<木曜劇場>silent #04【戻れると思う。元に戻れたら嬉しいなって】[字][解][デ]…のネタバレ解析まとめ

出典:EPGの番組情報

<木曜劇場>silent #04【戻れると思う。元に戻れたら嬉しいなって】[字][解][デ]

「元に戻れると思う。戻れたら嬉しいなって…」紬、想、湊斗。優しさをぶつけ合いながら、それぞれが下す決断とは…?

おしらせ
「SMBC日本シリーズ2022 第5戦 オリックス×ヤクルト」延長の際は、放送時間繰り下げの場合あり。
番組内容
紬(川口春奈)の家で鉢合わせした紬・想(目黒蓮)・湊斗(鈴鹿央士)・光(板垣李光人)。
思わずその場を去る湊斗だったが、紬はちゃんと2人で話した方がいいと諭す。
湊斗は8年ぶりに想と向き合う中で、想が何も変わっていないと感じ、高校仲間のフットサルに参加してみないかと誘う。
番組内容2
そんな湊斗に対して、紬と想の復縁を懸念する同級生たちだったが、真子(藤間爽子)は紬が今は湊斗のことを本当に大切に思っていることを理解する。
迎えた当日、フットサル場で待つ同級生たち。そのとき、想は…
出演者
川口春奈、目黒蓮(Snow Man)、鈴鹿央士、桜田ひより、板垣李光人 / 夏帆 / 風間俊介、篠原涼子 他
スタッフ
【脚本】
生方美久(第33回フジテレビヤングシナリオ大賞『踊り場にて』) 

【音楽】
得田真裕(『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、『グッド・ドクター』、『監察医 朝顔』シリーズ、『アンナチュラル』、『MIU404』他) 

【プロデュース】
村瀬健(『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、『信長協奏曲』、映画『キャラクター』、映画『約束のネバーランド』他)
スタッフ2
【演出】
風間太樹(『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』、『うきわ ―友達以上、不倫未満―』、『脚本芸人』、映画『チア男子!!』、『チェリまほTHE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』他) 

髙野舞(『アライブ がん専門医のカルテ』、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』他)
スタッフ3
品田俊介(『ミステリと言う勿れ』、『信長協奏曲』、『失恋ショコラティエ』、『隣の家族は青く見える』他) 

【制作・著作】
フジテレビ
ご案内
【番組公式HP】
https://www.fujitv.co.jp/silent/

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

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キーワード出現数ベスト20

  1. 湊斗
  2. 大丈夫
  3. ホント
  4. 佐倉君
  5. 元気
  6. 真子
  7. 通訳
  8. フットサル
  9. 一緒
  10. 自分
  11. 全然変
  12. 拓実
  13. お願い
  14. タップ音
  15. フフ
  16. 気使
  17. 古賀
  18. 心配
  19. 雪肌精
  20. 彼女

解析用ソース(見逃した方はネタバレ注意)

   ごあんない

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ポニーキャニオン

♬~

♬~

駄目。

駄目。

佐倉君 邪魔だから。
邪魔しないで。

(湊斗)ごめん。

想に謝っといて。

色々 勝手にしゃべって
たぶん 何も伝わってないから。

別に怒ってないし
大丈夫だからって。

適当に説明しておいて。

自分で話した方がいい。
自分でちゃんと伝えた方がいい。

俺 話せないし 紬の方が…。

私が話したんじゃ意味ない。
伝わんない。

(ドアの開く音)

ただいま。

(光)姉ちゃん 大丈夫?

ご飯 食べ行こう。
ファミレスでいい?

(光)えっ やだ。
この4人でファミレスとか絶対やだ。

4人で
ファミレス行くわけないでしょ。

この2人は置いてく。

(光)え…。
じゃ あと よろしくね。

ほら 行くよ。
(光)うん。

何?

ああ 声 文字にしてくれるやつ?

えっと…。

ごめん。
紬 機嫌悪くて。

そう。
おなか減ってるとね 余計に。

帰って死体あったらどうするよ?

成人男性2人も どこ埋めるよ?
何で どっちも死んでんの?

今ごろ 私の悪口で
盛り上がってるよ たぶん。

フッ。 えっ?
元親友同士で?

今カノと元カノの悪口で
盛り上がってんの?

ウケる。 ハハッ…。

全然ウケない。
何も面白くない。

あの2人は
ちゃんと話せば大丈夫。

大丈夫。

(湊斗)古賀先生のフットサル場

最近は
卒業生のたまり場になってて

先生もフットサルしろって
怒りつつ話に交ざってきて。

フフッ。
みんな 全然変わんないよ。

ホント そのまま。

何か 違うの飲む?
さすがにこれ以上は怒られるかな。

紬 意外と主婦っぽいっていうか

1円単位で
家計簿つけたりしててさ

どうしよう。

何か 買い足しといた方が
いいかな?

湊斗。

あっ。

あっ ごめん。

独り言。 気にしないで。

しゃべった方がいい?

全然 変わんない。

何か
久しぶりでびっくりしただけ。

名前呼ばれるの。

しゃべりたくなかったから
しゃべんなかったんでしょ?

だったらいいよ。
想が好きな方で。

だって ほら 俺は

こうやって 機械に頼って
しゃべってんだから。

想も自分が好きなように
話せばいいよ。

想 ホント 全然変わんないね。

♬~

(タップ音)

んっ?

何が?

(タップ音)

(タップ音)

大丈夫。

大丈夫。

分かってる。

(タップ音)

紬 大丈夫だよ。

この3年 ずっと一緒にいたけど
全然大丈夫 ずっと元気。

想の心配なんかいらない。

付き合いだしたころ
サッカー部のみんなから

何でお前なんだよって

釣り合わねえよ
って言われたけど…。

でも何か
周りがどう思ってても

俺も紬も 好きで一緒にいるから。

任せとけ。

…とまでは言えないけど

でも 今の紬も
ちゃんと楽しそうだから

心配しないで。

♬~

♬~

ただいま。
(湊斗)あっ おかえり。

佐倉君は?

どこに埋めたの?

東京湾に沈めたの。

えっ 冗談だよ?
何 その顔。 そっくり。

想 ちょっと前に帰ったよ。
うん そっか。

話せた?
(湊斗)うん。 話せた 話せた。

何 話したの?
(湊斗)え~?

内緒。 恥ずかしいじゃん。
何か 友達と話したことってさ

聞かれたくないよ 普通 彼女に。

あっ 聞かれちゃまずい話
ってことじゃなくてね。

あ~ 確かに。
真子と話したこと

湊斗に聞かせらんないわ。

(湊斗)それは 聞かれちゃまずい
話だからでしょ?

コンビニ行ってくるね。

弟に聞かれちゃまずい話も
あるだろうし。

別にないけど。
いってらっしゃい。

(光)いってきまーす。

できた弟だよね。

紬と付き合ってる以上
無理だと思ってた。

うん?

想とまた ああやって話すの。

考え過ぎだった。
何か 気にしてるこっちが

恥ずかしい感じだった。

紬は任せとけ
くらいのこと言った?

言った 言った。
えっ? ダッサ。 恥ず。

想 高校のときから
全然変わってなかった。

そのまんまだった。
分かる。

何かさ 話してみると
あっ 佐倉君だってなるよね。

変わってなくてよかった。
想があんな感じなら

こっちも
気使わなくていいっていうか。

確かに。
紬のこと

一番に考えられるっていうか。
フフ…。 ダサ。 恥ず。

痛い。 痛い 痛い…。

♬~

(光)ああ 飲んだ分ね。

佐倉君。

あっ そっか…。

1本 まけてあげる。

あ…。 俺 分かんないから。
できないから 手話。

感じ取って。
1本あげる。 ねっ。

残り もらっとくから。

(光)んっ。 んっ。

じゃあ 車に気を付けて。

♬~

(松坂)
<大きな間口によって切り取られた外界>

<内に広がる空間は 曖昧な境界線によって

つながりながら広がっている>

<日本の伝統的な空間の捉え方だ>

<その中に人は身を置き
移ろいゆく豊かな時間に身を浸す>

<日本の美意識を宿す邸宅 「MARE」>

<家は 生きる場所へ>

♬~「システマ」 (岡田)あなたには歯周病の疑いが!

(女性)私まだ30代だし絶対なってませんっ!

ではこれを あなたにも歯周病プラークが

隠れている可能性が!
まさか!

そうなる前に「システマ」!

《歯ぐきの隙間に浸透し 隠れたプラークまで》

きもちぃぃ~!

♬~「システマ」

ただいま。
(隆司)おっ おかえり。

(萌)ただいま~。
(律子)おかえり。

想 元気だった?
(萌)うん。

まあ でも ちょっと
悩んでる感じあったけど

口挟むなって感じだった。

えっ?

すっごい元気だった。
何か もう いろんな話 して

盛り上がっちゃって
夜中まで語り明かしちゃったよね。

透視されてるぞ。

アハハ。
ヤバい。

わしゃわしゃしていいですか?
(男性)いいですよ。

あ~ あ~! アハハハ。

う~ん!

フフフ もふもふ。

ねえ! 湊斗 見て。
(湊斗)うん?

ねえ カワイイ。 お利口さん。
(湊斗)お利口さんだね。

う~ん!

やっぱさ
ペット可のとこにしない? アパート。

(湊斗)でもな 生き物はなぁ。
飼うの嫌?

私 ちゃんとするよ?
散歩とか。

(湊斗)だって いつか死んじゃうよ?
悲しいよ。

湊斗 付き合い始めたころも
言ってた。

ペット飼う話 したっけ?
ううん。

始めちゃうと終わっちゃうって話。

いつか別れること考えちゃうから
女の子と付き合うの勇気いるって。

付き合い始めた彼女に言うなよ
って思ったけど。

何か ぬるっと
付き合い始めちゃったから。

ハハッ 確かに。

もし 別れても 別れたとしても

別れるまでに
楽しいことがいっぱいあったら

それでいいのにね。

うん。
別れないのが一番いいけどね。

そうだね。

(バイブレーターの音)

♬~

♬~

フフ… 彼女だよ。

(音響式信号機の音)

ありがとう。

(2人)フフッ…。

何か 照れちゃうな。

行こ。 フットサル。

♬~

俺が こうやって
想と会って 話して。 で…。

何ていうのかな。

大丈夫だなって。
みんな 元に戻れるなって。

戻れたら 俺はうれしいなって。
俺はね。

♬~

俺は 気使ってないよ。

♬~

(バイブレーターの音)

♬~ (新垣) 《雪肌精に

おすすめの年齢はありません》

《性別や年齢を問わず使える》

《自然の恵で作られているから》

<それは 地球生まれの透明感>

<「雪肌精」 Gift from the Earth>

♬~ (羽生) 《雪肌精に

男性用はありません》

《性別や年齢を問わず使える》

《自然の恵で作られているから》

<それは 地球生まれの透明感>

<「雪肌精」 Gift from the Earth>

(拓実)で 何?
(湊斗)あっ…。

フットサルするのに
人集めるの手伝ってほしくて。

(拓実)いつも勝手に
集まってくるじゃん。

うじゃうじゃと。
(湊斗)そういうことじゃなくて

ちゃんと こう 説明した上で
会いたい人だけをっていう。

想?
(湊斗)うん。 誘ってみた。

ハァ…。
正直さ みんな 想に会っても

どうしていいか
分かんないと思うよ。

みんなも会いたいかな
って思ったんだけど。

状況が違うだろ 高校のときとは。

想だって
俺らに気使われるの嫌だろうし。

でも 全然変わってないよ 想。

会えば分かると思う。
最初は気使うかもだけど

だんだん あっ 想なんだなって
分かると思う。

戸川君も お人よしだよね。
友達とはいえ 佐倉君じゃん。

紬のこと心配じゃないんか あいつ。
心配って?

えっ? 寝取られないかなとか。
ハッ… 寝取られません。

紬さ 意外と本気で
戸川君のこと好きだよね。

うん 好き。
好きな人いなくなったから

いる人好きになったのかと
思ってた。

ちょっとだけ。

だとしたら
振られてすぐ付き合ってるよ。

湊斗。 あいつ マジ
何で あんなに自信ないの?

佐倉君と一緒にいすぎたせい?
フフフ…。 ホントね。

それがいいんだけどね。
ふ~ん。

(バイブレーターの音)

(湊斗)もしもし?

(拓実)次の日曜
2時から予約取った。

(湊斗)んっ?
圭介と尚也と

あっ あとはいつものメンバー。
(湊斗)ありがとう。

想 来なかったら
普通に いつもの感じで。

うん。
(拓実)想 来たら

まあ 何か いつもの感じで。
(湊斗)フッ… うん。

じゃあ 次の日曜で決まり?
うん。

まだ 想から返事ないんだけどね。

うん。 でも来てくれると思う。
そっか。

紬も仕事休みだよね?
休みではあるけど。

来るよね?
えっ?

私 ボールに足当たんないよ?
知ってる。

フットサルは
しなくてもいいんだけど。

ほら 想がさ
手話できる人いた方が

安心だと思うから。
通訳さん係。

私 ペだよ まだ。
何それ?

手話の その 実力というか。

完璧に通訳して
ってことじゃなくて

安心材料っていうかさ。
私が通訳って聞いたら

すっごい不安な顔されそう。
フフッ…。

それは何かイメージできるけど。
う~ん じゃあ

湊斗の応援って目的で行くわ。
うん。 じゃあ それで。

真子も誘おう。

何か ホント やっと同窓会だね。
うん?

ちゃんと みんな集まる同窓会。

うん。

♬~

(光)あっ 湊斗君?
(湊斗)うん。 どうした?

今 姉ちゃんと一緒?
(湊斗)うん。 もう寝てるけど。

(光)早っ。 色気ない彼女だね。
(湊斗)そうだね。

湊斗!
あっ 起きた?

フフ… ううん。 寝言。

フフ… 姉ちゃん
寝言よく言うよね。

この間なんか
寝言で眠いって言ってたもん。

あっ 群馬 帰ってるんだっけ?

うん。 暇過ぎて電話したの。
(湊斗)いつ帰るの?

日曜 一緒にフットサルする?
(光)しない。 体動かすの嫌い。

だよね。
紬は ちょっと借りるんだけど。

借りるって?

通訳 お願いするだけ。

(光)あーね。
光も手話覚えれば?

紬に教えてもらってさ。
(光)嫌だよ。

絶対無理。
記憶力 死ぬほど悪いし。

紬ができるんだから大丈夫でしょ。
(光)姉ちゃんに失礼だよ。

そっか。

(光)何で そんなこと言うの?
(湊斗)うん?

(光)何で 手話覚えろとか言うの?

≪久しぶり 元気?

LINEは? 返事。
(湊斗)まだ。

(拓実)お前 外で待っててやれば?
もし来ても 入りづらいんじゃ。

大丈夫。 通訳さん 待ってる。

通訳さんです。 お出迎えに来た。

よろしくお願いします。

あっ!

通訳さんです。 お出迎えに来た。

よろしくお願いします。

ホントに不安な顔しないでよ。

んっ? もう一回やって。

(湊斗たち)5 6 7 8 9 10。

(歓声)

えっ 何で?

大丈夫だよ。
仲良かったみんなだし。

≪(古賀)青羽?

先生! お久しぶりです。
久しぶり。

(古賀)佐倉 久しぶり!

おっ おっ おっ おっ?

背 伸びたな。
背 伸びたねって。

(古賀)あっ そっか。
俺が縮んだかな? あっ?

ごめん。 何もしてやれなくて。

ごめん。

あいつら みんな
下手くそで見てらんないからさ

何とかしてやってよ。

ほら。
あっ。

みんな サッカー 下手過ぎるって。

いやいや… それだけ伝えたら
悪口だから。

えっと…。
頑張って だって。

(古賀)頑張って。

いいよ やっても。

同じチームでも
文句言わないでね。

何でよ。

≪想!

(同級生たち)想! 想!

想 こっち。

いってらっしゃい。

こっち来い。

≪久しぶりじゃん。
≪元気だった?

(騒ぐ声)

何か 全然 佐倉君だね。
佐倉君だよ。

(真子)高校のときのまんま。
全然変わってない。

呼んだら振り向きそう。
それね。

佐倉君!
ちょっ…。 ちょっと ちょっと。

久しぶり! 頑張って!

(真子)あっ 何か 通じたっぽい!

お~い!

行く?
行こ。

はい。

久しぶり。 元気そうじゃん。

俺も!

≪元気だったか?
(真子)何あれ? えっ 何の儀式?

えっ 何で試合前に
ハイタッチしてるの?

(同級生たち)
おっ? おっ? おっ?

もう1回!
(同級生たち)イェーイ。

(真子)言葉って
いらないもんなんだね。

ヤバい。 泣きそう 泣きそう。

古賀セン呼んで 和もう。

(真子)うわ。

あっち もう駄目だわ。
おじさんの涙腺 なめてた。

想。

よし 任せろ。
(湊斗)任せた。

たばこ行ってきまーす。

吸わないでしょ。
変な気 使わなくていいから。

仲良くね。
(湊斗)フゥ… 疲れた。

お疲れ。

(湊斗)これ 今さっき
間違えて買っちゃったから あげる。

冷めてるけど。
ありがとう。

えっ 間違えたの?
(湊斗)フッ…。

お~ やっぱ上手だね。
想だからね。

ねっ。 聞こえてるみたい。

デフサッカーっていうね
聴覚障がいの人でやるサッカーあって。

そういうのも考えたんだって。

サッカー上手だし やっぱり好きで
続けたかったと思うし。

でも 認めるみたいで
苦しかったんだって。

耳 聞こえないこと。

認めるも何も
って思っちゃうけど

健康に のんきに
ヘラヘラ生きてきたから

そう思っちゃうけどさ。

当たり前にあったもの
なくなって

そんな簡単に
受け入れらんないよね。

3年前くらいに

もう ほとんど
聞こえなくなったんだって。

≪想 想!

(ホイッスルの音)
≪出た 出た 出た。

笛 鳴った。 出てたよね?

イヤホンつけても
音 流れてこないのかとか。

字幕がない映画
見れないのかとか。

人と 声で話せないんだとか。

卒業してから 特にこの3年

どんなふうに
生きてたんだろうって。

どんな思いで この3年…。

なんてね。
私が 何か 勝手に

感傷的に
なってしまったりなんかして。

紬。
うん?

(湊斗)お願いがあって。
うん。

(湊斗)別れてほしい。

別れてほしい。

えっ?

別れよう。

何で?

好きな人がいるから。

(ボタンを押す音)
(湊斗)あっ。 ねぇ~。

あ~… 思い出してきた
こういう感じ。

ちょっと話そう。

久しぶりに会って どう?
みんなと。

大丈夫?

そっか。 だよね。

紬も大丈夫?
俺のせいで 会うの気まずい?

紬 ちゃんと食べて寝てるかだけ
それだけは気に掛けてね。

この3年 ホントは
楽しくなかったと思う。

行きたいとこ 食べたいもの
欲しいもの。

俺 全部 何でもいいよって。

紬の好きでいいよって言うから

つまんなかったと思う。

紬が教えてくれた
音楽とか映画とか…。

いいねって感想しか言えなくて

俺 ホント つまんないから。
想は違うからいいんだけど。

大丈夫なんだけど。

紬 想の横にいるときが
一番カワイイんだよね。

知らなかったでしょ。

いつでも自分が見てきた
あの紬だと思ってるでしょ。

耳 聞こえないんだよ。

耳 聞こえないだけでしょ?
他に何にも変わってないから。

すっごい性格ゆがんでないかなとか
ちょっと期待したのに。

別に 想のためとかじゃなくて
どっちかというと紬のためで

ホントに本音を言えば
自分のため。

俺がしんどいだけ。

2人見てて 2人がどう思ってるか
何考えてるか 分かるから。

言ったじゃん
みんな 戻れると思うって。

戻れたら 俺はうれしいって。

湊斗。

呼んであげて。
紬も 紬って。

喜ぶから。

♬~

♬~

♬~

これってもう別れてんの?
この 今の状況。

(春尾)無意識に
名前が出ちゃうくらい

ホントに好きなんですね。

伝わらないもんですね。
声で話せるんですけどね。

(湊斗)
俺じゃないと思ってたから ずっと。

[そして 過去の放送回は…]