<木曜劇場>silent #05【無意識に名前出ちゃうくらいほんとに好き】[字][解][デ]…のネタバレ解析まとめ
出典:EPGの番組情報
<木曜劇場>silent #05【無意識に名前出ちゃうくらいほんとに好き】[字][解][デ]
「伝わらない想い…無意識に名前出ちゃうくらい、ほんとに好き」別れを告げた湊斗、気持ちの整理がつかない紬。そして責任を感じる想…。伝えたい、伝わらない。
番組内容
湊斗(鈴鹿央士)から突然の別れを告げられた紬(川口春奈)は、その後なかなか気持ちの整理がつかないままでいた。そして想(目黒蓮)もまた、紬と湊斗の2人の関係がくずれたのは自分のせいではないかと懸念し、高校時代の恩師である古賀(山崎樹範)に相談する。
番組内容2
紬は手話教室の先生である春尾(風間俊介)に湊斗の話をする中で、自分が彼のことを大切に思い、本当に好きだったことを実感するとともに、聞こえる聞こえないに関係なく相手に思いを伝えることの難しさを痛感する。
そんな中、紬の携帯に湊斗から着信が入って…。
出演者
川口春奈、目黒蓮(Snow Man)、鈴鹿央士、桜田ひより、板垣李光人 / 夏帆 / 風間俊介、篠原涼子 他
スタッフ
【脚本】
生方美久(第33回フジテレビヤングシナリオ大賞『踊り場にて』)【音楽】
得田真裕(『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、『グッド・ドクター』、『監察医 朝顔』シリーズ、『アンナチュラル』、『MIU404』他)【プロデュース】
村瀬健(『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、『信長協奏曲』、映画『キャラクター』、映画『約束のネバーランド』他)
スタッフ2
【演出】
風間太樹(『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』、『うきわ ―友達以上、不倫未満―』、『脚本芸人』、映画『チア男子!!』、『チェリまほTHE MOVIE ~30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』他)髙野舞(『アライブ がん専門医のカルテ』、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』他)
スタッフ3
品田俊介(『ミステリと言う勿れ』、『信長協奏曲』、『失恋ショコラティエ』、『隣の家族は青く見える』他)【制作・著作】
フジテレビ
ご案内
【番組公式HP】
https://www.fujitv.co.jp/silent/ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ
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- 湊斗
- 戸川君
- 片思
- 青羽
- ホント
- 頑張
- 金麦
- 自分
- 湊斗君
- 全然
- 大丈夫
- 無理
- フッ
- フフッ
- 佐倉君
- 全部
- 無意識
- カワイイ
- パンダ
- ハンバーグ
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(話し声)
ああ ありがとう。 助かるわ。
(湊斗)いえ すみません
安くしてもらって。
青羽もありがとね。
遅くなんないうち 帰ってね。
(紬)はい。
うん。
古賀先生 全然 年取らないね。
幾つ?
俺らが高3とき
たぶん 38とかだから
46?
へぇ~ 見えない。 カワイイ。
高3とき…。
高3?
うん。 高3のとき
アルバム 全部 一気に
想に借りてさ スピッツの。
あっ 私も。
でしょ? 知ってる 知ってる。
うん?
メモ。 ああ メモ? 手紙?
うん 何か パンダの
これくらいのさ。
はっ…
歌詞カードの あの 間に挟んで。
それ。
えっ 何で?
貸してって言ったとき
今 他のやつに貸してるから
ちょっと待ってって言われて。
うん。
あっ 他のやつ。
他のやつ。
で その 他のやつから
返ってきたCD
俺がそのまま借りたみたいで。
なるほど。
歌詞カード ペラペラしてたら
紬の字が書かれた
紬の持ってそうな
メモ用紙 出てきて。
パンダがゴロゴロしてるやつ。
持ってた 持ってた。
パンダがゴロゴロしてるやつ。
うわ~…。
えっ 読んだの?
「佐倉君とは
音楽の趣味が合うから うれしい」
ねえ やめて!
ハハハ…
すっごい 紬の声で再生された。
えっ それ 戻した?
歌詞カードに。
ううん。 捨てた。
ごめん。
俺 実は そういうとこある。
人が人に書いた手紙 勝手に。
ごめん。
ううん。 よかった。
そんなキモい手紙
見られなくてよかった。
そのころ もう
好きだったんだよね 紬のこと。
想より前から。
戸川君 戸川君って
よく話し掛けてくれたけど
話の中身 全部 想のことだし。
ねえ。
想の話じゃないとしても
何組の何とかちゃんが
戸川君のこと好きらしいよとか
いや いらないし その情報。
俺が好きなの
2組の紬ちゃんだしっていう。
そのころの話は いいじゃん。
今のこと ちゃんと話そう。
今のことっていうか
今後のこと。
付き合い始めたのも 今思えば
何か 弱みに
つけ込んだ感じあったし。
紬も たぶん
取りあえず 優しくしてくれれば
誰でもいいみたいなの
あったと思うし。
ねえ。 私 ホントに
別れたくないんだけど。
この3年 ずっと考えてた。
今 紬が想と再会したらって
ずっと考えてたし
紬も考えてたと思うし。
正直 ずっと不安だった。
別れよう。
もう無理しなくていいよ。
俺が もう無理。
俺が無理。
このまま 紬と一緒にいたら
無理になる。
優しくできなくなる。
紬にも 想にも。
別れよう。
嫌われたくない。 紬にも 想にも。
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
♬~
♬(音楽)
(♬『みなと』)
(呼び出し音)
あっ 湊斗? おはよう。
(湊斗)うん。
今日 湊斗んち 行っていい?
だからさ…。
荷物が いっぱい
置きっぱなしだと思うから。
ああ…。
回収しに行っていい?
お気に入りのパジャマがさ
そっちなんだわ。
今日 着たいんだわ。
ゴロゴロあった方がいいかも。
フフッ… キャリーバッグね。
確かにいるかも。
じゃあ 仕事終わったら
連絡もらっていい?
うん。 分かった。
うん。 じゃあね。
(通話を切る音)
(食べる音)
(タップ音)
誰? 友達?
(萌)お兄ちゃんの元カノの弟。
余計な口出しすんの やめなよ。
お兄ちゃんのせいに
されてるっぽいんだもん。
そういう雰囲気なんだもん。
誰のせいでもないのに。
誰のせいでもないことが
一番やっかいなの。
そういうもんなの。
♬~ (上戸) 健康には免疫力
歯には抵抗力が大切です
でね…歯の抵抗力は
フッ素で高められるんですって!
とゆーことで
コレッ! クリニカ アドバンテージ!
≪高濃度で 高密着フッ素処方≫
≪フッ素が 歯の抵抗力を高めて
むし歯を予防する≫
フッ素入りハミガキは
♬~クリニカ
≪アドバンテージ≫
歯には 抵抗力を
♬~ ≪(母)お父さん迎えに行った~
(黒木)はーい じゃあね~
≪帰れば 「金麦」 帰れば ワイワイ≫
あ~おかえり~
≪帰れば おでんと≫
(缶を開ける音)シュカッ
≪帰れば…!≫
(父)おっ
(泡の音)シュワー
<帰れば 幸せ 帰れば 「金麦」>
<さて 「金麦」は「金麦」でも
冬しか飲めない「金麦」は>
冬の味
ふ~ん
(柳楽)どーん!
<あつあつの鍋に ひえひえの「金麦」は>
冬の味
(妻)分かったよ~ あはは…
(泡の音)シュワー
<帰れば 晩酌 帰れば 「金麦」 冬の味です>
2人が別れたの
佐倉のせいだとして
それで 何?
納得いかないと。
ん… でもさ 佐倉さ。
自分だって
おんなじ女の子 振ってんじゃん。
もっと残酷な感じで。
それなのに
納得いかないってのは
何か ちょっとダサいわ。
佐倉 ダサいわ。
俺も 結構
真面目に言ってるけどね。
戸川と青羽にも 2人なりの
考えとか関係性があって
それは この何年だ? 8年とか?
まったく
2人を見てなかった佐倉に
分かるわけないと思うよ。
(キーボードをたたく音)
あれ これ 湊斗買ったやつ?
私?
んっ?
青羽のでしょ。 かため。
じゃあ 持って帰ろ。
(キーボードをたたく音)
どっちからだっけ?
何が?
どっちから告白して
付き合い始めたっけ?
どちらからともなく。
どちらからともなくだよね。
うん。
同窓会の次の日に
私が 仕事辞めたよって電話して
そしたら 湊斗が
ハンバーグ食べに行こうよ
って誘ってきて。
青羽が誘ったんだよ。
えっ 嘘?
ホント。
食べきれないかもだからって。
ああ… 言ったかも。
言ったよ。
その後
謎に週1くらいで会ってさ。
で 何回目かのご飯の後に
湊斗が部屋 誘ってきて。
えっ 違う 違う。
待って 記憶どうなってんの?
青羽が行きたいっていって
きかなかったんだよ。
俺 かなり拒んだし。
いや 嘘 嘘。
私 そんな ずうずうしくないよ。
終電ないとか言いだして 10時に。
あ~。 あのころ 東京って
終電9時だったよね。
フッ… だったかな。
そうだ そうだ。 フフッ。
何か 色々 思い出してきた。
思い出さなくていいよ。
ホントに嫌なのかと思って
ちょっとショックで。
女として見ろよっていう。
何か ちょっと
意識しろよっていう。
ショックだけど うれしくて。
ああ そうだよな。
戸川君って そういう人だよなって。
うん それだな。 そのときだな。
好きになったの?
うん。
遅っ。
ごめん。
自分のこと好きな人
好きになるとさ
片思いできないよね。
ああ できないね 片思い。
もったいないよね。
楽しいのに 片思い。
まあ 青羽には分かんないか。
うん?
今…。
今 片思い。 ほら。
楽しい?
全然 楽しくない。
絶望って感じ。
目が合っても絶望。
あっそ。
ね~ どうする?
何を?
別れる?
別れるよ。
マジか。
マジだよ~。
えっ これって もう別れてんの?
この 今の状況。
別れてるよ。
あっ 別れてんだ。
そうなんだ。
ギリ付き合ってんのかと思ってた。
ギリ別れてるよ。
あら。
さっき言ってたじゃん 自分で
片思いって。
あっ そうだ 言ったわ。
言った 言った。
ホントに片思いなんだ。
♬~ (新垣) 《雪肌精に
おすすめの年齢はありません》
《性別や年齢を問わず使える》
《自然の恵で作られているから》
<それは 地球生まれの透明感>
<「雪肌精」 Gift from the Earth>
♬~ (羽生) 《雪肌精に
男性用はありません》
《性別や年齢を問わず使える》
《自然の恵で作られているから》
<それは 地球生まれの透明感>
<「雪肌精」 Gift from the Earth>
♬~
(松坂)
<大きな間口によって切り取られた外界>
<内に広がる空間は 曖昧な境界線によって
つながりながら広がっている>
<日本の伝統的な空間の捉え方だ>
<その中に人は身を置き
移ろいゆく豊かな時間に身を浸す>
<日本の美意識を宿す邸宅 「MARE」>
<家は 生きる場所へ>
これで たぶん全部かな。
えっ?
えっ? 帰るでしょ?
うん。 あっ 玄関までか。
ありがとう。
いいよ 持ってく アパートまで。
重いし。
フッ…。
女の子にはね
ちょっと優しくない方がモテるよ。
だから
俺 微妙にモテないんかな?
微妙にね。
次の人のとき 気を付ける。
やっぱ 運んでもらおうかな。
重いや はい。
ちょっと練習しよっかな。
もっかい言って。
んっ?
これ アパートまで運んで。
はあ? やだ めんどくさい。
お前 いつまでいんの?
早く帰れよ。
フフフ…。
待って 待って 面白い。
面白いって何?
似合わない。 無理 無理。
それはそれでモテないよ。
もう 俺 何してもモテないじゃん。
一人で全部持てる?
うん。 持てる。
うん。
あっ すいません。
(春尾)どうかしました?
何か ちょっと 絶望で。
絶望?
片思いに…。
あっ 片思いって
どうやるんですか? 手話。
片思い。
うわ 残酷。 届かず落ちていく。
片思いが どうかしたんですか?
あっ 全然 大した
あれじゃないんですけど
片思いになっちゃって。
それだけです。
授業しましょう。
えっ 湊斗君?
はい 湊斗…。
えっ 名前まで教えましたっけ?
あ~…。
あっ 私 無意識に
名前出してました?
癖なんです。
よく真子に…
あの 友達に言われるんです。
また 無意識の湊斗出てたよって。
あっ はい。 それです。
あの… 無意識の湊斗君です。
ホントに好きなんですね。
湊斗君 まるで青羽さんは
自分のことそんなに好きじゃない
みたいな そんな言い方するから。
無意識に名前出ちゃうくらい
ホントに好きなんですね。
あ~…。
あっ いや 違います。 あの…。
あっ いや 違うっていうか…。
普通に 声で話せるんですけどね。
湊斗とは。
伝わらないもんですね。
話って?
プレゼンしに来た。
(湊斗)何それ?
第三者から見た
恋愛中のカワイイ紬についてのプレゼン。
相手別のね。
まずね 佐倉君と
付き合ってたときの紬。
そのときの紬って まあ
若かったとかもあるんだけど
何か こう キャッキャしてて
キラキラしてて。
うん。 それは見てたし。
(真子)うん。 だよね。
なんだけどね
戸川君といた この3年の紬は
穏やかだったの。
う~ん キラキラっていうよりは
ぽわぽわしてて
落ち着いてて 幸せそうだった。
私と話しててもさ
佐倉君のときは
「ねえ 聞いて! 佐倉君がね!」
って感じだったんだけど
戸川君のときは
そういうのないの。
湊斗の話 聞いてとかは
全然なかった。
えっ ないんだ。
ただね 独り言みたいに
ぽろって言うの。
紬とご飯食べに行ってさ
それが おいしかったとき
「ああ これ
湊斗に食べさせたいな」とか。
紬と服買いに行って 適当に私が
こっちがいいんじゃない
とか言うと
「湊斗は こういうのが
好きなんだよな」とか。
そういう感じ。
紬が戸川君のこと好きなの
そういう感じだった。
うれしいこと教えたくなる感じ。
無意識に 戸川君が
自分の基準になってる感じ。
女の子をキラキラさせる男って
すげえなって思ってたんだけど…。
うん。
でも ぽわぽわさせるのもね。
なかなかの才能だと思うけどね。
だから 私は…。
他人の私からしたら
この3年の紬
幸せそうで
うれしかったけどね。
戸川君 やればできるじゃんって。
フフッ…。
♬~
(華)想 最近 何かあった?
萌が気にしてたけど。
あ~ 萌ね。
想の高校のときの友達に
言っちゃったの 耳のこと。
へえ。
(律子)あの子は ホンットに
口が軽いっていうか
注意力がないっていうか。
想にも余計なこと言うし。
想の人間関係が
うまくいかないのって
萌のせいなの?
(律子)何 どうしたの。
ごめんね。
お母さんは
想の本音が聞きたいのにね。
ごめんね。
私たちばっかしゃべって。
あっ。
どうしたの?
ああ… ごめん。 忘れてた。
うん? 湊斗が何?
ごめんって言おうとしたでしょ。
ケンカしたとかじゃないし
何か 平和に 円満に別れたから。
全然 大丈夫だから。
これから仕事だから
何かあるなら LINEしといて。
ハァ… だから
LINEしてくれればいいから。
休憩のとき 返すから。
今 佐倉君の顔 見て
話すの つらい。
♬~
♬~
♬~
(光)何 作ってんの?
ハンバーグ。
何人分あんの?
2人で食べて 残りはあした。
湊斗君 呼ぼっか。
2人で食べて 残りはあした。
よし。 何か 形 作っていいよ。
猫さんとか。
いい。
姉ちゃんのセンスに任せる。
え~ 文句言うじゃん。
うん? 私の? 誰から?
湊斗君。
ああ 出ていいよ。
姉ちゃん 手 離せないから
かけ直すって言っといて。
えっ? ちょっ…。
(湊斗)もしもし?
あっ… やっほー。
フフッ… 何それ。
今 電話大丈夫?
あ~ 駄目だね。
あっ 駄目なの?
今 こねたとこだから。
んっ? 何を?
ひき肉なんかを あの
ぐちゃぐちゃにしたとこで
これから 猫さんの形に。
ああ ハンバーグ? 作ってんの?
作ってんの 作ってんの。
ああ…。
じゃあ 作りながら聞いて。
えっ? あっ うん。
(湊斗)忘れ物あって うちに。
髪 とめるやつ。
あっ 黒いでかいやつ?
ううん。
あの ふわふわついた小さいやつ。
よく前髪とめてたやつ。
ああ あれか。
大丈夫 大丈夫 捨てちゃって。
(湊斗)そっか。 分かった。
ごめん わざわざ。
いいよ また 何か
私の物 出てきたら 捨てちゃって。
う~ん でも
大事な物 もらい物とかだと
悪いなって。
フッ…。
そのヘアピン 100均だから。
そっか。 捨てるね。
じゃあ それだけだから。
切るね。
あっ。
うん?
あ~…。
よく寝て よく食べてる。
うん。
不本意に二度寝してるし
夜食も食べてる。
余裕で元気。
うん。 で 今
ハンバーグ作ってんだもんね。
そう。 元気過ぎる。
うん。 よかった。
そちらは?
こちらも元気だよ。
うん。 よかった。
(足音)
(椅子を置く音)
あっ じゃあ 切るね。
湊斗さあ。
うん?
自分のこと
つまんないやつって思ってるじゃん。
うん。
確かに 面白くはなくてね。
うん。
私の好きな音楽とか映画とか
全部
いいねとしか言ってくれなくて。
何か 教えがいないし。
湊斗の好きなもの ぱっとしなくて
よく分かんないし
どこ行く? 何食べる?
って聞いても
全部 「何でもいい
紬の好きでいいよ」だし。
サプライズとかも
してくれたことないし。
うん。
この人といるの面白い。
刺激的で楽しいみたいなの
全然なかった。
うん。
彼氏っていうか 弟みたいな。
弟2人目みたいな感じ
ちょっとあって。
うん。
湊斗といるとさ
弟っていうか 弟じゃなくて
そうじゃなくて。
家族みたいな。
家族みたいで
一緒にいて 緊張感ないっていうか。
安心しきっちゃって。
うん。
一生懸命 女の子っぽくしよう
みたいな
釣り合うように頑張ろうみたいな
そういうのなくて。
うん。
それがね 居心地良かった。
うん。
居心地良かった。
ぼけーっとしてたもん。
湊斗の横にいるとき ずっと。
私 何か ぽわぽわしてたと思う。
分かる? ぽわぽわ。
好きだったよ。
戸川君のこと 好きだったよ。
この3年間 ずっと
一番 好きだった人だよ。
そっか。 そうなんだ。
知らなかったでしょ。
うん 知らなかった。
まあ 過去形だけどね。
もう 片思いでも
両思いでもないけどね。
ホントは このふわふわ
100均のって知ってて。
どうせ捨てていいよって言うの
分かってて。
うん。
分かってんだろうなって
分かってたよ。
ちょっと話したかっただけ。
ごめん。
うん いいよ。 許す。
家 届けようかなって
ちょっと思ったんだけど
電話にしてよかった。
顔見たら 泣いてた。
えっ? 何で泣くの?
意味分かんない。
(はなをすする音)
焼かなくて大丈夫?
あっ…。
ねっ 焼かなきゃ。
ヤバい カピカピになってきた。
(湊斗)フッ…。
ああ じゃあ 最後に いい情報。
んっ 何 何?
想ね 実はね…。
うん。
何と…。
うん。
ポニーテールが好きです。
ハハッ しょうもな!
フフッ… 男友達はね
こういう情報 持ってるから。
しょうもない情報ね。
フフフ… 頑張って。
何を?
(はなをすする音)
じゃあね。
うん。 またね。
切るね。
うん。 切るね。
光 電話切って。
姉ちゃん まだ 手が。
(光)えっ…
湊斗君が切ったんじゃないの?
湊斗 自分から切らないから。
相手が切るの待ってんの いつも。
(光)湊斗君らしいな。
とことん優しい。
聞こえるから 早く切って。
(光)はいはい。
(通話の切れる音)
寝起きで いきなり目合った。
びっくり。
俺も 起きて びっくりした。
何に?
青羽 横で寝てたから
びっくりした。
青羽?
あっ 紬。
えっ… 昨日の記憶ないの?
ある。
あるのに?
俺じゃないと思ってたから ずっと。
ここにいるの。
戸川君
いつから私のこと好きなの?
戸川君はね…。
ねえ 待って 違う。 嘘。
嘘じゃん 嘘。
嘘って何?
湊斗。 はい 湊斗。
別に何でもいいよ 俺は
呼ばれ方。
ううん 大丈夫。
頑張る。 湊斗で頑張る。
頑張んなくても。
紬って呼ばれたいから 頑張る。
じゃあ 紬で頑張る。
うん 頑張ろう。
前髪 こんなんなってる。
えっ…。
んっ。
カワイイね それ。
100均。
(光)おっ 熊?
パンダ。
シルエットおんなじじゃん。
お父さんが
昔 褒めたからなんだよ。
お母さんのハンバーグ 毎回 動物なの。
何それ。
今日のハンバーグ
カワイイねって。
お父さんが言って? それで?
うん。 すっごい覚えてる。
私 幼稚園だったけど。
へえ~ 単純。
好きな人が言うカワイイはね
強いから 威力が。
中学生のときに買ったヘアピンも
捨てらんなくなる。
ふ~ん。
姉ちゃんも
ちょこちょこ帰ってよね。
お母さんの話し相手してよね。
はいはい。
お父さんに報告しなよ
婚期が遠のきましたって。
はいはい。
2人で全部食べきれそうだね。
ねっ。
食べちゃおう。 おなか減った。
うん。
♬~
おなか減った。
♬~
♬~
フッ… いやいや。
♬~
♬~
来てって言ったじゃん。
大丈夫。 見れるようになった。
♬~
♬~
うん?
私たち 別に…。
うん。
♬~
♬~
♬~
うん 分かった。
私もそうする。
とりあえず
今 思ってること言っていい?
すっごい おなか減ってる。
がっつり食べたい。
どっか 食べ行こ。
う~ん… 何でもいい。
やっぱり 何でもよくない。
ハンバーグ以外にして。
♬~
電話きた人いるでしょ?
どんな人?
ホントに友達?
(想)言葉にできないのが
苦しかっただけで。
(春尾)どんな人ですか?
好きな言葉をくれますね。
[そして 過去の放送回は…]