<木曜劇場>silent #03【今はもう、好きじゃない…今好きなのは…】[字][解][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

<木曜劇場>silent #03【今はもう、好きじゃない…今好きなのは…】[字][解][デ]

「今はもう、好きじゃない…今好きなのは…」前代未聞の再生数で“見逃し配信”民放全ドラマ歴代最高記録を樹立し、社会現象となっている話題のドラマの第3話。

番組内容
紬(川口春奈)と想(目黒蓮)、どちらも大切な存在だからこそ本当の気持ちを伝えることができなかった高校時代から8年の時が経ち、湊斗(鈴鹿央士)は今は自分が紬の1番近くにいるという自負と、心のどこかに残る不安を抱えながら過ごしていた。そんな中、紬と想が一緒にいるところに遭遇してしまい、気持ちの整理がつかない。
番組内容2
想は奈々(夏帆)と一緒にいる時に、一方で紬は春尾(風間俊介)から手話レッスンを受ける中で、聞こえる人と聞こえない人との間にある距離感を、実感をもって感じていく。そんなある日、想はあることのために紬の家へ向かうが、そこに紬の姿はなく…
出演者
川口春奈、目黒蓮(Snow Man)、鈴鹿央士、桜田ひより、板垣李光人 / 夏帆 / 風間俊介、篠原涼子 他
スタッフ
【脚本】
生方美久(第33回フジテレビヤングシナリオ大賞『踊り場にて』) 

【音楽】
得田真裕(『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、『グッド・ドクター』、『監察医 朝顔』シリーズ、『アンナチュラル』、『MIU404』他) 

【プロデュース】
村瀬健(『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、『信長協奏曲』、映画『キャラクター』、映画『約束のネバーランド』他)
スタッフ2
【演出】
風間太樹(『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』、『うきわ ―友達以上、不倫未満―』、『脚本芸人』、映画『チア男子!!』、『チェリまほTHE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』他) 

髙野舞(『アライブ がん専門医のカルテ』、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』他)
スタッフ3
品田俊介(『ミステリと言う勿れ』、『信長協奏曲』、『失恋ショコラティエ』、『隣の家族は青く見える』他) 

【制作・著作】
フジテレビ
ご案内
【番組公式HP】
https://www.fujitv.co.jp/silent/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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ワードクラウド

キーワード出現数ベスト20

  1. 湊斗
  2. 青羽
  3. 大丈夫
  4. 湊斗君
  5. 無理
  6. 佐倉君
  7. 手話
  8. 友達
  9. ドア
  10. ホント
  11. 仕事
  12. 自分
  13. 仲良
  14. お兄ちゃん
  15. ハンバーグ
  16. 音声
  17. 戸川君
  18. 今日
  19. 春尾
  20. 心配

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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ポニーキャニオン

(想)『言葉』 佐倉 想。

言葉は何のためにあるのか。

なぜ生まれ 存在し続けるのか。
なぜ この一つの星に…。

(湊斗)
《あんま興味なかったけど

青羽が好きっていうから
見た映画》

《人が恋に落ちる瞬間を
初めて見てしまったって

何だそれって思ってたけど》

《そっか これか。
こういう感じか》

♬~

♬~

(湊斗)《すごく仲のいい友達と
すごく好きな人だったから

うれしかった》

《すごく切なくて
ちょっとだけ うれしかった》

(湊斗)《ちょっとだけ
ほんのちょっとだけ

うれしかった》

(湊斗)《そんな自分のことも
このときの 想のことも

許せなかった》

《何となく
連絡を取るのも気がひけて

その後 会ったのは
大学を出てから》

《高校の同窓会だった》

(拓実)2次会行く人?

(拓実たち)行こう!
行こう 行こう…。

(真子)紬 行くよ。

真子 ごめん。 私 帰る。

みんな ごめんね。 またね。

≪マジ? 帰るの?

(尚也)湊斗 行くぞ。 湊斗!

んっ…。

ハァ…。

≪(窓をたたく音)

≪(窓をたたく音)

あっ 戸川君。

んっ?

えっ?

(ドアの開く音)

戸川君 2次会行かないの?
青羽 2次会行かないの?

ちょっと仕事が。

ちょっとじゃなさそう。

仕事 楽しい?
楽しくないよ。 仕事だもん。

お金もらってるんだもん。
楽しくなくていいんだよ。

それ 何やってんの?
う~ん 企画書みたいなやつ。

今すぐやんないとなの?

来週までって
言われてたんだけど

さっきメール来て
あしたまでって…。

そっか。

(キーボードをたたく音)

大丈夫だよ。
えっ 何も聞いてないよ。

私 やればできる子
って言われてんの。

上司にも 割とこう 好かれてて
うまくやってんの。

同期にも頼られててさ。

これも 本当は 同期の女の子が
やるはずだったんだけど。

青羽さんになら
任せられるってなって。

まあ あしたまでなら… うん。

無理すれば
無理じゃない内容かなって

私も判断して引き受けて。 うん。

ありがたいよね。
期待されてるってさ。

ちゃんと期待に応えなきゃ
って思う。

社会人ってすごいよね。
週5で会社行ってさ。

家帰って仕事して
土日も働いてるんだもん。

偉いよね。
青羽。

戸川君 会社の女の人に
挨拶で体触ることとかある?

ないよね。
する人も いるらしくてさ。

いてさ。 挨拶なんだって。

文化の違いかな。

(キーボードをたたく音)

ご飯 ちゃんと食べてる?
食べてるよ。 当たり前じゃん。

ちゃんと寝てる?
寝てる 寝てる。

ねえ ホント大丈夫?

大丈夫だよ。

あっ びっくりした。 何?

いた。 つかまえた Wi-Fi。
えっ?

動画 検索して。
動画?

「犬と猫 スペース 仲良し」って。
犬と猫…。

カワイイの出てくるから。
それ見てて。

(湊斗)カワイイね。
カワイイ~。

メロンソーダとオレンジ
どっちがいい?

コンポタ。
ドリンクバーにコンポタはありません。

コンポタ。
無理です。

無理か。

無理なことってあるんだよ。

無理してやったことって
無理なことなんだよ。

無理すると ホントに全部
無理になっちゃうんだよ。

やればできるって
やらせるための呪文だよ。

期待と圧力は違うよ。

俺ね 人 殴ったことないし
殴りたいと思ったこともないのね。

うん。 なさそう。

でも その 青羽の職場にいる

青羽に挨拶するやつは
俺 会ったら

たぶん 殴っちゃうと思う。

♬~

そっか。
会わせないようにしなきゃね。

(湊斗)うん。 青羽も
もう そいつに会ってほしくない。

♬~

(湊斗)うん?
見ていいよ。 元気出るから。

フフッ ありがとう。

う~ん ハンバーグでも食べよっかな。
うん 食べな。

(湊斗)《結局 紬は食べきれなくて
残りを俺が食べた》

《次の日 退職願出したよ
って電話をくれた》

(湊斗)《それから何度か

お互いの家を
行き来するようになって

そういう感じになった》

おなか減った。

食べていいよ。

眠い。

寝るか食べるか どっちかにしな。
うん。

(湊斗)《よく寝て
よく食べるようになった》

♬~

(湊斗)《時給や賄いだけで
バイトを選んでいたので

紬は何が好き?
何に関わる仕事がしたい?

と聞いたら》

音楽。

(湊斗)《誰かを思い出した
みたいな顔で そう言って

その2週間後に
今のバイト先で働き始めた》

(ゆかこ)
じゃあ ブースづくりするから

一緒に手伝ってくれる?
はい。

(ゆかこ)青羽ちゃん テープ取って。
あっ はい。

(湊斗)《その誰かが
店に来たらどうしよう》

《そんなことばかり考えていた》

《来るわけないのに》

《そのころには もう
その誰かは》

《想は》

あっ 紬。 今 家?
あっ うん。 もうすぐ着くとこ。

そっか。 夜 暇?
今 ちょうど近くでさ。

ハンバーグ…。

ハンバーグ? 何?

聞こえてる? 湊斗?

湊斗。
紬が好きそうなハンバーグのお店

先輩が教えてくれて。
そっか 行きたい。 行こ。

今日じゃなくていっか。
えっ 行こうよ。

あっ うん。

♬~

(湊斗)想。 想!

湊斗…。
想!

ごめんね。
今日って伝えとけばよかった。

突然会ったら びっくりするよね。

ハンバーグ行こう。
食べ行こ。

ホント 今日じゃなくていい?

えっ 行こうよ。
(湊斗)いいって!

ごめん。
また連絡するね。

(踏切警報機の音)

(市原)
本日からお世話になる市原です。
(西島)君か 新人というのは。

俳優の道が どうしても諦められなくて。
それで社長が 僕に付けと…。

その社長からです。
新規の出演依頼だそうです。

…で 君も見たんだろ?
申し訳ありません!

…で 君はどう思った?
ちょっと面白いかと。

じゃあ やろう。
え?

僕は常に他人が見たい西島を
演じるべきだと考えてるんだ。

素晴らしい。

《なんだ これは…》
僕が ダイワマン?

<ダイワマン!>

♬~ (余)事実 40代は平均1本

歯が抜けている

それが50代で3本

60代で6本 と増えていく

歯槽膿漏は歯が抜ける最大の原因 だから

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♬~「デントヘルス」 《塗る医薬品も》

ただいま。

(光)姉ちゃん また
窓開けっぱなしだったんだけど。

虫入るから
やめてって言ってんじゃん。

ああ ごめん。

罰として 姉ちゃん今日ご飯係ね。
早くして おなか減った。

う~ん… おなか減らないな。

あっ ほら 危ないよ。

何かあったの?
湊斗 イライラしてる。

えっ 湊斗君? あの湊斗君?
うん。

湊斗君に
喜怒哀楽の怒ってあるんだ。

あるの。
今の湊斗 怒なの。

佐倉 想君。

今 戸川 湊斗君の
話 してんだけど。

ハァ…。

色々あるみたいだけどさ 佐倉君。

でも 湊斗君的には こう…。

俺に何も言うことないんか!
って思うんじゃない?

知らないけど。

♬~

♬~

(バイブレーターの音)

(バイブレーターの音)

お待たせしました。

ごゆっくりどうぞ。

はい。

あっ すいません。
すぐにお持ちします。

あっ どうでした?
話せました? 約束した彼と。

ああ… 習ったことは
ちゃんと発表できたんですけど。

発表って。

普通に会話するのは
やっぱ難しいですね。

全然ペラペラじゃないです。
その彼と話してたら

自然とペラペラになりますよ。
こうやって授業で受けるより

実践の方が
ずーっと上達しますから。

そういえば。
そういえば?

春尾先生って
何で 手話始めたんですか?

ああ…。 大学のときに
難聴者の方のボランティアやってて

それがきっかけです。
そうなんですね。 すてきです。

いや。 怠惰な学生で

就活しなきゃ
っていうときになって初めて

自分には何もアピールするものが
ないって気付いて

それでボランティア。
最低ですよね。

いや そんな…。

知ってます?
ろう者の8割くらいが

ろう者同士と結婚するんです。
へえ そんなに。

ろう者同士の方が
幸せっていうことですかね。

♬~ (新垣) 《雪肌精に

おすすめの年齢はありません》

《性別や年齢を問わず使える》

《自然の恵で作られているから》

<それは 地球生まれの透明感>

<「雪肌精」 Gift from the Earth>

♬~ (羽生) 《雪肌精に

男性用はありません》

《性別や年齢を問わず使える》

《自然の恵で作られているから》

<それは 地球生まれの透明感>

<「雪肌精」 Gift from the Earth>

光? どうしたの。

怒?
(湊斗)うん?

湊斗君 怒?
(湊斗)ド?

んっ? ド? 何が?

佐倉君。
(湊斗)ああ…。

紬から何か聞いたの?

代わりとか思ってない。

好きな人いなくなったから
いる人 好きになったんじゃない。

絶対ない。

うん。
(光)俺 分かるから ホント。

俺のへその緒
姉ちゃんが切ってるから。

だから そういうの分かるから。

フッ… そっか。
(光)うん。

じゃあ バイトあるから。
稼いで 姉ちゃんに

もろもろ 返さなきゃだから。
(湊斗)うん。

♬~

もしもし 紬?

そうなの? 俺も。
何となく電話してみた。

≪(ノック)

(律子)んっ? 萌?

いるよね?
(萌)いるけど。

ノック 聞こえなかった?

う~ん 聞こえたよ。
返事すんのめんどくさかっただけ。

あっ… そっか。
(萌)うん。 何?

これ 交通費。
(萌)んっ? どこまでの?

お兄ちゃんとこ。

心配なら
自分で行けばいいのに。

お母さんが行くと嫌がるから。

お兄ちゃん
お母さんが嫌なんじゃないよ。

お母さんが
自分の心配してることが嫌なの。

残り お小遣いにしていいからね。

お~ やった!
新幹線乗らないで行こう。

知ってる?
(律子)何?

お兄ちゃん 最近
紬ちゃんと会ってるらしいよ。

何か 手話
勉強してくれてるんだって。

何ていうんだっけ そういうの。
けなげ?

ありがたいんだけどさ。
でも 何かちょっとイラッとするよね。

萌。
(萌)気分いいのかな?

今まで 何があったかも知らないで
久しぶりに再会して

あなたのために
一生懸命 手話覚えますって。

自分は その間 湊斗君と
仲良く 楽しく のんきに

へらへら生きて…。
(律子)萌!

ハァ…。

あっ 諭吉!
(律子)行かなくていい。

想に余計なこと言いそうだから。

お兄ちゃんの心配ばっかり。

(ゆかこ)田畑 ごみ。
(田畑)青羽さん ごみだそうです。

えっ ゆかこさん
私に言いました?

えっ? どっちでもいいから ごみ。
(田畑)ですって 青羽さん。 ごみ。

田畑君 ごみ出ししたことある?
ないよね。

(ゆかこ)田畑 つむたんが
ごみ出しの場所教えてくれるって。

いや 大丈夫です。
申し訳ないんで。

一人で行ってきてください。
そっち出たところの すぐ前の

あっちだから
一人で行ってきてください。

マジでどっちでもいいんで
行ってきてください。

ほら。 行く。

わあ。

んっ…。

えっ?

あ… うん。

ありがとう。

ああ… うん いいよ。

でも あと1時間くらいあるけど。

あっ ううん 大丈夫。

お待たせしました。

ううん。

何か 話あるの?

大丈夫 大丈夫。

久しぶりに会って
びっくりしてただけ。

うん。
もう3年くらいかな。

うん?

ホントに気にしなくて大丈夫だよ。

佐倉君に会うこと
湊斗に話してたし。

えっ?

ちょっと待って。

私 湊斗のこと大好きなんだよね。

2人で会うの 湊斗に悪い
って思うのは分かるけど

でも 私たち 別に そんなことで
ケンカになったりしない。

別れたりしない。

それより 湊斗とも
また仲良くしてくれたらいいな

って思ってた。
私が言うことじゃないから

無理に会わせようと
しなかっただけで。

佐倉君とは
時々 ご飯とか行って

手話で話せたらいいな
って思ってたの。

何か もっと どうでもいい

何でもない話
したかっただけだよ。

今はもう 佐倉君のこと
高校の同級生としか思ってない。

今 好きなのは湊斗。
佐倉君は違う。

好きじゃない。

うん?

♬~

♬~

おお!
(春尾)あっ こんばんは。

(湊斗)お世話になってます。
(春尾)お世話しましたっけ?

(湊斗)あの 紬…。
(春尾)ツムギ?

たぶん あの 手話の青羽って…。
(春尾)ああ 青羽さん!

えっ 青羽さんの…。

弟さんですか?
(湊斗)あっ… 弟。

あっ 彼氏。 彼氏だ。
だと思いました。

青羽さん
すっごい頑張ってますね。

何でも
友達と手話で話したいとか。

あっ…。
前 言ってた昔の友達…。

です。
紬が手話で話したい人。

で 青羽さんの彼氏
っていうのが…。

俺です。 今は。

商売道具なんで 手はちょっと。
(湊斗)話し掛けてもいいですか?

もう 結構長く 話してると思う…。

会ったんです。
俺も その友達 久しぶりに。

背中に名前呼んで。
昔みたいに 名前呼んだんです。

でも振り返ってくれなくて。

聞こえないから
当たり前なんですけど

でも何か どっかで ちょっと
もしかしたらって。

何かの間違いとかって。

聞こえないなら
振り返らないですよ。

当たり前じゃないですか。

お邪魔しまーす。

(せき)

(萌)う~ん…。

萌。
うん?

何しに来たの?
別に? 元気かなって

様子見に来ただけ。
何か お母さんがさ…。

あっ…。

様子見に来た。 元気?

声で話し掛けられるとさ
聞こえてる気がしちゃうんだよね。

手話するの忘れちゃう。

湊斗君 大丈夫?

また 仲良しなれた? 戻れた?

何で?

紬ちゃんと付き合ってるから?

あっ…。 もうあれでしょ。
昔のことじゃん。

あの… 普通…。

普通に どっちとも仲良く
友達に戻ればいいじゃん。

心配させたんだから
病気 隠してたこと 謝ったら?

お~ ついた ついた。

ありがとう。
いいえ。

やっぱ 家に男手があると便利だね。
光 いるじゃん。

そうだ いるや。

結局 部屋決めてないね。

ああ… タイミング合わせて
また 内見行こうよ。 ねっ。

うん。 いつでもいいよ。
紬がいいときで。

あっ ちょっと
買い物 済ませてきていい?

手伝おうか?
大丈夫 ゆっくりしてて。

そろそろ
光 帰ってくるかもだけど。

うん。

いってらっしゃい。
(ドアの開く音)

あれっ 姉ちゃん?
あれっ 光。 今 帰るとこ?

うん。
ちょうどよかった。

持って 持って…。 重い 重い。

重っ。

えっ?
何?

LINEきた。

アパートの近くにいるんだけど
話せる?って。

えっ どうしよう。
うん? 湊斗君?

佐倉君。
はっ?

湊斗 今
うちで待ってるの 一人で。

♬~

♬~

(シャッター音)
(湊斗)あっ。

♬~

ちょっと待って。

♬~

えっと…。

あっ… 電話きた。

もしもし 紬?
うん ちょうど今 会って。

うん。 大丈夫だから。
落ち着いて。

ハハッ…。

うん。 うん。
じゃあ 待ってるから。

急がないでね 転ぶから。
ゆっくりでいいから。

うん。

待ってろだって 中で。

行くよ。

いいから。

(赤楚)
<脂肪を分解するとか 吸収を抑えるとか>

…の その先へ!

<新時代の脂肪対策>
始まる。

<明治 脂肪対策ヨーグルト>
ご一緒に!

ああ… じゃあ その辺。

(音声)

(音声)

想 ビール飲む?
俺のじゃないけど。

想?

(音声)

(音声)

(テレビを消す音)

想の方が誕生日早いから

俺の二十歳の誕生日に
一緒に飲みに行こうって。

それまで お酒飲まないでいるから
って言ってたくせに…。

もう26なんだけど。

想。

想 無視すんなよ。

想!

♬~

それのせいで別れたの?

それ隠したくて
心配掛けたくなくて消えたの?

想らしいよね。
隠すとか 別れるとか

そういうふうに
決めちゃう感じ。

紬に迷惑掛けたくないとか
分かるけど 分かるけどさ…。

何で 俺に言ってくれなかったの?
何か 力に…。

なれないけど
なれないの分かってるけど

でも 言ってくれないのはさ…。

(ドアの開く音)
2人ともごめん。 ホントごめん。

えっ? 何?

(光)湊斗君 大丈夫?

(ドアの開く音)
(光)俺 湊斗君とこ…。

(ドアの閉まる音)

(泣き声)

(湊斗)想!

想!

ちょっと!
無視すんなよ 想!

♬~

湊斗 何か話したの?
話してない。

聞こえないし 話せないし。

ごめん その…。
佐倉君に会ってたの。

そんなこと怒ってない。

そんなの別に
全然気にしてない。

気にしてるけど
すごい気にしてるけど

でも 大したことない。
気にしてるってほどじゃない。

何かあったの?

何かあるよ。 色々ある。

簡単に受け入れらんないこと
いっぱい。

すんなり受け入れて
手話まで覚えて

普通に顔見て話して…。

すごいよね。 すごいよ。

紬 想の方が
いいんじゃないかって。

取られるんじゃないかって。
ないよ。 大丈夫だよ。

そう思って そういうこと気にして
イライラしてる方が

楽だったから。

想のこと 悪く思えば
楽だったから。

湊斗…。

友達の病気受け入れるより
ずっと楽だったから。

名前呼んで

振り返ってほしかった
だけなのに。

(真子)戸川君のこと好きだよね。

フットサルするのに
人集めるの手伝ってほしくて。

(拓実)お前 マジ
お人よし甚だしいな。

卒業してから 特にこの3年

どんなふうに
生きてたんだろうって。

紬 お願いがあって…。

[そして…]