でいる
ぐらいしか してあげられない。

京花ちゃんが
僕に死んでほしいなら…。

僕は 喜んで死ぬくらいしか
してあげられない。

えっと…。

それから何だっけな。

あー!

やっぱ駄目だな 僕って。

最後まで うまく
し… 締まんないや。

エイジ君…?

エイジ君?

まさか 自分で消えちゃったの?

嘘でしょ。
意味 分かんないんだけど。

エイジ君。

ねえ エイジ君ってば。

本当に死んじゃったの?

さよなら 浦島エイジ君。

俺には ずっと疑問でした。

LLに憧れていた雪村被告が
なぜ 俺にLLの情報を与え

LLを追い詰めるようなことを
したのか。

《LLは 生きてたの》

彼女の矛盾した行動には
必ず何かがある。

俺は そう考えてました。

あれは全て
浦島エイジのためだったんだよな。

お前 医者に
こう言われたんだろ?

《その人格が生まれた原因と
役割を知り

トラウマに向き合うこと》

《それは
別人格の消滅を意味する》

お前は その言葉を都合良く解釈し
こう考えた。

「B一が存在する理由は復讐」

「そのB一が
LLを殺して復讐を果たせば…」

《それは 消滅を意味する》

B一という人格が消滅し

空いた体に 浦島エイジが
また戻ってくるかもしれない。

お前は あのとき 浦島エイジに
救われたんじゃないのか?

あの日 あの瞬間から
ただひたすらに お前は

浦島エイジに
もう一度 会いたいと

それだけを
願ってたんじゃないのか?

だが エイジは戻ってこなかった。

それは 俺が復讐を
果たせなかったからじゃない。

死んだ人間は
二度と戻ってこないからだ。

浦島エイジは死んだ。

もう二度と戻ってはこない。

殺したのは お前だ。

雪村 京花。

(京花)フッ。 フフフ。

フフフフ。

(京花)アハハハハ。

アハハハ! アハハ!

アハハハ。
ハハハハ。 アハハハ。

アハハハハ。 アハハハ。

あああああ…!

あ~!

あああ! あ~!

(泣き声)

お前は ずっと
痛みを感じないように生きてきた。

まるでLLと同じように。

過酷な家庭環境で育ってきた
お前にとって

痛みを放棄することが唯一

現実から
逃れる手段だったんだろう。

だが
これが大切な人を失う痛みだ。

浦島エイジが
取り戻してくれたんだよ。

うっ…。

(京花のすすり泣く声)

♬~

♬~

≪(女の子)ママ。
≪(母)ん?

≪(女の子)あれ 何てお花?

あれは キンモクセイよ。

へぇ~ いい匂いだね。
(母)ねっ。

(乙の爪をかむ音)

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

♬~

(ナミ)その後 体に変化とかは?
ほら 雪村 京花が言ってたでしょ。

(ナミ)新しい人格をつくるのが
目的だったって。

今のところ そういう兆候はない。

エイジが
自分から消えたおかげで

問題なく俺たちの統合が
進んだのかもな。

そっか。

(ナミ)はい。

ホントはさ エイジ本人に

伝えなくちゃ
いけなかったんだけど

タイミング逃しちゃって。

《はい》

《何ですか? これ》

《あなたが
頑張ってくれたおかげで

スカルがつぶれたから》

エイジは
何の関係もない私のために

必死に闘ってくれた。

エイジがスカルを
つぶしてくれたおかげで

私は救われた。

私だけじゃない。

女の子たちは みんな
エイジに感謝してる。

エイジは 私たちにとって
ヒーローなんだ。

(ナミ)
だから あのときは ありがとう。

エイジが
命を懸けて守ってくれた人生

大切にしなくちゃね。

どうしたの?

15年たって
今ごろ気付くとはな。

俺は 誰に対しても

復讐のために利用することしか
考えてこなかった。

だが エイジと父さんは…。

《早く向こうの生活に
なじめるといいな》

《だから ナミさんには
心から笑っててほしいんです》

俺は これまで
散々エイジを否定してきた。

俺に必要のないものが
寄せ集められた

ただのガラクタだと
ずっと思ってた。

だが 父さんの思いを
受け継いでたのは

エイジの方だったんだな。

父さんは きっと
復讐なんて望んでなかった。

消えるべきだったのは

エイジじゃなくて
俺の方だったのかもな。

それ 開けてみてくれる?

下手くそだな。

フフッ。
今は もっと上達してるから。

それ あなたにあげる。

あなたにも 一応 助けられたし。

それじゃ。

♬~

♬~

エイジは
ちゃんと生きてるんだね。

あなたの中で。

♬~

♬~

♬~

(サトル)
そろそろ就活しないとな。

一生 大学生でいてぇ。

あっ。 おい 何してたんだよ。

おせーよ。
(サトル)先に食べてるよ。

ごめん 遅れた。

(柏木)唐揚げ うめえぞ。
マジか。

あっ サトル
トマト食ってくんね?

いや 無理。 嫌い 嫌い。
(柏木)いいじゃん!

紅しょうがと交換しようよ。
(サトル)色だけじゃん 一緒なの。

(柏木)色が同じなら同じだって。
(サトル)全然 別だよ。

(柏木)今ならキュウリも付けちゃう。
(サトル)キュウリも嫌いだから。